JP4387831B2 - 清掃部材保持具、清掃部材及び清掃用具 - Google Patents

清掃部材保持具、清掃部材及び清掃用具 Download PDF

Info

Publication number
JP4387831B2
JP4387831B2 JP2004050398A JP2004050398A JP4387831B2 JP 4387831 B2 JP4387831 B2 JP 4387831B2 JP 2004050398 A JP2004050398 A JP 2004050398A JP 2004050398 A JP2004050398 A JP 2004050398A JP 4387831 B2 JP4387831 B2 JP 4387831B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning member
holder
holding piece
pair
holding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004050398A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005237587A (ja
Inventor
和竹 西村
貴行 宮下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Duskin Co Ltd
Original Assignee
Duskin Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Duskin Co Ltd filed Critical Duskin Co Ltd
Priority to JP2004050398A priority Critical patent/JP4387831B2/ja
Publication of JP2005237587A publication Critical patent/JP2005237587A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4387831B2 publication Critical patent/JP4387831B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)

Description

本発明は、床などを掃いたり拭いたりする清掃用具、及び前記清掃用具を構成する清掃部材及び清掃部材保持具に関し、更に詳細には、折り畳み可能な保持片と保持具本体に一体形成された保持片を有し、種々の清掃部材を簡単に着脱することができる清掃部材保持具と、この清掃部材保持具によって保持される一対の被保持部を有し、前記清掃部材保持具から容易に着脱できる清掃部材と、前記清掃部材保持具及び清掃部材から構成される清掃用具に関する。
清掃部材が装着された種々の清掃用具では、使用しているうちに前記清掃部材が汚れてくるので、これを交換できるように該清掃部材を清掃部材保持具に対して着脱できるものが広く普及している。
従来の清掃部材保持具として、比較的簡単な構成で清掃部材を清掃部材保持具に着脱できるようにした技術が知られている(例えば、特許文献1)。
図8の清掃部材保持具は、特許文献1に開示するモップ支持具の係止メカニズムを強調し、単純化して示している。図8に示すように、図示しない柄の連結部101が形成された保持具本体102に、清掃部材107における一対の被保持部107a、107bにそれぞれ差し込み保持させるために、水平面内で互いに反対方向へ突出する一対の保持片103、104を設け、一方の保持片103を前記保持具本体102に一体形成し、他方の保持片104の基端部を前記保持具本体102の下面側に位置して前記突出位置(実線で示す位置)と下方側に垂れる折り畳み位置(鎖線で示す位置)との間で回動可能に枢支し、前記折り畳み可能な保持片104の上面に、前記保持具本体102に形成された係合孔105に係脱可能に係合する係止突片106を上向きに一体形成したものである。
この清掃部材保持具によれば、前記保持片103、104を清掃部材107の被保持部107a、107bにそれぞれ差し込んでから折り畳み可能な保持片104を突出位置に回動させると、前記係止片106が係合孔105に係合し、両保持片103、104により清掃部材107を装着・保持でき、また、前記係止片106の先端を指で押して前記係合孔105から外せば、前記保持片104が下方に回動変移し、これにより前記清掃部材107の一方の被保持部10bが該保持片104から滑落し、これに伴って他方の被保持部107aも保持片103が外れるようになっている。
特開平6−154145号公報
しかし、上記した従来のものは、清掃部材を清掃部材保持具から外す際に、前記係止片106の先端を押して強制的に撓まさないと、係合孔105から外すことができず、操作になかなか手間がかるという問題がある。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、清掃部材の取り外しが容易に行え、使いやすい清掃部材保持具を提供することを課題としている。
本発明は、上記課題を達成するためになされたものであり、柄が連結される保持具本体と、前記保持具本体から互いに水平面内で反対方向へ突出するとともに、少なくとも一方が前記突出位置と下方側に折り込まれた折り畳み位置との間で回動可能に枢支されて、前記突出位置で清掃部材の上面側の一対の被保持部をそれぞれ差し込み保持する一対の保持片と、これらの保持片のいずれか一方に突設された弾性片の先端部と、他方の保持片に形成されて、前記折り畳み可能な保持片の突出位置で互いに係脱可能に係合して該保持片を突出状態に保持させる係合手段と、前記保持具本体に設けられて、押圧操作で前記弾性片を弾性変形させて前記係合手段の係合状態を解除させる係合解除手段と、を備えている清掃部材保持具である。
