JP2006271680A - 遊技機 - Google Patents

遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP2006271680A
JP2006271680A JP2005095030A JP2005095030A JP2006271680A JP 2006271680 A JP2006271680 A JP 2006271680A JP 2005095030 A JP2005095030 A JP 2005095030A JP 2005095030 A JP2005095030 A JP 2005095030A JP 2006271680 A JP2006271680 A JP 2006271680A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
main control
ram
power
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005095030A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4803704B2 (ja
Inventor
Takaaki Ichihara
高明 市原
Takenori Takahashi
武則 高橋
Yoshihiro Iinuma
好広 飯沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiman Co Ltd
Original Assignee
Daiman Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiman Co Ltd filed Critical Daiman Co Ltd
Priority to JP2005095030A priority Critical patent/JP4803704B2/ja
Publication of JP2006271680A publication Critical patent/JP2006271680A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4803704B2 publication Critical patent/JP4803704B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

【課題】 遊技機を遊技者に有利な特別遊技状態にする不正を防止することができる遊技機を提供する。
【解決手段】 パチンコ機1の動作を制御するCPU123a及び遊技時に変化する遊技情報を記憶するRAM123bが設けられた主制御基板120と、CPU123a及びRAM123b用の制御電源を供給する電源回路111及びバックアップコンデンサ114(予備電源回路)が設けられた電源基板110と、主制御基板120と電源基板110の間に設けられた予備電源用の電源配線L4を備え、電源基板110から主制御基板120に供給された制御電源が、CPU123a,RAM123b及び前記予備電源用の電源配線L4に供給されるように構成されているパチンコ機1において、主制御基板120には、予備電源用の電源配線L4が短絡された時に、CPU123a及びRAM123bに供給される制御電源の電圧値が、CPU123a及びRAM123bの動作電圧値未満とならないように設定された抵抗値を有する抵抗R124が設けられている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、遊技機に関し、特に不正を防止することができる遊技機に関する。
パチンコ機には、遊技状態に応じてパチンコ機を動作させるための制御回路が実装されている制御基板(全体の遊技動作を制御する主制御回路が配設されている主制御基板、遊技球の払い出し動作を制御する払出制御回路が配設されている払出制御基板等)が配設されている。
図9に示すように、主制御基板120の主制御回路には主制御回路部123が設けられている。主制御回路部123は、主制御回路の動作を制御するCPU123a、遊技時に変化する遊技情報(例えば、各種の判定用乱数、賞球数、大当たり遊技状態等)を一時記憶するRAM123b等により構成されている。また、特に図示していないが、払出制御基板の払出制御回路には払出制御回路部が設けられている。払出制御回路部には、払出制御回路の動作を制御するCPU、遊技球の払い出し情報等の遊技情報を一時記憶するRAM等が設けられている。上記した主制御回路部123及び払出制御回路部は、主にDC5V等の制御電源により動作する。
また、主制御基板120には、DC34Vを用いて動作するDC34V使用回路部121と、DC12Vを用いて動作するDC12V使用回路部122が設けられている。DC34V使用回路部121としては、例えば、大入賞口や始動入賞口の開閉装置を作動させるためのソレノイド駆動回路等が設けられている。DC12V使用回路部121としては、例えば、入賞した遊技球を検出するセンサ等が設けられている。
また、払出制御基板には、DC34Vを用いて動作するDC34V使用回路部と、DC12Vを用いて動作するDC12V使用回路が設けられている(特に図示していない)。DC34V使用回路部としては、例えば、遊技球を払い出すための払い出しモータの駆動回路等が設けられている。DC12V使用回路としては、例えば、実際に払い出した遊技球をカウントするカウントスイッチ等が設けられている。
このように、各制御基板は、種々の電圧値の電源により動作する回路を有しているため、パチンコ機には、入力される外部電源(AC24V電源が多用されている。)をDC34V、DC12V、DC5V等の種々の電圧値の電源(以降、DCという記載は省略し、34V電源、12V電源、5V制御電源と称呼する。)に変換する電源回路111を有する電源基板110が設けられている。そして、電源基板110で変換された34V電源、12V電源、5V制御電源は、それぞれ電源配線を介して各制御基板に供給される。
