JPWO2016163042A1 - ハンドドライヤー - Google Patents

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Abstract

前方および左右の側方が開放され手を自在に挿抜できる空間である乾燥処理空間(3)に向かって空気流を吹き出す噴出口(10)と、噴出口(10)から鉛直方向の下方へ吹き出された空気流の向きを変更する風向変更部(4b)とを備えたハンドドライヤーにおいて、風向変更部(4b)は、噴出口(10)の吹き出し方向の延長上の位置よりも前後方向において後方にずれて位置し、噴出口(10)から鉛直方向の下方へ空気流が吹き出されている間、風向変更部(4b)と噴出口(10)とが正対していない。

Description

本願発明は、化粧室、洗面所、手洗い場等での手洗い等において、使用者が手洗い後に水で濡れた手を乾燥させるためのハンドドライヤーに関する。
従来のハンドドライヤーとして、例えば特許文献1には、乾燥処理空間へ向かって噴出口(吹出口)から乾燥用の空気流を噴出し、乾燥処理空間に挿入された手に空気流を当てて手を乾燥させる壁に設置するハンドドライヤーが記載されている。また、特許文献2には、空気流の噴出口(吐出口)の下方で乾燥処理空間を挟んで反射板を設けたハンドドライヤーが記載されている。
実開平5−15896号公報(段落「0013」、図1) 特開平9−56639号公報(段落「0019」、図4)
従来のハンドドライヤーは、使用者が手を挿入しやすいように、乾燥処理空間が使用者の肩よりも低い位置になるように設置されるので、ハンドドライヤーの前方から乾燥処理空間に挿入された手は、自然に手首より指先の位置が低くなるように傾斜し、壁に向かって斜め下方へ向かう姿勢になる。そのため、特許文献1に記載された従来のハンドドライヤーでは、噴出口から噴出された空気流は手に衝突すると、衝突後の大部分の空気流は、手に沿って指先方向へ進み、ハンドドライヤーが取り付けられている壁に向かって斜め下方へ進む。
そして、その空気流が壁に衝突したとすると、壁に沿って下方に流れる空気流と、壁で反射して使用者に向かって斜め下方(前方と下方との間の斜め方向)へ向かう空気流とに分かれる。壁に沿って下方へ流れる空気流は、そのまま床まで達し、床に沿って使用者の足元へ流れる。また、壁で反射して壁から離れ使用者に向かって斜め下方へ進んだ空気流は、使用者の腰付近から足の辺りに向かって流れる。このように、ハンドドライヤーの使用に伴って、使用者の腰付近から足元の辺りに多くの空気流が当たってしまうため、使用者が不快に感じてしまうという問題があった。また、特に冬など、ハンドドライヤーが設置されている環境の気温が低い場合には、冷風感も伴うため更に不快に感じるという問題があった。
また、特許文献2に記載された従来のハンドドライヤーでは、噴出口から噴出される空流の方向に反射板があるので、噴出口から噴出される空気流の中で手と衝突しなかった空気流が反射板と直接的に衝突してしまい、その衝突に伴って騒音が発生するという問題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、手に衝突した後の空気流が使用者へ向かって流れることを低減するとともに、手に衝突しなかった空気流が直接的に風向変更部と衝突することを低減し、空気流が手以外の体へ当たることによる使用者の不快感の低減と騒音の低減を両立したハンドドライヤーを得ることを目的とする。
この発明に係る請求項1に記載のハンドドライヤーは、乾燥処理空間に向かって空気流を吹き出す噴出口と、噴出口から吹き出された空気流の向きを変更する風向変更部とを備え、噴出口から空気流が吹き出されている間、風向変更部と噴出口とが正対していないものである。
