JP2006284833A - 駆動制御装置、画像形成装置及び駆動制御プログラム - Google Patents

駆動制御装置、画像形成装置及び駆動制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 所要電力を抑制すると共に、ファーストプリントのタイミングを早める。
【解決手段】 複写機1の制御部700のCPU710は、ポリゴンミラー206cの回転速度である第1回転速度を検出する第1回転速度検出部711と、第1回転速度が予め設定された第1切換速度以上に到達したか否かを判定する切換判定部713と、切換判定部713によって第1切換速度以上に到達したと判定された場合に、第2モータ811に対して感光ドラム205の駆動を開始させると共に、第1モータ701に対してミラー停止期間だけポリゴンミラー206cの駆動を停止させ、ミラー停止期間の終了後に、第1モータ801に対して再度ポリゴンミラー206cの駆動を開始させる駆動制御部714とを備えている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、感光ドラムに照射するレーザ光を走査するポリゴンミラーを予め設定された第1基準回転速度で回転するべく駆動する第1駆動手段と、前記感光ドラムを予め設定された第2基準回転速度で回転するべく駆動する第2駆動手段とを有する画像形成装置の駆動制御装置、画像形成装置及び駆動制御プログラムに関するものである。
従来、感光ドラムに照射するレーザ光を走査するポリゴンミラーを駆動するスキャナモータと、感光ドラムを駆動するメインモータとを有する画像形成装置において、画像の形成(例えば、印刷)を開始する際の立ち上げは、以下の手順で行われていた。
1)まず、スキャナモータの駆動を開始する。
2)スキャナモータの立ち上げが完了した後にメインモータの駆動を開始する。
このような構成の画像形成装置(以下、従来型画像形成装置という)において、画像形成の指示から立ち上げが完了するまでの時間は、(スキャナモータの立ち上げ時間)と(メインモータの立ち上げ時間)との和となるため、ファーストプリントのタイミングが遅くなるという問題があった(図7参照)。なお、図7については、本発明の実施の形態と対比しつつ、後述する。
この問題を解消するため、例えば、特許文献1には、まず、ポリゴンミラーを駆動するスキャナモータを起動し、スキャナモータ起動後の所定タイミング(スキャナモータ立ち上げ完了タイミングの前に、メインモータの立ち上げが完了するタイミング)で、感光ドラムを駆動するメインモータの立ち上げを行う画像形成装置が提案されている。
特開平7−334039号公報
しかし、上記の構成では、スキャナモータの立ち上げ中に、メインモータの立ち上げが開始されるため、大きな電力が必要となり、電源容量の増大の要因となる場合があった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたもので、所要電力を抑制すると共に、ファーストプリントのタイミングを早めることの可能な駆動制御装置、画像形成装置及び駆動制御プログラムを提供することを目的とするものである。
請求項1に記載の駆動制御装置は、感光ドラムに照射するレーザ光を走査するポリゴンミラーを予め設定された第1基準回転速度で回転するべく駆動する第1駆動手段と、前記感光ドラムを予め設定された第2基準回転速度で回転するべく駆動する第2駆動手段とを有する画像形成装置の駆動制御装置であって、前記ポリゴンミラーの回転速度である第1回転速度を検出する第1回転速度検出手段と、前記第1駆動手段によってポリゴンミラーの駆動が開始された後、前記第1回転速度が予め設定された第1切換速度以上に到達したか否かを判定する切換判定手段と、前記切換判定手段によって第1切換速度以上に到達したと判定された場合に、前記第2駆動手段に対して感光ドラムの駆動を開始させると共に、前記第1駆動手段に対して予め設定されたミラー停止期間だけポリゴンミラーの駆動を停止させ、前記ミラー停止期間の終了後に、前記第1駆動手段に対して再度ポリゴンミラーの駆動を開始させる駆動制御手段とを備えることを特徴としている。
請求項8に記載の駆動制御プログラムは、コンピュータを備え、感光ドラムに照射するレーザ光を走査するポリゴンミラーを予め設定された第1基準回転速度で回転するべく駆動する第1駆動手段と、前記感光ドラムを予め設定された第2基準回転速度で回転するべく駆動する第2駆動手段とを有する画像形成装置の駆動制御プログラムであって、前記コンピュータを、前記ポリゴンミラーの回転速度である第1回転速度を検出する第1回転速度検出手段と、前記第1駆動手段によってポリゴンミラーの駆動が開始された後、前記第1回転速度が予め設定された第1切換速度以上に到達したか否かを判定する切換判定手段と、前記切換判定手段によって第1切換速度以上に到達したと判定された場合に、前記第2駆動手段に対して感光ドラムの駆動を開始させると共に、前記第1駆動手段に対して予め設定されたミラー停止期間だけポリゴンミラーの駆動を停止させ、前記ミラー停止期間の終了後に、前記第1駆動手段に対して再度ポリゴンミラーの駆動を開始させる駆動制御手段として機能させることを特徴としている。
これらの発明によれば、第1回転速度検出手段によって、ポリゴンミラーの回転速度である第1回転速度が検出され、切換判定手段によって、第1駆動手段によりポリゴンミラーの駆動が開始された後、第1回転速度が予め設定された第1切換速度以上に到達したか否かが判定される。そして、切換判定手段によって第1切換速度以上に到達したと判定された場合に、駆動制御手段によって、第2駆動手段による感光ドラムの駆動が開始されると共に、予め設定されたミラー停止期間だけ第1駆動手段によるポリゴンミラーの駆動が停止され、ミラー停止期間の終了後に、第1駆動手段によるポリゴンミラーの駆動が再度開始される。