また、電源基板110には、バックアップコンデンサ(予備電源回路)114が設けられている。バックアップコンデンサ114は、パチンコ機1が通電されている間に、主制御基板120の5V制御電源により充電される。具体的には、主制御基板120の5V制御電源により、主制御基板120のダイオードD12→主制御基板120の端子24→予備電源用の電源配線L4→電源基板110の端子14→バックアップコンデンサ114の経路で、バックアップコンデンサ114が充電される。また、パチンコ機1が通電されていない間(停電等も含む。)は、充電されたバックアップコンデンサ114は、バックアップコンデンサ114→電源基板110の端子14→予備電源用(バックアップ電源用)の電源配線L4→主制御基板120の端子24→主制御回路部123のRAM123bの電源端子123dの経路で放電し、主制御基板120のRAM123bに予備電源(バックアップ電源)を供給し、RAM123bに書き込まれた遊技情報を所定時間保持させている(特許文献1参照)。
また、電源基板110には、一般的に、停電検出回路112が設けられている。停電検出回路112は、停電等によって12V電源の電圧値が閾値(設定値)Vs(V)まで低下したことを検出すると(併せて、図10参照)、停電予告検出信号を出力する。停電予告検出信号は、信号配線を介して主制御基板120に出力される。なお、電源回路111は、5V制御電源の電圧値が、停電検出回路112から停電予告検出信号が出力された時から所定期間は、主制御基板120に設けられているCPU123aが動作可能な4.75V以上に保持されるように構成されている。
主制御基板120のCPU123aは、停電予告検出信号が入力されると、上記した所定期間の間に停電処理を行う。具体的には、電源復帰時にCPU123aが実行するRAM123bのチェックデータ(サムチェックのサム値等)を算出して退避領域に記憶する。なお、前述したように、RAM123bは、RAM123bに一時記憶されている遊技情報が、停電後、設定期間中は保持されるようにバックアップコンデンサ114によってバックアップされている。これにより、電源復帰時に停電復帰処理が行われ、チェックデータのチェック(サムチェック等)の結果がOKである場合(例えば、停電処理時にチェックデータとしてサム値が記憶され、電源復帰時にサムチェックが行われる場合には、RAM123bに記憶されているデータから算出したサム値が、RAM123bの退避領域に記憶されているサム値と一致した場合)には、パチンコ機は、停電前の遊技状態を継続することが可能に構成されている。
さらに、電源基板110には、一般的に、RAMクリアスイッチ113が設けられている。RAMクリアスイッチ113が操作されると、RAMクリア信号が、信号配線を介して主制御基板120に出力される。主制御基板120のCPU123aは、RAMクリアスイッチ113が操作されている状態で、パチンコ機1に電源が投入されて5V電源が立ち上がって動作を開始すると、RAM123bをクリアする。これにより、遊技場のスタッフは、現在RAM123bに記憶されている遊技状態の情報を、パチンコ機1の電源投入時にクリアして初期化することができる。例えば、閉店時に高確率状態で終了したパチンコ機では、電源をオフにした際に前記した停電処理が行われる。また、主制御回路部123のRAM123bに高確率状態を示す遊技情報が設定期間バックアップされて記憶されている。そして当該パチンコ機に翌日の開店時に電源が投入されると、停電復帰処理が行われてサムチェックの結果がOKであれば高確率状態で開始されるが、遊技場のスタッフは、RAMクリアスイッチ113を操作してパチンコ機1の電源を投入することによりこの状態を解消することができる。
特開2004−254919号公報
この従来のパチンコ機では、電源基板110に設けられているバックアップコンデンサ114は、主制御基板120の5V制御電源により、主制御基板120のダイオードD12→主制御基板120の端子24→バックアップ電源用(予備電源用)の電源配線L4→電源基板110の端子14→バックアップコンデンサ(予備電源回路)114の経路で充電されていた。したがって、この電源配線L4が何らかの原因により短絡すると、主制御基板120の5V制御電源も短絡してしまう。すなわち、図11に示すように、主制御基板120の5V制御電源の電圧が、主制御基板120のCPU123aが停電処理を行う時間もなく、動作電圧以下となってしまう。この場合、停電処理によるチェックデータ(サム値等)が算出されてRAM123bに書き込まれていない。このため、CPU123aによる電源復帰時のRAM123bのチェックデータのチェック(サムチェック等)の結果がNGとなり(例えば、停電処理時にチェックデータとしてサム値が記憶され、電源復帰時にサムチェックが行われる場合には、RAM123bに記憶されているデータから算出したサム値と、RAM123bの退避領域に記憶されているサム値が不一致となり)、CPU123aはRAM123bのデータをクリアし初期化する。
ところで、パチンコ機では、始動入賞口に遊技球が入賞することにより抽選が行われ、当該抽選の結果が当たりであれば、遊技者に有利な特別遊技状態(大当たり遊技状態)が開始される。この抽選は、主制御回路部123のCPU123aが、始動入賞口に遊技球が入賞したタイミングで大当たり判定用乱数カウンタの値(RAM123bの所定の領域に設けられている。)を大当たり判定用乱数として取得し、取得した大当たり判定用乱数が予め設定された当たり値であるか否かを判別することにより行われている。大当たり判定用乱数カウンタとしては、図12に示す「初期値更新型」の乱数カウンタが多用されている。この乱数カウンタは、例えば、“0”から“299”までの数値を繰り返しカウントする。そして、CPU123aが取得した乱数が“120”の場合に当たりであるとすれば、当たりの確率は1/300となる。
