JP2006284389A5 - - Google Patents
Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006284389A5 JP2006284389A5 JP2005105309A JP2005105309A JP2006284389A5 JP 2006284389 A5 JP2006284389 A5 JP 2006284389A5 JP 2005105309 A JP2005105309 A JP 2005105309A JP 2005105309 A JP2005105309 A JP 2005105309A JP 2006284389 A5 JP2006284389 A5 JP 2006284389A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protein
- partial
- normal state
- peptide
- intact
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Claims (20)
- 正常状態の生体においてインタクトなタンパク質として存在するが、正常以外の状態の生体において該インタクトなタンパク質の少なくとも1つの部分タンパク質または部分ペプチドとして存在する場合、該タンパク質、部分タンパク質および部分ペプチドの少なくとも1つをマーカーとして用いる生体の正常状態と正常以外の状態、病態、または病態の進行度を評価判別する方法であって、生体試料中の該インタクトなタンパク質、部分タンパク質および/または部分ペプチドの種類、存在量および/または存在比を測定し、タンパク質/部分ペプチドプロファイルを得ることを含む、生体の正常状態と正常以外の状態、病態、または病態の進行度を評価判別するための検査方法。
- 正常状態の生体においてインタクトなタンパク質として存在するが、正常以外の状態の生体において少なくとも1つの消化分解産物タンパク質またはペプチドに消化分解される場合、該タンパク質、消化分解産物タンパク質および消化分解産物ペプチドの少なくとも1つをマーカーとして用いる生体の正常状態と正常以外の状態、病態、または病態の進行度を評価判別する方法であって、生体試料中の該インタクトなタンパク質、消化分解産物タンパク質および/または消化分解産物ペプチドの種類、存在量および/または存在比を測定し、タンパク質/部分ペプチドプロファイルを得ることを含む、生体の正常状態と正常以外の状態、病態、または病態の進行度を評価判別する請求項1記載の検査方法。
- 2種類以上のインタクトなタンパク質、部分タンパク質、部分ペプチド、消化分解産物タンパク質および/または消化分解産物ペプチドをマーカーとして用いる請求項1または2に記載の検査方法。
- インタクトなタンパク質が血液中に存在するタンパク質である請求項1〜3のいずれか1項に記載の検査方法。
- 部分タンパク質または部分ペプチドが正常状態の生体におけるインタクトなタンパク質のプロテアーゼの作用による消化分解産物である請求項2〜4のいずれか1項に記載の検査方法。
- 部分タンパク質または部分ペプチドが正常状態の生体におけるインタクトなタンパク質の部分的発現産物である請求項1、3および4のいずれか1項に記載の検査方法。
- 正常以外の状態が、炎症、前がん病変、がんまたは進行がんである請求項1〜6のいずれか1項に記載の検査方法。
- 正常状態、慢性肝炎、肝硬変および肝がんを評価判別し得る請求項1〜7のいずれか1項に記載の検査方法。
- 検出が酵素もしくは蛍光標識抗体法または質量分析法により行われる請求項1〜8のいずれか1項に記載の検査方法。
- 測定するタンパク質および/またはペプチドが血清中に存在するタンパク質またはペプチドであり、血清にトリフルオロ酢酸を混合し煮沸することを含む方法により、抽出する請求項1〜9のいずれか1項に記載の検査方法。
- 血清中に存在するタンパク質および/またはペプチドを抽出する方法であって、血清にトリフルオロ酢酸を混合し煮沸することを含む方法。
- 正常状態の生体においてインタクトなタンパク質として存在するが、正常以外の状態の生体において該インタクトなタンパク質の少なくとも1つの部分タンパク質または部分ペプチドとして存在する場合、該タンパク質、部分タンパク質および部分ペプチドの少なくとも1つをマーカーとして用いる生体の正常状態と正常以外の状態、病態、または病態の進行度を評価判別するための検査装置であって、インタクトなタンパク質、部分タンパク質および/または部分ペプチドに特異的に結合する物質を含む捕捉部、測定部および解析部を含む検査装置。
- 正常状態の生体においてインタクトなタンパク質として存在するが、正常以外の状態の生体において少なくとも1つの消化分解産物タンパク質またはペプチドに消化分解される場合、該タンパク質、消化分解産物タンパク質および消化分解産物ペプチドの少なくとも1つをマーカーとして用いる生体の正常状態と正常以外の状態、病態、または病態の進行度を評価判別するための検査装置であって、インタクトなタンパク質、消化分解タンパク質および/または消化分解産物ペプチドに特異的に結合する物質を含む捕捉部、測定部および解析部を含む請求項10記載の検査装置。
- 免疫沈降および質量分析によりタンパク質/部分ペプチドプロファイルを得る、請求項12または13に記載の検査装置。
- 捕捉部がインタクトなタンパク質、部分タンパク質および/または部分ペプチドに特異的に結合する抗体またはアプタマーを固相化した担体である請求項12〜14のいずれか1項に記載の検査装置。
