JP2006286790A - 配線基板の接合方法、配線基板の接合部の構造、及び配線基板の接合部を備えた電気回路装置 - Google Patents

配線基板の接合方法、配線基板の接合部の構造、及び配線基板の接合部を備えた電気回路装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 隣接する配線間の距離が小さくなっても、マイグレーションを発生しにくく、隣接配線間の電気的短絡を抑制でき、配線の導通不良を抑制できる配線基板の接合方法を提供する。
【解決手段】 複数の第1の配線4の形成された部分と複数の第2の配線6の形成された部分とが所定領域にて対向するようにガラス基板5とフレキシブルプリント基板7とを配置するとともに、その所定領域に第1の接着剤1及び第2の接着剤11を配置し、ガラス基板5とフレキシブルプリント基板7とによる接着剤1,11の挟圧を行い、この接着剤の挟圧に際して第1の接着剤1が所定領域から少なくとも部分的にはみ出るのを第2の接着剤11により阻止するように第2の接着剤11を所定領域の外周部に配置する。3は封止樹脂である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、配線基板の接合技術に属するものであり、特に、配線基板の接合方法、配線基板の接合部の構造、及び配線基板の接合部を備えた電気回路装置に関するものである。
近年、電気製品に搭載される液晶ディスプレイパネル(LCD)やプラズマディスプレイパネル(PDP)その他の電気実装部品等の電気回路装置は、電気信号処理の高速化と共に高密度集積化及び小型化が進み、そのため信号配線の微細化(ファインピッチ化)及び多ピン化が著しくなってきている。それに伴い、電気回路装置におけるガラス配線基板とフレキシブルプリント配線基板などの回路基板同士の電気的接合も、高い位置合わせ精度が要求されるようになっている。
現在、微細パターン用セラミック基板やシリコン基板、またLCD用やPDP用のガラス基板に形成された配線電極とフレキシブルプリント配線基板の配線(配線電極)とを電気的に接合する方法として、異方性導電性接着剤を用いる方法が多く行われている。異方性導電性接着剤は、導電性フィラーを含有しており、これにより接着した状態で該導電性フィラーを介して配線電極間を電気的に接続できるものである。異方性導電性接着剤は、その供給形態によって異方性導電性フィルム(ACF:Anisotropic Conductive Film)と異方性導電性ペースト(ACP:Anisotropic Conductive Paste)とに大別される。
また、配線電極間の電気的接続が例えば直接接触などによりなされる場合には、配線基板同士の接合を非導電性接着剤を用いて行うこともある。非導電性接着剤も、その供給形態によって導電性フィルム(NCF:Non−Conductive Film)と非導電性ペースト(NCP:Non−Conductive Paste)とに大別される。
ところで、LCDやPDPなどのフラットディスプレイパネル用のガラス基板では、配線材料としてAg(銀)等の金属を用いることが多く、その場合、隣り合う配線間に電位差あるいは極性の異なる電圧が印加されると、配線金属がイオン化されて一方の配線から他方の配線へと移動する現象すなわちイオンマイグレーションを発生することが知られている。イオンマイグレーションがさらに進むと、本来絶縁状態の2本の配線間に導通路が形成されて配線同士が短絡したり、Ag配線が塩化銀(AgCl)に変化して導電体ではなく絶縁体になってしまうという不良が発生することがある。
マイグレーション発生を抑制するために、特許文献1には、プラズマディスプレイ装置において封着シール部材の露出部分を含めてプラズマディスプレイパネル本体の端部を樹脂層により被覆することが開示されている。
特開2004−93860号公報
本発明の目的の1つは、隣接する配線(配線電極を含む:以下同様)間の距離が小さくなっても、マイグレーションを発生しにくく、隣接配線間の電気的短絡を抑制でき、配線の導通不良を抑制できる配線基板の接合方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、隣接する配線間の距離が小さくなっても、マイグレーションを発生しにくく、隣接配線間の電気的短絡を抑制でき、配線の導通不良を抑制できる配線基板の接合部の構造を提供することにある。
本発明の更に別の目的は、以上のような配線基板の接合部を備えた電気回路装置を提供することにある。
本発明は、上記いずれかの目的を達成するものとして、