この乱数カウンタは、RAM123bが初期化されると、“0”からスタートする。そして、“299”をカウントするまで(1サイクル)の所定のタイミングで、次のサイクルの初期値を取得する。図12に示す例では、1サイクル目の所定のタイミングで2サイクル目の初期値“30”が取得されている。そこで、1サイクル目で“299”までカウントしたら、2サイクル目は“30”からスタートする。そして、“299”までカウントしたら、“0”に戻り“29”までカウントして2サイクル目を終了する。また、2サイクル目の所定のタイミングで3サイクル目の初期値を取得し、3サイクル目は取得した初期値からスタートする。同様にして初期値を更新しながらカウントする。これによれば、乱数カウンタの値(大当たり判定用乱数)が当たり値“120”となるタイミングが等間隔になることがなく、大当たり判定用乱数カウンタの値が当たり値となるタイミングを予測することができない。
しかしながら、「初期値更新型」の乱数カウンタを大当たり判定用乱数カウンタとして用いても、上記したように、RAM123bが初期化された1サイクル目においては、“0”からスタートするため、大当たり判定用乱数が当たり値“120”となるタイミングを予測することができる。そこで、主制御基板120の5V制御電源に接続されている予備電源用(バックアップ電源用)の電源配線L4を短絡した後に復帰させ、故意にRAM123bを初期化して、大当たり判定用乱数が当たり値となるタイミングであたかも入賞口に遊技球が入賞したかのような信号を入力し、パチンコ機1を大当たり遊技状態にする不正が行われる虞があった。
本発明が解決しようとする課題は、遊技機を、遊技者に有利な特別遊技状態にする不正を防止することができる遊技機を提供することである。
上記課題を達成するため、請求項1に記載の発明が構成される。
請求項1に記載の発明によれば、主制御基板と、電源基板と、予備電源用の電源配線を備える遊技機が構成される。
主制御基板には、遊技機の動作を制御する主制御回路及び遊技時に変化する遊技情報を記憶する主記憶回路が設けられている。
電源基板には、主制御回路及び主記憶回路用の制御電源を供給する電源回路及び予備電源回路が設けられている。
予備電源用の電源配線は、主制御基板と電源基板の間に設けられている。
そして、電源基板から主制御基板に供給された制御電源は、主制御回路、主記憶回路及び予備電源用の電源配線に供給されるように構成されている。
本発明の主制御基板には、予備電源用の電源配線が短絡された時に、主制御回路及び主記憶回路に供給される制御電源の電圧値が、主制御回路及び主記憶回路の動作電圧値未満とならないように設定された抵抗値を有する抵抗器が設けられている。
「主制御回路」としては、典型的にはCPUが用いられ、「主記憶回路」としては、典型的には、CPUによりデータを随時書き替えることができるRAMが用いられる。なお、「主制御回路」と「主記憶回路」は、制御用ICとして一体的に構成されている。
「遊技時に変化する遊技情報」には、少なくとも遊技時に変化する遊技情報を意味し、遊技によって変化する遊技情報や遊技とは無関係に変化する遊技情報を含む。「遊技時に変化する遊技情報」としては、例えば、大当たり判定用乱数を含む各種の乱数、大当たり遊技状態発生情報、出力したコマンド信号、払出装置から払い出した遊技媒体の数等の遊技情報を用いることができる。
「電源回路」は、例えば、AC24Vの電源をDC12V等の電源に変換する。
「予備電源回路」としては、典型的には、停電時に「主記憶回路」に予備電源(バックアップ電源)を供給し、主記憶回路による遊技情報の記憶動作を設定時間保持させるバックアップコンデンサが用いられる。
「予備電源用の電源線」は、遊技機が通電中においては、主制御基板の制御電源により「予備電源回路」を充電する経路となり、遊技機が通電されていない間(停電時等も含む。)においては、充電された「予備電源回路」から予備電源を「主記憶回路」に供給する経路となる。
「主制御回路及び主記憶回路に供給される制御電源の電圧値」は、主制御回路及び主記憶回路の電源端子の制御電源の電圧値を意味する。
「抵抗器」は、典型的には、一端が制御電源側に、他端が「予備電源用の電源線」側に接続される。そして、「抵抗器」の抵抗値として、通電中に「予備電源用の電源線」が何らかの要因により短絡しても、抵抗器が設けられていることにより、主制御基板の制御電源は短絡することがなく、主制御回路及び主記憶回路の動作電圧値以上の電圧値の制御電源を主制御回路及び主記憶回路に供給することができるような抵抗値が選択される。
なお、「抵抗器」の一端あるいは他端は、制御電源あるいは予備電源用の電源線に直接接続されていてもよいし、ダイオードや抵抗等他の素子を介して接続されていても良い。
請求項1に記載の遊技機では、通電中に、制御電源を予備電源回路に接続する予備電源用の電源線が短絡された際に、主制御回路及び主記憶回路に供給される制御電源の電圧値が、主制御回路及び主記憶回路の動作電圧値未満とならないように設定された抵抗値を有する抵抗器が、主制御基板に設けられている。これによって、通電中に、予備電源回路を充電するための予備電源用の電源線が短絡されても、主制御回路及び主記憶回路には、主制御回路及び主記憶回路の動作電圧値以上の電圧値を有する制御電源が供給される。したがって、例えば、不正者が、遊技機の通電中に当該電源線を故意に短絡した後に復帰させても、主記憶回路がクリアされて初期化されることがない。
主記憶回路が初期化されると、抽選結果が当たりとなるタイミングが予測可能となり、遊技機を故意に大当たり遊技状態にする不正が行われる虞があった。本発明の遊技機を用いれば、このように、遊技機を、遊技者に有利な特別遊技状態にする不正を防止することができる。
本発明によれば、遊技機を故意に遊技者に有利な特別遊技状態にする不正を防止することができる遊技機が提供されることとなった。
(第1の実施の形態)
本発明の遊技機の第1の実施の形態を、図1、図2を参照して説明する。本実施の形態は、本発明をパチンコ機として構成したものである。
