JP2006288839A - ロールペーパー用ホルダ、およびそれを用いたロールペーパーの切断方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ロールペーパーの装着を簡便なものとし、片手で容易に切断できると共に、切断と同時に次回利用の際に掴み代となるペーパー先端側を自動的に垂下、露出状とすることができるロールペーパー用ホルダを提供する。
【解決手段】 壁面装着用の背面部21と、その左右端から延伸された左右腕部22,22とからなるホルダフレーム2を設け、左右腕部22,22先端側間には摩擦ローラー3を軸着すると共に、平行するペーパーカッター4を揺動自在に軸着したものとする一方、該背面部21との間に垂下路61を設定する低摩擦支持梁6を、摩擦ローラー3と背面部21との間に配置させ、左右腕部22,22間に掛け渡して一体化したものとしてなるロールペーパー用ホルダ1である。
【選択図】 図3

Description

この発明は、紙やフィルム、シート、金属箔等を供給、切断する技術に関連するあらゆる分野をその技術分野とするものであって、特にロール紙やロールフィルム等を使用する際に用いるカッター付きホルダを製造する分野は勿論のこと、その製造に必要とする設備、器具類を提供、販売する分野から、それら資材や機械装置、部品類に必要となる素材、例えば、木材、石材、各種繊維類、プラスチック、各種金属材料等を提供する分野、それらに組み込まれる電子部品やそれらを集積した制御関連機器の分野、各種計測器の分野、当該設備、器具を動かす動力機械の分野、そのエネルギーとなる電力やエネルギー源である電気、オイルの分野といった一般的に産業機械と総称されている分野、更には、それら設備、器具類を試験、研究したり、それらの展示、販売、輸出入に係わる分野、将又、それらの使用の結果やそれを造るための設備、器具類の運転に伴って発生するゴミ屑の回収、運搬等に係わる分野、それらゴミ屑を効率的に再利用するリサイクル分野、その他現時点で想定できない新たな分野までと、関連しない技術分野はない程である。
(視 点)
従来のトイレットペーパー用ホルダは、壁面に固定される背面部の左右端から壁面に略垂直な左右腕部を延伸させ、これら左右腕部の先端内側の夫々に、上方にのみ折れ曲がる折り畳み型の軸棒が、互いの先端を対峙させるよう水平且つ同心状に突設され、背面部上端部には、先端にエッジ状あるいは鋸刃状のカッターを形成した開閉蓋が、ヒンジ機構を介して装着されており、中孔を水平状にして垂れ下がり状に展開させた先端を、壁面側とは反対側に向けるようにしたトイレットペーパーを、左右軸棒の下側から上昇させるよう操作し、左右軸棒の各先端が上方に折れ曲げられ、トイレットペーパーの中孔に嵌ったときに手を離して回転自在に装着できるものが広く利用されている。
このようなトイレットペーパー用ホルダは、垂れ下がり状となっているロール紙先端を多少引き下げて露出させて置き、使用する際には、その先端を掴んで必要な長さを手繰り出し、蓋の上面を抑えてその先端縁カッターでロール紙を切断するようになっているが、切断後の残存側ロール紙先端部分は蓋の下に隠れてしまい、次回に使用するときには、トイレットペーパーの露出部分を手指で回転させてロール紙の残存先端部分を露出させなければならない上、比較的薄くて柔らかなトイレットペーパーは、先端部分がロールペーパー外周面に密着状となって一緒に回転してしまい、先端部分を見付け出すことが思いの外難しく、非常に面倒な思いをすることがあり、こうした不便が一向に解決されていないという、もどかしさを感じることの多いものであった。
(従来の技術)
こうした弊害を解消しようと、既に様々なロール紙用のホルダが開発済みとなっていて、それらは、例えば特開2004-81738号公報の「ロール紙用ホルダ」発明のように、ロール紙を保持するホルダ体、切断時にロール紙を押さえる蓋体、ロール紙を切断するカッター、およびロール紙を蓋体側に押圧付勢する挟着体からなり、ロール紙を引き出す際に、蓋体の開口部からロール紙を手繰ることで、スムーズに引き出すことができ、ホルダ内部でペーパーが引き千切れるおそれを解消し、ホルダ内部に残存するペーパー先端部分を改めて引き出す作業を必要としないものとしたものや、特開平9-29686号公報に開示された「切断装置」発明のような、ホルダ部の開閉蓋に水平状態で固定された固定刃に直線状の刃先を形成し、該固定刃の上方には、刃先が固定刃の刃先に対して三次元的に傾斜するよう水平方向および上下方向に夫々20°程度の角度に傾斜されてなる可動刃が上下方向移動可能に設けられ、可動刃の刃先は、固定刃の刃先に対して引っ張りバネの牽引力により、加圧された状態で順次点接触するように組み合わせたことにより、双方の刃先が鋭利になっていなくとも、シートを切断することができ、しかも軟質のシートであっても切断部分が皺にならないようにしたもの等に代表されるとおりである。
しかし、前者の「ロール紙用ホルダ」は、ロールペーパーを引き出す際の作業性を重視している一方で、新しいロールペーパーを装着するときや、使い終えたロールペーパーを新しいものと交換する際の装着作業性について難点があるといわざるを得ないものであり、ロールペーパーを軸着する構造は、従来型と変わらない上、ロールペーパー先端側を蓋体と挟着体との間に挟み込む作業を追加するものであって、この点については従来型よりも劣ってしまう虞が否まないものであった。また、後者の「切断装置」は、手繰り出したペーパーを片手で保持し、もう片方の手で可動刃を押し下げ操作しなければならず、片手では操作不可能なものとなっており、その点については従来のペーパーホルダと同等の両手による作業が不可欠となってしまい、皺にならず綺麗に切断できるという利点はあるものの、格別に便利なものになったとはいいきれないものであった。
