JP2006271753A - 清掃部材保持具 - Google Patents

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Abstract

【目的】清掃部材の着脱がワンタッチ操作で行え、掃除中に柄を斜めにして押しても清掃部材が外れるのを防止できる清掃部材保持具を提供する。
【構成】柄10がジョイント9を介して回動可能に連結された保持具本体2に清掃部材保持用保持片3、4を備え、開脚した保持片3、4を清掃部材7のポケット部8に差し込んだ状態での柄10の浅い押込操作で保持具本体2に保持片3、4を水平向きにロックさせる係止手段30を設け、柄10の更に深い押し込みでロック状態を解除させて保持片3、4を開脚させる係止解除手段31を設け、前記ジョイント9を含む柄10側と前記保持具本体2側との間に、柄10を垂直方向から押し込んだときに限って前記押込操作を許容する押込方向規制手段50を配備する。
【選択図】 図21

Description

この発明は、柄を有する保持具本体に、清掃部材上面のポケット部に着脱可能に差し込んで清掃部材を保持する保持片を備えた清掃部材保持具に関するものである。
従来、この種の清掃部材保持具の一例として、本出願人が先に出願したモップ保持具がある。図24〜図26は、特開平11−89779号(特許文献1)に開示された上記モップ保持具の構成図である。このモップ保持具は、図24〜図26に示すように、一対の支持片110、111を、X字形に交叉させてその交叉部をヒンジ部114により回動自在に連結している。保持具本体101の下面に、一方の支持片111の上端部は定軸芯回りに下方回動自在に支持され、他方の支持片110の上端部は保持具本体101の長手方向にスライド自在に支持されている。他方の支持片111の自由端部と保持具本体101との間には、自由端部を保持具本体101側へと押し付けることにより、湾曲ばね120の弾性に抗して係合し支持片110、111を水平状態にロックするロック機構117を備えている。また、このロック機構117は、本体上面に露出する押込可能な解除ボタン122を備えている。
前記ロック機構117は、保持具本体101に形成された上面開口状の円筒形の取付台118と、左右一対の湾曲ばね120を一体に有する前後一対のロック爪121を備えている。更に、取付台118内に上下方向移動可能に嵌合すると共に上面が保持具本体101の上面に露出するロック解除ボタン122が備えられている。また、他方の支持片111には、ロック機構117のロック爪121が係合可能な係合突起123が前後一対形成されている(例えば、特許文献1参照)。
このモップ保持具は、モップMを交換する場合、解除ボタン122の傾斜面145と連結部135の傾斜面143とのカム作用により、両ロック爪121を前後幅中心側へと押し縮め、ロックを解除する。これにより両支持片110、111を下降させてX形に開き、モップMが両支持片110、111から抜け落ちるようになっている。この従来技術のモップ保持具では、モップMに手を触れることなく、解除ボタン122を押すだけでモップMを保持具本体101から外すことができるので、作業員があまり手を汚すことがない。
特開平11−89777号公報
しかしながら、上記した従来のモップ保持具では、モップMで清掃するときに、保持具本体101が汚れる場合があり、この保持具本体101に設けられた解除ボタン122も汚れてしまう。この汚れた解除ボタン122を手で押してロック状態を解除して、保持具本体101からモップMを外すときに手が汚れてしまうことがあった。更に、解除ボタン122を手で押すときに、手を保持具本体101の解除ボタン122までのばして押さなくてはならないため、この作業が面倒であった。
また、従来の他の清掃用具は、モップや払拭布などの清掃部材を手で掴んで保持具本体から取り外す構造が殆どで、これらの清掃用具においては、清掃した後の汚れた清掃部材で手がより一層汚れてしまうという問題があった。
この発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであり、清掃部材の保持具本体への着脱がワンタッチ操作で行え、とくに、実際の掃除中に柄を斜めにして押し込んだ際に清掃部材が外れるのを確実に防止できる清掃部材保持具を提供することを課題としている。
本発明は、上記課題を解決するために提案されたものであって、本発明の第1の形態は、柄の下端側がジョイントを介して垂直面内に沿って回動変移可能に連結された保持具本体に、清掃部材上面のポケット部に着脱可能に差し込んで清掃部材を保持する保持片を備えた清掃部材保持具において、前記保持片が垂下状態から前記清掃部材上面のポケット部に差し込まれた際に、前記柄を浅く押し込むことにより前記保持具本体に前記保持片が水平向きにロックされる係止手段が設けられ、前記柄を更に深く押し込むことにより前記ロック状態が解除されて前記保持片を垂下可能にする係止解除手段が設けられており、さらに、前記ジョイントを含む柄側と前記保持具本体側との間に、柄を垂直方向又は略垂直方向から押し込んだときに限って前記押込操作を許容する押込方向規制手段を配備した清掃部材保持具である。
本発明の第2の形態は、前記ジョイントは、前記柄の下端部が回動可能に連結される上部軸受部と、前記柄の押込力を前記係止手段および係止解除手段に伝達する押圧部材に回動可能に連結される下部軸受部とがそれぞれ一体形成され、前記保持具本体上面には、前記ジョイントにおける下部軸受部の軸方向で前記押圧部材を挟んで対向する一対の凸状部が一体形成されており、前記ジョイントにおける下部軸受部の軸方向の両側と前記一対の凸状部における互いの対向面側とのいずれか一方に突起を一体形成し、他方に該突起に嵌合可能な縦溝状部を形成し、前記押込方向規制手段が前記突起と縦溝状部とで構成されている清掃部材保持具である。