本実施の形態のパチンコ機では、制御回路が配設されている制御基板(全体の遊技動作を制御する主制御回路が配設されている主制御基板、賞球動作を制御する払出制御回路が配設されている払出制御基板等)に、電源基板から出力されたDC34V,DC12Vの電源及びDC5Vの制御電源が供給される。電源基板には、各制御基板の制御回路部に設けられているRAMをバックアップする予備電源回路(バックアップ電源回路)としてバックアップコンデンサが設けられている。このバックアップコンデンサは、通電時には、主制御基板のDC5Vの制御電源から、制御電源の短絡防止抵抗、及び主制御基板と電源基板間に設けられたバックアップコンデンサ用の電源配線を介して充電される。充電されたバックアップコンデンサは、停電時には、バックアプコンデンサ用の電源配線及び短絡防止抵抗を介して放電し、RAMにバックアップ電源(予備電源)を供給する。
図1は、パチンコ機を裏側から見た概略構成図である。図2には、電源基板と主制御基板の配線を示すブロック図を示す。
まず、図1を用いて、パチンコ機1の裏側の概略構成を説明する。パチンコ機1の裏側には、複数の制御基板が設けられている。図1に示すパチンコ機1では、AC24Vの入力電源をDC12VおよびDC34Vの電源に変換する電源回路が設けられた電源基板110、パチンコ機1全体の遊技動作を制御する主制御回路が配設されている主制御基板120、遊技球の払い出し動作を制御する払出制御回路が配設されている払出制御基板130、表示動作を制御する表示制御回路が配設されている表示制御基板140、主制御基板120から入力された主コマンド信号に基いて副コマンド信号を表示制御基板140に出力する副制御基板150が設けられている。
各制御基板では、主として制御基板の表面側に電気部品が実装され、各電気部品は制御基板の配線パターンで接続されている。各制御基板は、それぞれ、収容された制御基板を外部から視認可能な基板ボックスに収容されている。なお、各制御基板において、他の制御基板等と電源配線や信号配線で接続されるコネクタ部は、基板ボックスの外周部に設けられている。
各制御基板が収容された基板ボックスは、パチンコ機1の裏側に、各制御基板の表面側が見える向きに配設される。(実際には、図1に示すように、電源基板110が収容された基板ボックスは払出制御基板130が収容された基板ボックスに隠れた状態で配設されるため、払出制御基板130が収容された基板ボックスを取り外した場合に、電源基板110の表面側が見えるように配設される。また、副制御基板150が収容された基板ボックスは主制御基板120が収容された基板ボックスに隠れた状態で配設されるため、主制御基板120が収容された基板ボックスを取り外した場合に、副制御基板150の表面側が見えるように配設される。)
図1に示すパチンコ機1では、電源基板110が収容された基板ボックスがパチンコ機1の裏側の鉛直方向下部に配設されている。そして、電源基板110の左側に設けられているコネクタ部がパチンコ機1の裏側に露出するように、払出制御基板130が収容された基板ボックスが、電源基板110が収容された基板ボックスに重なった状態で配設されている。
また、電源基板110が収容された基板ボックスの鉛直方向上部には副制御基板150が収容された基板ボックスが配設されている。そして、副制御基板150の左側に設けられているコネクタ部がパチンコ機1の裏側に露出するように、主制御基板120が収容された基板ボックスが、副制御基板150が収容された基板ボックスに重なった状態で配設されている。
副制御基板150が収容された基板ボックスおよび主制御基板120が収容された基板ボックスの鉛直方向上部には、パチンコ機1の裏カバー200が設けられおり、裏カバー200内に、表示制御基板140が収容された基板ボックスや液晶表示器が配設されている。
本実施の形態の「主制御基板120」は、本発明の「主制御基板」に対応する。また、本実施の形態の「電源基板110」は、本発明の「電源基板」に対応する。
次に、図2に示すブロック図を用いて、電源基板110と主制御基板120の構成について説明する。なお、主制御基板120以外の制御基板については、説明を省略する。
電源基板110では、パチンコ機1の外部から供給されたAC24V電源が、電源回路111を用いてDC12VおよびDC34VおよびDC5V(以降「DC」を省略し、12V電源、34V電源、5V制御電源と称する。)に変換される。
そして、電源基板110で変換された34V電源は、電源基板110の出力端子11、電源配線L1、主制御基板120の入力端子21を介して、主制御基板120の主制御回路に供給される。また、電源基板110で変換された12Vの電源は、電源基板110の出力端子12、電源配線L2、主制御基板120の入力端子22を介して、主制御基板120の主制御回路に供給される。また、電源基板110で変換された5V制御電源は、電源基板110の出力端子13、電源配線L3、主制御基板120の入力端子23を介して、主制御基板120の主制御回路に供給される。
また、電源基板110には、従来の技術と同様の停電検出回路112が設けられている。停電検出回路112は、電源回路111から出力された12V電源の電圧値が閾値(設定値)Vs未満に低下した場合(停電等により徐々に低下する場合、12V電源の電源配線の断線や短絡等によって急激に0Vとなる場合)に、停電予告検出信号を出力する。停電予告検出信号は、電源基板110の出力端子15、信号配線L5、主制御基板120の入力端子25を介して、主制御基板120の主制御回路部123に出力される。
なお、電源回路111は、停電検出回路112から停電予告検出信号が出力された時から7msの間は、5V制御電源の電圧値が、CPU123aが動作可能な4.75V以上に保持されるように構成されている。
また、電源基板110には、従来の技術と同様のRAMクリアスイッチ(メモリクリアスイッチ)113が設けられている。
RAMクリアスイッチ113は、電源基板110が図1に示すようにパチンコ機1に配設されている状態で、パチンコ機1の裏側から操作可能な位置に配置されている。
RAMクリアスイッチ113が操作されると、RAMクリア信号(メモリクリア信号)が、電源基板110の出力端子16、信号配線L6、主制御基板120の入力端子26を介して主制御基板120に出力される。
