JP2006280041A - コイル装置 - Google Patents

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智之 市川
Daichi Kazama
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Abstract

【課題】ボビン端子の抜け耐力が向上したコイル装置の提供。
【解決手段】コイル装置11(12)は、軸片部Aから折曲して成る後端片部B及びこの後端片部Bから軸片部Aに対し概ね平行となるよう折曲して成る返し片部Cとを備えた鉤状ボビン端子T1,T2と、返し片部Cの先が裏側から引っ掛かる掛止孔hを持つ端子ホルダ部H1,H2を鍔部Fに一体的に備えたコイルボビン11a(12a)とを有する。返し片部Cの掛止孔hから前方に突出した部分にコイルボビン11a(12a)のコイル装填部Gに巻装した捲線W(W)の所定線分を接続して成る。
【選択図】 図5

Description

本発明は、ステッピングモータ等に用いるコイル装置に関し、特に、そのボビン端子とその端子ホルダ部の改良に関する。
従来一般に、小形ステッピングモータに用いるコイル装置においては、ボビン端子が樹脂製コイルボビンの鍔部に形成された端子孔に圧入されている。ボビン端子にはコイルの捲線が絡げられると同時にリード線の端末が半田付けで接続されている。
実開平2―83681 実開平5―23788
このボビン端子はストレートピンであるため、端子孔に圧入しただけでは、リード線等に加わる引っ張り力によって抜け易く、また横や斜めからの力に対しても弱く、折れ曲がり倒れ易い。
そこで、上記問題点に鑑み、本発明の第1の課題は、ボビン端子の抜け耐力が向上したコイル装置を提供することにある。本発明の第2の課題は、倒れ難さが向上したコイル装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係るコイル装置においてはJ型形状等の鉤状ボビン端子を用いる。即ち、本発明に係るコイル装置は、軸片部から折曲して成る後端片部及びこの後端片部から上記軸片部に対し概ね平行となるよう折曲して成る返し片部とを備えた鉤状ボビン端子と、上記返し片部の先が裏側から引っ掛かる掛止孔を持つ端子ホルダ部を鍔部の少なくとも2箇所で一体的に備えたコイルボビンとを有し、上記返し片部の上記掛止孔から前方に突出した部分に上記コイルボビンのコイル装填部に巻装した捲線の所定線分を接続して成ることを特徴とする。
斯かる構成において、鉤状ボビン端子の軸片部に外部接続のための導線等を接続し、この導線に引っ張り力が加わっても、鉤状ボビン端子の返し片部の先がホルダ部の掛止孔に裏側から引っ掛っているため、端子ホルダ部が壊れない限り、鉤状ボビン端子の抜けが発生することない。
端子ホルダ部としては、鍔部の外周縁からコイルボビンの軸線方向でコイル装填部の外方へ延出し、後端片部を裏側で受けて掛止孔を鍔部寄りに備えたスラスト腕部と、このスラスト腕部から折曲してコイルボビンの径方向の外方へ延出し、軸片部の後端側を外側で受けるラジアル腕部とを一体的に有する。
斯かる構成では、端子ホルダ部がコイル装填部を邪魔しないため、コイル装填部に対する捲線の捲装作業が容易となる。また、返し片部の掛止孔から前方に突出した部分に捲線の所定線分を接続し、軸片部のラジアル腕部から突出した部分に導線等を接続するものであるから、軸片部のラジアル腕部からの突出長が短くでき、しかも、スラスト腕部がボビン端子の後端片部を裏側で受けると共にラジアル腕部が軸片部の後端側を外側で受けているため、2次元折り曲げ枠としての鉤状ボビン端子が返し片部の先側と軸片部の先側を除いて端子ホルダ部に支持されることになるので、軸片部のラジアル腕部から突出した部分に側方から力が加わっても、曲がり難くなり、倒れ難さが向上する。
スラスト腕部は後端片部を受容するスラスト配向溝を有し、ラジアル腕部は軸片部の後端側を受容するラジアル配向溝を有する構成においては、鉤状ボビン端子の端子ホルダ部に対する取付け位置決めが容易となり、また鉤状ボビン端子が返し片部の先側と軸片部の先側を除いて端子ホルダ部に嵌め合い支持されることになるので、鉤状ボビン端子の倒れ止め効果が著しい。