この発明に係る請求項2に記載のハンドドライヤーは、乾燥処理空間に向かって空気流を吹き出す噴出口と、噴出口から吹き出された空気流の向きを変更する風向変更部とを備え、噴出口から空気流が吹き出されている間、噴出口の吹き出し方向の延長上に風向変更部が位置しないものである。
この発明に係る請求項3に記載のハンドドライヤーは、乾燥処理空間に向かって空気流を吹き出す噴出口と、噴出口から吹き出された空気流の向きを変更する風向変更部とを備え、噴出口から空気流が吹き出されている間、噴出口の噴出孔の中心軸の延長上に風向変更部が位置しないものである。
この発明によって、手に衝突した後の空気流が使用者へ向かうことを低減するとともに、手に衝突しなかった空気流が直接的に風向変更部と衝突することを低減し、使用者の不快感の低減と騒音の低減を両立できる。
この発明の実施の形態1に示すハンドドライヤーの斜視図 この発明の実施の形態1に示すハンドドライヤーの右側面断面図 この発明の実施の形態1に示すハンドドライヤーの正面図 この発明の実施の形態1に示すハンドドライヤーで、図2における噴出口を部分的に拡大した右側面断面図 使用者がこの発明の実施の形態1に示すハンドドライヤーを使用している状態を示す説明図 使用者がこの発明の実施の形態1に示すハンドドライヤーを使用している状態を示す説明図 使用者が従来のハンドドライヤーを使用している状態を示す説明図 使用者が従来のハンドドライヤーを使用している状態を示す説明図 この発明の実施の形態1に示すハンドドライヤーの別の実施例を示す右側面図 この発明の実施の形態1に示すハンドドライヤーの別の実施例を示す右側面図 この発明の実施の形態1に示すハンドドライヤーの別の実施例で、図9における噴出口を部分的に拡大した右側面断面図 この発明の実施の形態1に示すハンドドライヤーの別の実施例で、図10における噴出口を部分的に拡大した右側面断面図 この発明の実施の形態1に示すハンドドライヤーの別の実施例を示す正面図 この発明の実施の形態1に示すハンドドライヤーの別の実施例を示す正面図 この発明の実施の形態2に示すハンドドライヤーの右側面図 この発明の実施の形態2に示すハンドドライヤーの斜視図
実施の形態1.
本実施の形態1は、壁に取り付け可能なハンドドライヤーである。図1〜図3はこの発明の実施の形態1に示すハンドドライヤーを示し、図1はハンドドライヤーの外観を示す斜視図、図2は右側面断面図、図3は正面図である。先ず、本実施の形態1で説明する前後方向、左右方向および上下方向について定義する。前後方向については、ハンドドライヤーの正面側(使用者側)を「前」、正面側と反対側を「後」とする。左右方向については、ハンドドライヤーの正面の前方に立った使用者からハンドドライヤーを見て、右側を「右」、左側を「左」とする。上下方向については、上側を「上」、下側を「下」とする。
図1〜図3において、ケーシング1はハンドドライヤーの上側の外郭を形成している。ケーシング1の下方には、前方に乾燥処理空間入口3aを備えた乾燥処理空間3が設けられている。乾燥処理空間3は、前方および左右の側方が開放され手を自在に挿抜できる空間である。また乾燥処理空間3の奥(後方)には、平面状のパネル4aがケーシング1の下面1aに繋がって下面1aから下方に延出して設けられている。パネル4aの下端にはパネル4aに繋がって前方に向かって延出した風向変更部4bが設けられている。風向変更部4bは板状のピースで構成され、前方になるほど上方に位置するように前方斜め上方(前方と上方との間の斜め方向)へ向かってパネル4aから延出している。また、風向変更部4bは、正面視で見ると、左右方向の中心付近に対して左右方向の外側が両側とも下方に位置するように斜め下方へ傾斜している。乾燥処理空間3はケーシング1の下面1aとパネル4aと風向変更部4bで囲われ、それ以外の部分が開放した空間となっている。パネル4aと風向変更部4bとは一体で形成されている。
