JP2006278242A - 非常用照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】所定時間以上の点検を実施して寿命と判断されたバッテリの交換を確実に実施することができる非常用照明装置の提供。
【解決手段】点検制御部19Bはバッテリ20の寿命末期が検出されると、バッテリ20の交換有無を監視し、バッテリ20が交換され正常と判断する(ステップ3)と、点検制御部19Bは記憶手段61に記憶されているバッテリ20が寿命末期である情報をキャンセルし、LED7の報知状態を点灯から消灯へと可変する(ステップ5)。 一方、バッテリ20の交換がなされていない状態で、点検スイッチ5が操作されると点検制御部19Bは、定期点検を実施したか否かを判断、定期点検モードでの実施でない場合または、定期点検の結果、バッテリ20の状態が正常でないと判断された場合には、記憶手段61に記憶されているバッテリ20の状態情報は寿命末期のまま保持してステップ1に戻る。
【選択図】図5

Description

本発明は、非常用照明装置に関する。
従来、非常用照明装置である誘導灯装置は、常時に商用電源から給電されることで光源が点灯し、さらに、常時は、商用電源から電力が供給されることによりバッテリの充電が行われている。そして、商用電源からの電源の給電が遮断された非常時には、バッテリからの給電により光源が点灯するようになっている。
このように、誘導灯装置は、非常時において人を確実に誘導できるように光源が点灯することが最も重要であるので、定期的に諸事項を点検することが義務付けられているものである。
この定期的に点検を行う事項の一つに、バッテリからの電力供給によって所定時間(例えば20分間)光源が点灯するかという点検(以下、「定期点検」という。)を誘導灯装置の点検スイッチを操作することで自動で行うことが知られている。そして、このような定期点検は、点検スイッチを操作すると点検手段がバッテリの寿命を検出し、バッテリが交換時期であると判断されるとバッテリの交換を促すように表示するように構成されているものである。そして、この構成により、バッテリユニットからの電力供給によって所定時間光源が点灯することを維持できるというものである(例えば特許文献1参照)。
特開平8−185987号公報
しかしながら、特許文献1記載の従来技術は、点検スイッチの操作によって定期点検を自動に行ってバッテリの寿命が検出された場合であっても、その寿命状態の情報が保持され続けずに、バッテリが正常であるという情報に置き換えられる虞があるものであった。
すなわち、定期点検によってバッテリの寿命が検出されたとしても、当該検出後に再び点検信号が入力されるとバッテリの点検(以下、「事後点検」という。)を実施してしまうことがある。そして、事後点検の点検時間が所定時間未満であった場合には、事後点検終了時点のバッテリの状態が、寿命と判断される基準値よりも上回っていることがあり、この状態でバッテリの状態を判断すると正常と判断してしまう虞があった。したがって、左記のように判断してしまうと、本来は寿命末期状態であるバッテリの情報が正常へと置き換えられてしまうので、点検作業者等がバッテリの状態を誤認してしまう虞がある。
本発明は上記に鑑みたものであり、所定時間以上の点検を実施して寿命と判断されたバッテリの交換を確実に実施することができる非常用照明装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の非常用照明装置によれば、光源と;光源を点灯する点灯回路と;停電時または点検時に点灯回路に電源を供給するバッテリと;常時にバッテリを充電する充電回路と;点検信号の入力に応じてバッテリの寿命点検を行ってバッテリの寿命を判断する点検手段と;点検手段によってバッテリを寿命と判断した以降に再び点検信号が点検手段に入力された場合であって、当該点検信号による点検動作が所定時間以上実施されなかった場合には、バッテリが寿命である情報を保持しつづける保持手段と;を具備していることを特徴とする。
本発明及び以下の発明において、特に指定しない限り用語の定義および技術的意味は次による。
