JP2002169107A - ティルトミラーを用いた光スイッチ - Google Patents

ティルトミラーを用いた光スイッチ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】構成の簡略化により光学部品の容易な実装を可
能にし、かつ、光ビームの短い空間伝搬距離を実現した
ティルトミラーを用いた光スイッチを提供する。 【解決手段】本発明のティルトミラーを用いた光スイッ
チは、入力部と出力部を並べて一体化したコリメータア
レイ1およびコリメータアレイ2と、入射光の光路を所
定の方向にシフトし、かつ、折り返して出射するシフト
型折り返しミラー3と、を備え、コリメータアレイ1の
入力部1Aに入力された光が、ティルトミラーアレイ2
の入力部2Bで反射され光路が切り換えられてシフト型
折り返しミラー3に送られ、該シフト型折り返しミラー
3でシフトされ折り返された光が、ティルトミラーアレ
イ2の出力部2Bで反射されてコリメータアレイ1の出
力部2Bから出力される構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信用の各種装
置に適用される光スイッチに関し、特に、反射面の角度
が制御可能な複数のティルトミラーを用いた空間光結合
型の光スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、光クロスコネクト装置などの各
種光通信用装置に適用される従来の光スイッチとして
は、光ファイバを機械的に切り換える構成や導波路デバ
イスを用いた構成などが一般に知られている。しかし、
このような構成の従来の光スイッチは数十チャネル程度
の規模が限界であり、近年求められているような数千チ
ャネルにもおよぶ大規模な光スイッチの実現には、新規
技術の導入が必要である。
【0003】光スイッチの大規模化を実現するための1
つの技術として、例えば、マイクロマシン(MEMS:
Micro Electric Mechanical system)技術を応用して作
製したマイクロティルトミラーアレイを用いた空間光結
合型の光スイッチの開発が進んでいる。具体的には、例
えば、論文;D.T. Neilson et al., “Fully provision
ed 112×112 micro-mechanical optical crossconnect
with 35.8Tb/s demonstrated capacity, ” Optical Fi
ber Communications Conference (OFC 2000),Postdeadl
ine paper PD-12, March 2000. や、国際公開公報WO 00
/20899等で公知の光スイッチがある。また、MEMSに
よるマイクロティルトミラーに関しては、例えば、U.S.
Patent Number:6,044,705号明細書等に記載された技術
が知られている。
【0004】このような従来のティルトミラーを用いた
光スイッチの基本構成は、例えば図13の斜視図および
図14の上面図に示すように、入力コリメータアレイ5
1A、出力コリメータアレイ51Bおよび2枚のMEM
Sティルトミラーアレイ52A,52Bからなり、1枚
目のティルトミラーアレイ52Aにより入力コリメータ
アレイ51Aからの入力光の角度を変えることで光路が
切り換えられ、2枚目のティルトミラーアレイ52Bに
よりビームの角度が戻されることで、光路の切り換えら
れた光が出力コリメータアレイ51Bに入射される。
【0005】ところで、上記のような従来のティルトミ
ラーを用いた光スイッチについては、入出力コリメータ
51A,51Bやティルトミラーアレイ52A,52B
の実装に高精度が要求されるという課題があった。この
ような課題に対処するための技術としては、例えば図1
5の斜視図および図16の上面図に示すように、入力光
をミラー53で折り返し、入力側と出力側とを一体化し
たコリメータアレイ51およびティルトミラーアレイ5
2を用いることで、部材および調整部分の削減を図った
構成などが提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
図15および図16に示したような折り返しミラー53
を用いた構成の光スイッチは、ティルトミラーアレイ5
2の入力部および出力部が同一平面上に配置されるた
め、前述の図13および図14に示したような構成の場
