JP2006282467A - ガラス組成物およびガラスペースト組成物 - Google Patents

ガラス組成物およびガラスペースト組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP2006282467A
JP2006282467A JP2005105922A JP2005105922A JP2006282467A JP 2006282467 A JP2006282467 A JP 2006282467A JP 2005105922 A JP2005105922 A JP 2005105922A JP 2005105922 A JP2005105922 A JP 2005105922A JP 2006282467 A JP2006282467 A JP 2006282467A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass
mol
composition
substrate
glass composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005105922A
Other languages
English (en)
Inventor
Keisuke Mori
圭介 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Mining Co Ltd filed Critical Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Priority to JP2005105922A priority Critical patent/JP2006282467A/ja
Priority to KR1020060021322A priority patent/KR20060105443A/ko
Priority to CNA2006100581946A priority patent/CN1840496A/zh
Publication of JP2006282467A publication Critical patent/JP2006282467A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C8/00Enamels; Glazes; Fusion seal compositions being frit compositions having non-frit additions
    • C03C8/02Frit compositions, i.e. in a powdered or comminuted form
    • C03C8/04Frit compositions, i.e. in a powdered or comminuted form containing zinc
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C3/00Glass compositions
    • C03C3/04Glass compositions containing silica
    • C03C3/062Glass compositions containing silica with less than 40% silica by weight
    • C03C3/064Glass compositions containing silica with less than 40% silica by weight containing boron
    • C03C3/066Glass compositions containing silica with less than 40% silica by weight containing boron containing zinc
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C8/00Enamels; Glazes; Fusion seal compositions being frit compositions having non-frit additions
    • C03C8/14Glass frit mixtures having non-frit additions, e.g. opacifiers, colorants, mill-additions

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)
  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
  • Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)

Abstract

