JP2006278605A - 膜パターン形成方法及びデバイス製造方法並びに液滴吐出ヘッドの製造方法 - Google Patents

膜パターン形成方法及びデバイス製造方法並びに液滴吐出ヘッドの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 酸化膜を形成しやすい材料を用いて配線形成する場合でも、メッキによる金属膜を十分に積層する。
【解決手段】 第1導電膜2と、メッキにより第1導電膜2上に成膜された第2導電膜4とを有する膜パターン7を基板1上に形成する。第1導電膜2が製膜された基板1上に膜パターン7に応じた開口部3aを有するマスク層3をパターン形成する工程と、開口部3aを介して第1導電膜2上に第2導電膜4をメッキ形成する工程と、第2導電膜4が形成された基板1からマスク層3を剥離する工程とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、膜パターン形成方法及びデバイス製造方法並びに液滴吐出ヘッドの製造方法に関するものである。
液滴吐出ヘッド(インクジェットヘッド)においては、アクチュエータ基板を駆動する駆動回路と接続するために、封止基板表面にスパッタ等により金属配線を設けている。封止基板上への配線形成方法としては、まずNi−Cr合金を基板全面にスパッタし、続いて、AuをNi−Cr膜上にスパッタする。その後、レジストパターニングを行い、残ったレジストをマスクとしてAu及びNi−Crををエッチングする。最後に例えばOプラズマアッシング等の方法によりレジストを剥離除去することにより、基板上に配線パターン(膜パターン)が形成される。
上記のスパッタ配線は、スパッタ時の加熱により、積層されたスパッタ膜(Au/Ni−Cr)中の下地膜(Ni−Cr)の拡散が起こり、配線(Au)抵抗上昇や応力発生により基板(ウエハ)が反るという問題が生じる。
そこで、プロセス耐性があるスパッタ下地膜(Ni−Cr)を配線に用い、その上に低温成膜プロセスであるメッキによりAu配線を厚膜化することで低抵抗化及び応力低減を図っている。
例えば、特許文献1には、パッド上に形成した金属層上に、置換メッキによりろう材層を形成する技術が開示されている。
また、この特許文献1には、メッキ前処理として、酸化膜をエッチング液で除去した後に、触媒を付与する技術が開示されている。
特開2003−142513号公報
しかしながら、上述したような従来技術には、以下のような問題が存在する。
プロセス耐性があるスパッタ下地配線は強固な酸化膜を作りやすい性質があるため、この酸化膜に阻害されてメッキによる金属膜の積層が困難であった。特に、Oプラズマアッシングによるレジスト剥離工程を経ることにより、スパッタ下地配線にはさらに強固な酸化膜が形成される可能性が高い。
このように、下地配線に酸化膜が存在すると十分な触媒の付与が行えないため、メッキによる積層が困難であるという問題があった。
本発明は、以上のような点を考慮してなされたもので、酸化膜を形成しやすい材料を用いて配線形成する場合でも、メッキによる金属膜を十分に積層できる膜パターン形成方法及びデバイス製造方法並びに液滴吐出ヘッドの製造方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明は、以下の構成を採用している。
本発明の膜パターン形成方法は、第1導電膜と、メッキにより第1導電膜上に成膜された第2導電膜とを有する膜パターンを基板上に形成する膜パターン形成方法であって、前記第1導電膜が製膜された前記基板上に前記膜パターンに応じた開口部を有するマスク層をパターン形成する工程と、前記開口部を介して前記第1導電膜上に前記第2導電膜をメッキ形成する工程と、前記第2導電膜が形成された基板から前記マスク層を剥離する工程とを有することを特徴とするものである。
従って、本発明の膜パターン形成方法では、第1導電膜に酸化膜が形成されるマスク層を剥離する工程、例えばOプラズマ処理を含む工程の前に、マスク層の開口部を介して第1導電膜に第2導電膜をメッキ形成するため、酸化膜のない状態、もしくは少ない状態でメッキ処理することができる。そのため、メッキ処理前に触媒を付与する場合でも、十分に付与することが可能になり、所望の厚さに第2導電膜を積層することができる。