合に比べて、例えば入力ティルトミラーの振角を同様に
設定したとき、スイッチ内におけるビームの空間伝搬距
離(光路長)が2倍程度に長くなってしまう。このた
め、光スイッチが大型化してしまうという欠点があっ
た。光路長を短くするためには、例えば入力ティルトミ
ラーの振角を大きくすればよいが、ティルトミラーの制
御可能な振角の範囲には限界があり、また、振角の大き
なティルトミラーは構造上サイズが大きくなってしまう
ため、光スイッチ全体の小型化を図ることは難しかっ
た。
【0007】本発明は上記の点に着目してなされたもの
で、構成の簡略化により光学部品の容易な実装を可能に
し、かつ、光ビームの短い空間伝搬距離を実現したティ
ルトミラーを用いた光スイッチを提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のティルトミラーを用いた光スイッチは、複
数の入力コリメータを配列した入力部および複数の出力
コリメータを配列した出力部が同一平面内に並べて形成
されたコリメータアレイと、反射面の角度が制御可能な
複数の入力ティルトミラーを配列した入力部および反射
面の角度が制御可能な複数の出力ティルトミラーを配列
した出力部が同一平面内に並べて形成されたティルトミ
ラーアレイと、入射光の光路を所定の方向にシフトし、
かつ、折り返して出射するシフト型折り返しミラーと、
を備え、コリメータアレイの各入力コリメータから出射
された光が、ティルトミラーアレイの対応する入力ティ
ルトミラーで反射され光路が切り換えられてシフト型折
り返しミラーに送られ、該シフト型折り返しミラーでシ
フトされ折り返された光が、ティルトミラーアレイの対
応する出力ティルトミラーで反射されて、コリメータア
レイの各出力コリメータからそれぞれ出力される構成と
したものである。
【0009】かかる構成では、ティルトミラーアレイの
入力部で反射された光の伝搬方向を、シフト型折り返し
ミラーによりシフトして折り返した後に、ティルトミラ
ーアレイ2の出力部に送るようにしたことで、スイッチ
内における光の空間伝搬距離を長くすることなく、コリ
メータアレイおよびティルトミラーアレイの入出力部を
一体化した構成を実現できるようになる。これにより、
光学部品の実装が容易で小型のティルトミラーを用いた
光スイッチを提供することが可能になり、また、光学部
品の数が削減されることで温度変動や振動等の外乱に対
する安定性の向上を図ることもできるようになる。
【0010】また、上記ティルトミラーを用いた光スイ
ッチの具体的な構成として、ティルトミラーアレイは、
入力ティルトミラーおよび出力ティルトミラーの各反射
面が配列される平面の法線方向と、コリメータアレイの
入力部から出射される光の伝搬方向とが非平行となるよ
うに配置されるようにする。特に、法線方向とコリメー
タアレイからの光の伝搬方向とのなす角度が略45°と
なるようにティルトミラーアレイを配置するのが好まし
い。このように配置することで、各ティルトミラーの振
角に対するティルトミラーアレイの入力部および出力部
間の距離を最も短くすることが可能になる。
【0011】さらに、上記のティルトミラーを用いた光
スイッチは、コリメータアレイの入力部および出力部が
並ぶ方向、ティルトミラーアレイの入力部および出力部
が並ぶ方向、並びに、シフト型折り返しミラーの光路の
シフト方向が、それぞれ、ティルトミラーアレイについ
ての法線方向とコリメータアレイの入力部から出射され
る光の伝搬方向とを含んだ基準平面に対して平行になる
ようにしてもよい。或いは、基準平面に対して各方向が
垂直になるようにしてもよく、この場合には、スイッチ
内における光の空間伝搬距離をより短くすることができ
るようになる。
【0012】加えて、前述した光スイッチについては、
各入力ティルトミラーおよび各出力ティルトミラーが、
マイクロマシン技術を応用して作製したマイクロティル
トミラーであることが望ましい。このようなマイクロテ
ィルトミラーを用いることにより、光スイッチの更なる
小型化および多チャンネル化を図ることが可能になる。
【0013】また、上述したティルトミラーを用いた光
スイッチについて、シフト型折り返しミラーの具体的な
構成としては、ティルトミラーアレイの入力部からの光
を反射して光路をシフトさせる第1反射面と、該第1反
射面からの光を反射してティルトミラーアレイの出力部
に折り返す第2反射面と、を有するようにしてもよい。
さらに、第1反射面と第2反射面のなす角度は略90°
