JP2006288520A - 炊飯器 - Google Patents

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典生 池田
Kazuhiro Ukita
和宏 浮田
Kenji Okamoto
賢治 岡本
Atsushi Koma
敦 高麗
Hiroo Nitta
浩朗 新田
Akihiro Shinabe
晃宏 品部
Keiji Ishikawa
啓治 石川
Shunpei Ando
俊平 安藤
Mitsuru Yashima
充 八島
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Abstract

【課題】加熱板の温度リップル、温度むらを小さくして、炊飯性能、保温性能を向上させる。
【解決手段】加熱板を加熱する加熱板加熱手段を加熱板外側加熱手段と加熱板内側加熱手段とで構成し、加熱板温度検知手段の近傍に加熱板内側加熱手段を配置した。
【選択図】図1

Description

本発明は、蓋の下面に設置した加熱板を加熱する炊飯器に関するものである。
従来、この種の加熱板を加熱させる炊飯器は、例えば、特許文献1に記載されたようなものである。
図6は特許文献1に記載された従来の炊飯器を示すものである。図6に示すように、炊飯器本体11は、内部に有底筒状の鍋12を着脱自在に収納するように鍋収納部13を設けている。炊飯器本体11の上方後部にヒンジ14を設け、このヒンジ14を中心に開閉自在な蓋15を取り付けている。蓋15は鍋12の上面開口部を開閉自在に覆うように炊飯器本体11の上部に位置している。鍋12はその底部を加熱部を構成する誘導加熱コイル16、17で誘導加熱し、側部を鍋収納部13の側面外周に巻回したヒーター18により加熱するよう構成している。
蓋15はその外枠を外蓋19で構成し、鍋12側の下面を発熱板20で構成し、蓋15内に蓋誘導加熱コイル21を配設している。蓋誘導加熱コイル21はその下方の発熱板20を誘導加熱するもので、発熱板20は誘導加熱されるステンレス等の磁性材料で構成し、誘導加熱により自己発熱する発熱部を構成するものである。蓋15内には蓋誘導加熱コイル21の上部に断熱材22を配している。
蓋誘導加熱コイル21は平面がリング状をしており、このリング状の蓋誘導コイル21を、難燃性のコイル支持台のコイル収納部に配置する構成としている。
発熱板20はその断面形状を蓋誘導加熱コイル21と対向する部分26を低位置で平坦な部分に形成し、発熱板20の蓋誘導加熱コイル21と対向しない部分は傾斜部27を形成している。その傾斜角度は少々傾いた置き台に炊飯器本体11が置かれても、発熱板20が水平面に対し傾斜を維持できるようにしている。
特開平8−150070号公報
しかしながら、このような従来の構成の炊飯器では、発熱板20の発熱は、蓋誘導加熱コイル21と対向する部分が発熱するが、ステンレスなどの磁性体は熱伝導率が低いので、発熱板20の誘導加熱をONしているときとOFFしているときの発熱板の温度高低差(以下、温度リップルと記す)が大きく、また、蓋誘導加熱コイル21と対向する部分とそれ以外の部分との温度むらが大きくなって炊飯したご飯に炊きむらが発生するという課題を有していた。
さらに、炊飯終了後、炊きあがったご飯を70℃程度の所定温度に保持する保温工程に自動的に移行するが、この保温時の発熱板20の役割はご飯表面の温度維持と、ご飯から発生する蒸気を発熱板20に結露することを防止する役割がある。そのため、保温中において、発熱板20は温度の低い部分で結露した水滴を高温部の熱伝導により蒸発させることになる。このため、結露した水滴を効率よく蒸発させる為には、できる限り発熱板の温度リップルを小さく、温度むらを低減させる必要があるが、この保温工程中においても、発熱板に結露して、この結露した水滴が鍋12内に落ちて、ご飯は白くふやけてしまうという課題をも有していた。