本発明の第2の形態は、前記保持具本体が、その下面側に、前記保持片の突出方向と水平面内で直交する方向の両側にそれぞれ位置して該突出方向へ沿った側壁を有しており、前記折り畳み可能な保持片を互いに水平面内で平行に前記各側壁内面に沿って延びる一対のアームを介して前記保持具本体側に枢支する一方、他方の保持片を保持具本体に一体形成し、前記一対のアームの各外面に該アームに沿って延びる弾性片をそれぞれ一体形成する清掃部材保持具である。
本発明の第3の形態は、前記保持具本体が、その下面側に、前記保持片の突出方向と水平面内で直交する方向の両側にそれぞれ位置して該突出方向へ沿った側壁を有しており、前記折り畳み可能な保持片を互いに水平面内で平行に前記各側壁内面に沿って延びる一対のアームを介して前記保持具本体側に枢支する一方、他方の保持片を保持具本体に一体形成し、前記一対のアームの各外面に該アームに沿って延びる弾性片をそれぞれ一体形成し、前記係合手段を、前記弾性片の各先端に形成された係止突起と前記側壁の各内面に形成された係合孔部とで構成し、前記係合解除手段を、前記両側壁にそれぞれ切り込み形成された一対の弾性片部と、これら弾性片部に支持されて、該側壁の各外面側からの押し込み操作で前記係止突起を係合孔部から離脱させる押しボタンとから構成してなる清掃部材体保持具である。
本発明の第4の形態は、第1、第2又は第3の形態における清掃部材保持具に保持される清掃部材であって、該清掃部材の左右上面に一対の被保持部を形成して、これらの被保持部に前記清掃部材保持具を構成する一対の保持片をそれぞれ差し込み、前記清掃部材保持具に装着される清掃部材である。
本発明の第5の形態は、第1、第2又は第3の形態における清掃部材保持具と清掃部材から構成され、前記清掃部材保持具に前記清掃部材を装着して組み立てられる清掃用具である。
本発明の第1の形態によれば、一対の保持片を清掃部材における一対の被保持部に差し込んでから、少なくとも一方が折り畳み可能な保持片を突出位置まで回動させれば、前記係合手段の係合により該保持片の突出状態が保持されて、前記一対の保持片を介して清掃部材を装着でき、また、前記係合解除手段による押圧するだけの簡単な操作により、前記係合手段の係合が解除されて折り畳み可能な保持片が突出位置から折り畳み位置に回動するので、前記清掃部材がその自重で保持片から滑落し、該清掃部材を取り外すことができる。清掃部材としては、パイル体やクロス体が装着されたモップ、又はブラシ状、スポンジ状若しくはローラー状等の清掃部材を適用することができる。
本発明の第2の形態によれば、清掃部材保持具に形成された一対の保持片の内、折り畳み可能な保持片の枢支構造や係止構造が簡素化されるから、前記清掃部材保持具の構成部材数を削減することができる。従って、前記清掃部材保持具の組み立て工程も簡素化され、清掃部材保持具の製造コストを一層低減することができる。更に、前記折り畳み可能な保持片を一対のアームを介して保持具本体に枢支してあるので、この保持片の回動変移における動作の安定化を図ることができる。
本発明の第3の形態によれば、一対の保持片の内、一方のみを折り畳み可能にした構成であるから、折り畳み可能な保持片の枢支構造や係止構造の簡素化に対応でき、更に、前記折り畳み可能な保持片を一対のアームを介して保持具本体に枢支してあるので、この保持片の回動変移における動作の安定化が図れ、また、前記係止突起が設けられている弾性片を保持具本体の側面の押しボタンを外側方から押し込み操作するだけ、簡単に係止突起と係合孔部との係合を解除できる。
本発明の第4の形態によれば、被清掃対象物に当接する清掃部材の清掃面は、パイル体、クロス体、ブラシ体又はスポンジ体などから形成することができ、前記清掃部材は清掃部材保持具から着脱することが容易であるから、前記清掃対象物に応じて種々の清掃部材を適応することができる。
本発明の第5の形態によれば、清掃部材保持具に清掃部材を装着して組み立てられる清掃用具を使用し、前記清掃部材が汚れた場合、使用者が直接清掃部材に触れることなく、簡単に清掃部材を交換することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。以下の実施形態では、清掃部材としてパイル体が装着された清掃部材保持具から構成されるモップを清掃用具の実施例として示している。
図1は、本発明の実施形態に係る清掃部材保持具を備えたモップを示す外観斜視図、図2は、清掃部材保持具の分解斜視図、図3は、図1のX−X線に沿った底面断面図である。
図1〜図3において、このモップは、パイル体1と、パイル体1を保持するための清掃部材保持具2とを備えており、清掃部材保持具2に清掃操作用ハンドルとしての柄3が着脱可能に連結されるようになっている。
前記パイル体1は、例えば平面形状が長楕円形の基材部11と、被保持部12A、12Bとからなる。
前記基材部11は、例えば化繊などから厚手のシ−ト状に形成されており、その下面および全周縁には、多数の糸状体ないしは紐状体11aからなるはたき状物が縫いつけられている。
前記被保持部12A、12Bは、例えば袋状に形成されるとともに、前記基材部11の上面における左右方向(矢印b方向)の両端部に互いに開口12a、12bが対向するように、該基材部11に縫い付けられており、後述する一対の保持片が差し込まれるようになっている。勿論、この被保持片12a、12bは、袋状のように先端が閉塞しているものに限られるものではない。
前記清掃部材保持具2は、保持具本体21と、この保持具本体21に設けられた左右一対の保持片31、32と、保持片32の突出位置を保持させるための係合手段40と、この係合手段40の係合を解除する係合解除手段50とを備えている。
