JP2006277686A - 送金処理支援プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 ユーザビリティを向上した画面を用いて、効率的に資金移動を行なうことができる送金処理支援プログラムを提供する。
【解決手段】 アカウントアグリゲーションシステム20は、預金口座残高やクレジットカードの利用金額を表示するための口座情報一覧画面データを利用者端末10に送信する。この口座情報一覧画面データには、各預金口座等の属性データを保持させ、アイコンを表示させるためのオブジェクトデータを含める。そして、利用者端末10のマウスを用いて特定のアイコンオブジェクトが選択された場合、このアイコンオブジェクトに基づいて送金元口座を特定する。更に、送金元口座として選択したアイコンオブジェクトをドラッグし、ドロップされたアイコンオブジェクトに基づいて送金先口座を特定する。サブウィンドウ画面に表示されたテンキーパッドを用いて振込金額、暗証番号の入力を完了する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、口座管理を実行するための技術に係り、詳しくはネットバンキングを利用して資金移動を実行するための送金処理支援プログラムに関する。
今日、インターネットを介して各種バンキングサービスを利用することができるようになりつつある。例えば、クレジット決済口座の残高が不足している場合、インターネット上で、クレジット決済口座の残高についての情報を配信し、不足分を振込や振替を行なうための技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。この特許文献1においては、サービス・システムがクレジットカード会社端末からの口座振替データを受け取り、口座振替データ処理部が、クレジット決済口座の残高が今月分引落金額よりも少ないと判定すると、メール編集処理部が、「残高不足分」のデータを含んだ通知書を作成し、インターネットを介して利用者端末に配信する。利用者が電子メールを開封し、通知書に組み込まれた「自動振込・振替ボタン」をクリックすると、振込・振替処理部が、振込・振替画面を利用者端末に送信する。対話的に自動振込・振替の申込がなされ、振込・振替元口座からクレジット決済口座への不足分の振込・振替の処理が実行される。これにより、利用者の口座管理の負担を軽減することができる。
また、利用者が資産管理を行なうために、インターネットを介して利用者に関する金融情報を収集し、利用者に提供するアカウント・アグリゲーションサービスも展開されている。ここで、アカウント・アグリゲーションサービスにおいては、まず、利用者に、複数の機関(銀行、証券会社、クレジットカード会社等)が提供するインターネットサービスのログインIDやパスワード等を予め登録してもらう。そして、このIDやパスワードを用いて複数の機関の情報(金融機関の資産情報等)を取得し、インターネット上で一覧表示できるようにするサービスである(例えば、特許文献2参照。)。この技術により、インターネットバンキングで取得できる金融機関毎の口座決済情報を用いて、利用者の資産管理を一括して行えるようになる。
特開2002−73999号公報(図2) 特開2001−306804号公報(図1)
しかし、アカウント・アグリゲーションサービスを利用した場合においても、資金移動の手続は煩雑である。特に、預金口座から、他の預金口座への振込みを行なう場合、送金元の預金口座を特定し、更に送金先の預金口座を特定する必要があり、その入力が煩雑である。
更に、アカウント・アグリゲーションサービスを利用している場合にも、ネットワークを介して口座振込を行なうためには、利用者は各金融機関のサイトにアクセスして資金移動の指示を行わなければならない。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、利用者のユーザビリティを向上させながら、効率的に資金移動を行なうことができる送金処理支援プログラムを提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、画面上において移動可能で特
定領域を指定する指示手段を制御するコンピュータを用いて口座間の資金移動処理を実行するためのプログラムであって、前記コンピュータを、資金移動を行なう金額を特定する金額特定手段と前記画面に、口座毎に口座識別子に関連づけられた表示オブジェクトを表示させる出力手段と、この表示オブジェクトの中で前記指示手段により第1の表示オブジェクトが選択された場合、この第1の表示オブジェクトに関連づけられた預金口座識別子を取得し、送金元口座識別子として記録する送金元特定手段と、前記指示手段を用いて前記第1の表示オブジェクトをホールドして移動させ、第2の表示オブジェクト上でリリースされた場合、この第2の表示オブジェクトに関連づけられた預金口座識別子を取得し、送金先口座識別子として記録する送金先特定手段と、前記送金元口座識別子の口座から、前記送金先口座識別子の口座に、前記金額特定手段により特定された金額を移動させるための資金移動処理を実行する資金移動処理手段として機能させることを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の送金処理支援プログラムにおいて、前記出力手段は、この利用者の預金口座毎に口座残高に関するデータを取得し、この口座残高に対応させた所定面積の残高表示を生成して表示し、前記金額特定手段は、前記残高表示に対して、前記指示手段により選択された領域に応じて金額を特定することを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の送金処理支援プログラムにおいて、前記表示オブジェクトには、支払金額に関するデータが関連づけられた債務表示オブジェクトが含まれ、前記指示手段により選択された第2の表示オブジェクトが債務表示オブジェクトである場合、前記金額特定手段は、前記債務表示オブジェクトに関連付けられた支払金額に関するデータを取得することを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一つに記載の送金処理支援プログラムにおいて、前記第2の表示オブジェクトには、請求者システムから受信した請求書を表示する請求書表示オブジェクトが含まれ、前記指示手段により選択された第2の表示オブジェクトが請求書表示オブジェクトである場合、前記金額特定手段は前記請求書表示オブジェクトに表示された請求金額を抽出し、前記送金先特定手段は前記請求書表示オブジェクトに表示された口座識別子を送金先口座識別子として抽出することを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の送金処理支援プログラムにおいて、前記請求書表示オブジェクトは、請求者システムから受信した電子メールであることを要旨とする。