【課題】 プラズマディスプレイパネル、蛍光表示管、あるいはフィールドエミッションディスプレイの誘電体又は隔壁形成に用いられ、有害物を含有せず環境負荷が小さいガラス組成物、およびこのガラス組成物を用いることで基板の反りを大幅に低減させることができるガラスペースト組成物を提供する。
【解決手段】 Pb、及びBiを実質的に含有せずにガラス転移点が430℃〜540℃であるガラス組成物であって、酸化物換算で、SiOを1〜15mol%、Bを10〜50mol%、ZnOを30〜50mol%、アルカリ金属の酸化物:RO(式中、Rは、K、Na又はLiから選ばれる少なくとも1種のアルカリ金属元素を示す)を0〜12mol%、及びBaOを3〜20mol%含むことを特徴とするガラス組成物によって提供。
【選択図】図1

Description

本発明は、ガラス組成物およびガラスペースト組成物に関し、より詳しくは、プラズマディスプレイパネル、蛍光表示管、あるいはフィールドエミッションディスプレイの誘電体又は隔壁形成に用いられ、Pbなどの有害物を含有せず環境負荷が小さいガラス組成物、およびこのガラス組成物を用いることで基板の反りを大幅に低減しうるガラスペースト組成物に関する。
プラズマディスプレイパネル(以下、PDPという)は、大型フラットディスプレイとして脚光を浴び、大型テレビ受像機として実用化され、急速に普及しはじめている。蛍光表示管(以下、VFDという)は、文字や記号の表示デバイスとして自動車、オーディオ機器、デジタルマルチメータ等の計測器等の表示デバイスとして用いられており、また、フィールドエミッションディスプレイ(以下、FEDという)は、ブラウン管に代わる未来のディスプレイデバイスとして期待を集めている。
PDPは、一対のガラス板に微少間隔をもうけて対向し、底部に蛍光体を有する放電空間が得られるように周囲を封着したもので、放電によって発生する紫外線で刺激発光する蛍光体により映像を映すことができる。PDPで映像が表示される側のガラス板を前面板、他方を背面板と呼んでいる。一般的なAC型PDPの背面板は、図1に示すような構造をしている。
背面板10bには、ストライプ状の隔壁16が形成され、これら隔壁16の凹部の底面には、隔壁と平行に1本の電極13(アドレス電極ともいう)が形成され、電極の表面に誘電体層15が形成され、電極を覆っている。また、これら隔壁16の壁面などには紫外線の照射を受けて発光する蛍光体17が塗付されている。
前面板10aには、ストライプ状のITO等により形成され、可視光を透過する透明電極11と、透明電極上に設けられた1本の銀等により形成されたバス電極12が配置されている。この電極を覆うように、ガラス等で構成される誘電体膜15が形成され、この誘電体膜を覆うようにMgO膜14が蒸着により形成される。このような構造のPDPを形成するには、銀で形成される電極、誘電体や隔壁等は既存の厚膜技術が用いられている。
一方、一般的なVFDは、図2に示すように、フェースガラス21とガラス基板22から構成される真空容器をもち、真空容器中のフィラメント26より放出された電子を格子電極23で制御しセグメント電極24に衝突せしめ、セグメント電極24上の蛍光体を刺激発光させて、文字、記号等を表示するものである。ガラス基板に表示部となるセグメント電極が形成され、当該電極への信号を伝達する配線27と、該配線27とセグメント電極24間を絶縁する絶縁体層25が配置されている。
ガラス基板への電極や絶縁体の形成方法には厚膜技術が多用され、セグメント電極への配線は厚膜銀ペーストで形成されることが多く、これを覆う絶縁体は厚膜ガラスペーストによる誘電体であり、セグメント電極はグラファイトを主成分とする厚膜ペーストで形成される。なお、セグメント電極と配線の導通を確保する為、絶縁層はスルーホールを形成するように印刷する。
これに対して、図3に示すFEDは、対向する2枚のガラス基板31で構成される真空容器の一方のガラス基板31bに、電子を放出する電子放出素子36を形成し、放出された電子を他方のガラス基板31aの蛍光体33に衝突せしめ刺激発光させるものである。電子放出素子36が形成されたガラス基板31bには、電子放出素子36への信号を送る配線38と、該配線38を覆う誘電体37と、スぺーサー35上に設けられたゲート電極34が形成されている。電子放出素子36は、スぺーサー35が設けられていない個所に設けられる。なお、ガラス基板等で構成されるVFDの真空容器の機械的強度を増すために、図示していないが2枚のガラス基板の間に誘電体等で形成される支柱状の構造物を設けることがある。FEDの各構成要素は、薄膜技術を多用して形成されるが、誘電体は厚膜技術により形成される。
これらPDP、VFD、FEDは、その基板として高歪点ガラス(例えば、旭硝子製 PD−200)やソーダライムガラスを用いるため、焼成温度は高くても600℃に制限されている。そのため、ガラスの軟化点をこの温度以下にしなければ、緻密な焼成膜は得られない。従来のガラスは、有害物である鉛やビスマスを含有させることでこの軟化点を実現していた。特許文献1、2には鉛を含有するガラスが開示され、特許文献3にはビスマスを含有するガラスが開示されている。