光源は、点光源および線状光源等いかなる形態のものであってもよく、さらに加えると白熱電球、蛍光ランプ又はLED等の如何なる発光作用を奏するものであってもよい。
点灯回路は、光源を点灯させる手段であり、例えばインバータなどを主体として構成することができる。バッテリは、非常時に光源を所定時間の間点灯させるための電源を光源、点灯回路および点検手段などに供給する手段であって、充電池又は電気二重層コンデンサ等を適宜用いることができる。充電回路は、バッテリを充電する手段であり、例えば商用電源を整流して直流電圧を得てバッテリを充電する。なお、バッテリおよび充電回路は、後述の器具本体に内蔵されていてもよいし、また別置形であってもよい。
点検手段は、少なくともバッテリの寿命末期を点検するものであるが、光源の不点を点検できるものであってもよい。
また点検手段は、手動によって点検手段を開始するものであって、例えば、器具本体に設けられて外部から操作可能なように配設された点検スイッチによって点検信号が入力されるように構成されているものでもよい。
また点検手段は、例えば、外部に設けられた制御・監視システムにより送信される点検信号が入力可能になっており、当該信号を受信すると自動的に定期点検を開始するように構成されているものでもよい。
また、光源、点灯回路、バッテリ、充電回路、点検手段及び保持手段は、器具本体に配設させれることが好ましいが、器具本体外に設けられて各構成部材と電気的に接続されているものであればよい。
なお器具本体は、外形が矩形、正四角形、多角形および円形等のいずれであってもよく、さらに、非常用照明装置は、いわゆる誘導灯、非常灯又は非常用照明器具等を含むものである。
本発明の作用について説明する。まず、例えば、点検スイッチを外部から手動で操作すると、回路を擬似的に停電状態として、光源の点灯回路の電源をバッテリに切り換えて点検モードとする。そして、点検モード中に点検手段ではバッテリの寿命点検及び判断が行われる。なお、点検手段による点検は、点検モードが所定時間(例えば20分)継続された場合に、当該所定時間後のバッテリの状態が寿命末期となっているか否か点検及び判断を行うことも含まれるし、所定時間内であってもバッテリの状態が寿命末期と判断されれば、当該情報を検出することもできるものであってもよい。
そして、点検手段によってバッテリが寿命と判断されると、例えば記憶手段によって当該情報が記憶されて保持されるとともに、当該情報を例えば報知手段に出力して報知する。これより、外部からバッテリの寿命情報を確認することができるので、作業者はバッテリの交換を行えることになる。
一方、点検手段によってバッテリが寿命と判断されて、当該情報が報知手段で報知されている際に、再び点検スイッチが押されて再び点検モードとなることがある。そして、仮に当該点検モードが所定時間よりも短いものであって、かつ、当該点検モード前のバッテリが略満充電に近い状態であった場合には、点検手段での一時的な判断が正常と判断してしまう可能性がある。ゆえに、点検手段では、バッテリが寿命と判断されている後の点検モードにおいては、当該点検モードの時間が所定時間以上であるか否かの判断を行って、所定時間以上でない場合には、事後点検によって点検手段で判断されるバッテリの判断結果に影響されずに、既に記憶手段に記憶されているバッテリの寿命末期情報を保持し続けるようになっており、さらに、報知手段の報知状態もバッテリの寿命末期を告げる状態で保持するようになっている。
本発明によれば、不用意にバッテリの寿命末期情報が可変することがなく、バッテリの寿命末期状態を確実に外部に報知することができるので、バッテリの交換作業を確実に行うことができる。
請求項2の非常用照明装置によれば、光源と;光源を点灯する点灯回路と;停電時または点検時に点灯回路に電源を供給するバッテリと;常時にバッテリを充電する充電回路と;点検信号の入力に応じてバッテリの寿命点検を行ってバッテリの寿命を判断する点検手段と;を具備する非常用照明装置において、点検手段は、当該点検手段によってバッテリを寿命と判断した以降に再び点検信号が点検手段に入力された場合であって、当該点検信号による点検動作が所定時間以上実施されなかった場合には、バッテリの寿命判断を行わないことを特徴とする。