(作用)
請求項1の発明によれば、指示手段により第1の表示オブジェクトが選択された場合、この表示オブジェクトに関連づけられた預金口座識別子を取得し、送金元口座識別子として記録する。そして、指示手段を用いて第1の表示オブジェクトをホールドして移動させ、第2の表示オブジェクト上でリリースされた場合、この第2の表示オブジェクトに関連づけられた預金口座識別子を取得し、送金先口座識別子として記録する。このため、ドラッグ&ドロップにより送金元や送金先の口座を特定することができる。従って、視覚的なユーザビリティを向上させながら効率的に資金移動処理を行なうことができる。
請求項2の発明によれば、利用者の預金口座毎に口座残高に関するデータを取得し、この口座残高に対応させた所定面積の残高表示を生成して表示する。そして、残高表示に対して、指示手段により選択された領域に応じて金額を特定することも可能である。このため、効率的に送金金額を特定することができ、ユーザビリティを向上させることができる。
請求項3の発明によれば、債務表示オブジェクトには、支払金額に関するデータが関連
づけられている。そして、第2の表示オブジェクトとして債務表示オブジェクトが選択された場合、金額特定手段は、この債務表示オブジェクトに関連付けられた支払金額を特定することも可能である。このため、効率的に送金金額を特定することができ、ユーザビリティを向上させることができる。
請求項4の発明によれば、請求者システムから受信した請求書を表示する請求書表示オブジェクトには、請求金額や請求者の口座識別子に関するデータを含む。そして、金額特定手段は請求書表示オブジェクトに表示された請求金額を抽出することも可能である。更に、送金先特定手段は請求書表示オブジェクトに表示された口座識別子を送金先口座識別子として抽出する。このため、効率的に送金先口座や送金金額を特定することができ、ユーザビリティを向上させることができる。
請求項5の発明によれば、請求書表示オブジェクトとして、請求者システムから受信した電子メールを用いることも可能である。請求者から、請求書を電子メールで受信する場合があるが、この電子メールを用いて、効率的に送金先口座や送金金額を特定することができ、ユーザビリティを向上させることができる。
本発明によれば、利用者は、ユーザビリティを向上した画面を用いて、効率的に資金移動を行なうことができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明を具体化した一実施形態を、図1〜図13に従って説明する。本実施形態では、複数の金融機関に預金口座を保有するネットバンキングサービスの利用者が口座振込により送金を行なう場合に用いる送金処理支援プログラムとして説明する。このネットバンキングサービスの提供には、アカウントアグリゲーションシステム20を用いる。
図1に示すように、アカウントアグリゲーションシステム20はネットワークとしてのインターネットIを介して利用者端末10や金融機関サーバシステム40に接続されている。この金融機関には、各種銀行、証券会社やクレジットカード会社等も含まれる。
このアカウントアグリゲーションシステム20は、利用者等からの要求に応じて口座情報を提供するアカウント・アグリゲーションサービスを提供するためのコンピュータシステムである。アカウントアグリゲーションシステム20では、アグリゲーションサービスを提供するため、利用者が保有する預金口座情報やクレジット利用情報を取得するためのデータを管理する。そして、アカウントアグリゲーションシステム20は、利用者端末10から口座情報の要求があった場合、金融機関サーバシステム40にアクセスし、各種情報を取得し、インターネットIを介して利用者端末10に一括して提供する。
図1に示すように、アカウントアグリゲーションシステム20は管理コンピュータ21を備えている。管理コンピュータ21は、図示しない制御手段(CPU)、記憶手段(RAM、ROM、ハードディスク等)やデータ送受信手段等を有する。この管理コンピュータ21は、口座情報の管理に関して後述する処理を実行する。
管理コンピュータ21には、利用者データ記憶部22、利用口座管理データ記憶部23及びアドレスデータ記憶部24がそれぞれ接続されている。
利用者データ記憶部22には、図2に示すように、アカウント・アグリゲーションサービスを利用する利用者に関して利用者データ220が記録されている。この利用者データ220は、利用者からアカウント・アグリゲーションサービスの利用依頼があった場合に
設定される。本実施形態では、利用者データ220には、利用者毎に、利用者識別子、ID、ログインパスワード、預金口座識別子、クレジットカード識別子及び商店識別子に関するデータが記録される。
利用者識別子データ領域には、アカウント・アグリゲーションサービスの利用者を特定するための識別子に関するデータが記録される。この利用者識別子を用いることにより、他のデータ記憶部に登録された口座名義人の名前、住所等の各種属性情報を抽出することができる。
IDデータ領域やログインパスワードデータ領域には、アカウント・アグリゲーションサービスを提供する場合のユーザ認証に用いるIDやパスワードに関するデータがそれぞれ記録されている。具体的には、利用者がインターネットIを介してアカウントアグリゲーションシステム20にアクセスしてきた場合の認証に用いられる。
