JP2004293192A - 太陽電池モジュール設置用瓦及び連結部材、並びにそれらを使用した太陽電池モジュール設置屋根 - Google Patents

太陽電池モジュール設置用瓦及び連結部材、並びにそれらを使用した太陽電池モジュール設置屋根 Download PDF

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Abstract

【課題】太陽電池モジュールの交換などのメンテナンス作業が面倒である。
【解決手段】葺設された瓦1、1a…の係合突起4を、連結部材3、3a…における挿入口16内に挿通させた後、太陽電池モジュール2、2a…を前方へスライドさせて、係合突起4における係止突部5の下方に、連結部材3、3a…の基体部7の底板部材7aにおける挿通口16の外周部位を位置させると共に、連結部材3、3a…の底部に設けた弾性部17、17a の復元力により係合突起4の係止突部5と連結部材3、3a…における挿入口16の外周部位を係止し、最前方の弾性部17における係止片18を、瓦1、1a…の頭側に形成した係止部6に係止して、瓦1、1a…上に連結部材3、3a…を固定し、桁行方向に長い太陽電池モジュール2、2a…を載架、固定して、隣接する太陽電池モジュール2、2a…をコードで接続する。瓦1、1a…を葺設状態のまま連結部材3、3a…、太陽電池モジュール2、2a…を外せるため、連結部材3、3a…、太陽電池モジュール2、2a…の交換などのメンテナンス作業が簡単に行える。
【選択図】 図7

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、瓦屋根に太陽電池モジュールを設置するために使用する瓦及び連結部材と、該瓦及び連結部材を使用した太陽電池モジュール設置屋根に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、瓦屋根に太陽電池モジュールを設置する場合、金属瓦を普通の瓦と混在させると共に、該金属瓦に太陽電池モジュールを固定したり、或いは瓦屋根上に構築した架台に太陽電池モジュールを固定する様にしている。又、瓦自体に太陽電池モジュールを一体化したものも見受けられる。
しかし、前者の場合、規則的に金属瓦を混在させねばならなかったり、瓦葺設後に別途構築する架台用の取付金具を瓦の葺設段階において設置せねばならず、太陽電池モジュールの設置作業が面倒であり、後者の場合、防水機能を具備させるべく太陽電池モジュール用の配線を瓦の下面側へ引き込むため、配線作業が困難であることから、瓦自体に太陽電池モジュールを組み込んで、施工作業性及び配線作業性を向上させたものが見受けられる(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2003−3612号公報(第2〜3頁、第1、3図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来技術にあっては、太陽電池モジュールに不具合が生じた場合、それが固定された瓦を屋根から外して新しい太陽電池モジュール一体型瓦を葺き直さねばならず、メンテナンス作業が困難である等、解決せねばならない課題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記従来技術に基づく、メンテナンス作業が困難な課題に鑑み、太陽電池モジュールの設置箇所に葺設された太陽電池モジュール設置用瓦における係合突起を、桁行方向に長い太陽電池モジュールに対し着脱自在に装着された複数個の連結部材における挿入口内に挿通させた後、太陽電池モジュールを前方(流れ方向の下方側)へスライドさせて、係合突起における係止突部の下方に、連結部材の基体部の底板部材における挿通口の外周部位を位置させると共に、連結部材の底部に設けた弾性部の復元力により、係合突起の係止突部に連結部材における挿入口の外周部位が係止され、弾性部における係止片を、瓦の頭側に形成した係止部に係止して、瓦上に固定され桁行方向に配列された連結部材上に、桁行方向に長い太陽電池モジュールを載架、固定する様にしたことによって、設置作業の容易化を図る様にすると共に、配線作業を、隣接する太陽電池モジュールのコードを単に接続するだけの作業にし、更に太陽電池モジュールを連結部材から外せる様にして、上記課題を解決する。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
図5、6は、本発明に係る瓦1、1a…を葺設した瓦屋根の平面の要部拡大図及び図5のYーY断面であり、屋根下地上に葺設された両側方に高所を有する瓦1、1a…における、桁行方向に配列された瓦1、1a…の上方に、該桁行方向に長い横長矩形状の太陽電池モジュール2、2a…を列設し、各太陽電池モジュール2、2a…と瓦1、1a…間に設けた複数個の連結部材3、3a…により、各太陽電池モジュール2、2a…を瓦1、1a…に連結一体化している。
