JP2005231878A - 搬送装置、動く歩道、エスカレータ、コンベヤ - Google Patents
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Abstract
本発明は、従来の搬送装置とは異なる手段を採用する実用的な搬送装置などを提供することを目的とする。
【解決手段】
モータ1によって回転駆動される駆動スプロケット2と、駆動スプロケット2から駆動チェン3を介して回転駆動が従動される従動スプロケット4と、従動スプロケット4と一体的に回転する、主チェン7が巻き掛けられた主スプロケット6と、を備えた搬送装置である。従動スプロケット4の歯数は、駆動スプロケット3の歯数よりも少ない。主スプロケット6の歯数と従動スプロケット3の歯数とは同一である。従動スプロケット4に巻き掛けられた駆動チェン3の従動スプロケット4の中心からの最遠点は、主スプロケット6に巻き掛けられた主チェン7の主スプロケット6の中心からの最遠点と同期する。従動スプロケット3に巻き掛けられた駆動チェン3の従動スプロケット4の中心からの最近点は主スプロケット6に巻き掛けられた主チェン7の主スプロケット6の中心からの最近点と同期する。
【選択図】 図1
Description
この従来の搬送装置は、従動スプロケットの歯数を駆動スプロケットの歯数よりも少なくし、主スプロケットの歯数を従動スプロケットの歯数と同一とし、従動スプロケットの歯からの駆動チェンの巻き終り角を主スプロケットの歯への主チェンの巻き始め角と一致させることにより、正回転の主スプロケットの回転角速度を変動させる。また、この従来の搬送装置は、さらに、従動スプロケットの歯への駆動チェンの巻き始め角を主スプロケットの歯からの主チェンの巻き終り角と一致させることにより、逆回転の主スプロケットの回転角速度を変動させる。
モータなどの駆動装置1によって、駆動スプロケット2が回転駆動されると、この回転駆動が駆動チェン3を介して従動スプロケット4に従動される。従動スプロケット4に従動された回転駆動は、回転軸5を介して主スプロケット6に従動され、主スプロケット6に従動された回転駆動は、主チェン7を介して副スプロケット8に従動される。主スプロケット6と副スプロケット8とが回転駆動すると、主チェン7に取り付けられた踏台9が主スプロケット6と副スプロケット8との間を移動するため、踏台9の上にいる人は、主スプロケット6と副スプロケット8との間を搬送されることになる。
図5に示すように、従動スプロケット4への駆動チェン3の巻き掛けと主スプロケット6への主チェン7の巻き掛けとは、従動スプロケット4に巻き掛けられた駆動チェン3の従動スプロケット4の中心からの最遠点A(駆動チェン3の速度V1が一定であるため、回転角速度ωは最小:ωmin=V1/rmax)が主スプロケット6に巻き掛けられた主チェン7の主スプロケットの中心からの最遠点Bと同期し、従動スプロケット4に巻き掛けられた駆動チェン3の従動スプロケット4の中心からの最近点a(駆動チェン3の速度が一定であるため、回転角速度は最大:ωmax=V1/rmin)が主スプロケット6に巻き掛けられた主チェン7の主スプロケット6の中心からの最近点bと同期するという関係にある。したがって、主チェン7の走行速度V2は、次式に示すように、一定となる。
図8に示すように、駆動スプロケットへの駆動チェンの巻き掛けと主スプロケットへの主チェンの巻き掛けとは、駆動スプロケット2に巻き掛けた駆動チェン3の駆動スプロケット2の中心からの最近点c(駆動スプロケット2の回転角速度ωが一定であるため、駆動チェン3の走行速度V1は最小:V1min=rmin*ω)が主スプロケット6に巻き掛けられた主チェン7の主スプロケット6の中心からの最遠点Dと同期し、駆動スプロケット2に巻き掛けられた駆動チェン3の駆動スプロケット2の中心からの最遠点C(駆動スプロケット2の回転角速度ωが一定であるため、駆動チェン3の走行速度V1は最大:V1max=rmax*ω)が主スプロケット6に巻き掛けられた主チェン7の主スプロケット6の中心からの最近点dと同期する、という関係にある。したがって、主チェン7の走行速度V2は、次式に示すように、ほぼ一定となる。
2 駆動スプロケット
2−1 駆動スプロケット
2−2 駆動スプロケット
2−3 駆動スプロケット
3 駆動チェン
3−1 駆動チェン(サイドローラ付チェン)
3−2 駆動チェン(片側サイドローラ付チェン)
3−3 駆動チェン(センターローラチェン)
4 従動スプロケット
4−1 従動スプロケット
4−2 従動スプロケット
4−3 従動スプロケット
5 回転軸
6 主スプロケット
7 主チェン
8 副スプロケット
9 踏台
A 従動スプロケット4に巻き掛けられた駆動チェン3の従動スプロケット4の中心からの最遠点
B 主スプロケット6に巻き掛けられた主チェン7の主スプロケットの中心からの最遠点
a 従動スプロケット4に巻き掛けられた駆動チェン3の従動スプロケット4の中心からの最近点
b 主スプロケット6に巻き掛けられた主チェン7の主スプロケット6の中心からの最近点
