JP6369050B2 - 情報提供方法、情報提供プログラム、および情報提供装置 - Google Patents

情報提供方法、情報提供プログラム、および情報提供装置 Download PDF

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Description

本発明は、情報提供方法、情報提供プログラム、および情報提供装置に関する。
従来、銀行の口座に対する入出金や預金残高の情報を利用者の端末に表示させるサービスがある。関連する技術としては、例えば、クレジットカード会社の端末から利用者の取引情報が通知されると、その取引情報にかかる商品情報を販売店端末から取得するものがある。
特開2003−44778号公報
しかしながら、上述した従来技術では、銀行の口座からの引き落としが、口座を利用して行われた商取引のうち、どの商取引に対応する引き落としであるかを、利用者が把握することが困難である。
1つの側面では、本発明は、引き落としに対応する商取引の取引内容についての情報を提供することができる情報提供方法、情報提供プログラム、および情報提供装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面によれば、銀行の口座と対応付けて前記口座からの引き落としが行われた日付と金額と引き落とし人名とを含む引落情報を記憶する記憶部から引落情報を1以上取得し、取得した前記引落情報を含む第1の画面情報を出力し、前記第1の画面情報に含まれるいずれかの引落情報の選択を受け付けたことに応じて、選択された引落情報に含まれる日付と引き落とし人名とに基づいて、前記選択された引落情報に対応する商取引が行われた日付と金額と取引相手名とを含む支払情報を1以上取得し、取得した前記支払情報を含む第2の画面情報を出力する情報提供方法、情報提供プログラム、および情報提供装置が提案される。
本発明の一態様によれば、引き落としに対応する商取引の取引内容についての情報を提供することができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態にかかる情報提供装置101の情報提供の一例を示す説明図である。 図2は、情報提供システム200の一例を示す説明図である。 図3は、情報提供装置101のハードウェアの一例を示すブロック図である。 図4は、委託者情報テーブル400の記憶内容の一例を示す説明図である。 図5は、入出金情報テーブル500の記憶内容の一例を示す説明図である。 図6は、支払情報テーブル600の記憶内容の一例を示す説明図である。 図7は、銀行業務処理装置102のハードウェアの一例を示すブロック図である。 図8は、顧客情報テーブル800の記憶内容の一例を示す説明図である。 図9は、口座情報テーブル900の記憶内容の一例を示す説明図である。 図10は、委託業務処理装置103のハードウェアの一例を示すブロック図である。 図11は、内訳情報テーブル1100の記憶内容の一例を示す説明図である。 図12は、取引情報テーブル1200の記憶内容の一例を示す説明図である。 図13は、情報提供装置101の機能的構成例を示すブロック図である。 図14は、情報提供装置101の動作の一例を示す説明図(その1)である。 図15は、情報提供装置101の動作の一例を示す説明図(その2)である。 図16は、委託者情報テーブル400を更新する動作の一例を示す説明図である。 図17は、通帳画面1404,1501を表示する動作の一例を示す説明図である。 図18は、内訳画面1504を表示する動作の一例を示す説明図である。 図19は、詳細画面1506を表示する動作の一例を示す説明図である。 図20は、情報提供装置101の更新処理手順の一例を示すフローチャートである。 図21は、情報提供装置101の通帳画面出力処理手順の一例を示すフローチャートである。 図22は、銀行業務処理装置102の入出金情報送信処理手順の一例を示すフローチャートである。 図23は、情報提供装置101の内訳画面出力処理手順の一例を示すフローチャートである。 図24は、委託業務処理装置103の支払情報送信処理手順の一例を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかる情報提供方法、情報提供プログラム、および情報提供装置の実施の形態を詳細に説明する。
(情報提供装置101の情報提供の一例)
図1は、実施の形態にかかる情報提供装置101の情報提供の一例を示す説明図である。
図1において、情報提供装置101は、情報提供プログラムを実行するコンピュータである。情報提供装置101は、引落情報を取得し、引落情報を含む第1の画面情報を出力する。ここで、引落情報とは、銀行の口座からの引き落としが行われた日付と金額と引き落とし人名とを含む情報である。引き落とし人名とは、引き落としを行った委託会社の識別情報である。引き落とし人名とは、例えば、引き落としを行った委託会社名であってもよいし、委託会社の委託者IDであってもよいし、委託会社のURLであってもよい。委託会社とは、例えば、クレジットカード会社である。これにより、情報提供装置101は、情報提供装置101の利用者に、銀行の口座からの引き落としについての情報を提供することができる。
また、情報提供装置101は、第1の画面情報に含まれるいずれかの引落情報の選択を受け付けると、いずれかの引落情報に対応する支払情報を取得し、支払情報を含む第2の画面情報を出力する。ここで、支払情報とは、引落情報に対応する商取引が行われた日付と金額と取引相手名とを含む情報である。取引相手名とは、例えば、商取引を行った店舗の店舗名である。これにより、情報提供装置101は、情報提供装置101の利用者に、引き落としに対応する商取引の取引内容についての情報を提供することができる。
図1の例では、(1)情報提供装置101は、情報提供装置101の利用者から通帳画面104の表示要求を受け付ける。次に、情報提供装置101は、情報提供装置101の利用者が利用する口座の口座番号などの識別情報を、銀行の銀行業務処理装置102に送信する。ここで、銀行業務処理装置102とは、銀行に開設された複数の口座のそれぞれと対応付けて複数の口座のそれぞれに対する入出金情報を記憶するコンピュータである。
入出金情報とは、例えば、複数の口座のそれぞれからの引き落としが行われた日付と金額と引き落とし人名とを含む引落情報である。また、入出金情報とは、さらに、複数の口座のそれぞれに対して入金が行われた日付と金額と取引名とを含む入金情報、または複数の口座のそれぞれから出金が行われた日付と金額と取引名とを含む出金情報であってもよい。そして、情報提供装置101は、銀行業務処理装置102から、情報提供装置101の利用者が利用する口座に対する入出金情報を取得する。
(2)情報提供装置101は、取得した入出金情報を含む通帳画面104の画面情報を生成して、通帳画面104を表示する。ここで、通帳画面104には、例えば、口座からの引き落としを行った日付と金額と引き落とし人名と預金残高とが含まれる。また、通帳画面104には、例えば、口座に対して入金が行われた日付と金額と取引名と預金残高と、および口座から出金が行われた日付と金額と取引名と預金残高とが含まれる。これにより、情報提供装置101は、情報提供装置101の利用者に入出金情報や口座の預金残高などを通知することができる。このため、情報提供装置101の利用者は、入出金情報や口座の預金残高を把握することができ、口座からの引き落としがあったか否かを把握することができる。
(3)情報提供装置101は、情報提供装置101の利用者から、いずれかの引落情報に対応する内訳画面106の表示要求を受け付ける。ここで、内訳画面106の表示要求とは、例えば、情報提供装置101の利用者によって行われた、委託会社名105を押下する操作入力である。
次に、情報提供装置101は、いずれかの引落情報に含まれる引き落とし人名に基づいて、いずれかの引落情報が示す引き落としを行った委託会社の委託業務処理装置103を特定し、いずれかの引落情報に含まれる日付を委託業務処理装置103に送信する。ここで、委託業務処理装置103とは、委託会社を利用した商取引が行われた日付と金額と取引相手名とを含む支払情報を記憶するコンピュータである。そして、情報提供装置101は、いずれかの引落情報に対応する支払情報を、委託業務処理装置103から取得する。
(4)情報提供装置101は、取得した支払情報を含む内訳画面106の画面情報を生成して、内訳画面106を表示する。ここで、内訳画面106には、いずれかの引落情報に対応する商取引が行われた日付と金額と取引相手名とが含まれる。これにより、情報提供装置101は、情報提供装置101の利用者に、商取引の取引内容を通知することができる。
このため、情報提供装置101の利用者は、入出金情報、および支払情報を把握し、クレジットカードの利用明細を把握することができる。そして、情報提供装置101の利用者は、口座からの引き落としが情報提供装置101の利用者が行ったどの取引相手とのどの商取引によるものであるかを把握することができる。また、情報提供装置101の利用者は、通帳画面や内訳画面を家計簿のように利用して、月ごとの出費の管理などを行うことができる。
また、図1の例では、情報提供装置101が、いずれかの引落情報に対応する支払情報を、委託業務処理装置103から取得する場合について説明したが、これに限らない。例えば、銀行業務処理装置102が、委託業務処理装置103と通信可能な場合がある。この場合であれば、情報提供装置101は、銀行業務処理装置102を介して、いずれかの引落情報に対応する支払情報を、銀行業務処理装置102から取得する。
また、例えば、銀行業務処理装置102が、委託業務処理装置103の代わりに、委託会社を利用した商取引が行われた日付と金額と取引相手名とを含む支払情報を記憶する場合がある。この場合であれば、情報提供装置101は、いずれかの引落情報に対応する支払情報を、銀行業務処理装置102から取得する。
また、図1の例では、情報提供装置101が、通帳画面104の表示要求を受け付けたことに応じて、銀行業務処理装置102から入出金情報を取得したが、これに限らない。例えば、銀行業務処理装置102が、口座に対する入出金や引き落としがあったことを、情報提供装置101に通知する場合がある。この場合であれば、情報提供装置101は、銀行業務処理装置102から口座に対する入出金や引き落としがあったことが通知されたことに応じて、銀行業務処理装置102から入出金情報を取得する。
