JP2006278707A - 太陽電池モジュール装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】太陽電池モジュールの外観を損なうことなく、従来よりも太陽電池モジュールを脱着しやすく、屋根上でのメンテナンス作業が容易となるような太陽電池モジュール装置を提供する。
【解決手段】矩形状の太陽電池パネル3とその端部に枠体5、6を備えた太陽電池モジュールと、これらを建物に取り付けるための取り付け体8から成る太陽電池モジュール装置において、枠体5に太陽電池パネル3のたわみを防ぐための凸部5cを具備し、取り付け体8の上面部に凸部5cを嵌入するための開口部8bを設けたことを特徴とする。また、取り付け体8の上面部端部に板状の突出部9を設け、突出部9の中央部付近に溝部9aと傾斜部9bが設けられ、突出部9の溝部9aに枠体5を挿嵌したことを特徴とする。
【選択図】 図5

Description

本発明は、太陽電池モジュールが固定脚部に対して着脱自在に固定される太陽電池モジュール装置に関するものである。
従来、例えば図11に示すように、家庭の電気負荷を低減させるために、家屋の屋根上に太陽エネルギーを電気エネルギーに変換する瓦一体型の太陽電池モジュールを瓦重ねして配設して成る太陽光発電屋根121が知られている。
このような瓦型の太陽光発電屋根121の場合、太陽電池モジュールには、図12に示すように、瓦材124と略同一形状をなす瓦状本体204の上部にガラスや樹脂などの透光性基板に複数の太陽電池セルを貼り合わせて構成される太陽電池パネル203を埋め込めませるようにし、瓦状本体204と太陽電池パネル203とを樹脂等の接着剤により一体化させた太陽電池モジュール202や、図13に示すように、太陽電池パネル103の端部に瓦材124との置き換えが可能な取付構造・防水構造を有する金属などの枠体104を取り付けた太陽電池モジュール102が用いられている。(例えば、特許文献1参照)
上記の図12に示すような太陽電池モジュール202は、太陽電池を有しない瓦材124と形状的に何ら変わりがないので、屋根上への配設は通常の瓦材124の施工と同様に、野地板122上に配された桟木123に太陽電池モジュール202を屋根の軒先から順次瓦重ねしていくことができる。
また、図14に示すように、屋根の棟に対し平行な方向、すなわち屋根面に平行で水平な方向に隣り合う2つの瓦材124もしくは太陽電池モジュール202のうち、一方の瓦材124もしくは太陽電池モジュール202に形成され、下方へ突出する上部突出部207aと、他方の瓦材124もしくは太陽電池モジュール202に形成され、上方へ突出する下部突出部207bとが噛み合わされており、瓦材124同士、太陽電池モジュール202同士あるいは瓦材124と太陽電池モジュール202が容易にずれたりしないようにしている。
一方、上記の図13に示すような太陽電池モジュール102は、図15に示すように、その長さが太陽電池を有しない瓦材124の略整数倍であることが一般的である。これにより、太陽電池モジュール102と瓦材124との隙間、もしくは太陽電池モジュール102同士の隙間が瓦材124のみ配設した場合の瓦材124同士の隙間と同一となるため、隙間の調整のために瓦材124の一部を切断したり、隙間を埋めるための部材を配設したりする必要がなく、太陽光発電屋根121の外観を損なうこともない。
また、メンテナンス等でこのような太陽電池モジュール102を交換するときは、図16(a)〜(c)に示すように、交換する太陽電池モジュール102aのカバー体111aおよび太陽電池モジュール102aを屋根面に固定するための固定金具108と太陽電池モジュール102aを締結している締結ねじ110を外した後に、その棟側に配設される太陽電池モジュール102bのカバー体111bを取り外すことで、太陽電池モジュール102aを取り外すことが可能となる。また、太陽電池モジュール102の取り付けについても同様の方法で行うことができる。
特開2004−308409号公報
しかしながら、前記図12及び図14に示す太陽電池モジュール202のように、瓦材124と略同一形状をなす瓦状本体204と太陽電池パネル203とを一体化させた構造では、配線の間違いやメンテナンス等で太陽電池モジュール202の交換が必要となった場合に、他の太陽電池モジュール202や瓦材124と上部突出部207aおよび下部突出部207bによって噛み合わされているため、その作業が煩雑になるという問題がある。
