JP2006285686A - 警備装置、警備システム及び警備方法 - Google Patents

警備装置、警備システム及び警備方法 Download PDF

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Abstract

【課題】監視領域の状況に応じた適切な通報先に異常検知情報を迅速に通報する。
【解決手段】警備装置110において、利用者識別情報と通報先とを対応付けた利用者情報を記憶する利用者データベース119と、通報先に対応する利用者識別情報の優先順位を定めた優先順位情報を記憶する優先順位テーブル118と、センサ111が異常を検知した場合に通報先端末130に異常検知情報を送信する警備モードであるセルフ警備状態と送信しない警備モードである警備解除状態を少なくとも含むいずれかの警備モードに設定するため、利用者による入力を受け付ける警備モード操作部112と、警備モードを切り替える警備状態切替部1161と、優先順位情報における利用者識別情報の優先順位を変更する優先順位変更部1163と、優先順位に従って通報先に異常検知情報を送信する異常通報部1165とを備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、監視領域における異常を検知するセンサが異常を検知した場合に、異常検知情報をネットワークに接続された携帯電話、PDA(Personal Digital Assistants)、固定電話などの通報先端末に送信する警備装置または警備システムに関するものであり、特に、予め登録された異常検知情報の通報先の優先順位を変更することができる警備装置、警備システム及び警備方法に関する。
従来、警備装置は、監視領域に設置されているセンサが異常を検知した場合には、監視センタに警報を通報したり、ブザーなどの警報により在宅者に対して異常を報知したりするものが一般に知られている。
また、利用者が外出の際に異常が発生した場合には、予め登録された異常検知情報の通報先の一つ又は二つ以上を選択して異常検知情報を通報し、該選択した通報先が応答しない場合には、別の通報先を選択して異常検知情報を通報する技術が公開されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−297384号公報
しかしながら、上記特許文献1では、常に予め登録された異常検知情報の通報先の優先順位に従って通報が行われる。そのため、監視領域の状況に対して、登録されている優先順位が最上位の通報先である利用者よりも、最上位以外の通報先である利用者に異常検知情報の第一報を通報する方が適切である場合でも、最上位の通報先である利用者に通報が行われてしまうものである。このような場合に、登録されている優先順位の最上位以外の通報先である利用者が異常検知情報の通報を受けるまでに無駄な時間を費やすこととなり、監視領域の状況に応じた適切な通報先に異常検知情報を迅速に通報することができないという問題があった。
すなわち、住居に警備装置を設置した場合など、その監視領域の状況を第一に把握したい利用者は随時変わるものである。例えば、予め異常検知情報の通報先の優先順位最上位に父親が登録されていても、父親が仕事により不在であって、住居では母親が幼児を寝かしつけて近所まで用事を済ませに行くような場合には、幼児が一人で住居にいることを認識しているのは母親であり、また、幼児が起きだしたことをセンサが検知することによる通報又は不法侵入の通報の第一報を受けたいのも母親である。このような場合においても、異常検知情報の第一報が父親に通報され、その後に母親に通報されるのでは、母親が通報を受けるまでに無駄な時間を費やすこととなり、住居の状況に応じた適切な通報先に異常検知情報を迅速に通報することができないという問題が生じる。また、現在の住居の状況を把握している母親であれば、どのセンサが検知したかを確認することによって、子供が起き出したのか、来客があったのか、侵入者かなどを推測することができるが、現在の住居の状況を把握していない父親が通報を受けると、そのような推測を行えず、無用な心配をしたり、無駄な対処をしたりするという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、その設定を行った利用者の情報をもとに異常検知情報の通報先の優先順位を変更し、監視領域の状況に応じた適切な通報先に異常検知情報を迅速に通報することができる警備装置、警備システム及び警備方法を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、監視領域における異常を検知するセンサを備え、ネットワークで通報先端末と接続された警備装置において、利用者に固有の利用者識別情報と利用者の通報先端末とを対応付けて登録した利用者情報を記憶する利用者情報記憶手段と、前記利用者情報に登録された前記通報先端末に対応する前記利用者識別情報の優先順位を定めた優先順位情報を記憶する優先順位記憶手段と、前記センサが異常を検知した場合に前記通報先端末に異常が検知されたことを示す異常検知情報を送信する警備モードであるセルフ警備状態と前記センサが異常を検知した場合に前記通報先端末に前記異常検知情報を送信しない警備モードである警備解除状態を少なくとも含むいずれかの警備モードに設定するため、利用者による前記利用者識別情報及び警備モードの入力を受け付ける警備モード操作手段と、現在の警備モードを、前記警備モード操作手段によって入力を受け付けた警備モードに切り替える警備状態切替手段と、前記警備モード操作手段から警備モードを入力した利用者の前記利用者識別情報に基づいて、前記優先順位情報における前記利用者識別情報の優先順位を変更する優先順位変更手段と、前記警備状態切替手段で現在の前記警備モードが前記セルフ警備状態に設定されている場合に、前記異常検知情報を、前記優先順位情報に定められた前記利用者識別情報の優先順位に従って前記利用者情報に登録された前記利用者識別情報に対応する前記通報先端末に送信する異常通報手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の警備装置において、前記優先順位変更手段は、更に、前記警備モード操作手段によって前記セルフ警備状態の入力を受け付けた場合に、前記警備モード操作手段によって前記セルフ警備状態を入力した利用者の前記利用者識別情報を、前記優先順位情報における優先順位の最上位に変更すること、を特徴とする。
また、請求項3にかかる発明は、請求項2に記載の警備装置において、前記優先順位情報は、初期設定時の前記優先順位と現在における前記優先順位とを記憶し、前記優先順位変更手段は、前記優先順位情報における現在の優先順位において、前記警備モード操作手段によって前記セルフ警備状態を入力した利用者の前記利用者識別情報を、優先順位の最上位に変更するとともに、最上位以外の優先順位を前記優先順位情報における前記初期設定時の優先順位に従って変更すること、を特徴とする。
また、請求項4にかかる発明は、請求項2に記載の警備装置において、前記優先順位情報は、初期設定時の前記優先順位と現在における前記優先順位とを記憶し、前記優先順位変更手段は、前記優先順位情報における現在の優先順位において、前記警備モード操作手段によって前記セルフ警備状態を入力した利用者の前記利用者識別情報を、優先順位の最上位に変更するとともに、最上位以外の優先順位を前記優先順位情報における変更前の現在の優先順位に従って変更すること、を特徴とする。
また、請求項5にかかる発明は、請求項1に記載の警備装置において、前記通報先端末から送信された前記セルフ警備状態又は前記警備解除状態の警備モードを受信する受信手段を更に備え、前記警備状態切替手段は、現在の警備モードを前記受信手段によって受信した警備モードに切り替え、前記優先順位変更手段は、前記通報先端末から警備モードを送信した利用者の前記利用者識別情報に基づいて、前記優先順位情報における前記利用者識別情報の優先順位を変更すること、を特徴とする。
また、請求項6にかかる発明は、請求項5に記載の警備装置において、前記優先順位変更手段は、更に、前記受信手段によって前記通報先端末から前記セルフ警備状態を受信した場合に、前記優先順位情報において前記通報先端末によって前記セルフ警備状態を送信した利用者の前記利用者識別情報を、前記優先順位情報における優先順位の最上位に変更すること、を特徴とする。
また、請求項7にかかる発明は、請求項6に記載の警備装置において、前記優先順位情報は、初期設定時の前記優先順位と現在における前記優先順位とを記憶し、前記優先順位変更手段は、前記優先順位情報における現在の優先順位において、前記通報先端末によって前記セルフ警備状態を送信した利用者の前記利用者識別情報を、優先順位の最上位に変更するとともに、最上位以外の優先順位を前記優先順位情報における前記初期設定時の優先順位に従って変更すること、を特徴とする。
また、請求項8にかかる発明は、請求項6に記載の警備装置において、前記優先順位情報は、初期設定時の前記優先順位と現在における前記優先順位とを記憶し、前記優先順位変更手段は、前記優先順位情報における現在の優先順位において、前記通報先端末によって前記セルフ警備状態を送信した利用者の前記利用者識別情報を、優先順位の最上位に変更するとともに、最上位以外の優先順位を前記優先順位情報における変更前の現在の優先順位に従って変更すること、を特徴とする。
また、請求項9にかかる発明は、監視領域における異常を検知するセンサを備えた警備装置と、前記警備装置及び利用者の通報先端末とネットワークで接続され、前記警備装置からの異常が検知されたことを示す異常検知情報を受信して所定の監視処理を実行する監視センタとを備える警備システムにおいて、前記警備装置は、前記センサが異常を検知した場合に前記通報先端末に前記異常検知情報を送信する警備モードであるセルフ警備状態と前記センサが異常を検知した場合に前記通報先端末に前記異常検知情報を送信しない警備モードである警備解除状態を少なくとも含むいずれかの警備モードに設定するため、利用者による利用者に固有の利用者識別情報及び警備モードの入力を受け付ける警備モード操作手段と、現在の警備モードを、前記警備モード操作手段によって入力を受け付けた前記警備モードに切り替える警備状態切替手段と、前記警備状態切替手段で現在の前記警備モードが前記セルフ警備状態に設定されている場合に、前記利用者識別情報を前記監視センタに送信する第1の送受信手段と、前記センサが異常を検知した場合に、前記異常検知情報を前記監視センタに通報する異常通報手段と、を備え、前記監視センタは、前記利用者識別情報と前記通報先端末とを対応付けて登録した通報先情報を記憶する通報先情報記憶手段と、前記通報先情報に登録された前記通報先端末に対応する前記利用者識別情報の優先順位を定めた優先順位情報を記憶する優先順位記憶手段と、前記警備装置から送信された前記利用者識別情報を受信する第2の送受信手段と、前記第2の送受信手段によって受信した前記利用者識別情報に基づいて、前記優先順位情報における前記利用者識別情報の優先順位を変更する優先順位変更手段と、を備え、前記第2の送受信手段は、更に、前記警備装置から送信された前記異常検知情報を受信し、受信した前記異常検知情報を、前記優先順位情報に定められた前記利用者識別情報の優先順位に従って前記通報先情報に登録された前記利用者識別情報に対応する前記通報先端末に送信すること、を特徴とする。
また、請求項10にかかる発明は、請求項9に記載の警備システムにおいて、前記監視センタの前記第2の送受信手段は、更に、前記通報先端末から送信された前記セルフ警備状態又は前記警備解除状態の警備モード及び前記利用者識別情報を受信し、受信した前記警備モード及び前記利用者識別情報を前記警備装置に送信し、前記警備装置の前記警備状態切替手段は、更に、現在の警備モードを前記監視センタから前記第1の送受信手段によって受信した警備モードに切り替え、前記監視センタの前記優先順位変更手段は、更に、前記通報先端末から受信した前記利用者識別情報に基づいて、前記優先順位情報における前記利用者識別情報の優先順位を変更すること、を特徴とする。