前記保持具本体21は、合成樹脂などからなり、その上面には、前記柄3が連結される連結部4が設けられている。
この連結部4は、例えば前記保持具本体21に立設成された左右一対の軸支部41、41間に枢支されて前後方向(矢印a方向)へ回動変移可能なU字形の可動軸支部材42と、この可動軸支部材42に枢支されて、左右方向(矢印b方向)へ回動変移可能な中空棒状の連結基体43とからなり、いわゆるユニバーサルジョイントを構成している。
前記連結基体43における小径の上端部45の外周面には、弾性を有する切り込み片46が形成されており、この切り込み片46の外面には、突部47が形成されている。
前記柄3は、例えば管状体からなり、その下端外周面には、前記突部47が係脱可能に係合する係合孔31が形成されている。
前記保持具本体21の下面側は、前後両則に位置して左右方向へ延びる前後一対の側壁22a、22bを存在させるように、空所23が形成されている。
前記側壁22a、22bの内面には、左端寄りに位置してそれぞれ前後の軸受け用ボス部24a、24bが一体形成されており、各軸受け用ボス部24a、24bの先端面には、図3に示すように、軸受け孔25a、25bがそれぞれ形成されている。
また、前記側壁22a、22bの内面には、それぞれ右端部に位置して、係合孔部の一例として係合凹部28a、28bが形成されている。
前記一対の保持片31、32は、それぞれの先端部の上面が先端に向かう下り勾配をもつように斜面31a、32aで構成されており、全体として、例えば略スコップを裏返した形状に形成されている。
これら保持片31、32のうちの一方、例えば左側の保持片31は、前記保持具本体21に一体形成されており、また、右側の保持片32は、同じく合成樹脂などにより別体に成形されるともに、その左端(基端)側には、互いに水平面内で平行で前記保持具本体21側の側壁22a、22bの各内面にそれぞれ対向する位置まで延びる前後一対のア−ム34a、34bが突設されている。
これらアーム34a、34bの各先端部の外面には、枢軸35a、35bが設けられており、これら枢軸35a、35bを前記保持具本体21側における軸受け孔25a、25bにそれぞれ嵌入させることにより、前記右側の保持片32が前記保持具本体21に対して前記突出位置と下方側に折り込まれた折り畳み位置との間で回動変移可能に枢支されている。なお、前記右側の保持片32の中央に一本のアームを突設して保持具本体21に対して支持させることも可能であるが、この例のように、前後方向で一定間隔を存して配設される一対のアーム34a、34bを突設してあると、前記保持片32の回動変移がより安定して行われる。
これらアーム34a、34bの各外面には、それぞれ前記枢軸35a、35bの近傍に位置から立ち上がり、かつアーム34a、34bの基端側に向かって延びる略L字形の前後一対の弾性片36a、36bが一体形成されている。
これら一対の弾性片36a、36bの各先端部の外面には、右側の保持片32が前記突出位置まで回動した際に、前記側壁22a、22bにおける係合凹部28a、28bにそれぞれ係脱可能に係合するピン形の係止突起37a、37bが一体形成されており、これら係止突起37a、37bは、前記係合凹部28a、28bとにより、前記右側の保持片32の突出位置を保持するための係合手段40を構成している。また、係止突起37a、37bの端面がテーパ面に形成された場合には、前記凹部28a、28bから係止突起37a、37bが脱離した際に、テーパ面の作用により、前記保持片32の回動変移が効果的に行われる。即ち、保持片32の自重によりテーパ面で滑るため、保持片32の回動が効率的に行われる利点がある。
なお、前記弾性片36a、36bがアーム34a、34bの基端側から先端側に向かって延びたものであっても、上記係止構造を採ることができる。
また、前記弾性片36a、36bをアーム34a、34bとは別体にして保持片32に形成することも可能である。
ところで、前記係止突起37a、37bの各先端面は平坦のままでもよいが、この例では、前記係合凹部28a、28bへの係合が一層スムースに行われるように、図6に示すように、上端側に向うにつれて下降勾配となる傾斜面370a、370bで構成してある。
また、前記側壁22a、22bには、前記軸受け孔25a、25bの右側近傍位置から前記係合凹部28a、28bに略対応する位置まで延びる前後一対の弾性片部26a、26bがそれぞれ切り込み形成されている。
これら弾性片部26a、26bの各先端部外面には、押し込み操作で前記弾性片36a、36bを変形させて前記係止突起37a、37bを前記係合凹部28a、28bから離脱させる押しボタン27a、27bがそれぞれ一体形成されている。各押しボタン27a、27bを弾性片26a、26bとは別体に成形したものであってもよい。
これら押しボタン27a、27bは、前記弾性片部26a、26bとの協働により、前記係合手段37a、37bの係合凹所28a、28bへの係合状態を解除する係合解除手段50を構成している。
上記構成において、右側の保持片32における一対のアーム部34a、34bを互いに近づく方向へ撓ませた状態にして、該アーム部34a、34b側の枢軸35a、35bを保持具本体21側における軸受け孔25a、25bに嵌入させれば、前記右側の保持片32が保持具本体21に対して折り畳み可能に枢支される。勿論、上記構成とは逆に、右側の保持片32を保持具本体21に一体形成し、左側の保持片31を保持具本体21に対して折り畳み可能に枢支する構成であってもよい。
一方、前記保持具本体21の上面の連結部4における上端部45に、前記柄3の下端開口を外嵌させれば、前記連結部4における突部47が柄3側の係合孔31に係合されて、前記柄3がモップ用清掃部材保持具2に取り付けられる。逆に、上記突部47を押し込んで柄3を引き抜き操作すれば、該突部47の係合孔31に対する係合が解除されて柄3を外すことができる。勿論、柄3は、モップ用清掃部材保持具2に直結されたものであってもよい。
