JP2006275488A - 空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】クロスフローファン1と、フィンチューブからなる前面上部熱交換器2、前面下部熱交換器3及び背面熱交換器4と、空気清浄フィルター5とを備え、前面上部熱交換器2の前面を空気清浄フィルター5の内側形状とほぼ同じにして、空気清浄フィルター5の内面に沿って配設し、クロスフローファン1と前面上部熱交換器2との距離を大きくした。
【選択図】図1
Description
この発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、クロスフローファンと前面上部熱交換器との距離を大きくし、所定風量を得るのに必要なクロスフローファンの騒音、入力、回転数を低減した空気調和機を提供することを目的とする。
図1はこの発明の実施の形態1に係わる空気調和機の室内ユニットの断面図である。
図1に示すように、室内ユニット11は、前面パネル31と、前面パネル31の内側と上面に設けられた吸込み口10と、下面に設けられた吹出し口9と、吸込み口10に設けられた空気清浄フィルター5と、前面の吸込み口10対向して設けられた前面下部熱交換器3と、前面と上面の吸込み口にそれぞれ対向するように傾斜して設けられた前面上部熱交換器2と、上縁部が前面上部熱交換器2の上縁部に接して上面の吸込み口10に対向する位置に、下縁部が前面上部熱交換器2から離れる方向に傾斜して配設された背面熱交換器4と、吹出し口9に対応して設けられたクロスフローファン1と、クロスフローファン1からの空気がスムースに流動するようにするスタビライザー23及びリアガイダ24を備えている。
また、前面上部熱交換器2は、空気清浄フィルター5の形状とほぼ同じとし、空気清浄フィルター5の背面に沿って配設されている。
クロスフローファン1がファンモータ(図示せず)の作動により回転すると、室内ユニット11の外部にある空気が吸込み口10から吸引され、前面下部熱交換器3、前面上部熱交換器2、背面熱交換器4、クロスフローファン1を経由して、吹出し口9から吹出される。ここで、前面下部熱交換器3、前面上部熱交換器2、背面熱交換器4は空気と熱交換を行い、空気を冷房運転時は冷却、暖房運転時は加熱する。
図1において、前面上部熱交換器2と空気清浄フィルター5の距離Lについては、前面上部熱交換器2の空気清浄フィルター5側の線上の点Aから、前面上部熱交換器2に対して垂線を引き、空気清浄フィルター5との交点を点Bとしたとき、線分ABの長さをL[mm]とする。なお、空気清浄フィルター5が複数あるときは、最も前面上部熱交換器2に近い空気清浄フィルター5と、前面上部熱交換器2との距離とする。なお、図1は前面上部熱交換器2と、空気清浄フィルター5の距離が例えば、3mmの場合を示している。
また、クロスフローファン1の回転中心点をO、吸込み領域を15で示している。
実験結果は、図2〜4に示すように、長さLが小さいほど、クロスフローファン1のファン入力、騒音値、回転数が小さくなった。
図5はクロスフローファンの翼に対する入射角の説明図、図6は前面上部熱交換器2と空気清浄フィルター5の距離Lを3mm、10mm、20mmとし、この距離に対するクロスフローファン1の吸込み領域15における入射角の分布を実験した結果を示す図である。
図5に示すように、クロスフローファン1の翼16の外周側先端の円弧部17の、中心を点P、中点を点Qとする。直線PQと、翼16への空気の、相対速度場で表したときの、流入速度ベクトル18とのなす角度を入射角19とする。ただし、矢印20の方向を正の向きとする。
実施の形態1では、前面上部熱交換器2を空気清浄フィルター5の形状とほぼ同じとし、空気清浄フィルター5の内面に沿って配設したものであるが、本実施の形態はこのようにできない場合について示すものである。
図7はこの発明の実施の形態2を示す空気調和機の室内ユニットの断面図を表す図、図8、9は空気調和機のクロスフローファン入力を示す図である。
図7において、実施の形態1の図1と同一または相当部分には同一の符号を付し説明を省略する。電気集塵器22が前面上部熱交換器2の風上側に配設されており、前面上部熱交換器2の前面は空気清浄フィルター5の内面に沿って配設されていない。
また、前面上部熱交換器2、前面下部熱交換器3及び背面熱交換器4はフィンチューブ型熱交換器である。
クロスフローファン1がファンモータの作動により回転すると、室内ユニット11の外部にある空気が吸込み口10から吸引され、電気集塵器22、前面上部熱交換器2、クロスフローファン1を経由して、吹出し口9から吹出されるとともに、前面下部熱交換器3及び背面熱交換器4、クロスフローファン1を経由して、吹出し口9から吹出される。