本発明の第3の形態は、前記ジョイントにおける下部軸受部の軸方向の両側に前記突起が一体形成され、前記凸状部における互いの対向面に該突起に嵌合可能な縦溝状部が形成される清掃部材保持具である。
本発明の第4の形態は、前記ジョイントにおける下部軸受部が軸方向へ相互に離間した一対の軸受部材から構成され、前記軸受部材に軸孔を形成し、前記押圧部材に凸状軸部を両端に有する押圧突出部を形成し、前記一対の軸受部材間に前記押圧突出部の両側面を圧接状態で挟入して前記軸受部材の軸孔に前記凸状軸部を嵌合させ、前記押圧突出部から圧接摩擦を受けながら前記ジョイントが回動する清掃部材保持具である。
本発明の第5の形態は、前記係止解除手段は、ロック解除状態保持手段を備え、このロック解除状態保持手段は、前記保持片が清掃部材のポケット部に差し込まれた水平状態を保持し、前記柄を持ち上げたときに、この保持片を垂下状態にする清掃部材保持具である。
本発明の第6の形態は、前記係止手段は、前記保持片に内向き側に突出して設けられた左右一対の保持側係止片と、前記保持具本体内に内外移動可能に配設され外向きに突出された係止爪を有する左右一対の係止部材とを有し、前記柄を浅く押し込んだときに前記保持側係止片が上動して前記係止部材が内向きに移動した後、前記係止部材が外向きに移動して前記係止爪が前記保持側係止片の下側に入りこんで係合し、前記保持片を水平向きにロックする清掃部材保持具である。
本発明の第7の形態は、前記係止部材の係止爪には、上側外向きに傾斜するテーパー面が形成され、前記保持側係止片には、下側外向きに傾斜するテーパー面が形成されており、前記保持側係止片の上動によって、前記保持側係止片のテーパー面が前記係止爪のテーパー面に沿って上側に移動し、互いのテーパー面の頂点を過ぎた位置で前記係止爪の上面が前記保持側係止片の下面に入り込んで前記保持側係止片と前記係止爪が係合する清掃部材保持具である。
本発明の第8の形態は、前記左右一対の係止部材には、両側端から外側に弾性部が延設され、これら弾性部で前記左右一対の係止部材が弾発状態で内外移動可能に構成されている清掃部材保持具である。
本発明の第9の形態は、前記係止解除手段は、前記保持具本体内に配設されて前記柄を深く押し込んだ際に下向きに移動する押圧部材と前記係止部材から構成され、前記押圧部材の下端及び/又は前記係止部材の上端にテーパー面が形成され、前記押圧部材が深く押し込まれたときに前記係止部材が内向きに移動してこの係止部材の係止爪と前記保持側係止片との係合状態が解除される清掃部材保持具である。
本発明の第10の形態は、前記ロック解除状態保持手段は、前記保持片に内向きに突設された左右一対の突片の先端係合面と、前記係止部材の下面先端に設けられた係合用突起から構成され、前記係止状態が解除された後、柄を更に押し込むことにより前記係合用突起が前記先端係合面に係合して一時的にロック解除状態を保持する清掃部材保持具である。
本発明の第11の形態は、前記左右一対の係止部材の内側上面にバネ受け部材が載置され、前記押圧部材とこのバネ受け部材との間に、押圧部材を上向きに付勢するスプリングが配設されている清掃部材保持具である。
本発明の第12の形態は、前記保持片は左右一対設けられてX字状に交叉されており、その交叉部がスライド可能に連結され、前記清掃部材上面にはポケット部が形成されていて、前記左右一対の保持片が水平向きになったときに、これら保持片が前記ポケット部に挿入されて前記清掃部材が前記左右一対の保持片に取り付けられるようにした清掃部材保持具である。
本発明の第13の形態は、前記一対の保持片における外側の保持片には、その保持具本体側両端部に、保持具本体に穿設された枢支孔に入り込む外向き枢支軸部が設けられると共に、長手方向略中央に内向き突部が設けられており、内側の保持片の保持具本体側両端部に、前記保持具本体に突設された支持片に穿設された枢支孔に入り込む内向き枢支軸部が設けられ、前記内側の保持片に長手方向略中央部から保持具本体側に向けて形成され前記外側の保持片の内向き突部がスライド可能に入り込む長溝が設けられている清掃部材保持具である。
本発明の第1の形態によれば、保持片を清掃部材のポケット部に差し込んだ状態で柄を浅く押し込んだときに、保持具本体に保持片が係止手段で水平向きにロックされるので、清掃部材を保持具本体に装着するときに、手を汚したりすることはない。また、保持具本体に保持片が装着された状態で、柄を深く押し込むことにより前記ロック状態が解除されて保持片が垂下可能になる。このことにより、清掃部材を保持具本体から取り外すときに、清掃部材と保持具本体に手を触れることがなく、手を汚すことが全く無くなる。また、柄を浅く押し込んだり深く押し込んだりするだけで、保持具本体に清掃部材を装着したり保持具本体から清掃部材を取り外すことができるので、保持具本体への清掃部材の着脱を簡単に行うことができる。特に、押込方向規制手段により柄を垂直方向又は略垂直方向から押すときに限って該柄の押込操作が許容される。つまり、実際に柄を斜め方向から押して床などを清掃する際に、柄の押込操作はできないから、不用意に前記ロック状態が解除されて保持片から清掃部材が離脱するおそれはない。清掃部材としては、基布に多数のパイルを植成したモップ、基体下面にスポンジを取り付けたものや基体下面にブラシを取り付けたものなどがある。これらいずれの清掃部材にも本発明は適用できる。また、清掃用布体(織布、編布、不織布など)の上面にポケット部を形成することにより、容易にこの発明を適用することができる。