第1の基板の表面に複数の第1の配線を形成してなる第1の配線基板と第2の基板の表面に複数の第2の配線を形成してなる第2の配線基板とを接着剤により接着し、前記第1の配線と第2の配線との対応するもの同士を電気的に接続させる配線基板の接合方法であって、
前記第1の配線の形成された部分と前記第2の配線の形成された部分とが所定領域にて対向するように前記第1の配線基板と第2の配線基板とを配置するとともに、前記所定領域に前記接着剤を配置し、前記第1の配線基板と第2の配線基板とによる前記接着剤の挟圧を行い、ここで前記接着剤として互いに異なる第1の接着剤及び第2の接着剤を使用し、前記接着剤の挟圧に際して前記第1の接着剤が前記所定領域から少なくとも部分的にはみ出るのを前記第2の接着剤により阻止するように該第2の接着剤を配置することを特徴とする、配線基板の接合方法、
を提供する。
本発明の一態様においては、前記第1の接着剤は異方性導電性接着剤である。本発明の一態様においては、前記第1の接着剤は、硬化後に単位体積当たり含有する塩素量が前記第2の接着剤より多いものである。本発明の一態様においては、前記第1の接着剤は、硬化後に前記第1の配線の互いに隣接するもの同士の双方と接触している場合のこれら双方の間での短絡率が前記第2の接着剤より高いものである。本発明の一態様においては、前記第1の接着剤は、硬化後に前記第1の配線のそれぞれと接触している場合のそれの導通不良率が前記第2の接着剤より高いものである。本発明の一態様においては、前記第1の接着剤及び第2の接着剤を前記挟圧の際またはその後に加熱により硬化させる。本発明の一態様においては、前記第2の接着剤を前記挟圧の際またはその後に紫外線照射により硬化させる。
また、本発明は、上記いずれかの目的を達成するものとして、
第1の基板の表面に複数の第1の配線を形成してなる第1の配線基板と第2の基板の表面に複数の第2の配線を形成してなる第2の配線基板とを接着剤により接着し、前記第1の配線と第2の配線との対応するもの同士を電気的に接続させる配線基板の接合方法であって、
前記第1の配線の形成された部分と前記第2の配線の形成された部分とが所定領域にて対向するように前記第1の配線基板と第2の配線基板とを配置するとともに、前記所定領域に前記接着剤を配置し、前記第1の配線基板と第2の配線基板とによる前記接着剤の挟圧を行い、ここで前記接着剤の挟圧に際して前記接着剤が前記所定領域から少なくとも部分的にはみ出さないように前記接着剤を配置し且つその使用量を設定することを特徴とする、配線基板の接合方法、
を提供する。
本発明の一態様においては、前記接着剤を前記挟圧の際またはその後に加熱により硬化させる。
また、本発明は、上記いずれかの目的を達成するものとして、
第1の基板の表面に複数の第1の配線を形成してなる第1の配線基板と第2の基板の表面に複数の第2の配線を形成してなる第2の配線基板とが接着材により接着されており、前記第1の配線と第2の配線との対応するもの同士が電気的に接続されている配線基板の接合部の構造であって、
前記第1の配線の形成された部分と前記第2の配線の形成された部分とが所定領域にて対向するように前記第1の配線基板と第2の配線基板とが配置されており、前記所定領域に前記接着材が配置されており、ここで前記接着材は互いに異なる第1の接着材及び第2の接着材を含んでなり、前記第2の接着材は前記所定領域の外周部に少なくとも部分的に配置されていることを特徴とする、配線基板の接合部の構造、
を提供する。
本発明の一態様においては、前記第1の接着材は異方性導電性接着材である。本発明の一態様においては、前記第1の接着材は、単位体積当たり含有する塩素量が前記第2の接着材より多いものである。本発明の一態様においては、前記第1の接着材は、前記第1の配線の互いに隣接するもの同士の双方と接触している場合のこれら双方の間での短絡率が前記第2の接着材より高いものである。本発明の一態様においては、前記第1の接着材は、前記第1の配線のそれぞれと接触している場合のそれの導通不良率が前記第2の接着材より高いものである。
また、本発明は、上記いずれかの目的を達成するものとして、
第1の基板の表面に複数の第1の配線を形成してなる第1の配線基板と第2の基板の表面に複数の第2の配線を形成してなる第2の配線基板とが接着材により接着されており、前記第1の配線と第2の配線との対応するもの同士が電気的に接続されている配線基板の接合部の構造であって、
前記第1の配線の形成された部分と前記第2の配線の形成された部分とが所定領域にて対向するように前記第1の配線基板と第2の配線基板とが配置されており、前記所定領域に前記接着材が配置されており、前記所定領域の外周部には少なくとも部分的に前記接着材が不存在であることを特徴とする、配線基板の接合部の構造、