また、例えば、銀行業務処理装置102が、口座に対する入出金や引き落としがあったことに応じて、入出金情報を情報提供装置101に送信する場合がある。この場合であれば、情報提供装置101は、銀行業務処理装置102から入出金情報を受信することにより、入出金情報を取得する。
また、図1の例では、情報提供装置101は、内訳画面106の表示要求を受け付けたことに応じて、委託業務処理装置103から支払情報を取得したが、これに限らない。例えば、情報提供装置101は、銀行業務処理装置102から取得した入出金情報のうちに引落情報が含まれることに応じて、内訳画面106の表示要求を受け付けなくても、委託業務処理装置103から支払情報を取得する。
また、例えば、銀行業務処理装置102が、口座に対する入出金や引き落としがあったことに応じて、入出金情報を情報提供装置101に送信するとともに、委託業務処理装置103から支払情報を取得して情報提供装置101に送信する場合がある。この場合であれば、情報提供装置101は、銀行業務処理装置102から支払情報を受信することにより、支払情報を取得する。
また、図1の例では、情報提供装置101が、通帳画面104と、内訳画面106とを別々に表示する場合について説明したが、これに限らない。例えば、情報提供装置101は、引落情報を取得したことに応じて、自動で引落情報に対応する支払情報を取得し、通帳画面104と、内訳画面106とを一つの画面としてまとめて表示してもよい。
<情報提供システムの一例>
次に、図2を用いて、図1に示した情報提供装置101を含む情報提供システム200の一例について説明する。
図2は、情報提供システム200の一例を示す説明図である。図2において、情報提供システム200は、情報提供装置101と、銀行業務処理装置102と、委託業務処理装置103とを有する。情報提供装置101と、銀行業務処理装置102と、委託業務処理装置103とは、ネットワーク210により接続される。ネットワーク210は、例えば、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネット、携帯電話網などである。
情報提供装置101は、例えば、携帯電話機、スマートフォン、PHS(Personal Handyphone System)、タブレット型端末などである。銀行業務処理装置102は、サーバ、ノート型パソコン、デスクトップ型パソコンなどである。委託業務処理装置103は、サーバ、ノート型パソコン、デスクトップ型パソコンなどである。
<情報提供装置101のハードウェア>
次に、図3を用いて、図2に示した情報提供システムに含まれる情報提供装置101のハードウェアの一例について説明する。
図3は、情報提供装置101のハードウェアの一例を示すブロック図である。図3において、情報提供装置101は、CPU(Central Processing Unit)301と、ROM(Read Only Memory)302と、RAM(Random Access Memory)303とを有する。また、情報提供装置101は、さらに、インターフェース(I/F:Interface)304と、入力装置305と、出力装置306と、を有する。また、各構成部はバス300によってそれぞれ接続されている。
ここで、CPU301は、情報提供装置101の全体の制御を司る。ROM302は、ブートプログラム、本実施の形態にかかる情報提供プログラムなどの各種プログラムを記憶する。また、ROM302は、例えば、図4に後述する委託者情報テーブル400、図5に後述する入出金情報テーブル500、図6に後述する支払情報テーブル600などの各種テーブルを記憶する。RAM303は、CPU301のワークエリアとして使用される。また、RAM303は、各種プログラムの実行により得られたデータなどの各種データを記憶する。
I/F304は、通信回線を通じてネットワーク210に接続され、ネットワーク210を介して他の装置に接続される。そして、I/F304は、ネットワーク210と内部のインターフェースを司り、外部装置からのデータの入出力を制御する。入力装置305は、キーボード、タッチパネルなど利用者の操作により、各種データの入力を行うインターフェースである。出力装置306は、CPU301の指示により、データを出力するインターフェースである。出力装置306は、例えば、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータを表示するディスプレイである。
(委託者情報テーブル400の記憶内容)
次に、図4を用いて、委託者情報テーブル400の記憶内容の一例について説明する。委託者情報テーブル400は、例えば、図3に示したROM302、RAM303などの記憶領域によって実現される。
図4は、委託者情報テーブル400の記憶内容の一例を示す説明図である。図4に示すように、委託者情報テーブル400は、委託者ID項目に対応付けて、委託会社名項目と、URL項目と、パスワード項目と、利用登録フラグ項目とを有し、委託者ごとに各項目に情報が設定されることにより、レコードを記憶する。
委託者ID項目には、口座からの引き落としを行う引き落とし人になる委託会社の識別情報が記憶される。委託会社名項目には、委託者ID項目の識別情報が示す委託会社名が記憶される。URL項目には、委託者ID項目の識別情報が示す委託業務処理装置にアクセスするためのURLが記憶される。パスワード項目には、委託者ID項目の識別情報が示す委託業務処理装置103にアクセスする際に用いられるパスワードが記憶される。パスワードは、例えば、情報提供装置101の利用者が、クレジットカードを発行する際に、委託会社に登録した文字列である。また、パスワードは、例えば、銀行と委託会社とで決定された、委託業務処理装置へのアクセスを許可するための文字列であってもよい。利用登録フラグ項目には、情報提供装置101の利用者が、委託者ID項目の識別情報が示す委託会社を利用しているか否かを示すフラグが記憶される。
例えば、レコード401は、委託者ID「000010」と、委託会社名「A社」と、URL「http://・・・」と、パスワード「12345678」と、利用登録フラグ「0」とを含む委託者情報を示す。
委託者情報テーブル400は、例えば、情報提供装置101の製造者によって、情報提供装置101の製造時にROM302、RAM303などの記憶領域に記憶される。また、委託者情報テーブル400は、例えば、情報提供装置101の利用者によって、情報提供装置101の利用者が利用する委託会社が選択されたことに応じて、選択された委託会社に対応するレコードの利用登録フラグが変更されることにより更新される。また、委託者情報テーブル400は、例えば、情報提供装置101の利用者が入力したパスワードにより、選択された委託会社に対応するレコードのパスワードが変更されることにより更新されてもよい。
情報提供装置101は、委託者情報テーブル400を参照することによって、委託者IDまたは委託会社名に基づいて、委託業務処理装置103にアクセスするためのURLを特定することができる。情報提供装置101は、委託会社にアクセスするためのURLを銀行業務処理装置102から受信可能な場合には、委託者情報テーブル400を記憶しなくてもよい。
(入出金情報テーブル500の記憶内容)
次に、図5を用いて、入出金情報テーブル500の記憶内容の一例について説明する。入出金情報テーブル500は、例えば、図3に示したROM302、RAM303などの記憶領域によって実現される。
図5は、入出金情報テーブル500の記憶内容の一例を示す説明図である。図5に示すように、入出金情報テーブル500は、通番項目に対応付けて、日付項目と、取引名項目と、URL項目と、金額項目と、残高項目と、を有し、口座への入出金ごとに各項目に情報が設定されることにより、レコードを記憶する。
通番項目には、口座への入出金の番号が記憶される。日付項目には、通番項目が示す番号の入出金が行われた日付が記憶される。取引名項目には、通番項目が示す番号の入出金の内容が、口座への入金か口座からの出金かを示す取引名、または口座からの引き落としを示す引き落とし人名が記憶される。引き落とし人名は、引き落としを行った委託会社の委託者ID、または委託会社名である。URL項目には、取引名項目が口座からの引き落としを示す名称を示す場合、口座からの引き落としを行った引き落とし人になる委託業務処理装置にアクセスするためのURLが記憶される。金額項目には、通番項目が示す番号の入出金によって入金または出金された金額が記憶される。残高項目には、通番項目が示す番号の入出金の結果になる預金残高が記憶される。
例えば、レコード501は、通番「0001」と、日付「231025」と、取引名「入金」と、URL「(なし)」と、金額「10000」と、残高「10000」と、を含む入出金情報を示す。
入出金情報テーブル500は、例えば、情報提供装置101の製造時には、レコードを有していなくてもよい。入出金情報テーブル500は、例えば、情報提供装置101が入出金情報を受信したことに応じて、受信した入出金情報に対応するレコードが追加されることにより更新される。情報提供装置101は、入出金情報テーブル500を参照することによって、入出金情報テーブル500の記憶内容を表す通帳画面の画面情報を生成して出力することができる。
(支払情報テーブル600の記憶内容)
次に、図6を用いて、支払情報テーブル600の記憶内容の一例について説明する。支払情報テーブル600は、例えば、図3に示したROM302、RAM303などの記憶領域によって実現される。
図6は、支払情報テーブル600の記憶内容の一例を示す説明図である。図6に示すように、支払情報テーブル600は、引落日付項目に対応付けて、支払日付項目と、店舗名項目と、金額項目と、URL項目と、を有し、口座からの引き落としごとに各項目に情報が設定されることにより、レコードを記憶する。
引落日付項目には、口座からの引き落としが行われた日付が記憶される。支払日付項目には、引落日付項目が示す日付に行われた口座からの引き落としに対応する商取引が行われた日付が記憶される。店舗名項目には、引落日付項目が示す日付に行われた口座からの引き落としに対応する商取引が行われた店舗の名称が記憶される。金額項目には、引落日付項目が示す日付に行われた口座からの引き落としに対応する商取引が行われた金額が記憶される。URL項目には、引落日付項目が示す日付に行われた口座からの引き落としを行った引き落とし人になる委託業務処理装置にアクセスするためのURLが記憶される。また、URL項目には、引落日付項目が示す日付に行われた口座からの引き落としに対応する商取引が行われた店舗が有する情報処理装置にアクセスするためのURLが記憶されてもよい。