本発明の作用について説明する。まず、例えば、点検スイッチを外部から手動で操作すると、回路を擬似的に停電状態として、光源の点灯回路の電源をバッテリに切り換えて点検モードとする。そして、点検モード中に点検手段ではバッテリの寿命点検及び判断が行われる。なお、点検手段による点検は、点検モードが所定時間(例えば20分)継続された場合に、当該所定時間後のバッテリの状態が寿命末期となっているか否か点検及び判断を行うことも含まれるし、所定時間内であってもバッテリの状態が寿命末期と判断されれば、当該情報を検出することもできるものであってもよい。
そして、点検手段によってバッテリが寿命と判断されると、例えば記憶手段によって当該情報が記憶されて保持されるとともに、当該情報を例えば報知手段に出力して報知する。これより、外部からバッテリの寿命情報を確認することができるので、作業者はバッテリの交換を行えることとなる。
一方、点検手段によってバッテリが寿命と判断されて、当該情報が報知手段で報知されている際に、再び点検スイッチが押されて再び点検モードとなることがある。そして、仮に当該点検モードが所定時間よりも短いものであって、当該点検モード前のバッテリが略満充電に近い状態であった場合には、点検手段での一時的な判断が正常となる可能性がある。ゆえに、点検手段では、バッテリが寿命と判断されている後の点検モードにおいては、当該点検モードの時間が所定時間以上であるか否かの判断を行って、所定時間以上でない場合には、点検手段での寿命判断を行わないようになっている。したがって、報知手段の報知状態もバッテリの寿命末期を告げる状態のままとなる。
本発明によれば、不用意にバッテリが寿命末期である情報が可変することがなく、バッテリの寿命末期状態を確実に外部に報知することができるので、バッテリの交換作業を確実に行うことができる。
請求項3に記載の非常用照明装置は、請求項1記載の非常用照明装置において、保持手段は、点検手段によってバッテリを寿命と判断した以降にバッテリが交換されたとき、または、点検手段によってバッテリを寿命と判断した以降の点検信号による点検動作を所定時間以上実施してバッテリを正常と点検手段が判断したときにバッテリの寿命情報をキャンセルすることを特徴とする。
本発明によれば、バッテリが正規に正常となった場合にのみバッテリの寿命情報をキャンセルすることにより、バッテリの正確な情報を外部に報知することが可能となるため、バッテリの状態の確認を確実に行うことができる。
請求項1または2記載の発明によれば、不用意にバッテリが寿命末期である情報を可変することがなく、バッテリの寿命末期状態を確実に外部に報知することができるので、バッテリの交換作業を確実に行うことができ、信頼性の高い非常用照明装置を得ることができる。
請求項3記載の発明によれば、バッテリが正規に正常となった場合にのみバッテリの寿命情報をキャンセルすることにより、バッテリのより正確な情報を外部に報知することが可能となるため、バッテリの状態の確認を確実に行うことができる。
本発明の一実施形態を図面を参照して説明する。図1は第一実施形態の誘導灯装置を示した一部切欠き断面正面図、図2は本実施形態の誘導灯装置の斜視図、図3は本実施形態の誘導灯装置の筐体を示す説明図、図4は本実施形態の誘導灯装置の回路構成図、図5は本実施形態の作用を説明する説明図である。
非常用照明装置である誘導灯装置1は、器具本体9、点灯ユニット収納ボックス2、光源3、バッテリ20、誘導表示体8、筐体50等を具備しているものであって、天井または壁面に取付けられるものである。
器具本体9は、周枠部91を有しており、その周枠部91の一方側には開口部98が形成され、他方側には底板99が形成されている。
また器具本体9の周枠部91の底辺91Aには第一、第二および第三の孔部92,93,94が形成されている。
また器具本体9の周枠部91と底板99とで形成された空間には電気部品収納部95が形成されており、この収納部95内に後述する点灯ユニット収納ボックス2、バッテリ20および筐体50が収納配置される。