を提供する。
更に、本発明は、上記いずれかの目的を達成するものとして、上記いずれかに記載の配線基板の接合部の構造を備えることを特徴とする電気回路装置、を提供する。
本発明によれば、第1の接着剤または第1の接着材若しくは接着剤または接着材が所定領域から少なくとも部分的にはみ出さないようにしているので、隣接する配線間の距離が小さくなっても、マイグレーションを発生しにくく、隣接配線間の電気的短絡を抑制でき、配線の導通不良を抑制でき、配線基板間の接着を良好に行うことができる。
本発明の最良の実施の形態を実現するにあたって、以下の検討を行った。
イオンマイグレーション現象の程度は、高温高湿環境であったり、接着剤によって形成された接合部材(接着材)に含まれるCl(塩素)などのハロゲンのイオン濃度が高い場合、部材間の密着性が悪く水分が進入しやすい場合、材料自体の吸水率や透湿度が高い場合、電位差を生じている配線間の距離(幅)が小さい場合、あるいは電位差が大きい場合等には、特に顕著になる。
また、加熱加圧による圧着時に接合部からはみ出したACF部分のイオンマイグレーションの程度は、接合部に比較して著しく高く、大きく2つの現象が観察されている。1つは低電圧側から成長し高電圧側にAgが到達している現象で、このAgが到達することにより電気的短絡が発生していると考えられる。同様に接合部からはみ出したACF部分では、高電圧側から低電圧側へ塩化銀(AgCl)の成長が観察されており、形成された絶縁物である塩化銀(AgCl)によって導通不良が発生していると考えられる。
図14にマイグレーションが発生した構成例を示す。図14のB−B′での模式的断面図を図15に示す。これらの図において、ガラス基板5の上面には互いに平行に配列されたAgからなる複数の配線(配線電極)4が形成されており、これによりガラス配線基板が構成されている。これに対応して、フレキシブルプリント配線基板のベースフィルム7の下面には、互いに平行に配列された複数の配線(配線電極)6と該配線6の先端部(即ち、ガラス配線基板の配線4の先端部と対向する部分)を除く部分を覆うように形成されたカバーレイ8とが形成されている。配線4の先端部と配線6の先端部とを対向するように配置し、この対向部分及びその近傍の領域に導電性フィラー2を含む異方性導電性フィルム(ACF)状接着剤を介在させて、ガラス配線基板と配線4とフレキシブルプリント配線基板とを接合する。
この例では、フレキシブルプリント配線基板からはみ出したACF接着材1のはみ出し部により覆われた複数の配線4の高電圧側配線から低電圧側配線に向かうマイグレーション10と低電圧側配線から高電圧側配線に向かうマイグレーション10’とが発生成長し、最終的に配線間リークに至った。
高電圧側から低電圧側に向かって成長したマイグレーション10の部分を分析すると、AgCl(塩化銀)であることがわかった。また、配線材料はAgであり、ACFの材料を分析するとClが多く含まれていることもわかった。このことから、マイグレーションの発生メカニズムは必ずしも明らかではないが、配線材料のAgとACF中のイオン性不純物Clとが反応してAgClを生成し、成長したAgClがリークや導通不良に関与していると推察される。
一方、低電圧側から高電圧側に向かって成長したマイグレーション10’の部分を分析すると、配線材料であるAgであることがわかった。このAgの拡散もリークや導通不良に関与していると推察される。
ACFはみ出し部の構造を観察すると、ガラス配線基板とフレキシブルプリント配線基板とに挟圧された部分とは異なり、ガラス配線基板と接合すべき相手部材が存在しないため、挟圧部分に比べて配線4上により多くの量のACFが存在していた。従って、配線4上に存在するACF中の含有Clの絶対量も多くなり、結果としてACFはみ出し部においてAgClのマイグレーションが多く発生すると推測される。
また、ACF接着剤1による配線基板とフレキシブルプリント配線基板との接合は加熱圧着によりなされるが、その時において、ACFはみ出し部は、挟圧部よりも加熱加圧圧着ツールが当たりにくい為に、加熱熱量が少なくなり硬化不足となる場合がある。そのため、ACFはみ出し部の経時劣化により発生するクラック内へと水分が浸入しやすくなる。水分がマイグレーションを加速することがわかっており、ACF接着剤1のはみ出し部の硬化不足もマイグレーション発生要因の一つと考えられる。
これらを勘案して、本発明の最良の実施形態として、以下の構成を採用した。