なお、保持片としては、保持具本体に枢着された垂下可能な一本の保持片でも、保持具本体の左右に枢着された垂下可能な左右一対の保持片でもよい。垂下可能な一本の保持片の場合には、清掃部材上面の左右にポケット部を形成し、水平固定された垂下不能な保持片を一方のポケット部に挿入し、垂下可能な保持片を他方のポケット部に挿入する。一本の保持片を柄の押込操作だけで垂下可能にすれば、清掃部材を着脱できる。また、垂下可能な左右一対の保持片の場合には、清掃部材上面の左右両端にポケット部を形成して、それぞれの保持片の先端部を左右両端のポケット部に挿入して清掃部材を保持具本体に装着することができる。このように、垂下可能な保持片が1本でも2本でも、この発明を適用することが可能である。
本発明の第2の形態によれば、ジョイントを介して柄を垂直にした状態で押し込みしたときは、例えばジョイント側に設けた突起が前記治具本体の凸状部に形成した縦溝状部に嵌合して、前記押し込み力が伝達されるが、実際に柄を傾けて治具本体を押しながら清掃している場合は、前記凸状部が縦溝状部に嵌合しないので、押込力が押圧部材に伝達されるとことはない。この場合は、突起と縦溝状部とにより、押込方向規制手段を簡単に構成することができる。なお、突起を治具本体の凸状部側に設け、縦溝状部をジョイント側に設けても同様の作用効果が発揮される。
本発明の第3の形態によれば、前記ジョイントにおける下部軸受部の軸方向の両側に前記突起が一体形成され、前記凸状部における互いの対向面に該突起に嵌合可能な縦溝状部が形成されるから、前記下部軸受部の好適な強度を保持することができる。即ち、前記下部軸受部に縦溝状部を形成することにより、この下部軸受部の強度が低下することがなく、前記ジョイントと保持部本体の好適な連結強度を付与することができる。従って、耐久性がより一層向上し、長期間に亘り清掃部材の着脱を行うことができる。
本発明の第4の形態によれば、前記一対の軸受部材間に前記押圧突出部の両側面を圧接状態で挟入して前記軸受部材の軸孔に前記凸状軸部を嵌合させ、前記ジョイントが前記押圧突出部から圧接摩擦を受けながら回動するから、所定の力が付与された場合に前記保持具本体に対するジョイントの角度が変化し、清掃時又は移動時における前記保持具本体の不安定な回動を防止することができる。従って、前記清掃部材を好適な押圧で床面等に接触させて清掃することができる。
本発明の第5の形態によれば、係止解除手段に備えられたロック解除保持手段によって、ロック解除状態が保持されることにより、柄を持ち上げないときには、ロック解除状態でも保持具本体に対して保持片を水平向きに保持できる。このことにより、保持片を水平向きにしたままでも、ロック解除状態からロック状態に逆戻りすることを防げる。柄を持ち上げることにより、保持片と清掃部材の自重によって保持片が垂下状態になり、保持具本体から清掃部材を簡単に取り外しすることができる。従って、保持具本体と清掃部材に手を触れることがないので、手を汚すことが全くない。
本発明の第6の形態によれば、係止手段が、保持片に内向き側に突出して設けられた左右一対の保持側係止片と、保持具本体側に配設され係止爪を有する左右一対の係止手段とからなるので、構造を簡単化することができる。また、係止手段の係止爪が保持側係止片の下側に入り込んで確実に係合する。このことにより、この係合状態が不用意に外れることがなく、確実に保持片を水平向きにロックした状態を保つことができる。従って、清掃するときに清掃部材が保持具本体から不用意に外れることがなく、清掃が行い易い。
本発明の第7の形態によれば、保持側係止片のテーパー面が係止部材の係止爪のテーパー面に沿って移動し、互いのテーパー面の頂点を過ぎた位置で係止爪の上面が保持側係止片の下面に入り込むので、その動作をスムーズにできる。従って、柄を浅く押し込む際に、強い力を必要とせず軽い力で押し込むことができる。また、係止爪の上面が保持側係止片の下面にいりこんでロックされるので、このロック状態が清掃時に外れることがない。特に、女性や子供などが清掃する場合でも、柄を軽い力で楽に押し込んで保持片を水平向きにロックして清掃部材を保持具本体に装着することがことができる。これとともに、このロック状態を外れることなく確実に保持でき清掃を簡単に行うことができる。
本発明の第8の形態によれば、左右一対の係止部材の両側端から外側に延設された弾性部で、左右一対の係止部材を弾発状態で内外移動可能(開閉可能)とする構造なので、他の弾性部材を必要とすることがなく構造を簡単化することができる。また、部品点数を少なくすることができる。更に、弾性部が左右一対の係止部材と一体に形成されているので、構造を強化することができる。また、左右一対の係止部材の開閉を確実に且つスムーズに行うことができる。この弾性部は略U字形や略円弧形状に形成することにより、前記弾発状態を有効に発現できる。
本発明の第9の形態によれば、柄を深く押し込んだ際に、押圧部材の下端及び係止部材の上端のテーパー面に沿って係止部材をスムーズに内向きに移動することができる。また、係止部材の内向きの移動でこの係止部材の係止爪と保持側係止片との係合状態が解除されるので、柄を深く押し込むことによりこの係合状態の解除を簡単に行うことができる。このテーパー面は、押圧部材の下端又は係止部材の上端のいずれか一方に形成して、他方は板状、棒状や略半球状等の端部としてもよい。また、押圧部材の下端と係止部材の上端の両方にテーパー面を形成して、これら両テーパー面が互いに接して係止部材が内向きに移動するように構成してもよい。
