JP2006284740A - 波長選択スイッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の入力ポートと複数の出力ポートを有し、任意の波長を任意の出力ポートに切り替えることができること。
【解決手段】波長多重された光信号が入力されるN本の入力ファイバ101と、入力ファイバ101から出射された光を、波長別に複数(M)分離して出射させる波長分散素子104と、波長分散素子104により分散された光が入射され、入力ファイバ101と、波長分散素子104により分離された光の数(M)に対応したN×Mの個数を有し、入射した光の反射方向を角度変更自在な微小ミラー107を備えたMEMS基板106aと、MEMS基板106aと同じN×Mの個数を有し、MEMS基板106aによって反射された光を選択した出力ポート102から出力させるために角度変更自在な微小ミラー107を備えたMEMS基板106bと、を備える。
【選択図】 図1−1

Description

本発明は、複数のWDMネットワークがつながる大規模フォトニックネットワークにおけるハブ等に用いられ、波長毎に任意のパスに切り替えることができる波長選択スイッチに関する。
近年のネットワークは、FTTH(Fiber to The Home)や、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)など、数Mbit/s〜100Mbit/s程度の帯域を持った高速アクセス網が急激に普及している。この高速アクセス網により、ブロードバンドインターネットサービスを享受できる環境が整備されつつあり、通信需要増大に対応するため、バックボーンネットワーク(コア網)では、波長多重技術を用いた超大容量光通信システムの敷設が進みつつある。
一方、メトロネットワーク(メトロ網)と、このコア網との接続部分においては、電気によるスイッチング能力の限界により、この接続部分での帯域ボトルネックの発生が危惧されている。そこで、帯域ボトルネックになるメトロ領域に新しい光スイッチングノードを設置し、ユーザが直接アクセスを行うメトロ網とコア網間で、電気スイッチを介在することなく光領域で直接接続する新しいフォトニックネットワークアーキテクチャの構築が有効であるため、各種の研究開発が精力的に行われている。
このような、コア網とメトロ網とを接続するノードに適用する光スイッチモジュールとして波長選択スイッチがある。図13は、従来の波長選択スイッチの構成を示す図である。この波長選択スイッチ1300は、入力光ポート1、回折格子2、レンズ3、ミラーアレイ4、ポート番号#1〜ポート番号#5を含む複数の出力光ポート5から構成されており、入力光ポート1から出射される波長多重(WDM;Wavelength Division Multiplexing)光(光ビーム)を、回折格子2により異なる角度方向に分離した後、レンズ3により異なる位置に集光させる。集光位置には、分離したチャネル数に対応するM個の角度可変な微小ミラー(MEMSミラー)からなるミラーアレイ4が配置されている。微小ミラーは、角度変更自在であり、入射された信号光を所望の角度に反射させ、各角度位置に配置されている複数の出力光ポート5(#1〜#5のいずれか一つ)へ導く。複数の出力光ポート5からは、選択した任意の波長の信号光を出射することができる(例えば、下記特許文献1参照。)。
図14は、従来の波長選択スイッチの他の構成を示す図である。この波長選択スイッチ1400は、図13に示す構成と比べて透過型の回折格子12を用いた点が異なる。他の構成は図13と同様である。θ1は回折格子12による波長別の光の分散方向(X方向)であり、θ2は、ある波長に対応する微小ミラー4aによる光の反射方向(Y方向)である。これら従来の波長選択スイッチは、1入力N出力(1×N)の波長選択機能を有している。逆に、入力と出力を逆にすることにより、N入力1出力(N×1)の波長選択機能を持たせることもできる。
図15は、従来の波長選択スイッチが有する波長選択機能を説明する図である。図示のように、入力されたWDM光(λ1〜λM)は、1入力N出力の波長選択スイッチにより、ch1〜chNのN個の光ポートにそれぞれ複数の任意の波長を割り当てて出力することができる(例えば、下記特許文献2参照。)。
米国特許第6549699号明細書 特表2003−515187号公報
