JP2006279119A - 画像再生装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の撮影画像を一覧表示させるために、多数の撮影画像を1画像毎に確認しながら所望する再生対象を選択する作業を事前に行うことなく、再生対象として適切な画像(例えば、価値、注目度の高い代表的な画像)を所定数分選択して一覧表示できるようにする。
【解決手段】画像管理レコードファイルは、撮影画像毎に関連付けられている「タイトル」、「コメント」の項目のほか、その撮影日時を示す「タイムスタンプ」、お気に入り度合いを示す「レーティング」、過去の再生状況を示す「視聴回数」、「視聴時間」、撮影間隔を示す「タイム間隔」の項目を含むレコードを記憶管理する。CPU1は、撮影画像毎にその管理レコードの各項目内容を参照して当該画像を評価すると共に、この画像毎の評価結果に基づいて所定数の撮影画像を評価の高い順に再生対象として抽出して撮影日時順の配列状態で表示部5に一覧表示させる。
【選択図】 図1
【解決手段】画像管理レコードファイルは、撮影画像毎に関連付けられている「タイトル」、「コメント」の項目のほか、その撮影日時を示す「タイムスタンプ」、お気に入り度合いを示す「レーティング」、過去の再生状況を示す「視聴回数」、「視聴時間」、撮影間隔を示す「タイム間隔」の項目を含むレコードを記憶管理する。CPU1は、撮影画像毎にその管理レコードの各項目内容を参照して当該画像を評価すると共に、この画像毎の評価結果に基づいて所定数の撮影画像を評価の高い順に再生対象として抽出して撮影日時順の配列状態で表示部5に一覧表示させる。
【選択図】 図1
Description
この発明は、複数の撮影画像を再生表示する画像再生装置及びプログラムに関する。
一般に、カメラ撮影された複数の撮影画像を一覧表示する場合に、大量の撮影画像を1画像毎に確認しながら所望する再生対象を選択する作業を事前に行うことはユーザに大きな負担をかけるため、従来においては、過去に撮影した多数の撮影画像をその撮影日時に基づいて分類して一覧表示するようにしたものが知られている。
すなわち、年別に分類された年別画像の中から年毎にその代表コマをサムネイル画像として一覧表示する年選択画面と、この年選択画面上で任意に選択された画像が属する年に応じて分類された月別画像の中から月毎にその代表コマをサムネイル画像として一覧表示する月選択画面と、この月選択画面で任意に選択された画像が属する月に応じて分類された日別画像の中から日毎にその代表コマをサムネイル画像として一覧表示する日選択画面とを階層的に順次切り換え表示するようにした画像表示装置が知られている(特許文献1参照)。
特開2004−297176号公報
すなわち、年別に分類された年別画像の中から年毎にその代表コマをサムネイル画像として一覧表示する年選択画面と、この年選択画面上で任意に選択された画像が属する年に応じて分類された月別画像の中から月毎にその代表コマをサムネイル画像として一覧表示する月選択画面と、この月選択画面で任意に選択された画像が属する月に応じて分類された日別画像の中から日毎にその代表コマをサムネイル画像として一覧表示する日選択画面とを階層的に順次切り換え表示するようにした画像表示装置が知られている(特許文献1参照)。
しかしながら、上述の従来技術にあっては、年別の代表画像を一覧表示する年選択画面、月別の代表画像を一覧表示する月選択画面、日別の代表画像を一覧表示する日選択画面とを階層的に切り換え表示することによって、ユーザにあっては大量の撮影画像を全て表示させなくてもその全体像を把握することが可能となるが、各画面に一覧表示される代表コマの画像は、年、月、日の各グループ内においてその特定の1コマ、例えば、グループの先頭あるいは最後若しくは任意設定の画像であるため、必ずしもグループを代表する画像とは言えず、また、年、月、日の各グループ毎に1コマ分の代表画像に限定されてしまうという問題があった。
この発明は、複数の撮影画像を一覧表示させるために、多数の撮影画像を1画像毎に確認しながら所望する再生対象を選択する作業を事前に行うことなく、再生対象として適切な画像を所定数分選択して一覧表示できるようにすることである。
請求項1記載の発明は、複数の撮影画像を再生表示する画像再生装置であって、撮影画像に関連付けられている関連情報を画像毎に記憶管理する関連情報記憶手段と、撮影画像毎にその関連情報を参照して当該画像を評価する画像評価手段と、この画像評価手段によって得られた撮影画像毎の評価結果に基づいて所定数の撮影画像を評価の高い順に再生対象として抽出する再生対象抽出手段と、この再生対象抽出手段によって抽出された複数の撮影画像を所定の配列状態で一覧表示する表示制御手段とを具備したことを特徴とする。
更に、コンピュータに対して、上述した請求項1記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項9記載の発明)。
更に、コンピュータに対して、上述した請求項1記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項9記載の発明)。
なお、請求項1記載の発明は次のようなものであってもよい。
前記撮影画像に関連付けられている関連情報は、撮影画像に対応して予め任意に入力設定された情報として、お気に入りを示す情報、タイトル、コメント、被写体名のうち、少なくとも、その何れかを示す入力設定情報であり、前記画像評価手段は、前記入力設定情報に基づいて当該撮影画像を評価する(請求項2記載の発明)。
前記撮影画像に関連付けられている関連情報は、撮影画像に対応して予め任意に入力設定された情報として、お気に入りを示す情報、タイトル、コメント、被写体名のうち、少なくとも、その何れかを示す入力設定情報であり、前記画像評価手段は、前記入力設定情報に基づいて当該撮影画像を評価する(請求項2記載の発明)。
前記撮影画像に関連付けられている関連情報は、撮影画像に付加されている撮影日時を示す情報であり、前記画像評価手段は、任意に指定された表示対象範囲内に含まれる一連の画像において、この一連の画像の並び順に応じて前後の関係となる各画像の撮影日時に基づいて当該画像間の時間的な隔たりを算出し、この時間的な隔たりに基づいて画像評価を行う(請求項3記載の発明)。
なお、任意に指定された表示対象範囲内に含まれる一連の画像としては、例えば、年度別画像フォルダ、時代別画像フォルダなどように、単一あるいは複数の画像フォルダ内に保存されている一連の画像であってもよい。
なお、任意に指定された表示対象範囲内に含まれる一連の画像としては、例えば、年度別画像フォルダ、時代別画像フォルダなどように、単一あるいは複数の画像フォルダ内に保存されている一連の画像であってもよい。
前記撮影画像に関連付けられている関連情報は、過去に再生した再生状況を示す情報として、再生回数、再生時間、再生頻度のうち、少なくとも、その何れかを示す再生履歴情報であり、前記画像評価手段は、前記再生履歴情報に基づいて当該撮影画像を評価する(請求項4記載の発明)。
この場合、撮影画像が再生表示される毎に、この再生画像に対応付けられている再生履歴情報をその再生状況に基づいて更新する更新手段を設け、前記画像評価手段は、前記更新手段によって更新された再生履歴情報に基づいて当該撮影画像を評価するようにしてもよい(請求項5記載の発明)。
この場合、撮影画像が再生表示される毎に、この再生画像に対応付けられている再生履歴情報をその再生状況に基づいて更新する更新手段を設け、前記画像評価手段は、前記更新手段によって更新された再生履歴情報に基づいて当該撮影画像を評価するようにしてもよい(請求項5記載の発明)。