また、請求項11にかかる発明は、監視領域において異常を検知するセンサが異常を検知した場合に、ネットワークにより警備装置と接続された通報先端末に異常が検知されたことを示す異常検知情報を送信する警備モードであるセルフ警備状態と前記センサが異常を検知した場合に前記通報先端末に前記異常検知情報を送信しない警備モードである警備解除状態を少なくとも含むいずれかの警備モードに設定するため、利用者による利用者に固有の利用者識別情報及び警備モードの入力を受け付ける警備モード操作ステップと、現在の警備モードを、前記警備モード操作ステップによって入力を受け付けた警備モードに切り替える警備状態切替ステップと、前記警備モード操作ステップから警備モードを入力した利用者の前記利用者識別情報に基づいて、前記優先順位情報における前記利用者識別情報の優先順位を変更する優先順位変更ステップと、前記警備状態切替ステップで現在の前記警備モードが前記セルフ警備状態に設定されている場合に、前記異常検知情報を、前記優先順位情報に定められた前記利用者識別情報の優先順位に従って前記利用者情報に登録された前記利用者識別情報に対応する前記通報先端末に送信する異常通報ステップと、を備えることを特徴とする。
また、請求項12にかかる発明は、請求項11に記載の警備方法において、前記通報先端末から送信された前記セルフ警備状態又は前記警備解除状態の警備モードを受信する受信ステップを更に備え、前記警備状態切替ステップは、現在の警備モードを前記受信ステップによって受信した警備モードに切り替え、前記優先順位変更ステップは、前記通報先端末から警備モードを送信した利用者の前記利用者識別情報に基づいて、前記優先順位情報における前記利用者識別情報の優先順位を変更すること、を特徴とする。
また、請求項13にかかる発明は、監視領域における異常を検知するセンサを備えた警備装置と、前記警備装置及び利用者の通報先端末とネットワークで接続され、前記警備装置からの異常が検知されたことを示す異常検知情報を受信して所定の監視処理を実行する監視センタとの間で実行される警備方法において、前記警備装置において、前記センサが異常を検知した場合に前記通報先端末に前記異常検知情報を送信する警備モードであるセルフ警備状態と前記センサが異常を検知した場合に前記通報先端末に前記異常検知情報を送信しない警備モードである警備解除状態を少なくとも含むいずれかの警備モードに設定するため、利用者による利用者に固有の利用者識別情報及び警備モードの入力を受け付ける警備モード操作ステップと、前記警備装置において、現在の警備モードを、前記警備モード操作ステップによって入力を受け付けた前記警備モードに切り替える警備状態切替ステップと、前記警備装置において、前記警備状態切替ステップで現在の前記警備モードが前記セルフ警備状態に設定されている場合に、前記利用者識別情報を前記監視センタに送信する第1の送受信ステップと、前記警備装置において、前記センサが異常を検知した場合に、前記異常検知情報を前記監視センタに通報する異常通報ステップと、を備え、前記監視センタにおいて、前記警備装置から送信された前記利用者識別情報を受信する第2の送受信ステップと、前記監視センタにおいて、前記第2の送受信ステップによって受信した前記利用者識別情報に基づいて、前記通報先端末に対応する前記利用者識別情報の優先順位を定めた優先順位情報における前記利用者識別情報の優先順位を変更する優先順位変更ステップと、を含み、前記第2の送受信ステップは、更に、前記警備装置から送信された前記異常検知情報を受信し、受信した前記異常検知情報を、前記優先順位情報に定められた前記利用者識別情報の優先順位に従って前記通報先情報に登録された前記利用者識別情報に対応する前記通報先端末に送信すること、を含むことを特徴とする。
請求項1にかかる発明によれば、優先順位変更手段によって、警備モード操作手段から警備モードを入力した利用者の利用者識別情報に基づいて、優先順位情報における利用者識別情報の優先順位を変更することにより、監視領域の状況に応じた適切な通報先に異常検知情報を迅速に通報することができるという効果を奏する。
また、請求項2にかかる発明によれば、優先順位変更手段によって、警備モード操作手段からセルフ警備状態の入力を受け付けた場合に、優先順位情報において警備モード操作手段によってセルフ警備状態を入力した利用者の利用者識別情報を、優先順位の最上位に変更することにより、外出する利用者の利用者識別情報の優先順位が自動的に最上位となる。そのため、外出する際に改めて優先順位の設定操作を行うことが不要となり、優先順位の変更を簡易に行うことができる。また、優先順位の変更によって、監視領域の状況に応じた適切な通報先に異常検知情報をより迅速に通報することができるという効果を奏する。
また、請求項3にかかる発明によれば、優先順位情報によって、初期設定時の優先順位と現在における優先順位とを記憶し、優先順位変更手段によって、警備モード操作手段からセルフ警備状態を入力した利用者の利用者識別情報を、優先順位情報における現在の優先順位の最上位に変更するとともに、最上位以外の優先順位を優先順位情報における初期設定時の優先順位に従って変更することにより、外出する利用者の利用者識別情報の優先順位が自動的に最上位となり、最上位以外の利用者識別情報は自動的に初期設定時の優先順位に従って設定される。そのため、最上位以外の利用者識別情報の優先順位の設定操作を行うことが不要となり、優先順位の変更を簡易に行うことができる。また、優先順位の変更によって、監視領域の状況に応じた適切な通報先に異常検知情報をより迅速に通報することができるという効果を奏する。
また、請求項4にかかる発明によれば、優先順位情報によって、初期設定時の優先順位と現在における優先順位とを記憶し、優先順位変更手段によって、警備モード操作手段からセルフ警備状態を入力した利用者の利用者識別情報を、優先順位情報における現在の優先順位の最上位に変更するとともに、最上位以外の優先順位を優先順位情報における変更前の現在の優先順位に従って変更することにより、外出する利用者の利用者識別情報の優先順位が自動的に最上位となり、最上位以外の利用者識別情報は自動的に変更前の現在の優先順位に従って設定される。そのため、最上位以外の利用者識別情報の優先順位の設定操作を行うことが不要となり、優先順位の変更を簡易に行うことができる。また、優先順位の変更によって、最上位以外の利用者識別情報が変更前の現在の優先順位を維持できるため、監視領域の状況に応じたより適切な通報先に異常検知情報をより迅速に通報することができるという効果を奏する。
また、請求項5にかかる発明によれば、優先順位変更手段によって、通報先端末から警備モードを送信した利用者の利用者識別情報に基づいて、優先順位情報における利用者識別情報の優先順位を変更することにより、外出先から優先順位の設定操作を行うために警備装置まで戻ることが不要となり、優先順位の変更を簡易に行うことができる。また、優先順位の変更によって、監視領域の状況に応じた適切な通報先に異常検知情報を迅速に通報することができるという効果を奏する。
また、請求項6にかかる発明によれば、優先順位変更手段によって、更に、通報先端末からセルフ警備状態を受信手段で受信した場合に、優先順位情報において通報先端末によってセルフ警備状態を送信した利用者の利用者識別情報を、優先順位の最上位に変更することにより、通報先端末からセルフ警備状態を送信した利用者の利用者識別情報の優先順位が自動的に最上位となる。そのため、外出先から優先順位の設定操作を行うために警備装置まで戻ることが不要となり、優先順位の変更を簡易に行うことができる。また、優先順位の変更によって、監視領域の状況に応じた適切な通報先に異常検知情報をより迅速に通報することができるという効果を奏する。
また、請求項7にかかる発明によれば、優先順位情報によって、初期設定時の優先順位と現在における優先順位とを記憶し、優先順位変更手段によって、通報先端末からセルフ警備状態を送信した利用者の利用者識別情報を、優先順位の最上位に変更するとともに、最上位以外の優先順位を優先順位情報における初期設定時の優先順位の通報先に従って変更することにより、通報先端末からセルフ警備状態を送信した利用者の利用者識別情報の優先順位が自動的に最上位となり、最上位以外の利用者識別情報は自動的に初期設定時の優先順位に従って設定される。そのため、最上位以外の利用者識別情報の優先順位の設定操作を行うことが不要となり、優先順位の変更を簡易に行うことができる。また、優先順位の変更によって、監視領域の状況に応じた適切な通報先に異常検知情報をより迅速に通報することができるという効果を奏する。
また、請求項8にかかる発明によれば、優先順位情報によって、初期設定時の優先順位と現在における優先順位とを記憶し、優先順位変更手段によって、通報先端末からセルフ警備状態を送信した利用者の利用者識別情報を、優先順位の最上位に変更するとともに、最上位以外の優先順位を優先順位情報における変更前の現在の優先順位の通報先に従って変更することにより、通報先端末からセルフ警備状態を送信した利用者の通報先識別情報の優先順位が自動的に最上位となり、最上位以外の利用者識別情報は自動的に変更前の直前の優先順位に従って設定される。そのため、最上位以外の利用者識別情報の優先順位の設定操作を行うことが不要となり、優先順位の変更を簡易に行うことができる。また、優先順位の変更によって、最上位以外の利用者識別情報が変更前の現在の優先順位を維持できるため、監視領域の状況に応じたより適切な通報先に異常検知情報をより迅速に通報することができるという効果を奏する。
また、請求項9にかかる発明によれば、警備装置において、警備モード操作手段によって、センサが異常を検知した場合に通報先端末に異常検知情報を送信する警備モードであるセルフ警備状態とセンサが異常を検知した場合に通報先端末に異常検知情報を送信しない警備モードである警備解除状態を少なくとも含むいずれかの警備モードに設定するため、利用者による利用者に固有の利用者識別情報及び警備モードの入力を受け付け、警備状態切替手段によって、現在の警備モードを、警備モード操作手段によって入力を受け付けた警備モードに切り替え、第1の送受信手段によって、警備状態切替手段で現在の警備モードがセルフ警備状態に設定されている場合に、利用者識別情報を監視センタに送信し、異常通報手段によって、センサが異常を検知した場合に、異常検知情報を監視センタに通報し、監視センタにおいて、通報先情報記憶手段によって、利用者識別情報と通報先端末とを対応付けて登録した通報先情報を記憶し、優先順位記憶手段によって、通報先情報に登録された通報先端末に対応する利用者識別情報の優先順位を定めた優先順位情報を記憶し、第2の送受信手段によって、警備装置から送信された利用者識別情報を受信し、優先順位変更手段によって、第2の送受信手段によって受信した利用者識別情報に基づいて、優先順位情報における利用者識別情報の優先順位を変更し、第2の送受信手段によって、更に、警備装置から送信された異常検知情報を受信し、受信した異常検知情報を、優先順位情報に定められた利用者識別情報の優先順位に従って通報先情報に登録された利用者識別情報に対応する通報先端末に送信する。このため、外出する際に改めて優先順位の設定操作を行うことが不要となり、最上位以外の利用者の優先順位の設定操作を行うことも不要となり、優先順位の変更を簡易に行うことができる。また、優先順位の変更によって、センサが異常を検知した場合において、監視領域の状況に応じた適切な通報先に異常検知情報をより迅速に通報することができる。更に、通報先の優先順位に関する機能は、監視センタに集約されることになるので、警備装置の機能構成が既存の警備装置と同様になるため、既存の警備装置を利用することも可能であるという効果を奏する。
また、請求項10にかかる発明によれば、監視センタの第2の送受信手段によって、更に、通報先端末から送信されたセルフ警備状態又は警備解除状態の警備モード及び利用者識別情報を受信し、受信した警備モード及び利用者識別情報を警備装置に送信し、警備装置の警備状態切替手段によって、更に、現在の警備モードを監視センタから第1の送受信手段によって受信した警備モードに切り替え、監視センタの優先順位変更手段によって、更に、通報先端末から受信した利用者識別情報に基づいて、優先順位情報における利用者識別情報の優先順位を変更する。このため、外出先から優先順位の設定操作を行うために警備装置まで戻ることが不要になり、最上位以外の利用者の優先順位の設定操作を行うことも不要となり、優先順位の変更を簡易に行うことができる。また、優先順位の変更によって、センサが異常を検知した場合に、監視領域の状況に応じた適切な通報先に異常検知情報をより迅速に通報することができる。更に、通報先の優先順位に関する機能は、監視センタに集約されることになるので、警備装置の機能構成が既存の警備装置と同様になるため、既存の警備装置を利用することも可能であるという効果を奏する。