上述した従来技術では、1入力N出力(1×N)の波長選択機能、または、N入力1出力(N×1)の波長選択機能を実現するものであった。一方、光伝送システムでは、光ハブ(Hub)の機能が求められている。図16は、光ハブの機能を説明する図である。光ハブは、N個の入力とN個の出力を有し、これらN×Nの入出力ポート間で任意の波長(λ1〜λM)を分離し、かつ、任意のポートに切り替えるという機能を持つ。この機能を得るためには、上述した従来技術の波長選択スイッチの個数が2N個必要となる。このため、従来技術により光ハブを構成しようとすると、装置が大型になるとともにコスト高になるという問題があった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、複数の入力ポートと複数の出力ポートを有し、入力ポートに入力されたWDM光を、チャネル毎に任意の出力ポートに切り替えることができるハブ機能を有する波長選択スイッチを提供することを目的とする。
上述した目的を達成するため、この発明にかかる波長選択スイッチは、波長多重された光信号がそれぞれ入力され、所定の配置方向を有して配置された複数(N)の入力ポートと、複数の前記入力ポートからそれぞれ出射された光を、前記入力ポートの配置方向と異なる角度を有する方向に沿って波長別に複数(M)分離して出射させる第1の波長分散素子と、前記入力ポートの数(N)と、前記第1の波長分散素子により分離された光の数(M)に対応したN×Mの個数を有し、入射した光の反射方向を角度変更自在な微小ミラーを備えた第1のミラーアレイと、からなる入力側の光学系と、前記第1のミラーアレイと同じN×Mの個数を有する微小ミラーを備え、前記第1のミラーアレイによって反射された光が入射され、入射した光を選択した出力ポートから出力させるために角度変更自在な微小ミラーを備えた第2のミラーアレイと、前記第2のミラーアレイから出射された各波長別の光を合波し、選択された出力ポートに出射させる第2の波長分散素子と、前記第2の波長分散素子を通過した光が入射され、所定の配置方向を有して配置された複数(N)の出力ポートと、からなる出力側の光学系と、を備え、前記複数の入力ポートから入力された光の光路を任意の波長毎に前記複数の出力ポートから出力することを特徴とする。
この発明によれば、複数の入力ポートから入力された光を任意の出力ポートから出力することができる。さらに、入力ポートから入力された光は、波長別に選択して任意の出力ポートから出力することができる。これにより、入力Nと出力Nを有し、任意の波長を任意のポートに切り替えることができる。
本発明にかかる波長選択スイッチによれば、1台の波長選択スイッチで、光ハブ機能を実現することで、ハブ装置としてのサイズとコストを劇的に低減できるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる波長選択スイッチの好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1−1は、本発明にかかる波長選択スイッチの実施の形態1の構成例を示す図である。波長選択スイッチ100は、入力ポートを構成するN本の入力ファイバ101と、出力ポートを構成するN本の出力ファイバ102をY方向に並べて配置し、凸レンズ103と、波長分散素子としての回折格子104(反射型、透過型いずれでも可能)と、凸レンズ105を光軸(Z方向)上に配置し、さらに光軸の延長線上にはミラーアレイとしてのMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)基板106(106a、106b)を備える。N本の入力ファイバ101と、N本の出力ファイバ102は、それぞれ、N個の入力ポートと、N個の出力ポートに対応する。
MEMS基板106は、入力側のMEMS基板106aと、同様の構造の出力側のMEMS基板106bからなる。これら入力側のMEMS基板106aの面と、出力側のMEMS基板106bの面は、光軸であるZ方向に対してそれぞれ45度(互いは90度)の角度をなすように対称配置されている。これらのMEMS基板106a,106bは、X方向に微小ミラー107をM個並べて設け、Y方向にこの微小ミラー107をN列並べて構成したマトリクス状のものである。X方向の微小ミラー配列個数Mは回折格子104によって分離する波長λ1〜λMのチャネル数Mに対応し、Nは、ポート数(入力ファイバ101および出力ファイバ102の本数N)に対応している。これらMEMS基板106a,106bは、MEMS技術を用いて微小な部品により構成されるものであり、実施の形態1にかかる2つのMEMS基板106(106a、106b)は、基板上の微小ミラー107の角度を可変する機構を備えている。
図1−2は、波長選択スイッチ100の側面図である。入力ポート(入力ファイバ101)から出力されたWDM光は、凸レンズ103で集光され、回折格子104へ入射される。回折格子104により波長毎に出射方向が異なるように振り分けられた光は、凸レンズ105を経由してMEMS基板106aのうち対応する波長の微小ミラー107(図1−1参照)に入射される。微小ミラー107から反射された光は、MEMS基板106bの微小ミラー107へ入射される。
