JP2006288587A - 手乾燥装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用時に乾燥空間内で気流が旋回して前面から吹き上げるため、使用者に気流があたり、不快感を与えるという問題を有していた。
【解決手段】手を挿入して乾燥をおこなう乾燥室は排水口を有する底面と、奥の面と、両側面と、前面によって凹状に形成し、前記乾燥室の前記前面の略中央部に戻り風を左右に分流する突起形状をした分流壁を設け、手を挿入した際に、手に当たった気流を前記分流壁により分流させ、前記乾燥室の前記両側面方向から排出し、使用者に気流があたるのを防いでいる。
【選択図】図1

Description

本発明は、洗面所やトイレ等で手を洗った場合、濡れた手を乾燥させる手乾燥装置に関する。
従来、この種の手乾燥装置としては、乾燥空間の上部にファンモータを備え、乾燥空間の上方から空気を吹き出し下部に水受け部を有し、前記水受け部の底面には、中央が高く左右が低い傾斜をした突出壁を設けている。そして、吹出ノズルからの吹出気流を突出壁で左右に分流し、左右に設けられた水抜き穴に水滴を導き、使用者および周囲への水滴の飛散を防止する手乾燥装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
また、両面から空気を吹き出す空間に手を挿入して乾燥を行う手乾燥装置が知られている(例えば特許文献2参照)。
また、乾燥空間の上部にファンモータを備え、乾燥空間の上方から空気を吹き出す手乾燥装置が知られている(例えば特許文献2参照)。
特開平10−99235号公報 特開平05−293055号公報
従来の特許文献1に示される手乾燥装置にあっては、手を乾燥させるために、特許文献2のように屈んで手を挿入しなくても、手を前に差し出して乾燥させればよいが、下部の水受け部に溜まった水滴が飛散するのを少なくできる効果はあるものの水受け部が浅いため、水滴の飛散は幾分か残存していた。
本発明のように、乾燥空間が広く、かつ、乾燥空間の下部に位置する乾燥室は、排水口を有する底面と、奥の面と、両側面と、前面によって凹状に形成した手の指が完全に入る程の深さを有したものであるため、底面に溜まった水滴が飛び出して使用者および周囲へ飛散することはほとんどなくなった。
ところが、手の指が完全に入る程の深さを有したものであるため、手を乾燥空間に挿入した際に、吹出ノズルからの吹出気流を突出壁で左右に分流しても、乾燥空間内で気流が旋回して前面から吹き上げるため、使用者に気流があたり、不快感を与えるという問題を有していた。
そこで本発明は、使用時に前面から吹き出す気流を、分流させて側面方向に誘導することで、使用者に気流があたるのを防止して不快感を無くする手乾燥装置の提供を目的とする。
請求項1記載の本発明の手乾燥装置は、手を挿入して乾燥をおこなう乾燥室および前記乾燥室上方に形成された乾燥空間と、前記乾燥室に向けて温風を噴出するノズルと、前記ノズルから噴出する空気を送出するファンモータとを備え、前記ファンモータを前記乾燥室の下方に設け、前記乾燥室の上方に前記ノズルを配置し、前記乾燥室は排水口を有する底面と、奥の面と、両側面と、前面によって凹状に形成した手乾燥装置にあって、前記乾燥室の前記前面の略中央部に戻り風を左右に分流する突起形状をした分流壁を設け、手を挿入した際に、手に当たった気流を前記分流壁により分流させ、前記乾燥室の前記両側面方向から排出することを特徴とする。
請求項2記載の本発明は、請求項1に記載の手乾燥装置において、前記分流壁を、底面にも設けたことを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、請求項1に記載の手乾燥装置において、前記分流壁を、奥の面にも設けたことを特徴とする。