本発明の第10の形態によれば、保持片における左右一対の突片の先端係合面と係止部材の下面の係合用突起が係合するので、別部材を用いずにその構造を簡単化できる。柄を更に押し込むだけで係合用突起と先端係合面を係合するので、解除状態を保持する操作を簡単に行うことができる。また、この係合によって、保持片が水平向きに保持されていても元のロック状態に戻らないようにでき、誤動作を防ぐことができる。更に、柄を持ち上げることにより、このロック解除状態保持から保持片と清掃部材の自重によって保持片を簡単に垂下できる。
本発明の第11の形態によれば、バネ受け部材と押圧部材との間にスプリングを配設したので、押圧部材をこのスプリングで自動的に上向きに付勢移動でき、押圧部材を元の位置に自動的に復帰させることができる。また、押圧部材を押し込むときに、弾発力を持って押し込むことができるので、柄を持つ手に心地よい反動を感じながら押し込むことができる。
本発明の第12の形態によれば、左右一対の保持片をX字状に交叉したので、これら左右一対の保持片を容易に垂下したり水平向きにしたりできる。また、左右一対の保持片を備えている場合、清掃部材のポケット部は、清掃部材の左右両端に設ければよい。このポケット部の各々に左右一対の保持片の各先端部付近を差し込むことによって、清掃部材が保持具本体に装着されるので、清掃部材の装着状態が安定した状態となり、不用意に清掃部材が外れない利点がある。
本発明の第13の発明によれば、各保持片が保持具本体の枢支孔で回動自在に枢着されるようにしたので、その構造を簡単化できるとともに、各保持片の垂下動作(回動動作)をスムーズにできる。また、内側の保持片に形成された長溝に外側の保持片の内向き突部がスライド可能に入り込んでいるので、両保持片の垂下動作をスムーズに行うことができる。従って、清掃部材のポケット部への保持片の装着を簡単且つ確実に行うことができ、清掃時に清掃部材が保持具本体から離脱することを防ぐことができて清掃を行い易い。
以下、この発明に係る清掃部材保持具の実施の形態を図面に従って説明する。
図1は、この発明の実施形態の清掃部材保持具にモップからなる清掃部材を装着した状態の斜視図である。図1に示すように、この実施形態の清掃部材保持具1は、保持具本体2に左右一対の保持片3、4が水平向きにロックされている。基布5に多数のパイル6が植成されたモップからなる清掃部材7の上面における左右のポケット部8、8に、水平向きにロックされた状態で左右一対の保持片3、4が挿入されている。保持具本体2にはその中央部に左右一対の取付用凸状部2a、2aが上向きに突設されていて、これら取付用凸状部2a、2aの間に回動自在にジョイント9が取り付けられている。このジョイント9の上端に柄10の二股状下部10aが回動自在に取り付けられていて、柄10は前後左右に傾倒できるように構成されている。図1の状態で作業員が柄10を持って清掃部材7のパイル6を床面などに押し付けて清掃する。
図2は、実施形態の清掃部材保持具から清掃部材を取り外した状態の斜視図である。図2に示すように、図1の状態から柄10を深く押し込むと係止手段によるロック状態が解除されて、清掃部材7の自重により左右一対の保持片3、4がX字形に垂下される。これにより、保持片3、4が清掃部材7のポケット部8、8から離脱して清掃部材保持具1から清掃部材7が取り外される。左右一対の保持片3、4は先端のポケット挿入片部11、12と前後の板状腕部13、14とでそれぞれ構成されている。後述するが、左右一対の保持片3、4の板状腕部13、14はその端部が保持具本体2の前後縁に枢支されていると共に、内側の保持片3の板状腕部13の外側面に所定長さ形成された長溝15、15に、外側の保持片4の板状腕部14に内向きに突設された内向突部16、16がスライド可能に入り込んでいる。
図3は、左右一対の保持片が水平向きにロックされた状態の清掃部材保持具の正面図である。図3に示すように、清掃部材保持具1は、左右一対の保持片3、4が水平向きにロック状態で保持されるようになっている。このとき、左右一対の保持片3、4のポケット挿入片11、12は保持具本体2の左右端から突出され、板状腕部13、14は保持具本体2内に収容されて外部に露出しない状態になっている。
図4は図3の状態から保持片を垂下した状態の清掃部材保持具の正面図である。図4に示すように、左右一対の保持片3、4はロック状態が解除されると、X字形に垂下される。左右一対の保持片3、4の板状腕部13、14の端部は保持具本体2に枢支されている。また、前述したように、内側の保持片3の板状腕部13の外側面に所定長さ形成された長溝15、15に、外側の保持片4の板状腕部14に内向きに突設された内向突部16、16がスライド可能に入り込んでいる。
図5は、清掃部材保持具における保持具本体の裏面図である。図5に示すように、保持具本体2の前後側壁部の一端部には枢支孔2b、2bが穿設されており、左右側壁部の他端部には支持片2c、2cが内向きに突設されていて、これらの支持片2c、2cに枢支孔2d、2dが穿設されている。また、保持具本体2の左右側壁部には、両保持片3、4の板状腕部13、14が入り込む切溝2e、2fが形成されている。
図6は、清掃部材保持具における外側の保持片の平面図である。図6に示すように、外側の保持片4の板状腕部14、14には、その端部に外向き枢支軸部17、17が突設され、略中央位置には内向突部16、16が突設されている。
図7は、清掃部材保持具における内側の保持片の平面図である。図7に示すように、内側の保持片3の板状腕部13、13には、その端部に内向き枢支軸部18、18が突設され、外面の所定位置には長溝15、15が形成されている。また、板状腕部13、13の内面側の所定位置には、一対の保持側係止片19、19と一対の突片20、20が突設され、突片20、20には先端係合面20a、20aが形成されている。