ケーシング1の下面1aの前方側の端付近には、噴出口10が設けられ、下面1aから下方へ突出している。また、ケーシング1の左右の両側面には吸気口8が設けられている。またケーシング1の内部には、吸気口8と噴出口10を連通する風路5aおよび風路5bが設けられ、その風路5aと風路5bとの間に高圧空気流を発生させる高圧空気流発生装置9が組み込まれている。
噴出口10は、鉛直方向に沿って下方に向かって開口している。噴出口10と風向変更部4bとの位置関係について説明する。風向変更部4bは、噴出口10の吹き出し方向(高速空気流の吹き出し方向)の延長上の位置よりも前後方向において後方にずれて位置している。つまり、噴出口10の吹き出し方向を延長した延長線と風向変更部4bとが交差せず、噴出口10の吹き出し方向の延長上の位置に風向変更部4bが位置せず、互いにずれている位置関係になっている。ここで、噴出口10の吹き出し方向とは、噴出口10から高速空気流を吹き出す方向を意味し、噴出口10から吹き出された直後の空気流の方向と同等である。
図4は、図2における噴出口10を部分的に拡大した右側面断面図である。噴出孔10aは、噴出口10から吹き出される空気流が通る狭い通路で、通過する空気流の上流側から下流側(出口)になるほど狭くなっている。内壁10bおよび内壁10cは、噴出口10の噴出孔10aを前後方向かつ上下方向に延びる平面に平行に断面を切った側面断面において、前後方向で対向する噴出孔10aの内壁である。図4に示すように、内壁10bと内壁10cとの間を通り、内壁10bおよび内壁10cまでの距離が互いにほぼ等しくなる点を結んで得られる線状の線を中心軸Aとする。風向変更部4bは、噴出孔10aの中心軸Aの延長上の位置よりも前後方向において後方にずれて位置している。
そして、噴出口10の噴出孔10aの出口側の開口端である開口部は風向変更部4bとは正対して向かい合わず、前後方向にずれている。そのため、ハンドドライヤーがトイレなどの部屋の壁に取り付けられた状態では、噴出口10の開口部はその部屋の床面と正対して向かい合っており、噴出口10の吹き出し方向はその床面に向いている。つまり、高速空気流の吹き出し方向である鉛直方向に沿って投影すると、噴出口10の開口部の位置と風向変更部4bの位置とが重なることがなく、噴出口10の開口部よりも風向変更部4bが後方にずれて位置している。
次にハンドドライヤーが動作したときの空気の流れおよび水滴の流れについて説明する。図5および図6は、使用者が壁に取り付けられた本実施の形態1のハンドドライヤーを使用している状態を示す説明図である。また、図7および図8は、風向変更部4bを有しない従来のハンドドライヤーを示し、使用者が壁に取り付けられた従来のハンドドライヤーを使用している状態を示す説明図である。図5および図6に示すように、トイレなどの部屋の壁50に本実施の形態1のハンドドライヤーが取り付けられている。そして、使用者がハンドドライヤーの前方に立ち、濡れた手を乾燥処理空間入口3aから乾燥処理空間3の中へ挿入すると、乾燥処理空間3における手の有無を検知する手検知センサー(図示せず)が手を検知する。そして手検知センサー(図示せず)の手検知によって高圧空気流発生装置9が動作し、外部の空気が吸気口8から風路5aの中へ吸い込まれ、吸い込まれた空気は高圧空気流発生装置9で高圧空気流に変換される。そして、変換された高圧空気流は風路5bを通り、噴出口10で高速空気流に変換され、噴出口10から60m/s以上の高速空気流として乾燥処理空間3に向かって鉛直方向に沿って下方へ噴出される。尚、高速空気流の速度の増加にともない噴出口10から発生する噴流騒音も増加するが、噴流騒音の増加よりも乾燥時間の短縮を最優先する場合には、高速空気流の速度を100m/s以上、さらに好ましくは150m/s以上の速度とするとよい。