上記のコイル装置を2個用い、第1のコイル装置のスラスト腕部と第2のコイル装置のスラスト腕部とが互いに噛み合うように第1のコイル装置と第2のコイル装置とを互い違いの向きに積み重ねた積み重ねコイル装置においては、積み重ね整合が容易となり、また、鍔部付近に複数の返し片部の先側が配列し、それを挟んだ第1及び第2のコイル装填部付近に複数の軸片部の先側が配列するため、軸片部の先側に導線を直接接続することや、コネクタを搭載した端子基板の軸片部挿通孔に軸片部の先側を挿通して接続することができる。
斯かる積み重ねコイル装置においては、各コイルボビンは、端子ホルダ部の配列方向の一方端側にサイド片部を有し、このサイド片部は、鍔部の外周縁からコイルボビンの軸線方向でコイル装填部の外方へ延出した噛み合わせ部と、この噛み合わせ部から折曲してコイルボビンの径方向の外方へ延出した基板位置決め部とを一体的に有し、第1のコイル装置のスラスト腕部と第2のコイル装置の噛み合わせ部とが噛み合うと共に、第2のコイル装置のスラスト腕部と第1のコイル装置の噛み合わせ部とが噛み合う構成においては、第1のコイル装置のサイド片部と第2のコイル装置のサイド片部とが互い違いに最外側になり、噛み合わせ箇所が増えて強固になり、また端子基板の位置決め機能を果すことができる。
また、端子挿通孔とコネクタピン挿通孔を含む領域に形成された導電パターン及び表側面に取着したコネクタを備え、このコネクタのコネクタピンがコネクタピン挿通孔に挿通して接続して成る端子基板を有し、端子挿通孔に軸片部が挿通して固着接続し、端子基板の裏側面がラジアル腕部の前端で支持されて成る場合、端子挿通孔に軸片部が挿通して固着した箇所が複数であるため、端子基板が軸片部から抜け難い。また、コイルの捲線を返し部に絡げた後、端子基板の端子挿通孔に軸片部の前方側を挿入し基板を取り付けてから軸片部と端子基板の導電性パターンとを固着接続するものであるため、軸片部と端子基板の導電性パターンとを固着接続する際には、端子基板が返し部の捲線絡げ部分を隠しているので、捲線の断線を無くすことができる。
サイド片部の基板位置決め部の用い方としては、端子基板の裏側面が基板位置決め部の前端で支持されていても良いし、また、端子基板は1つの対角関係にある隅部の夫々に切欠きを有し、各切欠きの縁に基板位置決め部が当接していても良い。端子基板が一対の基板位置決め部で挟まれているため、端子基板の保持機能が増し、軸片部を端子基板の導電性パターンに接続する作業が行い易くなる。
なお、上記の積み重ねコイル装置としてはステッピングモータに用いるに適している。
鉤状ボビン端子の軸片部に導線等を接続し、この導線に引っ張り力が加わっても、鉤状ボビン端子の返し片部の先がホルダ部の掛止孔に裏側から引っ掛っているため、ホルダ部が壊れない限り、鉤状ボビン端子の抜けが発生することない。また、端子ホルダ部がコイル装填部を邪魔しないため、コイル装填部に対する捲線の捲装作業が容易となる。更に、返し片部の掛止孔から前方に突出した部分に捲線の所定線分を接続し、軸片部のラジアル腕部から突出した部分に導線等を接続するものであるから、軸片部のラジアル腕部からの突出長が短くでき、しかも、スラスト腕部がボビン端子の後端片部を裏側で受けると共にラジアル腕部が軸片部の後端側を外側で受けているため、2次元折り曲げ枠としての鉤状ボビン端子が返し片部の先側と軸片部の先側を除いて端子ホルダ部に支持されることになるので、軸片部のラジアル腕部から突出した部分に側方から力が加わっても、曲がり難くなり、倒れ難さが向上する。
次に、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施例1に係るステッピングモータを示す斜視図、図2は同ステッピングモータの側面図、図3は同ステッピングモータの分解斜視図、図4は同ステッピングモータに用いる積み重ねコイル装置を示す斜視図、図5は同積み重ねコイル装置を構成する一方のコイル装置の分解斜視図である。