従って、ポリゴンミラーの回転速度である第1回転速度が予め設定された第1切換速度以上に到達したと判定された場合には、第2駆動手段による感光ドラムの駆動が開始されると共に、予め設定されたミラー停止期間だけ第1駆動手段によるポリゴンミラーの駆動が停止され、ミラー停止期間の終了後に、第1駆動手段によるポリゴンミラーの駆動が再度開始されるため、所要電力を抑制すると共に、ファーストプリントのタイミングを早めることが可能となる。
すなわち、ポリゴンミラーの回転速度である第1回転速度が第1切換速度以上に到達した時点からミラー停止期間だけポリゴンミラーの駆動が停止されるため、第1切換速度及びミラー停止期間を適正な値に設定すると、ポリゴンミラーの駆動に要する電力が所定値以上の期間と、感光ドラムの駆動に要する電力が所定値以上の期間とを重ならないように第1駆動手段及び第2駆動手段の駆動制御を行うことことが可能となり、所要電力を抑制することが可能となる。
また、ポリゴンミラーの回転速度である第1回転速度が第1切換速度以上に到達したと判定された場合に、感光ドラムの駆動が開始され、ポリゴンミラーの立ち上げと感光ドラムの立ち上げとが併行して行われるため、ファーストプリントのタイミングを早めることが可能となる。
請求項2に記載の駆動制御装置は、前記第1切換速度が、前記第1基準回転速度と略同一の値に設定されていることを特徴としている。
上記構成によれば、第1切換速度が第1基準回転速度と略同一の値に設定されているため、ポリゴンミラーの駆動に要する電力が所定値以下となる適正なタイミングでポリゴンミラーの駆動が停止され、ポリゴンミラーの駆動が再開される際の所要電力を抑制することが可能となる。
請求項3に記載の駆動制御装置は、前記第1回転速度と前記第1基準回転速度との差の絶対値を予め設定された第1閾値以下とするべく前記第1駆動手段を制御する第1同期手段を備えることを特徴としている。
上記構成によれば、第1同期手段によって、第1回転速度と第1基準回転速度との差の絶対値を予め設定された第1閾値以下とするべく第1駆動手段が制御されるため、第1閾値を適正な値に設定することにより、簡単な構成で、所望する精度の同期制御を実現することが可能となる。
請求項4に記載の駆動制御装置は、前記感光ドラムの回転速度である第2回転速度を検出する第2回転速度検出手段と、前記第2駆動手段によって感光ドラムの駆動が開始されてから、前記第2回転速度が予め設定された第2切換速度に到達するまでに要する時間である同期時間を計測し、計測された時間に一致させるべく前記ミラー停止期間を設定する期間設定手段とを備えることを特徴としている。
上記構成によれば、第2回転速度検出手段によって、感光ドラムの回転速度である第2回転速度が検出される。そして、期間設定手段によって、第2駆動手段により感光ドラムの駆動が開始されてから、第2回転速度が予め設定された第2切換速度に到達するまでに要する時間が計測され、計測された時間に一致させるべくミラー停止期間が設定される。
従って、第2切換速度を適正な値に設定すると、感光ドラムの駆動に要する電力が所定値以下となる適正なタイミングでポリゴンミラーの駆動が再開されるため、所要電力を抑制することが可能となる。
請求項5に記載の駆動制御装置は、前記第2切換速度が、前記第2基準回転速度と略同一の値に設定されていることを特徴としている。
上記構成によれば、第2切換速度が第2基準回転速度と略同一の値に設定されているため、感光ドラムの駆動に要する電力が所定値以下となる適正なタイミングでポリゴンミラーの駆動が再開され、所要電力を抑制することが可能となる。
請求項6に記載の駆動制御装置は、前記第2回転速度と前記第2基準回転速度との差の絶対値を予め設定された第2閾値以下とするべく前記第2駆動手段を制御する第2同期手段を備えることを特徴としている。
上記構成によれば、第2同期手段によって、第2回転速度と第2基準回転速度との差の絶対値を予め設定された第2閾値以下とするべく第2駆動手段が制御されるため、第2閾値を適正な値に設定することにより、簡単な構成で、所望する精度の同期制御を実現することが可能となる。
請求項7に記載の画像形成装置は、感光ドラムに照射するレーザ光を走査するポリゴンミラーを予め設定された第1基準回転速度で回転するべく駆動する第1駆動手段と、前記感光ドラムを駆動する予め設定された第2基準回転速度で回転するべく駆動する第2駆動手段と、請求項1〜5のいずれかに記載の駆動制御装置とを備えることを特徴としている。
上記構成によれば、第1駆動手段によって、感光ドラムに照射するレーザ光を走査するポリゴンミラーが予め設定された第1基準回転速度で回転するべく駆動され、第2駆動手段によって、感光ドラムが駆動する予め設定された第2基準回転速度で回転するべく駆動される。そして、請求項1〜5のいずれかに記載の駆動制御装置によって、第1駆動手段及び第2駆動手段が駆動制御される。
従って、所要電力を抑制すると共に、ファーストプリントのタイミングを早めることが可能な画像形成装置が実現される。
請求項1、8に記載の発明によれば、ポリゴンミラーの回転速度である第1回転速度が予め設定された第1切換速度以上に到達したと判定された場合には、第2駆動手段による感光ドラムの駆動が開始されると共に、予め設定されたミラー停止期間だけ第1駆動手段によるポリゴンミラーの駆動が停止され、ミラー停止期間の終了後に、第1駆動手段によるポリゴンミラーの駆動が再度開始されるため、所要電力を抑制すると共に、ファーストプリントのタイミングを早めることができる。
請求項2に記載の発明によれば、第1切換速度が第1基準回転速度と略同一の値に設定されているため、ポリゴンミラーの駆動に要する電力が所定値以下となる適正なタイミングでポリゴンミラーの駆動が停止され、ポリゴンミラーの駆動が再開される際の所要電力を抑制することができる。