ハンドドライヤーは、手を挿入しやすいように乾燥処理空間3が使用者の肩よりも低い位置になるように設置されるので、前方から乾燥処理空間3に挿入された手は、自然に手首より指先の位置が低くなるように傾斜し、後方斜め下方(後方と鉛直下方との間の斜め方向)へ向かう姿勢になっている。そして、噴出口10から鉛直方向の下方へ吹き出した高速空気流は、後方斜め下方に向かって傾斜して挿入されている手に対して傾斜した角度で衝突することになる。そのため、衝突した高速空気流の大部分は、手に沿って指先方向へ進む空気流、つまり後方斜め下方へ向かう空気流へ変化する。そして、後方斜め下方の方向にはパネル4aおよび風向変更部4bがあり、後方斜め下方へ向かう空気流はパネル4aおよび風向変更部4bに向かって流れる。また、手に付着している水も手に衝突した空気流によって手から剥離されて吹き飛ばされ、後方斜め下方へ向かう空気流によってパネル4aおよび風向変更部4bへ向かって吹き飛ばされる。
パネル4aに到達した空気流は、パネル4aとの衝突によって、パネル4aに沿って下方に流れる空気流と、パネル4aで反射して前方斜め下方に向かう空気流とに分けられる。パネル4aに沿って下方に流れる空気流は、風向変更部4bに到達し、風向変更部4bとの衝突によって左右方向の外側へ向かって二分され、その風向きが左斜め下方および右斜め下方へと変更される。また、パネル4aで反射してパネル4aから離れ前方斜め下方に進んだ空気流も、前方に延出した風向変更部4bに到達し、風向変更部4bとの衝突によって同様にその風向きが左斜め下方および右斜め下方へと変更される。また、挿入された手との衝突により後方斜め下方へ向かう空気流で、パネル4aではなく風向変更部4bへ向かった空気流も、風向変更部4bとの衝突によって同様にその風向きが左斜め下方および右斜め下方へと変更される。
一方、手から剥離して吹き飛ばされパネル4aまたは風向変更部4bに到達した水は、パネル4aまたは風向変更部4bの表面を伝わって流下し、更にハンドドライヤーが取り付けられている壁面50を伝わって床51へ流下する。
噴出口10は左右方向に細長いスロット状の開口部を有し、噴出口10から吹き出される高速空気流は左右方向に細長く延びて形成されている。そして噴出口10から吹き出される高速空気流は、左右方向において、挿入される手の幅に対して十分な幅で形成されているので、挿入される手の幅サイズおよび挿入される手の左右位置に影響されずに、挿入される手に十分に高速空気流が当たるように配慮されている。手に付着している水は、噴出口10から吹き出される高速空気流によって手から剥離され吹き飛ばされる。そして、噴出口10から高速空気流が吹き出されているときに、使用者が乾燥処理空間3に挿入している手をゆっくり引き抜くことで、挿入されている手の表面において、噴出口10からの高速空気流の衝突位置が手首側から指先側へと徐々に移動し、手の全体の水が吹き飛ばされる。
尚、噴出口10の左右方向の長さは、片手を乾燥させるだけであれば80mm以上、両手を同時に乾燥させるのであれば、150mm以上、更に好ましくは200mm以上あるとよい。もちろん、噴出口10が左右方向に複数に分割されている場合は、複数に分割された噴出口10を一つにまとめて考え、その全体の左右の長さと考える。また、噴出口10のスロット幅は高速空気流を得るために2mm以下が好ましい。
一方、噴出口10から吹き出される高速空気流において、挿入されている手に衝突しなかった高速空気流は、手と衝突しないのでその風向きが変更されず風速減衰も少なく、そのまま鉛直方向の下方へ進む。そして、その進行方向には風向変更部4bが無いので、風向変更部4bに衝突することなく風向変更部4bの近くを通り過ぎ、そのまま床51に向かって鉛直方向の下方へ流れる。