MEMS基板106aに入射される光は、光が入力された入力ファイバ101の位置(1〜N)と、光のチャネル(1〜M)により、MEMS基板106a上の対応する微小ミラー107に入力される。同様に、MEMS基板106b上の微小ミラー107は、それぞれ、出力される出力ファイバ102の位置(1〜N)と、光のチャネル(1〜M)により対応づけられており、MEMS基板106bの微小ミラー107で反射された光は、凸レンズ105、回折格子104、凸レンズ103の順に経由し、MEMS基板106b上の微小ミラー107の位置に対応した出力ファイバ102に出力される。
例えば、図1−2において、1番目の入力ポート(入力ファイバ101)より入力されたあるチャネルの波長の光は、MEMS基板106a上の微小ミラー107の角度を変更することにより、1番目の出力ポート(出力ファイバ102)への出力(実線)、および、N番目の出力ポート(出力ファイバ102)への出力(破線)を切り替えることができる。
したがって、個別のチャネルの光について、対応するMEMS基板106aの微小ミラー107およびMEMS基板106bの微小ミラー107の角度を制御することにより、目的の出力ポートに出力させることができるようになる。
図2および図3は、実施の形態1の他の構成例を示す側面図である。実施の形態1(図1−2参照)の特徴である2つのMEMS基板をZ方向に対してそれぞれ45度に配置し、入力側のMEMS基板106aから出力側のMEMS基板106bへ直接光を入射させる構成は図1−1、図1−2と同様である。そして、図2および図3では、入力ファイバ101から出力ファイバ102までの光路に用いる凸レンズの種類を変更した構成の例を示したものである。
図2に示す波長変換スイッチ120は、図1−2に示す波長変換スイッチ100における凸レンズ103および凸レンズ105の代わりに入力ファイバ101および出力ファイバ102にそれぞれ対応して小型凸レンズ200を配置し(レンズアレイでも可)、回折格子104に対して光を平行に入射させる構成である。光は入力側のMEMS基板106aまで直進するので、波長変換スイッチ100とはMEMS基板106(106a、106b)の入力側と出力側の位置が逆(YZ平面において180度回転させた位置)になる。
図1−2に示された構成と同様に、図2において、1番目の入力ポート(入力ファイバ101)より入力されたあるチャネルの波長の光は、MEMS基板106a上の微小ミラー107の角度を変更することにより、1番目の出力ポート(出力ファイバ102)への出力(実線)、および、N番目の出力ポート(出力ファイバ102)への出力(破線)を切り替えることができる。
図3に示す波長選択スイッチ130も図2と同様に、波長変換スイッチ100の凸レンズ103の代わりに各ファイバに対応した小型凸レンズ200(レンズアレイでも可)を配置する。凸レンズ105は、図2同様の状態で配置されており、光は、MEMS基板106aへ入射する前に集光され、MEMS基板106(106a、106b)の入力側と出力側の位置は波長変換スイッチ100と同じ位置となる。これらの波長選択スイッチ120、波長選択スイッチ130は、共に波長選択スイッチ100と同様に、個別のチャネルの光について、対応するMEMS基板106aの微小ミラー107およびMEMS基板106bの微小ミラー107の角度を制御することにより、目的の出力ポートに出力させることができる。
図1−2に示された構成と同様に、図3において、1番目の入力ポート(入力ファイバ101)より入力されたあるチャネルの波長の光は、MEMS基板106a上の微小ミラー107の角度を変更することにより、1番目の出力ポート(出力ファイバ102)への出力(実線)、および、N番目の出力ポート(出力ファイバ102)への出力(破線)を切り替えることができる。
上記実施の形態1によれば、1台の波長選択スイッチのみで、光ハブとしての機能を実現し、光ハブとしてのサイズとコストを劇的に低減させることができる。
(実施の形態2)
実施の形態2の構成は、MEMS基板上にビームウエストを設定した構成である。図4−1は、本発明にかかる波長選択スイッチの実施の形態2の構成例を示す図である。波長選択スイッチ400は、2枚のMEMS基板106(106a、106b)上で、ビームウエストを設定した構成である。波長変換スイッチ400は、N本の入力ファイバ101と、N本の出力ファイバ102をY方向に並べて配置し、凸レンズ103と、回折格子104と、凸レンズ105を光軸(Z方向)上に配置する。
