JP2006290160A - 自動車用収納ボックス - Google Patents

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弘 山下
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康夫 近藤
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Abstract

【課題】 同様の特性を有する収納物ごとの分類配置が可能で、各収納空間からの収納物の容易な出し入れが可能な自動車用収納ボックスの提供。
【解決手段】 第一開口部を有する第一収納ボックス本体と、第二開口部を有する第二収納ボックス本体と、第三開口部を有し且つ第一収納空間を備える第三収納ボックス本体とを有し、第二収納ボックス本体は、第一収納ボックス本体内に取外し可能に載置され、第一収納ボックス本体内に載置された状態において、第一収納ボックス本体の第一開口部を閉じるとともに、第一収納ボックス本体内に第三収納空間を形成し、第三収納ボックス本体は、第二収納ボックス本体内でスライド移動可能に且つ着脱可能に配置され、第二収納ボックス本体内に装着された状態において、第二収納ボックス本体の第二開口部の一部を閉じるとともに、第二収納ボックス本体内に第二収納空間を形成する自動車用収納ボックスを提供する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、収納ボックス、特に、自動車のセンターコンソールに備え付けられ、ティッシュケース、CDや掃除道具等の収納物に対する収納空間を提供する収納ボックスに関する。
自動車のセンターコンソール、特に大型のセダン車やミニバン車等のセンターコンソールに備え付けられる収納ボックスは、一般的に、多様な収納物を収納するのに十分な容積を有して形成されている。
しかしながら、収納ボックスが大きな収納容積を有するが故に、収納ボックス内に無造作に収納物が収納された場合、走行中の車体の振動等により収納物が散乱してしまうことがよくある。そして、収納物の散乱は、収納ボックス内から所望の収納品を取り出すための時間の浪費をもたらしたり、収納物の破損をもたらしたりもする。また、大きな収納容積を有する収納ボックスは一般的に底が深く、このような底が深い収納ボックスからの運転手による走行中の収納物の出し入れは、不慮の事故を引き起こす原因ともなりうる。
このような問題を解決すべく、従来技術においては、収納ボックス内に、仕切り部材、あるいは、底の浅い別の収納ボックスを上部に配置させることで、収納空間を2分割することが提案されている。
特開平5−131876号明細書
自動車内において必要となるような収納物には様々なものが考えられるが、それら収納物の特性に基づき、概して3つの製品群に収納物を分類分けすることができると考える。まず、第一の製品群としては、例えばティッシュ等のような、使用頻度は低いが、使用が必要となった場合にはすぐさま取り出すことが必要となる収納物が考えられる。また、第二の製品群としては、例えばCD等のような、運転中における収納ボックスからの出し入れの頻度が高い収納物が考えられる。そして、第三の製品群としては、掃除道具等のように主として停車時に使用される収納物が考えられる。
このように自動車内において必要となるような収納物は、その特性に基づいて、大きく3つの製品群に分類分けされることが想定され、その特性ごとに収納物を収納ボックス内で整理して配置するためには、少なくとも3つの収納空間に収納ボックスを分割することが必要となる。
しかしながら、従来技術においては、その多くが、収納ボックスを2つの収納空間に分割するものであり、また、収納物の特性ごとに分類配置するような収納ボックス構造の提案は十分になされておらず、収納ボックスの使用性あるいは作業性の向上という点で改良の余地があると考える。