請求項3に記載の発明によれば、第1同期手段によって、第1回転速度と第1基準回転速度との差の絶対値を予め設定された第1閾値以下とするべく第1駆動手段が制御されるため、第1閾値を適正な値に設定することにより、簡単な構成で、所望する精度の同期制御を実現することができる。
請求項4に記載の発明によれば、第2切換速度を適正な値に設定すると、感光ドラムの駆動に要する電力が所定値以下となる適正なタイミングでポリゴンミラーの駆動が再開されるため、所要電力を抑制することができる。
請求項5に記載の発明によれば、第2切換速度が第2基準回転速度と略同一の値に設定されているため、感光ドラムの駆動に要する電力が所定値以下となる適正なタイミングでポリゴンミラーの駆動が再開され、所要電力を抑制することができる。
請求項6に記載の発明によれば、第2同期手段によって、第2回転速度と第2基準回転速度との差の絶対値を予め設定された第2閾値以下とするべく第2駆動手段が制御されるため、第2閾値を適正な値に設定することにより、簡単な構成で、所望する精度の同期制御を実現することができる。
請求項7に記載の発明によれば、所要電力を抑制すると共に、ファーストプリントのタイミングを早めることが可能な画像形成装置を実現できる。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係る画像形成装置の一例である複写機の側面図である。複写機1は、本体部200と、本体部200の左側に配設された用紙後処理部300と、ユーザが種々の操作指令等を入力するための操作部400と、本体部200の上部に配設された原稿読み取り部500と、原稿読み取り部500の上方に配設された原稿給送部600とを備えている。
操作部400は、操作パネル401、スタートキー402及びテンキー403等を備えている。操作パネル401は、種々の操作画面を表示するとともに、ユーザが種々の操作指令を入力するための種々の操作ボタン等を表示する液晶表示器(LCD:Liquid Crystal Display)401a、及び、LCD401aと一体に配設されたタッチパネル401b等からなるものである。スタートキー402は、ユーザが印刷実行指令等を入力するために用いられ、テンキー403は、印刷部数等を入力するために用いられるものである。
タッチパネル401bは長方形状をした薄層体で、縦横にそれぞれ所定ピッチで線状の透明材からなる感圧素材を配列したものを透明カバーで被覆する等により構成されたもので、LCD401aの画面上に貼付されている。そして、LCD401a画面に表示される選択などを促すボタンのアドレスと押圧位置とからいずれのボタンが指示されたかが判定し得るように構成されている。
原稿給送部600は、原稿載置部601、原稿排出部602、給紙ローラ603及び原稿搬送路604、コンタクトガラス605等を備え、原稿読み取り部500は、スキャナ501等を備えている。
給紙ローラ603は、原稿載置部601にセットされた原稿を繰り出し、原稿搬送路604は、繰り出された原稿を1枚ずつ順にスキャナ501上に搬送するものである。スキャナ501は、撮像素子(CCD;Charge Coupled Device)を備え、搬送された原稿を順次読み取るものであり、読み取られた原稿は原稿排出部602に排出される。また、スキャナ501は、コンタクトガラス605に載置された原稿を読み取る場合は、コンタクトガラス605に沿って矢印Aで示す方向(図の右方向)に移動しつつ原稿を読み取るものである。
本体部200は、複数の(ここでは、3個の)給紙カセット201a〜201c、複数の(ここでは、3本の)給紙ローラ202a〜202c、手差し給紙部201d、手差し給紙ローラ202d、転写ローラ203、中間転写体ローラ204、感光ドラム205、露光装置206、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各現像色用の現像装置207Y、207M、207C、207K、定着ローラ208、排出口209、排出トレイ210、記録紙搬送路211等を備える。
感光ドラム205は、矢印方向に回転しながら帯電装置(図示省略)によって一様に帯電される。露光装置206は、原稿読み取り部500において読み取られた原稿の画像データに基づいて生成された変調信号をレーザ光に変換して出力し、感光ドラム205に各色別に静電潜像を形成するものである。現像装置207Y,207M,207C,207Kは、各色の現像剤を感光ドラム205に供給して各現像色別のトナー像を形成するものである。中間転写体ローラ204は、感光ドラム205から各現像色のトナー像が転写され、中間転写体ローラ204上にカラーのトナー像が形成されるものである。
一方、給紙ローラ202a〜202cは、記録紙が収納された給紙カセット201a〜201cから記録紙を引き出し、記録紙搬送路211は、引き出された記録紙を転写ローラ203へと搬送するものである。転写ローラ203は、搬送された記録紙に中間転写体ローラ204上のトナー像を転写させるものである。トナー像が転写された記録紙は、記録紙搬送路211により定着ローラ208へと搬送され、定着ローラ208は、転写されたトナー像を加熱して記録紙に定着させるものである。トナー像が定着された記録紙は、記録紙搬送路211を介して排出口209へと搬送され用紙後処理部300に搬入される。また、記録紙は、必要に応じて排出トレイ210へも排出される。
用紙後処理部300は、搬入口301、記録紙搬送路302、搬出口303及びスタックトレイ304等を備えている。記録紙搬送路302は、排出口209から搬入口301に搬入された記録紙を順次搬送し、最終的に搬出口303からスタックトレイ304へ記録紙を排出するものである。スタックトレイ304は、搬出口303から搬出された記録紙の集積枚数に応じて矢印方向に上下動可能に構成されている。