に設定するのが好ましい。このように設定することで、
入射光の伝搬方向に平行な方向に光ビームが折り返され
るようになるため、光学系の設計を容易に行うことが可
能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明のティルトミラー
を用いた光スイッチの第1の基本構成を示す斜視図であ
る。また、図2は、図1の光スイッチの上面図である。
図1および図2において、本光スイッチは、入力部1A
および出力部1Bを同一平面上に並べて形成した入出力
一体型のコリメータアレイ1と、入力部2Aおよび出力
部2Bを同一平面上に並べて形成した入出力一体型のテ
ィルトミラーアレイ2と、入射光の光路を所定の方向に
シフトし、かつ、折り返して出射するシフト型折り返し
ミラー3と、からなる第1の基本構成を有する。
【0015】コリメータアレイ1の入力部1Aは、複数
の入力コリメータ(図1で白抜き丸印)が2次元に配列
されている。また、コリメータアレイ1の出力部1Bに
も、複数の出力コリメータ(図1で斜線付き丸印)が2
次元に配列されている。このコリメータアレイ1の入力
部1Aには、図2に示すように、各入力コリメータに対
応させて複数の光ファイバを2次元に配列した入力光フ
ァイバアレイ10Aが接続され、各入力光ファイバから
出射された光が各々のコリメータを通過して平行光とな
りティルトミラーアレイ2の入力部2Aに向けて送られ
る。また、コリメータアレイ1の出力部1Bにも、各出
力コリメータに対応させて複数の光ファイバを2次元に
配列した出力光ファイバアレイ10Bが接続され、ティ
ルトミラーアレイ2の出力部2Bで反射された光が、各
コリメータを通過して各々の出力光ファイバに結合され
る。なお、ここでは、入力コリメータおよび出力コリメ
ータをそれぞれ横4×縦4に配列する一例を示したが、
本発明における入出力コリメータの配列はこれに限定さ
れるものではない。
【0016】ティルトミラーアレイ2の入力部2Aは、
コリメータアレイ1の各入力コリメータにそれぞれ対応
した複数の入力ティルトミラー(図1で白抜き丸印)が
2次元に配列されている。また、ティルトミラーアレイ
2の出力部2Bにも、コリメータアレイ1の各出力コリ
メータにそれぞれ対応した複数の出力ティルトミラー
(図1で斜線付き丸印)が2次元に配列されている。
【0017】このティルトミラーアレイ2は、各ティル
トミラーの鏡面が配列された一方の平面の法線方向n
と、コリメータアレイ1から送られてくる入力光の伝搬
方向(光軸方向)aとが非平行となるように配置され
る。具体的には、ティルトミラーアレイ2の法線方向n
と入力光の伝搬方向aとのなす角度θ(図2の右下を参
照)が略45°になるように設定するのが好ましい。角
度θを略45°に設定することで、各ティルトミラーの
振角に対する入力部2Aおよび出力部2B間の距離を最
も短くすることが可能になる。
【0018】図1の構成例におけるティルトミラーアレ
イ2の配置は、入力部2Aおよび出力部2Bの並ぶ方向
b2が、上記ティルトミラーアレイ2の法線方向nおよ
び入力光の伝搬方向aを含む基準平面(以下、n−a平
面とする)に対して平行となるように設定されている。
なお、コリメータアレイ1の配置についても、入力部1
Aおよび出力部1Bの並ぶ方向b1がn−a平面に対し
て平行となるようにされる。
【0019】入力側および出力側の各ティルトミラーと
しては、例えば、マイクロマシン(MEMS)技術を応
用して作製した公知のマイクロティルトミラーを用いる
ことが可能である。MEMSによるマイクロティルトミ
ラーは、トーションバーにより支持され上面にミラーが
形成された可動板をシリコン基板に一体に設け、該可動
板を電磁力によりトーションバーを軸にして回動させる
ことでミラーの振角を可変制御するものである。具体的
には、例えば、U.S.Patent Number:6,044,705号明細書
に記載された技術などを利用することができる。
【0020】シフト型折り返しミラー3は、ティルトミ
ラーアレイ2の入力部2Aから送られる光を所要の方向
にシフトさせながら折り返してティルトミラーアレイ2
の出力部2Bに送るものである。このシフト型折り返し
ミラー3は、図1の構成例では、光ビームのシフト方向
b3がn−a平面に対して平行となるように配置され
る。シフト型折り返しミラー3の具体例としては、図3
に示すように所要の2面に反射コーティングRを施した
三角プリズム3Aや、図4に示すようにV字谷ミラー3