また、前記マスク層を剥離した後に、前記第2導電膜上に第3導電膜をメッキ形成する工程を有することが好ましい。
従って、本発明では、マスク層が成膜されていた領域にも第3導電膜を形成することが可能になり、厚くて低抵抗の膜パターンを得ることができる。
また、本発明では、第1導電膜をパターニングする際に、前記第3導電膜をマスクとして除去する工程を好適に採用できる。
これにより、第1導電膜をパターニングする際に、別途マスクを設ける必要がなくなり、生産性の向上に寄与できる。
また、本発明の膜パターン形成方法では、前記第2導電膜をメッキ形成する前に、前記第1導電膜に対してエッチングするとともに、メッキ処理の触媒を付与する工程を有する手順を好適に採用できる。
従って、本発明の膜パターン形成方法では、第1導電膜に形成された酸化膜をエッチングにより除去できるため、メッキ処理のための触媒を効率的に付与できる。そのため、本発明では、所望の厚さに第2導電膜を積層することが可能になる。
この手順の場合、前記触媒は、前記第1導電膜に対するエッチング液に混合されることが好ましい。
従って、本発明では、エッチング処理後の工程で第1導電膜に酸化膜が形成されることなく、当該第1導電膜に触媒を付与することが可能になる。
また、触媒が混合されたエッチング液を用いる場合には、前記エッチング液と同一の液剤を溶液として溶解したものが用いられることが好ましい。
これにより、本発明では、エッチング用途に濃厚な溶液を用いる場合でも、触媒が分解することなく安定させることが可能になる。
また、本発明では、メッキとして無電解メッキであることが、電解メッキで生じる温度上昇を防止する点から好ましい。
この場合、前記第2導電膜としては、Ni、Cu、Auのうちの少なくとも一つで形成されることが好ましい。また、第1導電膜としては、Ni、Cr、Cr含有合金、Ni含有合金のいずれかで形成されることが好ましい。
また、本発明の膜パターン形成方法は、前記膜パターンを線状に形成することが好ましい。
これにより、本発明では、所望の厚さに積層した配線パターンを形成することが可能になる。
一方、本発明のデバイス製造方法は、膜パターンが形成された基板を有するデバイスの製造方法であって、前記膜パターンを先に記載の膜パターン形成方法により形成することを特徴とするものである。
従って、本発明のデバイス製造方法では、酸化膜を形成しやすい材料を用いる場合でも、十分な厚さの膜パターンを有する基板を得ることができる。
また、本発明の液滴吐出ヘッドの製造方法は、膜パターンが形成された基板を有し、前記膜パターンを介して供給される信号により液滴を吐出する液滴吐出ヘッドの製造方法であって、前記膜パターンを先に記載の膜パターン形成方法により形成することを特徴とするものである。
従って、本発明の液滴吐出ヘッドの製造方法では、酸化膜を形成しやすい材料を用いる場合でも、十分な厚さの膜パターンを形成することができ、膜パターンを介して供給される信号に基づき、安定した液滴吐出動作を確保することが可能になる。
以下、本発明の膜パターン形成方法及びデバイス製造方法並びに液滴吐出ヘッドの製造方法の実施の形態を、図1ないし図4を参照して説明する。
(第1実施形態)
まず、本発明に係る膜パターン形成方法の第1実施形態について説明する。
図1(a)〜(f)は、膜パターン形成方法の工程を示す図である。
図1(a)に示すように、まず熱酸化したシリコン基板(基板)1の表面にNi−Cr合金(Cr20%)をスパッタ(または真空蒸着法等)してNiCr膜(第1導電膜)2を形成する。
次に、図1(b)に示すように、メッキレジストを塗布し、このメッキレジストをフォトリソ等によりパターニングすることで、形成すべき膜パターンに応じた開口部3aを有するマスク層としてのメッキレジストパターン3を形成する。この場合、点状の開口部3aを形成することにより、例えばパッドとしての膜パターンを形成することが可能になり、線状の開口部3aを形成することにより、配線としての膜パターンを形成することが可能になる。