前記撮影画像に関連付けられている関連情報は、撮影画像に対応して予め任意に入力設定された情報としてお気に入りを示す情報、タイトル、コメント、被写体名のうち少なくともその何れかを示す入力設定情報と、撮影画像に付加されている撮影日時情報と、過去に再生した再生状況を示す情報として再生回数、再生時間、再生頻度のうち少なくともその何れかを示す再生履歴情報とを含み、前記画像評価手段は、前記入力設定情報、撮影日時情報、再生履歴情報のうち、この複数種類の情報を組み合わせて当該撮影画像を総合的に評価する (請求項6記載の発明)。
前記撮影画像に関連付けられている関連情報は、撮影画像に付加されている撮影日時を示す情報であり、表示対象範囲として任意の期間が指定された際に、前記画像評価手段は、当該指定期間内に含まれる各画像毎にその関連情報を参照して当該撮影画像を評価する(請求項7記載の発明)。
なお、指定期間としては、例えば、2000年〜2004年のように年単位、2000年1月〜6月のように月単位のほか、週単位、日単位、曜日単位などであってもよい。
なお、指定期間としては、例えば、2000年〜2004年のように年単位、2000年1月〜6月のように月単位のほか、週単位、日単位、曜日単位などであってもよい。
撮影画像にその撮影日時が付加されている場合において、前記表示制御手段は、前記画像評価に基づいて抽出された複数の撮影画像をその撮影日時順にソートすると共に、このソート順に配列して一覧表示する(請求項8記載の発明)。
請求項1記載の発明によれば、撮影画像に関連付けられている関連情報を画像毎に記憶管理している状態において、撮影画像毎にその関連情報を参照して当該画像を評価すると共に、この画像毎の評価結果に基づいて所定数の撮影画像を評価の高い順に再生対象として抽出して所定の配列状態で一覧表示するようにしたから、多数の撮影画像を1画像毎に確認しながら所望する再生対象を選択する事前に作業を行うことなく、画像毎の評価結果から再生対象として適切な画像(例えば、価値、注目度の高い代表的な画像)を精度良く抽出することができるほか、再生対象を所定数分の画像に絞り込むことができると共に、効果的な一覧表示を実現することができる。
請求項2記載の発明によれば、上述した請求項1記載の発明と同様の効果を有するほか、関連情報は、撮影画像に対応して予め任意に入力設定された情報としてお気に入りを示す情報、タイトル、コメント、被写体名のうち、少なくとも、その何れかを示す入力設定情報であり、この入力設定情報に基づいて当該撮影画像を評価するようにしたから、お気に入りを示す情報、タイトル、被写体名を任意に入力設定しておくだけで、その何れかの情報あるいはそれらの組み合わせによって価値の高い画像、注目度の高い画像であると推測することができ、ユーザの意向を反映した画像評価が可能となる。
請求項3記載の発明によれば、上述した請求項1記載の発明と同様の効果を有するほか、関連情報は、撮影画像に付加されている撮影日時を示す情報であり、任意に指定された表示対象範囲内に含まれる一連の画像において、この一連の画像の並び順に応じて前後の関係となる各画像の撮影日時に基づいて当該画像間の時間的な隔たりを算出し、この時間的な隔たりに基づいて画像評価を行うようにしたから、撮影間隔を評価判定の基準とすることができ、直前画像との撮影間隔が大きい程、適切な画像として選ばれ易くなる。
請求項4記載の発明によれば、上述した請求項1記載の発明と同様の効果を有するほか、関連情報は、過去に再生した再生状況を示す情報として、再生回数、再生時間、再生頻度のうち、少なくとも、その何れかを示す再生履歴情報であり、この再生履歴情報に基づいて当該撮影画像を評価するようにしたから、再生回数が多い画像、再生時間が長い画像、再生頻度の高い画像を注目度の高い画像であると推測することができ、過去の再生状況を反映した画像評価が可能となる。
この場合、撮影画像が再生表示される毎に、この再生画像に対応付けられている再生履歴情報をその再生状況に基づいて更新し、更新された再生履歴情報に基づいて当該撮影画像を評価するようにしたから(請求項5記載の発明)、現時点までの最新の再生回数、再生時間、再生頻度に基づいた画像評価が可能となる。
この場合、撮影画像が再生表示される毎に、この再生画像に対応付けられている再生履歴情報をその再生状況に基づいて更新し、更新された再生履歴情報に基づいて当該撮影画像を評価するようにしたから(請求項5記載の発明)、現時点までの最新の再生回数、再生時間、再生頻度に基づいた画像評価が可能となる。
請求項6記載の発明によれば、上述した請求項1記載の発明と同様の効果を有するほか、関連情報は、撮影画像に対応して予め任意に入力設定された情報としてお気に入りを示す情報、タイトル、コメント、被写体名のうち少なくともその何れかを示す入力設定情報と、撮影画像に付加されている撮影日時情報と、過去に再生した再生状況を示す情報として再生回数、再生時間、再生頻度のうち少なくともその何れかを示す再生履歴情報とを含み、この入力設定情報、撮影日時情報、再生履歴情報のうち、この複数種類の情報を組み合わせて当該撮影画像を総合的に評価するようにしたから、再生対象として適切な画像を更に精度良く選択することができる。
請求項7記載の発明によれば、上述した請求項1記載の発明と同様の効果を有するほか、関連情報は、撮影画像に付加されている撮影日時を示す情報であり、表示対象範囲として任意の期間が指定された際に、この指定期間内に含まれる各画像毎にその関連情報を参照して当該撮影画像を評価するようにしたから、任意に指定された撮影期間の中から適切な画像を抽出することができる。
請求項8記載の発明によれば、上述した請求項1記載の発明と同様の効果を有するほか、撮影画像にその撮影日時が付加されている場合において、画像評価に基づいて抽出された複数の撮影画像をその撮影日時順にソートすると共に、このソート順に配列して一覧表示するようにしたから、鑑賞者にあっては時間的な変化状況の把握が容易となる。
以下、図1〜図11を参照して本発明の実施例を説明する。
この実施例は、画像再生装置として、画像再生機能を備えた電子アルバム装置に適用した場合を例示したもので、図1は、電子アルバム装置の基本的な構成要素を示したブロック図である。
この電子アルバム装置は、外部供給された撮影画像データを内蔵ハードディスクにアルバム情報として収集保存するもので、CPU1は、内部記憶部2内の各種プログラムに応じてこの電子アルバム装置の全体動作を制御する中央演算処理装置である。内部記憶部2は、プログラム領域およびデータ領域を有する内蔵ハードディスク(HDD)である。この内部記憶部2内のプログラム領域には、後述する図5〜図9に示す動作手順に応じて本実施例を実現するためのプログラムが格納され、また、そのデータ領域には、撮影画像データを保管する画像フォルダなどが設けられている。この内部記憶部2内のプログラム、データは、必要に応じてRAM(例えば、スタティックRAM)3にロードされたり、このRAM3内のデータが内部記憶部2にセーブされる。なお、RAM3は、プログラム実行領域と作業領域とを有している。
この実施例は、画像再生装置として、画像再生機能を備えた電子アルバム装置に適用した場合を例示したもので、図1は、電子アルバム装置の基本的な構成要素を示したブロック図である。