さらに光軸の延長線上に、MEMS基板106aと、MEMS基板106bを同一平面に配置する。同一平面とは、MEMS基板106aの面と、MEMS基板106bの面とが同じ面位置で同一方向を向いて配置したことを示す。MEMS基板106(106a、106b)のY方向には、反射光学系として凸レンズ401と、全反射ミラー402をそれぞれ配置する。MEMS基板106(106a、106b)は、図1−1に示したものと同様の構成および機能を用いる。
図4−2は、波長選択スイッチの実施の形態2の構成例の側面図である。図4−2に示すように波長選択スイッチ400は、MEMS基板106(106a、106b)をZ方向に対して45度傾け、MEMS基板106(106a、106b)の配置位置から見て図中下方には、光軸(Z方向)に対して直交する方向(Y方向)に沿って凸レンズ401と、凸面全反射ミラー402を配置する。この配置により、入力側のMEMS基板106aに入射された光は、凸レンズ401で集光され、全反射ミラー402へ入射され、出力側のMEMS基板106bへ反射される。
ここで、反射光学系である凸レンズ401と全反射ミラー402は、入力側の光学系であるMEMS基板106aの微小ミラー107から反射された光と、出力側の光学系であるMEMS基板106bの微小ミラー107に入射される光の光路とを連続させる光路を形成する。したがって、2つのMEMS基板106(106a、106b)の面と全反射ミラー402の面をビームウエスト位置にすることができる。このときの、全反射ミラー402の曲率については後述する。
実施の形態2によれば、2つのMEMS基板106(106a、106b)を同一平面に実装でき、かつ、入力側、出力側の両MEMS基板106(106a、106b)上でビームウエストを設定できるので、微小ミラー107での反射効率を高めることができ、実装性と性能を向上させることが可能になる。なお、図4−2に示すようにMEMS基板106(106a、106b)直前のレンズが凸レンズ105の1枚では、MEMS基板106bと凸レンズ105の間の光路L1と、凸レンズ105とMEMS基板106aの間の光路L2では互いに光路差が生じ、MEMS基板106の全ての面においてビームウエスト位置を得られないが、ビームウエスト位置のトレランスを広げる光学設計を行うことで、反射効率を低下させることがない構成とすることができる。
(実施の形態3)
図5−1は、本発明にかかる波長選択スイッチの実施の形態3の構成例を示す図である。図5−2は、波長選択スイッチの側面図、図5−3は、波長選択スイッチの上面図である。波長選択スイッチ500は、N本の入力ファイバ101と、N本の出力ファイバ102をY方向に配置し、凸レンズ103と、回折格子104と、凸レンズ105と、MEMS基板106を光軸上に配置した構成を有する。ここで、入力側のMEMS106aの面と、出力側のMEMS106bの面は同一平面となるように、また光軸に対して直交するように(Y方向に沿って)配置している。MEMS基板106は、図1−1に示したものと同様の構成である。なお、図5−3にM個のチャネル(λ1〜λM)の分離方向を示してある。
波長選択スイッチ500において、回折格子104は、入力ファイバ101から入射され凸レンズ103で集光された光と、出力側のMEMS基板106bで反射され凸レンズ105で集光された光が入射するビームウエスト位置のみに回折用のスリットが設けられている。そして、回折格子104として使用しない部分(図中略下半部)は、図5−2に示すように全反射コーティング層104aを設けている。全反射コーティング層104aの曲率については後述する。
入力側のMEMS基板106aで反射された光は、凸レンズ105を経由して回折格子104の全反射コーティング層104aに入射され全反射される。そして、MEMS基板106bと凸レンズ105の間の光路L1と、凸レンズ105とMEMS基板106aの間の光路L2の光路長を等しくすることができる。
この実施の形態3によれば、光路L1,L2の光路長を同じ長さにできるため、図4−2に示した構成と異なり、2つのMEMS基板107a,107bの全ての領域(微小ミラー107)にビームウエストを設定することができる。
(実施の形態4)
図6−1は、本発明にかかる波長選択スイッチの実施の形態4の構成例を示す図である。波長選択スイッチ600は、N本の入力ファイバ101と、N本の出力ファイバ102をY方向に並べて配置し、個々のファイバ(ポート)毎に個別の球レンズを配置したレンズアレイ601と、回折格子103と、個々のファイバ毎に焦点異なるレンズ602を光軸(Z方向)上に配置する。さらに光軸の延長線上にMEMS基板106(106a、106b)を光軸に対して45度傾けて配置する。