比較として、風向変更部4bを備えない従来のハンドドライヤーを使用者が使用した場合の空気流の流れについて説明する。図7および図8に示すように、手との衝突によって後方斜め下方へ向かう空気流に変更され壁50へ向かった空気流は、壁50に到達し、壁50との衝突によって壁50に沿って下方に流れる空気流と、壁50で反射して前方斜め下方に向かう空気流とに分けられる。壁50に沿って下方に流れる空気流は、そのまま床51まで達し、床51に沿って使用者の足元へ流れる。また、壁50で反射して壁50から離れ前方斜め下方に進んだ空気流は、使用者の腰付近から足の辺りに向かって流れる。
以上の構成のハンドドライヤーによれば、風向変更部4bは、噴出口10の吹き出し方向(高速空気流の吹き出し方向)の延長上の位置よりも前後方向において後方にずれて位置している。そして、噴出口10の吹き出し方向を延長した延長線と風向変更部4bとが交差せず、風向変更部4bが噴出口10の吹き出し方向の延長上の位置に位置せず、後方にずれて位置している。そして、風向変更部4bが、噴出孔10aの中心軸Aの延長上の位置よりも前後方向において後方にずれて位置している。そして、噴出口10の噴出孔10aの出口側の開口端である開口部は、風向変更部4bとは正対して向かい合わず、前後方向にずれている。
そのため、噴出口10から吹き出された高速空気流において、挿入されている手に衝突せず風向きが変わらなかった高速空気流(例えば挿入されている手の位置よりも左右方向の外側に位置する高速空気流)の進行方向上に風向変更部4bが位置していないので、手と衝突しなかった高速空気流は風向変更部4bにもほとんど衝突することなくそのまま風向変更部4bの前方近くを通過する。このように、噴出口10から吹き出される高速空気流において手に衝突しなかった高速空気流が直接的に風向変更部4bと衝突しないので、高速空気流と風向変更部4bとの衝突よって発生する騒音を抑えることができ、ハンドドライヤーを使用するときの騒音を低減することができる。特に手と衝突せず風向きが変わらなかった高速空気流は、衝突による風速減衰がなく高速の状態を維持しているので、風向変更部4bと衝突してしまうと顕著に騒音が発生してしまうが、風向変更部4bとの直接的な衝突を避けることで効果的に騒音を低減できる。
一方、噴出口10から鉛直方向の下方に吹き出された高速空気流において、挿入されている手と衝突した高速空気流は、その衝突によって風向きが変更され、手に沿って指先方向へ進む後方斜め下方へ向かう空気流に変化し、パネル4aおよび風向変更部4bへ向かう。そして、パネル4aおよび風向変更部4bへ向かった空気流は、どちらも風向変更部4bへ到達し、風向変更部4bとの衝突によってその風向きが左斜め下方および右斜め下方へと変更される。そしてこれらの空気流はそのまま壁を伝って左斜め下方または右斜め下方へ進み、床に沿って使用者が立っている前方へ流れる。しかし、これらの空気流は、使用者に対して左右方向の外側へ向かって分けられているので、使用者の正面には到達せず使用者の横を通り抜ける。そのため、空気流が使用者の足には当たらないので、特に冬などハンドドライヤーが設置される環境の気温が低い場合の使用者の足元の冷風感を低減できる。
また、パネル4aで反射してパネル4aから離れ前方斜め下方に進んだ空気流も、前方に延出した風向変更部4bに衝突して同様にその風向きが左斜め下方および右斜め下方へと変更されるので、パネル4aで反射してパネル4aから離れ前方斜め下方に進んだ空気流がそのまま直進して使用者の腰から足の辺りに当たってしまうことを低減でき、使用者の不快感もしくは冷風感を低減することができる。