また、請求項11にかかる発明によれば、優先順位変更ステップによって、警備モード操作ステップにより警備モードを入力した利用者の利用者識別情報に基づいて、優先順位情報における利用者の利用者識別情報の優先順位を変更することにより、監視領域の状況に応じた適切な通報先に異常検知情報を迅速に通報することができるという効果を奏する。
また、請求項12にかかる発明によれば、優先順位変更ステップによって、通報先端末から警備モードを送信した利用者の利用者識別情報に基づいて、優先順位情報における利用者の利用者識別情報の優先順位を変更することにより、警備モード操作ステップ以外からでも警備モードを容易に変更することができるとともに、監視領域の状況に応じた適切な通報先に異常検知情報をより迅速に通報することができるという効果を奏する。
また、請求項13にかかる発明によれば、警備装置における警備モード操作ステップによって、センサが異常を検知した場合に通報先端末に異常検知情報を送信する警備モードであるセルフ警備状態と前記センサが異常を検知した場合に通報先端末に異常検知情報を送信しない警備モードである警備解除状態を少なくとも含むいずれかの警備モードに設定するため、利用者による利用者に固有の利用者識別情報及び警備モードの入力を受け付け、警備装置における警備状態切替ステップによって、現在の警備モードを、警備モード操作ステップによって入力を受け付けた警備モードに切り替え、警備装置における第1の送受信ステップによって、警備状態切替ステップで現在の警備モードが前記セルフ警備状態に設定されている場合に、利用者識別情報を監視センタに送信し、警備装置における異常通報ステップによって、センサが異常を検知した場合に、異常検知情報を監視センタに通報し、監視センタにおける第2の送受信ステップによって、警備装置から送信された利用者識別情報を受信し、監視センタにおける優先順位変更ステップによって、第2の送受信ステップによって受信した利用者識別情報に基づいて、通報先端末に対応する利用者識別情報の優先順位を定めた優先順位情報における利用者識別情報の優先順位を変更し、第2の送受信ステップによって、更に、警備装置から送信された異常検知情報を受信し、受信した異常検知情報を、優先順位情報に定められた利用者識別情報の優先順位に従って通報先情報に登録された利用者識別情報に対応する通報先端末に送信する。そのため、外出する際に改めて優先順位の設定操作を行うことが不要となり、最上位以外の利用者の優先順位の設定操作を行うことも不要となり、優先順位の変更を簡易に行うことができる。また、優先順位の変更によって、センサが異常を検知した場合において、監視領域の状況に応じた適切な通報先に異常検知情報をより迅速に通報することができる。更に、通報先の優先順位に関する機能は、監視センタに集約されることになるので、警備装置の機能構成が既存の警備装置と同様になるため、既存の警備装置を利用することも可能であるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる警備装置、警備システム及び警備方法の最良な実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
まず、第1の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。第1の実施の形態の監視システムは、センサが検知した異常検知情報を携帯電話や固定電話などの通報先端末に送信する監視システムにおいて、警備モード操作部より警備モードの切り替え操作がされた場合、その操作を行った利用者の利用者識別情報に基づいて、異常検知情報の通報先の優先順位を変更するものである。
図1は、本発明の第1の実施の形態にかかる監視システムの構成を示すブロック図である。本実施の形態にかかる監視システム100は、警備装置110と、通報先端末130と、監視センタ140とから構成されており、警備装置110と通報先端末130、監視センタ140はネットワーク120を介して接続されている。
警備装置110は、監視領域の異常を検知して、異常検知情報を監視センタ140や通報先端末130に送信するものである。
ネットワーク120は、電話回線、無線ネットワーク、インターネットなどであって、警備装置110と通報先端末130、監視センタ140を接続している。
監視センタ140は、センサ111a〜111nが異常を検知したことによる異常通報部1165からの通報を受けた際、待機中の警備員に対して異常が検知された監視領域へ向かう旨の指示を出すとともに、必要に応じて警察や消防など関係機関への通報を行うセンタである。
通報先端末130は、図示しない送受信部、制御部、表示部、操作部、音声通話部などから構成されており、公知の携帯電話と同様の構成である。送受信部は、ネットワーク120から無線でデータの送受信を行い、制御部は通報先端末130の各種の制御を行う。表示部は、送信されたデータまたは入力されたデータの表示を行い、操作部は、データの入力を行う。音声通話部は、警備装置110から送信される異常検知情報を音声データとして受信し出力するとともに、在宅者との音声通話を行う。尚、通報先端末130として、公知のPDA(Personal Digital Assistants)又は固定電話を用いてもよい。
次に警備装置110の詳細について説明する。警備装置110は、さらに複数のセンサ111a〜111nと、警備モード操作部112と、マイク113と、スピーカ114と、入出力制御部115と、制御部116と、通信制御部117と、優先順位テーブル118と、利用者データベース119とを主に備えている。
センサ111a〜111nは、人感センサであり、たとえば赤外線の受光量の変化をもとに人の存在を検出する赤外線センサ、赤外線などの受信が遮断されることで人の存在を検出する遮断センサ、電磁波の乱れで人の存在を検知する気配センサ、およびマグネットにより扉の開閉を検出するマグネットセンサなどの監視領域の異常を検出する各種センサであり、監視領域への侵入者を検知するなどの目的で設置されたものである。
警備モード操作部112は、警備装置110に対して種々の警備モードを設定するものである。警備モード操作部112には、警備モードの選択を行うボタン等の他、利用者がIDの入力等を行うためのテンキー、カードリーダ、指紋照合装置などの生体認証装置などが必要に応じて設けられている。警備モードとは、監視領域において異常を検知したときの警備装置110の動作を決定するモードである。具体的には、警備状態、在宅警備状態、セルフ警備状態、警備解除状態があり、警備モード操作部112により、いずれかの状態に設定される。
まず、警備状態とは、センサによって異常を検知したときに発せられる検知信号を警備装置が受信した場合に、監視センタに異常を知らせる警報を通報する状態である。警備装置の設置されている監視領域において異常を検知したことを報知する場合もある。これは、侵入者を威嚇する目的や誤報である場合に警報解除操作を促す目的で報知するものである。警備状態のときは通報先端末への通報は行わない。
在宅警備状態とは、センサによって異常を検知したときに発せられる検知信号を警備装置が受信した場合に、監視領域において異常を検知したことを報知する状態である。また、監視領域だけではなく監視センタに異常を知らせる警報を報知する場合もある。これは、在宅時においても監視センタへの通報を行う契約を結んだ場合であり、監視領域において異常を検知したことを報知した後に、監視センタに通報を行うなどの動作をする。在宅警備状態のときは通報先端末への通報は行わない。
セルフ警備状態とは、センサによって異常を検知したときに発せられる検知信号を警備装置が受信した場合に、外出時の利用者が所持する携帯電話や固定電話などの通報先端末に異常を検知したことを通報する状態である。また、監視領域において異常を検知したことを報知する場合がある。これは、侵入者を威嚇する目的や誤報である場合に警報解除操作を促す目的で報知するものである。
警備解除状態とは、センサによって異常を検知したときに発せられる検知信号を警備装置が受信した場合でも、監視センタへの警報の通報、監視領域における異常の検知、通報先端末への異常の通報のいずれも行わない状態である。尚、前記いずれのモードであっても、検知された異常が火災やガス漏れの場合、または、非常ボタンが操作された場合は、監視センタへの通報を行い、必要に応じて監視領域における異常の検知、通報先端末への異常の通報などを行う。
マイク113は、在宅者等が発した音声を取得し、スピーカ114は送信された音声を出力するものである。
入出力制御部115は、警備モード操作部112の入出力制御、センサ111a〜111n、マイク113の入力制御、スピーカ114の出力制御により種々のデータの入出力を制御する処理部である。
制御部116は、さらに警備状態切替部1161と、警備状態記憶部1162と、優先順位変更部1163と、認証部1164と、異常通報部1165と、音声データ制御部1166と、受信部1167とを主に備えている。
警備状態切替部1161は、警備モード操作部112で設定された警備モードに従って、警備モードを上述の警備状態、在宅警備状態、セルフ警備状態または警備解除状態のいずれかに切り替えるものである。
警備状態記憶部1162は、監視領域の現在の上述した警備モードを記憶するメモリなどの記憶媒体である。
優先順位変更部1163は、利用者データベース119に登録されているIDに該当する利用者により警備モード操作部112から警備モードをセルフ警備状態に切り替えられた場合、利用者のIDに対応する通報先の優先順位を変更するものである。
認証部1164は、警備モード操作部112により、警備モードの設定をした利用者が入力したIDが利用者データベース119に登録されている利用者のIDであるかを照合するものである。
異常通報部1165は、本発明における異常通報手段に相当し、警備モードがセルフ警備状態に設定され上述の警備状態記憶部1162に記憶されている場合に、センサ111a〜111nが異常を検知すると、通報先端末130に対して異常が検知されたという情報を通報するものである。また、異常通報部1165は、警備モードが警備状態に設定されている場合に、センサ111a〜111nが異常を検知すると、監視センタ140に対して異常が検知されたという情報(警報)を通報するものである。
音声データ制御部1166は、通報先端末130と警備装置110との間における音声データの制御を行うものである。具体的には、音声データの音声認識や文字列データへの変換を行う。尚、音声データ制御部1166を用いず、音声認識を行うかわりに通報先端末130からデータ通信により情報の送受信を行ったり、通報先端末130からDTMF信号(Dual Tone Multi-Frequency)により入力を受け付ける等としてもよい。
受信部1167は、利用者の通報先端末130からの入力情報をネットワーク120を介して受信するものである。
通信制御部117は、警備装置110とネットワーク120との間における通信を制御するものであり、具体的にはネットワークボードなどが該当する。
利用者データベース119は、予め設定された利用者のID及び各IDに対応する異常検知情報の通報先を登録したデータベースである。図2は、利用者データベース119の一例を示すデータ構造図である。図2に示すように、父のID、母のID、親戚のIDの各IDに対応する通報先が登録されている。
優先順位テーブル118は、通報先に対応する利用者のIDの優先順位を設定したデータファイルであり、メモリやハードディスクドライブ装置(HDD)等の記憶媒体が格納されている。図3は優先順位テーブル118の一例を示すデータ構造図である。図3に示すように、優先順位テーブル118には、利用者によって初期設定がなされた異常検知情報の通報先の優先順位と、初期設定後に利用者によって設定された現在の通報先の優先順位が登録されている。図3に示すように、初期設定の優先順位は父のID、母のID、親戚のIDの順で設定されており、現在は、母のID、父のID、親戚のIDの順に設定されている。
次に、以上のように構成された本実施の形態にかかるセルフ警備状態における異常検知通報処理について説明する。図4−1、図4−2は、第1の実施の形態にかかる警備モード操作部112により設定されたセルフ警備状態における異常検知通報処理の手順を示すフローチャートである。