図2は、露光装置206の構成をより詳細に説明するための図である。この図に示すように、露光装置206は、レーザダイオード206a、コリメータレンズ206b、ポリゴンミラー206c、及びfθレンズ206dを備えている。レーザダイオード206aは、レーザビームLBを出力するものである。コリメータレンズ206bは、レーザダイオード206aから出力されるレーザビームLBの光束を平行にするものである。
ポリゴンミラー206cは、コリメータレンズ206bを通過したレーザビームLBを感光ドラム205の主走査方向に走査するものである。fθレンズ206dは、ポリゴンミラー206cにより走査されるレーザビームLBの感光ドラム205上の走査速度を一定にするものである。
図3は、図1に示す複写機1の制御部の機能構成の一例を示すブロック図である。複写機1は、複写機1の適所に配設され、複写機1の動作を制御する制御部700(駆動制御装置に相当する)を備えている。ここで、制御部700は、CPU(Central Processing Unit)710、CPUの作業領域として使用されるRAM(Random Access Memory)720、本発明に係る画像処理プログラム等を格納するROM(Read Only Memory:図示省略)等から構成されている。
また、複写機1は、複写機1の適所に配設され、図2に示すポリゴンミラー206cを駆動する第1モータ801(第1駆動手段に相当する)と、ポリゴンミラー206cを除く駆動ローラである感光ドラム205、給紙ローラ202a〜202c及び定着ローラ208等を駆動する第2モータ811(第2駆動手段に相当する)とを備えている。第1モータ801及び第2モータ811は、回転速度を制御可能なブラシレスDCモータ等で構成されている。
更に、第1モータ801及び第2モータ811の駆動軸には、それぞれ、第1モータ801及び第2モータ811の回転速度を検出するPG(Pulse Generator)等からなる第1センサ802(第1回転速度検出手段の一部に相当する)及び第2センサ812(第2回転速度検出手段の一部に相当する)が係合されている。
CPU710は、ポリゴンミラー206cの回転速度である第1回転速度を検出する第1回転速度検出部711(第1回転速度検出手段の一部に相当する)と、第1回転速度と第1回転速度の目標値である第1基準回転速度との差の絶対値を予め設定された第1閾値以下とするべく(同期するべく)第1モータ801を制御する第1同期部712(第1同期手段に相当する)と、第1回転速度が予め設定された第1切換速度以上に到達したか否かを判定する切換判定部713(切換判定手段に相当する)と、切換判定部713によって第1切換速度以上に到達したと判定された場合に、第2モータ811に対して感光ドラム205の駆動を開始させる駆動制御部714(駆動制御手段に相当する)とを備えている。
また、CPU710は、感光ドラム205の回転速度である第2回転速度を検出する第2回転速度検出部715(第1回転速度検出手段の一部に相当する)と、第2回転速度と第2回転速度の目標値である第2基準回転速度との差の絶対値を予め設定された第2閾値以下とするべく第2モータ811を制御する第2同期部716(第2同期手段に相当する)と、第2モータ811によって感光ドラム205の駆動が開始されてから、第2回転速度が予め設定された第2切換速度に到達するまでに要する時間を計測する時間計測部717(期間設定手段の一部に相当する)と、計測された時間に一致させるべくミラー停止期間を設定する停止期間設定部718(期間設定手段の一部に相当する)と、印刷準備が完了したか否かを判定する準備完了判定部719とを備えている。
RAM720は、第1切換速度、第1基準回転速度、第2切換速度、及び、第2基準回転速度を格納する設定速度記憶部721と、第1閾値及び第2閾値を格納する閾値記憶部722と、ミラー停止期間を格納する停止期間記憶部723とを備えている。
ここでは、CPUが、ROM等に予め格納された本発明に係る駆動制御プログラムを読み出して実行することにより、第1回転速度検出部711、第1同期部712、切換判定部713等の機能部として機能するものである。
また、RAM720、ROMに格納された各種データのうち装着脱可能な記録媒体に格納され得るデータは、例えばハードディスクドライブ、光ディスクドライブ、フレキシブルディスクドライブ、シリコンディスクドライブ、カセット媒体読み取り機等のドライバで読み取り可能にしてもよく、この場合、記録媒体は、例えばハードディスク、光ディスク、フレキシブルディスク、CD、DVD、半導体メモリ等である。
第1回転速度検出部711は、第1センサ802によって検出された第1モータ801の回転速度に所定の比例係数を乗じることにより、ポリゴンミラー206cの回転速度である第1回転速度を求めるものである。
第1同期部712は、第1回転速度検出部711によって求められた第1回転速度と、設定速度記憶部721に格納された第1回転速度の目標値である第1基準回転速度との差の絶対値を予め設定された第1閾値以下とするべく第1モータ801を制御するものである。
ここでは、第1同期部712は、第1回転速度が下限値(=(第1基準回転速度V1)−(第1閾値ΔV1))未満である場合に、第1モータ801に対して加速指令信号を出力し、第1回転速度が上限値(=(第1基準回転速度V1)+(第1閾値ΔV1))超である場合に、第1モータ801に対して減速指令信号を出力するものである(図6参照)。
切換判定部713は、第1モータ801によってポリゴンミラー206cの駆動が開始された後、第1回転速度が設定速度記憶部721に格納された第1切換速度以上に到達したか否かを判定するものである。ここでは、便宜上、第1切換速度は、第1同期部712によって行われる同期判定の下限値(=V1−ΔV1:図6参照)に設定されているものとする。なお、(第1閾値ΔV1)<<(第1基準回転速度V1)であるため、第1切換速度は第1基準回転速度V1と略同一である。