預金口座識別子データ領域には、アカウント・アグリゲーションサービスの対象の預金口座を特定するための識別子に関するデータが記録される。本実施形態では、預金口座識別子は、本支店コード、預金種目コード及び口座番号に関するデータを含んで構成される。
クレジットカード識別子データ領域には、アカウント・アグリゲーションサービスの対象のクレジットカードを特定するための識別子に関するデータが記録される。
商店識別子データ領域には、この利用者が利用する商店を特定するための識別子に関するデータが記録される。本アプリケーションプログラムを用いて支払を行なった場合、管理コンピュータ21は、利用者に対してアイコン表示の要否確認を行なう。そして、アイコン表示要求が行なわれた場合、管理コンピュータ21は、この商店識別子データ領域に、アイコン表示要求のあった商店識別子を追加する。
利用口座管理データ記憶部23には、図3に示すように、本サービスにおいて利用される口座に関する利用口座管理データ230が記録されている。この利用口座管理データ230は、利用者口座管理データ231、クレジットカード支払口座管理データ232、商店口座データ233を含む。この利用者口座管理データ231やクレジットカード支払口座管理データ232は、利用者からアカウント・アグリゲーションサービスの利用依頼があった場合に設定される。また、商店口座データ233は、利用する商店が新たに登録された場合に設定される。
利用者口座管理データ231は、利用者識別子、預金口座識別子及びバンキングパスワードに関するデータを含む。利用者識別子データ領域には、この預金口座の保有者である利用者を特定するための識別子に関するデータが記録される。預金口座識別子データ領域には、この利用者の預金口座を特定するための識別子に関するデータが記録される。バンキングパスワードデータ領域には、金融機関サーバシステム40にアクセスして、口座情報を取得する場合に用いるパスワードに関するデータが記録される。
クレジットカード支払口座管理データ232は、利用者識別子、クレジットカード識別子、アクセスコード及び口座識別子に関するデータを含む。利用者識別子データ領域には、このクレジットカードの保有者である利用者を特定するための識別子に関するデータが記録される。クレジットカード識別子データ領域には、この利用者のクレジットカードを特定するための識別子に関するデータが記録される。アクセスパスワードデータ領域には、金融機関サーバシステム40にアクセスして、クレジットカードの利用情報を取得する場合に用いるパスワードに関するデータが記録される。口座識別子データ領域には、この利用者のクレジットカードの利用金額を支払う場合に用いる口座を特定するためのデータ
が記録される。
商店口座データ233は、利用者識別子、商店識別子及び口座識別子に関するデータを含む。利用者識別子データ領域には、この商店を利用する利用者を特定するための識別子に関するデータが記録される。商店識別子データ領域には、この商店を特定するための識別子に関するデータが記録される。口座識別子データ領域には、この商店に支払を行なう場合に用いる支払先口座に関するデータが記録される。
アドレスデータ記憶部24には、図4に示すように、金融機関サーバシステム40にアクセスする場合に用いるアドレスデータ240が記録されている。このアドレスデータ240は、金融機関サーバシステム40のアドレスデータを取得した場合に記録される。本実施形態では、アドレスデータ240には、金融機関毎に、金融機関識別子及びIPアドレスが、相互に関連づけられて記録される。
金融機関識別子データ領域には、金融機関を特定するための識別子に関するデータが記録される。この金融機関には、各種銀行、証券会社やクレジットカード会社等も含まれる。
IPアドレスデータ領域には、この金融機関のアドレスを特定するための識別子に関するデータが記録される。本実施形態では、識別子としてIPアドレスを用いる。このIPアドレスは、インターネットIを介して金融機関に対して各種要求を行なう場合に、要求先のサーバコンピュータを特定するための識別子である。
アカウントアグリゲーションシステム20は、図1に示すように、金融機関サーバシステム40に接続されている。金融機関サーバシステム40は、金融機関において利用者に提供する各種データを管理するホストコンピュータシステムである。例えば、銀行の金融機関サーバシステム40は、預金口座データ記憶部を備える。この預金口座データ記憶部には、預金口座毎に、預金口座識別子、利用者識別子、バンキングパスワード及び口座残高に関するデータが相互に関連づけられて記録される。そして、この金融機関サーバシステム40にアクセスすることにより、預金口座に関しての入出金情報や残高情報等を取得することができる。
更に、アカウントアグリゲーションシステム20に、インターネットIを介して接続される利用者端末10は、利用者がアカウントアグリゲーションシステム20から口座情報を要求する場合や、受信した口座情報を表示させる場合に用いられるコンピュータ端末である。図5に示すように、利用者端末10は、制御手段としてのCPU(Central Processing Unit )11、記憶手段としてのRAM(Read Only Memory)12、ROM(Random
Access Memory)13を備える。
更に、CPU11は、バスラインを介して、表示手段としてのディスプレイ15、入力手段としてのキーボード16、マウス17、記憶手段としてのハードディスク装置18、や通信手段としての通信インターフェース19に接続される。
ハードディスク装置18には、本発明の特許請求の範囲の送金処理支援プログラムなどが格納され、このプログラムがCPU11によって実行されることにより、本実施形態における手順を実行する。これにより、CPU11は、出力手段、金額特定手段、送金元特定手段、送金先特定手段、資金移動処理手段の各手段として機能する。