本発明は、上記課題に鑑み、3つの収納空間を有し、同様の特性を有する収納物ごとの分類配置を可能にし、且つ、どの収納空間からも収納物を容易に出し入れすることが可能な自動車用収納ボックスを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明によれば、第一開口部を有する第一収納ボックス本体と、第二開口部を有する第二収納ボックス本体と、第三開口部を有し且つ第一収納空間を備える第三収納ボックス本体と、を有し、前記第二収納ボックス本体は、前記第一収納ボックス本体内に取外し可能に載置され、前記第一収納ボックス本体内に載置された状態において、前記第一収納ボックス本体の前記第一開口部を閉じるとともに、前記第一収納ボックス本体内に第三収納空間を形成し、前記第三収納ボックス本体は、前記第二収納ボックス本体内でスライド移動可能に且つ着脱可能に配置され、前記第二収納ボックス本体内に装着された状態において、前記第二収納ボックス本体の前記第二開口部の一部を閉じるとともに、前記第二収納ボックス本体内に第二収納空間を形成する、ことを特徴とする自動車用収納ボックス、が提供される。
すなわち、請求項1の発明では、第一、第二および第三収納ボックス本体のそれぞれを所定の様式で配置することで、収納ボックス内に、第一、第二および第三収納空間が形成することができる。これにより、三つのカテゴリーで分類される同様の特性を有する収納物ごとの分類配置が可能となる。
また、第三収納ボックス本体が、第二収納ボックス本体にスライド移動可能に配置されることで、第二収納ボックス本体から第三収納ボックス本体を分離することなく、第二収納空間内の収納物の出し入れが可能となる。
さらに、第三収納ボックス本体が第二収納ボックス本体内に着脱可能に配置されることで、第三収納ボックス本体が第二収納ボックス本体に装着された状態で、第二収納ボックス本体および第三収納ボックス本体を第一収納ボックス本体から分離することができ、第三収容空間内の収納物を効率良く出し入れすることが可能となる。
請求項2に記載の発明によれば、前記第二収納ボックス本体に対する前記第三収納ボックス本体の前記スライド移動を阻止し、前記第三収納ボックス本体を前記第二収容ボックス本体に対して不動に保持する係止手段を有する、ことを特徴とする請求項1に記載の自動車用収納ボックス、が提供される。
すなわち、請求項2の発明では、当該係止手段を用いることで、第二収納ボックス本体に対して第三収納ボックス本体を不動に保持することができる。
これにより、第三収納ボックス本体が第二収納ボックス本体に装着された状態で、第二収納ボックス本体および第三収納ボックス本体を第一収納ボックス本体からの分離する際の作業性の改善を図ることが可能となる。
請求項3の発明によれば、前記第三収納ボックス本体は、該第三収納ボックス本体の引き上げ及び前記第二収納ボックス本体に対する前記第三収納ボックス本体のスライド移動を容易にする取っ手部を有する、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の自動車用収納ボックス、が提供される。
すなわち、請求項3の発明では、第三収納ボックス本体が取っ手部を有することで、第三収納ボックス本体を容易に操作することができる。
これにより、第二収納ボックス本体から第三収納ボックス本体を分離する際の、または、第二収納ボックス本体に第三収納ボックス本体が装着された状態で第二収納ボックス本体および第三収納ボックス本体を第一収納ボックス本体から分離する際の、作業性の改善を図ることが可能となる。
また、第三収納ボックス本体の第二収納ボックス本体に対するスライド移動の際の作業性の改善を図ることが可能となる。
各請求項に記載の発明によれば、3つの収納空間を有し、同様の特性を有する収納物ごとの分類配置を可能にし、且つ、どの収納空間からも収納物を容易に出し入れすることが可能な、自動車用収納ボックスを提供することが可能となる、共通の効果を奏する。
以下、添付図面を用いて本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本発明の自動車用収納ボックスを、特に自動車内に装備されたセンターコンソールへ適用した場合の一実施形態の基本構成を示す模式図である。尚、本発明の自動車収納ボックスは、例えばグラブボックスなどの他の場所にも適用されてもよい。
図1において、1は車両の床に配設されたコンソールボックス、2は第一収納ボックス本体、3は第二収納ボックス本体、4は第三収納ボックス本体、5は第一収納空間、6は第二収納空間、7は第三収納空間、のそれぞれを示している。
本発明の自動車用収納ボックスは、概して、第一収納ボックス本体2、第二収納ボックス本体3および第三収納ボックス本体4の、3つの主要部品から構成される。そして、第一収納ボックス本体2をコンソールボックス1内に、第二収納ボックス本体3を第一収納ボックス本体2内に、第三収納ボックス本体4を第二収納ボックス本体3内に、それぞれ所定の様式にて配置することで、収納ボックス内に第一収納空間5、第二収納空間6および第三収納空間7の3つの収納空間を形成することができ、三つのカテゴリーで分類される同様の特性を有する収納物ごとの分類配置が可能となる。