本実施形態の配線基板の接合方法及び配線基板の接合部の構造は、LCD、PDP、SED(Surface-conduction Electron-emitter Display)方式平面型ディスプレイなどのフラットディスプレイパネル等の画像表示装置、高密度実装基板、ICパッケージ実装基板などの電気回路装置において好適に採用される。特に、SED方式平面型ディスプレイやPDPにおいては、一般に配線電極材料としてAgペーストを用いている点からみて、本発明の適用により高い効果が得られる。
本発明の実施の形態について、図1及び図2を用いて以下に具体的に説明する。
ここでは画像表示装置に本発明を適用した例を示している。図1に示す接合部構造は、画像表示装置において画素を形成するための表示素子が配列された第1の基板であるガラス基板5と、ガラス基板5に配置された第1の配線である配線4とを有する。これらにより第1の配線基板であるガラス配線基板が構成される。接合部構造は、また、第2の基板であるベースフィルム7と、ベースフィルム7に配置された第2の配線である配線6と、カバーレイ8とを有する。これらにより第2の配線基板であるフレキシブルプリント配線基板が構成される。接合部構造は、更に、異方性導電性接着剤によって形成された第1の接着材1と、接着材1をせき止めるために形成された第2の接着材11とを有している。接着材1は導電性フィラー2を含有しており、導電性フィラー2を介してガラス配線基板の配線4とフレキシブルプリント配線基板の配線6との対応するもの同士が電気的に接続される。即ち、配線4の先端部と配線6の先端部とが対向するように配置されており、この対向部分及びその近傍の領域に導電性フィラー2を含む異方性導電性フィルム(ACF)状接着剤を介在させて、ガラス配線基板とフレキシブルプリント配線基板とを接合する。フレキシブルプリント配線基板の先端部及びガラス配線基板の表面の一部を被覆する封止樹脂3が設けられている。
本発明でいう所定領域は、A−A’断面内において、ガラス配線基板の配線4の形成された部分とフレキシブルプリント配線基板の配線6の形成された部分とが対向する領域である。該所定領域を含む領域において第1の接着材1及び第2の接着材11が配置されている。尚、A−A’断面と直交する方向に関しては、上記所定領域はガラス配線基板とフレキシブルプリント配線基板とが重なる部分である。図1及び図2に示されているように、第2の接着材11は所定領域の外周部に第1の接着材1の所定領域からのはみ出しを堰き止めるようにして配置されている。
図1において、接着材1を形成するために用いる異方性導電性接着剤は、導電性フィラー2を含有するエポキシ樹脂系接着剤が望ましい。形態は、フィルム状半硬化状態のACFの方が扱いやすく望ましいが、使用ロスが少なくコストダウン可能なペースト状のACPでも良い。また、ガラス配線基板の配線4とフレキシブルプリント配線基板の配線6との対応するもの同士が直接接触する等により電気的接続信頼性が確保できるのであれば、導電性フィラー2を含有しないエポキシ樹脂系接着剤を用いても良い。この婆も、形態は、フィルム状半硬化状態のNCFの方が扱いやすく望ましいが、使用ロスが少なくコストダウン可能なペースト状のNCPでも良い。また、導電性フィラーを含まないNCF及びNCPは低コストである。接着剤の樹脂材料は、エポキシ系、アクリル系、ポリイミド系、ウレタン系、などの樹脂であり、特に異方性導電性接着剤がエポキシ系樹脂であることは、接着強度の点から好ましい。
導電性フィラー2は、樹脂粒子表面にNiやAuをメッキした樹脂フィラータイプのものやNi金属粒子またはそれにAuをメッキした金属フィラータイプのものがあり、形状は、球状や毬栗状、鱗片状などがある。また、大きさは、3μm程度から20μm程度まであり、接着剤中の粒子数は、5〜50万個/mm程度である。特に、導電性フィラー2が樹脂粒子にNi/Auメッキしたタイプであることは、熱サイクルなどの温度変形による被接合材同士の距離の変化に際して導電性フィラーが弾性変形することで接着材の追従変形が容易になるという点で好ましい。また球状であることは、接触状態のバラツキが少ない点や流動性という点でも好ましい。金属フィラーの場合には、塑性変形して元の形状に戻りにくい。さらに、粒子径がφ5μm、接着剤中の粒子数が25万個/mmであることは、接続信頼性を高めるという点で好ましい。
ここでは異方性導電性接着剤を硬化させることで接着材1を形成している。
フレキシブルプリント配線基板の先端部において接合部を封止する封止樹脂3を形成するための液状樹脂は、シリコン系、エポキシ系、アクリル系、ポリイミド系、ウレタン系、などであって、特に空気中の水分と反応硬化する常温硬化タイプのシリコン樹脂を好適に採用できる。特に空気中の水分と反応硬化する常温硬化タイプのシリコン樹脂を硬化させて得た封止樹脂3は、異方性導電性接着剤を硬化させて得た接着材1よりマイグレーションの程度及び電気的短絡が著しく少なく、かつ導通不良も著しく少ないので好適に採用できる。