更に、風向変更部4bは前方になるほど上方になるように前方斜め上方に向かって延出しているので、風向変更部4bに衝突した空気流の前方へ向かう速度成分を効果的に低減でき、効果的に使用者の不快感もしくは冷風感を低減することができる。
このように、風向変更部4bは、手と衝突して風向きが変更された空気流(使用者の下半身などに当たる可能性のある空気流)を受けて使用者を避けうるようにその風向きを変え、噴出口から吹き出された後どこにも衝突していない高速空気流を直接的にほとんど受けないという大まかな選択性をもたせることができ、風向変更部4bによって使用者への風当たりの低減と騒音の低減を両立することができる。
また、ハンドドライヤーでは、乾燥処理空間3から手が抜かれると手検知センサー(図示せず)によって高圧空気流発生装置9が停止され、噴出口10からの高速空気流の吹き出しが停止される。指先まで確実に乾燥させるために、挿入された手の指先まで確実に高速空気流を当てて後に高速空気流を停止させる必要があるが、手検知センサー(図示せず)で指先の位置を正確に検知することは難しい。そこで、一般的に手検知センサー(図示せず)によって乾燥処理空間3から手が抜かれたと検知した後も、0.5〜2秒程度の時間はそのまま高速空気流の吹き出しを継続させ、その後、高速空気流の吹き出しを停止させるという遅延動作を設けることで、指先まで確実に高速空気流を当ててから高速空気流の吹き出しを止めている。
このような遅延動作では、手が乾燥処理空間3から抜かれた後、手が乾燥処理空間3へ挿入されていない状態で噴出口10から高速空気流が吹き出し続ける状態が生じてしまい、使用者が乾燥処理を完了した後も、少しの間、ハンドドライヤーの運転に伴う騒音が継続することになる。使用者にとっては、自身の動作に伴う乾燥処理時の騒音は許容しやすいが、乾燥完了後の騒音は使用者の乾燥処理とは直接関係ないので、騒音発生が0.5〜2秒程度の短い時間であっても許容し難く、非常に不快と感じる。しかし、本願発明では、上述した遅延動作を設け、手が乾燥処理空間3へ挿入されていない状態で噴出口10から高速空気流が吹き出される状態が生じても、高速空気流が直接に風向変更部4bと衝突しないので、使用者にとって乾燥処理に直接関係のない不快な騒音を低減することができる。
尚、本実施の形態1では、噴出口10の高速空気流の吹き出し方向が、鉛直方向に沿って下方に向いたものを示したが、噴出口10の高速空気流の吹き出し方向はこれに限定されるものではなく、下方であれば前後左右のいずれかに傾斜した角度であってもよい。例えば、図9および図10は、本実施の形態1のハンドドライヤーで、噴出口10の高速空気流の吹き出し方向の別の実施例を示す右側面図である。図11は、図9における噴出口10を部分的に拡大した右側面断面図である。図12は、図10における噴出口10を部分的に拡大した右側面断面図である。図9および図11では、噴出口10の吹き出し方向が、鉛直方向に対して前方斜め下方(前方と下方との間の斜め方向)へ向き、図10および図12では、噴出口10の吹き出し方向が、鉛直方向に対して後方斜め下方(後方と下方との間の斜め方向)へ向いている。
図9、図10、図11および図12に示すハンドドライヤーでは、上述した効果があるとともに、更に、図9および図11では、噴出口10の吹き出し方向が、鉛直方向に対して前方斜め下方(前方と鉛直下方との間の斜め方向)へ向いているので、ハンドドライヤーの前後方向のサイズよりも乾燥処理空間3の前後方向のサイズを大きくすることができる。そのため、挿入される手に対して乾燥処理空間3の前後方向のサイズを十分確保したまま、ハンドドライヤーの前後方向のサイズを小さくすることができる。また前後方向において、風向変更部4bの前側端の位置が噴出口10の位置と同等かそれ以上に前方に位置させても、噴出口10が風向変更部4bと向き合わないので、いっそう使用者への風当たりを防止することができる。