また、前記図13及び図16に示す太陽電池モジュール102の場合、メンテナンス等で太陽電池モジュール102を交換するときは、交換する太陽電池モジュール102aのカバー体111aおよび太陽電池モジュール102aを屋根面に固定するための固定金具108と太陽電池モジュール102aを締結している締結ねじ110を取り外すだけでは、太陽電池モジュール102aの枠体104に設けられ防水機能と荷重分散機能を兼ね備えたストッパー105aと、棟側に配設される太陽電池モジュール102bのカバー体111bとが太陽電池モジュール102aの脱着時に干渉するため、その棟側に配設される太陽電池モジュール102bのカバー体111bも脱着する作業が必要であった。
この問題を解決するために、例えばカバー体111の水平方向の幅を小さくして前記隙間を大きくしたり、カバー体111をなくしたりすることで、太陽電池モジュール102を脱着する時に太陽電池モジュール102がカバー体111またはその下端に引っ掛からないようにすることができる。しかし、カバー体111の水平方向の幅を小さくした場合、棟側に配設される太陽電池モジュール102bのカバー体111bと太陽電池モジュール102aとの隙間が大きくなり、またカバー体111をなくした場合、締結ねじ110等からなる連結部材を覆うことができないため、太陽電池モジュールの外観が損なわれる。さらに、交換する太陽電池モジュール102aの棟側に太陽電池モジュール102bではなく瓦材124が配設されている場合、太陽電池モジュール102aを脱着するときに太陽電池モジュール102aの棟側に配設されているすべての瓦材124の軒側部分を持ち上げるなどして隙間を大きくする必要がある。
本発明はこのような問題鑑みてなされたものであり、その目的は、太陽電池モジュールの外観を損なうことなく、太陽電池モジュールの脱着がしやすく、メンテナンス性を向上させた太陽電池モジュール装置を提案するものである。
本発明の太陽電池モジュール装置は、内部に太陽電池素子を具備した矩形状の太陽電池パネルの少なくとも互いに対向する2つの端辺に、枠体を備えた太陽電池モジュールと、
前記枠体に固定され、且つ前記太陽電池モジュールを設置面に取着する固定脚部とから成る太陽電池モジュール装置において、
前記枠体に、前記固定脚部に対する太陽電池モジュールの位置決めを行う凸部を設け、且つ前記固定脚部に前記凸部が嵌入される開口部を設けたことを特徴とする。
また、前記固定脚部の上面部端部に、前記太陽電池モジュールの受光面部に対し略垂直方向に板状の突出部を設け、前記板状の突出部の中央部付近に該受光面部と略平行方向に溝部を設けると共に、前記板状の突出部の立ち上がり部から前記溝部までの間に傾斜部が設けられ、前記溝部に前記太陽電池モジュールの枠体を挿嵌したことを特徴とする。
本発明の太陽電池モジュール装置によれば、内部に太陽電池素子を具備した矩形状の太陽電池パネルと前記太陽電池パネルの少なくとも互いに対向する2つの端部に枠体を備えた太陽電池モジュールと、前記互いに対向する2つの端部に備えられた枠体をそれぞれ固定して前記太陽電池モジュールを建物に取り付けるための複数の取り付け体から成る太陽電池モジュール装置であって、前記枠体の少なくとも1つには前記取り付け体と当接する事により前記太陽電池パネルのたわみを防ぐための凸部を具備すると共に、前記取り付け体の上面部に、前記太陽電池モジュールと前記取り付け体との脱着時に前記凸部を嵌入するための開口部を設けることで、積雪荷重や作業者が載ることによる前記太陽電池パネルのたわみを防ぎ、前記太陽電池パネルのたわみによりその内部に具備された太陽電池素子が損傷し、発電効果が低下するのを防ぐことができるだけでなく、前記太陽電池モジュールの脱着時には、前記取り付け体に設けられた開口部に前記凸部が嵌入することで太陽電池モジュールの棟側が鉛直方向に落ち込み、太陽電池モジュールと棟側の太陽電池モジュールまたはそのカバー体との間隔が大きくなるため、棟側の太陽電池モジュールまたはそのカバー体を脱着したり棟側の瓦材を持ち上げたりすることなく、前記太陽電池モジュールの脱着が可能となる。すなわち、太陽電池モジュールを固定脚部に固定するときには、太陽電池モジュールの配置位置を簡単に規定することができる。
