JP2006289379A - 欠歯付き内スプライン用リードパンチャー - Google Patents

欠歯付き内スプライン用リードパンチャー Download PDF

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勉 村上
Osamu Toyomoto
修 豊本
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Abstract

【課題】被加工物内歯歯車は欠歯部分を有するスプライン面を十分に塑性加工できる欠歯付き内スプライン用リードパンチャーを提供。
【解決手段】各歯片ツールの欠歯部分1bのスプライン面 12、13に対応してテーパ部 25、25を形成する1対の片歯片ツール 14、15を設け、1対の片歯片ツール 14、15の反テーパ加工部面16は平面16とし、かつ各平面 16、16に本体 6に固定した扇形ガイド27のガイド面 17、17を接触させて配置し、反テーパ加工部平面 16、16に本体 6に固定した扇形ガイド27のガイド面17に接触させて配置し、パンチ 3により各歯片ツール2 及び片歯片ツール 14、15を放射方向に移動させるとき、本体 6に固定した扇形ガイド27のガイド面 17、17により各反テーパ加工部平面 16、16を周方向に拡大移動させ各片歯片ツール 14、15のテーパ加工部 26、26を欠歯部分1bのスプライン面 12、13に押し当ててテーパ部 25、25を成形加工する。
【選択図】図2