例えば、レコード601は、引落日付「230930」と、支払日付「230801」と、店舗の名称「AAAストア」と、金額「5000」と、URL「http://・・・」と、を含む支払情報を示す。
支払情報テーブル600は、例えば、情報提供装置101の製造時には、レコードを有していなくてもよい。支払情報テーブル600は、例えば、情報提供装置101が支払情報を受信したことに応じて、受信した支払情報に対応するレコードが追加されることにより更新される。情報提供装置101は、支払情報テーブル600を参照することによって、支払情報テーブル600の記憶内容を表す内訳画面の画面情報を生成して出力することができる。
(銀行業務処理装置102のハードウェア)
次に、図7を用いて、図2に示した情報提供システムに含まれる銀行業務処理装置102のハードウェアの一例について説明する。
図7は、銀行業務処理装置102のハードウェアの一例を示すブロック図である。図7において、銀行業務処理装置102は、CPU701と、ROM702と、RAM703と、磁気ディスクドライブ704と、磁気ディスク705と、I/F706と、を有する。また、各構成部はバス700によってそれぞれ接続されている。
ここで、CPU701は、銀行業務処理装置102の全体の制御を司る。ROM702は、ブートプログラムなどのプログラムを記憶している。また、ROM702は、例えば、図8に後述する顧客情報テーブル800、図9に後述する口座情報テーブル900などの各種テーブルを記憶する。RAM703は、CPU701のワークエリアとして使用される。また、RAM703は、各種プログラムの実行により得られたデータなどの各種データを記憶する。磁気ディスクドライブ704は、CPU701の制御にしたがって磁気ディスク705に対するデータのリード/ライトを制御する。磁気ディスク705は、磁気ディスクドライブ704の制御で書き込まれたデータを記憶する。
I/F706は、通信回線を通じてネットワーク210に接続され、このネットワーク210を介して他の装置に接続される。そして、I/F706は、ネットワーク210と内部のインターフェースを司り、外部装置からのデータの入出力を制御する。I/F706には、例えば、モデムやLANアダプタなどを採用することができる。また、銀行業務処理装置102は、光ディスクドライブ、光ディスク、ディスプレイ、キーボード、マウス、スキャナ、およびプリンタの少なくともいずれか1つを、有してもよい。
(顧客情報テーブル800の記憶内容)
次に、図8を用いて、顧客情報テーブル800の記憶内容の一例について説明する。顧客情報テーブル800は、例えば、図7に示したROM702、RAM703などの記憶領域によって実現される。
図8は、顧客情報テーブル800の記憶内容の一例を示す説明図である。図8に示すように、顧客情報テーブル800は、顧客番号項目に対応付けて、氏名項目と、口座番号項目と、残高項目と、通帳発行フラグ項目と、を有し、顧客ごとに各項目に情報が設定されることにより、レコードを記憶する。
顧客番号項目には、顧客の番号が記憶される。氏名項目には、顧客番号項目が示す番号の顧客の氏名が記憶される。口座番号項目には、顧客番号項目が示す番号の顧客の口座の番号が記憶される。残高項目には、口座番号項目が示す番号の口座の預金残高が記憶される。通帳発行フラグ項目には、通帳を発行したか否か、情報提供装置101に入出金情報を送信するか否かを示す通帳発行フラグが記憶される。
例えば、レコード801は、顧客番号「1234567」と、氏名「富士 太郎」と、口座番号「1234567」と、残高「24500」と、通帳発行フラグ「2」と、を含む顧客情報を示す。
顧客情報テーブル800は、例えば、銀行に口座が開設されたことに応じて、開設された口座についてのレコードが追加されることにより更新される。顧客情報テーブル800は、例えば、口座の利用者に通帳を発行したこと、または口座の利用者に入出金情報を送信するように設定したことに応じて、更新される。銀行業務処理装置102は、顧客情報テーブル800を参照することによって、顧客が通帳を発行しているか否か、入出金情報を送信するか否かを判定することができる。
(口座情報テーブル900の記憶内容)
次に、図9を用いて、口座情報テーブル900の記憶内容の一例について説明する。口座情報テーブル900は、例えば、図7に示したROM702、RAM703などの記憶領域によって実現される。
図9は、口座情報テーブル900の記憶内容の一例を示す説明図である。図9に示すように、口座情報テーブル900は、通番項目に対応付けて、日付項目と、取引名項目と、URL項目と、金額項目と、残高項目と、を有し、口座への入出金ごとに各項目に情報が設定されることにより、レコードを記憶する。ここで、各項目の記憶内容は、図5に示した入出金情報テーブル500の各項目の記憶内容と同様のため、説明を省略する。
口座情報テーブル900は、例えば、銀行に口座が開設されたことに応じて、開設された口座に対応付けて作成される。口座情報テーブル900は、例えば、開設された口座に対して入金、出金、または引き落としがあったことに応じて、入出金情報を示すレコードが追加されることにより更新される。口座情報テーブル900は、銀行に複数の口座が開設された場合、複数の口座のそれぞれについて作成される。
口座情報テーブル900は、情報提供装置101が委託者情報テーブル400を記憶する場合には、URL項目を有していなくてもよい。銀行業務処理装置102は、口座情報テーブル900を参照することによって、情報提供装置101に未送信の入出金情報を情報提供装置101に送信することができる。
(委託業務処理装置103のハードウェア)
次に、図10を用いて、図2に示した情報提供システムに含まれる委託業務処理装置103のハードウェアの一例について説明する。
図10は、委託業務処理装置103のハードウェアの一例を示すブロック図である。図10において、委託業務処理装置103は、CPU1001と、ROM1002と、RAM1003と、磁気ディスクドライブ1004と、磁気ディスク1005と、I/F1006と、を有する。また、各構成部はバス1000によってそれぞれ接続されている。
ここで、CPU1001は、委託業務処理装置103の全体の制御を司る。ROM1002は、ブートプログラムなどのプログラムを記憶している。また、ROM1002は、例えば、図11に後述する内訳情報テーブル1100、図12に後述する取引情報テーブル1200などの各種テーブルを記憶する。RAM1003は、CPU1001のワークエリアとして使用される。また、RAM1003は、各種プログラムの実行により得られたデータなどの各種データを記憶する。磁気ディスクドライブ1004は、CPU1001の制御にしたがって磁気ディスク1005に対するデータのリード/ライトを制御する。磁気ディスク1005は、磁気ディスクドライブ1004の制御で書き込まれたデータを記憶する。
I/F1006は、通信回線を通じてネットワーク210に接続され、このネットワーク210を介して他の装置に接続される。そして、I/F1006は、ネットワーク210と内部のインターフェースを司り、外部装置からのデータの入出力を制御する。I/F1006には、例えば、モデムやLANアダプタなどを採用することができる。また、委託業務処理装置103は、光ディスクドライブ、光ディスク、ディスプレイ、キーボード、マウス、スキャナ、およびプリンタの少なくともいずれか1つを、有してもよい。
(内訳情報テーブル1100の記憶内容)
次に、図11を用いて、内訳情報テーブル1100の記憶内容の一例について説明する。内訳情報テーブル1100は、例えば、図10に示したROM1002、RAM1003などの記憶領域によって実現される。
図11は、内訳情報テーブル1100の記憶内容の一例を示す説明図である。図11に示すように、内訳情報テーブル1100は、引落日付項目に対応付けて、支払日付項目と、店舗名項目と、金額項目と、URL項目と、を有し、口座からの引き落としごとに各項目に情報が設定されることにより、レコードを記憶する。ここで、各項目の記憶内容は、図6に示した支払情報テーブル600の各項目の記憶内容と同様のため、説明を省略する。
内訳情報テーブル1100は、例えば、委託業務処理装置103によって口座からの引き落としが行われたことに応じて、支払情報を示すレコードが追加されることにより更新される。委託業務処理装置103は、内訳情報テーブル1100を参照することによって、情報提供装置101に未送信の支払情報を情報提供装置101に送信することができる。
(取引情報テーブル1200の記憶内容)
次に、図12を用いて、取引情報テーブル1200の記憶内容の一例について説明する。取引情報テーブル1200は、例えば、図10に示したROM1002、RAM1003などの記憶領域によって実現される。
図12は、取引情報テーブル1200の記憶内容の一例を示す説明図である。図12に示すように、取引情報テーブル1200は、日付項目に対応付けて、品名項目と、金額項目と、を有し、商取引ごとに各項目に情報が設定されることにより、レコードを記憶する。
日付項目には、商取引が行われた日付が記憶される。品名項目には、日付項目が示す日付に商取引が行われた品名が記憶される。金額項目には、品名項目が示す品名の品物の金額が記憶される。例えば、レコード1201は、日付「230712」と、品名「蛍光灯」と、金額「2500」と、を含む取引情報を示す。
取引情報テーブル1200は、例えば、委託業務処理装置103によって口座からの引き落としが行われたことに応じて、取引情報を示すレコードが追加されることにより更新される。委託業務処理装置103は、取引情報テーブル1200を参照することによって、情報提供装置101に未送信の取引情報を情報提供装置101に送信することができる。
(情報提供装置101の機能的構成例)
次に、図13を用いて、情報提供装置101の機能的構成例について説明する。
図13は、情報提供装置101の機能的構成例を示すブロック図である。情報提供装置101は、制御部となる機能として、取得部1301と、出力部1302と、を含む。
〈引落情報の提供〉