この電子アルバム装置は、外部供給された撮影画像データを内蔵ハードディスクにアルバム情報として収集保存するもので、CPU1は、内部記憶部2内の各種プログラムに応じてこの電子アルバム装置の全体動作を制御する中央演算処理装置である。内部記憶部2は、プログラム領域およびデータ領域を有する内蔵ハードディスク(HDD)である。この内部記憶部2内のプログラム領域には、後述する図5〜図9に示す動作手順に応じて本実施例を実現するためのプログラムが格納され、また、そのデータ領域には、撮影画像データを保管する画像フォルダなどが設けられている。この内部記憶部2内のプログラム、データは、必要に応じてRAM(例えば、スタティックRAM)3にロードされたり、このRAM3内のデータが内部記憶部2にセーブされる。なお、RAM3は、プログラム実行領域と作業領域とを有している。
このCPU1には、その入出力周辺デバイスであるキー入力部4、表示部5が接続されているほか、リモートコントローラ(リモコン)用I/F(インターフェイス)6を介してリモコン7が接続されていると共に、カードドライブ8を介してメモリカード9が接続され、更に、CD(Compact Disc)/DVD(Digital Video Disc)ドライブ10を介して可搬型の外部記録メディアであるCD/DVD11が接続可能となっている。
キー入力部4は、カメラ撮影された画像データの保存を指示する保存ボタン、保存先を選択するメニュー画面の中から所望するメニュー項目を選択指定する選択ボタン、撮影画像を再生表示させるためのビューア表示を指示する画像表示ボタンなど、各種のキーなどを有している。表示部5は、各種のメッセージ情報を表示したり、複数の撮影画像を一覧表示(サムネイル表示)する液晶表示装置などであり、この表示画面上には、タッチパネルが積層配置されており、タッチ入力画面としても利用可能となっている。リモコン7は、遠隔操作を行う入力操作部であり、キー入力部4に対応する各種のボタン、キーなどが設けられている。
キー入力部4は、カメラ撮影された画像データの保存を指示する保存ボタン、保存先を選択するメニュー画面の中から所望するメニュー項目を選択指定する選択ボタン、撮影画像を再生表示させるためのビューア表示を指示する画像表示ボタンなど、各種のキーなどを有している。表示部5は、各種のメッセージ情報を表示したり、複数の撮影画像を一覧表示(サムネイル表示)する液晶表示装置などであり、この表示画面上には、タッチパネルが積層配置されており、タッチ入力画面としても利用可能となっている。リモコン7は、遠隔操作を行う入力操作部であり、キー入力部4に対応する各種のボタン、キーなどが設けられている。
メモリカード9は、例えば、SDカード、メモリステイクなどであり、デジタルカメラ装置(図示せず)で撮影された画像データを電子アルバム装置に外部供給するための画像記録メディアであり、このメモリカード9がそのカードドライブ8のスロットに挿入セットされた際に、カードドライブ8は、カードセット有り信号を出力してCPU1に与える。この場合、CPU1は、上述した画像データの保存を指示する保存ボタンが操作された際に、メモリカード9の挿入有無を監視し、メモリカード9がセットされていることを条件にメモリカード9から画像データ(画像ファイル)を取得して記録保存するようにしている。
なお、撮影画像(画像ファイル)の外部供給手段としては、メモリカード9に限らず、デジタルカメラ装置がケーブル接続あるいはコネクタ接続された際には、このカメラ装置内の画像メモリから各撮影ファイルを取得して記録保存するようにしてもよい。ここで、デジタルカメラ装置側においては、各撮影画像毎に、その画像ファイルのヘッダー部分に撮影関連情報がEXIF(Exchangeable Image file format)形式の情報として付加されている。すなわち、画像ファイルは、「画像ファイル番号」、「撮影日時」などが付加されたEXIF形式の画像ファイルである。「撮影日時」は、カメラ撮影時の現在日時で、年月日及び時刻を示す情報であり、デジタルカメラ装置から直接あるいはメモリカード9を介して外部供給された各画像ファイルは、そのEXIF情報と共に内部記憶部2に記録保存される。
CD/DVD11は、撮影画像データを記録保存するための可搬型の画像記録メディアであり、比較的大容量の画像データを記録可能なもので、CD/DVDドライブ10は、そのトレイにCD、DVDの何れか一方が挿入セットされると、ディスクセット有り信号を出力してCPU1に与えるほか、CPU1の制御下でCD/DVD11をアクセスして画像データの書き込み動作を行う。この場合、CPU1は、CD/DVD11のセット挿入の有無を監視しており、CD/DVD11がセットされていることを条件にCD/DVDドライブ10に対して画像データの書き込み動作を実行開始させる。
図2は、外部供給されたEXIF情報付きの画像ファイルと画像管理レコードファイル21のレコード内容を示した図である。
画像管理レコードファイル21は、画像ファイル群に対応して内部記憶部2に格納されており、画像ファイルに関連付けられている関連情報(管理レコード)を画像毎に記憶管理する構成となっている。この管理レコードは、画像ファイルに1対1に対応付けられたもので、「画像ファイル番号」、「タイムスタンプ」、「タイトル」、「コメント」、「レーティング」、「視聴回数」、「視聴時間」、「タイム間隔」、「評価値」の各項目を有している。ここで、「画像ファイル番号」、「タイムスタンプ」は、EXIF情報から自動取得した情報で、「画像ファイル番号」は、画像ファイルのリンク情報であり、「タイムスタンプ」は、その画像の撮影日時を示している。
画像管理レコードファイル21は、画像ファイル群に対応して内部記憶部2に格納されており、画像ファイルに関連付けられている関連情報(管理レコード)を画像毎に記憶管理する構成となっている。この管理レコードは、画像ファイルに1対1に対応付けられたもので、「画像ファイル番号」、「タイムスタンプ」、「タイトル」、「コメント」、「レーティング」、「視聴回数」、「視聴時間」、「タイム間隔」、「評価値」の各項目を有している。ここで、「画像ファイル番号」、「タイムスタンプ」は、EXIF情報から自動取得した情報で、「画像ファイル番号」は、画像ファイルのリンク情報であり、「タイムスタンプ」は、その画像の撮影日時を示している。
「タイトル」、「コメント」、「レーティング」は、ユーザが任意に入力設定した情報で、「レーティング」は、画像のお気に入り度をユーザが5段階でランク付けしたものであり、お気に入り度合いはランク「1」が最も低く、ランク「5」が最も高いことを示している。「視聴回数」、「視聴時間」は、過去に画像再生した再生状況を示すユーザ操作履歴であり、「視聴回数」は、今までに画像を再生表示した再生トータル回数を示し、「視聴時間」は、今までに画像を再生表示した再生トータル時間を示し、CPU1は、画像再生を行う毎に「視聴回数」、「視聴時間」の内容を更新するようにしている。
「タイム間隔」、「評価値」は、CPU1が算出した算出値であり、「タイム間隔」は、画像管理レコードファイル21内の各レコードが撮影日時順にソートされている状態において、この並び順に応じて前後の関係となる各レコード内の「タイムスタンプ」に基づいて算出された時間的な隔たり(撮影間隔)を示している。「評価値」は、管理レコードを構成する「タイトル」、「コメント」、「レーティング」、「視聴回数」、「視聴時間」、「タイム間隔」をパラメータとして算出した当該画像の評価値である。なお、この「評価値」を算出するための評価式については後述するものとする。
図3は、画像管理レコードを構成する各項目「タイトル」、「コメント」、「タイム間隔」、「レーティング」、「視聴回数」、「視聴時間」に対応して、この項目(管理情報)の内容から評価算出用のパラメータ値がどのように変換されるかを説明するための図である。