最上部に配置される第一収納空間5、すなわち運転手が最もアクセスしやすい位置に配置される第一収納空間5は、第三収納ボックス本体4により形成される。該第一収納空間5には、いつでもすぐに取り出したい収納物、例えばティッシュ等が収納されることが想定される。
また、中間部に配置される第二収納空間6、すなわち第一収納空間5の次に運転手がアクセスしやすい位置に配置される第二収納空間6は、第二収納ボックス本体3と第三収納ボックス本体4とが協働することで形成される。該第二収納空間6には、運転中の出し入れの頻度が高い収納物、例えばCD等が収納されることが想定される。
さらに、最下部に配置される第三収納空間7、すなわち運転手が最もアクセスしにくい位置に配置される第三収納空間7は、第一収納ボックス本体2と第二収納ボックス本体3とが協働することで形成される。該第三収納空間7には、運転中には通常出し入れされない収納物、例えば掃除道具・工具等が収納されることが想定される。
図2は、本発明の収納ボックスの一実施形態の分解斜視図である。以下に、図1および図2を参照して、本収納ボックスが有する各構成品の詳細について説明する。
第一収納ボックス本体2は、車両の床上に配設されたコンソールボックス1の開口部にネジあるいは接着剤などを用いて取り付けられることで、収納物を収納する役割とともに本収納ボックスの外形輪郭を形成する役割を果たすものである。
第一収納ボックス本体2は、略直方体形状で形成され、段差部11と、この第一収納ボックス本体2内からの収納物の出し入れを可能すべく上面に形成された第一開口部12とを有する。
段差部11は、第一収納ボックス本体2内での第二収納ボックス本体3の載置を可能にすべく、第一収納ボックス本体2の内壁部13から内方へ所定の距離だけ突出して形成され、且つ、当該段差部11上に第二収納ボックス本体3が載置された状態において所望の容積を有する第三収納空間7の形成を可能にすべく、第一収納ボックス本体2の底部から所定の距離を有して形成される。
第二収納ボックス本体3は、第一収納ボックス本体2内に取り付けられることで、収納物を収納する役割を果たすとともに第一収納ボックス本体2内に第三収納空間7を形成する役割を果たすものである。
第二収納ボックス本体3は、該第二収納ボックス本体3が第一収納ボックス本体2の段差部11上に載置された際に、第一収納ボックス本体2の第一開口部12を閉じることを可能とする底部すなわち第一開口部12の開口面積と略同じ面積で形成される底部を有する略直方体形状で形成され、該第二収納ボックス本体3からの収納物の出し入れを可能にすべく上面に形成された第二開口部23を有する。また、第二収納ボックス本体3は、第二開口部23に平行に配置され且つ複数の耳部21を有する一対のレール取り付け部22と、該レール取り付け部22上に取り付けられる第一レール部材31および第二レール部材32とを有する。
第一レール部材31および第二レール部材32は、第二開口部23上での第三収納ボックス本体4のスライド移動を可能にする役割を果たすものである。
第一レール部材31および第二レール部材32の各々は、溝部37を形成すべく断面がC字形状とされたレール本体33であって上面に複数の切り欠き部34を有するレール本体33と、該レール本体33の下面から外側に突出する複数のボス部35とを有する。また、第一レール部材31および第二レール部材32の各々は、後述する第三収納ボックス本体4のツメ部41と係合しうる複数のリブ部36(図7参照)を有する。切り欠き部34の数量は、本実施形態においては4つとしているが、設計仕様に応じて適当に決定されてよい。
リブ部材36は、第二開口部23上での第三収納ボックス本体4の不動な保持すなわち静止保持を可能にする役割を果たすものである。
各リブ部材36は、溝部37の高さから後述するツメ部41の高さを差し引いた距離より短い距離を有して溝部37の上面から突出して形成され、且つ、ツメ部41の幅と対応する間隔で溝部37の上面に配置される。