MEMS基板は、入力側のMEMS基板106aの面と、出力側のMEMS基板106bの面とを同一平面となるように配置した構成である。入力ファイバ101から入射された光は、レンズアレイ601によって平行にMEMS基板106aへ入射されるため、1枚凸レンズを用いる場合に比べて、MEMS基板106aとMEMS基板106bが逆の配置(Y平面上で180度回転した位置)となる。さらに、MEMS基板106と平行に凸レンズ603と、全反射ミラー604を配置する。MEMS基板106は、図1−1に示したものと同様の構成および機能を有する。全反射ミラー604の曲率については後述する。
レンズ602は、シリンドリカルレンズ(円柱レンズ)が用いられる。このレンズ602は、図6−1に示した回折格子1043により波長毎に分離された光を、X方向上で異なる位置の微小ミラー107に集光させる。
図6−2は、波長選択スイッチの実施の形態4の側面図である。レンズ602は、図示のように、レンズ602とMEMS基板106aの間の光路L1と、MEMS基板106bとレンズ602の間の光路L2の光路長が一定となるよう、Y方向に対して所定角度を有して斜めに配置する。また、反射面として利用する全反射ミラー604をMEMS基板106の面と平行に配置している。これにより、MEMS基板106a、106bを同一平面に配置できるとともに、MEMS基板106a、106b上の全ての領域にビームウエストを設定することができる。したがって、波長選択スイッチ600は、微小なMEMS基板106(106a,106b)に対応することができるようになる。
図7および図8は、実施の形態4の他の構成例を示す側面図である。図7に示す波長選択スイッチ610は、波長選択スイッチ600のレンズ602の位置をY方向に並べて配置した構成を有する。レンズ602とMEMS基板106aの間の光路L1と、MEMS基板106bとレンズ602の間の光路L2の光路長は異なるが、各レンズ602のレンズ焦点がそれぞれMEMS基板106(106a,106b)の面(微小ミラー107)に位置するものを用いる。図8に示す波長選択スイッチ620は、図7に示した波長選択スイッチ610の全反射ミラー604に替えて、MEMS基板605を配置した構成である。これら波長選択スイッチ610と、波長選択スイッチ620は、波長選択スイッチ600と同様の効果をもたらすことができる。
実施の形態4によれば、MEMS基板106a、106bを同一平面に配置できるとともに、MEMS基板106a、106b上の全ての領域にビームウエストを設定することができる。したがって、波長選択スイッチ600は、微小なMEMS基板106(106a,106b)に対応することができるようになる。
(実施の形態5)
図9−1は、本発明にかかる波長選択スイッチの実施の形態5の構成例を示す図である。図示するような座標軸において、波長選択スイッチ900は、N本の入力ファイバ101と、N本の出力ファイバ102と、凸レンズ103と、回折格子104と、凸レンズ105を光軸(Z方向)上に配置する。さらに光軸(Z方向)の延長線上には、MEMS基板106aとMEMS基板106bを、互いが同一平面上となるように配置する。MEMS基板106の垂線上に、凸レンズ603と、全反射ミラー604をMEMS基板106a基板106と平行に備える。また、上述した光学部品は、全てY方向に対して同一の角度に傾けた配置により構成される。MEMS基板106は、図1−1に示したものと同様の構成および機能を有する。
図9−2は、波長選択スイッチの実施の形態5の側面図である。図9−1を側面から見た状態である。波長選択スイッチ900は、光学部品をY方向に対して斜め配置にすることで、MEMS基板106bと凸レンズ105の間の光路L1と、凸レンズ105とMEMS基板106aの間の光路L2とを同じ長さの光路長にできる。
実施の形態5によれば、MEMS基板106a、106bを同一平面に配置できるとともに、MEMS基板106a、106b上の全ての領域にビームウエストを設定することができる。したがって、波長選択スイッチ600は、微小なMEMS基板106(106a,106b)に対応することができるようになる。
(反射面についての説明)
図10は、フラット反射の原理を説明する図である。入力側のMEMS基板106aに入射された光は、MEMS基板106a上の微小ミラー107の可変角度θi(MEMS基板106と微小ミラー107のなす角)の変化より反射面1000のどの位置(反射点Yr)に入射されるかが定まり、その関係は、レンズ焦点距離をfとすると、Yr=f・θiで表される。反射面1000がフラットな場合、反射面1000のどの部分に反射点を持ってきても、反射されるビームは、レンズ1001の中心軸と対称な微小ミラー107にしか向かわない。したがって、任意のスイッチングができないことになる。