ROM13は、利用者端末10を機能させるための基本的なプログラムやパラメータなどが記憶された読み取り専用メモリである。RAM12は、CPU11が各種の処理を行
う上で必要なプログラムやデータを記憶するメモリである。
ディスプレイ15は、アカウントアグリゲーションシステム20からダウンロードした各種画面を表示したり、キーボードなどから入力した結果などを表示したりする。
キーボード16は、文字データ等を入力するための各種キー操作を行なうための入力手段である。マウス17は、ポインティングデバイスであり、ディスプレイ上に表示されたアイコンやボタンなどの特定領域を指定してクリックするためにポインタを移動させたり、クリックしたりする場合に用いる。
次に、上記のように構成されたアカウントアグリゲーションシステム20や利用者端末10を用いて資金移動を行なう場合の処理を説明する。ここでは、まず、CPU11、RAM12において実現される機能ブロックを、図6に従って説明する。
CPU11は、ディスプレイ15上で、指示手段としてのポインタを制御するポインティングデバイス制御部11aとして機能する。このポインティングデバイス制御部11aは、ポインタ位置制御部とクリック制御部とから構成される。このポインタ位置制御部は、ディスプレイ上に表示されたポインタの位置を制御する。クリックが行なわれた場合、ポインタ位置制御部により特定されたポインタの位置とオブジェクト表示領域との関係において、クリック制御部の処理が異なる。具体的には、まず、オブジェクト表示領域内においてクリックされた場合、このオブジェクトをアクティブにする。そして、後述するように、ポインティングデバイス制御部11aの処理によって、RAM12内に設けられた送金元口座メモリ12a、送金先口座メモリ12b、金額メモリ12cに各データを格納する。
更に、本実施形態では、後述するように、CPU11は、金額特定手段としてのテンキー入力制御部11bとして機能し、各種数字の入力を受け入れる。本実施形態では、テンキー入力制御部11bにより金額や暗証番号の入力を受け入れる。
更に、CPU11は、資金移動処理手段としての振込制御部11cとして機能する。この振込制御部11cは、各メモリ(12a〜12c)に格納された送金元口座、送金先口座、金額に関するデータに基づいて口座振込処理を実行する。
次に、各機能ブロックを用いての処理手順を図7に従って説明する。
まず、利用者端末10は、利用者の口座残高に関するデータを取得する(ステップS1−1)。具体的には、利用者は、利用者端末10のアプリケーションプログラムを起動し、アカウントアグリゲーションシステム20へのアクセスを行なう。この場合、利用者端末10は、アカウントアグリゲーションシステム20から提供されたログイン画面をディスプレイ15に出力する。利用者により、このログイン画面にユーザIDとログインパスワードが入力された場合、利用者端末10はログイン要求を送信する。このログイン要求には、ユーザIDとログインパスワードに関するデータを含む。
ログイン要求を受信したアカウントアグリゲーションシステム20の管理コンピュータ21は、利用者データ記憶部22に記録されているIDとログインパスワードを用いてユーザ認証を行なう。
ユーザ認証を完了した場合、管理コンピュータ21は、利用者データ記憶部22に記録された利用者データ220を用いて預金口座識別子を特定し、この預金口座識別子に基づいて金融機関を特定する。次に、管理コンピュータ21は、この金融機関の金融機関サーバシステム40のIPアドレスを、アドレスデータ記憶部24から抽出する。
そして、このIPアドレスを用いて、金融機関サーバシステム40へのログイン処理を実行する。この場合、管理コンピュータ21は、この利用者の金融機関毎にバンキングパスワードを利用口座管理データ記憶部23から取得し、このバンキングパスワードを用いて各金融機関サーバシステム40にアクセスする。そして、各金融機関サーバシステム40から、この利用者が保有する預金口座の口座残高に関するデータを取得する。
また、利用者がクレジットカードを保有する場合には、管理コンピュータ21は、利用者データ記憶部22に記録された利用者データ220を用いてクレジットカード識別子を特定する。そして、管理コンピュータ21は、このクレジットカード会社の金融機関サーバシステム40にアクセスし、この利用者のクレジットカードの利用金額(債務)に関するデータを取得する。
更に、この利用者が利用する商店を、利用者データ記憶部22に記録された利用者データ220を用いて特定する。
そして、アカウントアグリゲーションシステム20の管理コンピュータ21は、預金口座残高やクレジットカードの利用金額を表示するための口座情報一覧画面データを構成し、利用者端末10に送信する。この口座情報一覧画面データには、後述するように、各預金口座、クレジットカード、商店等の属性データを保持させ、アイコンを表示させるための表示オブジェクトを含める。
この口座情報一覧画面データを受信した利用者端末のディスプレイ15には、図8に示す表示画面500が出力される(ステップS1−2)。この表示画面500には、各金融機関の預金口座毎に、アイコンオブジェクト501が表示される。各アイコンオブジェクト501は、属性情報として、この金融機関の預金口座識別子に関するデータと、金融機関サーバシステム40から取得した口座残高に関するデータを保持する。更に、この預金口座識別子や口座残高は、各アイコンオブジェクト501上に表示される。
また、この表示画面500には、クレジットカード会社に関連するアイコンオブジェクト502が表示される。このアイコンオブジェクト502は債務表示オブジェクトとして機能し、クレジットカード会社の利用金額の引落口座識別子や、このクレジットカード会社の金融機関サーバシステム40から取得したクレジット利用金額(債務)に関するデータを保持する。このクレジットカード会社名やクレジット利用金額についてもアイコンオブジェクト502上に表示される。
また、この表示画面500には、利用者が支払を行なう商店等に関するアイコンオブジェクト503も出力される。