Bなどを用いることが可能である。シフト型折り返しミ
ラー3の2つの反射面のなす角度α(以下、頂角αとす
る)は、ティルトミラーアレイ2の構成および配置に応
じて任意に設定することが可能である。図3(A)およ
び図4(A)には、頂角αを鈍角に設定した場合の光路
を示し、図3(B)および図4(B)には、頂角αを9
0°に設定した場合の光路を示し、図3(C)および図
4(C)には、頂角αを鋭角に設定した場合の光路を示
しておく。
【0021】次に、上記のような第1の基本構成を備え
た光スイッチの動作について説明する。ここでは、例え
ば図1に示すように、コリメータアレイ1の入力部1A
において上から1段目および左から1列目に位置するコ
リメータに入力される光を、コリメータアレイ1の出力
部1Bにおいて上から2段目および右から2列目に位置
するコリメータを介して出力する場合を考える。なお、
以下の説明では、コリメータアレイ1の入力部1Aにつ
いて上からi段目および左からj列目に位置するコリメ
ータを1ai-jで表し、コリメータアレイ1の出力部1
Aについて上からi段目および右からk列目に位置する
コリメータを1bi-kで表すことにする。また、ティル
トミラーアレイ2の入力部2Aおよび出力部2Bについ
ても、コリメータアレイ1の場合と同様にして、入力テ
ィルトミラーを2ai-jで表し、出力ティルトミラーを
2bi-kで表すことにする。
【0022】本光スイッチでは、入力光ファイバアレイ
10Aから出射された光が、コリメータアレイ1の入力
コリメータ1a1-1を通ってティルトミラーアレイ2の
入力部2Aに入射し、該入力部2Aに配置された対応す
る入力ティルトミラー2a1- 1で反射されることにより
伝搬方向が切り換えられてシフト型折り返しミラー3に
送られる。そして、シフト型折り返しミラー3に入射し
た光は、所要の頂角αをなす2つの反射面で反射される
ことにより伝搬方向がシフトされながら折り返されティ
ルトミラーアレイ2の出力ティルトミラー2b2-2に送
られる。なお、ティルトミラー2a1-1,2b2-2の各反
射面の振角は、入力コリメータ1a1-1および出力コリ
メータ1b2-2の各位置に応じた角度にそれぞれ制御さ
れているものとする。
【0023】ここで、シフト型折り返しミラー3におけ
る光の折り返し動作について、前述の図3および図4を
参照しながら具体的に説明しておく。ティルトミラーア
レイ2の入力部2Aからの入射光は、反射コーティング
Rが施された2つの面のうちの入力側反射面(各図にお
いて下方に位置する斜面)で反射され、シフト方向b2
に伝搬して出力側反射面(各図において上方に位置する
斜面)に送られる。出力側反射面で反射された光は、シ
フト型折り返しミラー3に入射してきた位置とは異なる
位置から出射され、ティルトミラーアレイ2の出力部2
Bに向けて送られる。このようにシフト型折り返しミラ
ー3を用いることで、入射光をシフトしながら折り返す
ことが可能になる。特に、図3(B)および図4(B)
に示したように、入力側反射面および出力側反射面のな
す角度αを略90°に設定した場合には、入射光の伝搬
方向に平行な方向に光ビームが折り返されるようになる
ため、光学系の設計を容易に行うことが可能になる。
【0024】シフト型折り返しミラー3からティルトミ
ラーアレイ2に送られた光は、出力ティルトミラー2a
2-2で反射されることにより光ビームの角度がコリメー
タアレイ1および出力光ファイバアレイ10Bの光軸方
向に調整され、出力コリメータ1b2-2を介して出力光
ファイバアレイ10Bに入射される。このように本光ス
イッチは、ティルトミラーアレイ2の入力部2Aで反射
された光の伝搬方向を、シフト型折り返しミラー3によ
りシフトして折り返した後に、ティルトミラーアレイ2
の出力部2Bに送るようにしたことで、入出力一体型の
コリメータアレイ1およびティルトミラーアレイ2を適
用しても、前述の図13および図14に示した従来の入
力部および出力部を個別に設けている場合と同等の幾何
学的構造とすることが可能になる。
【0025】すなわち、図5の概念図に示すように、テ
ィルトミラーアレイ2の入力部2Aに対する出力部2B
の位置を考えると、前述の図13および図14に示した
構成の場合には、出力部がP1の位置に配置されること
になり、また、前述の図15および図16に示した折り
返し構成の場合には、出力部がP2に相当する位置に配
置されることになる。これに対して図1および図2に示
した本発明にかかる構成の場合には、出力部がP1と同
