JP2006272980A - プリンタ制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】プリンタ制御基板の故障などによりプリンタ制御基板を交換する際にも不揮発性メモリを交換することなく、利用者独自の情報を保持し、低コストおよび基板交換作業の簡素化を図ること。
【解決手段】プリンタを制御するプリンタ制御基板上に、プリンタに対する機能設定条件および装置固有の情報を書き込んでおく不揮発性メモリ106を搭載したプリンタ制御装置において、不揮発性メモリ106に書き込まれている情報を、プリンタ制御基板に接続されたバックアップ用メモリに書き込んでおく。
【選択図】 図1
【解決手段】プリンタを制御するプリンタ制御基板上に、プリンタに対する機能設定条件および装置固有の情報を書き込んでおく不揮発性メモリ106を搭載したプリンタ制御装置において、不揮発性メモリ106に書き込まれている情報を、プリンタ制御基板に接続されたバックアップ用メモリに書き込んでおく。
【選択図】 図1
Description
本発明は、プリンタ制御基板上に搭載された不揮発性メモリにプリンタのインターフェイス条件などの各種の設定値を設定可能なプリンタ制御装置に関するものである。
従来、プリンタのインターフェイス条件などの機能設定を利用者により変更することのできるプリンタの制御装置において、プリンタ制御基板内に不揮発性メモリを搭載し、利用者独自の情報を上記不揮発性メモリに書き込み、利用者情報を管理するためのプリンタ制御基板が知られている。例えば、オプションのフォントデータのプロテクトなどに利用されるプリンタIDなどの情報や、工場においてのみ設定されるエンジンの調整情報(レジスト条件、作像条件など)は、プリンタ制御基板ごとに異なった値を持っている。なお、上記情報の他に、パラレルインターフェイスとシリアルインターフェイスの区別、シリアルインターフェイスの場合における通信速度の設定やデータの単位数・パリティ検出などの設定、用紙長の設定、各種キャラクタセットの設定、接続されるホスト側の制御装置によって異なるプリンタ制御コードの動作指定、などがある。
そして、プリンタ制御基板内の不揮発性メモリを、例えばICソケットを使用することで着脱可能な構造としておき、プリンタ制御基板の故障などで基板ごと交換の際には、この不揮発性メモリを基板から取り外し、新品の基板に取り替えることで利用者独自の情報を保持している。
しかしながら、上記に示されるような従来の技術にあっては、プリンタ制御基板内の不揮発性メモリを着脱可能な構造とするため、その部品コストが上昇すると共に、基板交換の際に不揮発性メモリを交換する作業が必要であった。
また、エンジン基板においても不揮発性メモリを搭載しており、故障などが発生し、基板ごとの交換の際には、不揮発性メモリを取り替える作業が必要であった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、プリンタ制御基板の故障などによりプリンタ制御基板を交換する際にも不揮発性メモリを交換することなく、利用者独自の情報を保持し、低コストおよび基板交換作業の簡素化を図ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、プリンタを制御するプリンタ制御基板上に、前記プリンタに対する機能設定条件および装置固有の情報を書き込んでおく不揮発性メモリを搭載したプリンタ制御装置において、前記不揮発性メモリに書き込まれている情報を、前記プリンタ制御基板に接続されたバックアップ用メモリに書き込んでおくことを特徴とする。
また、請求項2にかかる発明は、前記不揮発性メモリに書き込まれている情報を、前記プリンタのエンジン制御基板内の不揮発性メモリにバックアップすることを特徴とする。
また、請求項3にかかる発明は、前記エンジン制御基板内の不揮発性メモリにバックアップする際に、エンジンインターフェイスのシリアルコマンドを利用することを特徴とする。