これらのアイコンオブジェクト(501、502、503)は、表示画面500上に出力され、マウス17を利用して操作するポインタ505を用いて選択(クリック)することができる。
次に、このようなアイコンオブジェクト501を用いて送金元口座を特定する処理を説明する(ステップS1−3)。待機状態において送金元口座を指定する場合、図9に示すように、マウス17を用いてポインタ505を、特定のアイコンオブジェクト501上まで移動させる。
そして、利用者端末10のCPU11は、選択されたアイコンに基づいて送金元口座を特定する。具体的には、CPU11におけるポインティングデバイス制御部11aのクリック制御部がクリックを検知した場合、ポインタ位置制御部によりポインタ505の位置を特定し、選択されたアイコンオブジェクト510を特定する。この場合、図6に示すように、CPU11は、選択されたアイコンオブジェクト510に保持された口座識別子に
関するデータを、RAM12の送金元口座メモリ12aに格納する。これにより、CPU11は、送金元特定手段として機能する。
次に、利用者端末10は、送金先口座を特定するための処理を実行する。ここでは、送金元口座として選択したアイコンオブジェクト510を、マウス17によりホールド(クリック状態を保持)しながら移動させる(ドラッグ)。アイコンオブジェクト510がホールドされている場合、図10に示すように、ディスプレイ15には、このアイコンオブジェクト510の半透明オブジェクト521が生成され、ポインタ505とともに移動する。半透明オブジェクト521がリリースされるまで(ステップS1−4において「NO」)は、CPU11は、半透明オブジェクト521の移動表示(ドラッグ)処理を行なう(ステップS1−5)。
そして、CPU11におけるポインティングデバイス制御部11aのクリック制御部が半透明オブジェクト521のリリースを検知した場合(ステップS1−4において「YES」の場合)、ポインタ位置制御部はリリース位置を特定し、他の口座に関するアイコンオブジェクト501内かどうかを判断する(ステップS1−6)。この判断はオブジェクトの属性に基いて行なわれる。
半透明オブジェクト521のリリース位置が、他の預金口座に関するアイコンオブジェクト501上ではない場合(ステップS1−6において「NO」の場合)には、CPU11は送金元口座メモリ12aをリセットする。この結果、送金元口座の特定からやり直すことになる。
一方、図11に示すように、半透明オブジェクト521のリリース位置が、他の預金口座に関するアイコンオブジェクト531上である場合(ステップS1−6において「YES」の場合)、このリリース位置にあるアイコンオブジェクト531に保持された口座識別子を送金先口座として特定する(ステップS1−7)。そして、図6に示すように、CPU11は、リリース位置にあるアイコンオブジェクト531に保持された口座識別子に関するデータを、RAM12の送金先口座メモリ12bに格納する。
そして、CPU11は、送金する金額の特定処理を行なう(ステップS1−8)。ここでは、まず、仮の送金金額として、送金元の口座残高に関するデータをRAM12の金額メモリ12cに格納する。
そして、利用者端末10のCPU11は、振込確認画面540をディスプレイ15に出力する(ステップS1−9)。ここでは、CPU11の振込制御部11cは、RAM12の送金元口座メモリ12aに格納された送金元口座と、送金先口座メモリ12bに格納された送金先口座、金額メモリ12cに格納された金額を抽出し、図12に示すように、これらのデータを含めた振込確認画面540を出力する。この振込確認画面540は振込処理を行なうためのサブウィンドウ画面であり、テンキーパッド541を備える。このテンキーパッド541を用いる場合、まずポインタ505を用いて、入力を希望するエリアをアクティブにする。この場合、このエリアにカーソルが表示される。そして、テンキーパッド541のキーを、ポインタ505を用いてクリックすることにより、所定の数字を入力することができる。まず、図12に示すように、移動させる金額を変更する。そして、図13に示すように、ネットワーク決済を行なうために用いる暗証番号を入力する。これにより、振込処理に必要な送金元口座、送金先口座、振込金額、暗証番号の入力を完了する。
そして、各データの入力を完了し、実行ボタンがクリックされた場合、利用者端末10の振込制御部11cは、振込指示を金融機関サーバシステム40に送信する(ステップS
1−10)。この振込指示には、振込確認画面540において設定された送金元口座識別子、送金先口座識別子、送金金額、暗証番号に関するデータが含まれる。本実施形態では、アカウントアグリゲーションシステム20を経由して、金融機関サーバシステム40に送信される。振込指示を受信した金融機関サーバシステム40は、この指示に含まれるデータに基づいて振込処理を実行する。以上により振込処理を完了する。
以上、本実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
・ 上記実施形態では、待機状態において、CPU11におけるポインティングデバイス制御部11aのクリック制御部がクリックを検知した場合、ポインタ位置制御部によりポインタ505の位置を特定し、選択されたアイコンオブジェクト510を特定する。そして、選択されたアイコンオブジェクト510に保持された口座識別子に関するデータを、RAM12の送金元口座メモリ12aに格納する。そして、送金元口座として選択したアイコンオブジェクト510を、マウス17によりホールドしながら移動させる。半透明オブジェクト521のリリース位置が、他の預金口座に関するアイコンオブジェクト531上である場合、このリリース位置にあるアイコンオブジェクト531に保持された口座識別子を用いて送金先口座として特定する(ステップS1−7)。そして、CPU11は、リリース位置にあるアイコンオブジェクト531に保持された口座識別子に関するデータを、RAM12の送金先口座メモリ12bに格納する。これにより、送金元口座、送金先口座を特定することができる。そしてドラッグ&ドロップを用いて、資金を口座から他の口座に移動させるというように、利用者のイメージ通りに資金移動を行なうことができ、ユーザビリティの向上を図ることができる。