まず、警備モード操作部112は、IDの入力を行うテンキーと警備モードの設定を行うためのボタンを備えている。図5は、本実施の形態の警備モード操作部112の構成を示す図である。図5に示すように、警備モード操作部112は、利用者がIDの入力を行うテンキーと、現在の警備モードを警備状態に設定するための警備モードボタン、在宅警備状態に設定するための在宅警備モードボタン、セルフ警備状態に設定するためのセルフ警備モードボタン、警備解除状態に設定するための警備解除モードボタンとを備える。そして、各ボタンを押下することにより、警備状態切替部1161によって警備モードが各状態に設定されるようになっている。尚、警備モード操作部112として、タッチパネルを利用し、前記テンキー及び各モードボタンを画面上に表示させ、指などで直接画面に触れることによって入力を行うようにしてもよい。また、IDではなく、暗証番号及び続柄コードを識別情報として入力することも可能である。
テンキーより利用者がIDを入力すると、警備モード操作部112が利用者によって入力されたIDを受信する(ステップS401)。利用者によるIDが受信されると、認証部1164は、受信したIDが利用者データベース119に登録されているか否かを判断することにより、認証部1164が利用者データベース119に登録されている利用者であるか否かを照合する(ステップS402)。
受信したIDが利用者データベース119に登録されていない場合には(ステップS402:No)認証が失敗したと判断し、警備モード操作部112にエラーメッセージを出力して、利用者は再度のID入力が必要となる。一方、受信したIDが利用者データベース119に登録されている場合には(ステップS402:Yes)、利用者が正当な利用者であると認証し、利用者は警備モードの各ボタンの入力が可能となる。次に、利用者が各ボタンの設定入力を行うと、警備モード操作部112は、利用者による警備モードの設定を受信する(ステップS404)。
尚、ステップS401〜S404の説明では、利用者により入力されたIDの照合を行った後、利用者が設定しようとする警備モードのボタンを入力するようにしたが、利用者が設定しようとする警備モードのボタンを入力した後、利用者により入力されたIDの照合を行うように設定してもよい。
警備状態切替部1161は、設定された警備モードに対応した警備状態を警備状態記憶部1162に上書きして記憶することにより、現在の警備モードを設定された警備モードに切り替える(ステップS405)。次に、優先順位変更部1163は、警備状態記憶部1162から現在の警備モードを取得する(ステップS406)。優先順位変更部1163は、取得した警備モードがセルフ警備状態か否かの判断をする(ステップS407)。
現在の警備モードがセルフ警備状態でない場合には(ステップS407:No)、優先順位の変更は行わず、処理を抜ける。
現在の警備モードがセルフ警備状態である場合には(ステップS407:Yes)、優先順位変更部1163は、警備モードを設定した利用者のIDを優先順位テーブル118の現在の優先順位「1」に設定する(ステップS408)。優先順位変更部1163は、優先順位テーブル118の現在の優先順位の「2」「3」に警備モードを切り替えた利用者以外の利用者IDを初期設定の優先順位の順番で設定する(ステップS409)。
図6は、セルフ警備状態に設定された場合の優先順位の変更前と変更後の優先順位テーブル118である。図6に示すように、初期設定の優先順位が父のID、母のID、親戚のIDの順に設定されており、変更前の現在の優先順位が母のID、父のID、親戚のIDの順で設定されていた場合に、親戚が警備モードをセルフ警備状態に設定すると、現在の優先順位について親戚のIDの通報先が最上位となり、次順位からは初期設定の優先順位である父のID、母のIDの順に設定されることになる。
センサ111a〜111nが異常を検知すると、異常通報部1165は、異常を検知したセンサ111a〜111nの異常検知情報を優先順位テーブル118の現在における「1」に設定されているIDの通報先の通報先端末130に送信する(ステップS410)。異常通報部1165は、通報先端末130から応答があるか否かを判断する(ステップS411)。
通報先端末130から応答があった場合には(ステップS411:Yes)、他の通報先である通報先端末130への通報は送信せず、処理を抜ける。通報先端末130からの応答がなかった場合には(ステップS411:No)、異常通報部1165は、異常を検知したセンサ111a〜111nの異常検知情報を優先順位テーブル118の現在における「2」に設定されているIDの通報先の通報先端末130に送信する(ステップS412)。異常通報部1165は、通報先端末130から応答があるか否かを判断する(ステップS413)。
通報先端末130から応答があった場合には(ステップS413:Yes)、他の通報先である通報先端末130への通報は送信せず、処理を抜ける。通報先端末130からの応答がなかった場合には(ステップS413:No)、異常通報部1165は、異常を検知したセンサ111a〜111nの異常検知情報を優先順位テーブル118の現在における「3」に設定されているIDの通報先の通報先端末130に送信する(ステップS414)。異常通報部1165は、通報先端末130から応答があるか否かを判断する(ステップS415)。
通報先端末130からの応答があった場合には(ステップS415:Yes)、セルフ警備状態における異常検知通報は終了する。通報先端末130からの応答がなかった場合には(ステップS415:No)、再度、異常検知情報を優先順位テーブル118の現在における「1」に設定されているIDの通報先の通報先端末130に送信する。
このように、本実施の形態では、利用者が外出する際などに警備モード操作部112から警備モードをセルフ警備状態に設定した場合、外出する利用者の通報先の優先順位が自動的に最上位となり、最上位以外の利用者は自動的に初期設定時の優先順位に従って設定される。そのため、外出する際に改めて優先順位の設定操作を行うことが不要となり、最上位以外の利用者の優先順位の設定操作を行うことも不要となり、優先順位の変更を簡易に行うことができる。また、優先順位の変更によって、センサ111a〜111nが異常を検知した場合において、監視領域の状況に応じた適切な通報先に異常検知情報をより迅速に通報することができる。
(第1の実施の形態の変形例)
第1の実施の形態にかかる警備装置は、利用者が外出をする際などに警備モード操作部112から警備モードをセルフ警備状態に設定した場合、外出する利用者の通報先の優先順位が自動的に最上位となり、最上位以外の利用者は自動的に初期設定時の優先順位に従って設定される。しかし、最上位以外の利用者については、直前の優先順位に従って設定されるよう構成してもよい。
図7−1、図7−2は、第1の実施の形態の変形例にかかる警備モード操作部112により設定されたセルフ警備状態における異常検知通報処理の手順を示すフローチャートである。
警備モード操作部112の利用者によるIDの受信から、優先順位変更部1163の警備モードを切り替えた利用者IDを優先順位テーブル118の現在の優先順位「1」に設定するまでの処理および流れ(ステップS701〜S708)については、図4−1の第1の実施の形態で説明した処理および流れ(ステップS401〜S408)と同様である。
次に、優先順位変更部1163は、優先順位テーブル118の現在の優先順位の「2」「3」に警備モードを切り替えた利用者以外の利用者IDを直前の優先順位の順番で設定する(ステップS709)。図8は、セルフ警備状態に設定された場合の優先順位の変更前と変更後の優先順位テーブル118である。図8に示すように、初期設定の優先順位が父、母、親戚の順に設定されており、変更前の現在の優先順位が母、父、親戚の順で設定されていた場合に、親戚が警備モードをセルフ警備状態に設定すると、現在の優先順位について親戚の通報先が最上位となり、次順位からは直前(変更前の現在)の優先順位である母、父の順に設定されることになる。
センサ111a〜111nが異常を検知した場合に、異常通報部1165の異常を検知したセンサ111a〜111nの異常検知情報を優先順位テーブル118の現在における「1」で設定されているIDの通報先の通報先端末130への送信以降の処理および流れ(ステップS710〜S715)については、図4−2の第1の実施の形態で説明した処理および流れ(ステップS410〜S415)と同様である。
このように、第1の実施の形態の変形例である本実施の形態では、利用者が外出する際などに警備モード操作部112から警備モードをセルフ警備状態に設定した場合、外出する利用者の通報先の優先順位が自動的に最上位となり、最上位以外の利用者は自動的に直前の優先順位に従って設定される。そのため、外出する際に改めて優先順位の設定操作を行うことが不要となり、最上位以外の利用者の優先順位の設定操作を行うことも不要となり、優先順位の変更を簡易に行うことができる。また、優先順位の変更によって、センサ111a〜111nが異常を検知した場合において、監視領域の状況に応じた適切な通報先に異常検知情報をより迅速に通報することができる。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態の監視システムは、警備モード操作部より警備モードの切り替え操作がされた場合、その操作を行った利用者の利用者識別情報に基づいて、異常検知情報の通報先の優先順位を変更するものであったが、第2の実施の形態の監視システムでは、利用者の所持する通報先端末より警備モードの切り替え操作がされた場合、その操作を行った利用者の利用者識別情報に基づいて、異常検知情報の通報先の優先順位を変更するものである。以下に、添付図面を参照して、第2の実施の形態について説明する。
図9は、本発明の第2の実施の形態にかかる監視システムの構成を示すブロック図である。本実施の形態にかかる監視システム600は、警備装置610と、通報先端末130と、監視センタ140とから構成されており、警備装置610と通報先端末130、監視センタ140はネットワーク120を介して接続されている。
警備装置610は、監視領域の異常を検知して、異常検知情報を監視センタ140や通報先端末130に送信するものであり、本実施の形態では、更に通報先端末130から警備モードの設定が可能となっている。
ここで、ネットワーク120と、監視センタ140と、通報先端末130の構成及び機能は、第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
次に警備装置610の詳細について説明する。警備装置610は、さらに複数のセンサ111a〜111nと、警備モード操作部112と、マイク113と、スピーカ114と、入出力制御部115と、制御部616と、通信制御部117と、優先順位テーブル118と、利用者データベース119、通報先端末キー対応テーブル620とを主に備えている。
ここで、センサ111a〜111nと、警備モード操作部112と、マイク113と、スピーカ114と、入出力制御部115と、通信制御部117と、優先順位テーブル118と、利用者データベース119の構成及び機能は、第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
通報先端末キー対応テーブル620は、利用者の通報先端末130の数字キーの番号と警備モードの種類とを対応付けて登録するデータファイルである。図10は、通報先端末キー対応テーブル620の一例を示すデータ構造図である。図10に示すように、キー「1」「2」「3」に各警備モードが対応付けられている。従って、通報先端末130でキー「1」を押下すると、その値が警備装置610に送信され警備装置610側で警備状態に設定される。また、キー「2」「3」「4」を押下すると、それぞれ同様に在宅警備状態、セルフ警備状態、警備解除状態に設定される。
制御部616は、さらに警備状態切替部6161と、警備状態記憶部1162と、優先順位変更部6163と、認証部1164と、異常通報部1165と、音声データ制御部1166と、受信部1167とを主に備えている。
ここで、警備状態記憶部1162と、認証部1164と、異常通報部1165と、音声データ制御部1166と、受信部1167の構成及び機能は、第1の実施の形態と同様であるので、省略する。
警備状態切替部6161は、受信部1167で受信した通報先端末130の数字キーの番号と通報先端末キー対応テーブル620を参照して対応する警備モードに変換し、変換された警備モードに切り替えるものである。