ガラスに含まれるこれら有害物は、ディスプレイデバイスが廃棄されるときはもちろん、ディスプレイデバイスを製造する際も廃棄物として地球環境に放出され、土壌、地下水、河川等の汚染、公害などの環境問題を引き起こすことになる。
かかる問題に対して、特許文献4、5ではPを含むガラスが開示されているが、Pを含むガラスは耐水性に問題があり、実用性に難がある。特許文献3、特許文献6〜10ではB−Si−Zn系ガラスの組成が開示されている。このうち特許文献10には焼成温度による基板の変形が開示されているが、これらの文献ではガラス組成物の焼成による基板の反りに何らの考慮がなされていない。
鉛を含有している従来のガラスを用いれば、得られる厚膜ガラスペーストの誘電体は、焼成によって基板が反ることがない。しかし、鉛を含まないガラスを用いると、得られる厚膜ガラスペーストの誘電体は、焼成したときに基板が大きく反る場合がある。特に、基板一面にガラス膜を形成する誘電体では、基板の反りが顕著となる。基板に反りが生じればデバイスを組み立てる際に、特に封着工程で封着ができなくなるので真空容器が得られず、結果としてデバイスが得られない不具合や、精度確保の上で不具合を生じることとなる。
このような状況下、鉛やビスマスなどの有害物を含まないガラスを用いて、厚膜ガラスペーストの誘電体を作製しても、その焼成工程で基板が大きく反ることがなく、精度が確保されたデバイスを組み立てることができるガラス組成物が求められている。
特開平8−119725 特開平11−60273 特開平9−283035 特開平8−301631 特開2000−128567 特開平9−278482 特開2000−226231 特開2000−226232 特開2000−313635 特開2000−327370
本発明の目的は、上記従来の問題点に鑑み、プラズマディスプレイパネル、蛍光表示管、あるいはフィールドエミッションディスプレイの誘電体又は隔壁形成に用いられ、有害物を含有せず環境負荷が小さいガラス組成物、およびこのガラス組成物を用いることで基板の反りを大幅に低減させることができるガラスペースト組成物を提供することにある。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、鉛やビスマスを含まないガラスを選定し、アルカリ金属酸化物を含む各種成分の種類と配合量を最適化して、ガラス転移点を特定範囲とすることで、このガラスに無機酸化物とビヒクルを配合すれば、PDP基板などを焼成する過程で基板を反らせることがないガラスペースト組成物を得ることができることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の第1の発明によれば、Pb、及びBiを実質的に含有せずにガラス転移点が430℃〜540℃であるガラス組成物であって、酸化物換算で、SiOを1〜15mol%、Bを10〜50mol%、ZnOを30〜50mol%、アルカリ金属の酸化物:RO(式中、Rは、K、Na又はLiから選ばれる少なくとも1種のアルカリ金属元素を示す)を0〜12mol%、及びBaOを3〜20mol%含むことを特徴とするガラス組成物が提供される。
また、本発明の第2の発明によれば、第1の発明において、さらに酸化物換算でCaOを又はSrOのいずれかを1〜35mol%含むことを特徴とするガラス組成物が提供される。
また、本発明の第3の発明によれば、第1又は2の発明において、熱膨張係数が、70〜81×10−7/℃であることを特徴とするガラス組成物が提供される。
さらに、本発明の第4の発明によれば、第1〜3のいずれかの発明において、さらに、アルミナ、シリカ、フォルステライト、ジルコニア、ジルコン、チタニア又は耐熱無機顔料から選ばれる少なくとも1種の無機酸化物粉末を、組成物全量に対して5〜20重量%配合することを特徴とするガラス組成物が提供される。
一方、本発明の第5の発明によれば、第1〜4のいずれかの発明のガラス組成物に、樹脂及び溶剤を配合してなるガラスペースト組成物が提供される。
本発明のガラス組成物は、鉛やビスマス等の有害物を含まず、アルカリ金属酸化物を少量含有しており、特定のガラス転移点であることから、これをガラスペースト組成物の原料として用いれば、ディスプレイパネル用のガラス基板を所定の温度で焼成したときに、基板の反りを抑制でき、鉛やビスマスを含むガラス組成物と同程度の値とすることができる。このため、PDP、VFD、FEDなどを構成する誘電体、隔壁などの形成材料として極めて有用であり、工業的価値は大きい。
以下、本発明のガラス組成物、およびガラスペースト組成物について詳細に説明する。
1.ガラス組成物
本発明のガラス組成物は、Pb、及びBiを実質的に含有せずにガラス転移点が430℃〜540℃であるガラス組成物であって、酸化物換算で、SiOを1〜15mol%、Bを10〜50mol%、ZnOを30〜50mol%、アルカリ金属の酸化物:RO(式中、Rは、K、Na又はLiから選ばれる少なくとも1種のアルカリ金属元素を示す)を0〜12mol%、及びBaOを3〜20mol%含むことを特徴とする。