また器具本体9の底板99には点灯ユニット収納ボックス2の上方に壁面側から挿入される電源線の挿通用の電源線挿通孔96が形成されており、同じく底板99には誘導灯装置1を壁面に取付ける際に用いる取付用孔97が形成されている。
光源3は、冷陰極蛍光ランプであって、誘導表示体8の上方に光源ホルダ31によって位置するように設けられている。なお、この光源ホルダ31は、両端部にソケット32を具備し、さらに光源3の一部を覆うように反射板33が形成されているものである。
誘導表示体8は、表面に避難方向を示すシンボルが表示されるように形成されるものであって、本実施形態においては、その内部に図示しない導光板を有し、その導光板を重なるようにシンボルが印刷等された表示板を設けているものである。そして、上記導光板の一端部側から上記した光源3の出射光を入射させてシンボルを照明/表示させるものである。
点灯ユニット収納ボックス2は、内部に後述する光源3の点灯回路、バッテリ20の充電回路及びバッテリの寿命点検等の種々の制御を行う制御部によって構成されている点灯ユニット10が収納されている。そして、この点灯ユニット収納ボックス2はネジ21により器具本体9に固定されている。
バッテリ20は、器具本体9の周枠部91の底辺91Aであって、電気部品収納部95側に位置するように底辺91Aに載置されている。そして、図示しない配線によって点灯ユニット収納ボックス2内の点灯ユニット10と電気的接続がなされている。
筐体50は、図3((a)は筐体50の正面図、(b)は筐体50の底面図である。)に示したように、その底部58から露出するように押圧式の点検スイッチ5が設けられているとともに、底部58には報知手段としてのLED7、7とが設けられている。そして、点検スイッチ5とLED7、7とは、配線51を介して点灯ユニット収納ボックス2内の点灯ユニット10と電気的接続がなされている。なお、上記バッテリ20および点検スイッチ5は、誘導灯装置の仕様に応じて適宜の位置に設けることができるものである。
次に本実施形態の誘導灯装置1の回路構成について図4を参照して説明する。
点灯ユニット10は、常用点灯回路14、充電回路であるバッテリ回路15、発振制御部16、光源3の点灯回路であるインバータ回路17及び制御ユニット19等からなっており、商用電源11からの電力は整流回路12に入力され、トランス13を介して常用点灯回路14およびバッテリ回路15に入力される。そして、常用点灯回路14は発振制御部16により制御され、トランス1を介して入力された電力をインバータ回路17で高周波電力に変換して光源3に点灯電力を供給する。
また、発振制御部16は、制御ユニット19の点検手段である点灯制御部19Aからの制御指令に基づいて制御され、常用点灯モードのときに常用点灯回路14により光源3を高周波点灯させる
一方、バッテリ回路15は、商用電源11の非常時にバッテリ20からの電源をインバータ回路17を介して光源3に給電して光源3を点灯させるものであり、常用点灯モードのときには、トランス13からの電力をバッテリ20に充電している。そして、商用電源11が停電等の非常時には、点灯制御部19Aは、バッテリ回路15に動作指令を出力してバッテリ20の充電電力をインバータ回路17に供給させる。これにより、商用電源11の停電時にはバッテリ20からの充電電力がインバータ回路17で高周波変換されて光源3に給電される。これにより、商用電源11が停電した場合であっても誘導灯装置1の光源3の点灯を継続できるようにしている。
点検ユニット部18は、点検スイッチ5と報知手段であるLED7,7が内蔵されているものである。そして、点検スイッチ5が操作されると点検ユニット18を介して点検開始指令が点検制御部19Bに入力されるので、点検制御部19は非常点検モードとなるように点灯制御部19Aの制御を行う。
さらに、本実施形態においては、点検スイッチ5を予め設定した時間オン動作しつづけることにより定期点検(バッテリ20からの電源により光源3を所定時間点灯させる点検)のスタンバイ状態となり、このスタンバイ状態から予め設定した時間内に点検スイッチを再度オン動作することで定期点検の動作が開始されるようになっているものである。