ついで、このモップ用清掃部材保持具2の使用手順を説明する。まず、前記右側の保持片32を図5(5B)に示すように折り畳んだ状態にしてから、前記パイル体1の上面から両保持片31、32をパイル体1における被保持部12A、12Bにそれぞれ差し込みながら清掃部材保持具2をパイル体1の上面に押し付けると、前記右側の保持片32が突出位置まで回動するので、前記両保持片31、32が図5(5A)に示すように、前記被保持部12A、12Bに完全に差し込まれる。この時、前記右側の差し込み片32における係止突起37a、37bがそれぞれ図3および図4(4A)に示すように、保持具本体21側における係合凹部28a、28bに係止されるので、前記右側の保持片32が図5(5A)に示すように、突出状態に維持され、簡単にパイル体1がモップ用清掃部材保持具2に装着されてモップとなる。そして、前記柄3を把持して操作することにより、パイル体1で床などを掃いたり、拭いたりすることができる。
また、モップを使用しているうちにパイル体1の汚れが激しくなり、このパイル体1を取り換える場合には、保持具本体21側の押しボタン27a、27bをそれぞれ弾性片36a、36bの弾性力に抗して押し込めば、前記右側の差し込み片32側の係止突起37a、37bが図4(4B)に示すように、それぞれ係合凹部28、28bから外れるので、前記右側の保持片32が折り畳み位置まで回動する。この右側の保持片32が図5(4B)に示すように、折り畳み位置まで回動する際に、パイル体1における被保持部12Bがその自重で右側の保持片32から滑り落ちて外れ、それに続いてパイル体1の左側の被保持部12Aも右側保持片31から外れ落ちる。つまり、前記押しボタン27a、27bを外側方から押し込むだけの簡単な操作により、左右の保持片31、32からパイル体1を取り外すことができる。
前記左右の保持片31、32の各先端部の上面31a、32aを前記したように下り勾配に形成しなくても、前記右側の保持片32の折り畳みによって、パイル体1を離脱させることが可能であるが、この実施形態のように、下り勾配に形成してあると、被保持片12A、12Aが滑降しやすく、パイル体1の取り外しを容易、かつ速やかに行うことができる。
ところで、前記係合手段40においては、係止突起37a(37b)と係合凹部28a(28b)とを逆の構成とすることも可能である。つまり、図7に示すように、前記係止突起37a(37b)を保持具本体21の側壁22a(22b)側に設ける一方、前記係合凹部28a(28b)を前記弾性片36a(36b)の先端部に設けても同様の効果が発揮される。
また、前記係合解除手段50において、前記実施形態では、保持具本体21の側壁22a(22b)に切り込み形成した弾性片部26a(26b)に押しボタン27a(27b)を設け、押し込み操作して前記係合状態を解除させたが、この押しボタン式に限られるものではなく、例えば、前記側壁22a(22b)に、前記弾性片36a(36b)に対して押し込み可能なカム部を有するレバーを枢支して、レバーを押圧する操作により、前記係合状態を解除する構成も可能である。
ところで、前記保持具本体21に対して左右両方の保持片31、32を折り畳み可能に構成することも可能であるが、上記実施形態のように、一方(左側)の保持片31を保持具本体21に一体形成し、他方(右側)の保持片32のみを折り畳み可能にしたことにより、枢支構造、係止構造、さらには係止解除構造の簡素化を図ることができる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲における種々の変形例・設計変更などをその技術的範囲内に包含することは云うまでもない。
本発明に係る清掃部材保持具、清掃部材及び清掃用具において、前記清掃部材が汚れた場合、使用者が直接清掃部材に触れることなく、簡単に清掃部材を交換することができる。清掃用具を構成する清掃部材保持具の構造が簡素化されるから、前記清掃部材保持具の組み立て工程を簡素化することができ、清掃部材保持具の製造コストを低減することができる。また、前記清掃部材保持具の構造が簡素化されるから、構成部材の破損や欠落などの可能性が減少し、清掃用具の歩留まりや寿命を格段に向上させることができる。
本発明の実施形態に係るモップ用清掃部材保持具を備えたモップを示す外観斜視図である。 モップ用清掃部材保持具を示す分解斜視図である。 図1のX−X線に沿った底面断面図である。 (4A)保持片が突出した状態において、図1のY−Y線に沿った断面図である。(4B)保持片が折り畳まれた状態において、図1のY−Y線に沿った断面図である。 (5A)保持片を突出させてパイル体を差し込み保持させる状態の説明である。(5B)保持片を折り畳ませてパイル体を外す状態の説明図である。 係止突起の先端面形状の説明図である。 係合手段の変形例の説明図である。 従来のモップ用清掃部材保持具の説明図である。
符号の説明
1 清掃部材(パイル体)
2 清掃部材保持具
3 柄
4 連結部
11 基材部
11a 紐状体
12A、12B 被保持部
12a、12b 開口
21 保持具本体
22a、22b 側壁
24a、24b 軸受け用ボス部
25a、25b 軸受け孔
26a、26b 弾性片部
27a、27b 押しボタン
28a、28b 係合孔部
35a、35b 枢軸
36a、36b 弾性片
37a、37b 係止突起
40 係合手段
50 係合解除手段
101 連結部
102 保持具本体
103 保持片
105 係合孔
106 係止片
107 清掃部材(パイル体)
107a 被保持部
107b 被保持部
370a 傾斜面