ガラス中のSiOは、必須の構成要素で、ガラスのネットワークフォーマーとなる成分である。ガラス中の含有量は、酸化物換算で1〜15mol%であり、含有量が1mol%以下ではガラスの耐水性や耐薬品性が劣り、15mol%以上では所望の軟化点を得るため、後述するアルカリ金属酸化物RO成分が多くなり焼成後の基板に反りを生じる。好ましい含有量は、3〜13mol%である。
ガラス中のBは、必須の構成要素で、軟化点を下げるとともに流動性を増加し、ガラスを安定させる成分である。ガラス中の含有量は、酸化物換算で10〜50mol%であり、含有量が10mol%以下では軟化点が高くなり所望の値を実現できず、50mol%を超えると軟化点が低くなり所望の値を実現できないとともにガラスの耐水性や耐薬品性が劣る結果となる。より望ましい含有量は45mol%以下である。
ガラス中のZnOは、必須の構成要素で、軟化点を下げ、熱膨張係数を適宜に調整する成分である。ガラス中の含有量は、酸化物換算で30〜50mol%である。ガラス中の含有量が30mol%以下では所望の軟化点を実現できず、50mol%以上ではガラス化が困難となる。より好ましい含有量は、30〜45mol%である。
アルカリ金属酸化物ROは、ガラスの必須の構成要素であり、KO、NaO、又はLiOのいずれか1種以上である。これらは軟化点を下げて熱膨張係数を上昇させる成分である。
ガラス中のRO含有量は、酸化物換算で0〜12mol%である。この含有量が12mol%を超えると、焼成後の基板を大きく反らせる結果となる。
一般的にガラス組成物の熱膨張が基板のそれよりも大きければ、このガラス組成物を基板に塗布し焼成すると基板が反ることが知られている。これは焼成時の加熱から降温の過程で、基板上のガラス組成物が降温するだけ収縮することによる。すなわち熱膨張係数の分だけガラス組成物が収縮しようとするため、当然、基板も収縮するが、基板の収縮よりガラス組成物の収縮が大きければ(基板の熱膨張係数よりガラス組成物のそれが大きければ)、基板のガラス組成物側はガラス組成物がない側より収縮することとなる。
つまり、基板の面による収縮の違いにより基板は反ることとなる。逆に基板の収縮がガラス組成物の収縮より大きければ、ガラス組成物に基板による圧縮がかかり、基板が反ることはないしかし、ガラス組成物の熱膨張が基板のそれよりも小さい値であっても基板に反りを生じさせる場合がある。
本出願人は、基板の反りにはガラスの組成が大きく影響することを確認している。ガラス転移点が500℃であって、鉛を含まずROが12mol%を超えて含むガラスと、ROを12mol%以下しか含まないガラスについて、その焼成後の基板の反りを調べると、ROを多く含むガラスの方が大きい。また、ROのほかにSiO、ZnOとの組成のバランスにも起因することが分かっている。これはROを多く含むガラスは、ガラス粉末同士が軟化点近傍の温度で凝集し焼結してガラス膜になり無理に収縮するのに対し、ROが少ないガラスは、軟化点以上の温度でガラスが流動性を得て、近接するガラス粒子と溶融してガラス膜になるため無理な収縮が起きないためである。
鉛を含まないガラスは、所望の軟化点にするため同じ軟化点の鉛を含むガラスに比べてROを多く含むという特徴がある。鉛を含むガラスでは焼成後に基板が反らないのに、鉛を含まないガラスを用いると基板が反る場合があるのはこのためである。
Oは、ガラス中でRイオンとして伝導し、電気絶縁性に悪影響を及ぼす。かかる観点からもROの含有率は規定される。
また、アルカリ土類金属の酸化物であるBaOは、ガラスの軟化点を下げる効果があり、35mol%まで加えることができる。BaOは熱膨張係数を上昇させる作用があり、かかる観点から上記の添加量が望ましい。ガラス中での含有量は、酸化物換算で10〜20mol%が好ましい。
本発明のガラス組成物にはCaO、SrOを適宜加えることができる。CaO、SrOはガラスにとって必須の構成要素ではないが、これらを含むことでガラスを安定化させる効果がある。しかし、これらは熱膨張係数を上昇させる作用があり過剰に含まれると熱膨張係数が大きくなりソーダライムガラス等を基板とするには不適切となる。CaO、SrOのガラス中の含有量は、酸化物換算で35mol%以下が望ましい。特にCaOの含有量は、酸化物換算で1〜5mol%であることが好ましい。
また、本発明のガラス組成物にはZrOを適宜加えることができる。ZrOは、ガラスの必須の構成要素ではないが、耐水性や耐薬品性を高める効果がある。ただし、ガラス中の含有量が酸化物換算で15mol%以上になると、ガラスの軟化点を上昇させ、所望の値を実現できない。
Alもガラスの必須の構成要素ではないが、耐水性、耐薬品性向上の効果がある。ただし、ガラス中の含有量が酸化物換算で15mol%以上になると、軟化点が高くなり所望の値を実現できない。
本発明のガラス組成物のガラス転移点は、430〜540℃でなければならない。ガラス転移点は、TG−DTAやTMAで測定することができる。好ましいガラス転移点は、480〜510℃の範囲である。一般には所望の軟化点とすれば安定なガラスを得ることができるが、SiOやアルカリ金属酸化物との配合の関係で基板の反りを生じるため、ガラス組成物のガラス転移点がこの範囲内に入るように、前記の組成とすることが重要である。