本実施形態においては、第一レール部材31および第二レール部材32は、ネジ51を用いて、レール取り付け部22に設けられた耳部21と、第一レール部材31および第二レール部材32に設けられたボス部35とが係合されることにより、第二収納ボックス本体3に取り付けられる。しかしながら、第一レール部材31および第二レール部材32の第二収納ボックス本体3への取り付けは、例えば、接着や溶接などの他の方法でなされてもよい。
第三収納ボックス本体4は、第一収納空間5を提供し収納物を収納する役割を果たす一方で、第二収納ボックス本体3内に取り付けられることで、第二収納ボックス本体3内に第二収納空間6を形成する役割を果たすものである。
第三収納ボックス本体4は、該第三収納ボックス本体4が第二収納ボックス本体3に装着された際に、第二収納ボックス本体3の第二開口部23の一部を閉じることを可能とする底部すなわち第二開口部23の開口面積よりも小さな面積で形成される底部を有し且つ第二収納ボックス本体3が有する深さよりも浅く形成されている略直方体形状で形成され、該第三収納ボックス本体4からの収納物の出し入れを可能にすべく上面に形成された第三開口部43を有する。また、第三収納ボックス本体4は、レール本体33に設けられた切り欠き部34と相補的な形状で形成され且つ各切り欠き部34と一致するように配置されたツメ部41と、第三開口部43上で外側に突出して配置された取っ手部42とを有する。
ツメ部41は、レール本体33に設けられた切り欠き部34と協働して第二収納ボックス本体3に対する第三収納ボックス本体4の着脱を可能する役割を果すものである。
また、取っ手部42は、第三収納ボックス本体4の操作あるいは取り扱いを容易にする役割を果すものである。取っ手部42を使用することで、第二収納ボックス本体3から第三収納ボックス本体4を分離する際の、または、第二収納ボックス本体3に第三収納ボックス本体4が装着された状態で第二収納ボックス本体3および第三収納ボックス本体4を第一収納ボックス本体2から分離する際の、作業性の改善がもたらされ、また、第三収納ボックス本体4の第二収納ボックス本体3に対するスライド移動の際の作業性の改善がもたらされる。尚、取っ手部42の形態は、設計仕様に応じて適当に決定されてよい。本実施形態においては、一つの取っ手部が第三開口部43の外側に突出して配置され形成されているが、例えば、第三開口部43と面一に、あるいは、第三開口部43の内側に形成されてもよく、また、収納式や折り畳み式の取っ手部として形成されてもよい。
次に、このように構成された本収納ボックスの各構成品の組み立ておよび作用効果について以下に説明する。
本収納ボックスの組み立てにおいては、まず、コンソールボックス1の開口部に取り付けられた第一収納ボックス本体2内に第一開口部12を通して第二収納ボックス本体3が挿入され、該第二収納ボックス本体3が、第一収納ボックス本体2に設けられた段差部11上に載置されることで、第一収納ボックス本体2内に取り外し可能に取り付けられる。
段差部11が、第一収納ボックス本体2の底部から所定の距離を有して配置されていること、且つ、第二収納ボックス本体3の底部が、該第二収納ボックス本体3が第一収納ボックス本体2の段差部11に載置された際に第一開口部12を閉じるように形成されていることにより、第一収納ボックス本体2の底部と第二収納ボックス本体3の底部との間には、全体がほぼ閉じられた第三収納空間7が形成されうる。
次に、第三収納ボックス本体4が、第二収納ボックス本体3内に挿入され、スライド移動可能に且つ着脱可能に第二収納ボックス本体3に取り付けられ、本収納ボックスの組み立ては完了する。
図3は、第三収納ボックス本体4を第二収納ボックス本体3内に挿入する際の、第二収納ボックス本体3に対する第三収納ボックス本体4の配置状態を示した、分解斜視図である。
図3に示されるごとく、第三収納ボックス本体4の第二収納ボックス本体3内への挿入および取り付けは、第三収納ボックス本体4に設けられた各ツメ部41と第二収納ボックス本体3に設けられた各切り欠き部34との位置が一致するように、第二収納ボックス本体3に対して第三収納ボックス本体4が配置され、その後、各ツメ部41が、各切り欠き部34を通して、第一レール部材31および第二レール部材32のレール本体33の溝部37内に挿入且つ載置されることでなされる。
このように、ツメ部41が溝部37内で載置されることで、第三収納ボックス本体4を、第二収納ボックス本体3に対してスライド可能に且つ着脱可能に配置することが可能となる。また、第三収納ボックス本体4の深さは、第二収納ボックス本体3の深さよりも浅く形成されているため、第三収納ボックス本体4の底部と第二収納ボックス本体3の底部との間には、第二収納空間6が形成されうる。