等のP3に相当する位置に配置されることになる。な
お、折り返し構造における出力部2Bの位置P2,P3
は、折り返し面に相当する位置を基準に実際の出力部を
射影した位置を示している。このように、シフト型折り
返しミラー3を用いたことで、光ビームの空間伝搬距離
を長くすることなく、コリメータアレイおよびティルト
ミラーアレイの入出力部を一体化した構成を実現するこ
とができる。これにより、光学部品の実装が容易で小型
の光スイッチを提供することが可能になる。もちろん、
図13および図14に示した構成に比べて光学部品の数
が削減されるため、温度変動や振動等の外乱に対する安
定性の向上を図ることも可能である。
【0026】次に、本発明のティルトミラーを用いた光
スイッチの第2の基本構成について説明する。図6は、
本発明による光スイッチの第2の基本構成を示す斜視図
である。また、図7は、図6の光スイッチのティルトミ
ラーアレイ2およびシフト型折り返しミラー3をX方向
から見た平面図である。さらに、図8は、図6の光スイ
ッチをY方向から見た平面図である。
【0027】図6〜図8において、本光スイッチの第2
の基本構成が上述した第1の基本構成と異なる点は、コ
リメータアレイ1に対するティルトミラーアレイ2およ
びシフト型折り返しミラー3の配置を変更した点であ
る。なお、コリメータアレイ1、ティルトミラーアレイ
2およびシフト型折り返しミラー3の各構成は、第1の
基本構成の場合と同様である。
【0028】具体的には、ティルトミラーアレイ2につ
いては、各ティルトミラーが配列された一方の平面の法
線方向nが、コリメータアレイ1から送られてくる入力
光の伝搬方向aと非平行となるように配置されるととも
に、入力部2Aおよび出力部2Bの並ぶ方向b2が、n
−a平面(上記の法線方向nおよび入力光の伝搬方向a
を含む平面)に対して垂直となるように配置される。な
お、コリメータアレイ1の入力部2Aおよび出力部2B
が並ぶ方向b2も、n−a平面に対して垂直となるよう
に配置される。ここでも、ティルトミラーアレイ2の法
線方向nと入力光の伝搬方向aとのなす角度θ(図8の
右下を参照)を略45°に設定するのが好ましく、これ
により各ティルトミラーの振角に対する入力部2Aおよ
び出力部2B間の距離を最も短くすることが可能にな
る。また、シフト型折り返しミラー3については、光ビ
ームのシフト方向b3がn−a平面に対して垂直となる
ように配置される。
【0029】上記のような第2の基本構成を備えた光ス
イッチでは、光ビームの空間伝搬距離を第1の基本構成
の場合に比べてさらに短くすることが可能になる。すな
わち、第1の基本構成においては、コリメータアレイ1
に対してティルトミラーアレイ2を傾ける方向とシフト
型折り返しミラー3における光ビームのシフト方向とが
同一の平面内にあるため(図2参照)、ティルトミラー
アレイ2を入力部2Aおよび出力部2Bが並ぶ方向b2
に傾ける必要がある。図1および図2の構成例では、コ
リメータアレイ1に対してティルトミラーアレイ2の出
力部2Bが入力部2Aよりも遠くに位置するように傾け
ている。このため、ティルトミラーアレイ2の傾きが大
きくなるほど、ティルトミラーアレイ2の出力部2Bか
らコリメータアレイ1の出力部までの距離が長くなり、
スイッチ内における光の空間伝搬距離も長くなってしま
う。これに対して、第2の基本構成においては、コリメ
ータアレイ1に対してティルトミラーアレイ2を傾ける
方向とシフト型折り返しミラー3における光ビームのシ
フト方向b3とが垂直になるため(図8参照)、ティル
トミラーアレイ2を方向b2とは垂直な方向に傾ければ
よい。したがって、ティルトミラーアレイ2の傾きが大
きくなっても、コリメータアレイ1およびティルトミラ
ーアレイ2間の距離は殆ど変化しないため、スイッチ内
における光の空間伝搬距離を最も短くすることが可能で
ある。
【0030】図9は、上記の内容を模式的に示したもの
であって、(A)が第1の基本構成に対応し、(B)が
第2の基本構成に対応する。図9に示すように、第2の
基本構成では、第1の基本構成に比べて空間伝搬距離が
Δ1+Δ2だけ短くなることが分かる。次に、上述した
第1、2の基本構成を適用した光スイッチの具体的な実
施形態について説明する。
【0031】図10は、第1の基本構成を適用した光ス
イッチにかかる実施形態の構成例を示す斜視図である。
図10の構成例では、入出力部を一体化したコリメータ
