JP2006273450A - 乗客コンベア装置 - Google Patents

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Jiro Matsuyama
二郎 松山
Hideki Anshita
英樹 庵下
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Abstract

【課題】 速度変動を補正する特殊な山型形状をガイドレールに設けることなく、速度変動を生じない踏段駆動装置を実現するようにした乗客コンベア装置を得る。
【解決手段】 互いに連結された複数の踏段1と、踏段の循環経路を案内するための踏段案内レール5と、踏段案内レールに案内される踏段案内ローラ2とを有するものにおいて、隣接する踏段を互いに連結する可撓性を有する連結部材3と、可撓性連結部材に一定間隔位置毎に設けられた踏段駆動ローラ2と、外周面に踏段駆動ローラが噛合う凹部7が設けられ、円筒又は円筒外面に可撓性連結部材が円弧状に沿う溝8が設けられた駆動溝歯車6とを備える。
【選択図】 図2

Description

この発明は、エスカレータや動く歩道等の乗客コンベア装置に関するものである。
一般にローラチェーンで接続された乗客コンベアにおける踏段チェーンの駆動スプロケット部では、回転駆動が多角形運動となる。そのため、踏段の移動に脈動が発生する要因となっている。ちなみに、一般的なエレベータにおける巻上ロープをシーブで駆動する形態においては、シーブに巻き付くロープの中心線はほぼ円形と言って差し支えないレベルの円形に近く、シーブと同心円であるため、乗客コンベアのような問題は発生しない。
従来の乗客コンベア装置においては、踏段チェーンにより連結された踏段ローラの移動を案内する踏段ガイドレールの駆動スプロケットへの導入部に、山型の曲がり部を設けることにより、踏段ローラが駆動スプロケットに噛込む影響で踏段ローラに生じる速度むらが山型の曲がり部により吸収されて踏段ローラの移動速度がほぼ一定に保たれ、踏段の振動が抑制されることが知られている(例えば、特許文献1参照)。すなわち、換言すると、山型の曲がり部を踏段ローラが通過する際に発生する踏段の水平方向速度変化によって、踏段チェーンの多角形運動による速度変動(脈動)を抑制している。
特開2004−2007号公報
しかし、従来の乗客コンベア装置では、速度変動を補正する特殊な山型形状の曲がり部を踏段ガイドレールに設ける必要があるため、リンク長が長い場合には山型の高さが高くなり、高さ方向の占有スペースが大きくなる他、山型形状部とスプロケットの噛合い溝の回転方向位置関係を正確に割り出す必要があるため、割り出し位置の僅かなずれがあっても無視できない程度の速度変動が残ってしまうなどの問題点があり、有効な速度変動補正効果が得られる使用条件には制限がある。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、速度変動を補正する特殊な山型形状をガイドレールに設けることなく、速度変動を生じない踏段駆動装置を実現するようにした乗客コンベア装置を提供することを目的とする。
この発明に係る乗客コンベア装置においては、互いに連結された複数の踏段と、踏段の循環経路を案内するための踏段案内レールと、踏段案内レールに案内される踏段案内ローラとを有するものにおいて、隣接する踏段を互いに連結する可撓性を有する連結部材と、可撓性連結部材に一定間隔位置毎に設けられた踏段駆動ローラと、外周面に踏段駆動ローラが噛合う凹部が設けられ、円筒又は円筒外面に可撓性連結部材が円弧状に沿う溝が設けられた駆動溝歯車とを備えたものである。
この発明によれば、可撓性を有する連結部材が駆動溝歯車の円筒又は円筒外周に設けた溝に沿うため、チェーンのような多角形運動による速度変動(脈動)が原理的に発生しない駆動が可能となる。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1における乗客コンベア装置の踏段駆動部付近を示す斜視図、図2はこの発明の実施の形態1における乗客コンベア装置の踏段駆動部付近を踏段の一部を取り外して逆方向から見た斜視図、図3はロープユニット単体を示す斜視図、図4は踏段駆動部付近における動作状態を説明するための側面図である。
図において、1は乗客を運搬する互いに連結された複数の踏段である。複数の踏段1には、それぞれ踏段軸13が設けられ、踏段軸13の両端部には踏段駆動案内ローラ2が設けられており、踏段駆動案内ローラ2が左右両側の踏段案内レール5に沿って所定の軌道を移動することで、各踏段1が循環移動する。隣接する踏段1は可撓性を有する連結部材であるロープユニット3により相互に連結されている。このロープユニット3は可撓性を有するロープ10及びロープの両端に設けられた継手4から構成されている。ロープユニット3の両端部の継手4には、それぞれ踏段軸13が貫通する貫通孔4aが設けられており、踏段軸13及び踏段駆動案内ローラ2と同軸に連結されている。踏段軸13の両端部に設けられた踏段駆動案内ローラ2は、踏段1の両側部にそれぞれ設けられた駆動溝歯車(駆動スプロケット)6の外周部に設けた第一の凹部7と噛合い、これにより駆動溝歯車6からの推進力が踏段駆動案内ローラ2を介して踏段1へと伝達される。可撓性を有するロープユニット3は、その両端の継手4部分の踏段駆動案内ローラ2が駆動溝歯車6の第一の凹部7と噛合う状態においては、ロープ10部分が駆動溝歯車6の内側の円筒外周面上に形成された円筒外周溝8に沿ってロープ10部分が円弧状形状になる。また駆動溝歯車6の円筒外周面溝8には、ロープユニット3の継手4部分との干渉を避けるため、互いに連結された継手4部分の長さ分を収容可能な大きさの第二の凹部9が一定間隔で設けられている。
このような構成によれば、踏段駆動案内ローラ2の線速度とロープユニット3の軸方向速度が常に一定となるため、従来のローラチェーン駆動の場合に生じるような多角形運動による速度変動が原理的に発生することがなく、円滑な踏段1の駆動が可能となる。
この原理について図4を参照しながら説明する。
駆動溝歯車(駆動スプロケット)6に入る前の踏段案内レール5の水平部を移動する部分の駆動スプロケット中心Oからロープユニット3中心までの高さがHであり、駆動スプロケット中心Oから駆動スプロケット6の円筒外周面溝8に接触するロープユニット3のロープ10の中心までの半径をRとすると、RとHはほぼ同一値となるように設定されているため、一般的なエレベータにおける巻上ロープをシーブで駆動する形態に近い駆動方法となり、多角形運動とならないため、従来技術のような特殊な山型形状を踏段案内レール5に設けることなく、多角形運動による速度変動(脈動)を抑える駆動装置が実現できる。
したがって、実施の形態1のような構成にすることにより、可撓性を有するロープユニット3のロープ10が駆動溝歯車の円筒又は円筒外周に設けた溝8に沿うため、チェーンのような多角形運動による速度変動(脈動)が原理的に発生しない駆動が可能となる。
実施の形態2.
図5はこの発明の実施の形態2における乗客コンベア装置の踏段駆動部付近を示す斜視図、図6は踏段軸とロープ及び継手部分を拡大して示す斜視図である。
この実施の形態2では、ロープ10は、実施の形態1とはその構成が異なる。すなわち、実施の形態1における踏段1間距離とほぼ同じ長さを持つロープユニット3ではなく、1本の長いロープ又は複数の踏段1間距離分に相当する長さのロープ10を連結した1本の閉ループ曲線を成しているものである。踏段1は、その踏段軸13の両端部がロープ10に対して継手4を介して互いに連結されている。踏段軸13と同軸に内側に踏段駆動ローラ11及び外側に踏段案内ローラ12がそれぞれ踏段軸13に回転自在に配置されている。内側の踏段駆動ローラ11は、図5に示すように、駆動溝歯車(駆動スプロケット)6の外周部に設けた第一の凹部7と噛合い、駆動力を伝達される。ロープ10は駆動溝歯車6の外側の円筒外周面上に形成された円筒外周溝8に沿って円弧状形状になる。また、外側の踏段案内ローラ12は、駆動溝歯車6の外側の円筒外周面溝8に設けられた第二の凹部9により駆動溝歯車6との干渉を避ける構造となっている。
動作原理は実施の形態1と同様である。
したがって、実施の形態2の構成においても、実施の形態1と同様に、踏段駆動ローラ11の線速度とロープ10の軸方向速度が常に一定となるため、チェーン駆動の場合に生じるような多角形運動による速度変動(脈動)が原理的に発生することがなく、円滑な踏段1の駆動が可能となる。
この発明の実施の形態1における乗客コンベア装置の踏段駆動部付近を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1における乗客コンベア装置の踏段駆動部付近を踏段の一部を取り外して逆方向から見た斜視図である。 ロープユニット単体を示す斜視図である。 踏段駆動部付近における動作状態を説明するための側面図である。 この発明の実施の形態2における乗客コンベア装置の踏段駆動部付近を示す斜視図である。 踏段軸とロープ及び継手部分を拡大して示す斜視図である。
符号の説明
1 踏段
2 踏段駆動案内ローラ
3 ロープユニット(可撓性連結部材)
4 継手
4a 貫通孔
5 踏段案内レール
6 駆動溝歯車(駆動スプロケット)
7 第一の凹部
8 円筒外周面溝
9 第二の凹部駆動ローラ
10 ロープ
11 踏段駆動ローラ
12 踏段案内ローラ
13 踏段軸