優先順位変更部6163は、利用者データベース119に登録されているIDに該当する利用者により、利用者の所持する通報先端末130から警備モードをセルフ警備状態に切り替えられた場合、利用者IDに対応する通報先の優先順位を変更するものである。
次に、以上のように構成された本実施の形態にかかるセルフ警備状態における異常検知通報処理について説明する。図11−1、図11−2は、第2の実施の形態にかかる通報先端末130により設定されたセルフ警備状態における異常検知通報処理の手順を示すフローチャートである。
まず、通報先端末130では、IDの入力を行う設定画面が表示されている。図12は、本実施の形態の通報先端末130におけるID入力画面を示す模式図である。図12に示すように、ID入力画面には、利用者のIDを入力するためのIDフィールドが表示されている。そして、通報先端末130から利用者がIDを入力し、入力終了ボタンを押下することにより、入力されたIDが警備装置610に送信される。尚、図13で示すように、IDではなく、暗証番号フィールド及び続柄コードフィールドが表示されて、利用者が暗証番号及び続柄コードを入力できるようにすることも可能である。
ID入力画面で利用者がIDを入力し、IDが警備装置610に送信されると、受信部1167が利用者によって入力されたIDを受信する(ステップS1101)。利用者によるIDが受信されると、認証部1164は、受信したIDが利用者データベース119に登録されているか否かを判断することにより、認証部1164が利用者データベース119に登録されている利用者であるか否かを照合する(ステップS1102)。
受信したIDが利用者データベース119に登録されていない場合には(ステップS1102:No)認証が失敗したと判断し、通報先端末130にエラーメッセージを送信して、利用者は再度のID入力が必要となる(ステップS1103)。
一方、受信したIDが利用者データベース119に登録されている場合には(ステップS1102:Yes)、利用者が正当な利用者であると認証され、警備状態切替部6161は、警備状態の設定を行う警備状態設定画面を通報先端末130に送信する(ステップS1104)。この場合は、通報先端末130に警備状態の設定を行う画面が表示される。図14は、本実施の形態の通報先端末130における警備状態設定画面を示す模式図である。図14に示すように、警備状態設定画面には、番号が付された各警備モード、選択された番号を入力する番号入力フィールド、入力終了ボタンが表示されている。そして、利用者が通報先端末130から選択した警備モードに付された番号を入力し、入力終了ボタンを押下すると、入力された番号を警備装置610に送信する。警備装置610では、受信部1167が利用者による警備モードの番号を受信する(ステップS1105)。
警備状態切替部6161は、受信した警備モードの番号を通報先端末キー対応テーブル620を参照して、対応する警備モードに変換する(ステップS1106)。警備状態切替部6161は、変換された警備モードに対応した警備モードを警備状態記憶部1162に上書きして記憶することにより、現在の警備モードを設定された警備モードに切り替える(ステップS1107)。
次に、優先順位変更部6163は、警備状態記憶部1162から現在の警備モードを取得する(ステップS1108)。優先順位変更部6163は、取得した警備モードがセルフ警備状態か否かの判断をする(ステップS1109)。
現在の警備モードがセルフ警備状態でない場合には(ステップS1109:No)、優先順位の変更は行わず、処理を抜ける。
一方、現在の警備モードがセルフ警備状態である場合には(ステップS1109:Yes)、優先順位変更部1163は、警備モードを設定した利用者のID番号を優先順位テーブル118の現在の優先順位「1」に設定する(ステップS1110)。優先順位変更部6163は、優先順位テーブル118の現在の優先順位の「2」「3」に警備モードを切り替えた利用者以外の利用者IDを初期設定の優先順位の順番で設定する(ステップS1111)。
この場合、通報先端末130では、警備状態の設定及び優先順位の変更が終了した旨を示す画面が表示される。図15は、セルフ警備状態に設定された場合の本実施の形態の通報先端末130における警備状態設定終了画面及び優先順位変更終了画面を示す模式図である。図15に示すように、通報先端末130には、「外出警備モードに設定を行いました。通報の優先順位は親戚→父→母と変更されました。」のように変換された優先順位を示した画面が通報先端末130に送信され、通報先端末130の画面に表示される。そして、利用者が入力終了ボタンを押下することにより、画面が閉じて終了する。また、図16で示すように、利用者の利便性を考慮し、「モードの設定及び優先順位の変更を行いました」のようにメッセージを短く表示することも可能である。そして、この場合も利用者が入力終了ボタンを押下することにより、画面が閉じて終了する。
センサ111a〜111nが異常を検知した場合に、異常通報部1165の異常を検知したセンサ111a〜111nの異常検知情報を優先順位テーブル118の現在における「1」で設定されているIDの通報先の通報先端末130への送信以降の処理および流れ(ステップS1112〜S1117)については、図4−2の第1の実施の形態で説明した処理および流れ(ステップS410〜S415)と同様である。
このように、本実施の形態では、利用者が外出している際などにおいて、利用者の所持する通報先端末130から警備モードをセルフ警備状態に設定した場合、外出している利用者の通報先の優先順位が自動的に最上位となり、最上位以外の利用者は自動的に初期設定時の優先順位に従って設定される。そのため、外出先から前記優先順位の設定操作を行うために警備装置まで戻ることが不要になり、最上位以外の利用者の優先順位の設定操作を行うことも不要となり、優先順位の変更を簡易に行うことができる。また、優先順位の変更によって、センサ111a〜111nが異常を検知した場合に、監視領域の状況に応じた適切な通報先に異常検知情報をより迅速に通報することができる。
(第2の実施の形態の変形例)
第2の実施の形態にかかる警備装置は、利用者が外出している際などに通報先端末130から警備モードをセルフ警備状態に設定した場合、外出している利用者の通報先の優先順位が自動的に最上位となり、最上位以外の利用者は自動的に初期設定時の優先順位に従って設定される。しかし、最上位以外の利用者については、直前の優先順位に従って設定されるよう構成してもよい。
図17−1、図17−2は、第2の実施の形態の変形例にかかる通報先端末130により設定されたセルフ警備状態における異常検知通報処理の手順を示すフローチャートである。
受信部1167の利用者によるIDの受信から優先順位変更部6163の警備モードを切り替えた利用者IDを優先順位テーブル118の現在の優先順位「1」に設定するまでの処理および流れ(ステップS1701〜S1710)については、図11−1の第1の実施の形態で説明した処理および流れ(ステップS1101〜S1110)と同様である。
次に、優先順位変更部6163は、優先順位テーブル118の現在の優先順位の「2」「3」に警備モードを切り替えた利用者以外の利用者IDを直前の優先順位の順番で設定する(ステップS1711)。
センサ111a〜111nが異常を検知した場合に、異常通報部1165の異常を検知したセンサ111a〜111nの異常検知情報を優先順位テーブル118の現在における「1」で設定されているIDの通報先の通報先端末130への送信以降の処理および流れ(ステップS1712〜S1717)については、図4−2の第1の実施の形態で説明した処理および流れ(ステップS412〜S417)と同様である。
このように、本実施の形態の変形例では、利用者が外出している際などにおいて、利用者の所持する通報先端末130から警備モードをセルフ警備状態に設定した場合、外出している利用者の通報先の優先順位が自動的に最上位となり、最上位以外の利用者は自動的に直前の優先順位に従って設定される。そのため、外出先から前記優先順位の設定操作を行うために警備装置まで戻ることが不要になり、最上位以外の利用者の優先順位の設定操作を行うことも不要となり、優先順位の変更を簡易に行うことができる。また、優先順位の変更によって、センサ111a〜111nが異常を検知した場合に、監視領域の状況に応じた適切な通報先に異常検知情報をより迅速に通報することができる。
また、第2の実施の形態及び第2の実施の形態の変形例は、IDの入力画面や警備モードの設定画面を通報先端末130に表示しているが、通報先端末130に音声メッセージを出力し、又、IDや警備モードの設定を音声で通報先端末130から入力されるように構成してもよい。
このような音声入力、音声出力の例としては、以下の通りである。監視システム600に設置した電話に利用者が電話を掛けると、一定のコールの後に「ID番号を入力してください。」又は、「暗証番号及びあなたの続柄コードを入力してください。」のように利用者が正当な利用者であるかを照合するための利用者の識別情報の入力を要求する音声が流れる。そして、利用者がID又は、暗証番号及び続柄コードを入力すると、警備装置610側で認証部1164によって、利用者データベース119に登録されている利用者か否かの照合が行われる。
利用者が正当な利用者であると認証されると、「警備モードの設定を行います。警備状態を選択する場合は1を、在宅警備状態を選択する場合は2を、セルフ警備状態を選択する場合は3を、警備解除状態を選択する場合は4を押してください。」のように選択した警備モードに対応する番号の入力を要求する音声が流れる。利用者が選択する警備モードに対応した番号を入力すると、警備装置610側で警備状態切替部6161が受信した番号に対応する警備モードを警備状態記憶部1162に記憶する。
次に、優先順位変更部6163は、警備状態記憶部1162から現在の警備モードを取得する。取得した警備モードがセルフ警備状態であった場合は、第2の実施の形態及び第2の実施の形態の変形例と同様に優先順位変更部1162により、優先順位テーブル118の現在の優先順位が変更される。そして、「セルフ警備状態に設定しました。なお、通報先の優先順位は、親戚→父→母の順に変更されました」のように警備モード設定終了及び通報先の優先順位が変更された旨のメッセージが流れる。
尚、選択した警備モードの番号を入力するよう要求する音声によるメッセージは、利用者の利便性を考慮して、「コマンドを入力してください。」と短くすることも可能である。また、警備モード設定終了及び通報先の優先順位が変更された旨の音声によるメッセージも同様に「セルフ警備状態に設定しました」のみに短くすることも可能である。
(第3の実施の形態)
第1の実施の形態の監視システムは、警備モード操作部より警備モードの切り替え操作がされた場合、警備装置において、異常検知情報の通報先の優先順位を変更するものであったが、第3の実施の形態の監視システムでは、監視センタにおいて、異常検知情報の通報先の優先順位を変更するものである。以下に、添付図面を参照して、第3の実施の形態について説明する。
図18は、本発明の第3の実施の形態にかかる監視システムの構成を示すブロック図である。図18に示すように、本実施の形態にかかる監視システム1800は、警備装置1810と、監視センタ1910と、通報先端末130とから構成されている。警備装置1810と監視センタ1910は、ネットワーク120を介して接続されており、監視センタ1910と通報先端末130も同様に、ネットワーク120を介して接続されている。
警備装置1810は、監視領域の異常を検知して、異常検知情報を監視センタ140に送信するものである。
監視センタ1910は、警備装置1810からの異常検知情報を受信した場合に、ネットワーク120を介して通報先端末130に異常検知情報を送信するものである。また、待機中の警備員に対して異常が検知された監視領域へ向かう旨の指示を出すとともに、必要に応じて警察や消防など関係機関への通報を行うセンタである。
ここで、ネットワーク120と、通報先端末130の構成及び機能は、第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
次に警備装置1810の詳細について説明する。警備装置1810は、さらに複数のセンサ111a〜111nと、警備モード操作部112と、マイク113と、スピーカ114と、入出力制御部115と、制御部1816と、通信制御部117と、利用者データベース1818とを主に備えている。