第2の接着材11を形成するために用いる接着剤は、シリコン系、エポキシ系、アクリル系、ポリイミド系、ウレタン系、などであって、第1の接着材1を形成するために用いる接着剤より低温で硬化するもの例えばシリコン系樹脂接着剤が望ましい。形態は、フィルム状半硬化状態の方が扱いやすく望ましいが、使用ロスが少なくコストダウン可能なペースト状の物でも良い。ここではシリコン系接着剤を硬化させることで接着材11を形成している。
ここで、第1の接着材1は、隣接する2つの配線4の双方と直接接している場合において該2つの配線間の短絡を生ぜしめる割合である短絡率が、第2の接着材11が隣接する2つの配線4の双方と直接接している場合において該2つの配線間の短絡を生ぜしめる割合である短絡率よりも高いものであり、かつ、配線4と直接接している場合において該配線に導通不良を生ぜしめる割合である導通不良率が、第2の接着材11が配線4と直接接している場合において該配線に導通不良を生ぜしめる割合である導通不良率よりも高いものである。
この短絡率及び導通不良率は、以下の測定を10回繰り返して、短絡が発生した割合及び導通不良が発生した割合として得ることができる。すなわち、Ag配線電極を櫛歯状に形成した同等の2枚のガラス基板を準備する。一方のガラス基板上に、その配線電極を覆うように一方は熱硬化タイプ・シリコン系のフィルム状樹脂を塗布し硬化させることで第2の接着材11と同等のものを形成する。他方のガラス基板には加熱硬化タイプ・エポキシ系の異方性導電性接着剤を塗布し硬化させることで第1の接着材1と同等のものを形成する。85℃/85%の高温高湿雰囲気中で、各々の基板において櫛歯状配列の配線電極に1つおきに10V、0Vを印加して1000hテストを行う。
本実施形態で採用した第2の接着材11を用いた測定ではいずれの回に於いてもマイグレーション及び電気的短絡及び導通不良は発生しなかった。一方、第1の接着材1を直接配線に接触させた構成ではマイグレーション及び電気的短絡及び導通不良が発生した。
Ag配線4の材料としては、シリカフィラーやAgフィラーなどを混ぜ合わせ高温で焼成するタイプや、樹脂とAgフィラーなどを混ぜ合わせた加熱硬化タイプなどがあるが、電気的特性(低抵抗)の点からシリカフィラーやAgフィラーなどを混ぜ合わせたタイプのものが好ましい。Ag配線の形成方法は、Agペースト材料をガラス基板上に塗布し、プリベイクした後、所望のパターンに露光及び現像を行うフォトリソグラフィープロセスで作製するか、Agペースト材料をスクリーン版を用いてガラス基板上にスクリーン印刷することによってパターニングし、その後焼成することによって形成することができる。
フレキシブルプリント配線基板の配線6は、Cu素材にNi/Auメッキを施したもの、Cu素材にSnメッキを施したもの、Snのみ、Sn−Pb、Sn−Bi、Ni/Au、Auのみなど、その他金属や合金にメッキを施したもの等がある。
フレキシブルプリント配線基板のベースフィルム7及びフレキシブルプリント配線基板のカバーレイ8は、ポリイミドからなり、カプトン(商標)、アピカル(商標)、ユーピレックス(商標)などの商品名で販売されているものを利用できる。
フレキシブルプリント配線基板は、配線電極6とベースフィルム7との間に接着層を有するタイプと接着層が無いタイプとがあるが、マイグレーション信頼性の点からは、不純物要因が少ない接着層が無いタイプが望ましい。
以上の実施形態においては、所定領域の外周部の一部から第1の接着材1がはみ出さないように第2の接着材11を使用しているが、ガラス配線基板とフレキシブルプリント配線基板とによる第1の接着剤の挟圧に際して上記所定領域の外周部の一部から接着剤がはみ出さないように接着剤を配置し且つその使用量を適宜設定することにより、当該所定領域外周部の部分における第2の接着剤の配置をしなくともよい。この場合、上記所定領域の外周部では少なくとも部分的に接着材が不存在となる。この場合にも、当該所定領域外周部の部分からの所定領域外への接着材のはみ出しはないので、マイグレーション発生が抑制される。
以下、具体的な実施例を挙げて本発明を詳しく説明する。
[実施例1]
本実施例は、一方の回路基板がフラットディスプレイパネルのガラス(リジッド)配線基板、他方の回路基板がフレキシブルプリント配線基板であり、ガラス配線基板上に形成されたAg配線とフレキシブルプリント配線基板の配線とを異方性導電性接着剤を用いて接合した実施例である。