また、前記取り付け体の上面部端部に前記太陽電池モジュールの受光面部に対し垂直方向に板状の突出部を設け、前記板状の突出部の中央部付近に前記太陽電池モジュールの受光面部と略平行方向に溝部を設けると共に、前記板状の突出部の立ち上がり部から前記溝部まで傾斜部が設けられ、前記板状の突出部の溝部に前記太陽電池モジュールの枠体を挿嵌することで、前記太陽電池モジュールと前記取り付け体とを固定できるだけでなく、メンテナンス時の太陽電池モジュールの取り付けにおいて太陽電池モジュールを軒先側から棟側に押し込むことで、太陽電池パネルの棟側に備えられた枠体が前記傾斜部をスライドし、太陽電池モジュールを所定の位置に配設することが可能となる。
このように本発明によれば、太陽電池モジュールの外観を損なうことなく、従来よりも太陽電池モジュールを脱着しやすくなり、屋根上でのメンテナンス作業が容易となる。
以下、本発明に係る太陽電池モジュール装置の実施の形態について、添付図面に基づき詳細に説明する。
まず、本発明に係る太陽電池モジュール装置の一般住宅の屋根部への取り付け方法について図1〜図6を用いて説明する。
図1に本発明に係る太陽電池モジュール装置1が建物の屋根の一部に配設されている様子を示す。本発明において、軒側とは屋根面の下方側であり、棟側とは屋根面の上方側である。また、本発明において太陽電池モジュール装置1が屋根面に設置された場合に、屋根面と平行でかつ水平線に垂直な方向を傾斜方向Xとし、屋根面と平行でかつ水平線に沿って伸びる方向を水平方向Yとし、鉛直な方向を鉛直方向Zとする。また、傾斜方向Xのうち、屋根面に沿って上方に向かう方向を傾斜方向X1、屋根面に沿って下方に向かう方向を傾斜方向X2とする。
また、図2に太陽電池モジュール装置1を受光面側から見た斜視図を、図3に断面図を、図4に太陽電池モジュール2と取り付け体8とを分離した分解斜視図を、図5に分解断面図をそれぞれ示す。
図2に示すように、本発明に係る太陽電池モジュール装置1は、内部に太陽電池素子を具備した矩形状の太陽電池パネル3と少なくとも前記太陽電池パネル3の互いに対向する2つの端部に枠体4を備えた太陽電池モジュール2と、前記互いに対向する2つの端部に備えられた枠体4をそれぞれ固定して前記太陽電池モジュール2を建物に取り付けるための2本程度の取り付け体8から構成される。例えば枠体4は、太陽電池パネル3の棟側に配される棟側枠5、軒側に配される軒側枠6、水平方向Yの両端部に配される側面枠7からなる。
図5に示すように、棟側枠5の上面部には、ストッパー突起5a、5bが設けられている。ストッパー突起5aは軒側に傾斜した構造となっており、雨水が吹き込みにくい構造としている。さらに、ストッパー突起5aを乗り超えて浸入した雨水についても、ストッパー突起5bで堰き止められ、軒側に傾斜したストッパー突起5aの傾斜構造により、ストッパー突起5aの棟側に溜まることなく排水される。
棟側枠5の下面部には、取り付け体8と当接する事により太陽電池パネル3のたわみを防ぐための矩形の凸部5cが設けられている。
軒側枠6の軒側前面には、締結ねじ10を取り付けるための貫通孔6aが設けられている。締結ねじ10は軒側枠6と同色もしくはこれに近い色とし、かつ締結ねじ10の頭部が貫通孔6aに嵌合し、締結ねじ10が軒側枠6の軒側前面から突出したり窪んだりすることがないような構造および形状とすることで、太陽電池モジュール2の外観が損なわれないような構造としている。
また、軒側枠6の下面部には枠下部支持部6bを設け、荷重がかかったときに軒側の太陽電池モジュール2の棟側枠5のストッパー突起5a、5bのうち少なくとも一方がこれを支持し、軒側の太陽電池モジュール2の棟側枠5によって、棟側の太陽電池モジュール2とそこにかかった荷重を支えるようにする。
取り付け体8は、太陽電池モジュール2を傾斜方向Xおよび水平方向Yに隣接する他の瓦材24または太陽電池モジュール2に位置合わせをする位置合わせ機能と、太陽電池パネル3が積雪または作業者が載ることによって大きくたわんだり、暴風時の負圧により浮き上がったりしないための耐荷重性能を有する。
また、図3に示すように、太陽電池モジュール2と取り付け体8とは、取り付け体8の棟側上部に該太陽電池モジュールの受光面と略垂直をなすように備えられた板状の突出部9と締結ねじ10の2箇所で固定されている。そして図5に示すように、この突出部9の中央部付近には太陽電池パネル3の受光面と略平行に溝部9aが設けられ、この溝部9aに太陽電池モジュール2の棟側枠5が挿嵌される。また、突出部9の立ち上がり部から溝部9aまで傾斜部9bが設けられている。そして、取り付け体8の軒側前面には、締結ねじ10を締めるためのねじ孔6aが設けられている。