上述の通り、PDP、VFD、FEDではガラス基板上に塗布されたガラスペースト組成物を600℃以下の温度で焼成する必要がある。そのためにはガラス組成物の軟化点を600℃以下に抑える必要がある。軟化点600℃のガラス組成物のガラス転移点は540℃である。
一方、これらディスプレイデバイスは、二枚のガラス基板等を張り合わせ封着して真空容器を形成する。ガラス転移点は、ディスプレイデバイスの封着工程の加熱条件と密接な関係を有している。封着工程は430℃で封着材料を軟化、焼成して行うが、本発明のガラス組成物のガラス転移点がこの温度より低いと、封着工程で形成した隔壁や誘電体が軟化し、ディスプレイデバイスの寸法精度を確保できなくなってしまう。従って、封着温度を430℃以下とすることで、それに伴ってガラス組成物のガラス転移点も低くすることができる。
ガラス組成物の粉末の粒度は、D50で10μm以下が望ましく、さらに望ましくは5μm以下である。粒度が10μmよりも大きいと緻密な隔壁および誘電体を得ることができなくなる。所望の粒度の粉末を得るには、ボールミル、ジェットミル等の公知の手段で粉砕することができる。
ガラス組成物を調製するには、単一のガラス組成物を用いてもよいし、複数のガラス組成物を用意して混合しても良い。実用的ではない基板の反りを生じさせるガラス組成物でも、本発明のガラス組成物を混合することで、基板の反りを改善できる。
PDP等の隔壁や誘電体を形成するために、本発明のガラス組成物に無機酸化物を混合して用いることができる。無機酸化物としては、アルミナ、シリカ、フォルステライト、ジルコニア、ジルコン、チタニアもしくは耐熱無機顔料が挙げられ、これらから選択された1種類以上の無機酸化物をガラス組成物に加えることができる。無機酸化物を加えることで透明性が損なわれる場合があるが、PDPの透明誘電体では、ガラス膜の透過率を確保できる範囲で無機酸化物を加えることができ、それによりガラス膜の機械的強度の向上を図ることができる。
耐熱無機顔料としては、Fe−Co−Cr複合酸化物、Cu−Cr−Mn複合酸化物、Cu−Cr−Fe複合酸化物、Ni−Mn−Fe−Co複合酸化物、Fe−Mn系複合酸化物、Fe−Cu−Mn系複合酸化物の黒色顔料やCr酸化物の緑色顔料などを用いることができる。
無機酸化物の粒度D50は、10μmが望ましく、さらに望ましくは5μm以下が望ましい。これより大きいと緻密な隔壁および誘電体を得られなくなる。
ガラスセラミック材料の熱膨張係数は、ガラス組成物と無機酸化物により定まり、これらの組み合わせを変えることで制御可能である。熱膨張係数は50〜87×10−7/℃の範囲が望ましい。ソーダライムガラス等の基板の熱膨張係数は83〜87×10−7/℃であり、これ以下の値でなければ焼成の際にデバイスの反りを生じる。
シリカの熱膨張係数は140×10−7/℃であり、フォルステライトのそれは、95×10−7/℃であり、これらをガラス組成物に配合することで熱膨張係数を上げる効果が得られる。シリカ(石英)は相転位することが知られ、クリストバライト等に相転位すると熱膨張係数は急激に変化する。熱膨張係数の変化により隔壁や誘電体にクラックが生じることもある。かかる事態を防ぐために石英ガラス粉末を用いることができる。石英ガラスは熱膨張係数が55×10−7/℃であり、これをガラス組成物に配合することで熱膨張係数を下げる効果が得られる。
無機酸化物は、1種類のみを選択してもよいが、それに限定されるのではなく、複数種類組み合わせることができる。隔壁や誘電体を白色にしたい場合はTiOを添加できる。また、誘電率を上昇させたいときもTiOの添加が効果的である。
無機酸化物の含有量は、用途によっても異なるが、ガラスよりも少ないことが望ましく、5〜20重量%とする。PDPの場合、含有量が5重量%より少なくなると緻密な誘電体膜は形成できるが、白色のPDP障壁や誘電体を実現できなくなる。また、これをPDP障壁材料に用いる場合、骨材としての機能が弱すぎて、焼成時にPDP障壁が溶融し、流動して倒壊するという問題が生じる。一方、20重量%を超えると、緻密な誘電体を実現できなくなるという問題がある。
2.ガラスペースト組成物
本発明のガラスペースト組成物は、上記ガラス組成物に樹脂、溶剤を必須の構成要素として配合したものであり、適宜無機酸化物や分散剤等を加えることができる。
本発明において樹脂は、ペーストの粘性を保持し、また塗布・乾燥後の形状を維持し、乾燥膜の耐薬品性を向上させる成分である。樹脂は焼成工程で、分解または燃焼し、ガラス組成物の軟化点以下で完全に除去されることが樹脂に求められる。軟化点以上の温度で燃焼等する樹脂は、脱ガスが軟化したガラス膜に閉じ込められ、気泡などのボイドを多数発生するからである。
このような観点から、好ましい樹脂として、エチルセルロース、アクリル、ポリビニルブチラール、メチルスチレンを挙げることができる。アクリルにはメタクリル樹脂も含まれる。これら樹脂は単独で用いても複数の種類を混合しても構わない。