図1は、ガラス基板5上のAg配線4とフレキシブルプリント配線基板の電極6とを異方性導電接着剤によって形成した第1の接着材1と第2の接着材11とで樹脂接合した状態を示した模式断面図である。ここで、本実施例でのフレキシブルプリント配線基板の配線6、フレキシブルプリント配線基板のベースフィルム7、及びフレキシブルプリント配線基板のカバーレイ8を総称して、TCPということにする。
図2は、本実施例におけるガラス配線基板とフレキシブルプリント配線基板との圧着後の模式的平面図である。図2のA−A′での模式的断面図が図1である。ガラス基板5のAg配線4とTCP配線6とは、第1の接着材1中の導電性フィラー2を介して電気的に接続されている。
図3から図6まで順を追って、接着工程を説明する。
図3は、ガラス基板5上にAg配線4を形成してなるガラス配線基板に異方性導電性接着剤1’とシリコン系接着剤11’とを仮圧着した状態を示す模式的断面図である。ここでは、異方性導電性接着剤1’としてハンドリングし易いフィルム状の異方性導電性接着剤であるACFを用い、シリコン系接着剤11’にもハンドリングし易いフィルム状のものを用いた。ACFは、ソニーケミカル社製のCP9731を用いた。ガラス配線基板の作製に際しては、高融点ガラス基板5の片側表面に形成したSiO膜上に、フォトリソグラフィープロセス又はスクリーン印刷でAgペーストをパターニングし、その後約500℃で焼成することによって所望配線4を形成した。本実施例では、配線を160μmピッチ、ライン/スペース=80μm/80μm、厚み3〜10μmで形成した。次にTCP基板を接合する位置に異方性導電性接着剤1’とシリコン系接着剤11’とを約80℃で仮圧着した。
図4は、ガラス配線基板に対してTCPを位置合わせ固定した状態を示す模式的断面図である。TCPの配線6をAg配線4に位置合わせした後、TCPを真空吸着で位置固定した。これによってガラス配線基板とフレキシブル配線基板の間の所定領域に接着剤1’,11’が位置する状態が実現された。特に、シリコン系接着剤11’は所定領域の外周部の一部すなわち図3におけるフレキシブル配線基板の先端部に対応する部分に位置する。
図5は、加熱加圧圧着時の模式的断面図である。加圧によってはみ出すシリコン系接着剤11’が加熱加圧圧着ツール9に付着することを防止するため、フレキシブル配線基板上にテフロン(登録商標)シート12を置き、加熱加圧圧着ツール9でテフロン(登録商標)シート12の上から接合部を加圧した。加熱加圧圧着ツール及びバックアップツール14を100℃に予熱した。プロセスシーケンスは、2〜5MPaで加圧しつつ、接合部が185℃になるまで昇温し、185℃×40秒維持した。その後加熱加圧圧着ツールを130℃まで冷却した後、除荷し、接合を完成させた。これによってまずシリコン系接着剤11’が異方性導電性接着剤1’より先に硬化して第2の接着材11が形成され、続いて異方性導電性接着剤1’が硬化して第1の接着材1が形成された。かくして、第2の接着材11は第1の接着材1がTCPの先端を越えて外側にはみ出すことを防ぐことができた。
以上のように製造された接合部の構造に対して、更に図1に示されるように封止樹脂3による樹脂封止を行い、図1に示される接合部構造を得た。この接合部構造の信頼性を高温高湿バイアステスト(85℃/85%/DC10Vバイアステスト)を行って確認したところ、1000h以上絶縁抵抗を維持することが出来た。図6にデータを示す。また、接合部を観察してもマイグレーションは観察されなかった。
[実施例2]
本実施例が実施例1と異なる点は、第2の接着剤としてUV硬化型シリコン系接着剤15’を用い、加圧後UV照射及び加熱している点である。ここで、本実施例でのフレキシブルプリント配線基板の配線6、フレキシブルプリント配線基板のベースフィルム7、及びフレキシブルプリント配線基板のカバーレイ8を総称してTCPと呼ぶこととする。
図7から図9まで順を追って説明する。
図7は、ガラス基板5上にAg配線4を形成してなるガラス配線基板に異方性導電性接着剤1’とUV硬化型シリコン系接着剤15’とを仮圧着した状態を示す模式的断面図である。UV硬化型シリコン系接着剤15’としてハンドリングし易いフィルム状のものを用いた。
図8は、TCPを位置合わせしている状態を示す模式的断面図である。
図9は、TCPを真空吸着して固定し、テフロン(登録商標)シート12を設置し、加圧し、UVを照射し、加熱加圧圧着ツール9で加熱して圧着している状態を示す模式的断面図である。加熱圧着条件は、実施例1と同様にした。