「タイトル」、「コメント」に対応する「パラメータ値」は、“未設定時=0、設定時=5”と定義され、画像管理レコード内に「タイトル」、「コメント」の何れか一方が設定されていれば、「パラメータ値」は“5”となり、その両方が設定されていれば、「パラメータ値」の合計は“10”となることを示している。図4(A)は、「タイム間隔」とその「パラメータ値」との対応関係を説明するためのテーブル内容を示した図であり、「タイム間隔」に対応する「パラメータ値」は、図4(A)に示すように、0〜60秒未満で“0”となり、1〜10分未満で“1”、10〜30分未満で“2”、30〜60分未満で“3”、‥‥7日〜30日未満で“7”、30日以上で“9”となっている。
「タイトル」、「コメント」に対応する「パラメータ値」は、“未設定時=0、設定時=5”と定義され、画像管理レコード内に「タイトル」、「コメント」の何れか一方が設定されていれば、「パラメータ値」は“5”となり、その両方が設定されていれば、「パラメータ値」の合計は“10”となることを示している。図4(A)は、「タイム間隔」とその「パラメータ値」との対応関係を説明するためのテーブル内容を示した図であり、「タイム間隔」に対応する「パラメータ値」は、図4(A)に示すように、0〜60秒未満で“0”となり、1〜10分未満で“1”、10〜30分未満で“2”、30〜60分未満で“3”、‥‥7日〜30日未満で“7”、30日以上で“9”となっている。
「レーティング」は、ユーザによって任意に設定された5段階のお気に入り度合いに応じてその「パラメータ値」は、「1」=“0”、「2」=“1”、「3」=“2”、「4」=“3”、「5」=“4”と定義されている。「視聴回数」は、1回で“1”、2回で“2”、3回で“3”、‥‥となり、その回数がそのまま「パラメータ値」となるように定義されているが、10回以上の「パラメータ値」は、“10”に固定されている。図4(B)は、「視聴時間」とその「パラメータ値」との対応関係を説明するためのテーブル内容を示した図であり、「視聴時間」に対応する「パラメータ値」は、図4(B)に示すように、5秒未満で“0”となり、5〜10秒未満で“1”、10〜20秒未満で“2”、20〜60秒未満で“3”、1〜2分未満で“4”、‥‥5分以上で“9”となっている。
このようにして画像管理レコード内の各項目(管理情報)に対応して得られたパラメータ値に基づいて撮影画像を評価し、この評価結果に基づいて再生対象となる所定数の画像を抽出するようにしている。すなわち、CPU1は、現在の年月日(今日の日付情報)を取得すると共に、表示対象期間内の各画像、例えば、本日分の各画像を順次評価し、その評価値の高い順に所定数の画像を代表的な画像(注目度などが高い画像)として抽出してそのサムネイル画像を撮影日時順に一覧表示するようにしている。ここで、表示対象期間は、日単位、月単位、年単位で任意に指定可能となっており、任意指定の期間内に撮影された各画像の中から所定数分の代表画像として、4×4=16枚分の画像を抽出するようにしている。なお、所定数分の代表画像を抽出する場合、例えば、20枚〜100枚の範囲内からユーザが任意に指定した数を抽出するようにしてもよい。また、画像ファイルに対応して録音ファイルが付加されている場合には、撮影画像の再生表示と共にその録音を再生出力するようにしてもよい。
次ぎに、この実施例における電子アルバム装置の動作概念を図5〜図9に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。すなわち、記録媒体のほかに、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用してこの実施例特有の動作を実行することもできる。
図5〜図7は、ビューア表示が指示された際に実行開始される画像再生処理を示したフローチャートである。
先ず、CPU1は、現在の年月日情報(例えば、2005年3月3日)を取得すると共に(図5のステップA1)、この現在の年月日を表示対象期間として指定する(ステップA2)。そして、この表示対象期間の“年”、“月”、“日”の何れかを指定する指定レベルとして、先ず、本日分の撮影画像を表示対象とするために“日”を指定レベルにセットしておく(ステップA3)。この状態において、画像管理レコードファイル21をアクセスし、各管理レコード内の「タイムスタンプ」を参照して指定期間内の全画像(この場合には、本日撮影した全画像)に対応する管理レコードを読み出してRAM3のワーク域に一時記憶させた後(ステップA4)、この指定期間内の各管理レコード(以下、指定期間管理レコード群と呼称する)の中から所定数分の管理レコードを抽出するレコード抽出処理の実行に移る(ステップA5)。
先ず、CPU1は、現在の年月日情報(例えば、2005年3月3日)を取得すると共に(図5のステップA1)、この現在の年月日を表示対象期間として指定する(ステップA2)。そして、この表示対象期間の“年”、“月”、“日”の何れかを指定する指定レベルとして、先ず、本日分の撮影画像を表示対象とするために“日”を指定レベルにセットしておく(ステップA3)。この状態において、画像管理レコードファイル21をアクセスし、各管理レコード内の「タイムスタンプ」を参照して指定期間内の全画像(この場合には、本日撮影した全画像)に対応する管理レコードを読み出してRAM3のワーク域に一時記憶させた後(ステップA4)、この指定期間内の各管理レコード(以下、指定期間管理レコード群と呼称する)の中から所定数分の管理レコードを抽出するレコード抽出処理の実行に移る(ステップA5)。
図8は、指定期間管理レコード群の中から所定数分の管理レコードを抽出するレコード抽出処理(ステップA5)を詳述したフローチャートである。
先ず、CPU1は、指定期間管理レコード群の全レコード数と予め設定されている抽出数(16枚)とを比較し、全レコード数が抽出数以下であれば(ステップB1でYES)、指定期間管理レコード群からその全レコードを抽出するが(ステップB2)、全レコード数が抽出数を超えている場合には(ステップB1でNO)、指定期間管理レコード群を構成する各レコードをその「タイムスタンプ」を参照しながら撮影日時順にソートする(ステップB3)。
先ず、CPU1は、指定期間管理レコード群の全レコード数と予め設定されている抽出数(16枚)とを比較し、全レコード数が抽出数以下であれば(ステップB1でYES)、指定期間管理レコード群からその全レコードを抽出するが(ステップB2)、全レコード数が抽出数を超えている場合には(ステップB1でNO)、指定期間管理レコード群を構成する各レコードをその「タイムスタンプ」を参照しながら撮影日時順にソートする(ステップB3)。
そして、ソート後の指定期間管理レコード群において、その先頭レコードを指定した後(ステップB4)、先頭レコードの「タイム間隔」のパラメータ値としてその最大値“9”をセットしておく(ステップB5)。そして、指定レコードの内容に基づいて評価値算出処理を実行する(ステップB6)。すなわち、指定レコード内の「タイトル」、「コメント」、「レーティング」、「視聴回数」、「視聴時間」毎に、その項目内容に応じたパラメータ値を求めると共に、これらのパラメータ値と「タイム間隔」の最大パラメータ値“9”を以下の評価式に代入することによって先頭画像の評価値を算出し、RAM3のワーク域に一時記憶しておく。
評価式‥‥「評価値=(A+B+C+D+E+F)*D」
ここで、Aは「タイトル」、Bは「コメント」、Cは「タイム間隔」、Dは「レーティング」、Eは「視聴回数」、Fは「視聴時間」のパラメータ値を示している。
この場合、例えば、先頭レコードの「タイトル」、「コメント」、「タイム間隔」、「レーティング」、「視聴回数」、「視聴時間」が、A=5、B=0、C=9(最大値に固定)、D=4、E=2、F=2であれば、「88=(5+0+9+4+2+2)*4」となる。このように先頭画像でそのお気に入り度が高い画像は、かなり高い評価結果となる。