駆動制御部714は、スタートキー402が押下されたこと(=印刷指示信号を受け付けたこと)に対応して、第1モータ801の駆動を開始するものであり、また、切換判定部713によって第1切換速度以上に到達したと判定された場合に、第2モータ811に対して感光ドラム205の駆動を開始させると共に、第1モータ701に対して停止期間記憶部723に格納されたミラー停止期間だけポリゴンミラー206cの駆動を停止させ、ミラー停止期間の終了後に、第1モータ801に対して再度ポリゴンミラー206cの駆動を開始させるものである。
第2回転速度検出部715は、第2センサ812によって検出された第2モータ811の回転速度に所定の比例係数を乗じることにより、感光ドラム205の回転速度である第2回転速度を求めるものである。
第2同期部716は、第2回転速度検出部715によって求められた第2回転速度と、設定速度記憶部721に格納された第2回転速度の目標値である第2基準回転速度との差の絶対値を予め設定された第2閾値以下とするべく第2モータ811を制御するものである。
ここでは、第2同期部716は、第2回転速度が下限値(=(第2基準回転速度)−(第2閾値))未満である場合に、第2モータ811に対して加速指令信号を出力し、第2回転速度が上限値(=(第2基準回転速度)+(第2閾値))超である場合に、第2モータ811に対して減速指令信号を出力するものである。
時間計測部717は、第2モータ811によって感光ドラム205の駆動が開始されてから、第2回転速度が設定速度記憶部721に格納された第2切換速度(ここでは、(第2切換速度)=(第2基準回転速度)−(第2閾値))に到達するまでに要する時間を、タイマを用いて計測するものである。ただし、ここでは、(第2閾値)<<(第2基準回転速度)であるため、第2切換速度は第2基準回転速度と略同一である。
停止期間設定部718は、時間計測部717によって計測された時間をミラー停止期間として設定するべく予め停止期間記憶部723に格納するものである。
準備完了判定部719は、印刷準備が完了したか否かを判定するものであって、第1同期部712から第1回転速度が第1基準回転速度に同期し、且つ、第2同期部716から第2回転速度が第2基準回転速度に同期している状態が所定期間(例えば、0.1秒間)継続した場合に、印刷準備が完了したと判定するものである。
設定速度記憶部721は、第1切換速度、第1基準回転速度、第2切換速度、及び、第2基準回転速度を格納するものである。閾値記憶部722は、第1閾値及び第2閾値を格納するものである。停止期間記憶部723は、停止期間設定部718により設定されるミラー停止期間を格納するものである。
図4は、制御部700の動作の一例を示すフローチャートである。駆動制御部714によって、スタートキー402が押下された(=印刷指示信号を受け付けた)か否かの判定が行われる(ステップS101)。スタートキー402が押下されていないと判定された場合(ステップS101でNO)には、処理が待機状態とされる。スタートキー402が押下されていたと判定された場合(ステップS101でYES)には、第1同期部712によって、第1モータ801の駆動が開始される(ステップS103)。
そして、切換判定部713によって、第1回転速度が第1切換速度以上に到達したか否かが判定される(ステップS105)。第1回転速度が第1切換速度以上に到達していないと判定された場合(ステップS105でNO)には、処理が待機状態とされる。第1回転速度が第1切換速度以上に到達したと判定された場合(ステップS105でYES)には、駆動制御部714によって、第1モータ701によるポリゴンミラー206cの駆動が停止され(ステップS107)、第2モータ811による感光ドラム205の駆動が開始される(ステップS109)。
次いで、駆動制御部714によって、ミラー停止期間が経過したか否かの判定が行われる(ステップS111)。ミラー停止期間が経過していないと判定された場合(ステップS111でNO)には、処理が待機状態とされる。ミラー停止期間が経過したと判定された場合(ステップS111でYES)には、駆動制御部714によって、第1モータ701によるポリゴンミラー206cの駆動が再度開始される(ステップS113)。
そして、準備完了判定部719によって、第1回転速度が第1基準回転速度に同期し、且つ、第2同期部716から第2回転速度が第2基準回転速度に同期しているか否かの判定が行われる(ステップS115)。第1回転速度及び第2回転速度の少なくとも一方が同期していないと判定された場合(ステップS115でNO)には、処理が待機状態とされる。第1回転速度及び第2回転速度が0.1秒間以上連続して同期していると判定された場合(ステップS115でYES)には、準備完了判定部719によって、印刷準備が完了されたと判定され(ステップS117)、複写機1の各部に印刷開始指令が出力され、処理が終了される。
図5は、制御部700の動作の一例を示すタイミングチャートである。図5には、上側から順に、駆動制御部714から第1モータ801に対して出力される第1駆動信号S1、切換判定部713から駆動制御部714に対して第1回転速度が第1切換速度以上に到達した場合に出力される切換信号S21、第1同期部712から準備完了判定部719に対して第1回転速度が第1基準回転速度に同期している場合に出力される第1同期信号S22、第1センサ802によって検出される第1回転速度S3、駆動制御部714から第2モータ811に対して出力される第2駆動信号S4、第2同期部716から準備完了判定部719に対して第2回転速度が第2基準回転速度に同期している場合に出力される第2同期信号S5、第2センサ812によって検出される第2モータ811の第2回転速度S6、及び、第1モータ801の駆動電流値と第2モータ811の駆動電流値との和AMPの時間的な変化がグラフとして表示されている。