(1)特開2004-81738号公報 (2)特開平9-29686号公報
(問題意識)
この発明は、以上のように、従前までに開発されたロールペーパー用のホルダは、繰り出し作業性を重視したものは、ロールペーパーの交換、装着の作業性が悪化してしまうものとなっていたり、あるいは繰り出したロールペーパーを皺が寄らず、綺麗に切断できるものとしたものでは、手繰り寄せたペーパーをもつ手の外に、別の片方の手で切断操作を行わなければならず、片手で簡便に操作できるものとなっていない等、必ずしも従来型のペーパーホルダの欠点を全て解決しているものとはなっておらず、ロールペーパーの交換、装着作業を簡便に行うことができると共に、繰り出したロールペーパーを、片手で簡単に切断することができ、しかも切断後には、特別の操作を行わずとも、次回使用の際に掴むためのロールペーパー先端側の好適な長さ分が、自動的に露出されるよう機能する、新たなロールペーパー用ホルダの開発が待ち望まれていたというのが実情であった。
(発明の目的)
そこで、この発明は、ロールペーパーの交換、装着作業を簡便に行うことができ、片手での切断作業が行えると共に、使用後には、次回使用する際に把持し易いよう、ペーパー先端側の所定長さ寸法分が自動的に露出状となるよう作動するようにしたロールペーパー用のホルダを提供することはできないものかとの判断から、逸速くその開発、研究に着手し、長期に渡る試行錯誤と幾多の試作、実験とを繰り返してきた結果、今回、遂に新規な構造のロールペーパー用ホルダ、およびそれを用いた新規なロールペーパーの切断方法を実現化することに成功したものであり、以下では、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その構成を詳述することとする。
(発明の構成)
図面に示すこの発明を代表する実施例からも明確に理解されるように、この発明の基礎をなすロールペーパー用ホルダは、基本的に次のような構成から成り立っている。
即ち、ロールペーパーの軸心長よりやや長い横幅寸法とした背面部と、その左右両端から前方、直角方向に伸びる左右腕部とから平面コの字状のホルダフレームとなし、該ホルダフレームの背面部から水平方向、少なくとも未使用ロールペーパーの外径寸法を超える辺りの左右腕部先端側間には、外周面を摩擦抵抗面とした摩擦ローラーが、その軸心を当該背面部に平行状配置で回転自在に軸着されると共に、この摩擦ローラーから当該背面部方向にロールペーパー孔径よりも小さな間隔を隔て、摩擦ローラーと同じ高さ位置に規制した低摩擦支持梁が、当該左右腕部内側の夫々から突設されるようにする一方、前記摩擦ローラーの直前、その回転に支障のない位置には、該摩擦ローラーに平行な刃先を有するペーパーカッターが、その刃先を、摩擦ローラーの最下部よりもやや高い位置において下向きとなるよう規制して組み合わされてなるものとした構成を要旨とするロールペーパー用ホルダである。
上記したこの発明のロールペーパー用ホルダをより具体的なものとして示すと、ロールペーパーの軸心長よりやや長い横幅寸法とした背面部と、その左右両端から前方、直角方向に伸びる左右腕部とから平面コの字状のホルダフレームとなし、該ホルダフレームの背面部から水平方向、少なくとも未使用ロールペーパーの外径寸法を超える辺りの左右腕部先端側間には、外周面を摩擦抵抗面とした摩擦ローラーが、その軸心を当該背面部に平行状配置で回転自在に軸着されると共に、この摩擦ローラーから当該背面部方向にロールペーパー孔径よりも小さな間隔を隔て、摩擦ローラーと同じ高さ位置に規制した低摩擦支持梁が、当該左右腕部内側の夫々から突設されるようにした上、これら摩擦ローラーと低摩擦支持梁との間にロールペーパー先端を垂れ下り状に通過可能な垂下路を確保する一方、前記摩擦ローラーの直前、その回転に支障のない位置には、該摩擦ローラーに平行な刃先を有するペーパーカッターが、その刃先を、摩擦ローラーの最下部よりもやや高い位置において下向きとなるよう規制して組み合わされてなるものとしたロールペーパー用ホルダとなる。
同様に、ロールペーパーの軸心長よりやや長い横幅寸法とした背面部と、その左右両端から前方、直角方向に伸びる左右腕部とから平面コの字状のホルダフレームとなし、該ホルダフレームの背面部から水平方向、少なくとも未使用ロールペーパーの外径寸法を超える辺りの左右腕部先端側間には、外周面を摩擦抵抗面とした摩擦ローラーが、その軸心を当該背面部に平行状配置で回転自在に軸着されると共に、この摩擦ローラーから当該背面部方向にロールペーパー孔径よりも小さな間隔を隔て、摩擦ローラーと同じ高さ位置に規制した低摩擦支持梁が、当該左右腕部内側の夫々から突設されるようにした上、この低摩擦支持梁と当該背面部との間にロールペーパー先端を垂れ下り状に通過可能な垂下路を確保する一方、前記摩擦ローラーの直前、その回転に支障のない位置には、該摩擦ローラーに平行な刃先を有するペーパーカッターが、その刃先を、摩擦ローラーの最下部よりもやや高い位置において下向きとなるよう規制して組み合わされてなるロールペーパー用ホルダということもできる。
そして、この発明の基本的な構成によるロールペーパー用ホルダには、ロールペーパーの軸心長よりやや長い横幅寸法とした背面部と、その左右両端から前方、直角方向に伸びる左右腕部とから平面コの字状のホルダフレームとなし、該ホルダフレームの背面部から水平方向、少なくとも未使用ロールペーパーの外径寸法を超える辺りの左右腕部先端側間には、外周面を摩擦抵抗面とした摩擦ローラーが、その軸心を当該背面部に平行状配置で回転自在に軸着されると共に、この摩擦ローラーから当該背面部方向にロールペーパー孔径よりも小さな間隔を隔て、摩擦ローラーと同じ高さ位置に規制した低摩擦支持梁が、当該左右腕部内側の夫々から突設されるようにする一方、前記摩擦ローラーの直前、その回転に支障のない位置には、該摩擦ローラーに平行な刃先を有するペーパーカッターが、その刃先を、摩擦ローラーの最下部よりもやや高い位置において下向きとなるよう規制して組み合わされると共に、当該背面部の上端には、摩擦ローラーと低摩擦支持梁とに載置状となっているロールペーパー上面に半ば被冠状となって当該ロールペーパーを摩擦ローラーと低摩擦支持梁とに適度に押圧状とするようにしたカバーが、ヒンジ機構を介して上下開閉動自在に連結されてなるものとした構成からなるロールペーパー用ホルダを包含される。