本例のステッピングモータは、図1乃至図3に示す如く、周面に切欠きSを備える凹状ケース1と、この凹状ケース1内に収納された積み重ねコイル装置(アウターステ−タ)10と、この積み重ねコイル装置の中央孔10a内に収納されてモータシャフト2を突出して備えるマグネットロータ(インナーロータ)3と、モータシャフト2を回転自在に支承する軸受メタル4aを持つ蓋板4と、切欠きS内で積み重ねコイル装置10の基板取着部Uに取り付けられるコネクタ付き端子基板20とを有する。なお、凹状ケース1の底面には図示しない軸受メタルが設けられている。
凹状ケース1内には図4に示す積み重ねコイル装置10が収容されている。この積み重ねコイル装置10は、同型のA相コイル装置11とB相コイル装置12とを互い違いの向きに連結した積み重ね構造である。各コイル装置11(12)は、図5に示す如く、捲線W(W)を巻装する樹脂製のコイルボビン11a(12a)と、極爪(極歯)Kが互い違いになるようにコイルボビン11a(12a)の内周面に添って相反方向から差し込んだインナーモールドヨーク11b(12b)及びアウターモールドヨーク11c(12c)とを有する。
各コイルボビン11a(12a)は、J字形状の鉤状ボビン端子T,Tを保持する端子ホルダ部(端子台)H,Hを一方の鍔部Fに一体的に有している。各鉤状ボビン端子T(T)は導電性金属板を打ち抜いて形成した枠形状の角ピンであって、軸片部Aから折曲して成る後端片部B及びこの後端片部Bから軸片部Aに対し概ね平行となるよう折曲して成る返し片部Cとを一体的に備える。返し片部Cは軸片部Aよりも短い。他方、各端子ホルダ部H(H)は、鍔部Fの外周縁からコイルボビン11a(12a)の軸線方向でコイル装填部Gの外方へ延出し、後端片部Bを裏側で受けて掛止孔hを鍔部F寄りに備えたスラスト腕部βと、このスラスト腕部βから折曲してコイルボビン11a(12a)の径方向の外方へ延出し、軸片部Aの後端側を外側で受けるラジアル腕部αとを一体的に有する。スラスト腕部βは後端片部Bが半埋没で嵌るスラスト配向溝βを有し、ラジアル腕部αは軸片部Aの後端側が半埋没で嵌るラジアル配向溝(図示せず)を有する。また、各コイルボビン11a(12a)は、一方の端子ホルダ部Hの脇にサイド片部Mを有し、このサイド片部Mは、鍔部Fの外周縁から各コイルボビン11a(12a)の軸線方向でコイル装填部Gの外方へ延出した噛み合わせ部Xと、この噛み合わせ部Xから折曲してコイルボビン11a(12a)の径方向の外方へ延出した基板位置決め部Yとを一体的に有している。掛止孔hには返し片部Cの先が裏側から挿入されて、鉤状ボビン端子T(T)が端子ホルダ部H(H)に引っ掛っている。返し片部Cの掛止孔hから前方に突出した部分にコイルボビン11a(12a)のコイル装填部Gに巻装した捲線W(W)の所定線分が絡げられて半田付けで接続している。また、ラジアル腕部αの先端から軸片部Aが突出している。
積み重ねコイル装置10は、A相コイル装置11とB相コイル装置12とを互い違いの向きに連結して成るが、図3及び図4に示す如く、A相コイル装置11のスラスト腕部β及び噛み合わせ部XとB相コイル装置12のスラスト腕部β及び噛み合わせ部Xとが互いに噛み合っており、A相コイル装置11側の鉤状ボビン端子T,Tの軸片部A,AとB相コイル装置12側の鉤状ボビン端子T,Tの軸片部A,Aは互いに食い違って対向し、基板取着部Uを構成している。
コネクタ付き端子基板20は、一辺寄りにA相コイル装置11の鉤状ボビン端子T,Tの軸片部Aが挿入される軸片部挿通孔(端子挿通孔)h,hを有し、その対向辺寄りにB相コイル装置12の鉤状ボビン端子T,Tの軸片部Aが挿入される軸片部挿通孔h,hを有する。コネクタ付き端子基板20の中央には配列した4つのコネクタピン挿通孔qが設けられており、それぞれのコネクタピン挿通孔qには表面側に実装したコネクタ21のコネクタピンPが挿入されている。各コネクタピン挿通孔qと対応する軸片部挿通孔h(h)を含む領域には導電性パターンZ(Z)が形成されている。コネクタ付き端子基板20は、軸片部挿通孔h(h)に軸片部Aが挿入して軸片部Aと導電性パターンZ(Z)とを半田接続することにより、基板取着部Uに対して取り付けられる。