この後、レジストパターン3が成膜された状態でメッキ処理を行うが、その前にメッキを積層するための前処理を行う。
具体的には、Ni−Cr合金は放置しているだけで、強固な酸化膜を形成するため、Ni−Cr合金のエッチング効果が大きいエッチング液としての塩酸と、メッキ処理用のPd触媒を溶解した溶液とを混合した溶液に常温で1〜5分間浸漬した。混合液の濃度としては、塩酸15〜30%、Pd塩10〜100ppmである。
このPd触媒としては、塩酸系の溶液に溶解しているものを使用することにより、濃厚な塩酸からなるエッチング液と混合してもPd触媒が分解することなく安定させることが可能になる。
この前処理を行うことで、開口部3aから露出するNiCr膜2の表面に形成された酸化膜を除去しつつ、当該NiCr膜2にPd触媒を付与することが可能になる。
次に、80〜90℃に加温した無電解Niメッキ浴中に、シリコン基板1を浸漬し、図1(c)に示すように、レジストパターン3をマスクとして、開口部3aから露出するNiCr膜2に付与されたPd核上にニッケル膜(第2導電膜)4を約0.5〜1μmメッキ形成した。なお、Niメッキとしては、次亜リン酸浴を用いたため、Ni中にリン(P)が析出する。
さらに、60〜80℃に加温した置換Auメッキ浴中に、シリコン基板1を10〜30分浸漬し、図1(d)に示すように、ニッケル膜4上にAu膜5を約0.05〜0.2μm積層した。さらに、45〜60℃に加温した無電解Auメッキ浴中に1〜2時間浸漬し、0.7〜1μmのAu膜6を積層して形成した。
なお、置換Auメッキ及び無電解Auメッキには、亜硫酸浴を用いた。また、上記の化学処理と化学処理との間では、純水による洗浄を3〜5分間行った。
次に、Oプラズマアッシング等のプラズマ処理により、図1(e)に示すように、シリコン基板1上のメッキレジストパターン3を剥離する。これにより、シリコン基板1(NiCr膜2)上にメッキによりニッケル膜4、Au膜5、6が積層された膜パターンが露出する。
そして、これらニッケル膜4、Au膜5、6が積層された膜パターンをマスクとして、例えば硝酸を用いたウェットエッチングにより、膜パターン部にNiCr膜2aを残し、その他の領域のNiCr膜2を除去する。
これにより、シリコン基板1には、NiCr膜2a、ニッケル膜4、Au膜5、6からなる配線パターン(膜パターン)7が形成される。
この配線パターン7の電気特性は、スパッタで形成した配線に比べて厚膜化されているため抵抗値は小さく、また配線パターン7が形成されたシリコン基板(ウエハ)1においては、低温成膜プロセスを用いたためパターン形成後の反りが半減した。
このように、本実施の形態では、メッキレジストパターン3を除去するためのOプラズマアッシングの前に、ニッケル膜4、Au膜5、6をメッキにより積層形成するため、プロセス耐性があるが強固な酸化膜を形成しやすいNiCr膜を用いる場合でも、酸化膜形成前にメッキ処理を施すことができるため、十分な厚さの配線パターン7を積層形成することが可能になる。そのため、本実施の形態では、低抵抗の配線パターン7を得ることができるとともに、配線形成後のシリコン基板1の反りが小さいことから、配線パターン7に半導体素子等を接続する際にも、安定した接続が可能になり、品質の向上に寄与することになる。
また、本実施の形態では、触媒が混合されたエッチング液により、メッキ処理前にNiCr膜2をエッチングしているので、既にNiCr膜2に酸化膜が形成されている場合でも、確実に酸化膜を除去できるとともに、新たな酸化膜が形成される前に触媒を付与することが可能であり、安定してメッキにより成膜することができる。特に、本実施の形態では、Pd触媒がエッチング液と同一の液剤の塩酸を溶液として溶解しているので、濃厚な塩酸を用いる場合でも、触媒が分解することなく安定させることが可能になり、より確実にメッキにより成膜することができる。
(第2実施形態)
続いて、本発明に係る膜パターン形成方法の第2実施形態について、図2を参照して説明する。この図において、図1に示す第1実施形態の構成要素と同一の要素については同一符号を付し、その説明を簡略化する。