また、ロールペーパーの軸心長よりやや長い横幅寸法とした背面部と、その左右両端から前方、直角方向に伸びる左右腕部とから平面コの字状のホルダフレームとなし、該ホルダフレームの背面部から水平方向、少なくとも未使用ロールペーパーの外径寸法を超える辺りの左右腕部先端側間には、外周面を摩擦抵抗面とした摩擦ローラーが、その軸心を当該背面部に平行状配置で回転自在に軸着されると共に、この摩擦ローラーから当該背面部方向にロールペーパー孔径よりも小さな間隔を隔て、摩擦ローラーと同じ高さ位置に規制した低摩擦支持梁が、当該左右腕部内側の夫々から突設されるようにする一方、前記摩擦ローラーの直前、その回転に支障のない位置には、該摩擦ローラーに平行な刃先を有するペーパーカッターが、その刃先を、摩擦ローラーの最下部よりもやや高い位置において下向きとなるよう規制して組み合わされると共に、摩擦ローラーと低摩擦支持梁との間となる左右腕部間には、それらに平行な離脱用揺動バーが、その平行姿勢を維持したままで上下昇降および前後揺動自在となるように軸着されてなるものとした構成のロールペーパー用ホルダも包含する。
(関連する発明)
上記のとおりの構成からなるロールペーパー用ホルダに関連し、この発明には、それを用いたロールペーパーの切断方法も含まれている。
即ち、この発明の基本をなす上記ロールペーパー用ホルダを用い、先端下向き展開側を当該背面部側に向けたロールペーパーの一部展開して引き出した先端側を、垂下路に誘導、垂下して当該先端側が低摩擦支持梁よりも下方に垂れ下がり状となるようにしたまま同ロールペーパーを摩擦ローラーと低摩擦支持梁との上に転動自在に載置した後、使用段階において、当該ロールペーパーの低摩擦支持梁よりも下方に垂れ下がり状となっている先端側の必要分だけを、摩擦ローラーと低摩擦支持梁とを結ぶ仮想線上かそれよりもやや下になる方向に引き出してから、引き出した先端側を同仮想線よりも十分上方になるよう引き上げ操作することにより、ロールペーパーの引き出し側ペーパーが、摩擦ローラーの最下部を含む下側周面に接触して同ペーパー引き出し方向に従動する回転力を生じさせることとなり、それがロールペーパー未展開部分の展開回転方向に従動する摩擦ローラーの回転力とは逆向きに付勢し、ペーパー引き出し方向に従動するロールペーパーの回転が摩擦ローラーの摩擦力で阻止され、引き出した先端側でペーパーカッターの刃先に当接した箇所における切断を実行した後、切断箇所から後のペーパーを、自然にか離脱用揺動バーを付設したものではその重力によって強制的にかの何れかにより、ホルダフレーム背面部と低摩擦支持梁との間に垂れ下がり状として次回の使用に待機状にしてしまうようにしたロールペーパーの切断方法である。
以上のとおり、この発明のロールペーパー用ホルダ、およびそれを用いたロールペーパーの切断方法によれば、従来型のホルダのようなロールペーパーの装填および交換作業の煩雑さを解消して、展開させたペーパー先端部分を垂下路に挿し通して垂れ下がり状にすると共に、摩擦ローラーと低摩擦支持梁との間上に載置するだけで、迅速且つ簡便に装着、交換できるものとなり、しかも垂下路から下方に垂れ下がったペーパー先端部分を掴み手繰り出すと円滑にロールペーパーが回転して繰り出され、手繰り出したペーパー先端部分側を手前、斜め上方に引き上げるという簡単な操作で、摩擦ローラーが展開されたペーパー先端側を緊張させ、ペーパーカッターが自動的に圧接し、切断してしまうので片手で簡単に切断することができるものとなる上、切断後に残存したペーパー先端部分が、自動的に垂れ下がり状となって、次回の掴み代を形成するものとなるので、従前までのように先端部分を探して何度もロールペーパーを回転させてしまうという不便さを確実に解決することができるという秀れた特徴が得られるものである。
上記したとおりの構成からなるこの発明の実施に際し、その最良もしくは望ましい形態について説明を加えることにする。
ホルダフレームは、回転形状の軸心を水平方向に向けた、装着対象となるロールペーパーを回転自在に収容、保持し、そのペーパーの先端側を手繰り寄せるように展開可能とすると共に、さらに強い力で牽引操作して切断することを可能とするよう支持するための収容ボックスとしての機能を果たすものであり、十分な剛性を確保したものとしなければならず、壁面に装着、固定可能となるようにするか、あるいはテーブル等の上に安定するよう自立載置可能とする構成を備えるようにするかした背面部と、該背面部の左右側適所に一体的に設けられ、ロールペーパーを回転自在に支持可能とする左右腕部とによって平面コの字形に形成してなるものとする。
摩擦ローラーは、装着対象となるロールペーパーの外周面に当接、支持可能とすると共に、それら円筒形外周面との接触部分に比較的大きな摩擦力を発生して滑り難くし、ロールペーパー先端の切断部分付近に入力されることとなる利用者による牽引力を、未だ展開されていないロールペーパーの円筒形外周面に、展開方向とは逆向きの回転力として伝達し、ペーパーの引き裂き力を高めるという機能を果たすものであり、少なくとも外壁周面に、ロールペーパーとの接触摩擦が比較的大きな素材を用いたものとしなければならず、比較的硬質な軸部分の外周表面に、比較的軟質な合成樹脂や、天然ゴム等の比較的厚めの皮膜層を形成したものとするのが望ましく、後述する実施例にも示すように、ホルダフレーム左右腕部間に回転自在に軸着される回転軸の外周面に、軟質合成樹脂製の円筒パイプを同心状に被着したものとすることができる。