図11は、曲面反射の原理を説明する図である。反射面1100のような曲面反射面は、入力側のMEMS基板106aで反射した光が入射する位置(以下、「反射点Yr」という)によりに反射面1100での光の反射角度(以下、「ミラー角度θm(反射面1100と反射面上の曲面ミラー1101のなす角)」という)は異なる。すなわち、レンズ焦点距離fが一定であれば、反射面1100で反射された光が出力側のMEMS基板106bのどの位置に入射されるかは、反射面1100のミラー角度θmから一義的に決定する。よって、MEMS基板106a上のミラー角度θiを調整すれば、反射面1100で反射させた光を任意の出力側MEMS基板106bに向かわせることが可能になる。
具体的には、入力側のMEMS基板106aに入射された光を反射面1100上のどの反射点に入射させるかは、Yr=f・θiからMEMS基板106aのミラー角度θiを調節することで可能である。また、反射面1100で反射した光がMEMS基板106bの所望の位置に入射させるためのシフト量ΔYは、ΔY=2×f×θmで求めることができる。したがって、θiで定まる反射面1100の反射点において、所望のシフト量ΔYを得られるよう、反射面1100の曲面ミラーの曲率、θmを設定する。
以上のことから実施の形態2〜実施の形態5における波長選択スイッチ400〜波長選択スイッチ900において、入力側のMEMS基板106aから出力側のMEMS基板106bへの切り替えのための反射面(104a,402,604)は、任意の曲率を持った曲面にすることが望ましい。
図12は、ブレーズド反射の原理を説明する図である。図12に示すように、異なる反射角度を有する階段状(ブレ−ズド)の反射面1200を用いることもでき、曲面反射と同様の機能が得られる。この場合、切り替えを行いたいポートの数(入力ファイバおよび出力ファイバの数)がNのときは、N−1通りの反射角度を準備しておけばよいことになる。
したがって、実施の形態2〜実施の形態5における波長選択スイッチ400〜波長選択スイッチ900において、光を入力側のMEMS基板106aから出力側のMEMS基板106bへの切り替えるための反射面として利用されている任意の曲率を持った曲面は、全てブレーズド面に差し替えても同様の効果を得ることができる。
以上説明したように、実施の形態1〜実施の形態5において説明した波長選択スイッチを実装したモジュールを用いることで、M種類の波長を多重化した信号光のNchの入力を、Nchの出力に任意に切り替えることが可能となる。
(付記1)波長多重された光信号がそれぞれ入力され、所定の配置方向を有して配置された複数(N)の入力ポートと、
複数の前記入力ポートからそれぞれ出射された光を、前記入力ポートの配置方向と異なる角度を有する方向に沿って波長別に複数(M)分離して出射させる第1の波長分散素子と、
前記入力ポートの数(N)と、前記第1の波長分散素子により分離された光の数(M)に対応したN×Mの個数を有し、入射した光の反射方向を角度変更自在な微小ミラーを備えた第1のミラーアレイと、からなる入力側の光学系と、
前記第1のミラーアレイと同じN×Mの個数を有する微小ミラーを備え、前記第1のミラーアレイによって反射された光が入射され、入射した光を選択した出力ポートから出力させるために角度変更自在な微小ミラーを備えた第2のミラーアレイと、
前記第2のミラーアレイから出射された各波長別の光を合波し、選択された出力ポートに出射させる第2の波長分散素子と、
前記第2の波長分散素子を通過した光が入射され、所定の配置方向を有して配置された複数(N)の出力ポートと、からなる出力側の光学系と、
を備え、前記複数の入力ポートから入力された光の光路を任意の波長毎に前記複数の出力ポートから出力することを特徴とする波長選択スイッチ。
(付記2)前記入力側の光学系と、前記出力側の光学系とが前記第1のミラーアレイおよび第2のミラーアレイを一端として折り返す形で配置され、
前記第2の波長分散素子は、前記第1の波長分散素子と共用することを特徴とする付記1に記載の波長選択スイッチ。
(付記3)前記第1の波長分散素子に対する光の入射側には第1のレンズを設け、光の出射側には第2のレンズを設けたことを特徴とする付記2に記載の波長選択スイッチ。
(付記4)前記第1のレンズは、前記第1の波長分散素子に対する入射光を平行光とし、
前記第2のレンズは、前記第1のミラーアレイの前記微小ミラーに対する入射光を集光させることを特徴とする付記3に記載の波長選択スイッチ。
(付記5)前記第1のレンズは、前記入力ポートから出射され、前記出力ポートに対して入射させる光の光軸に対応してそれぞれ個別に設けられたレンズ群からなることを特徴とする付記4に記載の波長選択スイッチ。