図8は、図6に示す外側の保持片と図7に示す内側の保持片を組み付けた状態の平面図である。図8に示すように、内側の保持片3と外側の保持片4とを組み付けると、内側の保持片3における板状腕部13、13の長溝15、15に外側の保持片4における板状腕部14、14の内向突部16、16がスライド可能に入り込んだ状態となる。
図9は、図8のA−A線断面図である。図9に示すように、内側の保持片3における板状腕部の長溝15、15に外側の保持片4における板状腕部14、14の内向き突部16、16が入り込んでいる。これら長溝15、15と内向き突部16、16との間に若干の隙間がある。また、保持側係止片19、19の端部の上面には下広がり状のテーパー面19a、19aが形成されている。また、突片20、20の先端の板状部分には、その内側に下広がり状のテーパー面20b、20bが形成されている。
図10は、図5に示す保持具本体に係止部材を組み込んだ状態の裏面図である。図10に示すように、一対の係止部材21、21は保持具本体2の中央部に組み込まれ、保持具本体2内で内外移動可能に配設されている。この係止部材21には、その両端から外側に略円弧状の弾性部22が延設され、この弾性部材22で一対の係止部材21、21が弾発状態で開閉可能(内外移動可能)に構成されている。この係止部材21、21は外向きに突出した係止爪23を有している。
図11は、係止部材を示し、(11A)はその正面図、(11B)はその裏面図、(11C)は(11B)のB−B線断面図である。(11A)、(11B)、(11C)に示すように、係止部材21、21は上記した係止爪23を有し、この係止爪23には、上側向きに傾斜するテーパー面23aが形成されている。また、係止部材21、21の下面には凹部24が形成され、その先端に係合用突起25が設けられている。また、この係合用突起25には内側に傾斜するテーパー面25aが形成されている。更に、係止部材21、21の上端には上側内向きのテーパー面21aが形成されている。
図12は、左右一対の保持片が水平向きにロックされた状態の清掃部材保持具の裏面図である。図12に示すように、左右一対の保持片3、4の板状腕部13、14は、保持具本体2の外側寄り位置に配設され、係止部材21、21はその内側に組み付けられるようになっている。左右一対の保持片3、4のポケット挿入片部11、12の裏面側には、補強用の縁部11a、12aが設けられている。
図13は、左右一対の保持片が係止手段でロックされて水平向きに保持されている清掃部材保持具の縦断面図である。図13に示すように、保持具本体2内の上部には略コ字形の押圧部材26が配設されており、この押圧部材26の両袖部の下端内側にはテーパー面26a、26aが形成されている。このテーパー面26a、26aは、一対の係止部材21、21における上端のテーパー面21a、21aと向き合っている。一対の係止部材21、21の内側上面にはバネ受け部材27が載置され、押圧部材26とこのバネ受部材27との間に、押圧部材26を上向きに付勢するスプリング28が配設されている。
また、押圧部材26には上向きに押圧突出部26bが設けられ、この押圧突出部26bにジョイント9の回転軸29の下端が接している。押圧部材26の上面の円弧面26cにはジョイント9の下面が接していて、柄10を押し込むことによりジョイント9が押し込まれて押圧部材26が下向きに押し込まれるように構成されている。
また、保持具本体2の開孔部2gの孔縁には、下側から上側に向けて縦溝2hが形成され、この縦溝2hの上端は水平縁2iに形成されている。一方、押圧部材26の左右両端には、縦溝2hに入り込んで水平縁2iで係止される係止突起26dが設けられ、この係止突起26dは押圧部材26が下側に向けて押し込まれるときに縦溝2hにガイドされて移動される。図13の状態は、一対の係止部材21、21の係止爪23、23が内側の保持片3における保持側係止片19、19の下側に入り込んで係合されている。これにより、保持片3、4が水平向きにロックされた状態となっている。尚、保持片3の保持側係止片19、19と係止爪23を有する一対の係止部材21、21とで係止手段30が構成されている。
図14は、図13の状態から柄を若干押し込んだ状態の清掃部材保持具の縦断面図である。図14に示すように、柄10を押し込むとジョイント9が押し込まれ、押圧部材26が下向きに移動する。この押圧部材26における両袖部の下端のテーパー面26a、26aと係止部材21、21のテーパー面21a、21aが接する。これによって、押圧部材26のテーパー面26a、26aで係止部材21、21のテーパー面21a、21aが押され係止部材21、21が内側に移動する。
図15は、図14の状態から柄を更に押し込んで係止手段のロック状態を解除し、ロック解除状態保持手段でロック解除状態を保持した状態の清掃部材保持具の縦断面図である。図15に示すように、押圧部材26が更に押し込まれると、係止部材21、21の係止爪23、23と内側の保持片3の保持側係止片19、19の係止が解かれて係止手段30によるロックが解除される。尚、押圧部材26と係止部材21、21で係止解除手段31が構成されている。ロックが解除された後に、押圧部材26が更に押し込まれ、係止部材21、21の凹部24、24内に内側の保持片3の突片20、20が入り込む。このとき、突片20,20の先端係合面20a、20aと係合用突起25,25とが係合してロック解除状態が一時的に保持される。なお、突片20,20の先端係合面20a、20aと係合用突起25,25でロック解除状態保持手段32が構成されている。