ここで、本実施形態の定期点検の作用について説明する。
所定動作によって、定期点検モードとなった点灯制御部19Aは、発振制御部16に対して常用点灯回路14からの電力供給よって光源3が点灯されないように指令を出力すると共に、バッテリ回路15のバッテリ20からインバータ回路17に充電電力の供給をするように動作指令を出力する。これにより、模擬停電状態となる。そして、所定時間(例えば20分)経過後または所定時間経過中にバッテリ電圧およびランプ点灯状況等の検出し、その検出結果を記憶手段61に記憶する。
定期点検モード終了後においては、点灯制御部19Aが発振制御部16に対して動作指令を出力して常用点灯回路14を動作させると共に、バッテリ20の放電を停止させ常用点灯モードに復帰させることとなる。
さらに定期点検モード終了後には点検結果がLED7、7へ出力されて点検結果を点灯状態の可変させることで外部へ報知する。すなわち、点検制御部19Bが記憶手段61に記憶されている点検結果を読み出して種々の基準値等と比較し、比較した結果基準値を下回ってる場合にはその結果に応じた報知となるようにLED7、7へ情報を出力する。
したがって、比較した結果、バッテリ20が寿命末期であるという判断がなされた場合には例えば一方のLED7の緑色で点灯させることで、外部の作業者に報知するようになっている。
さらに、本実施形態の作用について、図5のフローチャートを用いて説明する。図5のフローチャートは、定期点検の結果、バッテリ20が寿命末期状態と検出された状態以降の作用を説明したものである。
定期点検モードにおいてバッテリ20が寿命と判断されると記憶手段61が当該情報を記憶するとともに、点検制御部19Bは、LED7に対してバッテリ20が寿命末期であることを報知するように所望の点灯状態となるように制御する(ステップ1)。そして、このような状態となると、点検制御部19Bは、バッテリ20の交換有無を監視しており(ステップ2)、さらに、バッテリ20が交換されることで、バッテリ20を正常と判断する(ステップ3)。すると、点検制御部19Bは、記憶手段61に記憶されているバッテリ20が寿命末期である情報をキャンセルし正常へと可変する(ステップ4)とともに、LED7の報知状態を点灯から消灯へと可変する(ステップ5)。
一方、バッテリ20の交換がなされていない状態で、点検スイッチ5が操作されて点検が実施されることがある(ステップ6)。そして、点検スイッチ5が操作されると、点検制御部19Bは、定期点検モードに移行し、定期点検を実施したか否かを判断する(ステップ7)。そして、定期点検モードでの実施でない場合には、記憶手段61に記憶されているバッテリ20の状態情報は寿命末期のまま保持するとともに、ステップ1に戻る。
また、ステップ7において、定期点検の実施がなされたと判定された場合には、定期点検の結果、バッテリ20の状態がどのように判断されたかを点検制御部19Bが確認する(ステップ8)。そして、バッテリ20の状態が正常でないと判断された場合には、記憶手段61に記憶されているバッテリ20の状態情報は寿命末期のまま保持するとともに、ステップ1に戻る。
また、ステップ8において、バッテリ20の状態が正常である判断された場合にはステップ3(バッテリ正常と判断)になり、点検制御部19Bは、記憶手段61に記憶されているバッテリ20が寿命末期である情報をキャンセルし可変する(ステップ4)とともに、LED7の報知状態を点灯から消灯へと可変する(ステップ5)。
なお本実施形態は、発振制御部16がトランス13の作動を停止させることで非常点検モードとなる形態であるが、例えば常用点灯回路14は動作しながらも光源3はバッテリ20からの電力供給により点灯するような制御形態にすることもできる。
また、本実施形態の誘導灯装置1は、定期点検モードを実施するために、例えば外部の外部に設けられた制御・監視システムにより送信される点検信号が入力可能になっており、当該信号を受信すると自動的に定期点検を開始するように構成されているものでもよい。