一方、図10および図12のハンドドライヤーでは、使用者への風の跳ね返りを低減できる。
また、本実施の形態1では、前後方向において、ケーシング1の下面1aの前側端と後側端との間の距離L1、風向変更部4bの前側端とケーシング1の下面1aの後側端との間の距離L2とし、L2>1/2×L1を満足するように距離L1の1/2の位置より前側に風向変更部4bを配置した例を示したが、図10に示すように、噴出口10の吹き出し方向を更に斜め後方側へ角度をつけ、L2≦1/2×L1を満足させ、ケーシング1の下面1aの前側端と後側端との間の距離L1の1/2の位置より後側に風向変更部4bを配置すれば、風向変更部4bの前方への突出長さは更に短くなる。そのため、使用者が手を乾燥処理空間3へ挿入した場合、使用者からの目視では、ケーシング1によって風向変更部4bが見え難くなるため、乾燥処理空間3を広く感じることで更に乾燥処理空間3への手挿入時の心理的な圧迫感も低減できる。
また、本実施の形態1では、風向変更部4bの形状について、正面視で風向変更部4bはほぼ左右対称形状で、風向変更部4bの左右方向の外側が中心付近に対して両側とも下方に位置するように斜め下方へ傾斜している形状を示したが、風向変更部4bの形状はこれに限定されるものではない。図13および図14は、本実施の形態1のハンドドライヤーの風向変更部4bの別の実施例を示す正面図である。図13に示すように、左右方向の一方側が他方側より低くなるように全体的に一方向に傾斜させてもよい。また図14に示すように、デザインおよび製造コストを優先し、正面視で見て左右方向に傾斜のなく、左右方向において水平にする場合も考えられる。この場合には、風向変更部4bを傾斜させた場合に比べ、空気流を左右方向へ分ける効果は減少してしまうが、それでもある程度は左右方向に向かうとともに、風向変更部4bとの衝突で空気流の風速自体を遅くすることができるので、同様に使用者へ向かう空気流を低減することができる。尚、実施の形態1では、風向変更部4bの左右方向の傾斜形状は平面を傾けて形成し例を示したが、曲面で形成してもよい。
また、本実施の形態1では、パネル4aは、左右方向においてケーシング1とほぼ同じ幅サイズの平面形状である例を示したが、ケーシング1と風向変更部4bとを連結できれば、その形状には限定されない。したがって、パネル4aはケーシング1より左右方向の幅が小さくてもよく、平面でなく曲面形状でもよく、面状ではなく細長いポール等で構成してもよい。
また同様に、風向変更部4bは、板状の平面状のピースから構成した例を示したが、板状の厚みが均一でなく変化していてもよく、また平面を組み合わせなくても曲面形状でもよく、特に限定されない。
更に、パネル4aおよび風向変更部4bの材質は、金属、樹脂、その他でもよく、特に限定されない。
ところで、壁にハンドドライヤーを取り付ける場合、前後方向の奥行サイズが100mm以下のハンドドライヤーであれば、Americans with Disablities Act1990(ADA)に準拠することができ、ハンドドライヤーを壁に埋め込む必要もない。しかし、ハンドドライヤーの奥行サイズを100mm以下とすると、衝突後の手に沿って指先方向へ進む後方斜め下方へ向かう空気流の勢いが衰えないままパネル4aに衝突するので、パネル4aで反射して前方斜め下方に向かう空気流の勢いも強いまま使用者に当たってしまう。つまり、ハンドドライヤーの奥行サイズが小さく壁に近ければ近いほど使用者への風当たりが強くなってしまう。したがって、実施の形態1の発明は、ハンドドライヤーの奥行サイズが小さいほど、使用者への風当りの防止効果が顕著になり、ハンドドライヤーの奥行サイズが100mm以下の場合で本実施の形態1を実施することがいっそう好ましく、更に大きな効果を得ることができる。
実施の形態2.