Claims (5)

  1. 互いに連結された複数の踏段と、前記踏段の循環経路を案内するための踏段案内レールと、前記踏段案内レールに案内される踏段案内ローラとを有する乗客コンベア装置において、
    隣接する踏段を互いに連結する可撓性を有する連結部材と、
    前記可撓性連結部材に一定間隔位置毎に設けられた踏段駆動ローラと、
    外周面に前記踏段駆動ローラが噛合う凹部が設けられ、円筒又は円筒外面に前記可撓性連結部材が円弧状に沿う溝が設けられた駆動溝歯車と、
    を備えたことを特徴とする乗客コンベア装置。
  2. 可撓性連結部材は、可撓性を有するロープ及び前記ロープの両端に互いに連結可能な継手を有するロープユニットで構成され、前記ロープユニットの長さを踏段間距離に一致するように構成されたことを特徴とする請求項1記載の乗客コンベア装置。
  3. 駆動溝歯車は、ロープユニットの継手部分との干渉を避けるため、溝が設けられた円筒部に継手部分を収容する凹部を一定間隔で設けたことを特徴とする請求項2記載の乗客コンベア装置。
  4. 踏段駆動ローラと踏段案内ローラを同一のローラで兼用したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の乗客コンベア装置。
  5. 可撓性連結部材は、結合された閉ループ曲線を成すロープで構成され、踏段とロープは踏段継手部材を介して連結されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の乗客コンベア装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011011875A (ja) * 2009-07-02 2011-01-20 Mitsubishi Electric Corp 乗客コンベアの駆動装置
JP2012529410A (ja) * 2009-06-12 2012-11-22 オーチス エレベータ カンパニー 乗用コンベヤ用の駆動アセンブリ
CN102874676A (zh) * 2011-07-11 2013-01-16 蒂森克虏伯电梯创新中心私人控股公司 自动行人道

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