図2(a)に示すように、まずシリコン基板1の表面にスパッタにてNiCr膜2を形成した後に、図2(b)に示すように、形成すべき膜パターンに応じた開口部3aを有するメッキレジストパターン3を形成する。
次に、シリコン基板1をPd触媒が混合されたエッチング液に浸漬し、NiCr膜2の表面に形成された酸化膜を除去するとともに、Pd触媒を付与する前処理を実施した後に、無電解Niメッキ浴中にシリコン基板1を浸漬し、図2(c)に示すように、開口部3aから露出するNiCr膜2上にニッケル膜4を成膜する。
さらに、置換Auメッキ浴中に、シリコン基板1を浸漬し、ニッケル膜4上にAu膜5を積層形成した。
この工程までは、上記第1実施形態と同様である。
次に、Oプラズマアッシング等のプラズマ処理により、図2(d)に示すように、シリコン基板1上のメッキレジストパターン3を剥離する。これにより、シリコン基板1(NiCr膜2)上にメッキによりニッケル膜4及びAu膜5が積層された膜パターンが露出する。
この後、45〜60℃に加温した無電解Auメッキ浴中にシリコン基板1を1〜2時間浸漬し、図2(e)に示されるように、0.7〜1μmのAu膜(第3導電膜)6を形成した。
ここで、予めレジストパターン3が除去されており、またメッキは等方成長するため、Au膜6はニッケル膜4及びAu膜5の側面を覆うように成膜される。この場合、ニッケル膜4及びAu膜5が第2導電膜に相当することになる。
そして、これらニッケル膜4、Au膜5をAu膜6がカバーしてなる膜パターンをマスクとして、例えば硝酸を用いたウェットエッチングにより、膜パターン部にNiCr膜2aを残し、その他の領域のNiCr膜2を除去する。
これにより、シリコン基板1には、NiCr膜2a、ニッケル膜4、Au膜5、6からなる配線パターン(膜パターン)7が形成される。
本実施形態の膜パターン形成方法では、上記第1実施形態と同様の効果が得られることに加えて、NiCr膜2に対するエッチング液により浸食されるニッケル膜4をAu膜6により被覆できるため、いわゆるサイドエッチを防止することが可能である。
(液滴吐出ヘッド)
次に、上記膜パターン形成方法で配線パターンが形成された基板を有する液滴吐出ヘッドについて図3を参照して説明する。
図3は、液滴吐出ヘッドHの断面構成図である。
本実施形態の液滴吐出ヘッドHは、インク(機能液)を液滴状にしてノズルから吐出するものである。図3に示すように、液滴吐出ヘッド1は、液滴が吐出されるノズル開口15を備えたノズル基板16と、ノズル基板16の上面(+Z側)に接続されてインク流路を形成する流路形成基板10と、流路形成基板10の上面に接続されて圧電素子(駆動素子)300の駆動によって変位する振動板400と、振動板400の上面に接続されてリザーバ100を形成するリザーバ形成基板(保護基板)20と、リザーバ形成基板20上に設けられた前記圧電素子300を駆動するための駆動回路部(ドライバIC)200A〜200Bと、駆動回路部200A〜200Bと接続された複数の配線パターン(膜パターン)34とを備えて構成されている。
液滴吐出ヘッド1の動作は、各駆動回路部200A〜200Bに接続された図示略の外部コントローラによって制御される。流路形成基板10には、複数の平面視略櫛歯状の開口領域が区画形成されており、これらの開口領域は、ノズル基板16と振動板400とにより囲まれて圧力発生室12を形成する。また、上記平面視略櫛歯状の開口領域のうち、リザーバ形成基板20と流路形成基板10とにより囲まれた部分がリザーバ100を形成している。
流路形成基板10の図示下面側(−Z側)は開口しており、その開口を覆うようにノズル基板16が流路形成基板10の下面に接続されている。流路形成基板10の下面とノズル基板16とは、例えば接着剤や熱溶着フィルム等を介して固定されている。ノズル基板16には、液滴を吐出する複数のノズル開口15が設けられている。具体的には、ノズル基板16に設けられた複数(例えば720個程度)のノズル開口15はY軸方向(紙面と直交する方向)に配列されている。