ガラスペースト組成物における樹脂の配合量は、その用途にもよるが、無機成分100重量%に対し0.5〜10重量%とする。ここで無機成分とはガラス組成物と必要に応じて加えられる無機酸化物から構成される。樹脂の量が0.5重量%よりも少ないとペースト中のガラスセラミック組成物粉末の沈降し、ペーストの保存性を害する。また、10重量%よりも樹脂が多いと、粘度が高くなり多量の溶剤を加えなければ塗布に適した粘度にできなくなる。
また、PDP隔壁の形成をサンドブラスト法で行う場合、残したい個所にはレジストでマスクするが、レジスト現像工程では一般にNaCO等のアルカリ水溶液で行う。このとき樹脂が少ないと、アルカリ水溶液での現像の際に乾燥膜が剥離するなどの不具合を生じ、一方、樹脂が多いとサンドブラストの研削速度が遅くなる。
溶剤は、ペーストの流動性を向上するのには欠かせない構成要素である。しかも、樹脂を溶解できるだけでなく、乾燥工程で揮発しなければならない。揮発性のみを重視し、沸点が150℃に満たない溶剤を用いると、塗布工程でペーストが乾き作業性の悪化をもたらす。
かかる観点から溶剤の沸点は150℃以上であることが望ましく、樹脂の溶解性からテルピノール、ジヒドロテルピノール、ブチルカルビトールアセテート、ブチルカルビトール、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオールモノブチレート等が選択される。
溶剤の配合量は、その種類などにもよるが、無機成分100重量%に対し20〜45重量%とする。配合量が20重量%未満ではペースト化することが困難であり、45重量%を超えると乾燥時の膜の収縮が大きくなり乾燥膜のクラックの発生が起こりやすい。また、溶剤が多いと乾燥時のエネルギー消費を多くするばかりでなく、乾燥時の収縮が大きくなり、乾燥温度の偏りで乾燥膜にクラックを生じることがある。
本発明のガラスペースト組成物には、消泡剤、分散剤、可塑剤など厚膜ガラスペーストで公知の添加物を加えることができる。
ガラスペースト組成物を製造するには、特別な手段が要求されるものではなく、ロールミル、ボールミルなど公知の方法を用いることができる。
以下に、本発明の実施例及び比較例を示すが、本発明は、これらの実施例によって何ら限定されるものではない。
(基板の反りの評価)
なお、ガラス基板への塗布、焼成後における基板の反りは、次の方法で評価した。焼成後の基板の反りを検出しやすくするために、50mm×50mmの正方形で厚さが0.55mmのソーダライムガラス基板一面にガラスペーストをスクリーン印刷し、120℃×5分で乾燥し、ピーク条件580℃×5分のベルト式焼成炉で焼成して、焼成膜厚20μmのガラス膜を焼き付けて評価用基板をえた。この基板のガラスペーストが焼き付けられていない面を表面粗さ計(東京精密製、surfcom E−MD−S39A型)で40mmトレースして、ガラス基板の反りを確認した。なお、基板の熱膨張係数は86×10−7/℃である。
基板の反りは、ガラスペーストが塗布されている側が凹に反ることを「正に反る」とし、その逆(ペーストが塗布されている側に凸で反る)を「負に反る」とした。得られた結果は絶対値で示した。基板の反りが0〜50μmの範囲内であれば、実用上は問題ない。
(実施例1−4)
ガラスは、Pb及びBiを含有せず、アルカリ金属酸化物を0〜12mol%含有するように、組成が表1に示すものを用いた。このガラス組成物を1300℃で溶融、急冷し、ボールミルで粉砕した。得られたガラス粉末の粒度は、マイクロトラックで測定し、ガラス転位点及び軟化点は、TG−DTA(セイコー電子社製TG/DTA320型)で測定した。得られたガラス粉末の粒径、ガラス転移点及び軟化点を表1に示す。なお、表1中の各成分の含有量は、酸化物換算mol%である。
ガラス粉末を棒状に加圧成形し、580℃×30分間焼成して、直径4mm長さ10mmの試料を得た。この試料をTMA(セイコー電子社製 TMA320型)で熱膨張係数を測定した。
ガラス粉末90重量%に対して、Cu−Cr−Mn複合酸化物粉末10重量%を配合し、次に、ガラス粉末とCu−Cr−Mn複合酸化物粉末の混合物100重量%にビヒクル40重量%を加え、ロールミルで混合してガラスペースト組成物を得た。ビヒクルは、樹脂にエチルセルロース(分子量80000)10重量%、溶剤にテルピノール90重量%を混合し、60℃に加熱してビヒクルを得た。次に、このガラスペースト組成物を用いて、上記の方法によって基板の反りを評価した。
(比較例1−3)
ガラスとして、Pbを含有するか、アルカリ金属酸化物の含有量が12mol%を超えるものを用いた以外は実施例と同様にして、表1に示すガラス組成物を調製した。このガラス転位点及び軟化点、熱膨張係数、粒度を測定した。次に、実施例と同様に基板の反りを評価した。
Figure 2006282467
「評価」