請求項4記載の本発明は、請求項1に記載の手乾燥装置において、前記分流壁を、底面と奥の面にも設けたことを特徴とする。
請求項5記載の本発明は、手を挿入して乾燥をおこなう乾燥室および前記乾燥室上方に形成された乾燥空間と、前記乾燥室に向けて温風を噴出するノズルと、前記ノズルから噴出する空気を送出するファンモータとを備え、前記ファンモータを前記乾燥室の下方に設け、前記乾燥室の上方に前記ノズルを配置し、前記乾燥室は排水口を有する底面と、奥の面と、両側面と、前面によって凹状に形成した手乾燥装置にあって、前記前面、底面、奥の面の少なくとも1つの面の略中央部に戻り風を左右に分流する突起形状をした分流壁を設け、手を挿入した際に、手に当たった気流が前記分流壁により分流され、前記乾燥室の前記両側面方向から排出することを特徴とする。
請求項6記載の本発明は、請求項1から請求項5のいずれかに記載の手乾燥装置において、前記分流壁は、前記前面、底面、奥の面に設けた前記突起形状の下端部が、上端部よりも広いことを特徴とする。
請求項7記載の本発明は、請求項1に記載の手乾燥装置において、前記分流壁は、略三角柱で、前記乾燥室の前記前面から前記奥の面に向けて、前記略三角柱の先端を突設したことを特徴とする。
請求項8記載の本発明は、請求項1から請求項5のいずれかに記載の手乾燥装置において、前記乾燥室の内壁側の外縁端部に、下から吹き上げる気流をさえぎり、前面側から奥の面に向けて風を折り返す段差または突起状の防止壁を設けたことを特徴とする。
請求項9記載の本発明は、請求項8に記載の手乾燥装置において、前記段差または突起状の防止壁の先端高さを前記分流壁の先端高さよりも高くしたことを特徴とする。
本発明によれば、手の指が完全に入る程の深さを有した乾燥室の内壁面の前面に分流壁を設け、底面からせりあがってくる気流を、前面の分流壁で分流させて側面方向に誘導する構成とすることで、使用者に気流があたるのを防止して不快感を無くすことができる手乾燥装を提供することが可能となる。
本発明の第1の実施の形態による手乾燥装置は、乾燥室および前記乾燥室上方に形成された乾燥空間と、ノズルと、ファンモータとを備え、前記ファンモータを前記乾燥室の下方に設け、前記乾燥室の上方に前記ノズルを配置し、前記乾燥室は排水口を有する底面と、奥の面と、両側面と、前面によって凹状に形成し、前記乾燥室の前記前面の略中央部に戻り風を左右に分流する突起形状をした分流壁を設け、手を挿入した際に、手に当たった気流を前記分流壁により分流させ、前記乾燥室の前記両側面方向から排出するものである。
本実施の形態によれば、手を挿入した際に、手に当たった気流が奥の面から底面に沿って前面にあがってくる際に、前面に設けた分流壁で分流して乾燥室の両側面方向から排出し、使用者に気流があたるのを防いでいる。
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態による手乾燥装置において、前記分流壁を、底面にも設けた構成にしたものである。本実施の形態によれば、手を挿入した際に、手に当たった気流が奥の面に沿って流れ、底面に設けた分流壁で最初の分流をし、分流し切れなかったり、乱流したりして前面に流れてきた気流を、前面に設けた分流壁で更に分流して乾燥室の両側面方向から排出し、使用者に気流があたるのを防いでいる。
本発明の第3の実施の形態は、第1の実施の形態による手乾燥装置において、前記分流壁を、前記乾燥室の底面にも設けたものである。本実施の形態によれば、手を挿入した際に、手に当たった気流が奥の面に設けた分流壁で最初の分流をし、分流し切れなかったり、乱流したりして前面に流れてきた気流を、前面に設けた分流壁で更に分流して乾燥室の両側面方向から排出し、使用者に気流があたるのを防いでいる。