・ 上記実施形態では、振込確認画面540にはテンキーパッド541を備える。ディスプレイ15に出力されたテンキーパッド541を用いて、振込金額、暗証番号の入力を行なうことができる。これにより、利用者はディスプレイ15を閲覧して操作するだけで振込処理を行なうことができる。従って、利便性の高いユーザインターフェースを実現することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明を具体化した送金処理支援方法の第2の実施形態を図14〜図17にしたがって説明する。なお、第2の実施形態は、第1の実施形態の振込金額の特定方法を変更した構成であるため、同様の部分についてはその詳細な説明を省略する。
この第2の実施形態では、ステップS1−2において、預金口座残高を出力する場合、図14に示す表示画面560のように、口座残高に対応させた残高表示として金額単位表示561を用いて、預金口座残高を複数のアイコンオブジェクトに展開して出力させる。ここでは、5万円を超える場合には5万円単位表示、それ以下の場合には1万円単位表示を、各預金口座の口座残高に対応させて出力する。これらの単位表示もアイコンオブジェクトとして機能する。
そして、ステップS1−3において送金元口座を特定する場合には、図15に示すように、ポインタ505がクリックされてからリリースされるまでの囲み領域571により特定する。この場合、囲み領域571によって、この中に含まれる金額単位表示561がアクティブになる。そして、CPU11は、囲み領域571によって特定される金額をRAM12の金額メモリ12cに格納する。更に、アクティブになった囲み領域571をホールドして移動させる。この場合、図16に示すように、この囲み領域571の金額単位表示に基づいて半透明オブジェクト580が生成される。
そして、半透明オブジェクト580のリリース位置が、他の預金口座に関するアイコンオブジェクト531上である場合(ステップS1−6において「YES」の場合)、この
リリース位置にあるアイコンオブジェクト531に関連付けられた口座識別子を送金先口座として特定する(ステップS1−7)。この口座識別子に関するデータは、RAM12の送金先口座メモリ12bに格納される。
そして、利用者端末10のCPU11は、振込確認画面540をディスプレイ15に出力する(ステップS1−9)。ここでは、CPU11の振込制御部11cは、RAM12の送金元口座メモリ12aに格納された送金元口座と、送金先口座メモリ12bに格納された送金先口座、金額メモリ12cに格納された金額を抽出し、図17に示すように、これらのデータを含めた振込確認画面540を出力する。この振込確認画面540には、図12と同様にテンキーパッド541を備える。そして、このテンキーパッド541を用いて金額や暗証番号を入力する。これにより、振込処理に必要な送金元口座、送金先口座、振込金額、暗証番号の入力を完了する。
従って、第2の実施形態によれば、第1の実施形態に記載の効果に加えて以下の効果を得ることができる。
・ 上記実施形態では、表示画面560には、口座残高に対応させて金額単位表示561を出力させる。このため、金額単位表示561の所定領域を特定し、この領域をドラッグ&ドロップすることにより、振込金額を所定の範囲で特定することができる。この場合、ポインタ505がクリックされてからリリースされるまでの面積により囲み領域571を変化させることが可能であり、送金金額を変更することができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明を具体化した送金処理支援方法の第3の実施形態を図18〜図20にしたがって説明する。なお、第3の実施形態は、第1の実施形態の振込金額の特定方法を変更した構成であるため、同様の部分についてはその詳細な説明を省略する。
本実施形態では、図18に示すようにCPU11は、金額特定手段としてのオブジェクト属性抽出部11dとしても機能する。このオブジェクト属性抽出部11dには、クレジットカード会社を特定するために、クレジットカード会社コードデータを保持させておく。
具体的には、図19に示すように、クレジットカード会社に支払を行なう場合を想定する。ここでは、クレジットカードの利用料金が「30000円」の場合を想定する。この場合、半透明オブジェクト521のリリース位置が、クレジットカード会社に関するアイコンオブジェクト502上である場合(ステップS1−6において「YES」の場合)、このリリース位置にあるアイコンオブジェクト502に保持された口座識別子を送金先口座として特定する(ステップS1−7)。この場合には、図18に示すように、CPU11は、リリース位置にあるアイコンオブジェクト502に保持された口座識別子に関するデータを、RAM12の送金先口座メモリ12bに格納する。
更に、オブジェクト属性抽出部11dは、アイコンオブジェクト502に基づいて利用者の債務かどうかを判定する。具体的には、オブジェクト属性抽出部11dは、アイコンオブジェクト502に保持されたクレジットカード識別子にクレジットカード会社コードデータが含まれるかどうかを判断する。オブジェクト属性抽出部11dが利用者の債務と判断した場合、オブジェクト属性抽出部11dは、リリース位置にあるアイコンオブジェクト502に保持された金額に関するデータを、RAM12の金額メモリ12cに格納する。そして、図20に示すように、利用者端末10のCPU11は、振込確認画面610をディスプレイ15に出力する(ステップS1−9)。ここでは、CPU11の振込制御部11cは、RAM12の送金元口座メモリ12aに格納された送金元口座と、送金先口座メモリ12bに格納された送金先口座、金額メモリ12cに格納された金額に関するデ
ータを抽出し、図20に示すように、これらのデータを含めた振込処理を行なうための振込確認画面610を出力する。