ここで、Aは「タイトル」、Bは「コメント」、Cは「タイム間隔」、Dは「レーティング」、Eは「視聴回数」、Fは「視聴時間」のパラメータ値を示している。
この場合、例えば、先頭レコードの「タイトル」、「コメント」、「タイム間隔」、「レーティング」、「視聴回数」、「視聴時間」が、A=5、B=0、C=9(最大値に固定)、D=4、E=2、F=2であれば、「88=(5+0+9+4+2+2)*4」となる。このように先頭画像でそのお気に入り度が高い画像は、かなり高い評価結果となる。
そして、次ぎのステップB7に進み、指定期間管理レコード群の全レコードを指定し終わったか否かをチェックするが、最初は、先頭レコードを指定した場合であるから次順位のレコードとして2番目のレコードを指定した後(ステップB10)、この指定レコード内の「タイムスタンプ」とその直前レコード内の「タイムスタンプ」とを比較し、その間の時間差(撮影間隔)を算出する(ステップB11)。そして、この時間差を指定レコード内の「タイム間隔」としてセットした後(ステップB12)、この指定レコードの内容に基づいて評価値算出処理を実行する(ステップB6)。この場合、1番目と2番目のレコード間における時間差が2番目のレコードの「タイム間隔」となり、この2番目のレコード内の「タイトル」、「コメント」、「レーティング」、「視聴回数」、「視聴時間」、「タイム間隔」毎のパラメータ値を上述の評価式に代入することによって2番目の画像を評価する。
ここで、例えば、2番目レコードの「タイトル」、「コメント」、「タイム間隔」、「レーティング」、「視聴回数」、「視聴時間」が、A=0、B=0、C=2、D=2、E=2、F=2であれば、「16=(0+0+2+2+2+2)*2」となり、1番目に比べてかなり低い評価結果となる。
以下、指定期間管理レコード群の全レコードを指定し終わるまで上述の動作が繰り返される。これによって、全レコード分の処理が終了すると(ステップB7でYES)、各レコードの評価値を比較しながらその値が大きい順(評価値順)に各レコードをソートした後(ステップB8)、更に、この中から評価値の高い順に設定抽出数分(16枚分)のレコードを抽出する(ステップB9)。これによって設定抽出数分の代表的な画像が特定抽出される。
以下、指定期間管理レコード群の全レコードを指定し終わるまで上述の動作が繰り返される。これによって、全レコード分の処理が終了すると(ステップB7でYES)、各レコードの評価値を比較しながらその値が大きい順(評価値順)に各レコードをソートした後(ステップB8)、更に、この中から評価値の高い順に設定抽出数分(16枚分)のレコードを抽出する(ステップB9)。これによって設定抽出数分の代表的な画像が特定抽出される。
このようなレコード抽出処理が終了すると、図5のステップA6に移り、レコード抽出処理によって抽出した各抽出レコード内の「タイムスタンプ」を参照しながら撮影日時順に各抽出レコードをソートした後、各抽出レコード内の「画像ファイル番号」によって該当する画像ファイルを代表的な画像として順次読み出してそのサムネイル画像を作成する(ステップA7)。そして、各代表画像対応のサムネイル画像を撮影日時順にマトリックス状に配列して一覧表示させる(ステップA8)。
図10(A)は、本日分の各撮影画像の中から評価値の高い順に抽出した所定数分の代表画像(サムネイル画像)を撮影日時順に配列した状態の一覧画面(代表画像一覧画面)を示した図である。
この代表画像一覧画面は、16枚の画像を4×4のマトリックス状に配列表示するもので、この例では、本日(2005年3月3日)の一覧画面を示している。そして、この一覧画面の右側部には、各種のタッチボタンが配置されており、左右上下の4方向キーに対応して代表画像一覧表示の対象期間を切り替える一覧切替ボタンB1と、本日分の全画像表示を指示する全画像表示ボタンB2と、代表画像一覧画面を消去してビューア表示の終了を指示する終了指示ボタンB3を有している。なお、一覧切替ボタンB1の機能については後で詳述する。
この代表画像一覧画面は、16枚の画像を4×4のマトリックス状に配列表示するもので、この例では、本日(2005年3月3日)の一覧画面を示している。そして、この一覧画面の右側部には、各種のタッチボタンが配置されており、左右上下の4方向キーに対応して代表画像一覧表示の対象期間を切り替える一覧切替ボタンB1と、本日分の全画像表示を指示する全画像表示ボタンB2と、代表画像一覧画面を消去してビューア表示の終了を指示する終了指示ボタンB3を有している。なお、一覧切替ボタンB1の機能については後で詳述する。
ここで、一覧切替ボタンB1、全画像表示ボタンB2、終了指示ボタンB3の操作待ち状態において(ステップA9)、全画像表示ボタンB2がタッチ操作された場合には(ステップA10でYES)、指定期間管理レコード群の全レコードを読み出し(ステップA11)、その「タイムスタンプ」を参照して撮影日時順に全レコードをソートした後(ステップA12)、その先頭から20レコード分を指定し、この各指定レコード内の「画像ファイル番号」によって該当する画像ファイルを代表的な画像として順次読み出してそのサムネイル画像を作成する(ステップA13)。そして、この20枚分の代表画像(サムネイル画像)を撮影日時順にマトリックス状に配列して一覧表示させる(ステップA14)。
図10(B)は、全画像表示ボタンB2の操作に応答して表示出力される全画像表示画面を示した図である。
この全画像表示画面は、20枚の画像を5×4のマトリックス状に配列表示するもので、この例では、本日(2005年3月3日)分の撮影画像群の先頭から20枚分の画像を一覧表示した場合の表示画面を示している。そして、この全画像表示画面の下側部には、各種のタッチボタンが配置されており、全画像数が20枚を超える場合には、残りの21枚目以降の画像を20枚分一覧表示させる次一覧表示ボタンB4と、この全画像表示画面から図10(A)の代表画像一覧画面に戻す代表指示ボタンB5を有している。
この全画像表示画面は、20枚の画像を5×4のマトリックス状に配列表示するもので、この例では、本日(2005年3月3日)分の撮影画像群の先頭から20枚分の画像を一覧表示した場合の表示画面を示している。そして、この全画像表示画面の下側部には、各種のタッチボタンが配置されており、全画像数が20枚を超える場合には、残りの21枚目以降の画像を20枚分一覧表示させる次一覧表示ボタンB4と、この全画像表示画面から図10(A)の代表画像一覧画面に戻す代表指示ボタンB5を有している。
ここで、次一覧表示ボタンB4、代表指示ボタンB5の操作待ち状態において(ステップA15)、次一覧表示ボタンB4が操作されると(ステップA16でYES)、指定期間管理レコード群の中から次ぎの20レコード分を指定し、この各指定レコード内の「画像ファイル番号」によって該当する画像ファイルを代表的な画像として順次読み出してそのサムネイル画像を作成する(ステップA17)。そして、この20枚分の代表画像(サムネイル画像)を撮影日時順にマトリックス状に配列して一覧表示させる(ステップA14)。以下、次一覧表示ボタンB4が操作される毎に次ぎの20枚分の画像が一覧表示される。これによって、例えば、本日分の全画像を確認した後、代表指示ボタンB5を操作すると、ステップA18でそのことが検出されてステップA4に移るため、図10(B)の全画像表示画面から図10(A)の代表画像一覧画面に戻される。