Claims (3)

  1. 柄が連結される保持具本体と、前記保持具本体から互いに水平面内で反対方向へ突出するとともに、少なくとも一方が前記突出位置と下方側に折り込まれた折り畳み位置との間で回動可能に枢支されて、前記突出位置で清掃部材の上面側の一対の被保持部をそれぞれ差し込み保持する一対の保持片と、これらの保持片のいずれか一方に突設された弾性片の先端部と、他方の保持片に形成されて、前記折り畳み可能な保持片の突出位置で互いに係脱可能に係合して該保持片を突出状態に保持させる係合手段と、前記保持具本体に設けられて、押圧操作で前記弾性片を弾性変形させて前記係合手段の係合状態を解除させる係合解除手段と、を備え、前記保持具本体は、その下面側に、前記保持片の突出方向と水平面内で直交する方向の両側にそれぞれ位置して該突出方向へ沿った側壁を有しており、前記折り畳み可能な保持片を互いに水平面内で平行に前記各側壁内面に沿って延びる一対のアームを介して前記保持具本体側に枢支する一方、他方の保持片を保持具本体に一体形成し、前記一対のアームの各外面に該アームに沿って延びる弾性片をそれぞれ一体形成し、前記係合手段を、前記弾性片の各先端に形成された係止突起と前記側壁の各内面に形成された係合孔部とで構成し、前記係合解除手段を、前記両側壁にそれぞれ切り込み形成された一対の弾性片部と、これら弾性片部に支持されると同時に前記弾性片の各先端と該基端の中間位置に隣接されて、該側壁の各外面側からの押し込み操作で前記係止突起を係合孔部から離脱させる押しボタンとから構成してなることを特徴とする清掃部材保持具。
  2. 前記請求項1に記載の清掃部材保持具に保持される清掃部材であって、該清掃部材の左右上面に一対の被保持部を形成して、これらの被保持部に前記清掃部材保持具を構成する一対の保持片をそれぞれ差し込み、前記清掃部材保持具に装着されることを特徴とする清掃部材。
  3. 前記請求項1又は2に記載の清掃部材保持具と清掃部材から構成され、前記清掃部材保持具に前記清掃部材を装着して組み立てられることを特徴とする清掃用具。
JP2004050398A 2004-02-25 2004-02-25 清掃部材保持具、清掃部材及び清掃用具 Expired - Lifetime JP4387831B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004050398A JP4387831B2 (ja) 2004-02-25 2004-02-25 清掃部材保持具、清掃部材及び清掃用具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004050398A JP4387831B2 (ja) 2004-02-25 2004-02-25 清掃部材保持具、清掃部材及び清掃用具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005237587A JP2005237587A (ja) 2005-09-08
JP4387831B2 true JP4387831B2 (ja) 2009-12-24