【0007】
図1、2は、本発明に係る瓦1、1a…の平面図及び正面図であり、該瓦1、1a…の上面の低所にして各瓦1、1a…の中央付近に鉤型状の係合突起4を突設すると共に、該係合突起4の上部の係止突部5を瓦1、1a…の尻側に突出させている。又、各瓦1、1a…における上面の頭側部位は頭側端面までの下方傾斜面であるが、上面の頭側部位における略中央部に係止部6を形成して、該係止部6の上面6aを瓦1、1a…の上面における下方傾斜面までの部分と面一にすると共に、頭側面6bを上面6aに対し略垂直としている。
【0008】
図3、4は、本発明に係る連結部材3、3a…の斜視図及び図3のXーX断面図であり、各連結部材3、3a…の基体部7を、太陽電池モジュール2、2a…の縦幅と略同寸の縦長矩形状の底板部材7aと、該底板部材7aの両側部に一体形成した一対の側壁部材7b、7cにより断面逆門型状に形成すると共に、側壁部材7b、7cの両側上部より外方へ太陽電池モジュール2、2a…の受承板部8、8aを連続形成している。又、基体部7の底部の両端部より上方へ位置決め板部9、9aを立設すると共に、該位置決め板部9、9aにおける基体部7の上部より突出した上端部に、内方へ突出する押さえ板部10、10a を形成している。そして、受承板部8、8aと押さえ板部10、10a 間の寸法を太陽電池モジュール2、2a…の厚さより若干広く設定している。
位置決め板部9、9aにおける少なくとも前方側(葺設状態における流れ方向の下方側)の位置決め板部9を、基体部7の底板部材7aにおける前端部より上方へ連続形成した固定板部材11と、該固定板部材11に対し着脱自在とした逆L型状の押さえ板部材12により構成し、該押さえ板部材12における縦部位12a の外側面に、縦部位12a とで固定板部材11を挟着するクリップ板13を設けると共に、横部位12b を上記押さえ板部10としている。そして、縦部位12a 及びクリップ板13間に固定板部材11を差し込むことで、固定板部材11に対し押さえ板部材12を固定する様に成っている。尚、装着状態において、固定板部材11に形成した孔14、14a 内に、押さえ板部材12の縦部位12a に形成した突起15、15a が嵌挿する様に成っている。
基体部7の底板部材7aの中間部に、各瓦1、1a…の係合突起4を遊挿可能な挿入口16を形成している。
基体部7の底部、即ち底板部材7aの下部の両端側寄りの部位に板バネである弾性部17、17a を設け、該弾性部17、17a の基端部を底板部材7aに一体化すると共に、先端部位を、底板部材7aと略平行にする様に屈曲している。又、最前方(葺設状態における流れ方向の下方側)の弾性部17の先端部を下方に屈曲して係止片18を形成している。尚、弾性部17、17a は、底板部材7aに形成した門型状のスリットの内側部分を適宜屈曲して形成する様にしている。
【0009】
後方側(葺設状態における流れ方向の上方側)の位置決め板部9aの外側面に、略L型板状の配線クリップ19を設けている。
【0010】
上記実施例における瓦1、1a…にあっては、両側方に高所を有すると共に、低所に係合突起4を形成した平板瓦であるが、かかる形態に限定せず、図示しないが、少なくとも1箇所に高所が有ったり、或いは上面がフラットな平板瓦であっても良い。又、図面上瓦1、1a…は平板瓦であるが、和瓦であっても良く、この場合、その谷部に係合突起4を形成する様にしている。
【0011】
次に、瓦1、1a…に対する連結部材3、3a…の取付工程及び太陽電池モジュール2、2a…の設置工程を図7に基づき説明する。
太陽電池モジュール2、2a…に装着された複数個の連結部材3、3a…における挿通口16内を、瓦1、1a…における係合突起4を挿通させる過程において、先ず連結部材3、3a…における弾性部17、17a の先端部が瓦1、1a…の上面に当接し、太陽電池モジュール2、2a…を下方押圧して弾性部17、17a を序々に変形させながら最終的に挿通口16内に瓦1、1a…の係合突起4の上部を挿通させる(図7(a)、(b)参照)。
次に、太陽電池モジュール2、2a…を前方(流れ方向の下方側)へスライドさせて、係合突起4における係止突部5を、連結部材3、3a…の基体部7の底板部材7aにおける挿通口16の外周部位の上方に位置させ、前方の弾性部17の係止片18の先端が、瓦1、1a…における係止部6の上面6aの頭側端部に至ると、弾性部17の復元力により係止片18が係止部6の上面6aから外れて、係止片18の内側面が係止部6の頭側面6bに当接し、太陽電池モジュール2、2a…から手を放すと、弾性部17、17a の弾性復元力により連結部材3、3a…が上動して、係合突起4における係止突部5の下部に、連結部材3、3a…の基体部7の底板部材7aにおける挿通口16の外周部位が密接すると共に、前方の弾性部17の係止片18が係止部6の上面6aに密接状態となる(図7(c)参照)。