上記の実施例及び比較例で作成した各ガラス組成物の熱膨張係数は、いずれも基板のそれよりも小さい値である。しかし、比較例1、2のガラス組成物は、基板の反りが大きすぎて実用のレベルを超えている。一方、実施例1−4のガラス組成物では基板の反りは実用レベルの範囲内であり、比較例3として示した従来からの鉛を含むガラスと同程度である。これにより、本発明のガラス組成物が、PDPなどのディスプレイデバイス用の材料として有用であることが分かる。
一般的なAC型PDPの構造の前面板および背面板を示す一部破断斜視図である。 VFDの構造を示す一部破断斜視図である。 FEDの構造を示す断面図である。
符号の説明
10a 前面板
10b 背面板
11 透明電極
12 バス電極
13 アドレス電極
14 MgO電極
15 誘電体膜
16 隔壁
17 蛍光体
21 フェイスガラス
22 ガラス電極
23 格子電極
24 セグメント電極
25 絶縁層
26 フィラメント
27 配線
28 端子
31a、31b ガラス基板
32 陽極
33 蛍光体
34 ゲート電極
35 スペーサー
36 エミッタ電極
37 抵抗層
38 カソード電極
B 青色
G 緑色
R 赤色

Claims (5)

  1. Pb、及びBiを実質的に含有せずにガラス転移点が430℃〜540℃であるガラス組成物であって、
    酸化物換算で、SiOを1〜15mol%、Bを10〜50mol%、ZnOを30〜50mol%、アルカリ金属の酸化物:RO(式中、Rは、K、Na又はLiから選ばれる少なくとも1種のアルカリ金属元素を示す)を0〜12mol%、及びBaOを3〜20mol%含むことを特徴とするガラス組成物。
  2. さらに、酸化物換算でCaO又はSr0のいずれかを1〜35mol%含むことを特徴とする請求項1に記載のガラス組成物。
  3. 熱膨張係数が、70〜81×10−7/℃であることを特徴とする請求項1又は2に記載のガラス組成物。
  4. さらに、アルミナ、シリカ、フォルステライト、ジルコニア、ジルコン、チタニア又は耐熱無機顔料から選ばれる少なくとも1種の無機酸化物粉末を、組成物全量に対して5〜20重量%配合することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のガラス組成物。
  5. 請求項1〜4に記載のガラス組成物に、樹脂及び溶剤を配合してなるガラスペースト組成物。
JP2005105922A 2005-04-01 2005-04-01 ガラス組成物およびガラスペースト組成物 Pending JP2006282467A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005105922A JP2006282467A (ja) 2005-04-01 2005-04-01 ガラス組成物およびガラスペースト組成物
KR1020060021322A KR20060105443A (ko) 2005-04-01 2006-03-07 유리 조성물 및 유리 페이스트 조성물
CNA2006100581946A CN1840496A (zh) 2005-04-01 2006-03-10 玻璃组合物及玻璃浆料组合物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005105922A JP2006282467A (ja) 2005-04-01 2005-04-01 ガラス組成物およびガラスペースト組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006282467A true JP2006282467A (ja) 2006-10-19

Family

ID=37029729

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005105922A Pending JP2006282467A (ja) 2005-04-01 2005-04-01 ガラス組成物およびガラスペースト組成物

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP2006282467A (ja)
KR (1) KR20060105443A (ja)
CN (1) CN1840496A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008123648A1 (en) * 2007-04-04 2008-10-16 Lg Electronics Inc. Dielectric composition and plasma display panel including the same
JP2011001214A (ja) * 2009-06-18 2011-01-06 Nippon Electric Glass Co Ltd 絶縁層形成材料
CN110550864A (zh) * 2019-09-29 2019-12-10 长沙新材料产业研究院有限公司 一种低膨胀系数绝缘介质浆料及其制备方法

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5525714B2 (ja) * 2008-02-08 2014-06-18 日立粉末冶金株式会社 ガラス組成物