また、請求項4にかかる発明は、プリンタを制御するプリンタ制御基板上に、前記プリンタに対する機能設定条件および装置固有の情報を書き込んでおく不揮発性メモリを搭載し、前記不揮発性メモリの内容をバックアップしておくプリンタ制御装置において、前記プリンタのコントローラ基板とエンジン制御基板との間でそれぞれの不揮発性メモリの内容をバックアップすることを特徴とする。
また、請求項5にかかる発明は、操作パネルを介して設定されるユーザ独自情報を前記不揮発性メモリに書き込むと同時に、前記書き込んだユーザ独自情報を前記プリンタのエンジン制御基板に書き込むことを特徴とする。
また、請求項6にかかる発明は、電源投入時に、前記バックアップした内容を変更することを特徴とする。
本発明(請求項1)にかかるプリンタ制御装置は、プリンタを制御するプリンタ制御基板上に、プリンタに対する機能設定条件および装置固有の情報を書き込んでおく不揮発性メモリを搭載したプリンタ制御装置において、上記不揮発性メモリに書き込まれている情報を、プリンタ制御基板に接続されたバックアップ用メモリに書き込んでおくため、プリンタ制御基板の故障などにより、基板全体を交換する際に不揮発性メモリを付け替える必要がなくなり、利用者独自の情報を保持・継続して使用することができる。また、不揮発性メモリを交換可能な構造としないので、安価な装置を提供することができるという効果を奏する。
また、本発明(請求項2)にかかるプリンタ制御装置は、エンジン制御情報を保持するための不揮発性メモリを搭載している場合が多いので、このような場合に、揮発性メモリに書き込まれている情報を、プリンタのエンジン制御基板内の不揮発性メモリにバックアップすることにより、プリンタ内の資源を有効に活用することができ、しかも、バックアップ用メモリを特別に搭載する必要がないので、プリンタ制御基板の構成を簡素化でき、かつその分低コスト化となるという効果を奏する。
また、本発明(請求項3)にかかるプリンタ制御装置は、エンジン制御基板内の不揮発性メモリにバックアップする際に、エンジンインターフェイスのシリアルコマンドを送受信する信号線を用いるため、エンジンインターフェイスに専用のバスを設ける必要がなくなり、ハードウェア構成の変更を行うことなくバック動作を行うことができるという効果を奏する。
また、本発明(請求項4)にかかるプリンタ制御装置は、プリンタを制御するプリンタ制御基板上に、プリンタに対する機能設定条件および装置固有の情報を書き込んでおく不揮発性メモリを搭載し、上記不揮発性メモリの内容をバックアップしておくプリンタ制御装置において、プリンタのコントローラ基板とエンジン制御基板との間でそれぞれの不揮発性メモリの内容をバックアップするため、プリンタ制御基板の故障などにより、基板全体を交換する際に不揮発性メモリを付け替える必要がなくなり、利用者独自の情報を保持・継続して使用することができる。また、不揮発性メモリを交換可能な構造としないので、安価な装置を提供することができる。さらに、エンジン制御基板の情報もバックアップしてあるため、エンジン制御基板の故障などでも利用者独自の情報を容易に復活することができるという効果を奏する。
また、本発明(請求項5)にかかるプリンタ制御装置は、操作パネルを介して設定されるユーザ独自情報を不揮発性メモリに書き込むと同時に、書き込んだユーザ独自情報をプリンタのエンジン制御基板に書き込むことにより、不揮発性メモリに何回も書き込みを行った場合でも、その都度バックアップ用メモリに書き込みを行うので、常に最新の情報を保持することができ、ユーザによる再設定作業が不要になるという効果を奏する。
また、本発明(請求項6)にかかるプリンタ制御装置は、電源立ち上げ時に実行されるプログラムにおいて、現在の不揮発性メモリの内容をエンジンインターフェイスを介してエンジン制御基板上に書き込むように動作し、他方、不揮発性メモリの内容を書き換えた際には、バックアップ用メモリの書き換えは行わないように動作するので、不揮発性メモリの内容を書き換えた場合にも、バックアップ用メモリへのアクセスが発生せず、印刷可能となるまでの待ち時間が短縮されるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるプリンタ制御装置の最良な実施の形態を詳細に説明する。