また、電源基板110には、主制御基板120に設けられているRAM123bのバックアップコンデンサ114が設けられている。バックアップコンデンサ114としては、電源投入時の突入電流を低減するために内部に抵抗要素を含む電気二重層コンデンサが用いられる。バックアップコンデンサ114の一端は、電源基板110の端子14に接続され、バックアップコンデンサ114の他端は、接地されている。このバックアップコンデンサ114に関連する構成及び動作については、詳細を後述する。
主制御基板120では、電源基板110から供給された34V電源が、主制御回路の34V使用回路部121に供給される。34V使用回路部121としては、大入賞口や始動口の開閉装置を作動させるためのソレノイド駆動回路等(特に図示していない。)が設けられている。
また、電源基板110から供給された12V電源は、主制御回路の12V使用回路部122に供給される。12V使用回路部122としては、他の制御基板とコマンド信号の送受信を行うコマンド送受信回路、大入賞口や始動口にパチンコ球が入賞したことを検出する球近接スイッチ等(特に図示していない。)が設けられている。
また、電源基板110から供給された5V制御電源は、主制御回路部123の電源端子123c(CPU123aの電源端子)に供給される。また、分岐されてダイオードD12を介して主制御回路部123の電源端子123d(RAM123bの電源端子)に供給される(5V制御電源は、ダイオードD12のアノードに接続されている。)。なお、ダイオードD12のカソードは、制御電源短絡防止用の抵抗R124の一端にも接続されている。抵抗R124の他端は電源配線L4が接続されている端子24に接続されている。
抵抗R124の抵抗値は、通電中(例えば、停電予告検出信号が出力されていない状態の時)にバックアップ電源用の電源配線L4が短絡された場合に、CPU123a及びRAM123bに供給される制御電源の電圧値(主制御回路部123の端子123c及び端子123dの電圧値)が、CPU123a及びRAM123bの動作電圧値未満とならないように設定されている。
また、停電予告検出信号が入力される主制御基板120の入力端子25は、主制御回路部123の信号端子123eに接続されている。また、RAMクリア信号が入力される主制御基板120の入力端子26は、主制御回路部123の信号端子123fに接続されている。
なお、特に図示していないが、端子や電気部品を接続する配線パターンには、ノイズ対策等のコンデンサや抵抗が適宜接続される。
この構成により、通電時、バックアップコンデンサ114は5V制御電源により充電される。すなわち、主制御基板120の5V制御電源(本実施の形態では電源基板110から主制御基板120に供給されている。)から→ダイオードD12→抵抗R124→端子24→バックアップ電源用の電源配線L4→電源基板110の端子14→バックアップコンデンサ114の経路で、バックアップコンデンサ114が充電される。
また、停電等により5V制御電源の電圧値が低下すると、充電されたバックアップコンデンサ114の電荷は、電源基板110の端子14→バックアップ電源用の電源配線L4→端子24→抵抗R124→主制御回路部123のRAM電源端子123dの経路で放電され、RAM123bにバックアップ電源が供給されることで、RAM123bに一時記憶されている遊技情報は、停電後3時間以上は保持される。
一方、停電等により、12V電源の電圧値が低下すると、電源基板110の停電検出回路112から停電予告検出信号が出力され、主制御回路部123の信号端子123eに出力される。CPU123aは、主制御回路部123に停電予告検出信号が入力されると、前述した7msの間に停電処理を行う。具体的には、停電予告検出信号が入力され具体的には、停電予告検出信号が入力された時点でRAM123bに記憶されているデータのチェックデータ(サムチェックのサム値、あるいはパリティチェックのパリティデータ等)を算出して所定のエリア(退避領域)に記憶する。なお、前述したように、RAM123bに一時記憶されている遊技状態の情報を示すデータは、設定時間以上は保持されるようにバックアップコンデンサ114によりバックアップされているので、電源復帰時にチェックデータのチェック(サムチェック、あるいはパリティチェック等)の結果がOKである場合(例えば、停電処理時にチェックデータとしてサム値が記憶され、電源復帰時にサムチェックが行われる場合には、RAM123bに記憶されているデータから算出したサム値が、RAM123bの退避領域に記憶されているサム値と一致した場合)には、パチンコ機1は、停電前の遊技状態から遊技を開始することが可能に構成されている。一方、停電処理が行われなかった場合や、RAMのデータのバックアップ時間が経過した場合等では、電源復帰時にチェックデータのチェック(サムチェック、あるいはパリティチェック等)の結果がNGとなり(例えば、停電処理時にチェックデータとしてサム値が記憶され、電源復帰時にサムチェックが行われる場合には、RAM123bに記憶されているデータから算出したサム値と、RAM123bの退避領域に記憶されているサム値が不一致となり)、CPU123aは、RAM123bをクリアして初期化する。
また、電源基板110から入力端子23を介してRAMクリア信号が入力された場合には、RAMクリア信号は、主制御回路部123に入力される。主制御基板120のCPU123aは、RAMクリアスイッチ113が操作されている状態で、5V電源が立ち上がり動作が開始されると、RAM123bをクリアして初期化する。
本実施の形態の「主制御回路部123のCPU123a」は、本発明の「主制御回路」に対応する。また、本実施の形態の「主制御回路部123のRAM123b」は、本発明の「主記憶回路」に対応する。また、本実施の形態の「バックアップコンデンサ114」は、本発明の「予備電源回路」に対応し、本実施の形態の「抵抗R124」は、本発明の「抵抗器」に対応し、本実施の形態の「バックアップ電源用の電源配線L4」は、本発明の「予備電源用の電源線」に対応する。