まず、情報提供装置101による情報提供装置101の利用者への引落情報の提供について説明する。引落情報の提供は、取得部1301と出力部1302とによって実現される。
取得部1301は、銀行の口座と対応付けて口座からの引き落としが行われた日付と金額と引き落とし人名とを含む引落情報を記憶する記憶部から引落情報を1以上取得する。ここで、引落情報を記憶する記憶部とは、例えば、入出金情報テーブル500である。取得部1301は、例えば、通帳画面104の表示要求を受け付けたことに応じて、入出金情報テーブル500の各レコードを取得する。そして、取得部1301は、入出金情報テーブル500の各レコードの日付項目と取引名項目と金額項目と残高項目との記憶内容を含む、通帳画面104の画面情報を生成する。
また、取得部1301は、銀行業務処理装置102に特定の口座の識別情報を送信し、特定の口座からの引き落としが行われた日付と金額と引き落とし人名とを含む引落情報を銀行業務処理装置102から1以上受信してもよい。ここで、銀行業務処理装置102とは、銀行に開設された複数の口座のそれぞれと対応付けて複数の口座のそれぞれに対する入出金情報を記憶するコンピュータである。入出金情報とは、例えば、引落情報、入金情報、または出金情報である。特定の口座とは、情報提供装置101の利用者が利用する銀行の口座である。口座の識別情報とは、口座番号、または情報提供装置101の利用者の識別情報である。
取得部1301は、例えば、入出金情報テーブル500の各レコードに設定された通番の中から最新の通番を抽出する。次に、取得部1301は、最新の通番と、情報提供装置101の利用者が利用する銀行の口座の口座番号とを、銀行業務処理装置102に送信する。そして、取得部1301は、銀行業務処理装置102から、送信した通番より後の通番に対応する入出金情報を受信して、入出金情報テーブル500を更新する。次に、取得部1301は、入出金情報テーブル500の各レコードを取得し、入出金情報テーブル500の各レコードの日付項目と取引名項目と金額項目と残高項目との記憶内容を含む、通帳画面104の画面情報を生成する。
また、取得部1301は、特定の口座からの引き落としが行われたことに応じて、特定の口座からの引き落としが行われた日付と金額と引き落とし人名とを含む引落情報を、銀行業務処理装置102から1以上受信し、受信した引落情報を記憶部に記憶してもよい。ここでは、銀行業務処理装置102は、例えば、特定の口座からの入出金や引き落としが行われたことに応じて、特定の口座を利用する利用者が有する情報提供装置101に、特定の口座に対応する入出金情報を送信する。これによって、取得部1301は、例えば、特定の口座からの引き落としが行われたことに応じて、銀行業務処理装置102から入出金情報を受信して、入出金情報テーブル500を更新する。そして、取得部1301は、入出金情報テーブル500の各レコードを取得し、入出金情報テーブル500の各レコードの日付項目と取引名項目と金額項目と残高項目との記憶内容を含む、通帳画面104の画面情報を生成する。
これにより、取得部1301は、情報提供装置101の利用者に引落情報を提供するための通帳画面104の画面情報を生成することができる。取得部1301は、例えば、図3に示したROM302、RAM303などの記憶装置に記憶されたプログラムをCPU301に実行させることにより、または、I/F304により、その機能を実現する。
出力部1302は、取得した引落情報を含む第1の画面情報を出力する。出力部1302は、例えば、取得部1301によって生成された、入出金情報テーブル500の各レコードの日付項目と取引名項目と金額項目と残高項目との記憶内容を含む、通帳画面104の画面情報を出力する。出力部1302は、具体的には、通帳画面104の画面情報に基づいて、ディスプレイに通帳画面104を表示する。また、出力部1302は、具体的には、通帳画面104の画面情報を、プリンタへの印刷出力、I/F304による外部装置への送信、RAM303などの記憶領域への記憶を行ってもよい。これにより、出力部1302は、情報提供装置101の利用者に引落情報を提供することができる。
〈支払情報の提供〉
次に、情報提供装置101による情報提供装置101の利用者への支払情報の提供について説明する。支払情報の提供は、取得部1301と出力部1302とによって実現される。
取得部1301は、第1の画面情報に含まれるいずれかの引落情報の選択を受け付ける。そして、取得部1301は、選択を受け付けたことに応じて、いずれかの引落情報に含まれる日付と引き落とし人名とに基づいて、いずれかの引落情報に対応する商取引が行われた日付と金額と取引相手名とを含む支払情報を1以上取得する。
取得部1301は、例えば、いずれかの引落情報に含まれる引き落とし人名から特定される委託業務処理装置103に、特定の口座の識別情報といずれかの引落情報に含まれる日付とを送信する。そして、取得部1301は、いずれかの引落情報に対応する商取引が行われた日付と金額と取引相手名とを含む支払情報を、委託業務処理装置103から1以上受信する。ここで、委託業務処理装置103とは、委託会社を利用した商取引が行われた日付と金額と取引相手名とを含む支払情報を記憶するコンピュータである。取引相手名とは、例えば、商取引を行った店舗の店舗名である。
取得部1301は、具体的には、通帳画面104に表示した引き落とし人名の選択を受け付ける。次に、取得部1301は、入出金情報テーブル500のレコードの中から、選択された引き落とし人名が設定されたレコードを抽出し、抽出したレコードのURL項目に設定されたURLを抽出する。このとき、取得部1301は、委託者情報テーブル400のレコードの中から、選択された引き落とし人名が設定されたレコードを抽出し、抽出したレコードのURL項目に設定されたURLを抽出してもよい。
そして、取得部1301は、抽出したURLに基づいて委託業務処理装置103を特定し、抽出したレコードの日付項目に設定された日付を、特定した委託業務処理装置103に送信する。次に、取得部1301は、送信した日付に対応する支払情報を、委託業務処理装置103から受信して、支払情報テーブル600を更新する。そして、取得部1301は、受信した支払情報の支払日付項目と店舗名項目と金額項目との記憶内容を含む、内訳画面106の画面情報を生成する。また、取得部1301は、更新した支払情報テーブル600の各レコードの支払日付項目と店舗名項目と金額項目との記憶内容を含む、内訳画面106の画面情報を生成してもよい。これにより、取得部1301は、情報提供装置101の利用者に支払情報を提供するための内訳画面106の画面情報を生成することができる。
出力部1302は、取得した支払情報を含む第2の画面情報を出力する。出力部1302は、例えば、取得部1301によって生成された、受信した支払情報の支払日付項目と店舗名項目と金額項目との記憶内容を含む、内訳画面106の画面情報を出力する。また、出力部1302は、支払情報テーブル600の各レコードの支払日付項目と店舗名項目と金額項目との記憶内容を含む、内訳画面106の画面情報を出力してもよい。出力部1302は、具体的には、内訳画面106の画面情報に基づいて、ディスプレイに内訳画面106を表示する。また、出力部1302は、具体的には、内訳画面106の画面情報を、プリンタへの印刷出力、I/F304による外部装置への送信、RAM303などの記憶領域への記憶を行ってもよい。これにより、出力部1302は、情報提供装置101の利用者に支払情報を提供することができる。
ここでは、情報提供装置101が、引落情報と、支払情報とを別々に提供する場合について説明したが、これに限らない。例えば、情報提供装置101は、引落情報とともに支払情報を提供してもよい。この場合、取得部1301は、引落情報を取得したことに応じて、取得した引落情報に含まれる日付と引き落とし人名とに基づいて引き落とし人名により特定される引き落とし人を介して商取引が行われた日付と金額と取引相手名とを含む支払情報を1以上取得する。
取得部1301は、例えば、入出金情報テーブル500のレコードの中から、引き落とし人名が設定されたレコードを抽出し、抽出したレコードのURL項目に設定されたURLを抽出する。そして、取得部1301は、抽出したURLに基づいて委託業務処理装置103を特定し、抽出したレコードの日付項目に設定された日付を、特定した委託業務処理装置103に送信する。次に、取得部1301は、送信した日付に対応する支払情報を、委託業務処理装置103から受信して、支払情報テーブル600を更新する。そして、取得部1301は、入出金情報テーブル500の各レコードの日付項目と取引名項目と金額項目と残高項目との記憶内容と、受信した支払情報の支払日付項目と店舗名項目と金額項目との記憶内容とを含む、通帳画面104の画面情報を生成する。
出力部1302は、取得した引落情報と支払情報とを含む第4の画面情報を出力する。出力部1302は、例えば、取得部1301によって生成された、入出金情報テーブル500の各レコードの記憶内容と、受信した支払情報の記憶内容とを含む、通帳画面104の画面情報を出力する。出力部1302は、具体的には、通帳画面104の画面情報に基づいて、ディスプレイに通帳画面104を表示する。また、出力部1302は、具体的には、通帳画面104の画面情報を、プリンタへの印刷出力、I/F304による外部装置への送信、RAM303などの記憶領域への記憶を行ってもよい。
〈取引情報の提供〉
次に、情報提供装置101による情報提供装置101の利用者への取引情報の提供について説明する。取引情報の提供は、取得部1301と出力部1302とによって実現される。
取得部1301は、第2の画面情報に含まれるいずれかの支払情報の選択を受け付けたことに応じて、いずれかの支払情報に含まれる日付と取引相手名とに基づいて取引相手名により特定される取引相手との取引内容を表す商品名と金額とを含む取引情報を取得する。取得部1301は、例えば、内訳画面106に表示した店舗名の選択を受け付ける。次に、取得部1301は、支払情報テーブル600のレコードの中から、選択された店舗名が設定されたレコードを抽出し、抽出したレコードのURL項目に設定されたURLを抽出する。そして、取得部1301は、抽出したURLに基づいて委託業務処理装置103を特定し、抽出したレコードの支払日付項目に設定された日付を、特定した委託業務処理装置103に送信する。次に、取得部1301は、送信した日付に対応する取引情報を、委託業務処理装置103から受信して、受信した取引情報の日付項目と品名項目と金額項目との記憶内容を含む、詳細画面の画面情報を生成する。これにより、取得部1301は、情報提供装置101の利用者に取引情報を提供するための詳細画面の画面情報を生成することができる。