本例のコイル装置11(12)においては、鉤状ボビン端子T,Tを用い、返し片部Cの先が裏側から引っ掛かる掛止孔hを持つ端子ホルダ部H,Hが鍔部Fに一体的に備わっているため、雌コネクタ(図示せず)の抜き差しにより、鉤状ボビン端子T,Tの軸片部Aに引っ張り力が加わっても、鉤状ボビン端子T,Tの返し片部Cの先が掛止孔hに裏側から引っ掛っているため、端子ホルダ部H,Hが壊れない限り、鉤状ボビン端子T,Tの抜けが発生することない。
端子ホルダ部H,Hとしては、鍔部Fの外周縁からコイルボビン11a(12a)の軸線方向でコイル装填部Gの外方へ延出し、後端片部Bを裏側で受けて掛止孔hを鍔部F寄りに備えたスラスト腕部βと、このスラスト腕部βから折曲してコイルボビン11a(12a)の径方向の外方へ延出し、軸片部Aの後端側を外側で受けるラジアル腕部αとを一体的に有している。このため、端子ホルダ部H,Hがコイル装填部Gを邪魔せず、コイル装填部Gに対する捲線W(W)の捲装作業が容易となる。
また、返し片部Cの掛止孔hから前方に突出した部分に捲線W(W)の所定線分を接続し、軸片部Aのラジアル腕部αから突出した部分に基板20の導電性パターンZ(Z)を接続するものであるから、軸片部Aのラジアル腕部αからの突出長が短くでき、しかも、スラスト腕部βが後端片部Bを裏側で受けると共にラジアル腕部αが軸片部Aの後端側を外側で受けているため、2次元折り曲げ枠としての鉤状ボビン端子T,Tが返し片部Cの先側と軸片部Aの先側を除いて端子ホルダ部H,Hに支持されることになるので、軸片部Aのラジアル腕部αから突出した部分に側方から力が加わっても、曲がり難くなり、倒れ難さが向上する。
特に、スラスト腕部βは後端片部Bが嵌るスラスト配向溝βを有し、ラジアル腕部αは軸片部Aの後端側が嵌るラジアル配向溝(図示せず)を有するため、鉤状ボビン端子T,Tの端子ホルダ部H,Hに対する取付け位置決めが容易となり、また鉤状ボビン端子T,Tが返し片部Cの先側と軸片部Aの先側を除いて端子ホルダ部H,Hに嵌め合い支持されることになるので、鉤状ボビン端子T,Tの倒れ止め効果が著しい。
捲線W(W)を返し部Cに絡げた後、端子基板20の軸片部挿通孔h,hに軸片部Aの前方側を挿入し端子基板20を取り付けてから軸片部Aと端子基板20の導電性パターンZ,Zとを半田接続するものであるため、軸片部Aと端子基板20の導電性パターンZ,Zとの固着接続の際には、図2に示すように、端子基板20が返し部Cの捲線絡げ部分を隠しているので、捲線W,Wの断線を無くすことができる。
2つのサイド片部Mの噛み合い部Xで噛み合わせ箇所が増えて強固になり、またラジアル腕部αの先端面と基板位置決め部Yの先端面が端子基板20の裏面を受けることになるから、端子基板20の位置決め機能を果すことができる。軸片部挿通孔h(h)は端子基板20の隅部裏面を受けることから、基板姿勢を規制できる。また、軸片部挿通孔h(h)に軸片部Aを挿通して半田接続した箇所が4箇所となるため、端子基板20は軸片部Aから抜け難くなる。
図6は本発明の実施例2に係るステッピングモータを示す斜視図、図7は同ステッピングモータの分解斜視図、図8は同ステッピングモータに用いる積み重ねコイル装置を示す斜視図である。なお、図6乃至図8において、図1,図3及び図4と同一部分には同一参照符号を付し、その説明を省略する。
本例の実施例1と異なる点は、サイド片部M′の基板位置決め部Y′を実施例1の基板位置決め部Y′よりも長くし、端子基板20′の隅部に切欠き22を形成した点にある。各切欠き22の縁に基板位置決め部Y′が当接し、端子基板20′が一対の基板位置決め部Y′で挟まれているため、端子基板20′の保持機能が増し、軸片部Aを導電性パターンZ、Zに接続する作業が行い易くなる。
本発明の実施例1に係るステッピングモータを示す斜視図である。 同ステッピングモータの側面図である。 同ステッピングモータの分解斜視図である。 同ステッピングモータに用いる積み重ねコイル装置を示す斜視図である。 同積み重ねコイル装置を構成する一方のコイル装置の分解斜視図である。 本発明の実施例2に係るステッピングモータを示す斜視図である。 同ステッピングモータの分解斜視図である。 同ステッピングモータに用いる積み重ねコイル装置を示す斜視図である。