- 測定部が光検出手段または質量分析計である請求項12〜15のいずれか1項に記載の検査装置。
- 正常状態の生体においてインタクトなタンパク質として存在するが、正常以外の状態の生体において該インタクトなタンパク質の少なくとも1つの部分タンパク質または部分ペプチドとして存在する場合、該タンパク質、部分タンパク質および部分ペプチドの少なくとも1つをマーカーとして用いる生体の正常状態と正常以外の状態、病態、または病態の進行度を評価判別するための検査キットであって、少なくともインタクトなタンパク質、部分タンパク質および/または部分ペプチドに特異的に結合する物質を固相化した担体を含む検査キット。
- 正常状態の生体においてインタクトなタンパク質として存在するが、正常以外の状態の生体において少なくとも1つの消化分解産物タンパク質またはペプチドに消化分解される場合、該タンパク質、消化分解産物タンパク質および消化分解産物ペプチドの少なくとも1つをマーカーとして用いる生体の正常状態と正常以外の状態、病態、または病態の進行度を評価判別するための検査キットであって、少なくともインタクトなタンパク質、消化分解産物タンパク質および/または消化分解産物ペプチドに特異的に結合する物質を固相化した担体を含む請求項17記載の検査キット。
- インタクトなタンパク質、部分タンパク質および/または部分ペプチドに特異的に結合する物質が抗体またはアプタマーである請求項17または18に記載の検査キット。
- さらに、タンパク質および/またはペプチドを血清から抽出するためのトリフルオロ酢酸を含む、請求項17〜19のいずれか1項に記載の検査キット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005105309A JP4597741B2 (ja) | 2005-03-31 | 2005-03-31 | タンパク質、部分タンパク質および/もしくは部分ペプチド、またはそれらのプロファイルに基づく体外診断システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005105309A JP4597741B2 (ja) | 2005-03-31 | 2005-03-31 | タンパク質、部分タンパク質および/もしくは部分ペプチド、またはそれらのプロファイルに基づく体外診断システム |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006284389A JP2006284389A (ja) | 2006-10-19 |
JP2006284389A5 true JP2006284389A5 (ja) | 2008-05-01 |
JP4597741B2 JP4597741B2 (ja) | 2010-12-15 |
Family
ID=37406470
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005105309A Active JP4597741B2 (ja) | 2005-03-31 | 2005-03-31 | タンパク質、部分タンパク質および/もしくは部分ペプチド、またはそれらのプロファイルに基づく体外診断システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4597741B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20100086938A1 (en) * | 2006-11-29 | 2010-04-08 | Takashi Shimada | Mass spectrometry of biological sample using immunoprecipitation |
WO2008099972A1 (ja) * | 2007-02-16 | 2008-08-21 | Shimadzu Corporation | 上皮性卵巣癌の組織型識別マーカー、及びそれを用いた組織型に基づく上皮性卵巣癌の罹患の識別法 |
JP2009114092A (ja) * | 2007-11-02 | 2009-05-28 | Mcbi:Kk | 慢性肝炎、肝硬変、肝がんの分別診断のための新規バイオマーカーおよび該バイオマーカーを用いた慢性肝炎、肝硬変、肝がんの分別診断方法 |
JP5322556B2 (ja) | 2008-09-19 | 2013-10-23 | 株式会社Mcbi | 新規非アルコール性脂肪性肝疾患バイオマーカーおよび該バイオマーカーを用いた非アルコール性脂肪性肝疾患の検出方法 |
JP2011080775A (ja) * | 2009-10-02 | 2011-04-21 | Juntendo | 妊娠高血圧症候群マーカーおよびそれを用いた診断 |
CN104655710B (zh) * | 2013-11-18 | 2017-08-04 | 谱天(天津)生物科技有限公司 | 一种蛋白质变化程度检测方法及其应用 |
JP6613490B2 (ja) * | 2016-02-19 | 2019-12-04 | 国立大学法人 宮崎大学 | 腺癌の検出方法 |
JPWO2019013341A1 (ja) | 2017-07-14 | 2020-07-09 | 株式会社Mcbi | 疾患検出方法 |
JP6996451B2 (ja) * | 2018-08-24 | 2022-01-17 | 株式会社島津製作所 | 分析支援装置および分析支援方法 |