出力部1302は、取得した取引情報を含む第3の画面情報を出力する。出力部1302は、例えば、取得部1301によって生成された、取引情報の日付項目と品名項目と金額項目との記憶内容を含む、詳細画面の画面情報を出力する。出力部1302は、具体的には、詳細画面の画面情報に基づいて、ディスプレイに通帳画面104を表示する。また、出力部1302は、具体的には、詳細画面の画面情報を、プリンタへの印刷出力、I/F304による外部装置への送信、RAM303などの記憶領域への記憶を行ってもよい。これにより、出力部1302は、情報提供装置101の利用者に取引情報を提供することができる。
(情報提供装置101の動作の一例)
次に、図14および図15を用いて、情報提供装置101の動作の一例について説明する。
図14および図15は、情報提供装置101の動作の一例を示す説明図である。図14において、(5)情報提供装置101は、情報提供装置101の利用者からの操作入力を受け付けて、銀行業務処理装置102から入出金情報を取得するための通帳アプリケーション1401を、銀行業務処理装置102からダウンロードして実行する。
(6)情報提供装置101は、通帳アプリケーションを実行すると、情報提供装置101の利用者が利用する委託会社を登録するための登録画面1402を表示し、情報提供装置101の利用者の操作入力を受け付ける。ここで、登録画面1402には、委託者情報テーブル400の各レコードの委託会社名項目の記憶内容、委託者情報テーブル400を更新するための更新ボタン1403などが含まれる。これにより、情報提供装置101は、情報提供装置101の利用者からの操作入力に基づいて、委託者情報テーブル400を更新することができる。情報提供装置101によって行われる、委託者情報テーブル400を更新する動作の一例については、図16を用いて後述する。
(7)情報提供装置101は、委託者情報テーブル400を更新すると、情報提供装置101の利用者が利用する口座の口座番号に基づいて、銀行業務処理装置102に未受信の入出金情報があるか否かを確認する確認要求を、銀行業務処理装置102に送信する。ここで、銀行業務処理装置102は、確認要求を受信したことに応じて、情報提供装置101が未受信の入出金情報があれば、情報提供装置101に入出金情報を送信する。
そして、情報提供装置101は、銀行業務処理装置102から入出金情報を受信し、入出金情報テーブル500を更新して、入出金情報テーブル500の記憶内容を表す通帳画面1404を表示する。ここで、通帳画面1404には、例えば、入出金情報テーブル500の各レコードの日付項目と取引名項目と金額項目と残高項目との記憶内容、および通帳画面1404を最新の状態に更新するための更新ボタン1405などが含まれる。
一方で、情報提供装置101は、未受信の入出金情報がなければ、入出金情報テーブル500を更新せずに、入出金情報テーブル500の記憶内容を表す通帳画面1404を表示する。これにより、情報提供装置101は、情報提供装置101の利用者に、銀行の口座の預金残高や入出金情報などを提供することができる。情報提供装置101によって行われる、通帳画面1404を表示する動作の一例については、図17を用いて後述する。
図15において、(8)情報提供装置101は、更新ボタン1405が押下されたことに応じて、銀行の口座の口座番号に基づいて、未受信の入出金情報があるか否かを確認する確認要求を、銀行業務処理装置102に送信する。ここで、銀行業務処理装置102は、確認要求を受信したことに応じて、情報提供装置101が未受信の入出金情報があれば、情報提供装置101に入出金情報を送信する。
そして、情報提供装置101は、銀行業務処理装置102から入出金情報を受信し、入出金情報テーブル500を更新して、入出金情報テーブル500の記憶内容を表す通帳画面1501を表示する動作を行う。ここで、通帳画面1501には、例えば、入出金情報テーブル500の各レコードの日付項目と取引名項目と金額項目と残高項目との記憶内容、および通帳画面1501を最新の状態に更新するための更新ボタン1502などが含まれる。
一方で、情報提供装置101は、未受信の入出金情報がなければ、入出金情報テーブル500を更新せずに、入出金情報テーブル500の記憶内容を表す通帳画面1501を表示する。これにより、情報提供装置101は、情報提供装置101の利用者に、銀行の口座の最新の預金残高や入出金情報などを提供することができる。情報提供装置101によって行われる、通帳画面1501を表示する動作の一例については、図17を用いて後述する。
(9)情報提供装置101は、内訳画面1504の表示要求として、委託会社名1503の選択を受け付ける。次に、情報提供装置101は、委託会社名1503の選択を受け付けると、入出金情報テーブル500の中から委託会社名1503に対応する日付とURLとを抽出する。そして、情報提供装置101は、日付とURLとに基づいて、委託業務処理装置103から支払情報を受信し、支払情報テーブル600を更新して、支払情報テーブル600の記憶内容を表す内訳画面1504を表示する。ここで、内訳画面1504には、例えば、受信した支払情報の支払日付項目と店舗名項目と金額項目との記憶内容などが含まれる。内訳画面1504には、例えば、支払情報テーブル600の各レコードの支払日付項目と店舗名項目と金額項目との記憶内容などが含まれてもよい。これにより、情報提供装置101は、情報提供装置101の利用者に、商取引の取引内容の情報を提供することができる。情報提供装置101によって行われる、内訳画面1504を表示する動作の一例については、図18を用いて後述する。
(10)情報提供装置101は、詳細画面1506の表示要求として、店舗名1505の選択を受け付ける。次に、情報提供装置101は、店舗名1505の選択を受け付けると、支払情報テーブル600の中から店舗名1505に対応するURLを抽出する。そして、情報提供装置101は、取引日付とURLに基づいて、委託業務処理装置103から取引情報を受信し、取引情報を表す詳細画面1506を表示する。ここで、詳細画面1506には、例えば、取引情報の日付項目と品名項目と金額項目との記憶内容などが含まれる。これにより、情報提供装置101は、情報提供装置101の利用者に、商取引の取引内容の情報を提供することができる。情報提供装置101によって行われる、詳細画面1506を表示する動作の一例については、図19を用いて後述する。
図14および図15の例では、銀行業務処理装置102が、確認要求の受信を待って、情報提供装置101に入出金情報を送信する場合について説明したが、これに限らない。例えば、銀行業務処理装置102は、口座に対する入出金や引き落としが行われた際に、情報提供装置101に自動で入出金情報、支払情報、または取引情報を送信することができる。これにより、情報提供装置101の利用者は、口座に対する入出金や引き落としが行われた際に、入出金や引き落としが行われたことを把握することができ、クレジットカードの利用明細を把握することができる。このため、銀行業務処理装置102は、情報提供装置101の利用者が、第三者によって不正に入出金や引き落としが行われたことを発見する可能性を、向上させることができる。
また、例えば、銀行業務処理装置102は、口座に対する入出金や引き落としが行われた際に、情報提供装置101の利用者に、入出金や引き落としが行われたことを通知することができる。また、銀行業務処理装置102は、口座に対する入出金や引き落としが行われた際に、情報提供装置101の利用者に、入出金情報や支払情報に基づいて、入出金の内容や引き落としの内容などを通知することができる。これにより、銀行業務処理装置102は、情報提供装置101の利用者に、情報提供装置101から銀行業務処理装置102に確認要求を送信するための操作入力を促すことができる。また、情報提供装置101の利用者は、口座に対する入出金や引き落としが行われた際に、入出金や引き落としが行われたことを把握することができ、クレジットカードの利用明細を把握することができる。このため、銀行業務処理装置102は、情報提供装置101の利用者が、第三者によって不正に入出金や引き落としが行われたことを発見する可能性を、向上させることができる。
(委託者情報テーブル400を更新する動作の一例)
次に、図16を用いて、図14に示した、委託者情報テーブル400を更新する動作の一例について説明する。
図16は、委託者情報テーブル400を更新する動作の一例を示す説明図である。図16において、(11)情報提供装置101は、通帳アプリケーションが初回起動されたことを検出する。次に、情報提供装置101は、委託者情報テーブル400の各レコードの委託会社名項目に設定された委託会社名を抽出する。そして、情報提供装置101は、委託会社を選択するための委託会社名に対応付けたチェックボックスと、チェックボックスの状態に基づいて委託者情報テーブル400を更新するための更新ボタン1403とを含む登録画面1402を表示する。
(12)情報提供装置101の利用者は、タッチパネルを用いて、A社に対応付けられたチェックボックスと、D社に対応付けられたチェックボックスとを、選択状態に設定して、更新ボタン1403を押下する。情報提供装置101は、更新ボタン1403が押下されると、選択状態に設定されたチェックボックスに基づいて、委託会社になるA社とD社との選択を受け付ける。
(13)情報提供装置101は、選択が受け付けられた委託会社であるA社の名称を含む委託者情報テーブル400のレコードの利用登録フラグに1を設定する。また、情報提供装置101は、選択が受け付けられた委託会社であるD社の名称を含む委託者情報テーブル400のレコードの利用登録フラグに1を設定する。これにより、情報提供装置101は、委託者情報テーブル400を更新することができる。
(通帳画面1404,1501を表示する動作の一例)
次に、図17を用いて、図14および図15に示した、通帳画面1404,1501を表示する動作の一例について説明する。
図17は、通帳画面1404,1501を表示する動作の一例を示す説明図である。図17の例では、通帳画面1501を表示する動作について説明する。ここで、通帳画面1404を表示する動作については、通帳画面1501を表示する動作と同様であるため、説明を省略する。