本発明は前記従来の課題を解決するもので、発熱板の温度リップルを小さくし温度むらを低減することにより、炊きむらを少なくして炊飯性能を向上させるとともに、保温中のご飯の劣化を低減させる炊飯器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の炊飯器は、鍋と、前記鍋を加熱する鍋加熱手段と、前記鍋の開口部を覆う蓋と、前記蓋の下面に設置した加熱板と、前記加熱板の温度を検知する加熱板温度検知手段と、前記蓋内の前記加熱板の内周縁に沿って対向する位置に設けられた加熱板外側加熱手段と、前記蓋内の前記加熱板温度検知手段周縁の少なくとも一部に沿って対向する位置に設けられた加熱板内側加熱手段との少なくとも2個の加熱板加熱手段と、前記加熱板加熱手段への通電制御をする制御手段とを備えたものである。
これによって、加熱板内側加熱手段が加熱板温度検知手段の近傍に配置されるので、加熱板の温度変化に対する熱応答が速くなって加熱板の温度リップルを小さくすることができるとともに、少なくとも2個の加熱板加熱手段を設けているため、加熱板の温度むらを低減できるので、炊きむらを少なくして炊飯性能を向上させ、さらには保温によるご飯の劣化をも低減することができる。
本発明の炊飯器は、炊きむらを低減して炊飯性能を向上させるとともに、保温性能をも向上させることができる。
第1の発明は、鍋と、前記鍋を加熱する鍋加熱手段と、前記鍋の開口部を覆う蓋と、前記蓋の下面に設置した加熱板と、前記加熱板の温度を検知する加熱板温度検知手段と、前記蓋内の前記加熱板の内周縁に沿って対向する位置に設けられた加熱板外側加熱手段と、前記蓋内の前記加熱板温度検知手段周縁の少なくとも一部に沿って対向する位置に設けられた加熱板内側加熱手段の少なくとも2個の加熱板加熱手段と、前記加熱板加熱手段への通電制御をする制御手段とを備えた炊飯器である。
本発明の炊飯器は、加熱板内側加熱手段が加熱板温度検知手段の近傍に配置されるので、加熱板の温度変化に対する熱応答が速くなって加熱板の温度リップルを小さくすることができるとともに、少なくとも2個の加熱板加熱手段を設けているため、加熱板の温度むらを低減できるので、炊きむらを少なくして炊飯性能を向上するとともに、保温によるご飯の劣化をも低減することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、加熱板は磁性体で構成し、加熱板加熱手段は誘導加熱コイルで構成し、加熱板外側加熱手段と加熱板内側加熱手段の自己インダクタンスが互いに相違する炊飯器としたものである。
本発明の炊飯器は、加熱板が加熱されやすい部分とそれ以外の部分とで、自己インダクタンスを変えることによって加熱量を変えることができるので、さらに加熱板の温度分布を均一化することができる。
第3の発明は、上記第1または2の発明において制御手段が、加熱板加熱手段の少なくとも2個への通電を個別に独立制御する炊飯器としたものである。
本発明の炊飯器は、炊飯時と保温時で、個々の加熱板加熱手段への供給電力量を変化させることができ、炊飯時、保温時各々における供給電力量を自在に変化させることで、炊飯性能、保温性能を両方の性能を引き出すことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における炊飯器の断面図であり、図2は、本発明の第1の実施の形態の炊飯器の要部拡大図を示すものである。
図1及び2において、ボディ31は上面が開口する略円筒形をしており、炊飯器本体を形成している。このボディ31の開口部には上枠32が嵌着している。前記ボディ31内部には上枠32とコイルベース33とで鍋34収納部を形成している。コイルベース33は有底円筒状に形成され、コイルベース33上端部は上枠32に固定されている。コイルベース33には鍋34を誘導加熱するための鍋加熱手段35が設置されており、鍋加熱手段35は鍋34の底部を誘導加熱する底内誘導コイル35aと、鍋34の底側面を誘導加熱する底外誘導コイル35bによって構成されている。底内誘導コイル35a及び底外誘導コイル35bに高周波電流を通電し、鍋34を誘導加熱する為の加熱基板47はコイルベース33とボディ31内面で構成される空間に設置されており、この加熱基板47には加熱基板47上に設置している発熱部品(図示しない)を冷却する為の、ヒートシンク36が加熱基板47下方に設置されており、更に、このヒートシンク36を冷却する為の、ファンモーター37がヒートシンク36に取り付けられている。また、このファンモーター37はボディ31に形状に添うように、傾斜した状態で取り付けられているのである。