ここで、センサ111a〜111nと、警備モード操作部112と、マイク113と、スピーカ114と、入出力制御部115と、通信制御部117の構成及び機能は、第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
利用者データベース1818は、予め設定された利用者のIDを登録したデータベースである。図20は、利用者データベース1818の一例を示すデータ構造図である。図20に示すように、利用者データベース1818には、父のID、母のID、親戚のIDが登録されている。
制御部1816は、さらに、警備状態切替部1161と、警備状態記憶部1162と、認証部1164と、異常通報部1165と、音声データ制御部1166と、送受信部1820とを主に備えている。
ここで、警備状態切替部1161と、警備状態記憶部1162と、認証部1164と、異常通報部1165と、音声データ制御部1166の構成及び機能は、第1の実施の形態と同様であるので、省略する。
送受信部1820は、警備モード操作部112から利用者のID及び警備モードを受信するものである。また、受信したIDが利用者データベース1818に登録された正当な利用者であり、受信した警備モードがセルフ警備状態の場合に、受信したIDを監視センタ1910へ送信するものである。
次に、監視センタ1910の詳細について説明する。監視センタ1910は、通信制御部1911と、通報先データベース1912と、通信ログ1913と、優先順位テーブル1914と、制御部1920とを主に備えている。
通信制御部1911は、監視センタ1910とネットワーク120との間における通信を制御するものであり、具体的にはネットワークボードなどが該当する。
通報先データベース1912は、予め設定された利用者のID及び各IDに対応する異常検知情報の通報先を登録したデータベースである。通報先データベース1912は、第1の実施の形態の警備装置110における利用者データベース119と同様に構成され、監視センタ1920に設けたものであり、図2と同様に、父のID、母のID、親戚のID等の各IDに対応する通報先が登録されている。
通信ログ1913は、警備装置1810又は通報先端末130と監視センタ1910との間の通信状況の履歴を記録したログファイルであり、HDD等の記憶媒体に通信が行われるごとに記録される。
優先順位テーブル1914は、通報先に対応する利用者のIDの優先順位を設定したデータファイルであり、メモリやハードディスクドライブ装置(HDD)等の記憶媒体が格納されている。優先順位テーブル1914は、第1の実施の形態の警備装置110における優先順位テーブル118と同様に構成されており、図3に示すように、優先順位テーブル1914には、利用者によって初期設定がなされた異常検知情報の通報先の優先順位と、初期設定後に利用者によって設定された現在の通報先の優先順位が登録されている。図3に示すように、初期設定の優先順位は父のID、母のID、親戚のIDの順で設定されており、現在は、母のID、父のID、親戚のIDの順に設定されている。
制御部1920は、さらに、優先順位変更部1921と、通信ログ記録部1922と、音声データ制御部1923と、送受信部1924とを主に備えている。
優先順位変更部1921は、警備装置1810における利用者データベース1818に登録されているIDに対応する利用者により、警備モードがセルフ警備状態に切り替えられた場合、監視センタ1910における送受信部1924より受信した利用者のIDに対応する通報先の優先順位を変更するものである。
通信ログ記録部1922は、警備装置1810、通報先端末130と監視センタ1910との間の送受信による通信状況を、通信ログ1913に記録するものである。
音声データ制御部1923は、通報先端末130、警備装置1810と監視センタ1910の間における音声データの制御を行うものである。具体的には、音声データの音声認識や文字列データへの変換を行う。尚、第1の実施の形態の警備装置110における音声データ制御部1166と同様に、音声データ制御部1923を用いず、音声認識を行うかわりに通報先端末130からデータ通信により情報の送受信を行ったり、通報先端末130からDTMY通信により入力を受け付ける等としてもよい。
送受信部1924は、利用者の通報先端末130へ異常検知情報、警備モード操作部112により受信した利用者のIDなどの情報を監視センタ1910に送信し、また、通報先端末130から監視センタ1910で受信された利用者のIDなどの入力情報を、監視センタ1910からネットワーク120を介して受信するものである。
次に、以上のように構成された本実施の形態にかかるセルフ警備状態における異常検知通報処理について説明する。図21は、本実施の形態にかかる警備モード操作部112により設定されたセルフ警備状態における異常検知通報処理の手順を示すフローチャートである。本実施の形態では、警備装置において、利用者のIDの認証及び警備モードの設定を行い、監視センタへ利用者のIDを送信し、監視センタにおいて、異常検知情報の通報先の優先順位を変更するものである。
まず、警備装置1810側の処理について説明する。警備モード操作部112による利用者のIDの受信から、警備状態切替部1161によって、設定された警備モードに対応した警備状態を警備状態記憶部1162に記憶するまでの処理および流れ(ステップS2101〜S2105)については、図4−2の第1の実施の形態で説明した処理および流れ(ステップS401〜S405)と同様である。
次に、送受信部1820は、警備状態記憶部1162に記憶した警備モードがセルフ警備状態か否かの判断をする(ステップS2106)。記憶した警備モードがセルフ警備状態である場合には(ステップS2106:Yes)、送受信部1820は、警備モード操作部112から受信した利用者のIDを、監視センタ1910へ送信する(ステップS2107)。
一方、記憶した警備モードがセルフ警備状態でない場合には(ステップS2106:No)、監視センタ1910へ利用者のID送信は行わず、処理を抜ける。
次に、監視装置1910側の処理について説明する。送受信部1924は、警備装置1810から上記ステップS2107で送信された警備モードを設定した利用者のIDを受信する(ステップS2201)。優先順位変更部1921は、警備装置1810から受信した警備モードを切り替えた利用者のIDを優先順位テーブル1914の現在の優先順位「1」に設定する(ステップS2202)。優先順位変更部1921は、優先順位テーブル1914の現在の優先順位の「2」、「3」に警備モードを切り替えた利用者ID以外の利用者のIDを初期設定の優先順位の順番で設定する(ステップS2203)。
ここで、優先順位テーブル1914は、第1の実施の形態の警備装置における優先順位テーブル118と同様に構成され、監視センタ1910に設けたものであり、優先順位の変更の例は、第1の実施の形態における図6と同様である。
次に、警備装置1810におけるセンサ111a〜111nが異常を検知した場合、監視センタ1910に異常検知情報を通報する。そして、警備装置1810からの異常検知情報を受信すると、送受信部1924は、異常検知情報を優先順位テーブル1914の現在における「1」に設定されているIDの通報先の通報先端末130に送信する(ステップS2204)。送受信部1924は、通報先端末130から応答があるか否かを判断する(ステップS2205)。
通報先端末130から応答があった場合には(ステップS2205:Yes)、他の通報先である通報先端末130への通報は送信せず、処理を抜ける。通報先端末130からの応答がなかった場合には(ステップS2205:No)、送受信部1924は、異常検知情報を優先順位テーブル1914の現在における「2」に設定されているIDの通報先の通報先端末130に送信する(ステップS2206)。送受信部1924は、通報先端末130から応答があるか否かを判断する(ステップS2207)。
通報先端末130から応答があった場合には(ステップS2207:Yes)、他の通報先である通報先端末130への通報は送信せず、処理を抜ける。通報先端末130からの応答がなかった場合には(ステップS2207:No)、送受信部1924は、異常検知情報を優先順位テーブル1914の現在における「3」に設定されているIDの通報先の通報先端末130に送信する(ステップS2208)。送受信部1924は、通報先端末130から応答があるか否かを判断する(ステップS2209)。
通報先端末130からの応答があった場合には(ステップS2209:Yes)、セルフ警備状態における異常検知通報は終了する。通報先端末130からの応答がなかった場合には(ステップS2209:No)、再度、異常検知情報を優先順位テーブル1914の現在における「1」に設定されているIDの通報先の通報先端末130に送信する。
尚、本実施の形態では、警備モード操作部112から警備モードを設定した利用者のIDを優先順位テーブル1914の現在の優先順位「1」に設定し、優先順位テーブル1914の現在の優先順位の「2」、「3」に受信した利用者ID以外の利用者のIDを初期設定の優先順位の順番で設定する。しかし、優先順位テーブル1914の現在の優先順位の「2」、「3」に受信した利用者ID以外の利用者のIDを直前(変更前の現在)の優先順位の順番で設定してもよい。
このように、本実施の形態では、利用者が外出する際などに警備モード操作部112から警備モードをセルフ警備状態に設定した場合、監視センタに登録されている利用者の通報先の優先順位が自動的に最上位となり、最上位以外の利用者は自動的に初期設定の優先順位に従って設定される。そのため、外出する際に改めて優先順位の設定操作を行うことが不要となり、最上位以外の利用者の優先順位の設定操作を行うことも不要となり、優先順位の変更を簡易に行うことができる。また、優先順位の変更によって、センサ111a〜111nが異常を検知した場合において、監視領域の状況に応じた適切な通報先に異常検知情報をより迅速に通報することができる。更に、通報先の優先順位に関する機能は、監視センタ1910に集約されることになるので、警備装置1810の機能構成が既存の警備装置1810と同様になるため、既存の警備装置1810を利用することも可能である。
また、本実施の形態では、警備装置1810および通報先端末130との間の通信等は、監視センタ1910を介して行われることから、通信ログ記録部1922により通信状況のログが通信ログ1913に記録され、監視領域において異常が検知された場合における状況把握や状況分析に活用することができる。
(第4の実施の形態)
第3の実施の形態の監視システムは、警備装置における警備モード操作部より警備モードの切り替え操作がされた場合、監視センタにおいて、異常検知情報の通報先の優先順位を変更するものであったが、第4の実施の形態の監視システムでは、利用者の所持する通報先端末より警備モードの切り替え操作がされた場合、監視センタにおいて、異常検知情報の通報先の優先順位を変更するものである。以下に、添付図面を参照して、第4の実施の形態について説明する。
本実施の形態の監視システムは、第3の実施の形態における監視システムと同様の構成であるため、図18を参照して説明する。図18に示すように、本実施の形態にかかる監視システム1800は、警備装置1810と、監視センタ1910と、通報先端末130とから構成されている。警備装置1810と監視センタ1910は、ネットワーク120を介して接続されており、監視センタ1910と通報先端末130も同様に、ネットワーク120を介して接続されている。
警備装置1810は、監視領域の異常を検知して、異常検知情報を監視センタ1910に送信するものである。また、利用者の通報先端末130から送信された警備モードを、監視センタ1910を経由して受信して、警備モードを設定するものである。
監視センタ1910は、警備装置1810からの異常検知情報を受信した場合に、ネットワーク120を介して通報先端末130に異常検知情報を送信するものである。また、利用者の通報先端末130より、利用者のID及び警備モードの設定を受信し、警備装置1810へ送信する。また、待機中の警備員に対して異常が検知された監視領域へ向かう旨の指示を出すとともに、必要に応じて警察や消防など関係機関への通報を行うセンタである。
ここで、ネットワーク120と、通報先端末130の構成及び機能は、第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
