JP2006206294A - 乗客コンベア装置 - Google Patents

乗客コンベア装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006206294A
JP2006206294A JP2005023148A JP2005023148A JP2006206294A JP 2006206294 A JP2006206294 A JP 2006206294A JP 2005023148 A JP2005023148 A JP 2005023148A JP 2005023148 A JP2005023148 A JP 2005023148A JP 2006206294 A JP2006206294 A JP 2006206294A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
tread
handrail
passenger conveyor
moving handrail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005023148A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Kawasaki
敦司 川崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2005023148A priority Critical patent/JP2006206294A/ja
Publication of JP2006206294A publication Critical patent/JP2006206294A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Abstract

【課題】移動手摺と乗客コンベア最外面との間にチェーンを配置して駆動力を伝達する場合、他機器との幅方向の隙間を確保する必要があり、十分に幅寸法を縮小することは難しかった。また、踏板と移動手摺間に歯車等を設置する構造の場合、乗客コンベアの幅寸法を縮小することは困難であった。
【解決手段】主枠1内に配置された踏板、踏板を駆動する踏板リンク2、踏板の両側に配置された無端状の移動手摺4、及び移動手摺4を駆動させる駆動ローラ14を有する手摺駆動装置3を備え、踏板リンク5のラック2aと係合する第1歯車8と、移動手摺4と主枠1の最外側間に配設された第2歯車とを、支持部材により支持された第1軸で連結すると共に第2歯車と係合する第3歯車12と、駆動ローラ14とを、第1軸と並列に設けた第2軸13で連結することによって、踏板リンク2から駆動ローラ14に到る手摺駆動装置3の動力伝達機構を構成したものである。
【選択図】図1