図17において、(14)情報提供装置101は、入出金情報テーブル500の各レコードの通番項目に設定された通番の中から、最新の通番「0005」を抽出する。そして、情報提供装置101は、情報提供装置101の利用者が利用する銀行の口座の口座番号と、最新の通番「0005」とを銀行業務処理装置102に送信する。
(15)銀行業務処理装置102は、銀行の口座の口座番号に対応する口座情報テーブル900の各レコードの中から、最新の通番「0005」より後ろの通番「0006」や「0007」が設定されたレコードを抽出して、情報提供装置101に送信する。
(16)情報提供装置101は、受信したレコードを入出金情報テーブル500に追加して、入出金情報テーブル500を更新する。次に、情報提供装置101は、更新した入出金情報テーブル500の各レコードを取得する。そして、情報提供装置101は、入出金情報テーブル500の各レコードの日付項目と取引名項目と金額項目と残高項目との記憶内容を含む、通帳画面1501の画面情報を生成して、通帳画面1501を表示する。これにより、情報提供装置101は、情報提供装置101の利用者に、入出金情報を提供することができる。
(内訳画面1504を表示する動作の一例)
次に、図18を用いて、図15に示した、内訳画面1504を表示する動作の一例について説明する。
図18は、内訳画面1504を表示する動作の一例を示す説明図である。図18において、(17)情報提供装置101は、通帳画面1501の中から、A社が選択されたことを検出する。次に、情報提供装置101は、A社が選択されたことに応じて、A社が設定された入出金情報テーブル500のレコードのURL項目からURLを抽出する。そして、情報提供装置101は、URLに基づいて委託業務処理装置103を特定し、A社が設定された入出金情報テーブル500のレコードの日付項目の日付を委託業務処理装置103に送信する。
(18)委託業務処理装置103は、内訳情報テーブル1100の各レコードの中から、受信した日付が引落日付項目に設定された内訳情報テーブル1100のレコードを抽出して、情報提供装置101に送信する。
(19)情報提供装置101は、受信したレコードを支払情報テーブル600に追加して、支払情報テーブル600を更新する。次に、情報提供装置101は、受信したレコードの支払日付項目と店舗名項目と金額項目との記憶内容を含む、内訳画面1504の画面情報を生成して、内訳画面1504を表示する。また、情報提供装置101は、更新した支払情報テーブル600の各レコードを取得し、支払情報テーブル600の各レコードの支払日付項目と店舗名項目と金額項目との記憶内容を含む、内訳画面1504の画面情報を生成して、内訳画面1504を表示してもよい。これにより、情報提供装置101は、情報提供装置101の利用者に、支払情報を提供することができる。
(詳細画面1506を表示する動作の一例)
次に、図19を用いて、図15に示した、詳細画面1506を表示する動作の一例について説明する。
図19は、詳細画面1506を表示する動作の一例を示す説明図である。図19において、(20)情報提供装置101は、内訳画面1504の中から、DDDカメラが選択されたことを検出する。次に、情報提供装置101は、DDDカメラが選択されたことに応じて、DDDカメラが設定された支払情報テーブル600のレコードのURL項目からURLを抽出する。そして、情報提供装置101は、URLに基づいて委託業務処理装置103を特定し、DDDカメラが設定された支払情報テーブル600のレコードの支払日付項目に設定された日付を委託業務処理装置103に送信する。
(21)委託業務処理装置103は、取引情報テーブル1200の各レコードの中から、受信した日付が日付項目に設定された取引情報テーブル1200のレコードを抽出して、情報提供装置101に送信する。
(22)情報提供装置101は、受信したレコードの日付項目と品名項目と金額項目との記憶内容を含む、詳細画面1506の画面情報を生成して、詳細画面1506を表示する。これにより、情報提供装置101は、情報提供装置101の利用者に、取引情報を提供することができる。
(情報提供装置101の更新処理)
次に、図20を用いて、情報提供装置101の更新処理手順の一例について説明する。ここで、更新処理は、図14に示した、委託者情報テーブル400を更新する動作における情報提供装置101の処理に対応する。
図20は、情報提供装置101の更新処理手順の一例を示すフローチャートである。図20において、情報提供装置101は、登録画面を表示するか否かを判定する(ステップS2001)。ここで、登録画面を表示しない場合(ステップS2001:No)、情報提供装置101は、ステップS2001の処理に戻る。
一方で、登録画面を表示する場合(ステップS2001:Yes)、情報提供装置101は、登録画面を表示する(ステップS2002)。次に、情報提供装置101は、更新ボタンが押下されたか否かを判定する(ステップS2003)。ここで、更新ボタンが押下されていない場合(ステップS2003:No)、情報提供装置101は、ステップS2003の処理に戻る。
一方で、更新ボタンが押下された場合(ステップS2003:Yes)、情報提供装置101は、登録画面への入力内容に基づいて、委託者情報テーブル400を更新し(ステップS2004)、更新処理を終了する。これにより、情報提供装置101は、委託者情報テーブル400を更新することができる。
(情報提供装置101の通帳画面出力処理)
次に、図21を用いて、情報提供装置101の通帳画面出力処理手順の一例について説明する。ここで、通帳画面出力処理は、図14および図15に示した、通帳画面1404,1501を表示する動作における情報提供装置101の処理に対応する。
図21は、情報提供装置101の通帳画面出力処理手順の一例を示すフローチャートである。図21において、情報提供装置101は、通帳画面を出力するか否かを判定する(ステップS2101)。ここで、出力しない場合(ステップS2101:No)、情報提供装置101は、ステップS2101の処理に戻る。
一方で、出力する場合(ステップS2101:Yes)、情報提供装置101は、入出金情報テーブル500の各レコードの通番項目に設定された通番の中の最新の通番を、銀行業務処理装置102に送信する(ステップS2102)。ここで、出力する場合とは、例えば、通帳アプリケーションが初回起動された場合、または通帳画面の更新ボタンが押下された場合などである。
次に、情報提供装置101は、入出金情報を受信したか否かを判定する(ステップS2103)。ここで、受信していない場合(ステップS2103:No)、情報提供装置101は、ステップS2103の処理に戻る。
一方で、受信した場合(ステップS2103:Yes)、情報提供装置101は、受信した入出金情報に基づいて、入出金情報テーブル500を更新する(ステップS2104)。次に、情報提供装置101は、入出金情報テーブル500の記憶内容を表す通帳画面を表示する(ステップS2105)。そして、情報提供装置101は、通帳画面出力処理を終了する。これにより、情報提供装置101は、情報提供装置101の利用者に、入出金情報を提供することができる。
(銀行業務処理装置102の入出金情報送信処理)
次に、図22を用いて、銀行業務処理装置102の入出金情報送信処理手順の一例について説明する。ここで、入出金情報送信処理は、図14および図15に示した、通帳画面1404,1501を表示する動作における銀行業務処理装置102の処理に対応する。
図22は、銀行業務処理装置102の入出金情報送信処理手順の一例を示すフローチャートである。図22において、銀行業務処理装置102は、通番を受信したか否かを判定する(ステップS2201)。ここで、通番を受信していない場合(ステップS2201:No)、銀行業務処理装置102は、ステップS2201の処理に戻る。
一方で、通番を受信した場合(ステップS2201:Yes)、銀行業務処理装置102は、受信した通番が、口座情報テーブル900に設定された最新の通番と一致するか否かを判定する(ステップS2202)。ここで、一致しない場合(ステップS2202:No)、銀行業務処理装置102は、入出金情報送信処理を終了する。
一方で、一致する場合(ステップS2202:Yes)、銀行業務処理装置102は、受信した通番よりも後ろの通番が設定された、口座情報テーブル900のレコードを、情報提供装置101に送信する(ステップS2203)。そして、銀行業務処理装置102は、入出金情報送信処理を終了する。これにより、銀行業務処理装置102は、情報提供装置101が未受信の入出金情報を、情報提供装置101に送信することができる。
(情報提供装置101の内訳画面出力処理)
次に、図23を用いて、情報提供装置101の内訳画面出力処理手順の一例について説明する。ここで、内訳画面出力処理は、図15に示した、内訳画面1504を表示する動作、および詳細画面1506を表示する動作における情報提供装置101の処理に対応する。
図23は、情報提供装置101の内訳画面出力処理手順の一例を示すフローチャートである。図23において、情報提供装置101は、引き落とし人名を指定する操作入力があったか否かを判定する(ステップS2301)。ここで、操作入力がない場合(ステップS2301:No)、情報提供装置101は、内訳画面出力処理を終了する。
一方で、操作入力がある場合(ステップS2301:Yes)、情報提供装置101は、支払情報テーブル600に引き落とし人名に対応するレコードがあるか否かを判定する(ステップS2302)。ここで、レコードがある場合(ステップS2302:Yes)、情報提供装置101は、ステップS2306の処理に移行する。
一方で、レコードがない場合(ステップS2302:No)、情報提供装置101は、引き落とし人名に対応する入出金情報テーブル500に設定されたURLに基づいて、口座番号と引き落としが行われた日付とを、委託業務処理装置103に送信する(ステップS2303)。
次に、情報提供装置101は、支払情報を受信したか否かを判定する(ステップS2304)。ここで、受信していない場合(ステップS2304:No)、情報提供装置101は、ステップS2304の処理に戻る。
一方で、受信した場合(ステップS2304:Yes)、情報提供装置101は、支払情報に基づいて、支払情報テーブル600を更新する(ステップS2305)。次に、情報提供装置101は、支払情報テーブル600の記憶内容を表す内訳画面を出力する(ステップS2306)。