いま、代表画像一覧画面が表示されている状態において、一覧切替ボタンB1が操作された場合には(ステップA19でYES)、図6、図7のフローチャートに移り、左右上下の4方向キーの何れが操作されたかをチェックする(図6のステップA21、A26、図7のステップA31、A37)。ここで、右方向キーが操作された場合には(ステップA21でYES)、現在の指定レベルとして表示対象期間の“日”、“月”、“年”の何れがセットされているかをチェックする(ステップA22)。
いま、指定レベルには“日”がセットされているので、現在指定されている表示対象期間の次ぎの日、例えば、明日の“年月日”を新たな表示対象期間として更新指定する(ステップA23)。ここで、現在の表示対象期間が2005年3月3日であれば、更新後の表示対象期間は、2005年3月4日となるが、2005年2月28日であれば、更新後の表示対象期間は、2005年3月1日となる。そして、図5のステップA4に戻り、更新後の表示対象期間(例えば、2005年3月4日)における代表画像一覧画面を表示出力させる(ステップA4〜A8)。
また、代表画像一覧画面が表示されている状態において、一覧切替ボタンB1の左方向キーが操作された場合には(ステップA26でYES)、上述のように現在の指定レベルを判別するが(ステップA27)、いま、指定レベルには“日”がセットされているので、現在指定されている表示対象期間の1日前の“年月日”を新たな表示対象期間として更新指定する(ステップA28)。例えば、現在の表示対象期間が2005年3月4日であれば、更新後の表示対象期間は、2005年3月3日となり、この2005年3月3日の代表画像一覧画面に戻される(ステップA4〜A8)。
一方、一覧切替ボタンB1の上方向キーが操作された場合には(図7のステップA31でYES)、上述のように現在の指定レベルを判別するが(ステップA32)、いま、指定レベルには“日”がセットされているので、現在指定されている表示対象期間の“年月”を新たな表示対象期間として更新指定する(ステップA33)。例えば、現在の表示対象期間が2005年3月3日であれば、更新後の表示対象期間は、2005年3月となる。そして、指定レベルを“月”に変更した後(ステップA34)、図5のステップA4に戻り、更新後の表示対象期間(例えば、2005年3月)における代表画像一覧画面を表示出力させる(ステップA6〜A8)。図11(A)は、一覧切替ボタンB1の上方向キーの操作に応答して表示出力された2005年3月分の代表画像一覧画面を示した図で、1ヶ月分の撮影画像群の中から抽出された16枚の代表画像がサムネイル画像として一覧表示される。
この状態において、更に、上方向キーが操作された場合には(ステップA31でYES)、指定レベルには“月”がセットされているので(ステップA32)、現在指定されている表示対象期間の“年”を新たな表示対象期間として更新指定する(ステップA35)。例えば、現在の表示対象期間が2005年3月であれば、更新後の表示対象期間は、2005年となる。そして、指定レベルを“年”に変更した後(ステップA36)、図5のステップA4に戻り、更新後の表示対象期間(例えば、2005年)における代表画像一覧画面を表示出力させる(ステップA4〜A8)。図11(B)は、2005年分の代表画像一覧画面を示した図で、1年間分の撮影画像群の中から抽出された16枚の代表画像がサムネイル画像として一覧表示される。なお、指定レベルに“年”がセットされている状態において更に上方向キーが操作されても当該操作は無効となる。
また、指定レベルに“月”がセットされている状態において右方向キーが操作された場合には(ステップA21、A22)、現在指定されている表示対象期間の次の月における“年月”を新たな表示対象期間として更新指定する(ステップA24)。例えば、現在の表示対象期間が2005年3月であれば、更新後の表示対象期間は、2005年4月となり、また、現在の表示対象期間が2004年12月であれば、更新後の表示対象期間は、2005年1月となる。
そして、更新後の表示対象期間(例えば、2005年4月)における代表画像一覧画面を表示出力させる(ステップA4〜A8)。次ぎに、指定レベルに“年”がセットされている状態において右方向キーが操作された場合には(ステップA21、A22)、現在指定されている表示対象期間の次の年における“年”を新たな表示対象期間として更新指定する(ステップA25)。これによって例えば、現在の表示対象期間が2004年であれば、更新後の表示対象期間である2005年の代表画像一覧画面が表示出力される(ステップA4〜A8)。
同様に、指定レベルに“月”がセットされている状態において左方向キーが操作された場合には(ステップA26、A27)、現在指定されている表示対象期間の1ヶ月前における“年月”を新たな表示対象期間として更新指定する(ステップA29)。これによって例えば、現在の表示対象期間が2005年3月であれば、更新後の表示対象期間である2005年2月の代表画像一覧画面を表示出力させる(ステップA4〜A8)。また、指定レベルに“年”がセットされている状態において左方向キーが操作された場合には(ステップA26、A27)、現在指定されている表示対象期間の次の年における“年”を新たな表示対象期間として更新指定する(ステップA30)。これによって例えば、現在の表示対象期間が2004年であれば、更新後の表示対象期間である2003年の代表画像一覧画面が表示出力される(ステップA4〜A8)。
他方、下方向キーが操作された場合(図7のステップA31でNO)、現在の指定レベルを判別するが(ステップA37)、いま、指定レベルには“月”がセットされていれば、現在指定されている表示対象期間の“月”の先頭日(1日)を新たな表示対象期間として更新指定する(ステップA38)。例えば、現在の表示対象期間が2005年3月であれば、更新後の表示対象期間は2005年3月1日となる。そして、指定レベルを“日”に変更した後(ステップA39)、図5のステップA4に戻り、更新後の表示対象期間(例えば、2005年3月1日)における代表画像一覧画面を表示出力させる(ステップA4〜A8)。
また、指定レベルに“年”がセットされている状態において下方向キーが操作された場合には(ステップA31、A37)、現在指定されている表示対象期間の“年”の先頭月(1月)を新たな表示対象期間として更新指定する(ステップA40)。例えば、現在の表示対象期間が2005年であれば、更新後の表示対象期間は2005年1月となる。そして、指定レベルを“月”に変更した後(ステップA41)、図5のステップA4に戻り、更新後の表示対象期間(例えば、2005年1月)における代表画像一覧画面を表示出力させる(ステップA4〜A8)。なお、指定レベルに“日”がセットされている状態において下方向キーが操作されても当該操作は無効となる。
図9は、サムネイル画面(代表画像一覧画面あるいは全画像表示画面)が表示出力されている状態において、任意のサムネイル画像を選択指定するために当該画像の表示位置がタッチ操作された場合に実行開始されるフローチャートである。
先ず、CPU1は、任意のサムネイル画像が選択指定されると、当該選択サムネイル対応の画像ファイルを読み出して(ステップC1)、拡大表示させる(ステップC2)。この場合、代表画像一覧画面あるいは全画像表示画面から拡大画面に切り換え表示されるが、代表画像一覧画面あるいは全画像表示画面上に拡大ウインドウを重ね合わせて表示するようにしてもよい。
先ず、CPU1は、任意のサムネイル画像が選択指定されると、当該選択サムネイル対応の画像ファイルを読み出して(ステップC1)、拡大表示させる(ステップC2)。この場合、代表画像一覧画面あるいは全画像表示画面から拡大画面に切り換え表示されるが、代表画像一覧画面あるいは全画像表示画面上に拡大ウインドウを重ね合わせて表示するようにしてもよい。
