JP2006287642A - Mpegコンテンツの同期再生方法、クライアント端末、mpegコンテンツの同期再生プログラム - Google Patents
Mpegコンテンツの同期再生方法、クライアント端末、mpegコンテンツの同期再生プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】 配信サーバからマルチキャストにより配信されるMPEGコンテンツデータを受信したクライアント端末10は、受信したMPEGコンテンツデータ内の映像データ内の最初のシーケンスヘッダまでの映像データのデータ量を記録し、受信した最初の映像データよりも早い時刻の音声データが存在する場合に、当該音声データのデータ量を記憶し、映像データについて、記憶したデータ量と映像ビットレートとから算出される所定のウェイト時間分のウエイト処理を行って再生を行い、音声データについて、記憶したデータ量と音声ビットレートとから算出されるウェイト時間分のウェイト処理を行って再生を行う。
【選択図】 図1
Description
本発明によれば、クライアント端末で受信したMPEGコンテンツデータを、映像データと音声データに分離し、映像データ内から最初に出現するシーケンスヘッダを検索し、次いで、音声データ内からAAUヘッダを検索する。そして、シーケンスヘッダ内より映像画面サイズと映像ビットレートを取得し、AAUヘッダより音声ビットレートを取得する。
図1は、本発明の第1の実施の形態によるクライアント端末の構成を示すブロック図である。
上記のように構成される本実施の形態によるクライアント端末10の動作について、図2のフローチャート、図6から図8を参照して詳細に説明する。
(1)クライアント端末10がマルチキャストのチャネルを切り替え、クライアント端末10にてMPEGコンテンツデータの受信を開始した時。
(2)クライアント端末10が未使用のマルチキャストアドレスへ参加しており、サーバからMPEGコンテンツデータの送信が開始され、クライアント端末10にてMPEGコンテンツデータの受信を開始した時。
(3)クライアント端末10が使用中のマルチキャストアドレスへ参加しており、サーバから送信されたMPEGコンテンツデータを、クライアント端末10にて受信を開始した時。
さらに、音声データ破棄部53では、音声データのうち、シーケンスヘッダより前に届いた音声データを破棄する(ステップ305)。
TAW = 1000 × ( AG [Byte] × 8 / ABR [bit/sec] ) [ms] ・・・(2)
どの時刻から再生を開始した場合であっても、受信したMPEGコンテンツデータ内の映像データ内の最初のシーケンスヘッダまでの映像データのデータ量と映像ビットレートから算出されるウエイト時間と受信した最初の映像データよりも早い時刻の音声データのデータ量と音声ビットレートから算出されるウェイト時間を合計したウエイト時間分のウエイト処理を行ってコンテンツデータの再生を開始するため、Iピクチャの初回出現以降のデータからは映像出力用デコーダで復号処理を行うことができるため、クライアント端末での再生開始時刻や、個々のクライアント端末が異なることによる処理速度の違いに依存することなく、各クライアント端末間で映像の同期を取ることが可能となる。
11:データ受信部
12:映像/音声分離部
13:映像データ処理部
14:音声データ処理部
15:映像出力用デコーダ
16:音声出力用デコーダ
17:記憶装置
31:TSパケット解析部
32:データ分離部
41:シーケンスヘッダ検索部
42:パラメータ抽出部
43:映像データ破棄部
44:映像出力用デコーダ構築部
51:AAUヘッダ検索部
52:パラメータ抽出部
53:音声データ破棄部
54:音声出力用デコーダ構築部
100:TSパケット
101:TSヘッダ
102:TSペイロード
Claims (15)
- 配信サーバからクライアント端末に対してマルチキャストにより配信されるMPEGコンテンツデータの同期再生方法であって、
受信した前記MPEGコンテンツデータ内の映像データ内の最初のシーケンスヘッダまでの映像データ量と映像ビットレートとから算出される所定のウェイト時間と、受信した最初の映像データよりも早い時刻の音声データが存在する場合に、当該音声データ量と音声ビットレートとから算出されるウェイト時間を合計したウエイト時間分のウェイト処理を行って再生を行うことを特徴とするMPEGコンテンツデータの同期再生方法。 - 前記シーケンスヘッダから映像ビットレートを取得し、
受信した前記MPEGコンテンツデータ内の映像データ内の最初のシーケンスヘッダまでの映像データを破棄し、
受信した前記MPEGコンテンツデータ内の音声データ内のAAUヘッダから音声ビットレートを取得し、
受信した最初の映像データよりも早い時刻の音声データが存在する場合に、存在する音声データの音声データ量を記録し、
前記シーケンスヘッダより前に届いた音声データを破棄することを特徴とする請求項1に記載のMPEGコンテンツデータの同期再生方法。 - 前記MPEGコンテンツデータについて、予め設定された一定時間分のウエイト処理を行った後に、算出される前記ウエイト時間分のウエイト処理を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のMPEGコンテンツデータの同期再生方法。
- 前記映像データから最初に出現する前記シーケンスヘッダを検索し、
検索した前記シーケンスヘッダから映像画面サイズと映像ビットレートを取得し、
前記音声データからAAUヘッダを検索し、
検索した前記AAUヘッダから音声ビットレートを取得し、
前記映像画面サイズ、映像ビットレートより映像出力用のフィルタの構築を行い、