ペーパーカッターは、ホルダフレームの下側から手繰り出されたロールペーパーの先端側を、水平方向よりも上方に向けて牽引操作する過程で、前方に振り上げられてペーパー面に切り刃を立てて切断可能とすると共に、切断を終えた直後にはその自重によって垂れ下がり状に振り下ろされて、ロールペーパーの残存側先端部分を下向きに振り解き、ペーパーの先端部をホルダフレーム下に垂れ下がり状の姿勢とするよう自動的に導く機能を果たすものであり、摩擦ローラーと同軸状に軸着し、摩擦ローラーの外径よりも僅かに外側に配置され、平行状の姿勢を保ったまま、吊下がり姿勢から、ホルダフレーム背面部とは反対側に略水平状の姿勢となる位置付近まで揺動移動自在となるよう軸着されたものとしなければならず、前方略水平状の姿勢で規制され、それ以上の上側への移動を規制する切断位置規制機構を設けたものとすべきであり、後述する実施例にも示すように、摩擦ローラーに僅かな隙間をもって平行する小幅板状であり、直角状に折曲延伸させた左右端を摩擦ローラーの軸端に軸着し、垂れ下がり姿勢のときにホルダフレーム背面部側に向かう縁部に沿って鋸状の切り刃を設けたものとすることができる外、摩擦ローラー自体の中途複数箇所に軸構造を露出させた部位を設け、その露出した軸構造部に対して、カッターの中途対応箇所から延伸させた軸着腕の夫々を回転自在に嵌着させたものとすることが出来る。
切断位置規制機構は、ペーパーカッターがロールペーパーの先端側に掛かる牽引力を受けて振り上げられる角度を、切断に好適な位置に規制可能とすると共に、ペーパーカッター自体をロールペーパーの切断に十分な強度で支持可能とする機能を果たすものであり、後述する実施例のように、ロールペーパーを牽引、切断する際の入力に十分に耐える強度を有するものとしなければならず、ホルダフレームの左右腕部先端側に一体形成され、水平状に振り上げられたペーパーカッターに直接的に当接して位置規制するものとすることが出来る。
低摩擦支持梁は、ホルダフレームに装着されたロールペーパーの荷重を、摩擦ローラーと分担して支持可能にすると共に、ロールペーパーの外周円筒面に当接して低摩擦で支持可能とする機能を果たすものであり、ホルダフレームに装着されたロールペーパーを十分な強度で支持可能とすると共に、低摩擦で転動可能または固定状のままで支持するものとし、後述する実施例に示すように、ホルダフレーム左右腕部の適所間全幅に渡って掛け渡された水平棒状のものとするか、左右腕部から水平状に所定長さ突出状とし、前記水平棒状のものの中間適宜長さを切除したものとするかの何れかであって、外周面を平滑仕上げ面としたものとすることができる外、水平棒を軸心とした回転用円筒パイプを回転自在に被着したものとすることができる。
垂下路は、先端下向き展開側を当該背面部側に向けたロールペーパーの、展開して広げた先端側を上方から下方に所定長さ垂下状とし、使用者が何時でもペーパー先端を引き出し可能となるようにペーパー先端側を垂れ下げておくための空間として機能するものであり、上記摩擦ローラーと低摩擦支持梁との間で低摩擦支持梁直近から下方に垂れ下がり状となる、後述の例では実施例1に代表されるようなものとし、引き出し操作するときにはペーパーが低摩擦支持梁の外周を巻くことなく、単にその表面の一部に接触しながら繰り出されるようにすることにより、徒にペーパーに張力が掛かってしまうことのないような経路のものとなり、且つ垂れ下がり状とするペーパーの先端側が使用者側に幾らかでも近付くようなものにするか、あるいは、同実施例2に代表されるような、低摩擦支持梁と背面部との空間に垂下状となるようにし、引き出すときには低摩擦支持梁の外周を巻いて引き出される結果、ロールペーパーにある程度の抵抗が掛かりはするものの、ロールペーパーが摩擦ローラーおよび低摩擦支持梁から上方に浮き上がらないようにする経路のものとするか、何れか都合のよい構成を適宜選択して採用する。
カバーは、ホルダフレームに装着されたロールペーパーを上側から覆って埃や水滴等が付着してしまうのを防止すると共に、展開露出された先端側に入力された牽引操作力を受けて展開方向に転動しようとするロールペーパーの外周壁面に、展開回転方向とは逆向き方向となる回転を過不足の無い摩擦力で規制可能とし、ロールペーパーの未展開部分における弛みや皺の発生を防止すると共に、展開中の急激な回転作動操作によって摩擦ローラー、低摩擦支持梁の両者から浮き上がり、離脱してしまう不具合を防止する機能を果たすものであり、ロールペーパーを交換、装着するときに障害とならないよう、開閉可能とするヒンジ機構を適所に有するもので、全体的あるいは部分的な要所に適度の重量が掛かって錘りとなるようなものにしなければならず、後述する実施例のように、逆止め用の摩擦、接触部分は、ロールペーパーが新品の状態から次第に使用が進み、小径化していく過程で常時外周面に接触する配置、形状のものとするのが望ましい。
離脱用揺動バーは、低摩擦支持梁の下側を回り込み、摩擦ローラーに接触させて牽引操作する過程で、高い自由度をもって自動的に待避するものとなり、ペーパーカッターに押し当てられて切断されたロールペーパーの残存側先端付近を、その自重によって自動的に、振り降ろし状に吊り下がる動作を利用し、低摩擦支持梁から先のペーパー先端部分を、強制的に垂れ下がり状としてしまう機能を果たすものであり、ペーパーの先端側を牽引、切断する際の入力によって簡単に上昇、待避可能な程度の重量に抑えたものとし、切断後にはその自重によってペーパーの切断端を、ペーパーカッターから離脱させ、垂れ下がり状の姿勢へと自動的に誘導可能な程度の重量、形状に設定すべきであり、後述する実施例に示すように、ホルダフレームの左右腕部間の中途適所であって低摩擦支持梁と摩擦ローラーとの間の適所に掛け渡し状に装着したものとするのが望ましい。