c 駆動スプロケット2に巻き掛けた駆動チェン3の駆動スプロケット2の中心からの最近点
D 主スプロケット6に巻き掛けられた主チェン7の主スプロケット6の中心からの最遠点
C 駆動スプロケット2に巻き掛けられた駆動チェン3の駆動スプロケット2の中心からの最遠点
d 主スプロケット6に巻き掛けられた主チェン7の主スプロケット6の中心からの最近点
Rmax 主スプロケット6の中心から、主スプロケット6に巻き掛けられた主チェン7の主スプロケット6の中心からの最遠点まで、の長さ
Rmin 主スプロケット6の中心から、主スプロケット6に巻き掛けられた主チェン7の主スプロケット6の中心からの最近点まで、の長さ
rmax 従動スプロケット4の中心から、従動スプロケット4に巻き掛けられた駆動チェン3の従動スプロケット4の中心からの最遠点まで、の長さ、または、駆動スプロケット2の中心から、駆動スプロケット2に巻き掛けられた駆動チェン3の駆動スプロケットの中心からの最遠点まで、長さ
rmin 従動スプロケット4の中心から、従動スプロケット4に巻き掛けられた駆動チェン3の従動スプロケットの中心からの最近点まで、の長さ、または、駆動スプロケット2の中心から、駆動スプロケット2に巻き掛けられた駆動チェン3の駆動スプロケットの中心からの最近点まで、の長さ
R2 従動スプロケット4の中心から、従動スプロケット4に巻き掛けられた駆動チェン3の従動スプロケットの中心からの最遠点まで、の長さ
V1 駆動チェン3の走行速度
V2 主チェン7の走行速度
ω 従動スプロケット4または駆動スプロケット2の回転角速度
Claims (12)
- 駆動装置によって回転駆動される駆動スプロケットと、前記駆動スプロケットから駆動伝動具を介して回転駆動が従動される従動スプロケットと、前記従動スプロケットと一体的に回転する、主伝動具が巻き掛けられた主スプロケットと、を備えた搬送装置において、
前記従動スプロケットの歯数が、前記駆動スプロケットの歯数よりも少なく、
前記主スプロケットの歯数と前記従動スプロケットの歯数とが略同一であり、
前記従動スプロケットに巻き掛けられた前記駆動伝動具の前記従動スプロケットの中心からの最遠点が、前記主スプロケットに巻き掛けられた前記主伝動具の前記主スプロケットの中心からの最遠点と略同期し、
前記従動スプロケットに巻き掛けられた前記駆動伝動具の前記従動スプロケットの中心からの最近点が、前記主スプロケットに巻き掛けられた前記主伝動具の前記主スプロケットの中心からの最近点と略同期する、
ことを特徴とする搬送装置。 - 駆動装置によって回転駆動される駆動スプロケットと、前記駆動スプロケットから駆動伝動具を介して回転駆動が従動される従動スプロケットと、前記従動スプロケットと一体的に回転する、主伝動具が巻き掛けられた主スプロケットと、を備えた搬送装置において、
前記従動スプロケットの歯数が、前記駆動スプロケットの歯数よりも少なく、
前記主スプロケットの歯数と前記従動スプロケットの歯数とが略同一であり、
前記駆動スプロケットに巻き掛けられる前記駆動伝動具の部位が、前記従動スプロケットに巻き掛けられる前記駆動伝動具の部位と異なる、
ことを特徴とする搬送装置。 - 請求項1に記載の搬送装置において、さらに、
前記駆動スプロケットに巻き掛けられる前記駆動伝動具の部位が、前記従動スプロケットに巻き掛けられる前記駆動伝動具の部位と異なる、
ことを特徴とする搬送装置。 - 駆動装置によって回転駆動される駆動スプロケットと、前記駆動スプロケットから駆動伝動具を介して回転駆動が従動される従動スプロケットと、前記従動スプロケットと一体的に回転する、主伝動具が巻き掛けられた主スプロケットと、を備えた搬送装置において、
前記駆動スプロケットの歯数が、前記従動スプロケットの歯数よりも少なく、
前記主スプロケットの歯数と前記駆動スプロケットの歯数とが略同一であり、
前記駆動スプロケットに巻き掛けられる前記駆動伝動具の部位が、前記従動スプロケットに巻き掛けられる前記駆動伝動具の部位と異なる、
ことを特徴とする搬送装置。 - 駆動装置によって回転駆動される駆動スプロケットと、前記駆動スプロケットから駆動伝動具を介して回転駆動が従動される従動スプロケットと、前記従動スプロケットと一体的に回転する、主伝動具が巻き掛けられた主スプロケットと、を備えた搬送装置において、
前記駆動スプロケットの歯数が、前記従動スプロケットの歯数よりも少なく、
前記主スプロケットの歯数と前記駆動スプロケットの歯数とが略同一であり、
前記駆動スプロケットに巻き掛けた前記駆動伝動具の前記駆動スプロケットの中心からの最近点が、前記主スプロケットに巻き掛けられた前記主伝動具の前記主スプロケットの中心からの最遠点と略同期し、
前記駆動スプロケットに巻き掛けられた前記駆動伝動具の前記駆動スプロケットの中心からの最遠点が、前記主スプロケットに巻き掛けられた前記主伝動具の前記主スプロケットの中心からの最近点と略同期し、
前記駆動スプロケットに巻き掛けられる前記駆動伝動具の部位が、前記従動スプロケットに巻き掛けられる前記駆動伝動具の部位と異なる、