次に警備装置1810の詳細について説明する。警備装置1810は、さらに複数のセンサ111a〜111nと、警備モード操作部112と、マイク113と、スピーカ114と、入出力制御部115と、制御部1816と、通信制御部117と、利用者データベース1818とを主に備えている。
ここで、センサ111a〜111nと、警備モード操作部112と、マイク113と、スピーカ114と、入出力制御部115と、通信制御部117と、利用者データベース1818の構成及び機能は、第3の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
制御部1816は、さらに、警備状態切替部1161と、警備状態記憶部1162と、認証部1164と、異常通報部1165と、音声データ制御部1166と、送受信部1820とを主に備えている。
ここで、警備状態切替部1161と、警備状態記憶部1162と、認証部1164と、異常通報部1165と、音声データ制御部1166の構成及び機能は、第3の実施の形態と同様であるので、省略する。
送受信部1820は、利用者の通報先端末130から送信された利用者のIDを、監視センタ1910を経由して受信し、受信した利用者のIDについての認証部1164による認証の結果を監視装置1910に送信する。また、送受信部1820は、利用者の通報先端末130から送信された警備モードの設定を、監視センタ1910を経由して受信する。
次に、監視センタ1910の詳細について説明する。監視センタ1910は、通信制御部1911と、通報先データベース1912と、通信ログ1913と、優先順位テーブル1914と、制御部1920とを主に備えている。
ここで、通信制御部1911と、通報先データベース1912と、通信ログ1913と、優先順位テーブル1914の構成及び機能は、第3の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
制御部1920は、さらに、優先順位変更部1921と、通信ログ記録部1922と、音声データ制御部1923と、送受信部1924とを主に備えている。
ここで、通信ログ記録部1922と、音声データ制御部1923の構成及び機能は、第3の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
優先順位変更部1921は、利用者の通報先端末130から監視センタ1920を経由して警備装置1810に送信された利用者のIDが、警備装置1810における利用者データベース1818に登録されているIDに対応する利用者であり、通報先端末130から送信された警備モードがセルフ警備状態に切り替えられた場合、送受信部1924より受信した利用者のIDに対応する通報先の優先順位を変更するものである。
送受信部1924は、利用者の通報先端末130より送信された利用者のIDを受信し、受信した利用者のIDを警備装置1810へ送信するものである。また、警備装置1810における利用者のIDの認証結果を受信し、受信した認証結果を通報先端末130へ送信する。更に、利用者のIDが正当な利用者と認証された場合、送受信部1924は、通報先端末130から警備モードの設定を受信し、通報先端末130へ送信する。また、警備装置1810から通報された異常検知情報を受信し、受信した異常検知情報を優先順位テーブル1914に従って、利用者の通報先に送信する。
次に、以上のように構成された本実施の形態にかかるセルフ警備状態における異常検知通報処理について説明する。図23は、本実施の形態にかかる通報先端末130により設定されたセルフ警備状態における異常検知通報処理の手順を示すシーケンス図である。
まず、通報先端末130は利用者のIDを監視センタ1910に送信し、監視センタ1910における送受信部1924は、通報先端末130から送信された利用者のIDを受信する(ステップS2301)。監視センタ1910における送受信部1924は、受信した利用者のIDを警備装置1810へ転送し、警備装置1810における送受信部1820は、監視センタ1910より送信された利用者のIDを受信する(ステップS2302)。
次に、警備装置1810における認証部1164は、受信した利用者のIDが、利用者データベース1818に登録されている利用者のIDか否かを照合する(ステップS2303)。そして、警備装置1810における送受信部1820は、照合された利用者のIDが、認証された旨(認証OK)又は認証されなかった旨(認証NG)のいずれかの認証結果を監視センタ1910へ送信し、監視センタ1910における送受信部1924は、警備装置1810より送信された認証結果を受信する(ステップS2304)。監視センタ1910は、受信した認証結果を通報先端末130へ転送し、通報先端末130は監視センタ1910より送信された認証結果を受信する(ステップS2305)。
次に、通報先端末130から送信された利用者のIDが、警備装置1810における認証部1164によって登録された利用者であると認証された認証結果を受信した場合(認証OKの場合)は、通報先端末130は、設定しようとする警備モードを監視センタ1910に送信し、監視センタ1910における送受信部1924は、通報先端末130から送信された警備モードを受信する(ステップS2306)。
尚、第2の実施の形態と同様に、監視センタ1910には、利用者の通報先端末130の数字キーの番号と警備モードの種類とを対応付けて登録する通報先端末キー対応テーブルが備えられており、利用者が通報先端末130から選択した警備モードに付された番号を入力し、入力終了ボタンを押下すると、入力された番号が監視センタ1910に送信され、監視センタ1910において、利用者により入力された番号に対応する警備モードの設定が受信される。
そして、監視センタ1910における送受信部1924によって受信された警備モードがセルフ警備状態であった場合、監視センタ1910における優先順位変更部1921は、警備モードを送信した利用者のIDを、優先順位テーブル1914の現在の優先順位「1」に設定し、警備モードを送信した利用者以外の利用者のIDを初期設定の優先順位の順番で設定する(ステップS2307)。
次に、監視センタ1910における送受信部1924は、通報先端末130から受信した警備モードを、警備装置1810に転送し、警備装置1810における送受信部1820は、監視センタ1910から送信された警備モードを受信する(ステップS2308)。そして、警備装置1810における警備状態切替部1161は、送受信部1820によって受信した警備モードを警備状態記憶部1162に記憶して、現在の警備モードを切り替える(ステップS2309)。
次に、警備装置1810におけるセンサ111a〜111nが異常を検知した場合、異常通報部1165は、監視センタ1910に異常検知情報を通報し、監視センタ1910における送受信部1820は、警備装置1810から送信された異常検知情報を受信する(ステップS2310)。
そして、監視センタ1910における送受信部1924は、異常検知情報を優先順位テーブル1914の現在における「1」に設定されているIDの通報先の通報先端末130に転送する(ステップS2311)。
そして、送受信部1924は、通報先端末130からの応答がなかった場合には、異常検知情報を優先順位テーブル1914の現在における「2」に設定されているIDの通報先の通報先端末130に転送する(ステップS2312)。更に、送受信部1924は、通報先端末130からの応答がなかった場合には、異常検知情報を優先順位テーブル1914の現在における「3」に設定されているIDの通報先の通報先端末130に転送する(ステップS1213)。
送受信部1924は、通報先端末130からの応答がなかった場合には、再度、異常検知情報を優先順位テーブル1914の現在における「1」に設定されているIDの通報先の通報先端末130に転送する。
尚、本実施の形態では、通報先端末130から警備モードを設定した利用者のIDを優先順位テーブル1914の現在の優先順位「1」に設定し、優先順位テーブル1914の現在の優先順位の「2」、「3」に受信した利用者ID以外の利用者のIDを初期設定の優先順位の順番で設定する。しかし、優先順位テーブル1914の現在の優先順位の「2」、「3」に受信した利用者ID以外の利用者のIDを直前(変更前の現在)の優先順位の順番で設定してもよい。
このように、本実施の形態では、利用者が外出している際などにおいて、利用者の所持する通報先端末130から警備モードをセルフ警備状態に設定した場合、監視センタに登録されている利用者の通報先の優先順位が自動的に最上位となり、最上位以外の利用者は自動的に初期設定時の優先順位に従って設定される。そのため、外出先から優先順位の設定操作を行うために警備装置まで戻ることが不要になり、最上位以外の利用者の優先順位の設定操作を行うことも不要となり、優先順位の変更を簡易に行うことができる。また、優先順位の変更によって、センサ111a〜111nが異常を検知した場合に、監視領域の状況に応じた適切な通報先に異常検知情報をより迅速に通報することができる。更に、通報先の優先順位に関する機能は、監視センタ1910に集約されることになるので、警備装置1810の機能構成が既存の警備装置1810と同様になるため、既存の警備装置1810を利用することも可能である。
また、本実施の形態では、第3の実施の形態と同様に、警備装置1810および通報先端末130との間の通信等は、監視センタ1910を介して行われることから、通信ログ記録部1922によりデータのログが通信ログ1913に記録され、監視領域において異常が検知された場合における状況把握や状況分析に活用することができる。尚、本実施の形態では、通報先端末130から入力された利用者IDを監視センタ1910から警備装置1810に転送し、警備装置1810側で利用者IDの認証を行っているが、監視センタ1910側で、受信した利用者IDの認証を行うようにしてもよい。
第1の実施の形態にかかる監視システムの構成を示すブロック図である。 利用者データベースのデータ構成の一例を示す説明図である。 優先順位テーブルのデータ構成の一例を示す説明図である。 第1の実施の形態にかかるセルフ警備状態における異常検知通報処理の 手順を示すフローチャートである。 第1の実施の形態にかかるセルフ警備状態における異常検知通報処理の 手順(続き)を示すフローチャートである。 第1の実施の形態にかかる警備モード操作部の構成の一例を示す説明図であ る。 セルフ警備状態の設定の変更前及び変更後の優先順位テーブルのデータ構成 の一例を示す説明図である。 第1の実施の形態の変形例にかかるセルフ警備状態における異常検知通 報処理の手順を示すフローチャートである。 第1の実施の形態の変形例にかかるセルフ警備状態における異常検知通 報処理の手順(続き)を示すフローチャートである。 セルフ警備状態の設定の変更前及び変更後の優先順位テーブルのデータ構成 の一例を示す説明図である。 第2の実施の形態にかかる監視システムの構成を示すブロック図である。 通報先端末キー対応テーブルのデータ構成の一例を示す説明図である。 第2の実施の形態にかかるセルフ警備状態における異常検知通報処理 の手順を示すフローチャートである。 第2の実施の形態にかかるセルフ警備状態における異常検知通報処理 の手順(続き)を示すフローチャートである。 通報先端末におけるID照合画面を示す説明図である。 通報先端末における暗証番号及び続柄の照合画面を示す説明図である。 第2の実施の形態の通報先端末における各警備モードの設定画面を示す説 明図である。 通報先端末における警備モード設定完了の通報及び終了画面を示す説明図 である。 通報先端末における警備モード設定完了の通報及び終了画面を示す説明図 である。 第2の実施の形態の変形例にかかるセルフ警備状態における異常検知 通報処理の手順を示すフローチャートである。 第2の実施の形態の変形例にかかるセルフ警備状態における異常検知 通報処理の手順(続き)を示すフローチャートである。 第3の実施の形態にかかる監視システムの構成を示すブロック図である。 第3の実施の形態にかかる監視センタの構成を示すブロック図である。 利用者データベースのデータ構成の一例を示す説明図である。 第3の実施の形態にかかるセルフ警備状態における異常検知通報処理の手 順を示すフローチャートである。 第3の実施の形態にかかるセルフ警備状態における異常検知通報処理の手 順(続き)を示すフローチャートである。 第4の実施の形態にかかるセルフ警備状態における異常検知通報処理の手 順を示すシーケンス図である。