Description

本発明は、被加工物内歯歯車のスプライン面の一部にテーパ部を成形加工する内スプライン用リードパンチャーにおいて、被加工物内歯歯車は欠歯部分を有するスプライン面を加工する、欠歯付き内スプライン用リードパンチャーに関する。
従来、自動車用動力伝達変速歯車装置の走行中のギヤ抜け防止のため、変速歯車装置の外歯歯車と内歯歯車とは、テーパ歯筋嵌合となっている。かかる変速歯車装置の走行中のギヤ抜け防止のため動力伝達用内歯歯車のスプライン面の一部にテーパ部を成形加工するため、例えば特許文献1に示すような、外方にテーパ加工部を、内方に内方テーパ面を設けた歯片が多数個円筒状に配置され、各歯片の内方テーパ面によって形成される内方テーパ穴に、パンチを挿入し、パンチにより、各歯片ツールを放射方向に移動させて各歯片ツールのテーパ加工部を、取り囲み配置された被加工物内歯歯車のスプライン面に押し当ててテーパ部を成形加工する成形加工する内スプライン用リードパンチャーが使用されていた。
特公平3−55215号公報
かかる従来の内スプライン用リードパンチャーを使用して、被加工物内歯歯車が欠歯部分を有するスプライン面を加工する場合、図1(a)に示すように、内歯歯車の歯がある被加工物部分1aでは、各歯片ツール 2は内歯歯車のスプライン面の両面 10、11に各歯片ツールのテーパ加工部 26、26を押し当ててテーパ部を成形加工できるが、図1(b)に示すように、欠歯部分1bを有する被加工物では、スプライン面 12、13を加工する2個の歯片ツール 2、2がテーパ加工部 26、26に押され塑性加工ができないので、従来点線に示すように、3歯片ツール2、2、2 を一体ものと3歯結合歯片ツール30としていた。しかしながら、かかる従来の3歯結合歯片ツール30を使用して、欠歯スプライン面 12、13を塑性加工すると、放射方向に各歯片ツールを拡大移動させる際、テーパ加工部 26、26の圧力角αが小さく、十分な塑性加工ができなかった。
本発明の課題は、被加工物内歯歯車のスプライン面の一部にテーパ部を成形加工する内スプライン用リードパンチャーにおいて、被加工物内歯歯車が欠歯部分を有するスプライン面を十分に塑性加工できる、従来の一体ものと3歯結合歯片ツールの課題を解決した、欠歯付き内スプライン用リードパンチャーを提供することにある。
このため本発明は、外方にテーパ加工部を、内方に内方テーパ面を設けた歯片ツールが多数個円筒状に配置され、前記各歯片ツールの内方テーパ面によって形成される内方テーパ穴に、パンチを挿入し、前記パンチにより、前記各歯片ツールを放射方向に移動させて前記各歯片ツールのテーパ加工部を、取り囲み配置された被加工物内歯歯車のスプライン面に押し当ててテーパ部を成形加工する内スプライン用リードパンチャーにおいて、前記被加工物内歯歯車が欠歯部分を有し、前記各歯片ツールの前記欠歯部分のスプライン面に対応してテーパ部を形成する1対の片歯片ツールを設け、前記1対の片歯片ツールの反テーパ加工部面は平面とし、かつ各前記平面に本体に固定した扇形ガイドのガイド面を接触させて配置し、前記パンチにより各前記各歯片ツール及び片歯片ツールを放射方向に移動させるとき、前記本体に固定した扇形ガイドのガイド面により各反テーパ加工部平面を周方向に拡大移動させ各前記片歯片ツールテーパ加工部を前記欠歯スプライン面に押し当ててテーパ部を成形加工するようにしたことを特徴とする欠歯付き内スプライン用リードパンチャーを提供することにより上記課題を解決した。
本発明では、被加工物内歯歯車が欠歯部分を有し、各歯片ツールの欠歯部分のスプライン面に対応してテーパ部を形成する1対の片歯片ツールを設け、1対の片歯片ツールの反テーパ加工部面は平面とし、かつ各前記平面に本体に固定した扇形ガイドのガイド面を接触させて配置し、パンチにより各歯片ツール及び片歯片ツールを放射方向に移動させるとき、本体に固定した扇形ガイドのガイド面により各反テーパ加工部平面を周方向に拡大移動させ各片歯片ツールテーパ加工部を欠歯スプライン面に押し当てて、片歯片ツールテーパ加工部から受ける大きな背分力を支えながら、テーパ部を成形加工するようにしたことにより、被加工物内歯歯車の欠歯部分を有するスプライン面を十分に塑性加工できる、欠歯付き内スプライン用リードパンチャーを提供するものとなった。
本発明を図2乃至図4を参照して説明する。図2は本発明の実施形態を示す欠歯付き内スプライン用リードパンチャーの図1(b)に対応する要部平面図、図3は本発明の欠歯付き内スプライン用リードパンチャーの約半部の切断斜視図、図4(a)は加工後の被加工物の一部を切り欠いた要部斜視図で、点線は加工前の内スプライン面を示し、(b)は図3のB−B断面図で加工状態を示す説明図、(c)は(b)のA−A矢視部加工状態を示す平面図、(d)は(b)の平面図である。
本発明の実施形態の欠歯付き内スプライン用リードパンチャーは、外方にテーパ加工部26を、内方に内方テーパ面23を設けた歯片ツール 2が多数個円筒状に配置され、各歯片ツール 2の内方テーパ面23によって形成される内方テーパ穴18に、パンチ 3を挿入し、パンチ 3を4で示す下方に移動することにより、各歯片ツール 2を放射方向 5に移動させて各歯片ツール 2のテーパ加工部26を、取り囲み配置された被加工物 1内歯歯車のスプライン面 10、11に押し当ててテーパ部 25、25(図4(a))を成形加工する内スプライン用リードパンチャーにおいて、被加工物 1の内歯歯車が欠歯部分1bを有し、各歯片ツールの欠歯部分1bのスプライン面 12、13に対応してテーパ部 25、25を形成する1対の片歯片ツール 14、15を設け、1対の片歯片ツール 14、15の反テーパ加工部面 16、16は平面16とし、かつ各平面 16、16に本体 6に固定した扇形ガイド27のガイド面 17、17を接触させて配置し、反テーパ加工部平面 16、16に本体 6に固定した扇形ガイド27のガイド面 17、17に接触させて配置し、パンチ 3により各歯片ツール2 及び片歯片ツール 14、15を放射方向に移動させるとき、本体 6に固定した扇形ガイド27のガイド面 17、17により各反テーパ加工部平面 16、16を周方向に拡大移動させ各片歯片ツール 14、15のテーパ加工部 26、26を欠歯部分1bのスプライン面 12、13に押し当ててテーパ部 25、25を成形加工するようにした。
かかる構成により、本発明の実施形態では、被加工物内歯歯車が欠歯部分を有し、各歯片ツールの欠歯部分のスプライン面に対応してテーパ部を形成する1対の片歯片ツールを設け、1対の片歯片ツールの反テーパ加工部面は平面とし、かつ各前記平面に本体に固定した扇形ガイドのガイド面を接触させて配置し、パンチにより各歯片ツール及び片歯片ツールを放射方向に移動させるとき、本体に固定した扇形ガイドのガイド面により各反テーパ加工部平面を周方向に拡大移動させ各片歯片ツールテーパ加工部を欠歯スプライン面に押し当てて、片歯片ツールテーパ加工部から受ける大きな背分力を支えながら、テーパ部を成形加工するようにしたことにより、被加工物内歯歯車の欠歯部分を有するスプライン面を十分に塑性加工できる、欠歯付き内スプライン用リードパンチャーを提供するものとなった。
(a)は内スプライン用リードパンチャーの加工状態を示す平面図、(b)は従来の欠歯付き内スプライン用リードパンチャーである3歯結合歯片ツールの要部平面図を点線で示す。 本発明の実施形態を示す欠歯付き内スプライン用リードパンチャーの図1(b)に対応する要部平面図。 本発明の欠歯付き内スプライン用リードパンチャーの約半部の切断斜視図。 (a)は加工後の被加工物の一部を切り欠いた要部斜視図で、点線は加工前の内スプライン面を示し、(b)は図3のB−B断面図で加工状態を示す説明図、(c)は(b)のA−A矢視部加工状態を示す平面図、(d)は(b)の平面図である。
符号の説明
1:被加工物 1b:欠歯部分 2:歯片ツール 3 :パンチ 5:放射方向 6:本体
10、11:内歯歯車のスプライン面 12、13:欠歯部分のスプライン面
14、15:片歯ツール 16:片歯片ツールの反テーパ加工部面(平面)
17:扇形ガイドのガイド面 18:内方テーパ穴 23:歯片ツールの内方テーパ面
25、25:テーパ部 26:片歯片ツールのテーパ加工部 27 :扇形ガイド