Description

この発明は、乗客コンベア装置の移動手摺駆動装置に関するものである。
従来の乗客コンベア装置は、設置寸法の縮小化のため、乗客コンベア幅方向の設置スペースの縮小を考える時、使用時の利便性を落とさずに乗客コンベアの総幅を縮めようとすると踏板や移動手摺自体の幅寸法を縮めることは出来ない。そこで、それ以外の幅寸法を縮めることになり、その限られたスペースに移動手摺駆動装置を配置する必要が出てくる。
例えば、特許文献1では、移動手摺と乗客コンベア最外面との間にチェーンを配置して駆動力を伝達する提案がなされている。また、特許文献2では、この発明のように、踏板の踏板鎖から動力を得て移動手摺に駆動力を伝達する手段は示されているが、この場合、踏板と移動手摺間に歯車等を設置する構造であった。
特開2002−316784号公報 特公昭61−19550号公報
特許文献1に示された従来の乗客コンベア装置は、移動手摺とマンコンベア最外面との間にチェーンを配置して駆動力を伝達する場合、チェーンが経年的に伸びてたるみが増加すると横方向に振れ易くなるため、他機器との干渉を回避するためには他機器との幅方向の隙間を確保する必要があり、十分に幅寸法を縮小することは難しかった。
また、特許文献2では、踏板と移動手摺間に歯車等を設置する構造であるため、乗客コンベアの幅寸法を縮小することは困難であった。仮に移動手摺駆動装置を配置できるように移動手摺の軌道を乗客コンベアの幅方向外側へ配置する手段を取るにしても、乗客コンベアの主枠強度、剛性確保のためには深さ方向にも補強部材(縦メンバ・斜メンバ)が必要であり、その部材との干渉を防止するには移動手摺を必要以上に外側に配置することもできなかった。
この発明に係わる乗客コンベア装置は、主枠内に配置された踏板、この踏板の両側にそれぞれ配置され上記踏板を駆動する無端状の踏板リンク、上記踏板の両側に配置された無端状の移動手摺、及び上記移動手摺の内面に接し上記移動手摺を駆動させる駆動ローラを有する手摺駆動装置を備えた乗客コンベア装置において、
上記踏板リンクの側縁に形成したラックと係合する第1歯車と、上記移動手摺と上記主枠の最外側間に配設された第2歯車とを、上記主枠に設けた支持部材により支持された第1軸で連結すると共に、上記第2歯車と係合する第3歯車と、上記駆動ローラとを、上記第1軸と並列に設けた第2軸で連結することによって、上記踏板リンクから上記駆動ローラに到る手摺駆動装置の動力伝達機構を構成したものである。
この発明の乗客コンベア装置によれば、踏板リンク上のラックから第1歯車を経由して得た動力は、移動手摺と主枠の最外側間に配置された第2歯車へと伝達する構造としたため、移動手摺と主枠の最外側間のスペースを有効活用でき、かつ従来のように踏板と移動手摺間には移動手摺駆動に必要とする機器、部品類を設置する必要がないため、その分だけ幅寸法を縮小できる。また、動力伝達には歯車を使用していることから、チェーンのように伸びて幅方向に振れる心配がないため、第1軸、第2軸の支持部材と歯車などの幅方向の隙間も必要最小限にすることができる。また、歯車の場合、チェーンのように定期的なテンション調整など保守時の調整作業も不要にできる。
以下、図面に基づいて、この発明の各実施の形態を説明する。
なお、各図間において、同一符号は同一あるいは相当部分を示す。
実施の形態1.
図1〜図3は、この発明の実施の形態1を示し、図1は、乗客コンベアの移動手摺駆動装置付近全体の側面図である。
図2は、乗客コンベアの移動手摺駆動装置部分を拡大して示した詳細図である。
図3は、図2のIII―III線を矢印方向に見た断面図である。
次に実施の形態1における移動手摺駆動装置の構成を説明する。
1は、乗客コンベアの主枠であり、2は、主枠内左右にそれぞれ配置された無端状の踏板リンク、3は、主枠内左右にそれぞれ配置固定された移動手摺駆動装置であり、この装置によって無端状の移動手摺4が駆動される。踏板リンク2には、踏板軸5が挿入されており、その軸の端部には、踏板ローラ6が挿入されている。この踏板ローラ6は、主枠1に固定された踏板ローラ用レール7上を転動することにより、踏板リンク2が駆動機(図示せず)によって循環移動させられ、それに伴い踏板軸5に固定された踏板17も移動する。また、踏板リンク2の一方の全周(進行方向の長手側縁)には、ラック状の歯2a(ラック)が加工形成されている。
次に、図2、図3にもとづき、移動手摺駆動装置の動力伝達機構の構成を説明する。
8は踏板リンクの歯2aに係合(噛合)しラック・ピニオンを形成する第1歯車、10は、移動手摺駆動装置3のベースとなる移動手摺駆動装置の支持部材(以下「ベース板9」という)を回転可能に貫通して軸支された第1軸で、この第1軸の一方に第1歯車8が固定されている。この第1軸10の他方には、ベース板9を介し第2歯車11が連結され、この第2歯車11と第1歯車8とは、一体になって回転する。さらに、第2歯車11は、その上方に位置する2個の第3歯車12と係合(噛合)する。この第3歯車12は、ベース板9に回転可能に貫通して軸支された第2軸13の一方に固定されており、この第2軸13の他方には、移動手摺4の内面と接した駆動ローラ14がベース板9を介し連結され、第3歯車12と駆動ローラ14とは、一体になって回転する
さらに、ベース板9には、移動手摺4と対向する位置に、バネ15によって上向きの力を与えられた従動ローラ16が設けられており、従動ローラ16と駆動ローラ14とによって移動手摺4は挟み込まれ後述するように走行動作する。
次に移動手摺の駆動動作について説明する。
駆動機(図示せず)によって踏板リンク2が駆動されると、ラック状の歯2aと係合(噛合)する第1歯車8が回転させられる。この回転により第1軸10に一体固定された第2歯車11も回転し、さらに、その第2歯車と係合(噛合)している第3歯車12が回転する。さらにまた、第2軸13に一体に固定された駆動ローラ14も回転し、移動手摺4が駆動する。
次に、図4にもとづき、実施の形態1の変形例を説明する。
図4は、図3に相当する移動手摺駆動装置の断面図を示すが、この変形例では、第1軸10、第2軸13が、最外側に位置するベース板9で片持ち式に支持されている。
この例のようにベース板9と第2歯車11、第3歯車12とは、その位置を逆にしても同等の効果を発揮できる。
また、実施の形態1における移動手摺駆動装置は、図3、図4に示すように、踏板リンク2と移動手摺4を幅方向の位相が重なるように配置し、すなわち踏板リンク2と移動手摺4とを横方向でほぼ同位置で上下に配置し、踏板リンクの循環走行路と移動手摺の循環走行路とが、ほぼ同一の垂直投影面上に重なるよう配置したので、踏板と移動手摺駆動装置の幅方向の寸法を縮小することができ、この部分の隙間をさらに縮めることが可能となり、その分だけ乗客コンベアの総幅も縮めることができる。
この発明の実施の形態1における乗客コンベアの移動手摺駆動装置付近全体の側面図である。 乗客コンベアの移動手摺駆動装置部分を拡大して示した詳細図である。 図2のIII―III線を矢印方向に見た断面図である。 この発明の実施の形態1における変形例を示し、図3に相当する部分の断面図である。
符号の説明
1 乗客コンベアの主枠 2 踏板リンク
2a ラック状の歯 3 移動手摺駆動装置
4 移動手摺 5 踏板軸
6 踏板ローラ 7 踏板ローラ用レール
8 第1歯車 9 支持部材(ベース板)
10 第1軸 11 第2歯車
12 第3歯車 13 第2軸
14 駆動ローラ 15 バネ
16 従動ローラ 17 踏板
18 主枠の縦メンバ