図16は、図15の状態から左右一対の保持片が垂下し始める状態の清掃部材保持具の縦断面図である。図16に示すように、柄10を持ち上げると保持片3,4に装着された清掃部材7の自重によりロック解除状態が保持された状態から、保持片3、4が下側に向けて垂下し始め、保持片3、4から清掃部材7が取り外される。なお、図14、図15、図16において、柄10は深く押し込まれている。
図17は、柄を若干押し込んで左右一対の保持片を上向きに押し上げる状態の清掃部材保持具の縦断面図である。図17に示すように、保持片3,4が垂下した状態で柄10を押し込むと、清掃部材からの反力で保持片3、4が上向きに押し上げられる。
図18は、図17の状態から柄を更に押し込んで左右一対の保持片を更に上向きに押し上げた状態の清掃部材保持具の縦断面図である。図18に示すように、保持片3、4が上向きに移動、即ち保持具本体2が下向きに移動すると、係止部材21、21の係止爪23、23のテーパー面23a、23aに内側の保持片3における保持側係止片19、19のテーパー面19a、19aが当接する。
図19は図18の状態から柄を更に押し込んで左右一対の保持片を更に若干押し上げた状態の清掃部材保持具の縦断面図である。図19に示すように、保持片3、4が更に上向きに移動、即ち保持具本体2が下向きに更に移動すると、保持片3、4における保持側係止片19、19のテーパー面19a、19aに押されて一対の係止部材21、21が内向きに移動する。
図20は、図19の状態から柄を更に押し込んで左右一対の保持片が係止手段で水平向きにロックされた状態の清掃部材保持具の縦断側面図である。図20に示すように、互いのテーパー面19a、19a及び23a、23aの頂部を越すと、係止部材21、21の係止爪23,23が保持側係止片19,19の下側に入り込んで係止状態となり、ロックされる。このとき、清掃部材7のポケット部8、8に保持片3、4のポケット挿入片部11,12が挿入されて、清掃部材7が装着された状態となる。なお、図17〜図20では、柄10は浅く押し込まれる。
このように、係止状態から柄10を深く押し込むと清掃部材保持具1から清掃部材7が離脱され、離脱された状態から柄10を浅く押し込むと清掃部材7が清掃部材保持具1に装着される。なお、この実施形態では、清掃部材7として基布5に複数のパイル6を植成したモップについて説明したが、これに限らず、基体下面にスポンジを取り付けたものや基体下面にブラシを取り付けたもの、清掃面として基布面を利用するものなどの各種の清掃部材に適用できることは勿論である。
図21〜図23は、この発明の他の実施形態を示し、前記実施形態と同一もしくは相当部所には、同一符号を付してそれらの説明を省略する。図21〜図23において、前記柄10の下端側における二股部10aと保持具本体2側とを連結するジョイント9は、ジョイント基部9aと、ジョイント基部9aの上面に一体形成された上部軸受部9bと、ジョイント基部9aの下面に一体形成された左右一対の軸受部材9d、9dから構成される下部軸受部9fとからなる。
前記上部軸受部9bには、軸孔9cが形成されており、この軸孔9cは、前記二股部10aの股間部10bに上部軸受部9bを挿入した際に、該二股部10aの各対向面に形成された凸軸10c、10cに嵌合されるようになっており、また、軸受部材9d、9dには、前記軸孔9cの軸方向(前後方向)と直交方向(左右方向)へ向いた軸孔9e、9eがそれぞれ形成されている。
前記ジョイント基部9aの左右側面には、キー部のような突起51、51がそれぞれ一体形成されている。前記ジョイント9を介して柄10の押込力を受ける押圧部材26の上面には、前記軸受部材9d、9dの軸方向で対向している一対の凸状部2a,2a間に位置して側面形状が逆U字形の押圧突出部26bが一体形成されている。
この押圧突出部26bには、左右両側面に突出する凸状軸部41、41が設けれている。これら両凸状軸部41、41に前記軸受部材9d、9dの軸孔9e、9eが嵌合されて前記ジョイント9を傾倒可能に枢支・連結してあり、柄10を押込力は前記ジョイント9を介して押圧部材26に伝達される。なお、前記軸受部材9d、9dを前記押圧部材26の押圧突出部26bの左右両側面を僅かに圧接させておけば、ジョイント9が前記押圧突出部26bにブラブラすることもない良好な枢支・連結状態が得られる。
前記凸状部2a,2aの各上面には、両者2a,2aの対向面側に開放されたキー溝のような縦溝状部42、42がそれぞれ形成されており、これら縦溝状部42、42と前記突起51、51とにより、前記柄10を垂直方向から押し込んだときに限って互いに嵌合して押込操作を許容する押込方向規制手段50が構成されている。
このような構成の清掃部材保持具1においては、基本的な動作は、前記実施形態と同じである。つまり保持片3、4を清掃部材7のポケット挿入片部11、12に差し込んだ状態で柄を浅く押し込んだときに、保持具本体2に保持片3、4が水平向きにロックされ、また、保持具本体2に保持片3、4が装着された状態で、柄10を深く押し込むことにより前記保持片3、4が垂下可能になり、容易に清掃部材7と保持具本体2から外すことができる。
ところで、実際の清掃作業では、柄10を図23に示すように斜めにして該柄10を押しながら保持具本体2を移動させるから、柄10の押込方向の規制がないと、前記柄10から深い(強い)押込力が作用すると、前記保持片3、4の水平状態保持のロックが解除されて、清掃部材7が不用意に外れるおそれがある。