最後に、隣接する太陽電池モジュール2、2a…用の配線コード(図示せず)を接続すると共に、連結部材3、3a…における配線クリップ19内に纏めて掛ける様に収容する。
又、太陽電池モジュール2、2a…に連結部材3、3a…を装着するには、先ず前方の押さえ板部材12を外した連結部材3、3a…上に太陽電池モジュール2、2a…を載架した後、上記押さえ板部材12を固定板部材11の上部に取り付ける様にしている。
又、太陽電池モジュール2、2a…を、瓦1、1a…に固定状態のままの連結部材3、3a…から取り外すには、連結部材3、3a…における前方の押さえ板部材12を外した後、太陽電池モジュール2、2a…を前方側(流れ方向の下方側)へ引く様にしている(図7(d)参照)。
尚、上記方法においては、連結部材3、3a…を装着した太陽電池モジュール2、2a…を設置する様にしているが、先ず連結部材3、3a…を瓦1、1a…に固定した後、太陽電池モジュール2、2a…を載架、固定する様にしても良い。
【0012】
次に本発明に係る瓦屋根における瓦と太陽電池モジュールの連結構造の作用について説明する。
瓦1、1a…における係合突起4の係止突部5の下方に、太陽電池モジュール2、2a…を固定した連結部材3、3a…の基体部7の底板部材7aにおける挿通口16の外周部位の上方に位置することから、強風下であっても太陽電池モジュール2、2a…が吹き飛ばされない。
更に、連結部材3、3a…の弾性部17、17a の弾性復元力により、連結部材3、3a…の基体部7の底板部材7aにおける挿通口16の外周部位が、瓦1、1a…の係止突部5の下部に押圧されて、瓦1、1a…に対し太陽電池モジュール2、2a…が一体化される。
【0013】
【発明の効果】
要するに本発明は、太陽電池モジュール2、2a…の設置箇所に葺設した瓦1、1a…における係合突起4を、連結部材3、3a…における挿入口16に挿通したので、葺設状態の瓦1、1a…に連結部材3、3a…を直接取り付けることが出来るため、瓦1、1a…を葺設中に太陽電池モジュール架台用の取付金具などを設置せずに、或いは専用の金属瓦を混在させずに、太陽電池モジュール2、2a…を設置することが出来、よって太陽電池モジュール2、2a…の設置作業の容易化を図ることが出来、且つ配線作業は隣接する太陽電池モジュール2、2a…のコードを単に接続するだけであるため、配線作業の簡略化を図ることが出来る。
而も、連結部材3、3a…の底部に設けた弾性部17、17a の復元力により係合突起4の係止突部5に連結部材3、3a…における挿入口16の外周部位を係止すると共に、弾性部17における係止片18を、瓦1、1a…の頭側に形成した係止部6に係止し、桁行方向に配列された連結部材3、3a…上に桁行方向に長い太陽電池モジュール2、2a…を載架、固定したので、連結部材3、3a…から係合突起4の上端部が抜けないため、強風等により太陽電池モジュール2、2a…が吹き飛ばず、瓦1、1a…と略一体化することが出来る。
更に、弾性部17、17a の復元力により、瓦1、1a…側の係合突起4における係止突部5の下部に、連結部材3、3a…における挿入口16の外周部位を押圧密着させることが出来るため、瓦1、1a…と太陽電池モジュール2、2a…の一体性の向上を図ることが出来、耐風機能を具備させることが出来る。
又、連結部材3、3a…と太陽電池モジュール2、2a…が分離可能であるため、瓦1、1a…から連結部材3、3a…を外さずに太陽電池モジュール2、2a…だけを取り外したり、瓦1、1a…を葺設状態のまま連結部材3、3a…を取り外すことが出来るため、太陽電池モジュール2、2a…、連結部材3、3a…の交換等のメンテナンス作業を簡単に行うことが出来る。
【0014】
断面逆門型状の基体部7の両側上部より外方へ太陽電池モジュール2、2a…の受承板部8、8aを連続形成したので、かかる連結部材3、3a…上に太陽電池モジュール2、2a…を安定状態で載置することが出来る。
又、基体部7の両端部より上方へ位置決め板部9、9aを立設すると共に、該位置決め板部9、9aにおける基体部7の上部より突出した上端部に、内方へ突出する押さえ板部10、10a を形成したので、位置決め板部9、9aにより太陽電池モジュール2、2a…の流れ方向へのずれを防止すると共に、受承板部8、8aと押さえ板部10、10a で太陽電池モジュール2、2a…を上下挟着することで、連結部材3、3a…に対する太陽電池モジュール2、2a…の強風による捲れ上がりを防止することが出来る。