圧力発生室12とノズル開口15とは、各々対応して設けられている。すなわち、圧力発生室12は、複数のノズル開口15に対応するように、Y軸方向に複数並んで設けられている。圧力発生室12は、X軸方向に関して互いに対向するように配置されており、それらの間には隔壁10Kが形成されている。
複数の圧力発生室12の基板中央部側の端部は上述した隔壁10Kによって閉塞されているが、基板外縁部側の端部は互いに接続するように集合され、リザーバ100と接続されている。リザーバ100は、機能液導入口25と圧力発生室12との間で機能液を一時的に保持するものであって、リザーバ形成基板20にY軸方向に延びる平面視矩形状に形成されたリザーバ部21と、流路形成基板10に形成された連通部13とから構成されている。そして、連通部13において各圧力発生室12と接続され、複数の圧力発生室12の共通の機能液保持室(インク室)を形成している。図3に示す機能液の経路をみると、ヘッド外端上面に開口する機能液導入口25より導入された機能液が、導入路26を経てリザーバ100に流れ込み、供給路14を経て、複数の圧力発生室12のそれぞれに供給されるようになっている。
流路形成基板10とリザーバ形成基板20との間に配置された振動板400は、流路形成基板10側から順に弾性膜50と下電極膜60とを積層した構造を備えている。流路形成基板10側に配される弾性膜50は、例えば1〜2μm程度の厚さの酸化シリコン膜からなるものであり、弾性膜50上に形成される下電極膜60は、例えば0.2μm程度の厚さの金属膜からなるものである。本実施形態において、下電極膜60は、流路形成基板10とリザーバ形成基板20との間に配される複数の圧電素子300の共通電極としても機能するようになっている。
振動板400を変形させるための圧電素子300は、下電極膜60側から順に圧電体膜70と、上電極膜80とを積層した構造を備えている。圧電体膜70の厚さは例えば1μm程度、上電極膜80の厚さは例えば0.1μm程度である。
なお、圧電素子300の概念としては、圧電体膜70及び上電極膜80に加えて、下電極膜60を含むものであってもよい。下電極膜60は圧電素子300として機能する一方、振動板400としても機能するからである。本実施形態では、弾性膜50及び下電極膜60が振動板400として機能する構成を採用しているが、弾性膜50を省略して下電極膜60が弾性膜(50)を兼ねる構成とすることもできる。
圧電素子300(圧電体膜70及び上電極膜80)は、複数のノズル開口15及び圧力発生室12のそれぞれに対応するように複数設けられている。
圧電素子300を含む振動板400上の領域を覆って、リザーバ形成基板20が設けられており、リザーバ形成基板20の上面(流路形成基板10と反対側面)には、封止膜31と固定板32とを積層した構造のコンプライアンス基板30が接合されている。このコンプライアンス基板30において、内側に配される封止膜31は、剛性が低く可撓性を有する材料(例えば、厚さ6μm程度のポリフェニレンスルフィドフィルム)からなり、この封止膜31によってリザーバ部21の上部が封止されている。他方、外側に配される固定板32は、金属等の硬質の材料(例えば、厚さ30μm程度のステンレス鋼)からなる板状部材である。
この固定板32には、リザーバ100に対応する平面領域を切り欠いてなる開口部33が形成されており、この構成によりリザーバ100の上部は、可撓性を有する封止膜31のみで封止され、内部圧力の変化によって変形可能な可撓部22となっている。
通常、機能液導入口25からリザーバ100に機能液が供給されると、例えば、圧電素子300の駆動時の機能液の流れ、あるいは、周囲の熱などによってリザーバ100内に圧力変化が生じる。しかしながら、上述のように、リザーバ100の上部が封止膜31のみよって封止された可撓部22を有しているので、この可撓部22が撓み変形してその圧力変化を吸収する。したがって、リザーバ100内は常に一定の圧力に保持される。なお、その他の部分は固定板32によって十分な強度に保持されている。そして、リザーバ100の外側のコンプライアンス基板30上には、リザーバ100に機能液を供給するための機能液導入口25が形成されており、リザーバ形成基板20には、機能液導入口25とリザーバ100の側壁とを連通する導入路26が設けられている。