本発明の第4の実施の形態は、第1の実施の形態による手乾燥装置において、前記分流壁を、前記乾燥室の奥の面と底面にも設けたものである。本実施の形態によれば、手を挿入した際に、手に当たった気流が奥の面に設けた分流壁で最初の分流をし、そして底面に設けた分流壁で第二の分流をし、分流し切れなかったり、乱流したりして前面に流れてきた気流を、前面に設けた分流壁で更に分流して乾燥室の両側面方向から排出し、使用者に気流があたるのを防いでいる。
本発明の第5の実施の形態は、乾燥室および前記乾燥室上方に形成された乾燥空間と、ノズルと、ファンモータとを備え、前記ファンモータを前記乾燥室の下方に設け、前記乾燥室の上方に前記ノズルを配置し、前記乾燥室は排水口を有する底面と、奥の面と、両側面と、前面によって凹状に形成し、前記前面、底面、奥の面の少なくとも1つの面の略中央部に戻り風を左右に分流する突起形状をした分流壁を設け、手を挿入した際に、手に当たった気流が前記分流壁により分流され、前記乾燥室の前記両側面方向から排出するものである。本実施の形態によれば、手を挿入した際に、手に当たった気流が前記分流壁により分流され、前記乾燥室の前記両側面方向に排出させて、前面から気流を吹き出すことなく、使用者に気流があたるのを防いでいる。
本発明の第6の実施の形態は、第1の実施の形態による手乾燥装置において、前記分流壁は、前記前面、底面、奥の面に設けた前記突起形状の下端部が、上端部よりも広いものである。本実施の形態によれば、手を挿入した際に、手にあたった気流が前記分流壁に衝突した際の抵抗を抑えることができ、スムーズに気流を分流することができる。
本発明の第7の実施の形態は、第1の実施の形態による手乾燥装置において、前記分流壁は、縦向の断面を略三角柱で、前記乾燥室の前記前面から前記奥の面に向けて、略三角柱状の先端を突設したものである。本実施の形態によれば、手を挿入した際に、手にあたった気流が前記分流壁に衝突した際の抵抗を抑えることができ、スムーズに気流を分流することができる。
本発明の第8の実施の形態は、第1の実施の形態から第5の実施の形態のよる手乾燥装置において、前記乾燥室の内壁側の外縁端部に、下から吹き上げる気流をさえぎり、前面側から奥の面に向けて風を折り返す段差または突起状の防止壁を設けたこと構成とする。本実施の形態によれば、底面からせりあがってくる気流を、前面側で反転させる方向に気流を導くため、使用者に気流があたるのを防いでいる。
本発明の第9の実施の形態は、第8の実施の形態による手乾燥装置において、前記突起物の先端は、前記乾燥室の開口端よりも低い位置に形成したものである。本実施の形態によれば、設置状態において突起物が視界に入らないため、使用時の清潔感を高めると共に、使用者が乾燥室に手を挿入した際、突起物が手に触るという不快感をなくすことができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
まず、図1から図3を用いて実施の形態1による手乾燥装置の外観形状について説明する。図1は本発明の実施の形態1による手乾燥装置の斜視図、図2は正面図、図3はA−A断面図である。本実施の形態による手乾燥装置は、装置本体の上部に乾燥室1を形成している。乾燥室1は、背面側から前面側に向かって下方に傾斜した外縁部2によって開口部3が形成され、この開口部3の下方に凹状の空間30を形成している。凹状の空間30は、排水口5を有する底面6と、奥の面7と、両側面8と、前面9によって構成されている。
乾燥室1の開口部3より上方には板状のノズルカバー10が設けられ、開口部3、外縁部2およびノズルカバー10との間に空間31を形成している。凹状の空間30と空間31をあわせて手を挿入する乾燥空間を形成している。
次に、図4を用いて実施の形態1による手乾燥装置の内部構造について説明する。
図4は同装置の側断面図である。乾燥室1の下方には、DCモータを用いたファンモータ11が設けられ、ファンモータ11の上方、すなわち乾燥室1の背面側には、ノズルカバー10に連接されるノズルカバー側通風路12が形成されている。また、これらの通風路の途中にはヒーター13を設けている。ノズルカバー10の背面側下部には、手の挿入を検出する感度センサー14を設けている。