この点について、この実施形態では、ジョイント9における基部9aの両側に突設した突起51、51と前記治具本体2における凸状部2a,2aに形成した縦溝状部42、42により、前記柄10を垂直方向から押し込んだときに限って前記押込操作を許容する押込方向規制手段50が構成されているから、柄10を図23に示すように斜めにして該柄10を押して保持具1を移動させながら掃除する際に、柄10を深く押しても前記突起51、51が縦溝状部42、42に嵌まらない。従って、前記押圧部材26が押し込まれないから、前記保持片3、4の水平状態保持のロックが意に反して解除されるのが確実に防止される。
また、保持片3、4を清掃部材7のポケット挿入片部11、12に差し込んだ状態で柄10を垂直方向から押すと、前記突起51、51が縦溝状部42、42に嵌まるから、前記押込力が押圧部材26に伝達され、浅い押込で前記保持具本体2に保持片3、4が水平向きにロックされて、清掃部材7が保持片3、4に装着保持される。さらに、深く押せば、保持片3、4が垂下可能になり、そのまま柄10を持ち上げると、保持片3、4が垂下して清掃部材7を自動的に外すことができる。
なお、前記突起51,51を前記凸状部2a,2aに設け、縦溝状部42、42を前記ジョイント9側に設けることも可能である。また、この実施形態では、押込方向規制手段50を、前記突起51、51と縦溝状部42、42で構成したもので説明したが、この構成はあくまでも一例であり、柄10の押込方向を垂直方向に限定できる構造であれば、変形構造などをを含めて任意の構成を適宜採用可能である。
本発明に係る清掃部材保持具は、保持片を清掃部材のポケット部に差し込んだ状態で柄を浅く押し込んだときに、保持具本体に保持片が係止手段で水平向きにロックされ、柄を深く押し込むことにより前記ロック状態が解除されて保持片が垂下可能になる。従って、柄を浅く押し込んだり深く押し込んだりするだけで、清掃部材の保持具本体への着脱がワンタッチ操作で行え、清掃した後の汚れた清掃部材で手を汚すことが無く、掃除中に柄を斜めにして押し込んだ際に清掃部材が外れるのを確実に防止できる清掃部材保持具を提供することができる。
この発明の実施形態の清掃部材保持具にモップからなる清掃部材を装着した状態の斜視図である。 実施形態の清掃部材保持具から清掃部材を取り外した状態の斜視図である。 左右一対の保持片が水平向きにロックされた状態の清掃部材保持具の正面図である。 図3の状態から保持片を垂下した状態の清掃部材保持具の正面図である。 清掃部材保持具における保持具本体の裏面図である。 清掃部材保持具における外側の保持片の平面図である。 清掃部材保持具における内側の保持片の平面図である。 図6に示す外側の保持片と図7に示す内側の保持片を組み付けた状態の平面図である。 図8のA−A線断面図である。 図5に示す保持具本体に係止部材を組み込んだ状態の裏面図である。 係止部材を示し、(11A)はその正面図、(11B)はその裏面図、(11C)は(11B)のB−B線断面図である。 左右一対の保持片が水平向きにロックされた状態の清掃部材保持具の裏面図である。 左右一対の保持片が係止手段でロックされて水平向きに保持されている清掃部材保持具の縦断面図である。 図13の状態から柄を若干押し込んだ状態の清掃部材保持具の縦断面図である。 図14の状態から柄を更に押し込んで係止手段のロック状態を解除し、ロック解除状態保持手段でロック解除状態を保持した状態の清掃部材保持具の縦断面図である。 図15の状態から左右一対の保持片が垂下し始める状態の清掃部材保持具の縦断面図である。 柄を若干押し込んで左右一対の保持片を上向きに押し上げる状態の清掃部材保持具の縦断面図である。 図17の状態から柄を更に押し込んで左右一対の保持片を更に上向きに押し上げた状態の清掃部材保持具の縦断面図である。 図18の状態から柄を更に押し込んで左右一対の保持片を更に若干押し上げた状態の清掃部材保持具の縦断面図である。 図19の状態から柄を更に押し込んで左右一対の保持片が係止手段で水平向きにロックされた状態の清掃部材保持具の縦断面図である。 この発明の他の実施形態における清掃部材保持具における柄取り付け部位の分解斜視図である。 図21の清掃部材保持具を示す一部破断正面図である。 図21の清掃部材保持具を示す一部破断側面図である。 従来のモップ保持具の縦断正面図である。 従来のモップ保持具の支持片をX形に開いた状態の縦断正面図である。 従来のモップ保持具の部分縦断側面図である。
符号の説明
1 清掃部材保持具
2 保持具本体
2a 凸状部
2b 枢支孔
2c 支持片
2d 枢支孔
2e 切溝
2g 開孔部
2h 縦溝
2i 水平線
3 保持片
4 保持片
5 基布
6 パイル
7 清掃部材
8 ポケット部
9 ジョイント
9a ジョイント基部
9b 上部軸受部
9d 軸受部材
9e 軸孔
9f 下部軸受部
10 柄
10a 二股部
10b 股間部
10c 凸軸
11 ポケット挿入部
11a 縁部
12 ポケット挿入部
12a 縁部
13 板状腕部
14 板状腕部
15 長溝
16 内向突部
17 枢支軸部
18 枢支軸部
19 保持側係止片
19a テーパー面
20 突片
20a 先端係合面
20b 先端係合面
21 係止部材
22 弾性部材
23 係止爪
23a テーパー面
24 凹部
25 係合用突起
26 押圧部材
23a テーパー面
26b 押圧突出部
27 バネ受部材
28 スプリング
29 回転軸
30 係止手段
31 係止解除手段
32 ロック解除状態保持手段
41 凸状軸部
42 縦溝状部
50 押込方向規制手段
51 突起

Claims (13)