又、基体部7の底部に挿入口16を形成したので、瓦1、1a…における係合突起4を挿入口16を挿通させた後、連結部材3、3a…をスライドさせれば、係合突起4における係止突部5が、基体部7における挿入口16の外周部位の上方に位置して、瓦1、1a…に対する連結部材3、3a…の上動を規制することが出来るため、連結部材3、3a…に対する太陽電池モジュール2、2a…の強風による捲れ上がりも防止されていることと相俟って、瓦1、1a…、即ち瓦屋根に対し太陽電池モジュール2、2a…を一体化することが出来、耐風機能の充実化を図ることが出来、而も設置状態における太陽電池モジュール2、2a…だけを交換することを実現出来る。
基体部7の底部に設けた弾性部17、17a の基端部を基体部7に一体化したので、連結部材3、3a…を瓦1、1a…にセットする前後に弾性部17、17a を挟入する必要が無いため、連結部材3、3a…の装着作業の簡易化を図ることが出来る。又、弾性部17の先端部を下方に屈曲して係止片18を形成したので、連結部材3、3a…の瓦1、1a…に対する位置決めを確実に行うことが出来ると共に、瓦1、1a…と連結部材3、3a…の一体性が向上するため、耐風機能の更なる充実化を図ることが出来る。又、瓦1、1a…に対し連結部材3、3a…は着脱自在であるため、瓦1、1a…を葺設状態のまま連結部材3、3a…だけを交換するなどのメンテナンス作業の簡易化を実現出来る。
【0015】
受承板部8、8aと押さえ板部10、10a で太陽電池モジュール2、2a…を上下挟着することから、そのままでは太陽電池モジュール2、2a…を連結部材3、3a…から外すことが出来ないが、少なくとも一方の位置決め板部9を、基体部7と一体の固定板部材11と、該固定板部材11の上部に着脱自在な逆L型状の押さえ板部材12とにより構成したので、該押さえ板部材12を外せば、連結部材3、3a…上から太陽電池モジュール2、2a…を取り外すことが出来るため、設置状態における太陽電池モジュール2、2a…だけを交換するなどのメンテナンス作業の簡易化を実現出来る等その実用的効果甚だ大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る太陽電池モジュール設置用瓦の平面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】本発明に係る太陽電池モジュール設置用連結部材の斜視図である。
【図4】図3のXーX断面図である。
【図5】太陽電池モジュールを設置した瓦屋根の平面図の要部拡大図である。
【図6】図5のYーY断面図である。
【図7】連結部材の取付過程及び太陽電池モジュールの取り外し方法を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1、1a… 瓦
2、2a… 太陽電池モジュール
3、3a… 連結部材
4 係合突起
5 係止突部
6 係止部
7 基体部
8、8a 受承板部
9、9a 位置決め板部
10、10a 押さえ板部
11 固定板部材
12 押さえ板部材
16 挿入口
17、17a 弾性部
18 係止片

Claims (4)

  1. 瓦本体の上面に鉤状の係合突起を一体突設すると共に、該係合突起の上部に係止突部を側方突出させ、瓦本体の上面の頭側部分の下方傾斜面に係止部を形成し、該係止部における頭側面と上面の角部を略直角としたことを特徴とする太陽電池モジュール設置用瓦。
  2. 断面逆門型状の基体部の両側上部より外方へ太陽電池モジュールの受承板部を連続形成し、基体部の両端部より上方へ位置決め板部を立設すると共に、該位置決め板部における基体部の上部より突出した上端部に、内方へ突出する押さえ板部を形成し、基体部の底部に挿入口を形成し、基体部の底部に設けた弾性部の基端部を基体部に一体化すると共に、弾性部の先端部を下方に屈曲して係止片を形成したことを特徴とする太陽電池モジュール設置用連結部材。
  3. 少なくとも一方の位置決め板部を、基体部と一体の固定板部材と、該固定板部材の上部に着脱自在な逆L型状の押さえ板部材とにより構成したことを特徴とする請求項2記載の太陽電池モジュール設置用連結部材。
  4. 太陽電池モジュールの設置箇所に葺設された請求項1記載の瓦における係合突起を、請求項2又は3記載の連結部材における挿入口に挿通すると共に、連結部材の底部に設けた弾性部の復元力により係合突起の係止突部に連結部材における挿入口の外周部位を係止し、最前方の弾性部における係止片を、瓦の頭側に形成した係止部に係止し、桁行方向に配列された連結部材上に桁行方向に長い太陽電池モジュールを載架、固定したことを特徴とする太陽電池モジュール設置屋根。
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