次に、図5、図6を用いて実施の形態1による手乾燥装置の乾燥室の構造について説明する。図5は乾燥空間に手を挿入した時の風の全体の流れ図、図6は乾燥室の前面側の風の流れ図である。前記乾燥室1の前面9に設けた分流壁20Aは、前記前面9の略中央部に位置し、B方向から見ると、底面6から外縁部2に向けて両側面8に広がる逆三角形である。そして、分流壁20Aの略中央部と底面6との交点31から、両側面8に向かって逆三角形に形成された谷辺36の先端に位置する外縁部2との交点33は、前記交点31から分流壁20Aの中央部と外縁部2に向かって形成された山辺37の先端に位置する交点32よりも低い位置にある。
上記構成において、手を挿入すると、感度センサー14が検知し、乾燥室1の下部に設けたファンモータ11が運転し、ノズルカバー側通風路12に風を供給する。ノズルカバー側通風路12に供給された風は、ノズルカバー10から乾燥室1へ向けて吹き出し、手に当たった風は方向を変え、乾燥室1の奥の面7に衝突し、乾燥室の底面6に向かい、底面6から前面9に向かってせり上がってくる。このとき、前面9に設けた分流壁20Aに衝突した風は、分流壁20Aの左三角面34、右三角面35により左右に分流され、前面右コーナー33Aと前面左コーナー33Bより乾燥室の外に出る。これは、風が分流壁20Aの山辺37よりも、突起形状の高さが低い谷辺36に沿って流れるためである。
これにより、前面側に位置する使用者に戻り風が当たることなく不快感を抱かせることなく手乾燥装置を使用することができる。
(実施の形態2)
図7は手乾燥装置の乾燥空間に手を挿入した時の風の全体の流れ図、図8は乾燥室の前面側の風の流れ図であり、実施の形態2は実施の形態1に対して、乾燥室の底面6の略中央部に突起形状をした分流壁20Bを前面9から奥の面7まで設けている。また、前記分流壁20Bは、突起形状の下端部が上端部よりも広くなっている。そして実施の形態1と同じ部分については同一の符号を用い、それらについての説明を省略する。
上記構成において、手を挿入すると、感度センサー14が検知し、乾燥室1の下部に設けたファンモータ11が運転し、ノズルカバー側通風路12に風を供給する。ノズルカバー側通風路12に供給された風は、ノズルカバー10から乾燥室1へ向けて吹き出し、手に当たった風は方向を変え、乾燥室1の奥の面7に衝突し、乾燥室の底面に向かい、分流壁20Bに衝突する。分流壁20Bに衝突した風は最初の分流をし、左右に分流される。分流し切れなかったり、乱流したりして前面に流れてきた気流は、底面6から前面9に向かってせり上がってくる。このとき、前面9に設けた分流壁20Aに衝突した風は、分流壁20Aの左三角面34、右三角面35により更に左右に分流され、前面右コーナー33Aと前面左コーナー33Bより乾燥室の外に出る。
これにより、前面側に位置する使用者に戻り風が当たることなく不快感を抱かせることなく手乾燥装置を使用することができる。
(実施の形態3)
図9は手乾燥装置の乾燥空間に手を挿入した時の風の全体の流れ図、図10は乾燥室の前面側の風の流れ図であり、実施の形態3は実施の形態1に対して、乾燥室の奥の面7の略中央部に突起形状をした分流壁20Cを底面6からノズルカバー10近傍まで設けている。また、前記分流壁20Cは、突起形状の下端部が上端部よりも広くなっている。そして実施の形態1と同じ部分については同一の符号を用い、それらについての説明を省略する。