  1. 柄の下端側がジョイントを介して垂直面内に沿って回動変移可能に連結された保持具本体に、清掃部材上面のポケット部に着脱可能に差し込んで清掃部材を保持する保持片を備えた清掃部材保持具において、前記保持片が垂下状態から前記清掃部材上面のポケット部に差し込まれた際に、前記柄を浅く押し込むことにより前記保持具本体に前記保持片が水平向きにロックされる係止手段が設けられ、前記柄を更に深く押し込むことにより前記ロック状態が解除されて前記保持片を垂下可能にする係止解除手段が設けられており、さらに、前記ジョイントを含む柄側と前記保持具本体側との間に、柄を垂直方向又は略垂直方向から押し込んだときに限って前記押込操作を許容する押込方向規制手段を配備したことを特徴とする清掃部材保持具。
  2. 前記ジョイントは、前記柄の下端部が回動可能に連結される上部軸受部と、前記柄の押込力を前記係止手段および係止解除手段に伝達する押圧部材に回動可能に連結される下部軸受部とがそれぞれ一体形成され、前記保持具本体上面には、前記ジョイントにおける下部軸受部の軸方向で前記押圧部材を挟んで対向する一対の凸状部が一体形成されており、前記ジョイントにおける下部軸受部の軸方向の両側と前記一対の凸状部における互いの対向面側とのいずれか一方に突起を一体形成し、他方に該突起に嵌合可能な縦溝状部を形成し、前記押込方向規制手段が前記突起と縦溝状部とで構成されている請求項1に記載の清掃部材保持具。
  3. 前記ジョイントにおける下部軸受部の軸方向の両側に前記突起が一体形成され、前記凸状部における互いの対向面に該突起に嵌合可能な縦溝状部が形成される請求項2に記載の清掃部材保持具。
  4. 前記ジョイントにおける下部軸受部が軸方向へ相互に離間した一対の軸受部材から構成され、前記軸受部材に軸孔を形成し、前記押圧部材に凸状軸部を両端に有する押圧突出部を形成し、前記一対の軸受部材間に前記押圧突出部の両側面を圧接状態で挟入して前記軸受部材の軸孔に前記凸状軸部を嵌合させ、前記押圧突出部から圧接摩擦を受けながら前記ジョイントが回動する請求項3に記載の清掃部材保持具。
  5. 前記係止解除手段は、ロック解除状態保持手段を備え、このロック解除状態保持手段は、前記保持片が清掃部材のポケット部に差し込まれた水平状態を保持し、前記柄を持ち上げたときに、この保持片を垂下状態にする請求項1乃至4に記載の清掃部材保持具。
  6. 前記係止手段は、前記保持片に内向き側に突出して設けられた左右一対の保持側係止片と、前記保持具本体内に内外移動可能に配設され外向きに突出された係止爪を有する左右一対の係止部材とを有し、前記柄を浅く押し込んだときに前記保持側係止片が上動して前記係止部材が内向きに移動した後、前記係止部材が外向きに移動して前記係止爪が前記保持側係止片の下側に入りこんで係合し、前記保持片を水平向きにロックする請求項1乃至5に記載の清掃部材保持具。
  7. 前記係止部材の係止爪には、上側外向きに傾斜するテーパー面が形成され、前記保持側係止片には、下側外向きに傾斜するテーパー面が形成されており、前記保持側係止片の上動によって、前記保持側係止片のテーパー面が前記係止爪のテーパー面に沿って上側に移動し、互いのテーパー面の頂点を過ぎた位置で前記係止爪の上面が前記保持側係止片の下面に入り込んで前記保持側係止片と前記係止爪が係合する請求項6に記載の清掃部材保持具。
  8. 前記左右一対の係止部材には、両側端から外側に弾性部が延設され、これら弾性部で前記左右一対の係止部材が弾発状態で内外移動可能に構成されている請求項6又は7に記載の清掃部材保持具。
  9. 前記係止解除手段は、前記保持具本体内に配設されて前記柄を深く押し込んだ際に下向きに移動する押圧部材と前記係止部材から構成され、前記押圧部材の下端及び/又は前記係止部材の上端にテーパー面が形成され、前記押圧部材が深く押し込まれたときに前記係止部材が内向きに移動してこの係止部材の係止爪と前記保持側係止片との係合状態が解除される請求項6、7又は8に記載の清掃部材保持具。
  10. 前記ロック解除状態保持手段は、前記保持片に内向きに突設された左右一対の突片の先端係合面と、前記係止部材の下面先端に設けられた係合用突起から構成され、前記係止状態が解除された後、柄を更に押し込むことにより前記係合用突起が前記先端係合面に係合して一時的にロック解除状態を保持する請求項5に記載の清掃部材保持具。
  11. 前記左右一対の係止部材の内側上面にバネ受け部材が載置され、前記押圧部材とこのバネ受け部材との間に、押圧部材を上向きに付勢するスプリングが配設されている請求項9に記載の清掃部材保持具。
  12. 前記保持片は左右一対設けられてX字状に交叉されており、その交叉部がスライド可能に連結され、前記清掃部材上面にはポケット部が形成されていて、前記左右一対の保持片が水平向きになったときに、これら保持片が前記ポケット部に挿入されて前記清掃部材が前記左右一対の保持片に取り付けられるようにした請求項1乃至11のいずれかに記載の清掃部材保持具。
  13. 前記一対の保持片における外側の保持片には、その保持具本体側両端部に、保持具本体に穿設された枢支孔に入り込む外向き枢支軸部が設けられると共に、長手方向略中央に内向き突部が設けられており、内側の保持片の保持具本体側両端部に、前記保持具本体に突設された支持片に穿設された枢支孔に入り込む内向き枢支軸部が設けられ、前記内側の保持片に長手方向略中央部から保持具本体側に向けて形成され前記外側の保持片の内向き突部がスライド可能に入り込む長溝が設けられている請求項12に記載の清掃部材保持具。
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