ことを特徴とする搬送装置。 - 前記駆動スプロケットの周長と前記従動スプロケットの周長とが略同一であることを特徴とする請求項5に記載の搬送装置。
- 前記駆動伝動具は、前記駆動スプロケットに巻き掛けられる部位のピッチと前記従動スプロケットに巻き掛けられる部位のピッチとが異なることを特徴とする請求項2〜請求項6のいずれか1項に記載の搬送装置。
- 前記駆動スプロケットおよび前記従動スプロケットの少なくとも一方が、二列以上の歯を具備するスプロケットであることを特徴とする請求項2〜請求項7のいずれか1項に記載の搬送装置。
- 前記伝動具は、チェンまたはベルトであることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の搬送装置。
- 請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載の搬送装置を備えたことを特徴とする動く歩道。
- 請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載の搬送装置を備えたことを特徴とするエスカレータ。
- 請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載の搬送装置を備えたことを特徴とするコンベヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004046372A JP2005231878A (ja) | 2004-02-23 | 2004-02-23 | 搬送装置、動く歩道、エスカレータ、コンベヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004046372A JP2005231878A (ja) | 2004-02-23 | 2004-02-23 | 搬送装置、動く歩道、エスカレータ、コンベヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005231878A true JP2005231878A (ja) | 2005-09-02 |
Family
ID=35015234
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004046372A Pending JP2005231878A (ja) | 2004-02-23 | 2004-02-23 | 搬送装置、動く歩道、エスカレータ、コンベヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005231878A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012161691A1 (en) * | 2011-05-23 | 2012-11-29 | Otis Elevator Company | Polygon compensation coupling for chain and sprocket driven systems |
CN111591685A (zh) * | 2020-06-01 | 2020-08-28 | 江苏川钿明椿电气机械有限公司 | 一种专用于减速电机的机械式装配线 |
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2004
- 2004-02-23 JP JP2004046372A patent/JP2005231878A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2012161691A1 (en) * | 2011-05-23 | 2012-11-29 | Otis Elevator Company | Polygon compensation coupling for chain and sprocket driven systems |
CN103582605A (zh) * | 2011-05-23 | 2014-02-12 | 奥的斯电梯公司 | 用于链和链轮驱动系统的多边形补偿联接器 |
US9599201B2 (en) | 2011-05-23 | 2017-03-21 | Otis Elevator Company | Polygon compensation coupling for chain and sprocket driven systems |
US10647548B2 (en) | 2011-05-23 | 2020-05-12 | Otis Elevator Company | Polygon compensation coupling for chain and sprocket driven systems |
CN111591685A (zh) * | 2020-06-01 | 2020-08-28 | 江苏川钿明椿电气机械有限公司 | 一种专用于减速电机的机械式装配线 |
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