本実施の形態2は、壁に取り付け可能なハンドドライヤーである。図15および図16は、この発明の実施の形態2に示すハンドドライヤーを壁50に取り付けた状態を示すもので、図15は右側面図、図16は斜視図である。図15および図16において、ケーシング1には、実施の形態1と同様に、吸気口8、風路5a、風路5b、高圧空気流発生装置9および噴出口10が備えられているが、ここではケーシング1の内部に設けられている風路5a、風路5bおよび高圧空気流発生装置9の図示を省略している。ケーシング1、吸気口8、風路5a、風路5b、高圧空気流発生装置9および噴出口10をまとめて一つの送風機能を有したユニットとして送風部100とする。本実施の形態2では、ケーシング1と風向変更部4bとは互いに独立している。つまり送風部100と風向変更部4bとは互いに独立している。したがって、ハンドドライヤーを取り付ける壁50に、送風部100と、送風部100の下方に風向変更部4bが配置されるようにそれぞれ壁50に取り付けられる。実施の形態1に対し、送風部100と風向変更部4bが互いに独立し、パネル4aが無い点が相違するのみであり、それ以外の構成は実施の形態1と同一である。
以上の構成のハンドドライヤーによれば、実施の形態1と同様の効果があるとともに、ハンドドライヤーを取り付ける環境および使用者に応じて風向変更部4bの位置を調整して設置することができる。
尚、実施の形態2ではパネル4aを備えない例を示したが、風向変更部4bと一体にしてパネル4aを備えてもよい。
尚、図2および図4〜図12および図15の図中に記載した矢印は、空気流の方向を示している(但し、図2の前後方向を示す矢印および図10のL1およびL2の寸法を表す矢印は除く)。
1 ケーシング、1a 下面、3 乾燥処理空間、3a 乾燥処理空間入口、4a パネル、4b 風向変更部、5a,5b 風路、8 吸気口、9 高圧空気流発生装置、10 噴出口、10a 噴出孔、10b,10c 内壁、50 壁、51 床、100 送風部。

Claims (8)

  1. 乾燥処理空間に向かって空気流を吹き出す噴出口と、前記噴出口から吹き出された空気流の向きを変更する風向変更部とを備え、前記噴出口から空気流が吹き出されている間、前記風向変更部と前記噴出口とが正対していないことを特徴とするハンドドライヤー。
  2. 乾燥処理空間に向かって空気流を吹き出す噴出口と、前記噴出口から吹き出された空気流の向きを変更する風向変更部とを備え、前記噴出口から空気流が吹き出されている間、前記噴出口の吹き出し方向の延長上に前記風向変更部が位置しないことを特徴とするハンドドライヤー。
  3. 乾燥処理空間に向かって空気流を吹き出す噴出口と、前記噴出口から吹き出された空気流の向きを変更する風向変更部とを備え、前記噴出口から空気流が吹き出されている間、前記噴出口の噴出孔の中心軸の延長上に前記風向変更部が位置しないことを特徴とするハンドドライヤー。
  4. 前記乾燥処理空間は少なくとも前方に開口し、前記風向変更部は前記噴出口より後方に位置していることを特徴とする請求項1に記載のハンドドライヤー。
  5. 前記乾燥処理空間は少なくとも前方に開口し、前記風向変更部は前記噴出口の吹き出し方向の延長上より後方に位置していることを特徴とする請求項2に記載のハンドドライヤー。
  6. 前記乾燥処理空間は少なくとも前方に開口し、前記風向変更部は前記噴出孔の中心軸の延長上より後方に位置していることを特徴とする請求項3に記載のハンドドライヤー。
  7. 前記噴出口は外郭を形成するケーシングに設けられ、前後方向において、前記風向変更部は、前記ケーシングの前側端と後側端との間の1/2の位置より後側に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一つに記載のハンドドライヤー。
  8. 前記ケーシングが前後方向に100mm以下であることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一つに記載のハンドドライヤー。
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