また、鍋34底面には鍋34温度を検知する底センサー38がセンサーバネ(図示しない)により付勢されており、炊飯及び、保温時の鍋温度を検知し、鍋34内の調理物が最適な温度状態になるよう、制御手段であるマイクロコンピューター46が制御している。
蓋39は合成樹脂製で、この蓋39は蓋カバー40に嵌着されており、この蓋39は蓋カバー40に設置されたヒンジ軸を上枠32の後部に一体形成されたヒンジ部材32aにピンを介して回動自在に支持されている。
加熱板41は、鍋パッキン42付着脱式の加熱板であり、蓋39下面を構成する蓋カバー40に取り付けられている。この加熱板41には炊飯中の蒸気などを本体外部に放出する蒸気孔41aが設けられており、鍋内の空間と外部とを連通するように構成されている。また蓋カバー40には加熱板41を誘導加熱するための加熱板加熱手段43が設置されており、この加熱板加熱手段43は加熱板内側加熱手段43aと加熱板外側加熱手段43bの二つのコイルで構成されている。
加熱板41には加熱板温度検知手段44がコイルバネ(図示しない)により加熱板41に圧接されており、加熱板41の温度を制御している。
この加熱板内側加熱手段43aは加熱板温度検知手段44の周縁の一部に沿って対向する位置に設けられ、一方、加熱板外側加熱手段43bは加熱板41の内周縁に沿って対向する位置に設けられている。
また、この加熱板加熱手段43の上方にはアルミ製の蓋反射板49が設置されており、加熱板加熱手段43から発生する輻射ノイズなどを防いでいる。
上記の底センサー38及び、加熱板温度検知手段44の温度信号により、操作基板45に設置されているマイクロコンピューター46は、底内誘導コイル35a、底外誘導コイル35b、加熱板加熱手段43への通電を制御している。具体的には、所定の瞬時電力での単位時間当たりの通電時間(以下、通電率と記す)を制御している。このマイクロコンピューター46には、あらかじめ決められた制御プログラムが記憶されてり、炊飯及び保温を行うのである。
以上のように構成された炊飯器について以下その動作、作用を説明する。
使用者が炊飯を行う米とその米量に対応する水とを鍋34に入れ、炊飯器本体30に内装する。使用者が炊飯開始スイッチ(図示しない)を操作すると炊飯工程が開始される。炊飯工程は時間順に前炊き、炊き上げ、沸騰維持、蒸らしに大分される。前炊き工程において、鍋34の温度が米の吸水に適した温度(50℃)になるように底内誘導コイル35a及び底外誘導コイル35bを制御し、鍋34内の米と水を加熱する。次に、炊き上げ工程において、鍋34の温度が所定値(100℃)になるまで底内誘導コイル35a及び底外誘導コイル35bによって鍋34を所定の熱量で加熱する。このときの加熱板温度検知手段44の温度上昇速度によって、炊飯量を判定する。沸騰維持工程において、鍋34の水がなくなり、鍋34の温度が100℃を超えた所定値になるまで、底内誘導コイル35a、底外誘導コイル35b及び加熱板加熱手段43に通電し、米と水を加熱する。最後に蒸らし工程において、一定時間の間に複数回、炊飯量に応じた底内誘導コイル35a、底外誘導コイル35b及び加熱板加熱手段43による加熱(追い炊き)と加熱の停止(休止)を繰り返す。
ここで加熱板41は、加熱板加熱手段43により加熱されるが、加熱板内側加熱手段43aは加熱板温度検知手段44の周縁の一部に沿って対向する位置に設けられているので、加熱板41の加熱部分と加熱板温度検知手段44の位置は接近し、加熱板41の温度変化に対する熱応答が速くなって加熱板41の温度リップルを小さくすることができる。
さらに、加熱板加熱手段43として加熱板外側加熱手段43bを加熱板41の内周縁に沿って対向する位置に設けているので、加熱板の温度むらを低減することができる。