以上のように製造された接合部の構造に対して、更に図1に示されるのと同様に封止樹脂3による樹脂封止を行い、接合部構造を得た。この接合部構造を用いて、実施例1と同様にして高温高湿バイアステスト(60℃/90%/DC10Vバイアステスト)を行って接続抵抗値を確認したところ、1000h以上安定した導通状態を維持することが出来た。図10にグラフを示す。また、接合部を観察してもマイグレーションは観察されなかった。
[実施例3]
本実施例が実施例1と異なる点は、第2の接着剤を用いずに実施例1より少ない適量の第1の接着剤だけで接合している点である。ここで、本実施例でのフレキシブルプリント配線基板の配線6、フレキシブルプリント配線基板のベースフィルム7、及びフレキシブルプリント配線基板のカバーレイ8を総称してTCPと呼ぶこととする。
図11から図13まで順を追って説明する。
図11は、ガラス基板5上にAg配線4を形成してなるガラス配線基板に異方性導電性接着剤1’を仮圧着した状態を示す模式的断面図である。ここでは、異方性導電性接着剤1’としてハンドリングし易いフィルム状の異方性導電性接着剤であるACFを用いた。
図12は、TCPを位置合わせしている状態を示す模式的断面図である。
図13は、TCPを真空吸着して固定し、加圧部にテフロン(登録商標)シート12を設置後、加熱加圧圧着ツール9で圧着している状態を示す模式的断面図である。加熱圧着条件は、実施例1と同様にした。
以上のように製造された接合部の構造に対して、更に図1に示されるのと同様に封止樹脂3による樹脂封止を行い、接合部構造を得た。この接合部構造を用いて、実施例1と同様にして高温高湿バイアステスト(60℃/90%/DC10Vバイアステスト)を行って接続抵抗値を確認したところ、1000h以上安定した導通状態を維持することが出来た。
本実施例では、フレキシブルプリント配線基板の先端部からのACFのはみ出しがないが、ガラス配線基板の配線4の先端からはACFのはみ出しがある。しかし、使用するACFの量及びその仮圧着の位置を適宜選択することで、フレキシブルプリント配線基板の先端からのACFのはみ出しがなく、且つガラス配線基板の配線4の先端からのACFのはみ出しもないようにすることが可能である。
本発明の一つの実施形態の代表的な接合構造を示す模式的断面図である。 本発明の一つの実施形態の代表的な接合構造を示す模式的平面図である。 実施例1の手順を示す模式的断面図である。 実施例1の手順を示す模式的断面図である。 実施例1の手順を示す模式的断面図である。 実施例1で形成した接合部の特性を示す図である。 実施例2の手順を示す模式的断面図である。 実施例2の手順を示す模式的断面図である。 実施例2の手順を示す模式的断面図である。 実施例2で形成した接合部の特性を示す図である。 実施例3の手順を示す模式的断面図である。 実施例3の手順を示す模式的断面図である。 実施例3の手順を示す模式的断面図である。 参考となる接合構造の形態を示す模式的平面図である。 参考となる接合構造の形態を示す模式的断面図である。
符号の説明
1 第1の接着材
1’ 第1の接着剤(異方性導電性接着剤)
2 導電性フィラー
3 封止樹脂
4 第1の配線(Ag配線)
5 第1の基板(ガラス基板)
6 第2の電極(フレキシブルプリント配線基板の電極)
7 第2の基板(フレキシブルプリント配線基板のベースフィルム)
8 カバーレイ
9 加熱加圧圧着ツール
10 イオンマイグレーション
10’ イオンマイグレーション
11 第2の接着材
11’ 第2の接着剤(シリコン系接着)
12 テフロン(登録商標)シート
14 バックアップツール
15 第2の接着剤(UV硬化型シリコン系接着剤)
16 UV光源

Claims (16)

  1. 第1の基板の表面に複数の第1の配線を形成してなる第1の配線基板と第2の基板の表面に複数の第2の配線を形成してなる第2の配線基板とを接着剤により接着し、前記第1の配線と第2の配線との対応するもの同士を電気的に接続させる配線基板の接合方法であって、
    前記第1の配線の形成された部分と前記第2の配線の形成された部分とが所定領域にて対向するように前記第1の配線基板と第2の配線基板とを配置するとともに、前記所定領域に前記接着剤を配置し、前記第1の配線基板と第2の配線基板とによる前記接着剤の挟圧を行い、ここで前記接着剤として互いに異なる第1の接着剤及び第2の接着剤を使用し、前記接着剤の挟圧に際して前記第1の接着剤が前記所定領域から少なくとも部分的にはみ出るのを前記第2の接着剤により阻止するように該第2の接着剤を配置することを特徴とする、配線基板の接合方法。
  2. 前記第1の接着剤は異方性導電性接着剤であることを特徴とする、請求項1に記載の配線基板の接合方法。
  3. 前記第1の接着剤は、硬化後に単位体積当たり含有する塩素量が前記第2の接着剤より多いものであることを特徴とする、請求項1〜2のいずれかに記載の配線基板の接合方法。