〔実施の形態1〕
(プリンタ制御装置の構成)
図1は、本発明の実施の形態1に係るプリンタ制御装置の構成を示すブロック図である。図において、101は制御プログラムに基づいて装置全体のシステム制御や画像処理等を実行するCPU、102はCPU101が実行するプログラムや各種パラメータなどが記憶されているROM、103は制御コードや画像処理の際にワーキングメモリとして使用したり、プリントデータをCPU101が処理して作成した画像データなどを記憶するRAMである。
(プリンタ制御装置の構成)
図1は、本発明の実施の形態1に係るプリンタ制御装置の構成を示すブロック図である。図において、101は制御プログラムに基づいて装置全体のシステム制御や画像処理等を実行するCPU、102はCPU101が実行するプログラムや各種パラメータなどが記憶されているROM、103は制御コードや画像処理の際にワーキングメモリとして使用したり、プリントデータをCPU101が処理して作成した画像データなどを記憶するRAMである。
また、104はホストコンピュータ(不図示)との印刷命令やコマンドのやり取りを行うホストI/F、105はプリンタエンジン(不図示)に対してコマンドや印刷データを送出するエンジンI/F、106は例えばEEPROM(電気的に消去可能なプログラマブルROM)などによって構成される不揮発性メモリ、107は利用者のプリンタ設定情報などを表示・設定する操作パネルI/Fである。
(プリンタ制御装置の動作)
次に、以上のように構成されたプリンタ制御装置における本発明の特徴となる動作例について説明する。
次に、以上のように構成されたプリンタ制御装置における本発明の特徴となる動作例について説明する。
(動作例1)
ここでは、不揮発性メモリ106のデータをプリンタ制御基板に接続されるバックアップ用メモリに書き込む。書き込むタイミングは、例えば不揮発性メモリ106内にあるプリンタ制御基板固有の情報や、利用者による機能設定値に変更が生じた場合に行うように下記フローチャートに示す手順で動作させる。
ここでは、不揮発性メモリ106のデータをプリンタ制御基板に接続されるバックアップ用メモリに書き込む。書き込むタイミングは、例えば不揮発性メモリ106内にあるプリンタ制御基板固有の情報や、利用者による機能設定値に変更が生じた場合に行うように下記フローチャートに示す手順で動作させる。
図2は、本発明の実施の形態1に係るプリンタ制御装置の第1の動作手順例を示すフローチャートである。電源をONし(S201)、バックアップ用メモリからプリンタ制御基板内メモリに転送する(S202)。そして、不揮発性メモリ106内のデータを変更し(S203)、バックアップ用メモリの内容を変更し(S204)、電源をOFFする(S205)。
したがって、プリンタを制御するプリンタ制御基板上に、プリンタに対する機能設定条件および装置固有の情報を書き込んでおく不揮発性メモリ106を搭載したプリンタ制御装置において、不揮発性メモリ106に書き込まれている情報を、プリンタ制御基板に接続されたバックアップ用メモリに書き込んでおくため、プリンタ制御基板の故障などにより、基板全体を交換する際に不揮発性メモリ106を付け替える必要がなくなり、利用者独自の情報を保持・継続して使用することができる。また、不揮発性メモリ106を交換可能な構造としないので、安価な装置を提供することができる。
(動作例2)
ここでは、プリンタ制御基板内の不揮発性メモリ106のデータをプリンタ内のエンジン制御基板内に搭載される例えばEEPROMなどからなる不揮発性メモリに書き込むように下記フローチャートに示す手順で動作させる。
ここでは、プリンタ制御基板内の不揮発性メモリ106のデータをプリンタ内のエンジン制御基板内に搭載される例えばEEPROMなどからなる不揮発性メモリに書き込むように下記フローチャートに示す手順で動作させる。