ロールペーパーは、トイレットペーパーの他にキッチンペーパー等の紙を巻き付けておいて適宜長さ引き出し使用するようにした物品であれば全てを対象とするが、シート状のものをロールした物品であって、同様に必要となる分だけ引き出すようにしたものであれば対象となり得るものであり、不織布や樹脂フィルム、金属箔等を幾重にも巻きつけたものに置き換えることも可能である外、シート状に連続する袋をロール状に巻き付けたものなどであっても差し支えはない。
この発明のロールペーパーの切断方法は、ロールペーパーをセットする段階で、埃除けおよびロール抑え用の開閉蓋もしくはカバーを有するものとした場合には、これらを開放してから装填し、再度閉鎖することが必要であり、低摩擦支持梁と摩擦ローラーとの間上にロールペーパーを載置する場合には、展開させて垂下路に垂れ下げる先端部分を含む全体に皺や弛みが発生しないように注意すべきであり、手繰り出す際にはペーパーを不用意に破損しないよう注意して比較的円滑に引き出すようにするのが好ましく、次回に利用するための一定寸法の掴み代を確保するためには、切断に際してペーパーカッターに押し当てるように引き上げ操作して切断し、ペーパーカッターから低摩擦支持梁に至る範囲の残存部分を垂れ下がり状に形成させるようにするのが最も効率的である。
以下では、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その構造について詳述することとする。
図1のロールペーパー用ホルダの斜視図、図2の透視したロールペーパー用ホルダの側面図、図3の切断作用中のロールペーパー用ホルダの斜視図、および図4の透視した切断作業中のロールペーパー用ホルダの側面図に示される事例は、壁面装着用の背面部21と、その左右端から略垂直且つ水平状に延伸された左右腕部22,22とからなるホルダフレーム2を設け、該ホルダフレーム2左右腕部22,22先端側間には、外周面を摩擦抵抗面31とした摩擦ローラー3を、背面部21に略平行な水平軸心回りに回転自在に軸着すると共に、該摩擦ローラー3は、同摩擦ローラー3に平行するペーパーカッター4の適所を、鉛直下方に垂下させた姿勢から、壁面装着用背面部21とは反対側の前方に振り上げられた切断姿勢との間を揺動自在とするよう軸着したものとする一方、該背面部21と摩擦ローラー3との間に配置され、該背面部21との間にロールペーパーPの先端を垂下、通過可能とする垂下路61を設定し、摩擦ローラー3との間に所定支持間隔を隔てて平行状の姿勢、配置とした低摩擦支持梁6を、左右腕部22,22間に掛け渡して一体化したものとしてなる、この発明のロールペーパー用ホルダにおける代表的な一実施例を示すものである。
当該ロールペーパー用ホルダ1は、装着対象となるトイレットペーパーPの軸心長さを僅かに超える左右水平幅寸法に設定された平板状であって壁面適所に図示しないビス留め構造等により装着、固定可能とした背面部21と、その左右端から垂直且つ水平な平板状であって、トイレットペーパーPの外径寸法を超える長さまで平行状に延伸された左右腕部22,22とからなるホルダフレーム2を有し、該背面部21の上部には、水平姿勢で装填されたトイレットペーパーPの平面形状を略覆う面積、形状に設定された概略矩形平板状であり、前傾状閉鎖姿勢の下面先端側には、左右に渡る凸条段差形状部24を突設してトイレットペーパー用の逆回転防止機構24を形成すると共に、その左右縁から開閉操作用の摘み部25を突設したものとしてなるカバー23の基端部分を、ヒンジ機構26を介して上下開閉可能とするよう連結したものとなっている。
左右腕部22,22の先端付近の間には、円筒外周面に軟質合成樹脂製の外皮を被着させて摩擦抵抗面31を形成した、外径20・程度の円柱状とした摩擦ローラー3の左右端を、背面部21に平行な水平姿勢とするよう軸着したものとなっており、その左右腕部22,22外側に貫通された左右軸部分には、10・程度の比較的細い前後幅に設定された細長い矩形厚板からなるペーパーカッター4の略直角且つ平行状に折曲された左右端部を前後揺動自在とするよう軸着したものとしている。
ペーパーカッター4は、垂下姿勢で背面部21に向い合う側の縁部左右間、略全長に渡り鋸刃状の切り刃41を形成し、該摩擦ローラー3外周面との間に僅かな隙間を持って平行する姿勢を保ったまま前後揺動するものとし、左右腕部22,22の先端には、該ペーパーカッター4が背面部21側とは反対側の前方に向けて振り上げられ略水平状の姿勢となったときに、切り刃41が設けられたのとは反対側の縁部に当接し、振り上げ角度を強制的に規制可能とする突出部分からなる切断位置規制機構5を形成したものとなっている。
背面部21と摩擦ローラー3との間には、背面部21との間にトイレットペーパーPの展開された先端部分P1を上方から下方に向けて緩やかに挿通可能とする平面矩形状の垂下路61を形成する水平円筒棒状であって外周面が平滑面に仕上げられた低摩擦支持梁6の両端が、左右腕部22,22間に掛け渡し結合されており、該低摩擦支持梁6と摩擦ローラー3とは、互いに平行且つ水平状の姿勢に設定され、その水平間隔距離をトイレットペーパーPの孔径よりも僅かに小さく設定されている。
さらに、摩擦ローラー3と低摩擦支持梁6との間には、それら摩擦ローラー3および低摩擦支持梁6に平行な平滑面を有した水平棒状の離脱用揺動バー7が、折曲された左右端を、左右腕部22,22に縦設された長孔71,71に沿って上下動自在とすると共に、左右腕部22,22の長孔71,71より先端側の下側縁部分に切欠かれた逃げ溝72,72に水平棒状部分を回避可能とするよう揺動自在に軸着したものとしている。