このように選択サムネイル対応の拡大画像を表示出力させると、CPU1は、視聴時間用タイマ(ソフトタイマ)の計時動作を開始させると共に(ステップC3)、当該画像の管理レコード内の「視聴回数」に“1”を加算してその値をカウントアップする(ステップC4)。ここで、拡大画面内の「戻りボタン」がタッチ操作されると(ステップC5でYES)、視聴時間用タイマの計時動作を停止させると共に(ステップC6)、この視聴時間用タイマ値(経過時間)を当該画像の管理レコード内の「視聴時間」に累計した後(ステップC7)、元の画面である代表画像一覧画面あるいは全画像表示画面に戻る(ステップC8)。
以上のように、この実施例においてCPU1は、画像ファイルに対応してその管理レコードが記憶管されている状態において、画像ファイル毎にその管理レコードを参照して当該画像を評価すると共に、この画像毎の評価結果に基づいて所定数の撮影画像を評価の高い順に再生対象として抽出して所定の配列状態で表示部5に一覧表示するようにしたから、多数の撮影画像を1画像毎に確認しながら所望する再生対象を選択する事前に作業を行うことなく、各画像毎の評価結果から再生対象として適切な画像(例えば、価値、注目度の高い代表的な画像)を精度良く抽出することができるほか、再生対象を所定数分の画像に絞り込むことができると共に、効果的な一覧表示を実現することができる。
この場合、画像ファイル対応の管理レコードには、ユーザが任意に入力設定した「タイトル」、「コメント」、「レーティング」の項目が含まれており、CPU1は、入力設定した当該項目の内容に基づいて画像評価を行うようにしたから、ユーザの意向を反映した画像評価が可能となる。また、管理レコードには、「タイム間隔」の項目が含まれており、この「タイム間隔」の項目内容に基づいて画像評価を行うようにしたから、撮影間隔を評価判定の基準とすることができ、直前画像との撮影間隔が大きい程、適切な画像として選ばれ易くなる。
また、撮影日時順にソートされた指定期間管理レコード群内において前後の関係となる各管理レコード内の「タイムスタンプ」からその間の「タイム間隔」を算出するようにしたから、この「タイム間隔」の大きさに基づいて前後関係の画像の撮影時期が大きく相違するか、略同一かを判定することができる。例えば、前の画像が正月に撮影した画像、後ろの画像が夏休みに撮影した画像であれば、撮影時期が大きく相違し、「タイム間隔」は30日以上となり、そのパラメータ値は最大値となるため、後ろの画像の評価値もそれに応じて大きくなる。
また、画像ファイル対応の管理レコードには、過去に再生した再生状況を示す情報として、「視聴回数」、「視聴時間」の項目が含まれており、CPU1は、この「視聴回数」、「視聴時間」の項目に基づいて画像評価を行うようにしたから、再生回数が多い画像、再生時間が長い画像ほど注目度の高い画像であると推測することができ、過去の再生状況を反映した画像評価が可能となる。この場合、画像が再生表示される毎に、この再生画像に対応付けられている「視聴回数」、「視聴時間」をその再生状況に基づいて更新し、更新された「視聴回数」、「視聴時間」に基づいて画像評価を行うようにしたから、最新の再生回数、再生時間に基づいた画像評価が可能となる。
また、CPU1は、画像評価を行う際に、管理レコード内の「タイムスタンプ」、「タイトル」、「コメント」、「レーティング」、「視聴回数」、「視聴時間」、「タイム間隔」に基づいて総合的な評価を行うようにしたから、再生対象として適切な画像を更に精度良く選択することができる。
また、CPU1は、画像評価を行う際に、管理レコード内の「タイムスタンプ」、「タイトル」、「コメント」、「レーティング」、「視聴回数」、「視聴時間」、「タイム間隔」に基づいて総合的な評価を行うようにしたから、再生対象として適切な画像を更に精度良く選択することができる。
CPU1は、表示対象となる任意の期間が指定された際に、この指定された表示対象期間内に含まれる各画像毎にその管理レコードの内容を参照して画像評価を行うようにしたから、任意の表示対象期間の中から適切な画像を抽出することができる。この場合、抽出した複数の画像をその撮影日時順にソートして一覧表示するようにしたから、鑑賞者にあっては時間的な変化状況の把握が容易となる。
また、表示対象期間を日単位、月単位、年単位で任意に指定する場合に、一覧切替ボタンB1の左右上下キーによって表示対象期間を任意に変更するようにしたから、所望する表示対象期間を容易に指定することが可能となる。この場合、現在の年月日を基準として表示対象期間を変更することができる。
また、表示対象期間を日単位、月単位、年単位で任意に指定する場合に、一覧切替ボタンB1の左右上下キーによって表示対象期間を任意に変更するようにしたから、所望する表示対象期間を容易に指定することが可能となる。この場合、現在の年月日を基準として表示対象期間を変更することができる。
なお、上述した実施例においては、画像を評価する評価式として、「評価値=(A+B+C+D+E+F)*C」を例示したが、例えば、「評価値=A+B+2C+D+E+F」であってもよい。この場合、パラメータ値Cに掛ける定数は、“2”に限らず、「1.5」など、任意である。また、上述した何れの評価式は、レーティング重視型の場合を示したが、例えば、タイム間隔重視型の評価式として「評価値=A+B+C+D+E+2F」あるいは「評価値=(A+B+C+D+E+F)*F」などであってもよい。更に、全体重視型 の評価式として、例えば、「評価値=A+B+C+D+E+F」であってよい。つまり、画像を適切に評価可能であれば、その評価式は任意である。
また、各種の評価式をメニュー画面に一覧表示し、このメニュー画面の中からユーザが任意の評価式を選択指定するようにしもよい。また、評価式に代入されるパラメータ値として、「タイムスタンプ」、「タイトル」、「コメント」、「レーティング」、「視聴回数」、「視聴時間」、「タイム間隔」を示したが、その全てをパラメータ値として使用せず、例えば、「レーティング」、「視聴回数」のパラメータ値のみを使用したり、「視聴回数」、「視聴時間」のパラメータ値のみを使用したり、「レーティング」、「タイム間隔」のパラメータ値のみを使用するようにしてもよい。すなわち、価値、注目度の高い代表的な画像を抽出可能であれば、使用するレコード項目は問わない。この場合、評価計算に使用するレコード項目をユーザが任意に選択指定するようにしてもよい。
また、上述した実施例においては、管理レコードは、「タイムスタンプ」、「タイトル」、「コメント」、「レーティング」、「視聴回数」、「視聴時間」、「タイム間隔」の項目を有する構成としたが、その他の項目を追加した構成であってもよい。すなわち、予めユーザが任意に入力設定された情報として「タイトル」、「コメント」、「レーティング」以外に「被写体名」を含めてもよく、また、過去に再生した再生状況を示す情報として「視聴回数」、「視聴時間」以外に「表示再生頻度」あるいは「プリント枚数」、「プリント頻度」などを含めてもよく、この項目内容に応じたパラメータ値を評価式に代入するようにしてもよい。すなわち、価値、注目度の高い代表的な画像を抽出可能であれば、使用するレコード項目は「表示再生頻度」、「プリント枚数」、「プリント頻度」などであってもよい。また、お気に入りの度合い(レベル)に限らず、お気に入りか否かを示す情報であってあってもよい。