図3は、本発明の実施の形態1に係るプリンタ制御装置の第2の動作手順例を示すフローチャートである。電源をONし(S301)、エンジン制御用メモリからプリンタ制御基板内メモリに転送する(S302)。そして、不揮発性メモリ内のデータを変更し(S303)、エンジン制御用メモリの内容を変更し(S304)、電源をOFFする(S305)。
したがって、エンジン制御情報を保持するための不揮発性メモリを搭載している場合が多い場合に、揮発性メモリに書き込まれている情報を、プリンタのエンジン制御基板内の不揮発性メモリにバックアップすることにより、プリンタ内の資源を有効に活用することができ、しかも、バックアップ用メモリを特別に搭載する必要がないので、プリンタ制御基板の構成を簡素化でき、かつその分低コスト化となる。
(動作例3)
ここでは、プリンタ制御基板内の不揮発性メモリ106のデータをプリンタ内のエンジン制御基板内に搭載される例えばEEPROMなどからなる不揮発性メモリに書き込む際に、専用のバスを使用せずに、エンジンI/F105にあるシリアルコマンドを伝達する信号線を使用し、下記フローチャートに示す手順で動作させる。
ここでは、プリンタ制御基板内の不揮発性メモリ106のデータをプリンタ内のエンジン制御基板内に搭載される例えばEEPROMなどからなる不揮発性メモリに書き込む際に、専用のバスを使用せずに、エンジンI/F105にあるシリアルコマンドを伝達する信号線を使用し、下記フローチャートに示す手順で動作させる。
図4は、本発明の実施の形態1に係るプリンタ制御装置の第3の動作手順例を示すフローチャートである。電源をONし(S401)、エンジン制御用メモリからプリンタ制御基板内メモリにシリアルコマンドを用いて転送する(S402)。そして、不揮発性メモリ内のデータを変更し(S403)、エンジン制御用メモリの内容をシリアルコマンドを用いて変更し(S404)、電源をOFFする(S405)。
したがって、エンジン制御基板内の不揮発性メモリにバックアップする際に、エンジンインターフェイスのシリアルコマンドを送受信する信号線を用いるため、エンジンインターフェイスに専用のバスを設ける必要がなくなり、ハードウェア構成の変更を行うことなくバック動作を行うことができる。
〔実施の形態2〕
(プリンタ制御装置の構成)
この実施の形態2に係るプリンタ制御装置の構成は前述した実施の形態1で説明した図1と同一構成である。したがって、ここでの説明は省略する。
(プリンタ制御装置の構成)
この実施の形態2に係るプリンタ制御装置の構成は前述した実施の形態1で説明した図1と同一構成である。したがって、ここでの説明は省略する。
(プリンタ制御装置の動作)
次に、以上のように構成されたプリンタ制御装置における本発明の特徴となる動作例について説明する。
次に、以上のように構成されたプリンタ制御装置における本発明の特徴となる動作例について説明する。
(動作例1)
ここでは、不揮発性メモリ106のデータをプリンタ制御基板に接続されるバックアップ用メモリに書き込む。また、エンジン制御基板に接続される不揮発性メモリに書き込みを行う。操作パネルI/F107から設定される利用者独自の情報は、CPU101により不揮発性メモリ106に書き込まれる。そして、書き込んだ情報と同じ内容をエンジンI/F105を介してエンジン制御基板上の不揮発性メモリに書き込む。また、エンジン制御基板上の不揮発性メモリの内容を、エンジンI/F105を介して受け取り、CPU101により不揮発性メモリ106に書き込まれる。この一連の動作手順は以下の通りである。
ここでは、不揮発性メモリ106のデータをプリンタ制御基板に接続されるバックアップ用メモリに書き込む。また、エンジン制御基板に接続される不揮発性メモリに書き込みを行う。操作パネルI/F107から設定される利用者独自の情報は、CPU101により不揮発性メモリ106に書き込まれる。そして、書き込んだ情報と同じ内容をエンジンI/F105を介してエンジン制御基板上の不揮発性メモリに書き込む。また、エンジン制御基板上の不揮発性メモリの内容を、エンジンI/F105を介して受け取り、CPU101により不揮発性メモリ106に書き込まれる。この一連の動作手順は以下の通りである。