カバー23は、図7のカバーに変更を加えたロールペーパー用ホルダの側面図に示すように、その前後中途部分にヒンジ機構26を追加して、基端部および中途部分で折り畳み可能としたものとすることが可能であり、また、低摩擦支持梁6は、図8の低摩擦支持梁に変更を加えたロールペーパー用ホルダの平面図に示すように、中央部分の比較的広い範囲を切除して垂下路61を概略T字型状に拡大したものとすることが可能である。
この事例は、前記実施例1と略同様の各部構成からなるこの発明のロールペーパー用ホルダ1によるもので、図5の透視したロールペーパー用ホルダの側面図、および図6の透視した切断作業中のロールペーパー用ホルダの側面図のとおり、背面部21と摩擦ローラー3との間で、摩擦ローラー3からトイレットペーパーPの孔径よりも僅かに小さい間隔を置いた位置となる左右腕部22,22間には低摩擦支持梁6が、腕部22,22から夫々2cmずつ互いに向き合うようにして突出、形成されていて、それら低摩擦支持梁6と摩擦ローラー3とに所定のトイレットペーパーPが載置状にセットされ、その際、ペーパーPの先端側を、上記実施例1とは違わせて低摩擦支持梁6の前方直近を垂下路61にして垂れ下がり状となるようにした事例によるものであり、ペーパーPの先端側を低摩擦支持梁6の前方直近の垂下路61セットし易くするよう、低摩擦支持梁6は腕部22,22から所定長さ(トイレットペーパーPを載置状にするために支障を来すことのない長さ)だけ突出に形成してある。
(実施例の作用)
以上のとおりの構成からなる実施例のロールペーパー用ホルダ1は、この発明に包含されるロールペーパーの切断方法に使用することができるものであり、以下ではこのロールペーパーの切断方法の手順に従い、ロールペーパー用ホルダ1による作用を示して行くこととする。
当該ロールペーパー用ホルダ1の使用を開始するには、カバー23を上方に向けて開放し、トイレットペーパーPの展開、垂下させた先端部分P1を、実施例1として取り上げた図1および図2中に示すように、背面部21側に向けて垂下路61に上方から下方に垂れ下がり状に挿し通し、トイレットペーパーPの円筒外周面を、摩擦ローラー3と低摩擦支持梁6との間に平行状姿勢として載置するか、実施例2のように、先の実施例1では垂下路61とした空間から、低摩擦支持梁6の前にペーパーPの先端側を位置させて当該低摩擦支持梁6の前側直近を垂下路61となるよう載置してから、カバー23をトイレットペーパーPの外周面に当接させるよう閉鎖することで使用準備が整った状態となる。
トイレットペーパーPを使用する際には、実施例1の場合は同図1および図2中、また実施例2の場合は図6に示すように、垂下路61から露出するように垂下している先端部分P1を手指で掴み、必要量を下方に向けて引き出すと、この操作によってトイレットペーパーPが回転し、摩擦ローラー3がペーパー周面との間の摩擦を維持しまたまま従動回転すると共に、低摩擦支持梁6が低摩擦で支持することにより、円滑な回転支持状態が得られ、軽快に展開させて手繰り出すことが可能であって、カバー23が凸条段差形状部(逆回転防止機構)24をトイレットペーパーP周面に対し、逆転に抗する向きに当接させているので、過剰な回転を抑えてトイレットペーパーPが逆転して未展開部分に皺や弛みが発生してしまうのを阻止するものとなる。
必要量を手繰り出したペーパー先端部分P1側を、切断する際には、図3および図4中に白抜き矢印で示すように、引き出し方向を下方から水平手前方向であって背面部21とは反対側となる僅かに上向きの斜め上方向に向けて引き付けるよう操作することにより、離脱用揺動バー7が、トイレットペーパーP先端部分P1の上面に強制的に押し上げられ、長溝孔71,71および逃げ溝72,72に沿って上昇、回動して従動的に待避姿勢となる一方、摩擦ローラー3は、その周面が牽引されるペーパー先端部分P1の上面に接触し、その高い摩擦力故に上側に支持されたトイレットペーパーPの未展開側外周面の展開、回転方向とは逆向きの回転力を発生し、展開されたペーパー先端部分P1の緊張状態を高めるものとなり、また、ペーパーカッター4は、その切り刃41を対応するペーパー先端部分P1に当接したまま、垂下姿勢から背面部21とは反対側となる手前方向に略水平状の姿勢となるよう引き上げられ、その左右端側の縁部が切断位置規制機構5を形成する左右腕部22,22の凸状部分に当接し、強固に支持された状態となり、さらに、同図3および図4中の白抜き矢印に示す方向に強制的に牽引すると、緊張状態を増したペーパー先端部分P1が、ペーパーカッター4の切り刃41に強く押し付けられ、一気に切断されるものとなる。
切断された後に残存するトイレットペーパーP先端部分P1は、瞬時に緊張力を失ってペーパーカッター4諸共、下側に振り下ろされることとなり、さらに同じ緊張力により、長孔71,71および逃げ溝72,72に沿って上昇されていた離脱用揺動バー7もまた、その自重によって一気に振り降ろされ、ペーパーカッター4の切り刃41に噛合状となっている残存側のペーパー先端部分P1を、強制的に引き離して垂れ下がり状の姿勢に誘導するものとなり、図1および図2中に示したように、低摩擦支持梁6を回り込みペーパーカッター4に至る長さ寸法分の残存側ペーパー先端部分P1が、そのまま垂下路61の下側に垂れ下がり状態となり、次回使用する際には、この垂れ下がり状に露出しているペーパー先端部分P1を掴んで手繰り出すことが可能となる。
図7中に示したロールペーパー用ホルダ1は、カバー23を折り畳み型にしたので、ホルダフレーム2の背面部21の上端部を上方に大きく延伸させなくとも、背面部21とは反対側となる装填トイレットペーパーPの外周面適所に凸条段差形状部(逆回転防止機構)24を当接させることが可能となり、ホルダフレーム2の小型化を図ることが可能となり、しかも同図中に一点鎖線矢印で示すように、トイレットペーパーPの装着用開口の寸法を大きく設定して交換や装填作業をさらに容易にすることが可能となる。