更に、現在位置を受信取得するGPS(Global Positioning System)受信機能付きのデジタルカメラ装置において、撮影が行われる毎に撮影日時のほか、現在位置(経緯度情報)が撮影位置として当該ファイルに付加されている場合には、この「撮影位置」を管理レコードの項目としてもよく、また、カメラ撮影時の情報として「画像サイズ」、「ズーム倍率」、「被写体距離」が当該ファイルに付加されている場合には、「画像サイズ」、「ズーム倍率」、「被写体距離」を管理レコードの項目としてもよく、この項目内容に応じたパラメータ値を評価式に代入するようにしてもよい。すなわち、ユーザが意図する画像、つまり、価値、注目度の高い代表的な画像を抽出可能であれば、画像評価に使用するレコード項目は「撮影位置」、「画像サイズ」、「ズーム倍率」、「被写体距離」などであってもよい。
上述した実施例においては、表示対象期間を日単位、月単位、年単位で任意に指定する場合に、現在の年月日を基準として、一覧切替ボタンB1の左右上下キーによって表示対象期間を任意に変更するようにしたが、再生対象期間を数値入力によって任意に指定するようにしてもよく、また、内部記憶部2に保存されている全画像あるいは画像フォルダ内に保存されている各画像を再生対象範囲として一括指定するようにしてもよく。この場合、複数の画像フォルダを再生対象範囲として一括指定するようにしてもよい。
また、上述した実施例においては、カメラ撮影された各画像をカメラ装置あるいはそのメモリカードから外部供給するようにしたが、無線通信手段を介して画像データを外部供給するようにしてもよく、また、上述した実施例においては、電子アルバム装置に専用の表示部を設けたが、TV受像機、パーソナルコンピュータなどを外部接続して再生表示するようにしてもよい。
その他、再生対象画像は、静止画、動画を問わず、また、静止画と動画とを混在したものであってもよい、また、電子アルバム装置は、スタンドアロンタイプに限らず、その各構成要素が2以上の筐体に物理的に分離され、通信回線、ケーブル等の有線伝送路あるいは電波、マイクロウエーブ、赤外線等の無線伝送路を介してデータを送受信する分散型のシステムであってよもよい。また、画像再生機能を備えた電子アルバム装置に限らず、例えば、デジタルカメラ装置、パーソナルコンピュータなどにも同様に適用可能である。
一方、コンピュータに対して、上述した各手段を実行させるためのプログラムコードをそれぞれ記録した記録媒体(例えば、CD−ROM、フレキシブルディスク、RAMカード等)を提供するようにしてもよい。すなわち、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードを有する記録媒体であって、撮影画像に関連付けられている関連情報を画像毎に記憶管理する機能と、撮影画像毎にその関連情報を参照して当該撮影画像を評価する機能と、撮影画像毎に得られた評価結果に基づいて所定数の撮影画像を評価の高い順に再生対象として抽出する機能と、抽出された複数の撮影画像を所定の配列状態で一覧表示する機能とを実現させるためのプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体を提供するようにしてもよい。
1 CPU
2 内部記憶部
3 RAM
4 キー入力部
5 表示部
9 メモリカード
11 CD/DVD
21 画像管理レコードファイル
2 内部記憶部
3 RAM
4 キー入力部
5 表示部
9 メモリカード
11 CD/DVD
21 画像管理レコードファイル
Claims (9)
- 複数の撮影画像を再生表示する画像再生装置であって、
撮影画像に関連付けられている関連情報を画像毎に記憶管理する関連情報記憶手段と、
撮影画像毎にその関連情報を参照して当該画像を評価する画像評価手段と、
この画像評価手段によって得られた撮影画像毎の評価結果に基づいて所定数の撮影画像を評価の高い順に再生対象として抽出する再生対象抽出手段と、
この再生対象抽出手段によって抽出された複数の撮影画像を所定の配列状態で一覧表示する表示制御手段と、
を具備したことを特徴とする画像再生装置。 - 前記撮影画像に関連付けられている関連情報は、撮影画像に対応して予め任意に入力設定された情報として、お気に入りを示す情報、タイトル、コメント、被写体名のうち、少なくとも、その何れかを示す入力設定情報であり、
前記画像評価手段は、前記入力設定情報に基づいて当該撮影画像を評価する、
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の画像再生装置。 - 前記撮影画像に関連付けられている関連情報は、撮影画像に付加されている撮影日時を示す情報であり、
前記画像評価手段は、任意に指定された表示対象範囲内に含まれる一連の画像において、この一連の画像の並び順に応じて前後の関係となる各画像の撮影日時に基づいて当該画像間の時間的な隔たりを算出し、この時間的な隔たりに基づいて画像評価を行う、
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の画像再生装置。 - 前記撮影画像に関連付けられている関連情報は、過去に再生した再生状況を示す情報として、再生回数、再生時間、再生頻度のうち、少なくとも、その何れかを示す再生履歴情報であり、
前記画像評価手段は、前記再生履歴情報に基づいて当該撮影画像を評価する、
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の画像再生装置。 - 撮影画像が再生表示される毎に、この再生画像に対応付けられている再生履歴情報をその再生状況に基づいて更新する更新手段を設け、
前記画像評価手段は、前記更新手段によって更新された再生履歴情報に基づいて当該撮影画像を評価する、
ようにしたことを特徴とする請求項4記載の画像再生装置。 - 前記撮影画像に関連付けられている関連情報は、撮影画像に対応して予め任意に入力設定された情報としてお気に入りを示す情報、タイトル、コメント、被写体名のうち少なくともその何れかを示す入力設定情報と、撮影画像に付加されている撮影日時情報と、過去に再生した再生状況を示す情報として再生回数、再生時間、再生頻度のうち少なくともその何れかを示す再生履歴情報とを含み、
前記画像評価手段は、前記入力設定情報、撮影日時情報、再生履歴情報のうち、この複数種類の情報を組み合わせて当該撮影画像を総合的に評価する、
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の画像再生装置。 - 前記撮影画像に関連付けられている関連情報は、撮影画像に付加されている撮影日時を示す情報であり、
表示対象範囲として任意の期間が指定された際に、前記画像評価手段は、当該指定期間内に含まれる各画像毎にその関連情報を参照して当該撮影画像を評価する、
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の画像再生装置。 - 撮影画像にその撮影日時が付加されている場合において、前記表示制御手段は、前記画像評価に基づいて抽出された複数の撮影画像をその撮影日時順にソートすると共に、このソート順に配列して一覧表示する、
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の画像再生装置。 - コンピュータに対して、
撮影画像に関連付けられている関連情報を画像毎に記憶管理する機能と、
撮影画像毎にその関連情報を参照して当該撮影画像を評価する機能と、
撮影画像毎に得られた評価結果に基づいて所定数の撮影画像を評価の高い順に再生対象として抽出する機能と、
抽出された複数の撮影画像を所定の配列状態で一覧表示する機能と、
を実現させるためのプログラム。
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