図5は、本発明の実施の形態2に係るプリンタ制御装置の第1の動作手順例を示すフローチャートである。電源をONし(S501)、プリンタ制御基板内の情報を変更するか否かを判断する(S502)。ここで、プリンタ制御基板内の情報を変更すると判断したならば、バックアップ用メモリの内容を変更する(S503)。一方、プリンタ制御基板内の情報を変更しないならば、さらにエンジン制御基板内の情報を変更するか否かを判断する(S504)。ここで、変更しなければステップS502に戻り、一方、エンジン制御基板内の情報を変更すると判断したならば、バックアップ用メモリの内容を変更する(S505)。
したがって、プリンタのコントローラ基板とエンジン制御基板との間でそれぞれの不揮発性メモリの内容をバックアップするため、プリンタ制御基板の故障などにより、基板全体を交換する際に不揮発性メモリを付け替える必要がなくなり、利用者独自の情報を保持・継続して使用することができる。また、不揮発性メモリを交換可能な構造としないので、安価な装置を提供することができる。さらに、エンジン制御基板の情報もバックアップしてあるため、エンジン制御基板の故障などでも利用者独自の情報を容易に復活することができる。
(動作例2)
ここでは、プリンタ制御基板内の不揮発性メモリ106のデータをプリンタ内のエンジン制御基板内に搭載される例えばEEPROMなどからなる不揮発性メモリに書き込みを行うように動作する場合、操作パネルI/F107などにより設定される利用者独自情報を不揮発性メモリ106に書き込むと同時に、書き込んだ情報と同じ内容をエンジンI/F105を介してエンジン制御基板上の不揮発性メモリに書き込みを行うように動作する。この一連の動作手順は以下の通りである。
ここでは、プリンタ制御基板内の不揮発性メモリ106のデータをプリンタ内のエンジン制御基板内に搭載される例えばEEPROMなどからなる不揮発性メモリに書き込みを行うように動作する場合、操作パネルI/F107などにより設定される利用者独自情報を不揮発性メモリ106に書き込むと同時に、書き込んだ情報と同じ内容をエンジンI/F105を介してエンジン制御基板上の不揮発性メモリに書き込みを行うように動作する。この一連の動作手順は以下の通りである。
図6は、本発明の実施の形態2に係るプリンタ制御装置の第2の動作手順例を示すフローチャートである。電源をONし(S601)、プリンタ制御基板内の不揮発性メモリ106の内容を変更する(S602)。そして、変更内容をエンジン制御基板に転送し(S603)、エンジン制御基板内のバックアップ用メモリの内容を変更する(S604)。
したがって、操作パネルI/F107を介して設定されるユーザ独自情報を不揮発性メモリに書き込むと同時に、書き込んだユーザ独自情報をプリンタのエンジン制御基板に書き込むことにより、不揮発性メモリ106に何回も書き込みを行った場合でも、その都度バックアップ用メモリに書き込みを行うので、常に最新の情報を保持することができ、ユーザによる再設定作業が不要になる。
(動作例3)
ここでは、プリンタ制御基板内の不揮発性メモリ106のデータをプリンタ内のエンジン制御基板内に搭載される例えばEEPROMなどからなる不揮発性メモリに書き込みを行うように動作する場合、電源立ち上げ時にROM102に記憶されているプログラムで実行する該プログラムにおいて、現在の不揮発性メモリ106の内容をエンジンI/F105を介してエンジン制御基板上に書き込むように動作し、不揮発性メモリ106の内容を書き換えた際には、バックアップ用のメモリの書き換えは行わない。
ここでは、プリンタ制御基板内の不揮発性メモリ106のデータをプリンタ内のエンジン制御基板内に搭載される例えばEEPROMなどからなる不揮発性メモリに書き込みを行うように動作する場合、電源立ち上げ時にROM102に記憶されているプログラムで実行する該プログラムにおいて、現在の不揮発性メモリ106の内容をエンジンI/F105を介してエンジン制御基板上に書き込むように動作し、不揮発性メモリ106の内容を書き換えた際には、バックアップ用のメモリの書き換えは行わない。