さらに、取り付け体8の上面部には、太陽電池モジュール2の棟側枠5に設けられた凸部5cよりも大きな開口部8bが設けられている。また、図6に示すように、取り付け体8の棟側下面部には位置決めリブ8cが設けられ、野地板22上に配された桟木23に位置決めリブ8cを当接させ、引っ掛けることで、太陽電池モジュール2が所定の位置から傾斜方向X2にずれないような構造としている。そして、取り付け体8の棟側端部8dをねじや釘などを野地板22に打ちつけて固定することで、太陽電池モジュール2が屋根面に固定され、取り付けられる。
次に、メンテナンス等で太陽電池モジュールを脱着する方法を、図7〜図10を用いて説明する。
図6に示すように一旦設置が完了した太陽電池モジュール2を取り外す場合、始めに図7に示すように、取り外すべき太陽電池モジュール2aと取り付け体8とを固定している締結ねじ10を取り外す。次に、太陽電池モジュール2aを傾斜方向X2に引き出す。このとき、図8に示すように太陽電池モジュール2aの棟側枠5に設けられた凸部5cが取り付け体8の開口部8bに挿嵌されることで、太陽電池モジュール2aの棟側が鉛直方向Zに落ち込み、太陽電池モジュール2aと棟側の太陽電池モジュール2bとの隙間が大きくなる。これにより、取り外す太陽電池モジュール2aの棟側枠5に設けられたストッパー突起5a、5bが棟側の太陽電池モジュール2bの軒側枠6に引っ掛かることなく太陽電池モジュール2aを引き出すことができる。また、図9に示すように、取り外すべき太陽電池モジュール2aの棟側に太陽電池モジュール2bではなく瓦材24が配設されている場合も、同様の方法で太陽電池モジュール2aを取り外すことができる。
このように、太陽電池モジュール2の棟側枠5に取り付け体8と当接する事により太陽電池パネル3のたわみを防ぐための凸部5cを具備すると共に、取り付け体8の上面部に太陽電池モジュール2と取り付け体8との脱着時に凸部5cを嵌入するための開口部8bを設けることで、積雪荷重や作業者が載ることによる太陽電池パネル3のたわみを防ぎ、太陽電池パネル3のたわみによりその内部に具備された太陽電池素子が損傷し、発電効果が低下するのを防ぐことができるだけでなく、太陽電池モジュール2aの脱着時には、取り付け体8に設けられた開口部8bに凸部5cが嵌入することで太陽電池モジュール2aの棟側が鉛直方向に落ち込み、太陽電池モジュール2aと棟側の太陽電池モジュール2bまたは太陽電池モジュール2bの軒側枠6に備えられたカバー体あるいは瓦材24との間隔が大きくなるため、棟側の太陽電池モジュール2bまたはその軒側枠6に備えられたカバー体を脱着したり棟側の瓦材24を持ち上げたりすることなく、太陽電池モジュール2aの脱着が可能となる。
また、太陽電池モジュール2aを取り外した後に、同一もしくは同じ構造、寸法の新品の太陽電池モジュール2aを取り付ける場合は、始めに図8に示すように、取り付ける太陽電池モジュール2aの棟側枠5に設けられた凸部5cが取り付け体8の開口部8bに挿嵌される位置に太陽電池モジュール2aを仮置きする。次に、図10に示すように太陽電池モジュール2aを傾斜方向X1に押し込む。このとき、取り付け体8の突出部9に傾斜部9bが設けられていることで、太陽電池モジュール2aの棟側枠5の端部が傾斜部9bに当接した後、この傾斜部9bを昇るようにスライドし、溝部9aまで押し込むことができる。最後に太陽電池モジュール2と取り付け体8とを締結ねじ10で固定することで、太陽電池モジュール2が元の位置に配設される。
このように、取り付け体8の上面部端部に太陽電池モジュール2の受光面部に対し垂直方向に板状の突出部9を設け、板状の突出部9の中央部付近に前記太陽電池モジュール2の受光面部と略平行方向に溝部9aを設けると共に、板状の突出部9の立ち上がり部から溝部9aまで傾斜部9bが設けられ、板状の突出部9の溝部9aに太陽電池モジュール2の棟側枠5を挿嵌することで、太陽電池モジュール2と取り付け体8とを固定できるだけでなく、メンテナンス時の太陽電池モジュール2aの取り付けにおいて太陽電池モジュール2aを軒先側から棟側に押し込むことで、太陽電池パネル3の棟側に備えられた棟側枠5の端部が傾斜部9bに当接した後、この傾斜部9bを昇るようにスライドし、太陽電池モジュール2aを所定の位置に配設することが可能となる。