また、低摩擦支持梁6の中途部分を、図8中に示すように、切除して垂下路61を拡大したものとすると、トイレットペーパーPを装填する際の先端部分P1の装着作業がより簡便に行えるようになる。
(実施例の効果)
以上のような構成からなる実施例のロールペーパー用ホルダ1、およびそれを使用したロールペーパーの切断方法は、前記この発明の効果の項で記載の特徴に加え、カバー23を設けたことにより、載置状にセットされたトイレットペーパーPの上側を覆って埃等の付着を防止すると共に、その先端側裏面に形成された凸条段差形状部(逆回転防止機構)24によってトイレットペーパーPが、不要に逆回転してしまうのを阻止するものとなって皺や弛みの発生を防止できるものとなり、より安定した作動を得ることができるという効果を発揮する。
また、摩擦ローラー3と低摩擦支持梁6との間に離脱用揺動バー7を設けたことにより、切断後に残存するトイレットペーパーPの先端部分P1が、ペーパーカッター4に食付いて付着状となってしまうような場合であっても、該離脱用揺動バー7がその自重によって振り下ろし状に降下する際の荷重を、ペーパー先端部分P1の上面に乗せながら吊下がり移動するものとなって、さらに確実にペーパー先端部分P1を次回利用のための掴み代とするよう垂下状の姿勢に誘導するものとなるという効果が得られる。
(結 び)
叙述の如く、この発明のロールペーパー用ホルダ、およびそれを用いたロールペーパーの切断方法は、その新規な構成によって所期の目的を遍く達成可能とするものであり、しかも製造も容易で、従前からのロール紙用ホルダ等に比較して、ロールペーパー類を簡便に装填することができ、片手で繰り出して切断することができる上、使用後には次回利用の際に便利なロールペーパーの掴み代が垂下状に露出するものとなるので、格段に便利なものとなり、従来品の不都合点を悉く解消することができることから、既存の商品に満足できなかった一般消費者において高く評価され、その秀れた実用性によってインテリアや生活雑貨等の製造および販売業界等の多方面に渡って広範に利用、普及していくものになると予想される。
図面は、この発明のロールペーパー用ホルダ、およびそれを用いたロールペーパーの切断方法の技術的思想を具現化した代表的な幾つかの実施例を示すものである。
ロールペーパー用ホルダを示す斜視図である。 ロールペーパー用ホルダを示す側面図である。 切断作業中のロールペーパー用ホルダを示す斜視図である。 切断作業中のロールペーパー用ホルダを示す側面図である。 他の実施例によるロールペーパー用ホルダを示す側面図である。 他の実施例における切断作業中のロールペーパー用ホルダを示す側面図である。 一部に改良を加えたロールペーパー用ホルダを示す側面図である。 一部に改良を加えたロールペーパー用ホルダを示す底面図である。
符号の説明
1 ロールペーパー用ホルダ
2 ホルダフレーム
21 同 背面部
22 同 左右腕部
23 同 カバー
24 同 凸条段差形状部(逆回転防止機構)
25 同 摘み部
26 同 ヒンジ機構
3 摩擦ローラー
31 同 摩擦抵抗面
4 ペーパーカッター
41 同 切り刃
5 切断位置規制機構
6 低摩擦支持梁
61 同 垂下路
7 離脱用揺動バー
71 同 長孔
72 同 逃げ溝
P トイレットペーパー
P1 同 ペーパー先端部分

Claims (10)

  1. ロールペーパーの軸心長よりやや長い横幅寸法とした背面部と、その左右両端から前方、直角方向に伸びる左右腕部とから平面コの字状のホルダフレームとなし、該ホルダフレームの背面部から水平方向、少なくとも未使用ロールペーパーの外径寸法を超える辺りの左右腕部先端側間には、外周面を摩擦抵抗面とした摩擦ローラーが、その軸心を当該背面部に平行状配置で回転自在に軸着されると共に、この摩擦ローラーから当該背面部方向にロールペーパー孔径よりも小さな間隔を隔て、摩擦ローラーと同じ高さ位置に規制した低摩擦支持梁が、当該左右腕部内側の夫々から突設されるようにする一方、前記摩擦ローラーの直前、その回転に支障のない位置には、該摩擦ローラーに平行な刃先を有するペーパーカッターが、その刃先を、摩擦ローラーの最下部よりもやや高い位置において下向きとなるよう規制して組み合わされてなるものとしたことを特徴とするロールペーパー用ホルダ。
  2. ロールペーパーの軸心長よりやや長い横幅寸法とした背面部と、その左右両端から前方、直角方向に伸びる左右腕部とから平面コの字状のホルダフレームとなし、該ホルダフレームの背面部から水平方向、少なくとも未使用ロールペーパーの外径寸法を超える辺りの左右腕部先端側間には、外周面を摩擦抵抗面とした摩擦ローラーが、その軸心を当該背面部に平行状配置で回転自在に軸着されると共に、この摩擦ローラーから当該背面部方向にロールペーパー孔径よりも小さな間隔を隔て、摩擦ローラーと同じ高さ位置に規制した低摩擦支持梁が、当該左右腕部内側の夫々から突設されるようにした上、これら摩擦ローラーと低摩擦支持梁との間にロールペーパー先端を垂れ下り状に通過可能な垂下路を確保する一方、前記摩擦ローラーの直前、その回転に支障のない位置には、該摩擦ローラーに平行な刃先を有するペーパーカッターが、その刃先を、摩擦ローラーの最下部よりもやや高い位置において下向きとなるよう規制して組み合わされてなるものとしたことを特徴とするロールペーパー用ホルダ。