従って、第3の実施形態によれば、第1の実施形態に記載の効果に加えて以下の効果を得ることができる。
・ 上記実施形態では、オブジェクト属性抽出部11dは、アイコンオブジェクトの属性に基づいて債務か否かの判断を行なう。そして、債務と判断した場合には、このアイコンオブジェクトに保持された金額を送金金額に設定する。このため、送金金額を効率的に特定することができる。
(第4の実施形態)
次に、本発明を具体化した送金処理支援方法の第4の実施形態を図21〜図23にしたがって説明する。なお、第4の実施形態は、第1の実施形態の送金先のオブジェクトの特定方法を変更した構成であるため、同様の部分についてはその詳細な説明を省略する。
本実施形態では、図21に示すように、オブジェクト中のデータを抽出する送金先特定手段としての送金先抽出制御部11eと、金額特定手段としての金額抽出制御部11fとを利用する。そして、送金先抽出制御部11eは、オブジェクト内に含まれるデータの中から送金先口座と認識されるコードを特定する辞書データを備える。例えば、「E銀行」という文字が含まれる場合には銀行口座と判断する。また、7桁の数字列は口座番号と判断する。また、金額抽出制御部11fは、オブジェクト内に含まれるデータの中から金額と認識される数字を特定する辞書データを備える。例えば、「円」という文字の前の数字は金額と判断する。
そこで、図22に示すように、商店等との間で取引を行ない、この商店の請求者システムから振込依頼の電子メールを受けた場合を想定する。この場合、利用者端末10のディスプレイ15にメール画面621を出力させておく。このメール画面621は請求書表示オブジェクトとして機能する。このメール画面621には、図22に示すように振込先口座と金額とに関する情報が含まれる。そして、送金元口座のアイコンオブジェクト510をホールドすることにより生成させた半透明オブジェクト521をドラッグして、このメール画面621上にドロップさせる。
CPU11におけるポインティングデバイス制御部11aのポインタ位置制御部がメール画面621へのドロップを検知した場合、CPU11の送金先抽出制御部11eは、このメール画面621の中に表示された口座番号に相当する部分を抽出し、RAM12の送金先口座メモリ12bに格納する。更に、CPU11の金額抽出制御部11fは、メール画面621の中に表示された金額に相当する部分を検出し、RAM12の金額メモリ12cに格納する。そして、読み込んだデータを用いて振込処理のための振込確認画面540をディスプレイ15に出力する(ステップS1−9)。この場合には、図23に示すような振込確認画面630が出力される。
従って、第4の実施形態によれば、第1の実施形態に記載の効果に加えて以下の効果を得ることができる。
・ 上記実施形態では、CPU11は送金先抽出制御部11e、金額抽出制御部11fとして機能する。そして、アイコンオブジェクトがドラッグされ、メール画面621にドロップされた場合、送金先抽出制御部11e、金額抽出制御部11fがそれぞれ送金先口座、金額を抽出する。このため、送金先口座や送金金額を効率的に特定することができる。
なお、上記実施形態は、以下の態様に変更してもよい。
○ 上記実施形態では、第1〜第4の実施形態に分けて説明したが、これらの実施形態の中で、任意の複数の実施形態を組み合わせて用いてもよい。
○ 上記実施形態では、半透明オブジェクト521のリリース位置が、他の預金口座に関するアイコンオブジェクト531上である場合(ステップS1−6において「YES」の場合)、このリリース位置にあるアイコンオブジェクト531に保持された口座識別子を送金先口座として特定する(ステップS1−7)。この場合、送金先口座は、利用者の預金口座に限られるものではない。例えば、利用者が支払を行なう商店等に関するアイコンオブジェクト503において、半透明オブジェクト521がリリースされた場合、このアイコンオブジェクト503が保持する口座識別子に基づいて送金先口座を特定する。これにより、送金先口座の記録がある商店への送金が簡単にできる。例えば、過去に送金実績がある商店や、頻繁に利用する商店の半透明オブジェクト521を用いて、ユーザビリティを考慮した送金処理を行なうことができる。
○ 上記実施形態では、アカウントアグリゲーションシステム20の管理コンピュータ21は、預金口座残高やクレジットカードの利用金額を表示するための口座情報一覧画面データを構成し、利用者端末10に送信する。この口座情報一覧画面データには、各預金口座、クレジットカード、商店等の属性データを保持し、アイコンを表示させるためのオブジェクトデータを含める。これに代えて、ドラッグするためにアイコンオブジェクトがクリックされたり、アイコンオブジェクトにドロップされたりした場合に、利用者端末10がアカウントアグリゲーションシステム20に対して、このアイコンオブジェクトに関する属性情報を要求してもよい。この場合にもアイコンオブジェクトに口座識別子データを関連付けておくことになるが、口座情報一覧画面データのデータ容量を削減することができる。
○ 上記実施形態では、利用者端末10のCPU11に振込制御部11cとして機能させる。この振込制御部11cは、各メモリ(12a〜12c)に格納された送金元口座、送金先口座、金額に関するデータに基づいて口座振込処理を実行する。これに代えて、アカウントアグリゲーションシステム20の管理コンピュータ21に、振込制御部11cとして機能させることも可能である。この場合、利用者端末10は、各メモリ(12a〜12c)に格納された送金元口座、送金先口座、金額に関するデータを、インターネットIを介してアカウントアグリゲーションシステム20に送信する。そして、アカウントアグリゲーションシステム20は振込確認画面540を生成し、利用者端末10に提供する。これにより、利用者端末10のCPU11の負荷を軽減しながらサービスを提供することができる。
○ 上記実施形態では、請求書表示オブジェクトとして請求者システムから受信した電子メールを用いた。これに代えて、請求書表示オブジェクトとして、請求者システムから取得したブラウザ画面を用いてもよい。