アレイ1およびティルトミラーアレイ2並びにシフト型
折り返しミラー3がケース4の同一平面上に載置され、
さらに、複数の入力光ファイバおよび出力光ファイバを
一体にした光ファイバアレイ10がコリメータアレイ1
に取り付けられる。このような構成の光スイッチでは、
16チャネルの光クロスコネクトに対応可能である。
【0032】図11は、第2の基本構成を適用した光ス
イッチにかかる実施形態の構成例を示す斜視図である。
図11の構成例では、入出力部を一体化したコリメータ
アレイ1およびティルトミラーアレイ2がケース4の第
1の平面4A上に載置され、また、シフト型折り返しミ
ラー3がケース4の第1の平面4Aに垂直な第2の平面
4B上に載置され、さらに、光ファイバアレイ10がコ
リメータアレイ1に取り付けられる。
【0033】図12は、前述の図10に示した光スイッ
チの応用例を示す斜視図である。図12の応用例では、
光ファイバアレイ10に入出力される光を監視するモニ
タ系5が、コリメータアレイ1および光ファイバアレイ
10の間に設けられる。このモニタ系5は、例えば、コ
リメータアレイ1の出力部1Bから出力光ファイバに送
られる光の一部を分岐し、該分岐光のパワー等を測定す
ることで、本スイッチ内における光路の切り換えが正常
に行われているか否かを監視または制御するためなどに
使用される。なお、ここではコリメータアレイ1および
光ファイバアレイ10の間にモニタ系5を設けるように
したが、モニタ系5の配置は上記に限定されるものでは
なく、コリメータアレイ1とティルトミラーアレイ2の
間などに配置してもよい。
【0034】(付記1) 複数の入力コリメータを配列
した入力部および複数の出力コリメータを配列した出力
部が同一平面内に並べて形成されたコリメータアレイ
と、反射面の角度が制御可能な複数の入力ティルトミラ
ーを配列した入力部および反射面の角度が制御可能な複
数の出力ティルトミラーを配列した出力部が同一平面内
に並べて形成されたティルトミラーアレイと、入射光の
光路を所定の方向にシフトし、かつ、折り返して出射す
るシフト型折り返しミラーと、を備え、前記コリメータ
アレイの各入力コリメータから出射された光が、前記テ
ィルトミラーアレイの対応する入力ティルトミラーで反
射され光路が切り換えられて前記シフト型折り返しミラ
ーに送られ、該シフト型折り返しミラーでシフトされ折
り返された光が、前記ティルトミラーアレイの対応する
出力ティルトミラーで反射されて、前記コリメータアレ
イの各出力コリメータからそれぞれ出力される構成とし
たことを特徴とするティルトミラーを用いた光スイッ
チ。
【0035】(付記2) 付記1に記載のティルトミラ
ーを用いた光スイッチであって、前記ティルトミラーア
レイは、前記入力ティルトミラーおよび前記出力ティル
トミラーの各反射面が配列される平面の法線方向と、前
記コリメータアレイの入力部から出射される光の伝搬方
向とが非平行となるように配置されることを特徴とする
ティルトミラーを用いた光スイッチ。
【0036】(付記3) 付記2に記載のティルトミラ
ーを用いた光スイッチであって、前記ティルトミラーア
レイは、前記法線方向と前記コリメータアレイからの光
の伝搬方向とのなす角度が略45°となるように配置さ
れることを特徴とするティルトミラーを用いた光スイッ
チ。
【0037】(付記4) 付記2に記載のティルトミラ
ーを用いた光スイッチであって、前記コリメータアレイ
は、前記ティルトミラーアレイについての法線方向と前
記コリメータアレイの入力部から出射される光の伝搬方
向とを含んだ基準平面に対して、入力部および出力部が
並ぶ方向が平行になるように配置され、前記ティルトミ
ラーアレイは、前記基準平面に対して、入力部および出
力部が並ぶ方向が平行になるように配置され、前記シフ
ト型折り返しミラーは、前記基準平面に対して、光路の
シフト方向が平行になるように配置されることを特徴と
するティルトミラーを用いた光スイッチ。
【0038】(付記5) 付記2に記載のティルトミラ
ーを用いた光スイッチであって、前記コリメータアレイ
は、前記ティルトミラーアレイについての法線方向と前
記コリメータアレイの入力部から出射される光の伝搬方
向とを含んだ基準平面に対して、入力部および出力部が
並ぶ方向が垂直になるように配置され、前記ティルトミ
ラーアレイは、前記基準平面に対して、入力部および出
力部が並ぶ方向が垂直になるように配置され、前記シフ
ト型折り返しミラーは、前記基準平面に対して、光路の