次に、以上のように組み立てられることにより形成された本収納ボックスの使用方法、特に、本収納ボックス内に形成された3つ収納空間から収納物の取り出し方法について以下に説明する。
まず、第一収納空間5からの収納物の取り出し方法について説明する。
第一収納空間5からの収納物の取り出しは、第三収納ボックス本体4内には他の収納ボックス本体が取り付けられることはなく、第三開口部43は、取っ手部42の部分を除いて、閉じられることはないため、いつでも容易に行うことが可能である。
次に、第二収納空間6からの収納物の取り出し方法について説明する。
図4は、第三収納ボックス本体4が第二収納ボックス本体3内に挿入された一状態を示す斜視図である。
第三収納ボックス本体4の底部が、第二収納ボックス3の第二開口部23の開口面積よりも小さな面積を有して形成されているため、図4に示されるごとく、第三収納ボックス本体4が第二収納ボックス本体3内に取り付けられた状態においても、第二収納ボックス本体3の第二開口部23の一部を開放した状態に維持することができる。
これにより、第三収納ボックス本体4を取り外すことなく、第二収納ボックス3内に形成された第二収納空間6からの収納物の出し入れを容易に行うことができる。
また、第三収納ボックス本体4を第二収納ボックス本体3に対して取っ手部42を使用してスライド移動させることで、第二開口部23の開放されている領域を容易に変えることができ、このことは、第二収納空間からの収納物の取り出しを更に容易にすることを可能にする。
さらに、第二開口部23の開放されている領域よりも大きな収納物を第二収納空間6から取り出す場合には、ツメ部41と切り欠き部34と位置が一致するように第二収納ボックス2に対して第三収納ボックス本体4を配置し、第三収納ボックス本体4を第二収納ボックス本体3から分離することにより、第二収納空間6から収納物を容易に取り出すことが可能となる。
次に第三収納空間7からの収納物の出し入れ方法について説明する。
本収納ボックスにおいては、第三収納ボックス本体4を第二収納ボックス本体3に装着した状態で、第一収納ボックス本体2から第二収納ボックス本体3および第三収納ボックス本体4を分離することを可能にすることで、第三収納空間7からの収納物の出し入れの作業性あるは作業性の向上を図ることができる。
図5は、第一収納ボックス本体2内に形成された第三収納空間7から収納物を出し入れする際の、第二収納ボックス本体3に対する第三収納ボックス本体4の配置位置の一状態を示す斜視図である。
図5に示されるごとく、第三収納空間7から収納物を取り出す際においては、まず、第三収納ボックス本体4のツメ部41と第二収納ボックス本体3の切り欠き部41とが一致しない位置に、取っ手42を使用して第三収納ボックス本体4を第二収納ボックス本体3に対してスライド移動する。
これにより、取っ手部42を使用して第三収納ボックス本体4を上方に引き上げることで、第二収納ボックス本体3を同時に引き上げることが可能となる。このことは、第二収納ボックス本体3および第三収納ボックス本体4を同時に、第一収納ボックス本体2から分離することを可能とする。
図6は、第三収納ボックス本体4が第二収納ボックス本体3に装着された状態で、第一収納ボックス本体2から分離された状態を示す斜視図である。
また図7は、図6に示される第三収納ボックス本体4が第二収納ボックス本体3に装着された状態で引き上げられている状態において、ツメ部41と、(図7には示されていない)第一レール部材31および第二レール部材32の溝部37の上面に設けられたリブ材36とが係合している状態を示す部分斜視図である。
各リブ部材36が、溝部37の高さからツメ部41の高さを差し引いた距離より短い距離を有して溝部37の上面から突出して形成され、且つ、ツメ部41の幅に対応する間隔で溝部37の上面に配置されていることで、第二収納ボックス本体3の溝部37の下面に第三収納ボックス本体4のツメ部41が載置されている状態においては、第二収納ボックス本体3に対する第三収納ボックス本体4のスライド移動を可能とする一方で、第三収納ボックス本体4が第二収納ボックス本体3に対して引き上げられた状態、すなわち、第二収納ボックス本体3の溝部37の上面に第三収納ボックス本体4のツメ部41が当接して状態においては、ツメ部34とリブ材36とが係合され、第二収納ボックス本体3に対する第三収納ボックス本体4のスライド移動を阻止し、第三収納ボックス本体4を第二収納ボックス本体3に対して不動に保持することを可能とする。