ここで、前面上部熱交換器2、前面下部熱交換器3及び背面熱交換器4は空気と熱交換を行い、空気を冷房運転時は冷却、暖房運転時は加熱し、また、電気集塵器22により空気の塵埃が集塵されて吹き出される。
図7において、前面上部熱交換器の最上端の点Aから引いた水平線Xと、クロスフローファンの回転中心、点Oから引いた垂線Yとの交点を点Bとし、空気清浄フィルターの最左端の点Cから引いた垂線Zと、水平線Xとの交点を点Dとし、空気調和機の最下点Eから引いた水平線Vと、垂線Yとの交点をFとし、垂線Zと水平線Vとの交点をGとし、前面上部熱交換器に対して、垂直かつ、クロスフローファン側の線上の点I、および、点Dを通る、線分の長さをDIとし、点Iから引いた水平線Wと、線分DI、とのなす角度をθとする。
また、前面上部熱交換器2の列数は3列、厚さ35.1mm、電気集塵器22は前面上部熱交換器2の風上側に配設し、厚さ33mm、クロスフローファン1の半径Rを52.5mm、DG=280mm、θ=58°とする。
従って、DI、θが小さいほど、(DG−DIsinθ)が大きくなるため、クロスフローファン1と前面上部熱交換器2との距離を大きくでき、かつ、OFの長さを大きくできるため、クロスフローファン1の性能には有利になるが、定められたDG、DI、θに対して、ファン入力が最小となる、OF/(DG−DIsinθ)が存在する。
最短距離OJ−Rを10、20mmとしたとき、ファン入力と、OF/(DG−DIsinθ)の関係について実験した結果を図8、9により説明する。
実験結果は、点J付近の配管30の外径はφ8mmであり、最短距離を10mm未満にすると、点J付近からクロスフローファン1へ向かう流れにより、異常音が発生した。また、最短距離を20mmより大きくしても、所定風量を得るときの騒音値は変わらなかったため、最短距離を10〜20mmと定めた。
なお、前面下部熱交換器3の配管30の外径はφ8mmなので、最短距離10〜20mmを配管径との関係で示すと、最短距離10〜20mmは、配管径の1.25〜2.5倍である。
クロスフローファン1と前面下部熱交換器3の最短距離が小さいときは、クロスフローファン1の回転中心点Oを下側に配設し、クロスフローファン1と前面上部熱交換器2との距離を大きくした方がよく、最短距離が大きいときは、クロスフローファン1と前面上部熱交換器2との距離は大きくなるため、クロスフローファン1の回転中心点Oを下側に配設して領域Nの静圧を大きくした方がよい。
なお、本実施の形態では配管径がφ8mmで、クロスフローファンと前面下部熱交換器との最短距離が10〜20mmの場合について説明したが、配管径が、φ7mmやφ6.35mmの場合についても、最短距離10mm未満のとき、異常音が発生し、20mmより大きくしても騒音値は変わらない。
Claims (2)
- クロスフローファンと、フィンチューブからなる前面上部熱交換器、前面下部熱交換器及び背面熱交換器と、空気清浄フィルターとを備えた空気調和機において、
前記前面上部熱交換器の前面形状を前記空気清浄フィルターの背面形状とほぼ同じにして、前記空気清浄フィルターの背面に沿って配設し、前記クロスフローファンと前記前面上部熱交換器との距離を大きくしたことを特徴とする空気調和機。 - クロスフローファンと、フィンチューブからなる前面上部熱交換器、前面下部熱交換器及び背面熱交換器と、空気清浄フィルターと、電気集塵器とを備えた空気調和機において、
前記電気集塵器を前記前面上部熱交換器の風上側に配設し、
前記前面上部熱交換器の最上端の点Aから引いた水平線Xと前記クロスフローファンの回転中心点Oから引いた垂線Yとの交点を点Bとし、前記空気清浄フィルターの最左端の点Cから引いた垂線Zと、水平線Xとの交点をDとし、空気調和機の最下点Eから引いた水平線Vと、前記垂線Yとの交点をFとし、前記垂線Zと水平線Vとの交点をGとし、前記前面上部熱交換器に対して、垂直かつ、前記クロスフローファン側の線上の点I、および、前記交点Dを通る線分の長さをDIとし、前記点Iから引いた水平線Wと、前記線分の長さDIとのなす角度をθ、前記クロスフローファンと前記前面熱交換器との最短距離を前記前面熱交換器の配管径の1.25〜2.5倍としたとき、
0.68≦OF/(DG−DIsinθ)≦0.73
となるように、前記クロスフローファンを配設したことを特徴とする空気調和機。
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