シフト方向が垂直になるように配置されることを特徴と
するティルトミラーを用いた光スイッチ。
【0039】(付記6) 付記1に記載のティルトミラ
ーを用いた光スイッチであって、前記各入力ティルトミ
ラーおよび前記各出力ティルトミラーが、マイクロマシ
ン技術を応用して作製したマイクロティルトミラーであ
ることを特徴とするティルトミラーを用いた光スイッ
チ。
【0040】(付記7) 付記1に記載のティルトミラ
ーを用いた光スイッチであって、前記シフト型折り返し
ミラーは、前記ティルトミラーアレイの入力部からの光
を反射して光路をシフトさせる第1反射面と、該第1反
射面からの光を反射して前記ティルトミラーアレイの出
力部に折り返す第2反射面と、を有することを特徴とす
るティルトミラーを用いた光スイッチ。
【0041】(付記8) 付記7に記載のティルトミラ
ーを用いた光スイッチであって、前記シフト型折り返し
ミラーは、前記第1反射面と前記第2反射面のなす角度
を略90°に設定したことを特徴とするティルトミラー
を用いた光スイッチ。
【0042】(付記9) 付記7に記載のティルトミラ
ーを用いた光スイッチであって、前記シフト型折り返し
ミラーは、光の入出射面を除く2つの面をミラーとした
三角プリズムを用いたことを特徴とするティルトミラー
を用いた光スイッチ。
【0043】(付記10) 付記7に記載のティルトミ
ラーを用いた光スイッチであって、前記シフト型折り返
しミラーは、2つの斜面を反射面とするV字谷構造のミ
ラーを用いたことを特徴とするティルトミラーを用いた
光スイッチ。
【0044】(付記11) 付記1に記載のティルトミ
ラーを用いた光スイッチであって、スイッチ内部におけ
る光の伝搬状態を監視するモニタ系を備えたことを特徴
とするティルトミラーを用いた光スイッチ。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明にかかるティ
ルトミラーを用いた光スイッチによれば、ティルトミラ
ーアレイの入力部で反射された光を、シフト型折り返し
ミラーを用いてシフトしながら折り返してティルトミラ
ーアレイの出力部に送るようにしたことで、光の空間伝
搬距離を長くすることなく、コリメータアレイおよびテ
ィルトミラーアレイの入出力部を一体化した構成を実現
できるため、光学部品の実装が容易で小型の光スイッチ
を提供することが可能になり、また、温度変動や振動等
の外乱に対する安定性の向上を図ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるティルトミラーを用いた光スイッ
チの第1の基本構成を示す斜視図である。
【図2】図1の光スイッチの上面図である。
【図3】本発明のティルトミラーを用いた光スイッチで
シフト型折り返しミラーとして用いられる三角プリズム
を示す図であって、(A)は頂角α>90°の場合、
(B)は頂角α=90°の場合、(C)は頂角α<90
°の場合を表した図である。
【図4】本発明のティルトミラーを用いた光スイッチで
シフト型折り返しミラーとして用いられるV字谷ミラー
を示す図であって、(A)は頂角α>90°の場合、
(B)は頂角α=90°の場合、(C)は頂角α<90
°の場合を表した図である。
【図5】本発明によるティルトミラーを用いた光スイッ
チの幾何学的構造を説明する概念図である。
【図6】本発明によるティルトミラーを用いた光スイッ
チの第2の基本構成を示す斜視図である。
【図7】図6の光スイッチのティルトミラーアレイおよ
びシフト型折り返しミラーをX方向から見た平面図であ
る。
【図8】図6の光スイッチをY方向から見た平面図であ
る。
【図9】本発明によるティルトミラーを用いた光スイッ
チの第1および第2の基本構成における空間伝搬距離を
比較した模式図である。
【図10】本発明の第1の基本構成を適用した光スイッ
チにかかる実施形態の構成例を示す斜視図である。
【図11】本発明の第2の基本構成を適用した光スイッ
チにかかる実施形態の構成例を示す斜視図である。
【図12】図10に示した光スイッチの応用例を示す斜
視図である。
【図13】従来のティルトミラーを用いた光スイッチの
基本構成を示す斜視図である。
【図14】図13の従来の光スイッチの上面図である。
【図15】従来の折り返し型光スイッチの基本構成を示
す斜視図である。
【図16】図15の従来の折り返し型光スイッチの上面
図である。
【符号の説明】