これにより、第三収納ボックス本体4が第二収納ボックス本体3に装着され且つ第一収納ボックス本体2から分離された状態において、第二収納ボックス本体3に対する第三収納ボックス本体4の不測のスライド移動を阻止し、よって、第三収納ボックス本体4からの第二収納ボックス本体2の不測の脱落あるいは分離を防止することが可能となる。
第二収納ボックス本体3および第三収納ボックス本体4が第一収納ボックス本体2から分離されると、第一収納ボックス本体2の第一開口部12が開放され、第三収納空間7からの収納物の取り出しが可能となる。
尚、本実施形態においては、第二収納ボックス本体3に対する第三収納ボックス本体4の不測のスライド移動を阻止し、よって、第三収納ボックス本体4からの第二収納ボックス本体2の不測の分離を防止する手段は、ツメ部41とリブ部36とで構成されているが、例えば、ツメ部の上面に摩擦パッドを取り付けることで、溝部37の上面とツメ部とを摩擦接合することにより第二収納ボックス本体3に対する第三収納ボックス本体4の不測のスライド移動を阻止など、他の方法で構成されてもよい。
本発明の自動車用収納ボックスを、特に自動車内に装備されたセンターコンソールに適用した場合の一実施形態の基本構成を示す模式図である。 本発明の収納ボックスの一実施形態の分解斜視図である。 第三収納ボックス本体4を第二収納ボックス本体3内に挿入する際の、第二収納ボックス本体3に対する第三収納ボックス本体4の配置状態を示した分解斜視図である。 第三収納ボックス本体4が第二収納ボックス本体3内に挿入された一状態を示す斜視図である。 第一収納ボックス本体2内に形成された第三収納空間7から収納物を出し入れする際の、第二収納ボックス本体3に対する第三収納ボックス本体4の配置位置の一状態を示す斜視図である。 第三収納ボックス本体4が第二収納ボックス本体3に装着された状態で、第一収納ボックス本体2から分離された状態を示す斜視図である。 図6に示される第三収納ボックス本体4が第二収納ボックス本体3に装着された状態で引き上げられている状態において、ツメ部41と、第一レール部材31および第二レール部材32の溝部37の上面に設けられたリブ材36とが係合している状態を示す部分斜視図である。
符号の説明
1 コンソールボックス
2 第一収納ボックス本体
3 第二収納ボックス本体
4 第三収納ボックス本体
5 第一収納空間
6 第二収納空間
7 第三収納空間
11 段差部
12 第一開口部
23 第二開口部
31 第一レール部材
32 第二レール部材
34 切り欠き部
36 リブ部
37 溝部
41 ツメ部
42 取っ手部
43 第三開口部

Claims (3)

  1. 第一開口部を有する第一収納ボックス本体と、
    第二開口部を有する第二収納ボックス本体と、
    第三開口部を有し且つ第一収納空間を備える第三収納ボックス本体と、
    を有し、
    前記第二収納ボックス本体は、前記第一収納ボックス本体内に取外し可能に載置され、前記第一収納ボックス本体内に載置された状態において、前記第一収納ボックス本体の前記第一開口部を閉じるとともに、前記第一収納ボックス本体内に第三収納空間を形成し、
    前記第三収納ボックス本体は、前記第二収納ボックス本体内でスライド移動可能に且つ着脱可能に配置され、前記第二収納ボックス本体内に装着された状態において、前記第二収納ボックス本体の前記第二開口部の一部を閉じるとともに、前記第二収納ボックス本体内に第二収納空間を形成する、
    ことを特徴とする自動車用収納ボックス。
  2. 前記第二収納ボックス本体に対する前記第三収納ボックス本体の前記スライド移動を阻止し、前記第三収納ボックス本体を前記第二収容ボックス本体に対して不動に保持する係止手段を有する、ことを特徴とする請求項1に記載の自動車用収納ボックス。
  3. 前記第三収納ボックス本体は、該第三収納ボックス本体の引き上げ及び前記第二収納ボックス本体に対する前記第三収納ボックス本体のスライド移動を容易にする取っ手部を有する、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の自動車用収納ボックス。
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