JP5414409B2 (ja) * 2009-01-16 2014-02-12 日立粉末冶金株式会社 低融点ガラス組成物、それを用いた低温封着材料及び電子部品
CN102211868B (zh) * 2011-03-14 2012-11-14 中南大学 一种高紫外光透过率的硼硅磷酸盐玻璃及其制备方法
JP5852879B2 (ja) * 2011-12-26 2016-02-03 大日精化工業株式会社 複合酸化物ブラック顔料及びその製造方法
KR101600652B1 (ko) * 2012-11-12 2016-03-07 제일모직주식회사 태양전지 전극용 페이스트 및 이로부터 제조된 전극
KR101593470B1 (ko) * 2014-04-03 2016-02-12 공주대학교 산학협력단 형광체 담지용 유리 조성물 및 파장 변환기, 그것을 포함하는 발광 장치
CN110316963B (zh) * 2019-05-17 2022-10-04 有研稀土新材料股份有限公司 一种荧光玻璃陶瓷材料以及含该材料的发光装置
CN112499977B (zh) * 2020-11-30 2023-03-31 华东理工大学 一种超细硅酸盐玻璃粉及其制备方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008123648A1 (en) * 2007-04-04 2008-10-16 Lg Electronics Inc. Dielectric composition and plasma display panel including the same
JP2011001214A (ja) * 2009-06-18 2011-01-06 Nippon Electric Glass Co Ltd 絶縁層形成材料
CN110550864A (zh) * 2019-09-29 2019-12-10 长沙新材料产业研究院有限公司 一种低膨胀系数绝缘介质浆料及其制备方法
CN110550864B (zh) * 2019-09-29 2022-09-02 长沙新材料产业研究院有限公司 一种低膨胀系数绝缘介质浆料及其制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN1840496A (zh) 2006-10-04
KR20060105443A (ko) 2006-10-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006282467A (ja) ガラス組成物およびガラスペースト組成物
JP4598008B2 (ja) 耐酸性を有する無鉛ガラス組成物およびガラスペースト
JP2003128430A (ja) 無鉛ガラス組成物
JP2006008496A (ja) プラズマディスプレイパネル隔壁用無鉛ガラス組成物,及びプラズマディスプレイパネル
JP2005041734A (ja) 誘電体形成用ガラス及びプラズマディスプレーパネル用誘電体形成材料
KR100565194B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널용 유리 조성물 및 제조방법
JP2008030994A (ja) ビスマス系無鉛粉末ガラス
JP2004238247A (ja) ガラスセラミック組成物および厚膜ガラスペースト組成物
JP4799043B2 (ja) 低融点ガラス組成物
JP2007246382A (ja) プラズマディスプレイパネル用誘電体材料
JP2005194120A (ja) ガラスセラミック粉末組成物及びガラスペースト
JP2001130926A (ja) プラズマディスプレイパネルの隔壁形成用ガラス組成物
JP2007302510A (ja) ガラスペースト組成物、およびそれを用いた表示装置用隔壁
JP2000226232A (ja) 無鉛低融点ガラス組成物
JP2004277212A (ja) プラズマディスプレイパネルの隔壁形成用ガラス組成物
KR101417009B1 (ko) 절연층을 형성하기 위한 무연 붕규산염 유리 프릿 및 그의 유리 페이스트
JP2006290683A (ja) 誘電体膜、及びその製造方法
JP2008214144A (ja) 誘電体組成物とこの誘電体組成物を用いた誘電体および誘電体ペースト
JP2008019145A (ja) 無鉛ガラス組成物
JP2008050252A (ja) 隔壁付きガラス基板の製造方法
JP2005289804A (ja) 電極被覆用低融点ガラスおよびプラズマディスプレイ装置
JP2007308320A (ja) 誘電体組成物、誘電体ペースト組成物、およびそれを用いて得られる誘電体
JP2006182589A (ja) ビスマス系無鉛ガラス組成物
JP2009167025A (ja) 絶縁層形成用ガラス組成物および絶縁層形成用材料
KR20090059710A (ko) 플라즈마 디스플레이 패널 필터의 프릿 및 그 제조방법