前記音声ビットレートにより音声出力用のフィルタの構築を行うことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載のMPEGコンテンツデータの同期再生方法。 - 前記映像データの前記ウエイト時間を、前記破棄した映像データのデータ量を取得した前記映像ビットレートで除算することで算出し、
前記音声データの前記ウエイト時間を、前記記録した音声データ量を前記音声ビットレートで除算することで算出することを特徴とする請求項2から請求項4の何れか1項に記載のMPEGコンテンツデータの同期再生方法。 - 配信サーバからマルチキャストにより配信されるMPEGコンテンツデータの同期再生を行うクライアント端末であって、
受信した前記MPEGコンテンツデータ内の映像データ内の最初のシーケンスヘッダまでの映像データ量と映像ビットレートとから算出される所定のウェイト時間と、受信した最初の映像データよりも早い時刻の音声データが存在する場合に、当該音声データ量と音声ビットレートとから算出されるウェイト時間を合計したウエイト時間分のウェイト処理を行って再生を行う手段を備えることを特徴とするクライアント端末。 - 前記シーケンスヘッダから映像ビットレートを取得する機能と、
受信した前記MPEGコンテンツデータ内の映像データ内の最初のシーケンスヘッダまでの映像データを破棄する機能と、
受信した前記MPEGコンテンツデータ内の音声データ内のAAUヘッダから音声ビットレートを取得する機能と、
受信した最初の映像データよりも早い時刻の音声データが存在する場合に、存在する音声データの音声データ量を記録する機能と、
前記シーケンスヘッダより前に届いた音声データを破棄する機能を備えることを特徴とする請求項6に記載のクライアント端末。 - 前記MPEGコンテンツデータについて、予め設定された一定時間分のウエイト処理を行った後に、算出される前記ウエイト時間分のウエイト処理を行う機能を備えることを特徴とする請求項6又は請求項7に記載のクライアント端末。
- 前記映像データから最初に出現する前記シーケンスヘッダを検索する機能と、
検索した前記シーケンスヘッダから映像画面サイズと映像ビットレートを取得する機能と、
前記音声データからAAUヘッダを検索する機能と、
検索した前記AAUヘッダから音声ビットレートを取得する機能と、
前記映像画面サイズ、映像ビットレートより映像出力用のフィルタの構築を行う機能と、
前記音声ビットレートにより音声出力用のフィルタの構築を行う機能を備えることを特徴とする請求項6から請求項8の何れか1項に記載のクライアント端末。 - 前記映像データの前記ウエイト時間を、前記破棄した映像データのデータ量を取得した前記映像ビットレートで除算することで算出する機能と、
前記音声データの前記ウエイト時間を、前記記録した音声データ量を前記音声ビットレートで除算することで算出する機能を備えることを特徴とする請求項7から請求項9の何れか1項に記載のクライアント端末。 - クライアント端末上で実行され、配信サーバからクライアント端末に対してマルチキャストにより配信されるMPEGコンテンツデータの同期再生プログラムであって、
前記クライアント端末に、
受信した前記MPEGコンテンツデータ内の映像データ内の最初のシーケンスヘッダまでの映像データ量と映像ビットレートとから算出される所定のウェイト時間と、受信した最初の映像データよりも早い時刻の音声データが存在する場合に、当該音声データ量と音声ビットレートとから算出されるウェイト時間を合計したウエイト時間分のウェイト処理を行って再生を行う機能を持たせることを特徴とするMPEGコンテンツデータの同期再生プログラム。 - 前記クライアント端末に、
前記シーケンスヘッダから映像ビットレートを取得し、
受信した前記MPEGコンテンツデータ内の映像データ内の最初のシーケンスヘッダまでの映像データを破棄し、
受信した前記MPEGコンテンツデータ内の音声データ内のAAUヘッダから音声ビットレートを取得し、
受信した最初の映像データよりも早い時刻の音声データが存在する場合に、存在する音声データの音声データ量を記録し、
前記シーケンスヘッダより前に届いた音声データを破棄する機能を持たせることを特徴とする請求項11に記載のMPEGコンテンツデータの同期再生プログラム。 - 前記クライアント端末に、
前記MPEGコンテンツデータについて、予め設定された一定時間分のウエイト処理を行った後に、算出される前記ウエイト時間分のウエイト処理を実行する機能を持たせることを特徴とする請求項11又は請求項12に記載のMPEGコンテンツデータの同期再生プログラム。 - 前記クライアント端末に、
前記映像データから最初に出現する前記シーケンスヘッダを検索し、
検索した前記シーケンスヘッダから映像画面サイズと映像ビットレートを取得し、
前記音声データからAAUヘッダを検索し、
検索した前記AAUヘッダから音声ビットレートを取得し、
前記映像画面サイズ、映像ビットレートより映像出力用のフィルタの構築を行い、
前記音声ビットレートにより音声出力用のフィルタの構築を行う機能を持たせることを特徴とする請求項11から請求項13の何れか1項に記載のMPEGコンテンツデータの同期再生プログラム。 - 前記クライアント端末に、
前記映像データの前記ウエイト時間を、前記破棄した映像データのデータ量を取得した前記映像ビットレートで除算することで算出し、
前記音声データの前記ウエイト時間を、前記記録した音声データ量を前記音声ビットレートで除算することで算出する機能を持たせることを特徴とする請求項12から請求項14の何れか1項に記載のMPEGコンテンツデータの同期再生プログラム。
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