本実施の形態のパチンコ機1では、通電中に、バックアップ電源用の源配線L4が短絡された際に、CPU123a及びRAM123bに供給される制御電源の電圧値(主制御回路部123の端子123c、及び端子123dの電圧値)が、CPU123a及びRAM123bの動作電圧未満とならないように設定された抵抗値を有する抵抗器R124が、主制御基板120に設けられている。これによって、図2の一点鎖線部300に示すように、通電中に、バックアップ電源用の電源配線L4が故意に短絡されても、主制御基板120の5V制御電源が短絡されることがなく、CPU123a及びRAM123bの動作電圧値以上の電圧値を有する電源をCPU123a及びRAM123bに供給することができる。これによって、バックアップ電源用の電源配線L4を故意に短絡した後に復帰することにより、RAM123bがクリアされて初期化されるのを防止することができる。
RAM123bが初期化されると、抽選結果が当たりとなるタイミングが予測可能となり、パチンコ機1を故意に大当たり遊技状態にする不正が行われる虞があった。本実施の形態のパチンコ機1を用いれば、このように、パチンコ機1を、遊技者に有利な特別遊技状態にする不正を防止することができる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の遊技機の第2の実施の形態を、図3に示すブロック図を参照して説明する。
本実施の形態のパチンコ機では、主制御回路が配設されている主制御基板120に、電源基板110から出力された34V電源、12V電源が供給される。電源基板110から供給された12V電源は、主制御回路の12V使用回路部122、電圧変換装置125に供給される。
電圧変換装置125は3端子レギュレータ等により構成されており、供給された12V電源を5V制御電源に変換する。電圧変換装置125から出力された5V制御電源は、主制御回路部123の電源端子123c(CPU123aの電源端子)に供給される。また、分岐されてダイオードD12を介して主制御回路部123の電源端子123d(RAM123b電源端子)に供給される(5V制御電源は、ダイオードD12のアノードに接続されている。)。なお、ダイオードD12のカソードは、制御電源短絡防止用の抵抗R124の一端にも接続されている。抵抗R124の他端は電源配線L4が接続されている端子24に接続されている。
なお、電源基板110の電源回路111及び主制御基板120の電圧変換装置125は、停電検出回路112から停電予告検出信号が出力された時から7msの間は、電圧変換装置125から出力される5V制御電源の電圧値が、CPU123aが動作可能な4.75V以上を保持することができるように構成されている。
抵抗器R124に抵抗値は、第1の実施の形態と同様の値に設定されている。
その他の構成は、第1の実施の形態(併せて、図2参照)と同様である。
また、パチンコ機の通電時にバックアップコンデンサ114を充電する動作や、パチンコ機の停電時にバックアップコンデンサ114が放電してRAM123bに一時記憶されている遊技状態の情報を所定時間保持させる動作も第1の実施の形態と同様である。
本実施の形態のパチンコ機では、通電中に、バックアップ電源用の電源配線L4が短絡された際に、CPU123a及びRAM123bに供給される制御電源の電圧値(主制御回路部123の端子123c、及び端子123dの電圧値)が、CPU123a及びRAM123bの動作電圧値未満とならないように設定された抵抗値を有する抵抗器R124が、主制御基板120に設けられている。これによって、図3の一点鎖線部300に示すように、通電中に、バックアップ電源用の電源配線L4を故意に短絡されても、抵抗器R124により、主制御基板120の5V制御電源が短絡されることがなく、CPU123a及びRAM123bの動作電圧値以上の電圧値を有する電源をCPU123a及びRAM123bに供給することができる。これによって、バックアップ電源用の電源配線L4が故意に短絡された後に復帰することにより、RAM123bがクリアされて初期化されるのを防止することができる。
さらに、本実施の形態のパチンコ機では、主制御基板120の電圧変換装置125で、電源基板110から供給された12V電源を5V制御電源に変換している。これにより、5V制御電源の電源配線L3(併せて、図2参照)が電源基板110から主制御基板120に引き回されていない。したがって、電源配線L3を短絡させ、故意に、主制御回路部123のRAM123bを初期化することが困難である。
RAM123bが初期化されると、抽選結果が当たりとなるタイミングが予測可能となり、パチンコ機を故意に大当たり遊技状態にする不正が行われる虞があった。本実施の形態のパチンコ機を用いれば、このように、パチンコ機を、遊技者に有利な特別遊技状態にする不正を、一層防止することができる。
(第3の実施の形態)
次に、本発明の遊技機の第3の実施の形態を、図4に示すブロック図を参照して説明する。
本実施の形態のパチンコ機では、RAMクリアスイッチ(メモリクリアスイッチ)113が主制御基板120に設けられている。RAMクリアスイッチ113は、主制御基板120が図1に示すようにパチンコ機に配設されている状態で、パチンコ機の裏側から操作可能な位置に配置されている。RAMクリアスイッチ113が操作されると、RAMクリア信号(メモリクリア信号)が主制御回路部123の端子123fに出力される。CPU123aは、RAMクリアスイッチ113が操作されている状態で、5V制御電源が立ち上がり、動作が開始されると、RAM123bをクリアして初期化する。
その他の構成は、第2の実施の形態(併せて、図3参照)と同様である。
また、パチンコ機の通電時にバックアップコンデンサ114を充電する動作や、パチンコ機の停電時にバックアップコンデンサ114が放電してRAM123bに一時記憶されている遊技状態の情報を所定時間バックアップする動作も第2の実施の形態と同様である。