そして、情報提供装置101は、店舗名を指定する操作入力があったか否かを判定する(ステップS2307)。ここで、操作入力がない場合(ステップS2307:No)、情報提供装置101は、内訳画面出力処理を終了する。
一方で、操作入力がある場合(ステップS2307:Yes)、情報提供装置101は、引き落とし人名に対応する入出金情報テーブル500に設定されたURLに基づいて、口座番号と商取引が行われた日付とを、委託業務処理装置103に送信する(ステップS2308)。
次に、情報提供装置101は、取引情報を受信したか否かを判定する(ステップS2309)。ここで、受信していない場合(ステップS2309:No)、情報提供装置101は、ステップS2309の処理に戻る。
一方で、受信した場合(ステップS2309:Yes)、情報提供装置101は、取引情報を表す詳細画面を出力して(ステップS2310)、内訳画面出力処理を終了する。これにより、情報提供装置101は、情報提供装置101の利用者に、支払情報、および取引情報を提供することができる。
(委託業務処理装置103の支払情報送信処理)
次に、図24を用いて、委託業務処理装置103の支払情報送信処理手順の一例について説明する。ここで、支払情報送信処理は、図15に示した、内訳画面1504を表示する動作、および詳細画面1506を表示する動作における委託業務処理装置103の処理に対応する。
図24は、委託業務処理装置103の支払情報送信処理手順の一例を示すフローチャートである。図24において、委託業務処理装置103は、口座番号と引き落としが行われた日付とを受信したか否かを判定する(ステップS2401)。ここで、受信していない場合(ステップS2401:No)、委託業務処理装置103は、ステップS2401の処理に戻る。
一方で、受信している場合(ステップS2401:Yes)、委託業務処理装置103は、受信した日付に対応する内訳情報テーブル1100のレコードを、情報提供装置101に送信する(ステップS2402)。
次に、委託業務処理装置103は、口座番号と商取引が行われた日付とを受信したか否かを判定する(ステップS2403)。ここで、受信していない場合(ステップS2403:No)、委託業務処理装置103は、ステップS2403の処理に戻る。
一方で、受信している場合(ステップS2403:Yes)、委託業務処理装置103は、受信した日付に対応する取引情報テーブル1200のレコードを、情報提供装置101に送信して(ステップS2404)、支払情報送信処理を終了する。これにより、委託業務処理装置103は、支払情報、および取引情報を、情報提供装置101に送信することができる。
以上説明したように、情報提供装置101によれば、引落情報を1以上取得し、引落情報を含む通帳画面の画面情報を出力することができる。また、情報提供装置101によれば、通帳画面の画面情報に含まれるいずれかの引落情報の選択を受け付けたことに応じて、いずれかの引落情報に対応する支払情報を1以上取得し、支払情報を含む内訳画面の画面情報を出力することができる。これにより、情報提供装置101は、情報提供装置101の利用者に、入出金情報、および支払情報を提供することができる。このため、情報提供装置101の利用者は、入出金情報、および支払情報を把握することができ、クレジットカードの利用明細を把握することができる。そして、情報提供装置101の利用者は、口座からの引き落としが情報提供装置101の利用者が行ったどの取引相手とのどの商取引によるものであるかを把握することができる。また、情報提供装置101の利用者は、通帳画面や内訳画面を家計簿のように利用して、月ごとの出費の管理などを行うことができる。
また、情報提供装置101によれば、いずれかの支払情報に含まれる取引相手名により特定される取引相手との取引内容を表す商品名と金額とを含む取引情報を取得し、取引情報を含む詳細画面の画面情報を出力することができる。これにより、情報提供装置101は、情報提供装置101の利用者に、取引情報を提供することができる。このため、情報提供装置101の利用者は、入出金情報、および支払情報に加えて、取引情報を把握することができ、商取引においてどの商品を購入したかを把握することができる。そして、情報提供装置101の利用者は、通帳画面や内訳画面や詳細画面を家計簿のように利用して、月ごとの出費の管理などを行うことができる。
また、情報提供装置101によれば、引落情報を取得したことに応じて、取得した引落情報に対応する支払情報を1以上取得し、引落情報と支払情報とをまとめた1つの画面の画面情報を出力することができる。これにより、情報提供装置101は、情報提供装置101の利用者に、入出金情報、および支払情報をまとめて提供することができる。このため、情報提供装置101の利用者は、支払情報を閲覧するために引落情報を選択しなくてもよくなる。そして、情報提供装置101は、情報提供装置101の利用者が支払情報を閲覧する際にかかる情報提供装置101の利用者の作業負担を削減することができる。
また、情報提供装置101によれば、支払情報とともに、支払情報に対応する取引情報を1以上取得し、引落情報と支払情報と取引情報とをまとめた1つの画面の画面情報を出力することができる。これにより、情報提供装置101は、情報提供装置101の利用者に、入出金情報、支払情報、および取引情報をまとめて提供することができる。このため、情報提供装置101の利用者は、取引情報を閲覧するために支払情報を選択しなくてもよくなる。そして、情報提供装置101は、情報提供装置101の利用者が取引情報を閲覧する際にかかる情報提供装置101の利用者の作業負担を削減することができる。
また、銀行業務処理装置102は、口座に対する入出金や引き落としが行われた際に、情報提供装置101に自動で入出金情報、支払情報、または取引情報を送信することができる。これにより、情報提供装置101は、口座に対する入出金や引き落としが行われた際に、入出金情報、支払情報、または取引情報を受信することができる。情報提供装置101の利用者は、口座に対する入出金や引き落としが行われた際に、入出金や引き落としが行われたことを把握することができ、クレジットカードの利用明細を把握することができる。このため、銀行業務処理装置102は、情報提供装置101の利用者が、第三者によって不正に入出金や引き落としが行われたことを発見する可能性を、向上させることができる。
ここで、従来、口座の利用者が、ATM(Automated Teller Machine)などを用いて紙媒体の通帳に記帳を行って、入出金情報などを閲覧する場合が考えられる。しかしながら、この場合、口座の利用者は、ATMの作動時間にATMを訪れなければ、通帳に記帳を行うことができない。一方で、情報提供装置101によれば、ネットワークを介して、銀行業務処理装置102から受信した入出金情報、委託業務処理装置103から受信した支払情報および取引情報を、情報提供装置101の利用者に提供することができる。これにより、情報提供装置101の利用者は、ATMの作動時間にATMを訪れる負担を低減することができる。また、銀行は、紙媒体の通帳を発行しなくてもよくなり、紙媒体の通帳を発行する際にかかる作業負担や資源や費用を削減することができる。
ここで、従来の情報提供装置が、インターネットバンキングのサービスを利用して、インターネットを介して通帳画面の画面情報などを受信して、通帳画面などを表示する場合が考えられる。しかしながら、この場合、従来の情報提供装置が、通信圏外に存在する場合には、通帳画面を表示することができない。一方で、情報提供装置101によれば、銀行業務処理装置102から受信した入出金情報、委託業務処理装置103から受信した支払情報および取引情報を、記憶しておくことができる。これにより、情報提供装置101は、通信圏外に存在する場合であっても、情報提供装置101の利用者に、入出金情報、支払情報、および取引情報を提供することができる。
また、以上では、情報提供装置101が、いずれかの引落情報に対応する支払情報を、委託業務処理装置103から取得する場合について説明したが、これに限らない。例えば、銀行業務処理装置102が、委託業務処理装置103と通信可能な場合がある。この場合であれば、情報提供装置101は、銀行業務処理装置102を介して、いずれかの引落情報に対応する支払情報を、銀行業務処理装置102から取得することができる。
また、例えば、銀行業務処理装置102が、委託業務処理装置103の代わりに、委託会社を利用した商取引が行われた日付と金額と取引相手名とを含む支払情報を記憶する場合がある。この場合であれば、情報提供装置101は、いずれかの引落情報に対応する支払情報を、銀行業務処理装置102から取得することができる。
また、以上では、情報提供装置101が、いずれかの支払情報に対応する取引情報を、委託業務処理装置103から取得する場合について説明したが、これに限らない。例えば、委託業務処理装置103が取引情報を記憶しておらず、商取引が行われた店舗が有する情報処理装置が取引情報を記憶する場合がある。この場合であれば、情報提供装置101は、店舗が有する情報処理装置から、いずれかの支払情報に対応する取引情報を取得することができる。
また、例えば、銀行業務処理装置102が、商取引が行われた店舗が有する情報処理装置と通信可能な場合がある。この場合であれば、情報提供装置101は、委託業務処理装置103を介して、店舗が有する情報処理装置から、いずれかの支払情報に対応する取引情報を取得することができる。
また、以上では、情報提供装置101が、情報提供装置101の利用者からの操作入力に応じて、銀行業務処理装置102から入出金情報を取得したが、これに限らない。例えば、銀行業務処理装置102が、口座に対する入出金や引き落としがあったことを、情報提供装置101に通知する場合がある。この場合であれば、情報提供装置101は、銀行業務処理装置102から口座に対する入出金や引き落としがあったことが通知されたことに応じて、銀行業務処理装置102から入出金情報を取得することができる。
また、以上では、情報提供装置101は、情報提供装置101の利用者からの操作入力に応じて、委託業務処理装置103から支払情報を取得したが、これに限らない。例えば、銀行業務処理装置102が、口座に対する入出金や引き落としがあったことに応じて、入出金情報を情報提供装置101に送信するとともに、委託業務処理装置103から支払情報を取得して情報提供装置101に送信する場合がある。この場合であれば、情報提供装置101は、銀行業務処理装置102から支払情報を受信することにより、支払情報を取得することができる。