WO2022239537A1 (ja) * | 2021-05-14 | 2022-11-17 | 株式会社島津製作所 | ニューログラニン関連ペプチドの分析方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3481706B2 (ja) * | 1994-12-28 | 2003-12-22 | 財団法人化学及血清療法研究所 | 肝細胞癌判定用マーカー及び該マーカーを用いる肝細胞癌の判定方法 |
DE10130985B4 (de) * | 2001-06-27 | 2004-03-18 | B.R.A.H.M.S Ag | Verfahren zur Diagnose von Sepsis und schweren Infektionen unter Bestimmung löslicher Cytokeratin-1-Fragmente |
EP1318406B1 (de) * | 2001-12-04 | 2005-11-09 | B.R.A.H.M.S Aktiengesellschaft | Verwendung der Glycin-N-Acyl-Transferase (GNAT) für die Diagnose von Entzündungserkrankungen und Sepsis |
EP1577385B1 (en) * | 2002-12-24 | 2010-03-24 | Nitto Boseki Co., Ltd. | Marker proteins for diagnosing liver disease and method of diagnosing liver disease using the same |
-
2005
- 2005-03-31 JP JP2005105309A patent/JP4597741B2/ja active Active
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2006284389A5 (ja) | ||
CN102027373B (zh) | 发现用于前列腺癌诊断和治疗之生物标志物和药物靶标的方法及其确立的生物标志物测定 | |
CN105209909B (zh) | 与肾功能相关的生物标记及其使用方法 | |
CA2623653A1 (en) | Use of n-myristoyltransferase on non-tumor tissue for cancer diagnosis | |
Pokhrel et al. | Selection of appropriate protein assay method for a paper microfluidics platform | |
JP2018169376A (ja) | 大腸がん検査方法 | |
CN101354379B (zh) | 用质谱检测多发性骨髓瘤特征蛋白的试剂 | |
CN101246176B (zh) | 鳞状细胞癌抗原阴性宫颈癌血清蛋白质检测的质谱试剂及其制备方法 | |
CA2586654A1 (en) | Use of asc as a marker for colorectal cancer | |
CN111477268B (zh) | 一种糖蛋白n-糖组图谱模型的建立方法及应用 | |
WO2007078835A3 (en) | Biomarker isolation and use thereof to characterize physiological state | |
Jin et al. | 2‐D DIGE and MALDI‐TOF‐MS analysis of the serum proteome in human osteosarcoma | |
US20180136218A1 (en) | Secreted Protein Acidic and Rich in Cysteine (SPARC) Protein SRM/MRM Assay | |
CN103278579A (zh) | 人类肠管无神经节细胞症相关的血浆代谢小分子标志物及其应用 | |
JPWO2008096767A1 (ja) | 肝細胞がんタンパク質マーカーとそれを用いた肝細胞がん検出方法及び装置 | |
KR101552011B1 (ko) | 리소포스파티딜콜린 및 호모시스테인산을 포함하는 난소암 진단용 조성물 및 이를 사용하여 난소암을 진단하는 방법 | |
JP6017724B1 (ja) | 十二指腸液試料の膵液由来成分検出用試料としての適性評価方法 | |
TWI721462B (zh) | 非酒精性脂肪肝疾病的檢測方法、非酒精性脂肪肝疾病檢測用試劑盒和非酒精性脂肪肝疾病檢測用生物標記 | |
CN106680411A (zh) | 一种用于检测系统性红斑狼疮(sle)的试剂盒及其检测方法 | |
JP6809704B2 (ja) | 酸化ストレスマーカー及びその使用 | |
Gu et al. | Analysis of urinary proteomic patterns for diabetic nephropathy by ProteinChip | |
CN111751551A (zh) | 蛋白分子作为诊断肝硬化的生物标志物及其预后方法 | |
CN108828229A (zh) | 食管癌肿瘤标志物组合及其应用 | |
WO2013044259A1 (en) | Srm/mrm assay for the fatty acid synthase protein | |
CN103454428A (zh) | 一种新型检测个体化胰岛素的免疫质谱试剂盒及制备方法 |