Claims (1)

  1. 外方にテーパ加工部を、内方に内方テーパ面を設けた歯片ツールが多数個円筒状に配置され、前記各歯片ツールの内方テーパ面によって形成される内方テーパ穴に、パンチを挿入し、前記パンチにより、前記各歯片ツールを放射方向に移動させて前記各歯片ツールのテーパ加工部を、取り囲み配置された被加工物内歯歯車のスプライン面に押し当ててテーパ部を成形加工する内スプライン用リードパンチャーにおいて、前記被加工物内歯歯車が欠歯部分を有し、前記各歯片ツールの前記欠歯部分のスプライン面に対応してテーパ部を形成する1対の片歯片ツールを設け、前記1対の片歯片ツールの反テーパ加工部面は平面とし、かつ各前記平面に本体に固定した扇形ガイドのガイド面を接触させて配置し、前記パンチにより各前記各歯片ツール及び片歯片ツールを放射方向に移動させるとき、前記本体に固定した扇形ガイドのガイド面により各反テーパ加工部平面を周方向に拡大移動させ各前記片歯片ツールテーパ加工部を前記欠歯スプライン面に押し当ててテーパ部を成形加工するようにしたことを特徴とする欠歯付き内スプライン用リードパンチャー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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USD761162S1 (en) 2012-06-28 2016-07-12 Ntn Corporation Bearing for a wheel, a part of a bearing for a wheel, and a hub wheel of a bearing for a wheel

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