  3. ロールペーパーの軸心長よりやや長い横幅寸法とした背面部と、その左右両端から前方、直角方向に伸びる左右腕部とから平面コの字状のホルダフレームとなし、該ホルダフレームの背面部から水平方向、少なくとも未使用ロールペーパーの外径寸法を超える辺りの左右腕部先端側間には、外周面を摩擦抵抗面とした摩擦ローラーが、その軸心を当該背面部に平行状配置で回転自在に軸着されると共に、この摩擦ローラーから当該背面部方向にロールペーパー孔径よりも小さな間隔を隔て、摩擦ローラーと同じ高さ位置に規制した低摩擦支持梁が、当該左右腕部内側の夫々から突設されるようにした上、この低摩擦支持梁と当該背面部との間にロールペーパー先端を垂れ下り状に通過可能な垂下路を確保する一方、前記摩擦ローラーの直前、その回転に支障のない位置には、該摩擦ローラーに平行な刃先を有するペーパーカッターが、その刃先を、摩擦ローラーの最下部よりもやや高い位置において下向きとなるよう規制して組み合わされてなるものとしたことを特徴とするロールペーパー用ホルダ。
  4. ロールペーパーの軸心長よりやや長い横幅寸法とした背面部と、その左右両端から前方、直角方向に伸びる左右腕部とから平面コの字状のホルダフレームとなし、該ホルダフレームの背面部から水平方向、少なくとも未使用ロールペーパーの外径寸法を超える辺りの左右腕部先端側間には、外周面を摩擦抵抗面とした摩擦ローラーが、その軸心を当該背面部に平行状配置で回転自在に軸着されると共に、この摩擦ローラーから当該背面部方向にロールペーパー孔径よりも小さな間隔を隔て、摩擦ローラーと同じ高さ位置に規制した低摩擦支持梁が、当該左右腕部内側の夫々から突設されるようにする一方、前記摩擦ローラーの直前、その回転に支障のない位置には、該摩擦ローラーに平行な刃先を有するペーパーカッターが、その刃先を、摩擦ローラーの最下部よりもやや高い位置において下向きとなるよう規制して組み合わされると共に、当該背面部の上端には、摩擦ローラーと低摩擦支持梁とに載置状となっているロールペーパー上面に半ば被冠状となって当該ロールペーパーを摩擦ローラーと低摩擦支持梁とに適度に押圧状とするようにしたカバーが、ヒンジ機構を介して上下開閉動自在に連結されてなるものとしたことを特徴とするロールペーパー用ホルダ。
  5. ロールペーパーの軸心長よりやや長い横幅寸法とした背面部と、その左右両端から前方、直角方向に伸びる左右腕部とから平面コの字状のホルダフレームとなし、該ホルダフレームの背面部から水平方向、少なくとも未使用ロールペーパーの外径寸法を超える辺りの左右腕部先端側間には、外周面を摩擦抵抗面とした摩擦ローラーが、その軸心を当該背面部に平行状配置で回転自在に軸着されると共に、この摩擦ローラーから当該背面部方向にロールペーパー孔径よりも小さな間隔を隔て、摩擦ローラーと同じ高さ位置に規制した低摩擦支持梁が、当該左右腕部内側の夫々から突設されるようにする一方、前記摩擦ローラーの直前、その回転に支障のない位置には、該摩擦ローラーに平行な刃先を有するペーパーカッターが、その刃先を、摩擦ローラーの最下部よりもやや高い位置において下向きとなるよう規制して組み合わされると共に、摩擦ローラーと低摩擦支持梁との中間辺りとなる左右腕部間には、それらに平行な離脱用揺動バーが、その平行姿勢を維持したままで上下昇降および前後揺動自在となるように軸着されてなるものとしたことを特徴とするロールペーパー用ホルダ。
  6. ペーパーカッターは、その刃先を、摩擦ローラーの最下部よりもやや高い位置において下向きとなるよう規制した姿勢に固定されてなるものとした、請求項1ないし5何れか一項記載のロールペーパー用ホルダ。
  7. ペーパーカッターは、前記摩擦ローラーの左右軸心両端に揺動自在に軸着され、鉛直姿勢から当該背面部とは反対側の前方に振り上げられた刃先が、摩擦ローラーの最下部よりもやや高い位置において下向きとなる揺動自在構造にして組み合わされてなるものとした、請求項1ないし5何れか一項記載のロールペーパー用ホルダ。
  8. カバーは、ロールペーパー上面に半ば被冠状としたときに、その曲面に馴染むよう前後方向に渡って屈曲自在構造に形成してなるものとした、請求項4記載のロールペーパー用ホルダ。
  9. カバーは、ロールペーパー上面に半ば被冠状としたときに、ロールペーパー全体を平均して押圧可能とする適所に錘り部を形成してなるものとした、請求項4記載のロールペーパー用ホルダ。
  10. 請求項1ないし9何れか一項記載のロールペーパー用ホルダを用い、先端下向き展開側を当該背面部側に向けたロールペーパーの一部展開して引き出した先端側を、垂下路に誘導、垂下して当該先端側が低摩擦支持梁よりも下方に垂れ下がり状となるようにしたまま同ロールペーパーを摩擦ローラーと低摩擦支持梁との上に転動自在に載置した後、使用段階において、当該ロールペーパーの低摩擦支持梁よりも下方に垂れ下がり状となっている先端側の必要分だけを、摩擦ローラーと低摩擦支持梁とを結ぶ仮想線上かそれよりもやや下になる方向に引き出してから、引き出した先端側を同仮想線よりも十分上方になるよう引き上げ操作することにより、ロールペーパーの引き出し側ペーパーが、摩擦ローラーの最下部を含む下側周面に接触して同ペーパー引き出し方向に従動する回転力を生じさせることとなり、それがロールペーパー未展開部分の展開回転方向に従動する摩擦ローラーの回転力とは逆向きに付勢し、ペーパー引き出し方向に従動するロールペーパーの回転が摩擦ローラーの摩擦力で阻止され、引き出した先端側でペーパーカッターの刃先に当接した箇所における切断を実行した後、切断箇所から後のペーパーを、自然にか離脱用揺動バーを付設したものではその重力によって強制的にかの何れかにより、ホルダフレーム背面部と低摩擦支持梁との間に垂れ下がり状として次回の使用に待機状にしてしまうようにした、請求項1ないし9何れか一項記載のロールペーパー用ホルダを使ったロールペーパーの切断方法。
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