符号の説明
100,600,1800 監視システム
110,610,1810 警備装置
120 ネットワーク
130 通報先端末
140,1910 監視センタ
111a〜111n センサ
112 警備モード操作部
113 マイク
114 スピーカ
115 入出力制御部
116,616,1816,1920 制御部
1161,6161 警備状態切替部
1162 警備状態記憶部
1163,6163,1921 優先順位変更部
1164 認証部
1165 異常通報部
1166,1923 音声データ制御部
1167 受信部
117,1911 通信制御部
118,1914 優先順位テーブル
119,1818 利用者データベース
620 通報先端末キー対応テーブル
1820,1924 送受信部
1912 通報先データベース
1913 通信ログ
1922 通信ログ記録部

Claims (13)

  1. 監視領域における異常を検知するセンサを備え、ネットワークで通報先端末と接続された警備装置において、
    利用者に固有の利用者識別情報と利用者の通報先端末とを対応付けて登録した利用者情報を記憶する利用者情報記憶手段と、
    前記利用者情報に登録された前記通報先端末に対応する前記利用者識別情報の優先順位を定めた優先順位情報を記憶する優先順位記憶手段と、
    前記センサが異常を検知した場合に前記通報先端末に異常が検知されたことを示す異常検知情報を送信する警備モードであるセルフ警備状態と前記センサが異常を検知した場合に前記通報先端末に前記異常検知情報を送信しない警備モードである警備解除状態を少なくとも含むいずれかの警備モードに設定するため、利用者による前記利用者識別情報及び警備モードの入力を受け付ける警備モード操作手段と、
    現在の警備モードを、前記警備モード操作手段によって入力を受け付けた警備モードに切り替える警備状態切替手段と、
    前記警備モード操作手段から警備モードを入力した利用者の前記利用者識別情報に基づいて、前記優先順位情報における前記利用者識別情報の優先順位を変更する優先順位変更手段と、
    前記警備状態切替手段で現在の前記警備モードが前記セルフ警備状態に設定されている場合に、前記異常検知情報を、前記優先順位情報に定められた前記利用者識別情報の優先順位に従って前記利用者情報に登録された前記利用者識別情報に対応する前記通報先端末に送信する異常通報手段と、
    を備えることを特徴とする警備装置。
  2. 前記優先順位変更手段は、更に、前記警備モード操作手段によって前記セルフ警備状態の入力を受け付けた場合に、前記警備モード操作手段によって前記セルフ警備状態を入力した利用者の前記利用者識別情報を、前記優先順位情報における優先順位の最上位に変更すること、
    を特徴とする請求項1に記載の警備装置。
  3. 前記優先順位情報は、初期設定時の前記優先順位と現在における前記優先順位とを記憶し、
    前記優先順位変更手段は、前記優先順位情報における現在の優先順位において、前記警備モード操作手段によって前記セルフ警備状態を入力した利用者の前記利用者識別情報を、優先順位の最上位に変更するとともに、最上位以外の優先順位を前記優先順位情報における前記初期設定時の優先順位に従って変更すること、
    を特徴とする請求項2に記載の警備装置。
  4. 前記優先順位情報は、初期設定時の前記優先順位と現在における前記優先順位とを記憶し、
    前記優先順位変更手段は、前記優先順位情報における現在の優先順位において、前記警備モード操作手段によって前記セルフ警備状態を入力した利用者の前記利用者識別情報を、優先順位の最上位に変更するとともに、最上位以外の優先順位を前記優先順位情報における変更前の現在の優先順位に従って変更すること、
    を特徴とする請求項2に記載の警備装置。
  5. 前記通報先端末から送信された前記セルフ警備状態又は前記警備解除状態の警備モードを受信する受信手段を更に備え、
    前記警備状態切替手段は、現在の警備モードを前記受信手段によって受信した警備モードに切り替え、
    前記優先順位変更手段は、前記通報先端末から警備モードを送信した利用者の前記利用者識別情報に基づいて、前記優先順位情報における前記利用者識別情報の優先順位を変更すること、
    を特徴とする請求項1に記載の警備装置。
  6. 前記優先順位変更手段は、更に、前記受信手段によって前記通報先端末から前記セルフ警備状態を受信した場合に、前記優先順位情報において前記通報先端末によって前記セルフ警備状態を送信した利用者の前記利用者識別情報を、前記優先順位情報における優先順位の最上位に変更すること、
    を特徴とする請求項5に記載の警備装置。
  7. 前記優先順位情報は、初期設定時の前記優先順位と現在における前記優先順位とを記憶し、
    前記優先順位変更手段は、前記優先順位情報における現在の優先順位において、前記通報先端末によって前記セルフ警備状態を送信した利用者の前記利用者識別情報を、優先順位の最上位に変更するとともに、最上位以外の優先順位を前記優先順位情報における前記初期設定時の優先順位に従って変更すること、
    を特徴とする請求項6に記載の警備装置。
  8. 前記優先順位情報は、初期設定時の前記優先順位と現在における前記優先順位とを記憶し、
    前記優先順位変更手段は、前記優先順位情報における現在の優先順位において、前記通報先端末によって前記セルフ警備状態を送信した利用者の前記利用者識別情報を、優先順位の最上位に変更するとともに、最上位以外の優先順位を前記優先順位情報における変更前の現在の優先順位に従って変更すること、
    を特徴とする請求項6に記載の警備装置。
  9. 監視領域における異常を検知するセンサを備えた警備装置と、前記警備装置及び利用者の通報先端末とネットワークで接続され、前記警備装置からの異常が検知されたことを示す異常検知情報を受信して所定の監視処理を実行する監視センタとを備える警備システムにおいて、
    前記警備装置は、
    前記センサが異常を検知した場合に前記通報先端末に前記異常検知情報を送信する警備モードであるセルフ警備状態と前記センサが異常を検知した場合に前記通報先端末に前記異常検知情報を送信しない警備モードである警備解除状態を少なくとも含むいずれかの警備モードに設定するため、利用者による利用者に固有の利用者識別情報及び警備モードの入力を受け付ける警備モード操作手段と、
    現在の警備モードを、前記警備モード操作手段によって入力を受け付けた前記警備モードに切り替える警備状態切替手段と、
    前記警備状態切替手段で現在の前記警備モードが前記セルフ警備状態に設定されている場合に、前記利用者識別情報を前記監視センタに送信する第1の送受信手段と、
    前記センサが異常を検知した場合に、前記異常検知情報を前記監視センタに通報する異常通報手段と、を備え、
    前記監視センタは、
    前記利用者識別情報と前記通報先端末とを対応付けて登録した通報先情報を記憶する通報先情報記憶手段と、
    前記通報先情報に登録された前記通報先端末に対応する前記利用者識別情報の優先順位を定めた優先順位情報を記憶する優先順位記憶手段と、
    前記警備装置から送信された前記利用者識別情報を受信する第2の送受信手段と、
    前記第2の送受信手段によって受信した前記利用者識別情報に基づいて、前記優先順位情報における前記利用者識別情報の優先順位を変更する優先順位変更手段と、を備え、
    前記第2の送受信手段は、更に、前記警備装置から送信された前記異常検知情報を受信し、受信した前記異常検知情報を、前記優先順位情報に定められた前記利用者識別情報の優先順位に従って前記通報先情報に登録された前記利用者識別情報に対応する前記通報先端末に送信すること、
    を特徴とする警備システム。
  10. 前記監視センタの前記第2の送受信手段は、更に、前記通報先端末から送信された前記セルフ警備状態又は前記警備解除状態の警備モード及び前記利用者識別情報を受信し、受信した前記警備モード及び前記利用者識別情報を前記警備装置に送信し、
    前記警備装置の前記警備状態切替手段は、更に、現在の警備モードを前記監視センタから前記第1の送受信手段によって受信した警備モードに切り替え、
    前記監視センタの前記優先順位変更手段は、更に、前記通報先端末から受信した前記利用者識別情報に基づいて、前記優先順位情報における前記利用者識別情報の優先順位を変更すること、
    を特徴とする請求項9に記載の警備システム。
  11. 監視領域において異常を検知するセンサが異常を検知した場合に、ネットワークにより警備装置と接続された通報先端末に異常が検知されたことを示す異常検知情報を送信する警備モードであるセルフ警備状態と前記センサが異常を検知した場合に前記通報先端末に前記異常検知情報を送信しない警備モードである警備解除状態を少なくとも含むいずれかの警備モードに設定するため、利用者による利用者に固有の利用者識別情報及び警備モードの入力を受け付ける警備モード操作ステップと、
    現在の警備モードを、前記警備モード操作ステップによって入力を受け付けた警備モードに切り替える警備状態切替ステップと、
    前記警備モード操作ステップから警備モードを入力した利用者の前記利用者識別情報に基づいて、前記優先順位情報における前記利用者識別情報の優先順位を変更する優先順位変更ステップと、
    前記警備状態切替ステップで現在の前記警備モードが前記セルフ警備状態に設定されている場合に、前記異常検知情報を、前記優先順位情報に定められた前記利用者識別情報の優先順位に従って前記利用者情報に登録された前記利用者識別情報に対応する前記通報先端末に送信する異常通報ステップと、
    を備えることを特徴とする警備方法。
  12. 前記通報先端末から送信された前記セルフ警備状態又は前記警備解除状態の警備モードを受信する受信ステップを更に備え、
    前記警備状態切替ステップは、現在の警備モードを前記受信ステップによって受信した警備モードに切り替え、
    前記優先順位変更ステップは、前記通報先端末から警備モードを送信した利用者の前記利用者識別情報に基づいて、前記優先順位情報における前記利用者識別情報の優先順位を変更すること、
    を特徴とする請求項11に記載の警備方法。
  13. 監視領域における異常を検知するセンサを備えた警備装置と、前記警備装置及び利用者の通報先端末とネットワークで接続され、前記警備装置からの異常が検知されたことを示す異常検知情報を受信して所定の監視処理を実行する監視センタとの間で実行される警備方法において、
    前記警備装置において、前記センサが異常を検知した場合に前記通報先端末に前記異常検知情報を送信する警備モードであるセルフ警備状態と前記センサが異常を検知した場合に前記通報先端末に前記異常検知情報を送信しない警備モードである警備解除状態を少なくとも含むいずれかの警備モードに設定するため、利用者による利用者に固有の利用者識別情報及び警備モードの入力を受け付ける警備モード操作ステップと、
    前記警備装置において、現在の警備モードを、前記警備モード操作ステップによって入力を受け付けた前記警備モードに切り替える警備状態切替ステップと、
    前記警備装置において、前記警備状態切替ステップで現在の前記警備モードが前記セルフ警備状態に設定されている場合に、前記利用者識別情報を前記監視センタに送信する第1の送受信ステップと、
    前記警備装置において、前記センサが異常を検知した場合に、前記異常検知情報を前記監視センタに通報する異常通報ステップと、を備え、
    前記監視センタにおいて、前記警備装置から送信された前記利用者識別情報を受信する第2の送受信ステップと、
    前記監視センタにおいて、前記第2の送受信ステップによって受信した前記利用者識別情報に基づいて、前記通報先端末に対応する前記利用者識別情報の優先順位を定めた優先順位情報における前記利用者識別情報の優先順位を変更する優先順位変更ステップと、を含み、
    前記第2の送受信ステップは、更に、前記警備装置から送信された前記異常検知情報を受信し、受信した前記異常検知情報を、前記優先順位情報に定められた前記利用者識別情報の優先順位に従って前記通報先情報に登録された前記利用者識別情報に対応する前記通報先端末に送信すること、
    を含むことを特徴とする警備方法。
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