上記構成において、手を挿入すると、感度センサー14が検知し、乾燥室1の下部に設けたファンモータ11が運転し、ノズルカバー側通風路12に風を供給する。ノズルカバー側通風路12に供給された風は、ノズルカバー10から乾燥室1へ向けて吹き出し、手に当たった風は方向を変え、乾燥室の奥の面に設けた衝突壁20Cに衝突する。分流壁20Cに衝突した風は最初の分流をし、左右に分流される。分流し切れなかったり、乱流したりして前面に流れてきた気流は、乾燥室の底面6に向かい、底面6から前面9に向かってせり上がってくる。このとき、前面9に設けた分流壁20Aに衝突した風は、分流壁20Aの右三角面34、左三角面35により更に左右に分流され、前面右コーナー33Aと前面左コーナー33Bより乾燥室の外に出る。
これにより、前面側に位置する使用者に戻り風が当たることなく不快感を抱かせることなく手乾燥装置を使用することができる。
(実施の形態4)
図11は手乾燥装置の乾燥空間に手を挿入した時の風の全体の流れ図、図12は乾燥室の前面側の風の流れ図であり、実施の形態3は実施の形態1に対して、分流壁20Bと分流壁20Cを設けている。そして実施の形態1と同じ部分については同一の符号を用い、それらについての説明を省略する。
上記構成において、手を挿入すると、感度センサー14が検知し、乾燥室1の下部に設けたファンモータ11が運転し、ノズルカバー側通風路12に風を供給する。ノズルカバー側通風路12に供給された風は、ノズルカバー10から乾燥室1へ向けて吹き出す。つまり、挿入した手に対して上から下へ風を吹き出し、手に衝突し方向を変え、乾燥室の奥の面に設けた衝突壁20Cに衝突する。分流壁に衝突した風は最初の分流をし、左右に分流される。分流し切れなかったり、乱流したりして前面に流れてきた気流は、乾燥室の底面に向かい、分流壁20Bに衝突する。分流壁20Bに衝突した風は第2の分流をし、左右に分流される。分流し切れなかったり、乱流したりして前面に流れてきた気流は、乾燥室の前面に向かい、前面に設けた分流壁20Aに衝突し、分流壁の左三角面34、右三角面35により更に左右に分流して、前面右コーナー33Aと前面左コーナー33Bより乾燥室の外に出る。
これにより、前面側に位置する使用者に戻り風が当たることなく不快感を抱かせることなく手乾燥装置を使用することができる。
(実施の形態5)
図13および図14を用いて説明する。
図13は手乾燥装置の乾燥室の上面図、図14は乾燥室の側面断面図、及び手乾燥装置の乾燥空間に手を挿入した時の風の全体の流れ図であり、実施の形態5は実施の形態1に対して相違している点を以下に説明する。
乾燥室の内壁面の外縁端部に、下からの吹き上げる気流をさえぎり、風を折り返す突起状の防止壁21を設けた。防止壁21は外縁端部に沿って乾燥室1に内に突出する構成となっている。そして、実施の形態1と同じ部分については同一の符号を用い、それらについての説明を省略する。
上記構成において、手を挿入すると、感度センサー14が検知し、乾燥室1の下部に設けたファンモータ11が運転し、ノズルカバー側通風路12に風を供給する。ノズルカバー側通風路12に供給された風は、ノズルカバー10から乾燥室1へ向けて吹きつける。つまり、挿入した手に対して上から下へ風を噴出する。ノズルカバー10から噴出した風は、手に衝突し方向を変え、乾燥室の奥の面に衝突し、乾燥室壁面に沿って前面に向かって流れ、分流壁に衝突する。分流壁に衝突した風は分流壁の逆三角形に沿って左右に分流され、前面の中央部よりも突起形状の高さが低い乾燥室の両側面に向かって流れる。更に防止壁を設けたことにより、防止壁に衝突した風を乾燥室の内側に方向を変えることでより風を前方から出なくする。
これにより、使用者に戻り風が当たることなく不快感を抱かせることなく使用することができる。また、乾燥装置を使用する際に、防止壁を設けたことにより前面に設けた突出部が見えなくなり、使用者に対する圧迫感を無くすことができる。
なお、この防止壁は、乾燥室1の両側面8および前面9に設けられているが、前面9のみに設けてもよい。
本発明の手乾燥装置は、病院の手術室や調理場においても利用可能である。