また、以上では、情報提供装置101は、情報提供装置101の利用者からの操作入力に応じて、委託業務処理装置103から取引情報を取得したが、これに限らない。例えば、銀行業務処理装置102が、口座に対する入出金や引き落としがあったことに応じて、入出金情報を情報提供装置101に送信するとともに、委託業務処理装置103から支払情報と取引情報とを取得して情報提供装置101に送信する場合がある。この場合であれば、情報提供装置101は、銀行業務処理装置102から取引情報を受信することにより、取引情報を取得することができる。
なお、本実施の形態で説明した情報提供方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。本情報提供プログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。また本情報提供プログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布してもよい。
上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)コンピュータが、
銀行の口座と対応付けて前記口座からの引き落としが行われた日付と金額と引き落とし人名とを含む引落情報を記憶する記憶部から引落情報を1以上取得し、
取得した前記引落情報を含む第1の画面情報を出力し、
前記第1の画面情報に含まれるいずれかの引落情報の選択を受け付けたことに応じて、選択された引落情報に含まれる日付と引き落とし人名とに基づいて、前記選択された引落情報に対応する商取引が行われた日付と金額と取引相手名とを含む支払情報を1以上取得し、
取得した前記支払情報を含む第2の画面情報を出力する、
処理を実行することを特徴とする情報提供方法。
(付記2)前記コンピュータが、
前記第2の画面情報に含まれるいずれかの支払情報の選択を受け付けたことに応じて、選択された支払情報に含まれる日付と取引相手名とに基づいて、前記取引相手名により特定される取引相手との取引内容を表す商品名と金額とを含む取引情報を取得し、
取得した前記取引情報を含む第3の画面情報を出力する、
処理を実行することを特徴とする付記1に記載の情報提供方法。
(付記3)前記コンピュータが、
前記引落情報を取得したことに応じて、取得した前記引落情報に含まれる日付と引き落とし人名とに基づいて、前記引き落とし人名により特定される引き落とし人を介して商取引が行われた日付と金額と取引相手名とを含む支払情報を1以上取得し、
取得した前記引落情報と前記支払情報とを含む第4の画面情報を出力する、
処理を実行することを特徴とする付記1または2に記載の情報提供方法。
(付記4)前記引落情報を取得する処理は、前記銀行の複数の口座のそれぞれと対応付けて前記複数の口座のそれぞれからの引き落としが行われた日付と金額と引き落とし人名とを含む引落情報を記憶する情報処理装置に特定の口座の識別情報を送信し、前記特定の口座からの引き落としが行われた日付と金額と引き落とし人名とを含む引落情報を前記情報処理装置から1以上受信することを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載の情報提供方法。
(付記5)前記コンピュータが、
前記特定の口座からの引き落としが行われたことに応じて、前記特定の口座からの引き落としが行われた日付と金額と引き落とし人名とを含む引落情報を前記情報処理装置から1以上受信し、受信した前記引落情報を前記記憶部に記憶することを特徴とする付記4に記載の情報提供方法。
(付記6)前記支払情報を取得する処理は、前記選択された引落情報に含まれる引き落とし人名から特定される、商取引が行われた日付と金額と取引相手名とを含む支払情報を記憶する情報処理装置に、特定の口座の識別情報と前記選択された引落情報に含まれる日付とを送信し、前記選択された引落情報に対応する商取引が行われた日付と金額と取引相手名とを含む支払情報を、前記引き落とし人名から特定される情報処理装置から1以上受信することを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載の情報提供方法。
(付記7)コンピュータに、
銀行の口座と対応付けて前記口座からの引き落としが行われた日付と金額と引き落とし人名とを含む引落情報を記憶する記憶部から引落情報を1以上取得し、
取得した前記引落情報を含む第1の画面情報を出力し、
前記第1の画面情報に含まれるいずれかの引落情報の選択を受け付けたことに応じて、選択された引落情報に含まれる日付と引き落とし人名とに基づいて、前記選択された引落情報に対応する商取引が行われた日付と金額と取引相手名とを含む支払情報を1以上取得し、
取得した前記支払情報を含む第2の画面情報を出力する、
処理を実行させることを特徴とする情報提供プログラム。
(付記8)銀行の口座と対応付けて前記口座からの引き落としが行われた日付と金額と引き落とし人名とを含む引落情報を記憶する記憶部から引落情報を1以上取得し、取得した前記引落情報を含む第1の画面情報を出力し、前記第1の画面情報に含まれるいずれかの引落情報の選択を受け付けたことに応じて、選択された引落情報に含まれる日付と引き落とし人名とに基づいて、前記選択された引落情報に対応する商取引が行われた日付と金額と取引相手名とを含む支払情報を1以上取得し、取得した前記支払情報を含む第2の画面情報を出力する制御部、
を有することを特徴とする情報提供装置。
101 情報提供装置
102 銀行業務処理装置
103 委託業務処理装置
1301 取得部
1302 出力部

Claims (7)

  1. コンピュータが、
    銀行の口座と対応付けて前記口座からの引き落としが行われた日付と金額と引き落とし人名とを含む引落情報を記憶する記憶部から引落情報を1以上取得し、
    取得した前記引落情報を含む第1の画面情報を出力し、
    前記第1の画面情報に含まれるいずれかの引落情報の選択を受け付けたことに応じて、選択された前記引落情報に含まれる引き落とし人名により特定される引き落とし人の情報処理装置であって、前記引き落とし人を介して商取引が行われた日付と金額と取引相手名とを含む支払情報を、当該商取引に対応する引き落としが行われた日付と対応付けて記憶する前記情報処理装置から、選択された前記引落情報に含まれる日付に対応付けられた支払情報を1以上取得し、
    取得した前記支払情報を含む第2の画面情報を出力する、
    処理を実行することを特徴とする情報提供方法。
  2. 前記コンピュータが、
    前記第2の画面情報に含まれるいずれかの支払情報の選択を受け付けたことに応じて、選択された支払情報に含まれる日付と取引相手名とに基づいて、前記取引相手名により特定される取引相手との取引内容を表す商品名と金額とを含む取引情報を取得し、
    取得した前記取引情報を含む第3の画面情報を出力する、
    処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の情報提供方法。
  3. 前記コンピュータが、
    前記引落情報を取得したことに応じて、取得した前記引落情報に含まれる日付と引き落とし人名とに基づいて、前記引き落とし人名により特定される引き落とし人を介して商取引が行われた日付と金額と取引相手名とを含む支払情報を1以上取得し、
    取得した前記引落情報と前記支払情報とを含む第4の画面情報を出力する、
    処理を実行することを特徴とする請求項1または2に記載の情報提供方法。
  4. 前記引落情報を取得する処理は、前記銀行の複数の口座のそれぞれと対応付けて前記複数の口座のそれぞれからの引き落としが行われた日付と金額と引き落とし人名とを含む引落情報を記憶する情報処理装置に特定の口座の識別情報を送信し、前記特定の口座からの引き落としが行われた日付と金額と引き落とし人名とを含む引落情報を前記情報処理装置から1以上受信することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の情報提供方法。
  5. 前記コンピュータが、
    前記特定の口座からの引き落としが行われたことに応じて、前記特定の口座からの引き落としが行われた日付と金額と引き落とし人名とを含む引落情報を前記情報処理装置から1以上受信し、受信した前記引落情報を前記記憶部に記憶することを特徴とする請求項4に記載の情報提供方法。
  6. コンピュータに、
    銀行の口座と対応付けて前記口座からの引き落としが行われた日付と金額と引き落とし人名とを含む引落情報を記憶する記憶部から引落情報を1以上取得し、
    取得した前記引落情報を含む第1の画面情報を出力し、
    前記第1の画面情報に含まれるいずれかの引落情報の選択を受け付けたことに応じて、選択された前記引落情報に含まれる引き落とし人名により特定される引き落とし人の情報処理装置であって、前記引き落とし人を介して商取引が行われた日付と金額と取引相手名とを含む支払情報を、当該商取引に対応する引き落としが行われた日付と対応付けて記憶する前記情報処理装置から、選択された前記引落情報に含まれる日付に対応付けられた支払情報を1以上取得し、
    取得した前記支払情報を含む第2の画面情報を出力する、
    処理を実行させることを特徴とする情報提供プログラム。
  7. 銀行の口座と対応付けて前記口座からの引き落としが行われた日付と金額と引き落とし人名とを含む引落情報を記憶する記憶部から引落情報を1以上取得し、取得した前記引落情報を含む第1の画面情報を出力し、前記第1の画面情報に含まれるいずれかの引落情報の選択を受け付けたことに応じて、選択された前記引落情報に含まれる引き落とし人名により特定される引き落とし人の情報処理装置であって、前記引き落とし人を介して商取引が行われた日付と金額と取引相手名とを含む支払情報を、当該商取引に対応する引き落としが行われた日付と対応付けて記憶する前記情報処理装置から、選択された前記引落情報に含まれる日付に対応付けられた支払情報を1以上取得し、取得した前記支払情報を含む第2の画面情報を出力する制御部、
    を有することを特徴とする情報提供装置。
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