炊飯工程終了後は、保温工程に移行し、鍋内の温度を70℃に近づけるように底内誘導コイル35a及び底外誘導コイル35bが鍋34を、加熱板加熱手段43が加熱板41を、底センサー38と加熱板温度検知手段44の温度信号によって加熱する。この保温工程においても、温度リップルを小さく、さらに温度むらを低減できるので、加熱板41への結露を防止し、ご飯が白くふやけてしまうという現象を防ぐことができる。
以上のように、本実施の形態においては、加熱板41の内周縁に沿って対向する位置に加熱板外側加熱手段43bを設け、加熱板温度検知手段44の周縁の一部に沿って対向する位置に加熱板内側加熱手段43aを設けることにより、加熱板41の温度リップルと温度むらを低減できるので、炊きむらを少なくして炊飯性能を向上させるとともに、ご飯のふやけを防いで保温性能を向上させることができる。
ここで、図3に示すように、加熱板外側加熱手段43bの中心は加熱板41の中心と同じであるが、加熱板内側加熱手段43aの中心を加熱板外側加熱手段43bの中心よりずらし、加熱板温度検知手段44の外周を囲む配置にすることにより、加熱板温度検知手段44近傍の加熱板41を効果的に加熱できるので、加熱板41の温度変化に対する熱応答をより速くして加熱板41の温度リップルをさらに小さくすることができる。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2おける炊飯器の要部平面図を示すもので、蓋カバーから蓋を取り外した図である。実施の形態1と同一部分は同一符号を付して説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
図4に示すように、加熱板41は、ステンレスなどの磁性体で構成し、蓋(図示せず)の下面を構成する蓋カバー40に取り付けている。加熱板41には炊飯中の蒸気を排出する蒸気孔41aを設けており、この蒸気孔41aよりも大きい穴を蓋カバー40にも設けている。この蓋カバー40に加熱板加熱手段として誘導加熱コイルを設置し、この加熱板加熱手段43は加熱板内側加熱手段43aと加熱板外側加熱手段43bとで構成している。
加熱板内側加熱手段43aと加熱板外側加熱手段43bは、コイル巻数を変えてそれぞれの自己インダクタンスが互いに相違するようにしている。
ここで加熱板41は、加熱板加熱手段43により加熱されるが、加熱板41は加熱板加熱手段43に通電される電流の大きさと、加熱板加熱手段43のコイル巻数により加熱板41の加熱量が決定される。ここで加熱板加熱手段43のコイル巻数は自己インダクタンスの大きさに比例しており、コイル巻数を増やせば増やすほど、自己インダクタンスは大きくなり、自己インダクタンスに比例して加熱量を多くすることができる。
加熱板外側加熱手段43bは加熱板41の内周縁に沿って対向する位置に設けられているのに対し、加熱板内側加熱手段43aは加熱板温度検知手段44の周縁の一部に沿って対向する位置に設けられているので、加熱板外側加熱手段43bが加熱する加熱板41の面積は、加熱板内側加熱手段43aが加熱する面積より広い。加熱板の温度むらを少なくするために、加熱する面積が広い加熱板外側加熱手段43bのコイル巻き数は加熱板内側加熱手段43aより多くして、加熱板外側加熱手段43bによる加熱量を多くしている。
以上のように構成された炊飯器について、以下その動作、作用を説明する。
使用者が炊飯を行う米とその米量に対応する水とを鍋34に入れ、炊飯器本体30に内装し、使用者が炊飯開始スイッチ(図示しない)を操作して炊飯工程が開始されてから保温工程に移行し、鍋34内のご飯温度を約70℃に保持されるまでは実施の形態1と同じである。
炊飯工程、保温工程において、加熱板外側加熱手段43bは加熱板内側加熱手段43aよりコイル巻数を多くすることによって、加熱量を多くしている。
以上のように、本実施の形態においては、加熱板41は磁性体で構成し、加熱板加熱手段43は誘導加熱コイルで構成し、加熱板外側加熱手段43bと加熱板内側加熱手段43aの自己インダクタンスを互いに相違させることにより、加熱板41の温度むらを低減させ、その結果炊きむらを少なくして炊飯性能を向上させるとともに、ご飯のふやけを防いで保温性能を向上させることができる。
