JP2006282239A5 - - Google Patents

Claims (5)

1. ロータの中心点を過ぎる案内軌道両側に、前記ロータに支持した状態で、２個の上部クランプと、前記上部クランプ下域の２個の下部クランプとを配置すると共に、これら各クランプをそれぞれ真空吸盤と、該真空吸盤にピンを軸に回転して接近、離反する可動爪とにより形成する一方、前記２個の上部クランプにおける真空吸盤の真空吸盤面と、前記下部クランプにおける真空吸盤の真空吸盤面とを高低差をもって対向するように配置し、前記４個のクランプの上下何れか２個を固定型、他の２個を前記案内軌道に沿って往復移動可能な可変型にしたロータリ袋詰め機であって、
   前記ロータの回転軌道における袋給セクションに、前記ロータと一体に回転する前記クランプが一時停止したとき、前記各真空吸盤面と、これら各真空吸盤面から離反する４個の可動爪と間に、下方からガゼット袋を供給して該ガゼット袋の両側面を前記４個の真空吸盤面に吸着したあと、２個の可変型クランプの、固定型クランプからの移動で各真空吸盤面に吸着する前記ガゼット袋を開口し、さらに前記の４個の各可動爪でガゼット袋の４隅を各真空吸着面に挟持したあと、前記２個の可変型クランプのさらなる移動で前記ガゼット袋を大きく開口して、被包装物の充填セクションに同ガゼット袋を搬入するようにした装置。
2. ２個の可変型クランプの、固定型クランプからの移動は、ロータに平行配置した２個のガイドフレームにそれぞれ固定型の２個のクランプを支持する一方、前記両ガイドフレームそれぞれにスライド自在に支持したスライダーに可変型の２個のクランプをスライド自在に支持し、前記ロータの中心軸の周囲に配置した環状カムに接するレバーを、前記ロータの回転運動によって前記環状カムの形状に倣って揺動させ、このレバーの揺動運動により、前記ガイドフレームに沿って前記スライダーと一体に前記可変型クランプを移動させるようにした請求項１に記載の装置。
3. 環状カムに沿って設置した補助カムの単独回転運動によって、ロータ停止している状況下であってもレバーを揺動させ、ガイドフレームに沿ってスライダーと一体に可変型クランプを移動させるようにした請求項２に記載の装置。
4. ２個のガイドフレームに設けた固定型クランプと、可変型クランプとの間隔調整は、前記２個のガイドフレームを、ロータに形成した案内レールに係合すると共に、該案内レールと平行に設置したねじ棒の回転操作でもって、前記案内レールに沿って行うようにした請求項２または３に記載の装置。
5. シールセクションにおいて、高低差をもつ上下クランプの真空吸盤面を同一面で一致させ、前記上下クランプで支持するガゼット袋の開口縁を一対のシールバーにより溶着する請求項１に記載した装置。