Family

ID=35019941

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004050398A Expired - Lifetime JP4387831B2 (ja) 2004-02-25 2004-02-25 清掃部材保持具、清掃部材及び清掃用具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4387831B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011115285A (ja) * 2009-12-01 2011-06-16 Ohe Co Ltd 長柄付き清掃具
AU2017204834B1 (en) * 2017-02-16 2018-03-15 Aquatic Enterprises Pty Ltd Microfibre Pool Broom Head

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005237587A (ja) 2005-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2375956B1 (en) Cleaning element
KR100485718B1 (ko) 진공청소기의 연장관 록킹장치
KR101629924B1 (ko) 청소용 밀대에 착탈되는 걸레포
JP4387831B2 (ja) 清掃部材保持具、清掃部材及び清掃用具
JP4578300B2 (ja) 清掃部材保持具
JP5496701B2 (ja) 回動式掃除具
JP6572366B2 (ja) 吸込口体およびそれを備えた電気掃除機
JP6572352B2 (ja) 吸込口体およびそれを備えた電気掃除機
JP4808766B2 (ja) 清掃用具の払拭体分離機構
JP6116171B2 (ja) 左右開閉型払拭体保持具、払拭体及び清掃用具
JP2006271570A (ja) 清掃用具
JP4619086B2 (ja) 清掃部材保持具
JP6924507B2 (ja) 柄折りたたみ式のちり取り
JP2007021058A (ja) 吸込具及びそれを用いた電気掃除機
JP2007021056A (ja) 吸込具及びそれを用いた電気掃除機
JP2007021058A5 (ja)
JP2001037698A (ja) モップのヘッドおよびこれを用いたモップ
JP3817043B2 (ja) モップ保持具
JP4731299B2 (ja) 清掃部材保持具及びそれを用いた清掃具
JP7267041B2 (ja) 蓋付き塵取り
JP7274829B2 (ja) ボタン式清掃具
JP2009061209A (ja) 吸込具及び電気掃除機
JP3044362U (ja) ハンディモップ
JP2016165389A (ja) 両面押ボタン回転規制型払拭体保持具及び清掃具
JP2006081691A (ja) 清掃用具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090525

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090602

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090729

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090929

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091001

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4387831

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121009

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121009

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151009

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term