Claims (2)

  1. 主枠内に配置された踏板、この踏板の両側にそれぞれ配置され上記踏板を駆動する無端状の踏板リンク、上記踏板の両側に配置された無端状の移動手摺、及び上記移動手摺の内面に接し上記移動手摺を駆動させる駆動ローラを有する手摺駆動装置を備えた乗客コンベア装置において、
    上記踏板リンクの側縁に形成したラックと係合する第1歯車と、上記移動手摺と上記主枠の最外側との間に配設された第2歯車とを、上記主枠に設けた支持部材により支持された第1軸で連結すると共に、
    上記第2歯車と係合する第3歯車と、上記駆動ローラとを、上記第1軸と並列に設けた第2軸で連結することによって、
    上記踏板リンクから上記駆動ローラに到る手摺駆動装置の動力伝達機構を構成したことを特徴とする乗客コンベア装置。
  2. 踏板リンクの循環走行路と移動手摺の循環走行路とを、ほぼ同一の垂直投影面上に重なるよう配置し、上記踏板と上記移動手摺駆動装置の幅方向の寸法を縮小したことを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベア装置。
JP2005023148A 2005-01-31 2005-01-31 乗客コンベア装置 Pending JP2006206294A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005023148A JP2006206294A (ja) 2005-01-31 2005-01-31 乗客コンベア装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005023148A JP2006206294A (ja) 2005-01-31 2005-01-31 乗客コンベア装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006206294A true JP2006206294A (ja) 2006-08-10

Family

ID=36963559

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005023148A Pending JP2006206294A (ja) 2005-01-31 2005-01-31 乗客コンベア装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006206294A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101875471A (zh) * 2009-04-28 2010-11-03 株式会社日立制作所 乘客传送设备
CN103224187A (zh) * 2013-05-10 2013-07-31 恒达富士电梯有限公司 一种齿条式自动扶梯

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5767485A (en) * 1980-10-03 1982-04-24 Mitsubishi Electric Corp Conveyor device for passenger
JPS6119550B2 (ja) * 1979-02-14 1986-05-17 Mitsubishi Electric Corp
JPH07144863A (ja) * 1993-08-30 1995-06-06 Otis Elevator Co エスカレータ又は動く歩道に適したハンドレール駆動装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6119550B2 (ja) * 1979-02-14 1986-05-17 Mitsubishi Electric Corp
JPS5767485A (en) * 1980-10-03 1982-04-24 Mitsubishi Electric Corp Conveyor device for passenger
JPH07144863A (ja) * 1993-08-30 1995-06-06 Otis Elevator Co エスカレータ又は動く歩道に適したハンドレール駆動装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101875471A (zh) * 2009-04-28 2010-11-03 株式会社日立制作所 乘客传送设备
CN103224187A (zh) * 2013-05-10 2013-07-31 恒达富士电梯有限公司 一种齿条式自动扶梯

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5214475B2 (ja) タイミングチェーンドライブ装置
JP2006206294A (ja) 乗客コンベア装置
JP6410961B2 (ja) 乗客コンベヤ
JP4884731B2 (ja) 乗客コンベア装置
JP2005187202A (ja) コンベア装置
JP2012219960A (ja) ピン駆動機構
JP2006327756A (ja) マンコンベアの移動手摺駆動装置
JP5237877B2 (ja) 乗客コンベア
JP2006273450A (ja) 乗客コンベア装置
JP2006160494A (ja) 乗客コンベヤの駆動装置
JP2003201084A (ja) 乗客コンベア
JP2011093627A (ja) 乗客コンベアの駆動装置
JP2011111244A (ja) チェーンコンベヤ装置
JP5610717B2 (ja) 乗客コンベアの駆動装置
JP2005212948A (ja) コンベヤ装置
JP2006264872A (ja) 乗客コンベア
JP2006193237A (ja) マンコンベア
JP2016088632A (ja) 乗客コンベア装置
JP4464737B2 (ja) 乗客コンベアの移動手摺駆動装置
KR100396610B1 (ko) 맨콘베이어용 핸드레일 구동 장치
JP2004115267A (ja) 乗客コンベヤーの移動手摺装置
US11400013B2 (en) Sprocket drive mechanism of massage device
JP2012121668A (ja) 乗客コンベヤの移動手摺駆動装置
JP2009007150A (ja) チェーンコンベヤ装置
JP2007284155A (ja) 乗客コンベア

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20071114

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101108

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101116

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101221

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110510