  4. 前記第1の接着剤は、硬化後に前記第1の配線の互いに隣接するもの同士の双方と接触している場合のこれら双方の間での短絡率が前記第2の接着剤より高いものであることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の配線基板の接合方法。
  5. 前記第1の接着剤は、硬化後に前記第1の配線のそれぞれと接触している場合のそれの導通不良率が前記第2の接着剤より高いものであることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の配線基板の接合方法。
  6. 前記第1の接着剤及び第2の接着剤を前記挟圧の際またはその後に加熱により硬化させることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の配線基板の接合方法。
  7. 前記第2の接着剤を前記挟圧の際またはその後に紫外線照射により硬化させることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の配線基板の接合方法。
  8. 第1の基板の表面に複数の第1の配線を形成してなる第1の配線基板と第2の基板の表面に複数の第2の配線を形成してなる第2の配線基板とを接着剤により接着し、前記第1の配線と第2の配線との対応するもの同士を電気的に接続させる配線基板の接合方法であって、
    前記第1の配線の形成された部分と前記第2の配線の形成された部分とが所定領域にて対向するように前記第1の配線基板と第2の配線基板とを配置するとともに、前記所定領域に前記接着剤を配置し、前記第1の配線基板と第2の配線基板とによる前記接着剤の挟圧を行い、ここで前記接着剤の挟圧に際して前記接着剤が前記所定領域から少なくとも部分的にはみ出さないように前記接着剤を配置し且つその使用量を設定することを特徴とする、配線基板の接合方法。
  9. 前記接着剤を前記挟圧の際またはその後に加熱により硬化させることを特徴とする、請求項8に記載の配線基板の接合方法。
  10. 第1の基板の表面に複数の第1の配線を形成してなる第1の配線基板と第2の基板の表面に複数の第2の配線を形成してなる第2の配線基板とが接着材により接着されており、前記第1の配線と第2の配線との対応するもの同士が電気的に接続されている配線基板の接合部の構造であって、
    前記第1の配線の形成された部分と前記第2の配線の形成された部分とが所定領域にて対向するように前記第1の配線基板と第2の配線基板とが配置されており、前記所定領域に前記接着材が配置されており、ここで前記接着材は互いに異なる第1の接着材及び第2の接着材を含んでなり、前記第2の接着材は前記所定領域の外周部に少なくとも部分的に配置されていることを特徴とする、配線基板の接合部の構造。
  11. 前記第1の接着材は異方性導電性接着材であることを特徴とする、請求項10に記載の配線基板の接合部の構造。
  12. 前記第1の接着材は、単位体積当たり含有する塩素量が前記第2の接着材より多いものであることを特徴とする、請求項10〜11のいずれかに記載の配線基板の接合部の構造。
  13. 前記第1の接着材は、前記第1の配線の互いに隣接するもの同士の双方と接触している場合のこれら双方の間での短絡率が前記第2の接着材より高いものであることを特徴とする、請求項10〜12のいずれかに記載の配線基板の接合部の構造。
  14. 前記第1の接着材は、前記第1の配線のそれぞれと接触している場合のそれの導通不良率が前記第2の接着材より高いものであることを特徴とする、請求項10〜13のいずれかに記載の配線基板の接合部の構造。
  15. 第1の基板の表面に複数の第1の配線を形成してなる第1の配線基板と第2の基板の表面に複数の第2の配線を形成してなる第2の配線基板とが接着材により接着されており、前記第1の配線と第2の配線との対応するもの同士が電気的に接続されている配線基板の接合部の構造であって、
    前記第1の配線の形成された部分と前記第2の配線の形成された部分とが所定領域にて対向するように前記第1の配線基板と第2の配線基板とが配置されており、前記所定領域に前記接着材が配置されており、前記所定領域の外周部には少なくとも部分的に前記接着材が不存在であることを特徴とする、配線基板の接合部の構造。
  16. 請求項10〜15のいずれかに記載の配線基板の接合部の構造を備えることを特徴とする電気回路装置。
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