○ 上記第2の実施形態では、預金口座残高を出力する場合、表示画面560のように、口座残高に対応させた残高表示として金額単位表示561を出力させる。ここでは、5万円を超える場合には5万円単位表示、それ以下の場合には1万円単位表示を、口座残高に対応させて出力する。残高表示はこれに限られるものではなく、口座残高において、面積で残高の一部を特定できるものであればよい。例えば、口座残高に対応させた長さのバー表示を残高表示として用いてもよい。また、スクロールバーにより金額を特定させてもよい。この場合にも、金額の特定された移動可能なオブジェクトを生成し、このオブジェクトを移動させることにより送金先口座を特定する。これにより、ユーザビリティを高めながら、資金移動を行なうことができる。
○ 上記第2の実施形態では、ステップS1−3において送金元口座を特定する場合には、ポインタ505がクリックされてからリリースされるまでの囲み領域571により特定する。これに代えて、シフトキーを押しながら複数の単位表示がクリックされた場合、これらの単位表示をまとめてアクティブにしてもよい。これにより、離れた位置の単位表示を選択することができる。
○ 上記実施形態では、一つの預金口座を送金元口座として特定する。これに代えて、複数の預金口座を送金元口座として選択可能としてもよい。この場合には、選択された複数の送金元口座を送金元口座メモリ12aとして記録する。更に、選択された預金口座毎に振込確認画面540を生成して出力させる。これにより、複数の口座を用いた資金移動も効率的に行なうことができる。
本発明の実施形態のシステム概略図。 利用者データ記憶部に記録されたデータの説明図。 利用口座管理データ記憶部に記録されたデータの説明図。 アドレスデータ記憶部に記録されたデータの説明図。 利用者端末のシステム概略図。 利用者端末の機能ブロック説明図。 本発明の実施形態の処理手順の説明図。 本発明の実施形態の利用者端末の表示画面の説明図。 本発明の実施形態の利用者端末の表示画面の説明図。 本発明の実施形態の利用者端末の表示画面の説明図。 本発明の実施形態の利用者端末の表示画面の説明図。 本発明の実施形態の利用者端末の表示画面の説明図。 本発明の実施形態の利用者端末の表示画面の説明図。 第2の実施形態の利用者端末の表示画面の説明図。 第2の実施形態の利用者端末の表示画面の説明図。 第2の実施形態の利用者端末の表示画面の説明図。 第2の実施形態の利用者端末の表示画面の説明図。 第3の実施形態の利用者端末の機能ブロック説明図。 第3の実施形態の利用者端末の表示画面の説明図。 第3の実施形態の利用者端末の表示画面の説明図。 第4の実施形態の利用者端末の機能ブロック説明図。 第4の実施形態の利用者端末の表示画面の説明図。 第4の実施形態の利用者端末の表示画面の説明図。
符号の説明
10…利用者端末、11…CPU、20…アカウントアグリゲーションシステム、21…管理コンピュータ、22…利用者データ記憶部、23…利用口座管理データ記憶部、24…アドレスデータ記憶部、40…金融機関サーボシステム、I…ネットワークとしてのインターネット。

Claims (5)

  1. 画面上において移動可能で特定領域を指定する指示手段を制御するコンピュータを用いて口座間の資金移動処理を実行するためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    資金移動を行なう金額を特定する金額特定手段と
    前記画面に、口座毎に口座識別子に関連づけられた表示オブジェクトを表示させる出力手段と、
    この表示オブジェクトの中で前記指示手段により第1の表示オブジェクトが選択された場合、この第1の表示オブジェクトに関連づけられた預金口座識別子を取得し、送金元口座識別子として記録する送金元特定手段と、
    前記指示手段を用いて前記第1の表示オブジェクトをホールドして移動させ、第2の表示オブジェクト上でリリースされた場合、この第2の表示オブジェクトに関連づけられた預金口座識別子を取得し、送金先口座識別子として記録する送金先特定手段と、
    前記送金元口座識別子の口座から、前記送金先口座識別子の口座に、前記金額特定手段により特定された金額を移動させるための資金移動処理を実行する資金移動処理手段
    として機能させることを特徴とする送金処理支援プログラム。
  2. 前記出力手段は、この利用者の預金口座毎に口座残高に関するデータを取得し、この口座残高に対応させた所定面積の残高表示を生成して表示し、
    前記金額特定手段は、前記残高表示に対して、前記指示手段により選択された領域に応じて金額を特定することを特徴とする請求項1に記載の送金処理支援プログラム。
  3. 前記表示オブジェクトには、支払金額に関するデータが関連づけられた債務表示オブジェクトが含まれ、
    前記指示手段により選択された第2の表示オブジェクトが債務表示オブジェクトである場合、前記金額特定手段は、前記債務表示オブジェクトに関連付けられた支払金額に関するデータを取得することを特徴とする請求項1又は2に記載の送金処理支援プログラム。
  4. 前記第2の表示オブジェクトには、請求者システムから受信した請求書を表示する請求書表示オブジェクトが含まれ、
    前記指示手段により選択された第2の表示オブジェクトが請求書表示オブジェクトである場合、前記金額特定手段は前記請求書表示オブジェクトに表示された請求金額を抽出し、前記送金先特定手段は前記請求書表示オブジェクトに表示された口座識別子を送金先口座識別子として抽出することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の送金処理支援プログラム。
  5. 前記請求書表示オブジェクトは、請求者システムから受信した電子メールであることを特徴とする請求項4に記載の送金処理支援プログラム。
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