以上のように本発明によれば、太陽電池モジュール2の外観を損なうことなく、従来よりも太陽電池モジュール2を脱着しやすくなり、屋根上でのメンテナンス作業が容易となる。
尚、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多くの修正および変更を加えることができる。例えば、前記太陽電池モジュール2のたわみを防ぐための凸部5cの形状は矩形に限定されるものではなく、太陽電池モジュールのたわみを防ぐものであれば適用される。また、前記取り付け体8の突出部9の立ち上がり部から溝部9aまで設けられる傾斜部9bは一定勾配である必要はなく、太陽電池モジュール2を傾斜方向X1に押し上げたときに棟側枠5がスライドするような構造であれば適用される。
本発明に係る太陽電池モジュール装置が建物の屋根の一部に配設されている様子を示す斜視図である。 本発明に係る太陽電池モジュール装置を受光面側から見た斜視図である。 本発明に係る太陽電池モジュール装置の断面図である。 本発明に係る太陽電池モジュールと取り付け体とを分離した分解斜視図である。 本発明に係る太陽電池モジュールと取り付け体とを分離した分解断面図である。 本発明に係る太陽電池モジュール装置が屋根に配設されている様子を示す断面図である。 本発明に係る太陽電池モジュールを屋根から取り外すために、締結ねじを取り外すことを示す断面図である。 本発明に係る太陽電池モジュールを取り外すときに、棟側枠に設けられた凸部が取り付け体の開口部に挿嵌される様子を示す断面図である。 棟側に瓦材が配されている場合に、本発明に係る太陽電池モジュールを屋根から取り外す様子を示す断面図である。 本発明に係る太陽電池モジュールを屋根に取り付けるときの様子を示す断面図である。 瓦一体型の太陽電池モジュールが瓦重ねされて配設されている太陽光発電屋根121を示す斜視図である。 瓦状本体と太陽電池パネルとを一体化させた太陽電池モジュールが屋根に配設されている様子を示す断面図である。 太陽電池パネルの端部に瓦材との置き換えが可能な枠体を備えた太陽電池モジュールを説明する斜視図である。 瓦材もしくは太陽電池モジュールに形成される上部突出部と下部突出部とが噛み合わされている様子を示す斜視図である。 長さが瓦材の略整数倍である太陽電池モジュールが屋根に配設されている様子を示す斜視図である。 (a)(b)(c) 従来の太陽電池モジュールを交換する手順を説明する断面図である。
符号の説明
1:太陽電池モジュール装置
2、2a、2b、102、102a、102b、202:太陽電池モジュール
3、103、203:太陽電池パネル
4、104:枠体
5:棟側枠
5a、5b、105a:ストッパー突起
5c:凸部
6:軒側枠
6a:貫通孔
6b:枠下部支持部
7:側面枠
8:取り付け体
8a:ねじ孔
8b:開口部
8c:位置決めリブ
8d:棟側端部
9:突出部
9a:溝部
9b:傾斜部
10、110:締結ねじ
22、122:野地板
23、123:桟木
24、124:瓦材
108:固定金具
111、111a、111b:カバー体
121:太陽光発電屋根
204:瓦状本体
207a:上部突出部
207b:下部突出部
X、X1、X2:傾斜方向
Y:水平方向
Z:鉛直方向

Claims (2)

  1. 内部に太陽電池素子を具備した矩形状の太陽電池パネルの少なくとも互いに対向する2つの端辺に、枠体を備えた太陽電池モジュールと、
    前記枠体に固定され、且つ前記太陽電池モジュールを設置面に取着する固定脚部とから成る太陽電池モジュール装置において、
    前記枠体に、前記固定脚部に対する太陽電池モジュールの位置決めを行う凸部を設け、且つ前記固定脚部に前記凸部が嵌入される開口部を設けたことを特徴とする太陽電池モジュール装置。
  2. 前記固定脚部の上面部端部に、前記太陽電池モジュールの受光面部に対し略垂直方向に板状の突出部を設け、前記板状の突出部の中央部付近に該受光面部と略平行方向に溝部を設けると共に、前記板状の突出部の立ち上がり部から前記溝部までの間に傾斜部が設けられ、前記溝部に前記太陽電池モジュールの枠体を挿嵌したことを特徴とする請求項1記載の太陽電池モジュール装置。
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