1 コリメータアレイ 2 ティルトミラーアレイ 1A,2A 入力部 1B,2B 出力部 3 シフト型折り返しミラー 3A 三角プリズム 3B V字谷ミラー 4 ケース 5 モニタ系 10 光ファイバアレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 和行 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 栃尾 祐治 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 田中 一弘 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 2H041 AA16 AB14 AB15 AC04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の入力コリメータを配列した入力部お
    よび複数の出力コリメータを配列した出力部が同一平面
    内に並べて形成されたコリメータアレイと、 反射面の角度が制御可能な複数の入力ティルトミラーを
    配列した入力部および反射面の角度が制御可能な複数の
    出力ティルトミラーを配列した出力部が同一平面内に並
    べて形成されたティルトミラーアレイと、 入射光の光路を所定の方向にシフトし、かつ、折り返し
    て出射するシフト型折り返しミラーと、を備え、 前記コリメータアレイの各入力コリメータから出射され
    た光が、前記ティルトミラーアレイの対応する入力ティ
    ルトミラーで反射され光路が切り換えられて前記シフト
    型折り返しミラーに送られ、該シフト型折り返しミラー
    でシフトされ折り返された光が、前記ティルトミラーア
    レイの対応する出力ティルトミラーで反射されて、前記
    コリメータアレイの各出力コリメータからそれぞれ出力
    される構成としたことを特徴とするティルトミラーを用
    いた光スイッチ。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のティルトミラーを用いた
    光スイッチであって、 前記ティルトミラーアレイは、前記入力ティルトミラー
    および前記出力ティルトミラーの各反射面が配列される
    平面の法線方向と、前記コリメータアレイの入力部から
    出射される光の伝搬方向とが非平行となるように配置さ
    れることを特徴とするティルトミラーを用いた光スイッ
    チ。
  3. 【請求項3】請求項2に記載のティルトミラーを用いた
    光スイッチであって、 前記コリメータアレイは、前記ティルトミラーアレイに
    ついての法線方向と前記コリメータアレイの入力部から
    出射される光の伝搬方向とを含んだ基準平面に対して、
    入力部および出力部が並ぶ方向が平行になるように配置
    され、 前記ティルトミラーアレイは、前記基準平面に対して、
    入力部および出力部が並ぶ方向が平行になるように配置
    され、 前記シフト型折り返しミラーは、前記基準平面に対し
    て、光路のシフト方向が平行になるように配置されるこ
    とを特徴とするティルトミラーを用いた光スイッチ。
  4. 【請求項4】請求項2に記載のティルトミラーを用いた
    光スイッチであって、 前記コリメータアレイは、前記ティルトミラーアレイに
    ついての法線方向と前記コリメータアレイの入力部から
    出射される光の伝搬方向とを含んだ基準平面に対して、
    入力部および出力部が並ぶ方向が垂直になるように配置
    され、 前記ティルトミラーアレイは、前記基準平面に対して、
    入力部および出力部が並ぶ方向が垂直になるように配置
    され、 前記シフト型折り返しミラーは、前記基準平面に対し
    て、光路のシフト方向が垂直になるように配置されるこ
    とを特徴とするティルトミラーを用いた光スイッチ。
  5. 【請求項5】請求項1に記載のティルトミラーを用いた
    光スイッチであって、 前記シフト型折り返しミラーは、前記ティルトミラーア
    レイの入力部からの光を反射して光路をシフトさせる第
    1反射面と、該第1反射面からの光を反射して前記ティ
    ルトミラーアレイの出力部に折り返す第2反射面と、を
    有することを特徴とするティルトミラーを用いた光スイ
    ッチ。
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