リザーバ形成基板20は、流路形成基板10とともに液滴吐出ヘッド1の基体を成す部材であるから剛体とすることが好ましく、リザーバ形成基板20を形成する材料として流路形成基板10と略同一の熱膨張率を有する材料を用いることがより好ましい。本実施形態の場合、流路形成基板10がシリコンからなるものであるから、それと同一材料のシリコン単結晶基板が好適である。シリコン単結晶基板を用いた場合、異方性エッチングにより容易に高精度の加工を施すことが可能であるため、圧電素子保持部24や溝部700を容易に形成できるという利点が得られる。その他、流路形成基板10と同様、ガラス、セラミック材料等を用いてリザーバ形成基板20を作製することもできる。
リザーバ形成基板20上には2個の駆動回路部200A〜200Bが配設されている。駆動回路部200A〜200Bは、例えば回路基板あるいは駆動回路を含む半導体集積回路(IC)を含んで構成されている。各駆動回路部200A〜200Bは、複数の接続端子(図示せず)を備えており、一部の接続端子がリザーバ形成基板20上に形成された配線パターン34に対してワイヤーW1により接続されている。駆動回路部200A〜200Bの他の一部の接続端子は、リザーバ形成基板20の溝部700内に配置された上電極膜80に対してワイヤーW2により接続されている。
リザーバ形成基板20のうち、X軸方向に関して中央部には、Y軸方向に延びる溝部700が形成されている。
溝部700によってX軸方向に関し区画されるリザーバ形成基板20のうち、回路駆動部200Aと接続される複数の圧電素子300を封止している部分を第1封止部20Aとし、駆動回路部200Bと接続される複数の圧電素子300を封止ししている部分を第2封止部20Bとする。これらの第1封止部20A及び第2封止部20Bには、それぞれ圧電素子300に対向する領域に、圧電素子300の運動を阻害しない程度の空間を確保するとともに、その空間を密封する圧電素子保持部24が設けられている。圧電素子300のうち、少なくとも圧電体膜70は、この圧電素子保持部24内に密封されている。
第1封止部20Aの圧電素子保持部24によって封止されている圧電素子300のうち、上電極膜80の−X側の端部は、第1封止部20Aの外側まで延びて、溝部700の底面部に露出している。溝部700における流路形成基板10上に下電極膜60の一部が配置されている場合においては、上電極膜80と下電極膜60との短絡を防止するための絶縁膜600が、上電極膜80と下電極膜60との間に介挿されている。同様に、第2封止部20Bの圧電素子保持部24によって封止されている圧電素子300のうち、上電極膜80の+X側の端部が、第2封止部20Bの外側まで延びて、溝部700内に露出しており、この露出側の端部にも、上電極膜80と下電極膜60との間に絶縁膜600が介挿されている。
本実施形態では、配線パターン34、駆動回路部200A、200B等が設けられたリザーバ形成基板20及び圧電素子300が設けられた流路形成基板10がそれぞれ本発明に係るデバイスの一部を構成し、これらのデバイスを組み立て、固定することにより、液滴吐出ヘッドHが製造される。
上述した構成を有する液滴吐出ヘッド1により機能液の液滴を吐出するには、当該液滴吐出ヘッド1に接続された外部コントローラ(図示略)によって機能液導入口25に接続された不図示の外部機能液供給装置を駆動する。外部機能液供給装置から送出された機能液は、機能液導入口25を介してリザーバ100に供給された後、ノズル開口15に至るまでの液滴吐出ヘッド1の内部流路を満たす。
また外部コントローラは、リザーバ形成基板20上に実装された駆動回路部200A、200B等に例えば配線パターン34を介して駆動電力や指令信号を送信する。指令信号等を受信した駆動回路部200A、200Bは、外部コントローラからの指令に基づく駆動信号を、各圧電素子300に送信する。
すると、圧力発生室12に対応するそれぞれの下電極膜60と上電極膜80との間に電圧が印加される結果、弾性膜50、下電極膜60及び圧電体膜70に変位が生じ、この変位によって各圧力発生室12の容積が変化して内部圧力が高まり、ノズル開口15より液滴が吐出される。