図7は、本発明の実施の形態2に係るプリンタ制御装置の第3の動作手順例を示すフローチャートである。電源をONし(S701)、プリンタ制御基板内のメモリの内容をエンジン制御基板に転送し(S702)、エンジン制御基板内のバックアップ用メモリの内容を変更する(S703)。そして、プリンタ制御基板内の不揮発性メモリの内容を変更し(S704)、電源をOFFする(S705)。
したがって、電源立ち上げ時に実行されるプログラム(ROM102内)において、現在の不揮発性メモリ106の内容をエンジンI/F105を介してエンジン制御基板上に書き込むように動作し、他方、不揮発性メモリ106の内容を書き換えた際には、バックアップ用メモリの書き換えは行わないように動作するので、不揮発性メモリ106の内容を書き換えた場合にも、バックアップ用メモリへのアクセスが発生せず、印刷可能となるまでの待ち時間が短縮される。
以上のように、本発明にかかるプリンタ制御装置は、プリンタや複写機などの画像形成装置に有用であり、特に、プリンタ制御基板を交換する際に基板上の不揮発性メモリを交換することなく、装置固有の設定情報などをバックアップする機能を有するプリンタ制御装置に適している。
101 CPU
102 ROM
103 RAM
105 エンジンI/F
106 不揮発性メモリ
107 操作パネルI/F
102 ROM
103 RAM
105 エンジンI/F
106 不揮発性メモリ
107 操作パネルI/F
Claims (6)
- プリンタを制御するプリンタ制御基板上に、前記プリンタに対する機能設定条件および装置固有の情報を書き込んでおく不揮発性メモリを搭載したプリンタ制御装置において、
前記不揮発性メモリに書き込まれている情報を、前記プリンタ制御基板に接続されたバックアップ用メモリに書き込んでおくことを特徴とするプリンタ制御装置。 - 前記不揮発性メモリに書き込まれている情報を、前記プリンタのエンジン制御基板内の不揮発性メモリにバックアップすることを特徴とする請求項1に記載のプリンタ制御装置。
- 前記エンジン制御基板内の不揮発性メモリにバックアップする際に、エンジンインターフェイスのシリアルコマンドを利用することを特徴とする請求項2に記載のプリンタ制御装置。
- プリンタを制御するプリンタ制御基板上に、前記プリンタに対する機能設定条件および装置固有の情報を書き込んでおく不揮発性メモリを搭載し、前記不揮発性メモリの内容をバックアップしておくプリンタ制御装置において、
前記プリンタのコントローラ基板とエンジン制御基板との間でそれぞれの不揮発性メモリの内容をバックアップすることを特徴とするプリンタ制御装置。 - 操作パネルを介して設定されるユーザ独自情報を前記不揮発性メモリに書き込むと同時に、前記書き込んだユーザ独自情報を前記プリンタのエンジン制御基板に書き込むことを特徴とする請求項4に記載のプリンタ制御装置。
- 電源投入時に、前記バックアップした内容を変更することを特徴とする請求項4に記載のプリンタ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006199694A JP2006272980A (ja) | 2006-07-21 | 2006-07-21 | プリンタ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP10340618A Division JP2000158725A (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | プリンタ制御装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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ID=37208148
Family Applications (1)
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