(実施の形態3)
図5は、本発明の実施の形態3における炊飯器の要部平面図を示すもので、蓋カバーから蓋を取り外した図である。実施の形態1と同一部分は同一符号を付して説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
図5に示すように、加熱板41は、ステンレスなどの磁性体で構成し、蓋(図示せず)の下面を構成する蓋カバー40に取り付けている。加熱板41には炊飯中の蒸気を排出する蒸気孔41aを設けており、この蒸気孔41aよりも大きい穴を蓋カバー40にも設けている。この蓋カバー40に加熱板加熱手段として誘導加熱コイルを設置し、この加熱板加熱手段43は加熱板内側加熱手段43aと加熱板外側加熱手段43bとで構成している。
加熱板内側加熱手段43aと加熱板外側加熱手段43bは通電を個別に独立制御するようにしている。
加熱板外側加熱手段43bは加熱板41の内周縁に沿って対向する位置に設けられているのに対し、加熱板内側加熱手段43aは加熱板温度検知手段44の周縁の一部に沿って対向する位置に設けられているので、加熱板外側加熱手段43bが加熱する加熱板41の面積は、加熱板内側加熱手段43aが加熱する面積より広い。加熱板の温度むらを少なくするために、加熱する面積が広い加熱板外側加熱手段43bの通電率は加熱板内側加熱手段43aの通電率より多くして、加熱板外側加熱手段43bによる加熱量を多くしている。
以上のように構成された炊飯器について、以下その動作、作用を説明する。
使用者が炊飯を行う米とその米量に対応する水とを鍋34に入れ、炊飯器本体30に内装し、使用者が炊飯開始スイッチ(図示しない)を操作して炊飯工程が開始されてから保温工程に移行し、鍋34内のご飯温度を約70℃に保持されるまでは実施の形態1と同じである。
炊飯工程、保温工程において、加熱板外側加熱手段43bは加熱板内側加熱手段43aより通電率を多くして加熱量を多くしている。
以上のように、本実施の形態においては、加熱板加熱手段43の少なくとも2個への通電を個別に独立制御することにより、加熱板41の温度むらが低減され、その結果炊きむらを少なくして炊飯性能を向上させるとともに、ご飯のふやけを防いで保温性能を向上させることができる。
以上のように、本発明にかかる炊飯器は、炊きむらを低減して炊飯性能を向上できるとともに、保温性能をも向上することができるので、炊飯および保温性能を向上させるために、蓋の下面に設置した加熱板を加熱する炊飯器として有用である。
本発明の実施の形態1における炊飯器の断面図 同炊飯器の要部平面図 同炊飯器の要部平面図 本発明の実施の形態2における炊飯器の要部平面図 本発明の実施の形態3における炊飯器の要部平面図 従来の炊飯器の断面図
符号の説明
34 鍋
35 鍋加熱手段
39 蓋
41 加熱板
43 加熱板加熱手段
43a 加熱板内側加熱手段
43b 加熱板外側加熱手段
44 加熱板温度検知手段
46 制御手段

Claims (3)

  1. 鍋と、前記鍋を加熱する鍋加熱手段と、前記鍋の開口部を覆う蓋と、前記蓋の下面に設置した加熱板と、前記加熱板の温度を検知する加熱板温度検知手段と、前記蓋内の前記加熱板の内周縁に沿って対向する位置に設けられた加熱板外側加熱手段と、前記蓋内の前記加熱板温度検知手段周縁の少なくとも一部に沿って対向する位置に設けられた加熱板内側加熱手段との少なくとも2個の加熱板加熱手段と、前記加熱板加熱手段への通電制御をする制御手段とを備えた炊飯器。
  2. 加熱板は磁性体で構成し、加熱板加熱手段は誘導加熱コイルで構成し、加熱板外側加熱手段と加熱板内側加熱手段の自己インダクタンスが互いに相違する請求項1記載の炊飯器。
  3. 制御手段が、加熱板加熱手段の少なくとも2個への通電を個別に独立制御する請求項1または2に記載の炊飯器。
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