本実施形態では、上記リザーバ形成基板20に形成された配線パターン34、及び流路形成基板10に形成された圧電体膜70、上電極膜80が、上述した膜パターン形成方法により形成されている。
そのため、本実施形態に係る液滴吐出ヘッドHは、十分な厚さに積層され低抵抗の配線を介して信号が確実に伝達され、また反り等による駆動回路部200A、200Bの接合不良等が生じず、安定した液滴吐出動作を確保することが可能になる。
(液滴吐出装置)
次に、上述した液滴吐出ヘッドHを備えた液滴吐出装置の一例について図4を参照しながら説明する。本例では、その一例として、前述の液滴吐出ヘッドを備えたインクジェット式記録装置について説明する。
液滴吐出ヘッドは、インクカートリッジ等と連通するインク流路を具備する記録ヘッドユニットの一部を構成して、インクジェット式記録装置に搭載されている。図4に示すように、液滴吐出ヘッドを有する記録ヘッドユニット61A及び61Bには、インク供給手段を構成するカートリッジ62A及び62Bが着脱可能に設けられており、この記録ヘッドユニット61A及び61Bを搭載したキャリッジ63が、装置本体64に取り付けられたキャリッジ軸65に軸方向移動自在に取り付けられている。
記録ヘッドユニット61A及び61Bは、例えば、それぞれブラックインク組成物及びカラーインク組成物を吐出するものとしている。そして、駆動モータ66の駆動力が図示しない複数の歯車およびタイミングベルト67を介してキャリッジ63に伝達されることで、記録ヘッドユニット61A及び61Bを搭載したキャリッジ63がキャリッジ軸65に沿って移動するようになっている。一方、装置本体64にはキャリッジ軸65に沿ってプラテン68が設けられており、図示しない給紙ローラなどにより給紙された紙等の記録媒体である記録シートSがプラテン68上に搬送されるようになっている。上記構成を具備したインクジェット式記録装置は、前述の液滴吐出ヘッドHを備えているので、小型で信頼性が高く、更に低コストなインクジェット式記録装置となっている。
なお、図4では、本発明の液滴吐出装置の一例としてプリンタ単体としてのインクジェット式記録装置を示したが、本発明はこれに限らず、係る液滴吐出ヘッドを組み込むことによって実現されるプリンタユニットに適用することも可能である。このようなプリンタユニットは、例えば、テレビ等の表示デバイスやホワイトボード等の入力デバイスに装着され、該表示デバイス又は入力デバイスによって表示若しくは入力された画像を印刷するために使用される。
また上記液滴吐出ヘッドは、液相法により各種デバイスを形成するための液滴吐出装置にも適用することができる。この形態においては、液滴吐出ヘッドより吐出される機能液として、液晶表示デバイスを形成するための液晶表示デバイス形成用材料、有機EL表示デバイスを形成するための有機EL形成用材料、電子回路の配線パターンを形成するための配線パターン形成用材料などを含むものが用いられる。これらの機能液を液滴吐出装置により基体上に選択配置する製造プロセスによれば、フォトリソグラフィ工程を経ることなく機能材料のパターン配置が可能であるため、液晶表示装置や有機EL装置、回路基板等を安価に製造することができる。
また、上記実施形態では、本発明に係る膜パターン形成方法を液滴吐出ヘッドHに用いられる基板に適用する構成としたが、これ以外にも、半導体配線形成や、非接触型カード媒体におけるアンテナ回路、基板上に形成された小面積の薄膜に、膜面に平行に電流を流すことにより、電子放出が生ずる現象を利用する表面伝導型電子放出素子の薄膜形成等にも適用可能である。
以上、添付図面を参照しながら本発明に係る好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。上述した例において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態では、下地金属の第1導電膜としてNi−Cr合金を一例として示したが、これに限定されるものではなく、Ni、Cr、Cr含有合金、Ni含有合金にも適用可能である。