本実施の形態のパチンコ機では、通電中に、バックアップ電源用の電源配線L4が短絡された際に、CPU123a及びRAM123bに供給される制御電源の電圧値(主制御回路部123の端子123c、及び端子123dの電圧値)が、CPU123a及びRAM123bの動作電圧値未満とならないように設定された抵抗値を有する抵抗器R124が、主制御基板120に設けられている。これによって、図4の一点鎖線部300に示すように、通電中に、バックアップ電源用の電源配線L4を故意に短絡されても、抵抗器R124により、主制御基板120の5V制御電源が短絡されることがなく、CPU123a及びRAM123bの動作電圧値以上の電圧値を有する電源をCPU123a及びRAM123bに供給することができる。これによって、バックアップ電源用の電源配線L4が故意に短絡された後に復帰することにより、RAM123bがクリアされて初期化されるのを防止することができる。
さらに、本実施の形態のパチンコ機では、主制御基板120の電圧変換装置125で、電源基板110から供給された12V電源を5V制御電源に変換している。これにより、5V制御電源の電源配線L3(併せて、図2参照)が電源基板110から主制御基板120に引き回されていない。したがって、電源配線L3を短絡させ、故意に、主制御回路部123のRAM123bを初期化することが困難である。
さらに、本実施の形態のパチンコ機では、RAMクリアスイッチ113が主制御基板120に設けられているので、主制御基板120の主制御回路部123に入力するためのRAMクリア信号用の信号配線を基板間に配設する必要がない。これにより、RAMクリア信号用の信号配線に不正にRAMクリア信号を入力し、あたかも電源立ち上がり時にRAMクリアスイッチ113が操作されているように、故意に、主制御回路部123のRAM123bを初期化することが困難となる。
RAM123bが初期化されると、抽選結果が当たりとなるタイミングが予測可能となり、パチンコ機を故意に大当たり遊技状態にする不正が行われる虞があった。本実施の形態のパチンコ機を用いれば、このように、パチンコ機を、遊技者に有利な特別遊技状態にする不正を、一層防止することができる。
(第4の実施の形態)
次に、本発明の遊技機の第4の実施の形態を、図5に示すブロック図を参照して説明する。
本実施の形態のパチンコ機では、停電検出回路112が主制御基板120に設けられている。電源基板110から供給された12V電源は、主制御回路の12V使用回路部122、電圧変換装置125、停電検出回路112に供給される。
停電検出回路112は、電源回路111から供給された12V電源の電圧値が閾値(設定値)Vs未満に低下した場合(停電等により徐々に低下する場合、12V電源の電圧配線の断線や短絡等により急激に0Vに低下する場合がある)に、停電予告検出信号を主制御回路部123に出力する。
なお、電源基板110の電源回路111及び主制御基板120の電圧変換装置125は、停電検出回路112から停電予告検出信号が出力された時から7msの間は、電圧変換装置125から出力される5V制御電源の電圧値が、CPU123aが動作可能な4.75V以上に保持されるように構成されている。
その他の構成は、第3の実施の形態(併せて、図4参照)と同様である。
また、パチンコ機の通電時にバックアップコンデンサ114を充電する動作や、パチンコ機の停電時にバックアップコンデンサ114が放電してRAM123bに一時記憶されている遊技状態の情報を所定時間保持させる動作も第3の実施の形態と同様である。
本実施の形態のパチンコ機では、通電中に、バックアップ電源用の電源配線L4が短絡された際に、CPU123a及びRAM123bに供給される制御電源の電圧値(主制御回路部123の端子123c、及び端子123dの電圧値)が、CPU123a及びRAM123bの動作電圧値未満とならないように設定された抵抗値を有する抵抗器R124が、主制御基板120に設けられている。これによって、図5の一点鎖線部300に示すように、通電中に、バックアップ電源用の電源配線L4を故意に短絡されても、抵抗器R124により、主制御基板120の5V制御電源が短絡されることがなく、CPU123a及びRAM123bの動作電圧値以上の電圧値を有する電源をCPU123a及びRAM123bに供給することができる。これによって、バックアップ電源用の電源配線L4が故意に短絡された後に復帰することにより、RAM123bがクリアされて初期化されるのを防止することができる。
さらに、本実施の形態のパチンコ機では、主制御基板120の電圧変換装置125で、電源基板110から供給された12V電源を5V制御電源に変換している。これにより、5V制御電源の電源配線L3(併せて、図2参照)が電源基板110から主制御基板120に引き回されていない。したがって、電源配線L3を短絡させ、故意に、主制御回路部123のRAM123bを初期化することが困難である。
さらに、本実施の形態のパチンコ機では、RAMクリアスイッチ113が主制御基板120に設けられているので、主制御基板120の主制御回路部123に入力するためのRAMクリア信号用の信号配線を基板間に配設する必要がない。これにより、RAMクリア信号用の信号配線に不正にRAMクリア信号を入力し、あたかも電源立ち上がり時にRAMクリアスイッチ113が操作されているように、故意に、主制御回路部123のRAM123bを初期化することが困難となる。
さらに、本実施の形態のパチンコ機では、停電検出回路112が主制御基板120に設けられているので、主制御基板120の主制御回路部123に入力するための停電予告検出信号用の信号配線L5(併せて、図2参照)を基板間に配設する必要がない。これにより、信号配線L5を断線あるいは短絡して、主制御回路部123に停電予告検出信号が入力されない状態(CPU123aが停電処理を行えない状態)にして、入力電源や12V電源を一度遮断した後に復帰させ、故意に、主制御回路部123のRAM123bを初期化することが困難となる。
RAM123bが初期化されると、抽選結果が当たりとなるタイミングが予測可能となり、パチンコ機を故意に大当たり遊技状態にする不正が行われる虞があった。本実施の形態のパチンコ機を用いれば、このように、パチンコ機を、遊技者に有利な特別遊技状態にする不正を、一層防止することができる。