時刻T0において、スタートキー402が押下され、第1駆動信号S1が「ON」となる。そして、駆動制御部714によって第1モータ801の駆動が開始されて、第1回転速度S3が増加(加速)されると共に、電流値AMPが増加する。
そして、時刻T1において、第1回転速度S3が第1切換速度(=V1−ΔV1:図6参照)に到達し、第1同期信号S22が一時的に「ON」とされる。また、切換判定部713によって、切換信号S21が「ON」とされ、駆動制御部714によって第1駆動信号S1が「OFF」とされ、駆動電流値AMPが減少する。また、駆動制御部714によって第2駆動信号S4が「ON」とされ、第2モータ811の駆動が開始されて、第2回転速度S6が増加(加速)されると共に、駆動電流値AMPが増加する。
次いで、時刻T2において、駆動制御部714によってミラー停止期間DTが終了したと判定されて、第1駆動信号S1が「ON」とされ、第1モータ801の駆動が再開される。そして、時刻T3において、第2同期信号S5が連続して「ON」の状態となり、時刻T4において、第1同期信号S22が連続して「ON」の状態となって、準備完了判定部719によって、印刷準備が完了されたと判定される。
ここで、時刻T1から時刻T4までの期間は、第1同期信号S22が断続的に「ON」とされる第1同期期間SNT1であり、時刻T2から時刻T3までの期間は、第2同期信号S5が断続的に「ON」とされる第2同期期間SNT2である。また、時刻T0から時刻T4までの期間は、スタートキー402が押下されてから立ち上げが完了するまでの立ち上げ期間TTである。立ち上げ期間TTは、図7に示す従来型画像形成装置の立ち上げ期間TT0より短く、ファーストプリントタイミングを早める得ることが分かる。また、駆動電流値AMPの最大値は、図7に示す従来型画像形成装置の駆動電流値AMP0の最大値とほぼ同等であり、所要電力の増大が抑制されている。
図6は、第1同期期間SNT1における第1回転速度S3、第1同期信号S22、第1モータ801の駆動電流値AMP1の変化の一例を表すタイミングチャートである。第1同期部712によって、第1回転速度S3が下限値(=(第1基準回転速度V1)−(第1閾値ΔV1))未満である場合に、第1モータ801に対して加速指令信号が出力され、第1回転速度S3が上限値(=(第1基準回転速度V1)+(第1閾値ΔV1))超である場合に、第1モータ801に対して減速指令信号が出力されるため、第1同期信号S22が初めて「ON」とされる時刻T1以降では、第1回転速度S3は、第1基準回転速度V1を中心にハンチングする。
すなわち、時刻T11から時刻T12までの期間と、時刻T15から時刻T16までの期間とは、第1回転速度S3が上限値(=(第1基準回転速度V1)+(第1閾値ΔV1))超であり、第1モータ801に対して減速指令信号が出力される。また、時刻T13から時刻T14までの期間と、時刻T17から時刻T3までの期間とは、第1回転速度S3が下限値(=(第1基準回転速度V1)−(第1閾値ΔV1))未満であり、第1モータ801に対して加速指令信号が出力される。なお、時刻T1から時刻T11までの期間と、時刻T12から時刻T13の期間と、時刻T14から時刻T15の期間と、時刻T16から時刻T15の期間と、時刻T3以降とは、第1同期信号S22が「ON」となっている。
図7は、従来型画像形成装置の動作の一例を示すタイミングチャートである。図7には、上側から順に、第1駆動信号S10、第1同期信号S20、第1回転速度S30、第2駆動信号S40、第2同期信号S50、第2回転速度S60、及び、駆動電流値AMP0の時間的な変化がグラフとして表示されている。
時刻T01において、スタートキーが押下され、第1駆動信号S10が「ON」となる。そして、第1モータの駆動が開始されて、第1回転速度S30が増加(加速)されると共に、駆動電流値AMP0が増加する。
そして、時刻T02において、第1同期信号S20が断続的に「ON」とされ、駆動電流値AMPが減少する。次いで、時刻T03において、第1同期信号S20が連続的に「ON」とされ、第2駆動信号S40が「ON」とされ、第2モータの駆動が開始されて、駆動電流値AMP0が増加する。そして、時刻T04において、第2同期信号S50が断続的に「ON」とされ、駆動電流値AMPが減少する。つぎに、時刻T05において、第2同期信号S50が連続して「ON」の状態となって、印刷準備が完了されたと判定される。
ここで、時刻T02から時刻T03までの期間は、第1同期信号S20が断続的に「ON」とされる第1同期期間SNT10であり、時刻T04から時刻T05までの期間は、第2同期信号S50が断続的に「ON」とされる第2同期期間SNT20である。また、時刻T01から時刻T03までの期間は、スタートキー402が押下されて第1モータの駆動が開始されて立ち上げが完了するまでの第1立ち上げ期間TT01であり、時刻T03から時刻T05までの期間は、第2モータの駆動が開始されて立ち上げが完了するまでの第2立ち上げ期間TT02である。時刻T01から時刻T05までの期間は、スタートキー402が押下されてから立ち上げが完了するまでの立ち上げ期間TT0(=第1立ち上げ期間TT01+第2立ち上げ期間TT02)である。立ち上げ期間TT0は、図5に示す本実施形態の立ち上げ期間TTより長い期間となっている。
図1〜図6を用いて説明したように、ポリゴンミラー206cの回転速度である第1回転速度S3が第1切換速度(=V1−ΔV1:図6参照)以上に到達したと判定された場合に、感光ドラム205の駆動が開始されると共に、予め設定されたミラー停止期間DTだけポリゴンミラー206cの駆動が停止され、ミラー停止期間DTの終了後に、ポリゴンミラー206cの駆動が再度開始されるため、所要電力を抑制すると共に、ファーストプリントのタイミングを早めることが可能となる。