符号の説明
1…凹状ケース
2…モータシャフト
3…マグネットロータ
4…蓋板
4a…軸受メタル
S,22…切欠き
10…積み重ねコイル装置
10a…中央孔
11…A相コイル装置
11a,12a…コイルボビン
11b,12b…インナーモールドヨーク
11c,12c…アウターモールドヨーク
12…B相コイル装置
20,20′…コネクタ付き端子基板
21…コネクタ
,W…捲線
K…極爪
,T…J字形状の鉤状ボビン端子
,H…端子ホルダ部
U…基板取着部
F…鍔部
A…軸片部
B…後端片部
C…返し片部
G…コイル装填部
h…掛止孔
β…スラスト腕部
α…ラジアル腕部
β…スラスト配向溝
M,M′…サイド片部
X…噛み合わせ部
Y,Y′…基板位置決め部
,h…軸片部挿通孔
q…コネクタピン挿通孔
P…コネクタピン
,Z…導電性パターン

Claims (9)

  1. 軸片部から折曲して成る後端片部及びこの後端片部から前記軸片部に対し概ね平行となるよう折曲して成る返し片部とを備えた鉤状ボビン端子と、前記返し片部の先が裏側から引っ掛かる掛止孔を持つ端子ホルダ部を鍔部の少なくとも2箇所で一体的に備えたコイルボビンとを有し、前記返し片部の前記掛止孔から前方に突出した部分に前記コイルボビンのコイル装填部に巻装した捲線の所定線分を接続して成ることを特徴とするコイル装置。
  2. 請求項1において、前記端子ホルダ部は、前記鍔部の外周縁から前記コイルボビンの軸線方向でコイル装填部の外方へ延出し、前記後端片部を裏側で受けて前記掛止孔を前記鍔部寄りに備えたスラスト腕部と、このスラスト腕部から折曲して前記コイルボビンの径方向の外方へ延出し、前記軸片部の後端側を外側で受けるラジアル腕部とを一体的に有することを特徴とするコイル装置。
  3. 請求項2において、前記スラスト腕部は、前記後端片部を受容するスラスト配向溝を有し、前記ラジアル腕部は、前記軸片部の後端側を受容するラジアル配向溝を有することを特徴とするコイル装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に規定するコイル装置を2個用い、第1のコイル装置の前記スラスト腕部と第2のコイル装置の前記スラスト腕部とが互いに噛み合うように第1のコイル装置と第2のコイル装置とを互い違いの向きに積み重ねて成ることを特徴とする積み重ねコイル装置。
  5. 請求項4において、前記各コイルボビンは、前記端子ホルダ部の配列方向の一方端側にサイド片部を有し、このサイド片部は、前記鍔部の外周縁から前記コイルボビンの軸線方向で前記コイル装填部の外方へ延出した噛み合わせ部と、この噛み合わせ部から折曲して前記コイルボビンの径方向の外方へ延出した基板位置決め部とを一体的に有し、第1のコイル装置の前記スラスト腕部と第2のコイル装置の前記噛み合わせ部とが噛み合うと共に、第2のコイル装置の前記スラスト腕部と第1のコイル装置の前記噛み合わせ部とが噛み合うことを特徴とする積み重ねコイル装置。
  6. 請求項5において、端子挿通孔とコネクタピン挿通孔を含む領域に形成された導電性パターン及び表側面に取着したコネクタを備え、このコネクタのコネクタピンが前記コネクタピン挿通孔に挿通して接続して成る端子基板を有し、前記端子挿通孔に前記軸片部が挿通して固着接続し、前記端子基板の裏側面が前記ラジアル腕部の前端で支持されて成ることを特徴とする積み重ねコイル装置。
  7. 請求項6において、前記端子基板の裏側面が前記基板位置決め部の前端で支持されて成ることを特徴とする積み重ねコイル装置。
  8. 請求項6において、前記端子基板は1つの対角関係にある隅部の夫々に切欠きを有し、各切欠きの縁に前記基板位置決め部が当接して成ることを特徴とする積み重ねコイル装置。
  9. 請求項4乃至請求項8のいずれか一項に規定する積み重ねコイル装置を用いて成ることを特徴とするステッピングモータ。
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