(付記6)前記第2のレンズは、前記入力ポートおよび前記出力ポートから出射される光の光軸に対応してそれぞれ個別に設けられたレンズ群からなることを特徴とする付記5に記載の波長選択スイッチ。
(付記7)前記入力ポートおよび前記出力ポートの配置方向と、前記第1の波長分散素子および第2の波長分散素子による光の分離方向とが互いに直交することを特徴とする付記1〜6のいずれか一つに記載の波長選択スイッチ。
(付記8)前記第1のミラーアレイおよび第2のミラーアレイは、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)技術により形成されたMEMSミラーであることを特徴とする付記1〜7のいずれか一つに記載の波長選択スイッチ。
(付記9)前記第1のミラーアレイと、前記第2のミラーアレイとを、前記光の光軸を中心として互いの面が45度となるように対称位置に配置したことを特徴とする付記2〜8のいずれか一つに記載の波長選択スイッチ。
(付記10)前記第1のミラーアレイと、前記第2のミラーアレイは、互いの面が同一平面となるよう配置され、
前記第1のミラーアレイから反射された光と、前記第2のミラーアレイに入射される光の光路とを連続させる光路を形成する反射光学系をさらに設けたことを特徴とする付記2〜8のいずれか一つに記載の波長選択スイッチ。
(付記11)前記第1のミラーアレイと、前記第2のミラーアレイは、互いの面が同一平面となりかつ前記光の光軸に対して45度の角度を有して配置され、
前記反射光学系は、前記光軸に対して直交する方向に配置されたレンズと、反射ミラーとからなることを特徴とする付記10に記載の波長選択スイッチ。
(付記12)前記入力側の光学系および前記出力側の光学系を構成する前記入力ポートと、前記出力ポートと、前記第1の波長分散素子と、前記第1のレンズと、前記第2のレンズのそれぞれの傾き角度を、前記入力側および出力側のミラーアレイが有する光軸に対する傾き角度に一致させて配置したことを特徴とする付記11に記載の波長選択スイッチ。
(付記13)前記第1のミラーアレイと、前記第2のミラーアレイは、互いの面が同一平面となりかつ前記光の光軸に対して直交する角度を有するよう配置され、
前記反射光学系は、前記第1の波長分散素子の面のうち前記光を分離させる回折面を除く面に形成された反射ミラーであることを特徴とする付記10に記載の波長選択スイッチ。
(付記14)前記第2のレンズは、前記第1のミラーアレイと、前記第2のミラーアレイとの間の距離が同じ光路長となるように配置されたレンズ群からなることを特徴とする付記10に記載の波長選択スイッチ。
(付記15)前記第2のレンズは、前記第1のミラーアレイの面と、前記第2のミラーアレイの面にそれぞれ焦点が合うよう個別の焦点距離を有するレンズ群からなることを特徴とする付記10に記載の波長選択スイッチ。
(付記16)前記反射光学系に設けられる反射ミラーは、MEMSミラーであることを特徴とする付記11に記載の波長選択スイッチ。
(付記17)前記反射光学系に設けられる反射ミラーの反射面は、前記ミラーアレイの微小ミラーの変更角度に対応して所定の曲率を有する曲面反射面であることを特徴とする付記11または13に記載の波長選択スイッチ。
(付記18)前記反射光学系に設けられる反射ミラーの反射面は、段階的に異なる反射角度を有するブレーズド反射面であることを特徴とする付記11または13に記載の波長選択スイッチ。
以上のように、本発明にかかる波長選択スイッチは、光通信網のノードに設けられ、波長毎にパスを切り替える光ハブ装置に適している。
本発明にかかる波長選択スイッチの実施の形態1の構成例を示す図である。 波長選択スイッチの側面図である。 実施の形態1の他の構成例を示す側面図である。 実施の形態1の他の構成例を示す側面図である。 本発明にかかる波長選択スイッチの実施の形態2の構成例を示す図である。 波長選択スイッチの側面図である。 本発明にかかる波長選択スイッチの実施の形態3の構成例を示す図である。 波長選択スイッチの側面図である。 波長選択スイッチの上面図である。 本発明にかかる波長選択スイッチの実施の形態4の構成例を示す図である。 波長選択スイッチの側面図である。 実施の形態4の他の構成例を示す側面図である。 実施の形態4の他の構成例を示す側面図である。 本発明にかかる波長選択スイッチの実施の形態5の構成例を示す図である。 波長選択スイッチの側面図である。 フラット反射の原理を説明する図である。 曲面反射の原理を説明する図である。 ブレーズド反射の原理を説明する図である。 従来の波長選択スイッチの構成を示す図である。 従来の波長選択スイッチの構成を示す図である。 従来の波長選択スイッチが有する波長選択機能を説明する図である。 光ハブの機能を説明する図である。
符号の説明