また、第1切換速度(=V1−ΔV1)が第1基準回転速度V1と略同一の値に設定されているため、ポリゴンミラー206cの駆動に要する電力が所定値以下となる適正なタイミングでポリゴンミラー206cの駆動が停止され、ポリゴンミラー206cの駆動が再開される際の(時刻T2での)所要電力を抑制することが可能となる。
更に、第1同期部712によって、第1回転速度S3と第1基準回転速度V1との差の絶対値を予め設定された第1閾値ΔV1以下とするべく第1モータ801が制御されるため、第1閾値ΔV1を適正な値に設定することにより、簡単な構成で、ポリゴンミラー206cに対して所望する精度の同期制御を実現することが可能となる。
加えて、第2切換速度を適正な値に設定すると、感光ドラム205の駆動に要する電力が所定値以下となる適正なタイミングでポリゴンミラー206cの駆動が再開されるため、所要電力を抑制することが可能となる。
また、第2切換速度が第2基準回転速度と略同一の値に設定されているため、感光ドラム205の駆動に要する電力が所定値以下となる適正なタイミングでポリゴンミラー206cの駆動が再開され、所要電力を抑制することが可能となる。
更に、第2同期部716によって、第2回転速度S6と第2基準回転速度との差の絶対値を予め設定された第2閾値以下とするべく第2モータ811が制御されるため、第2閾値を適正な値に設定することにより、簡単な構成で、感光ドラム205に対して所望する精度の同期制御を実現することが可能となる。
なお、本発明は以下の態様をとることができる。
(A)本実施形態においては、画像形成装置が複写機1である場合について説明したが、他の種類の画像形成装置(例えば、ファクシミリ、プリンタ等)である形態でもよい。
例えば、画像形成装置がパソコンと通信可能に接続されたプリンタである場合には、駆動制御部714がポリゴンミラー206cの駆動を開始するタイミングを、スタートキー402が押下されたタイミングに換えて、パソコンからの印刷指示情報が受け付けられたタイミングとすればよい。
(B)本実施形態においては、第1回転速度検出部711が第1センサ802からの第1モータ801の駆動軸の回転速度を用いてポリゴンミラー206cの回転速度である第1回転速度S3を検出する場合について説明したが、ポリゴンミラー206cの回転速度である第1回転速度S3を直接検出する形態でもよい。この場合には、ポリゴンミラー206cの回転軸にPG等からなるセンサを係合すればよい。
同様に、第2回転速度検出部715が第2センサ812からの第2モータ811の駆動軸の回転速度を用いて感光ドラム205の回転速度である第2回転速度S6を検出する場合について説明したが、感光ドラム205の回転速度である第2回転速度S6を直接検出する形態でもよい。
(C)本実施形態においては、第1切換速度が、同期判定の下限値(=V1−ΔV1)に設定されている場合について説明したが、その他の値に設定されている形態でもよい。例えば、第1切換速度が、第1基準回転速度V1に設定されている形態でもよいし、同期判定の上限値(=V1+ΔV1)に設定されている形態でもよい。
(D)本実施形態においては、第1切換速度、第1基準回転速度V1、第2切換速度及び第2基準回転速度が設定速度記憶部721に予め格納されている場合について説明したが、第1切換速度、第1基準回転速度V1、第2切換速度及び第2基準回転速度の少なくとも1つを外部からの入力(例えば、タッチパネル401bからの操作入力)に基づいて設定する形態でもよい。この場合には、複写機1の利便性が向上される。
(E)本実施形態においては、第1閾値ΔV1及び第2閾値が閾値記憶部722に予め格納されている場合について説明したが、第1閾値ΔV1及び第2閾値の少なくとも1つを外部からの入力(例えば、タッチパネル401bからの操作入力)に基づいて設定する形態でもよい。この場合には、複写機1の利便性が向上される。
(F)本実施形態においては、ミラー停止期間DTが停止期間記憶部723に予め格納されている場合について説明したが、ミラー停止期間DTを外部からの入力(例えば、タッチパネル401bからの操作入力)に基づいて設定する形態でもよいし、停止期間設定部718によって適時(例えば、スタートキー402が100回押下される度)更新する形態でもよい。前者の場合には、複写機1の利便性が向上され、後者の場合には、時間経過に伴う複写機1の各部の劣化等が反映された、更に適正なミラー停止期間DTに更新される。
(G)本実施形態においては、ミラー停止期間DTが第2モータ811によって感光ドラム205の駆動が開始されてから、第2回転速度S6が設定速度記憶部721に格納された第2切換速度(ここでは、(第2切換速度)=(第2基準回転速度)−(第2閾値):同期判定の下限値)に到達するまでに要する時間に設定される場合について説明したが、その他の時間に設定される形態でもよい。例えば、第2切換速度を、同期判定の上限値(=(第2基準回転速度)+(第2閾値))に設定し、第2回転速度S6がこの第2切換速度に到達するまでに要する時間に設定する形態でもよい。また、例えば、第2回転速度S6が設定速度記憶部721に格納された第2切換速度に到達するまでに要する時間に所定値(例えば、0.1秒)を加算(又は、減算)した値に設定される形態でもよい。
(H)本実施形態においては、複写機1が第1モータ801及び第2モータ811を有する場合について説明したが、第1モータ801及び第2モータ811に加えて他のモータ等の駆動源(アクチュエータ)を備える形態でもよい。