本実施形態によれば、点検制御部19Bによってバッテリ20が寿命と判断されて、当該情報がLED7で報知されている際に、再び点検スイッチ5が押されて非常点検モードとなったとしても、当該点検モードが定期点検であるか否かを判断し、定期点検でない場合には、当該点検によって点検制御部19Bによるバッテリ20の判断結果に影響されずに、既に記憶手段61に記憶されているバッテリ20の寿命末期情報を保持し続けるようになっており、さらに、LED7の報知状態もバッテリ20の寿命末期を告げる状態で保持するようになっている。したがって、不用意にバッテリ20が寿命末期である情報を可変することがなく、バッテリ20の寿命末期状態を確実に外部に報知することができるので、作業者によるバッテリ20の交換作業を確実に行うことができるものである。
さらに、本実施形態においては、点検制御部19Bによってバッテリ20を寿命と判断した以降にバッテリ20が交換されたとき、または、点検制御部19Bによってバッテリ20を寿命と判断した以降の定期点検によってバッテリ20を正常と点検制御部19Bが判断したときにバッテリ20の寿命情報をキャンセルし、LED7の報知状態を可変んするので、バッテリ20が正規に正常となった場合にのみバッテリ20の正確な情報を外部に報知することが可能となる。したがって、本来は寿命末期であったバッテリ20が正常と誤認されることがないために、バッテリ20の状態確認を確実に行うことができ、かつ、作業者が二度手間等なることがないために、作業効率を向上することができる。
なお、本実施形態と異なる形態としては、ステップ7で定期点検モードでの実施でないと判断された場合には、点検制御部19Bでバッテリ20の寿命判断を行わなないということも考えられる。この場合も、寿命末期であるバッテリ20の状態情報が正常と可変されることがないので、上記実施形態と同様の効果を有するものである。
本実施形態の誘導灯装置を示した一部切欠き断面正面図 本実施形態の誘導灯装置の斜視図 本実施形態の誘導灯装置の筐体を示す説明図 本実施形態の誘導灯装置の回路構成図 本実施形態の作用を説明する説明図
符号の説明
3・・・光源、5・・・点検スイッチ、7・・・報知部であるLED、9・・・器具本体、10・・・点灯ユニット、19B・・・点検手段である点検制御部、20・・・バッテリ、50・・・筐体

Claims (3)

  1. 光源と;
    光源を点灯する点灯回路と;
    停電時または点検時に点灯回路に電源を供給するバッテリと;
    常時にバッテリを充電する充電回路と;
    点検信号の入力に応じてバッテリの寿命点検を行ってバッテリの寿命を判断する点検手段と;
    点検手段によってバッテリを寿命と判断した以降に再び点検信号が点検手段に入力された場合であって、当該点検信号による点検動作が所定時間以上実施されなかった場合には、バッテリが寿命である情報を保持しつづける保持手段と;
    を具備していることを特徴とする非常用照明装置。
  2. 光源と;
    光源を点灯する点灯回路と;
    停電時または点検時に点灯回路に電源を供給するバッテリと;
    常時にバッテリを充電する充電回路と;
    点検信号の入力に応じてバッテリの寿命点検を行ってバッテリの寿命を判断する点検手段と;
    を具備する非常用照明装置において、
    点検手段は、当該点検手段によってバッテリを寿命と判断した以降に再び点検信号が点検手段に入力された場合であって、当該点検信号による点検動作が所定時間以上実施されなかった場合には、バッテリの寿命判断を行わないことを特徴とする非常用照明装置。
  3. 保持手段は、点検手段によってバッテリを寿命と判断した以降にバッテリが交換されたとき、または、点検手段によってバッテリを寿命と判断した以降の点検信号による点検動作を所定時間以上実施してバッテリを正常と点検手段が判断したときにバッテリの寿命情報をキャンセルすることを特徴とする請求項1記載の非常用照明装置。
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