1 入力光ポート
4 ミラーアレイ
5 複数の出力光ポート
100,120,130,400,500,600,610,620,900 波長選択スイッチ
101 入力ファイバ
102 出力ファイバ
103,105,401,603 凸レンズ
2,12,104 回折格子
106a,106b,605 MEMS基板
107 微小ミラー
200 小型凸レンズ
402,604 全反射ミラー
601 レンズアレイ
3,602 レンズ
1101 曲面ミラー

Claims (10)

  1. 波長多重された光信号がそれぞれ入力され、所定の配置方向を有して配置された複数(N)の入力ポートと、
    複数の前記入力ポートからそれぞれ出射された光を、前記入力ポートの配置方向と異なる角度を有する方向に沿って波長別に複数(M)分離して出射させる第1の波長分散素子と、
    前記入力ポートの数(N)と、前記第1の波長分散素子により分離された光の数(M)に対応したN×Mの個数を有し、入射した光の反射方向を角度変更自在な微小ミラーを備えた第1のミラーアレイと、からなる入力側の光学系と、
    前記第1のミラーアレイと同じN×Mの個数を有する微小ミラーを備え、前記第1のミラーアレイによって反射された光が入射され、入射した光を選択した出力ポートから出力させるために角度変更自在な微小ミラーを備えた第2のミラーアレイと、
    前記第2のミラーアレイから出射された各波長別の光を合波し、選択された出力ポートに出射させる第2の波長分散素子と、
    前記第2の波長分散素子を通過した光が入射され、所定の配置方向を有して配置された複数(N)の出力ポートと、からなる出力側の光学系と、
    を備え、前記複数の入力ポートから入力された光の光路を任意の波長毎に前記複数の出力ポートから出力することを特徴とする波長選択スイッチ。
  2. 前記入力側の光学系と、前記出力側の光学系とが前記第1のミラーアレイおよび第2のミラーアレイを一端として折り返す形で配置され、
    前記第2の波長分散素子は、前記第1の波長分散素子と共用することを特徴とする請求項1に記載の波長選択スイッチ。
  3. 前記入力ポートおよび前記出力ポートの配置方向と、前記第1の波長分散素子および第2の波長分散素子による光の分離方向とが互いに直交することを特徴とする請求項1または2に記載の波長選択スイッチ。
  4. 前記第1のミラーアレイおよび第2のミラーアレイは、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)技術により形成されたMEMSミラーであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の波長選択スイッチ。
  5. 前記第1のミラーアレイと、前記第2のミラーアレイとを、前記光の光軸を中心として互いの面が45度となるように対称位置に配置したことを特徴とする請求項2〜4のいずれか一つに記載の波長選択スイッチ。
  6. 前記第1のミラーアレイと、前記第2のミラーアレイは、互いの面が同一平面となるよう配置され、
    前記第1のミラーアレイから反射された光と、前記第2のミラーアレイに入射される光の光路とを連続させる光路を形成する反射光学系をさらに設けたことを特徴とする請求項2〜5のいずれか一つに記載の波長選択スイッチ。
  7. 前記第1のミラーアレイと、前記第2のミラーアレイは、互いの面が同一平面となりかつ前記光の光軸に対して45度の角度を有して配置され、
    前記反射光学系は、前記光軸に対して直交する方向に配置されたレンズと、反射ミラーとからなることを特徴とする請求項6に記載の波長選択スイッチ。
  8. 前記入力側の光学系および前記出力側の光学系を構成する前記入力ポートと、前記出力ポートと、前記第1の波長分散素子と、前記第1のレンズと、前記第2のレンズのそれぞれの傾き角度を、前記入力側および出力側のミラーアレイが有する光軸に対する傾き角度に一致させて配置したことを特徴とする請求項7に記載の波長選択スイッチ。
  9. 前記第1のミラーアレイと、前記第2のミラーアレイは、互いの面が同一平面となりかつ前記光の光軸に対して直交する角度を有するよう配置され、
    前記反射光学系は、前記第1の波長分散素子の面のうち前記光を分離させる回折面を除く面に形成された反射ミラーであることを特徴とする請求項6に記載の波長選択スイッチ。
  10. 前記反射光学系に設けられる反射ミラーの反射面は、前記ミラーアレイの微小ミラーの変更角度に対応して所定の曲率を有する曲面反射面であることを特徴とする請求項7に記載の波長選択スイッチ。
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