(I)本実施形態においては、準備完了判定部719が第1回転速度が第1基準回転速度に同期し、且つ、第2回転速度が第2基準回転速度に同期している状態が所定期間継続した時に印刷準備が完了したと判定する場合について説明したが、少なくともこの2つの条件を満たす形態であればよい。例えば、この2つの条件と、定着ローラ208の温度が所定温度以上であるとの条件を全て満たす場合に、印刷準備が完了したと判定する形態でもよい。
本発明に係る画像形成装置の一例である複写機の側面図である。 露光装置の構成をより詳細に説明するための図である。 図1に示す複写機1の制御部の機能構成の一例を示すブロック図である。 制御部の動作の一例を示すフローチャートである。 制御部の動作の一例を示すタイミングチャートである。 第1同期期間SNT1における第1回転速度S3、第1同期信号S22、第1モータの駆動電流値AMP1の変化の一例を表すタイミングチャートである。 従来型画像形成装置の動作の一例を示すタイミングチャートである。
符号の説明
1 複写機(画像形成装置)
700 制御部
710 CPU
711 第1回転速度検出部(第1回転速度検出手段の一部)
712 第1同期部(第1同期手段)
713 切換判定部(切換判定手段)
714 駆動制御部(駆動制御手段)
715 第2回転速度検出部(第2回転速度検出手段の一部)
716 第2同期部(第2同期手段)
717 時間計測部(期間設定手段の一部)
718 停止期間設定部(期間設定手段の一部)
719 準備完了判定部
720 RAM
721 設定速度記憶部
722 閾値記憶部
723 停止期間記憶部
801 第1モータ(第1駆動手段)
802 第1センサ(第1回転速度検出手段の一部)
811 第2モータ(第2駆動手段)
812 第2センサ(第2回転速度検出手段の一部)

Claims (8)

  1. 感光ドラムに照射するレーザ光を走査するポリゴンミラーを予め設定された第1基準回転速度で回転するべく駆動する第1駆動手段と、前記感光ドラムを予め設定された第2基準回転速度で回転するべく駆動する第2駆動手段とを有する画像形成装置の駆動制御装置であって、
    前記ポリゴンミラーの回転速度である第1回転速度を検出する第1回転速度検出手段と、
    前記第1駆動手段によってポリゴンミラーの駆動が開始された後、前記第1回転速度が予め設定された第1切換速度以上に到達したか否かを判定する切換判定手段と、
    前記切換判定手段によって第1切換速度以上に到達したと判定された場合に、前記第2駆動手段に対して感光ドラムの駆動を開始させると共に、前記第1駆動手段に対して予め設定されたミラー停止期間だけポリゴンミラーの駆動を停止させ、前記ミラー停止期間の終了後に、前記第1駆動手段に対して再度ポリゴンミラーの駆動を開始させる駆動制御手段とを備えることを特徴とする駆動制御装置。
  2. 前記第1切換速度は、前記第1基準回転速度と略同一の値に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の駆動制御装置。
  3. 前記第1回転速度と前記第1基準回転速度との差の絶対値を予め設定された第1閾値以下とするべく前記第1駆動手段を制御する第1同期手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の駆動制御装置。
  4. 前記感光ドラムの回転速度である第2回転速度を検出する第2回転速度検出手段と、
    前記第2駆動手段によって感光ドラムの駆動が開始されてから、前記第2回転速度が予め設定された第2切換速度に到達するまでに要する時間を計測し、計測された時間に一致させるべく前記ミラー停止期間を設定する期間設定手段とを備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の駆動制御装置。
  5. 前記第2切換速度は、前記第2基準回転速度と略同一の値に設定されていることを特徴とする特徴とする請求項4に記載の駆動制御装置。
  6. 前記第2回転速度と前記第2基準回転速度との差の絶対値を予め設定された第2閾値以下とするべく前記第2駆動手段を制御する第2同期手段を備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の駆動制御装置。
  7. 感光ドラムに照射するレーザ光を走査するポリゴンミラーを予め設定された第1基準回転速度で回転するべく駆動する第1駆動手段と、
    前記感光ドラムを駆動する予め設定された第2基準回転速度で回転するべく駆動する第2駆動手段と、
    請求項1〜5のいずれかに記載の駆動制御装置とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  8. コンピュータを備え、感光ドラムに照射するレーザ光を走査するポリゴンミラーを予め設定された第1基準回転速度で回転するべく駆動する第1駆動手段と、前記感光ドラムを予め設定された第2基準回転速度で回転するべく駆動する第2駆動手段とを有する画像形成装置の駆動制御プログラムであって、前記コンピュータを、
    前記ポリゴンミラーの回転速度である第1回転速度を検出する第1回転速度検出手段と、
    前記第1駆動手段によってポリゴンミラーの駆動が開始された後、前記第1回転速度が予め設定された第1切換速度以上に到達したか否かを判定する切換判定手段と、
    前記切換判定手段によって第1切換速度以上に到達したと判定された場合に、前記第2駆動手段に対して感光ドラムの駆動を開始させると共に、前記第1駆動手段に対して予め設定されたミラー停止期間だけポリゴンミラーの駆動を停止させ、前記ミラー停止期間の終了後に、前記第1駆動手段に対して再度ポリゴンミラーの駆動を開始させる駆動制御手段として機能させることを特徴とする駆動制御プログラム。
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