また、メッキ形成する第2導電膜としてニッケル膜を成膜する例を示したが、これに限定されるものではなく、CuやAu、さらには、これらを2種類以上組み合わせることも可能である。
本発明の実施の形態を示す図であって、膜パターン形成方法の工程を示す図である。 膜パターン形成方法の第2実施形態の工程を示す図である。 本発明に係る液滴吐出ヘッドの断面構成図である。 液滴吐出装置の一例を示す斜視構成図である。
符号の説明
H…液滴吐出ヘッド、 1…シリコン基板(基板)、 2…NiCr膜(第1導電膜)、 3…メッキレジストパターン(マスク層)、 4…ニッケル膜(第2導電膜)、 5…Au膜(第2導電膜)、 6…Au膜(第3導電膜)、 7、34…配線パターン(膜パターン)、 20…リザーバ形成基板(基板)

Claims (13)

  1. 第1導電膜と、メッキにより前記第1導電膜上に成膜された第2導電膜とを有する膜パターンを基板上に形成する膜パターン形成方法であって、
    前記第1導電膜が製膜された前記基板上に前記膜パターンに応じた開口部を有するマスク層をパターン形成する工程と、
    前記開口部を介して前記第1導電膜上に前記第2導電膜をメッキ形成する工程と、
    前記第2導電膜が形成された基板から前記マスク層を剥離する工程とを有することを特徴とする膜パターン形成方法。
  2. 請求項1記載の膜パターン形成方法において、
    前記マスク層を剥離した後に、前記第2導電膜上に第3導電膜をメッキ形成する工程を有することを特徴とする膜パターン形成方法。
  3. 請求項2記載の膜パターン形成方法において、
    前記第3導電膜をマスクとして前記第1導電膜を除去する工程を有することを特徴とする配線形成方法。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の膜パターン形成方法において、
    前記第2導電膜をメッキ形成する前に、前記第1導電膜に対してエッチングするとともに、メッキ処理の触媒を付与する工程を有することを特徴とする膜パターン形成方法。
  5. 請求項4記載の膜パターン形成方法において、
    前記触媒は、前記第1導電膜に対するエッチング液に混合されることを特徴とする膜パターン形成方法。
  6. 請求項5記載の膜パターン形成方法において、
    前記触媒は、前記エッチング液と同一の液剤を溶液として溶解したものが用いられることを特徴とする膜パターン形成方法。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載の膜パターン形成方法において、
    前記マスク層を剥離する工程は、Oプラズマ処理を含むことを特徴とする膜パターン形成方法。
  8. 請求項1から7のいずれかに記載の膜パターン形成方法において、
    前記メッキは、無電解メッキであることを特徴とする膜パターン形成方法。
  9. 請求項8記載の膜パターン形成方法において、
    前記第2導電膜は、Ni、Cu、Auのうちの少なくとも一つで形成されることを特徴とする膜パターン形成方法。
  10. 請求項1から9のいずれかに記載の膜パターン形成方法において、
    前記第1導電膜は、Ni、Cr、Cr含有合金、Ni含有合金のいずれかで形成されることを特徴とする膜パターン形成方法。
  11. 請求項1から10のいずれかに記載の膜パターン形成方法において、
    前記膜パターンを線状に形成することを特徴とする膜パターン形成方法。
  12. 膜パターンが形成された基板を有するデバイスの製造方法であって、
    前記膜パターンを、請求項1から11のいずれかに記載の膜パターン形成方法により形成することを特徴とするデバイス製造方法。
  13. 膜パターンが形成された基板を有し、前記膜パターンを介して供給される信号により液滴を吐出する液滴吐出ヘッドの製造方法であって、
    前記膜パターンを、請求項1から11のいずれかに記載の膜パターン形成方法により形成することを特徴とする液滴吐出ヘッドの製造方法。
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