本発明の一実施形態の手乾燥装置の斜視図 同装置の正面図 同装置のA−A断面図 同装置の側面断面図 同装置の乾燥空間に手を挿入した時の風の全体の流れ図 同装置の乾燥室の前面側の風の流れ図 本発明の一実施形態の乾燥空間に手を挿入した時の風の全体の流れ図 同装置の乾燥室の前面側の風の流れ図 本発明の一実施形態の乾燥空間に手を挿入した時の風の全体の流れ図 同装置の乾燥室の前面側の風の流れ図 本発明の一実施形態の乾燥空間に手を挿入した時の風の全体の流れ図 同装置の乾燥空間に手を挿入した時の風の流れ図 本発明の一実施形態の手乾燥装置の乾燥室の上面図 同装置の側面断面図ならびに乾燥空間に手を挿入した時の風の全体の流れ図
符号の説明
1 乾燥室
2 外縁部
3 開口部
5 排水口
6 底面
7 奥の面
8 両側面
9 前面
10 ノズルカバー
11 ファンモータ
12 ノズルカバー側通風路
13 ヒーター
14 感度センサー
20 分流壁
21 防止壁
31 分流壁と底面との交点
32 分流壁の中央部と外縁部との交点
33 分流壁の両側面側の外縁部との交点
33A 右コーナー
33B 左コーナー
34 右三角面
35 左三角面
36 谷辺
37 山辺

Claims (9)

  1. 手を挿入して乾燥をおこなう乾燥室および前記乾燥室上方に形成された乾燥空間と、前記乾燥室に向けて温風を噴出するノズルと、前記ノズルから噴出する空気を送出するファンモータとを備え、前記ファンモータを前記乾燥室の下方に設け、前記乾燥室の上方に前記ノズルを配置し、前記乾燥室は排水口を有する底面と、奥の面と、両側面と、前面によって凹状に形成した手乾燥装置にあって、前記乾燥室の前記前面の略中央部に戻り風を左右に分流する突起形状をした分流壁を設け、手を挿入した際に、手に当たった気流を前記分流壁により分流させ、前記乾燥室の前記両側面方向から排出することを特徴とする手乾燥装置。
  2. 前記分流壁を、底面にも設けたことを特徴とする請求項1に記載の手乾燥装置。
  3. 前記分流壁を、奥の面にも設けたことを特徴とする請求項1に記載の手乾燥装置。
  4. 前記分流壁を、底面と奥の面にも設けたことを特徴とする請求項1に記載の手乾燥装置。
  5. 手を挿入して乾燥をおこなう乾燥室および前記乾燥室上方に形成された乾燥空間と、前記乾燥室に向けて温風を噴出するノズルと、前記ノズルから噴出する空気を送出するファンモータとを備え、前記ファンモータを前記乾燥室の下方に設け、前記乾燥室の上方に前記ノズルを配置し、前記乾燥室は排水口を有する底面と、奥の面と、両側面と、前面によって凹状に形成した手乾燥装置にあって、前記前面、底面、奥の面の少なくとも1つの面の略中央部に戻り風を左右に分流する突起形状をした分流壁を設け、手を挿入した際に、手に当たった気流が前記分流壁により分流され、前記乾燥室の前記両側面方向から排出することを特徴とする手乾燥装置。
  6. 前記分流壁は、前記前面、底面、奥の面に設けた前記突起形状の下端部が、上端部よりも広いことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の手乾燥装置。
  7. 前記分流壁は、略三角柱で、前記乾燥室の前記前面から前記奥の面に向けて、前記略三角柱の先端を突設したことを特徴とする請求項1に記載の手乾燥装置。
  8. 前記乾燥室の内壁側の外縁端部に、下から吹き上げる気流をさえぎり、前面側から奥の面に向けて風を折り返す段差または突起状の防止壁を設けたことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の手乾燥装置。
  9. 前記段差または突起状の防止壁の先端高さを前記分流壁の先端高さよりも高くしたことを特徴とする請求項8に記載の手乾燥装置。
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