なお、12V電源の電源配線が短絡されても、所定期間の間は制御電源の電圧値がCPU123aの動作電圧値以上に保持されるとともに、停電検出回路125から停電予告検出信号が主制御回路部123に出力される。これにより、CPU123aは、正常に停電処理を行うことができる。このように、12V電源の電源配線を短絡させた後復帰させてもRAM123bを故意に初期化することができないため、12V電源の電源配線が基板間に引き回されていても問題ない。
(第5の実施の形態)
次に、本発明の遊技機の第5の実施の形態を、図6〜図8に示すフローチャート図を参照して説明する。
本実施の形態では、第1〜第4の実施の形態のパチンコ機の構成に加え、停電検出回路から停電予告検出信号が出力された場合に、CPU123aが実行する停電処理時に、CPU123aは、チェックデータ(サムチェックのサム値、あるいはパリティチェックのパリティデータ等)を算出してRAM123bの所定のエリア(退避領域)に記憶するとともに、停電処理を実行したことを示す停電処理情報をRAMに書き込む構成を有している。そして、電源復帰時には、まず、CPU123aは、RAM123bに書き込まれている停電処理情報及びチェックデータに基づいて、RAM123bに書き込まれている遊技情報の処理の態様を決定する構成を有している。
まず、CPU123aが、停電検出回路から停電予告検出信号が出力された時に実行する停電処理を図7に示すフローチャート図により説明する。
CPU123aは、停電検出回路から停電予告検出信号が出力されたことをポーリングによって判別すると、ステップB1で、割込禁止を設定する。本実施の形態では、CPU123aは、図8に示す大当たり判定用乱数の更新処理や賞球制御処理等をタイマ割込処理によって実行している。このため、停電処理を実行する場合には、タイマ割込によって停電処理が中断されるのを防止するために割込禁止を設定している。
次に、ステップB2で、電源投入時(電源復帰時)に、RAM123bに書き込まれている遊技情報が正常であるか否かを判定するためチェックデータを生成(算出)し、RAM123bの退避領域に書き込む。チェックデータとしては、例えば、パリティデータやサム値を用いることができる。
パリティデータを用いる場合には、例えば、以下の方法によりパリティデータを生成(算出)する。まず、RAM123bに書き込まれている遊技情報をRAM123bの退避領域に書き込むとともに、初期データをRAM123bの退避領域に書き込む。そして、RAM123bの退避領域に書き込まれている初期データと遊技情報を用いて、排他的論理和演算を順次行って演算データを算出する。例えば、退避領域に書き込まれている初期データと退避領域に書き込まれている1番目の遊技情報との排他的論理和演算を行って演算データを算出し、算出した演算データと退避領域に書き込まれている2番目の遊技情報との排他的論理和演算を行って演算データを算出する。そして、最後に算出した演算データをRAM123bのパリティデータ領域に書き込む。
サム値を用いる場合には、例えば、以下の方法によりサム値を生成(算出)する。すなわち、RAMに書き込まれている遊技情報をRAM123bの退避領域に書き込む。そして、RAM123bの退避領域に書き込まれた遊技情報のサム値を算出し、算出したサム値をRAMのサム値領域に書き込む。
次に、ステップB3で、チェックデータを生成してRAM123bの退避領域に書き込んだこと、すなわち、正常に停電処理が実行されたこと(正常停電処理が実行されたこと)を示す停電処理情報をRAM123bの停電処理情報領域に書き込んだ後、停電処理を終了する。
停電処理情報としては、停電時に正常停電処理が実行されたこと及び停電時に正常停電処理が実行されなかったことを判別可能な種々の情報を用いることができる。例えば、正常停電処理が実行されなかった場合には第1の値(例えば、「0」)、正常停電処理が実行された場合には第2の値(「0」以外の任意の値)に設定される停電処理データを用いることができる。あるいは、正常停電処理が実行されなかった場合にはリセット、正常停電処理が実行された場合にはセットされる停電処理フラグを用いることができる。
次に、CPU123aが、制御電源(5V直流電源)の電圧値がCPU123aの動作電圧値に達した時に実行する電源投入処理(停電復帰処理)を図6のフローチャート図により説明する。
CPU123aの制御電源の電圧値がCPU123aの動作電圧値に達すると、イニシャライズ処理を行った後、ステップA1でRAMクリア信号を取得する。なお、イニシャライズ処理では、後述するタイマ割込みが禁止される。
本実施の形態では、処理を高速化するために、電源投入時には、CPU123aは、抽選結果を演出図柄等を用いて演出表示する演出表示装置(図示省略)を制御する表示制御回路(図示省略)が動作可能となるまで待機するループ処理(後述のステップA2〜A4の処理)を実行するように構成されている。このループ処理の実行中にRAMクリアスイッチの操作が解除されると、RAMクリアスイッチが操作されたことを判別することができない。そこで、本実施の形態では、ループ処理を実行する前にRAMクリア信号を取得するように構成している。
次に、ステップA2で、ループカウンタ値を設定する。
次に、ステップA3で、[[ループカウンタ値]−1]を算出する。
そして、ステップA4で、ループカウンタ値が「0」であるか否かを判別する(ステップA4)。ループカウンタ値が「0」でない場合にはステップA3に戻り、ループカウンタ値が「0」となった場合にはステップA5に進む。
ステップA5では、ステップA1で取得したRAMクリア信号がオンであるか否か(RAMクリアスイッチが操作されたか否か)を判別する。RAMクリア信号がオンである場合には、パチンコ店の係員等がRAMクリアボタンを操作した状態で電源を投入したものと判断し、ステップA9に進む。一方、オンでない(オフである)場合にはステップA6に進む。
ステップA6では、RAM123bの停電処理情報領域に書き込まれている停電処理情報が、前回の停電時に正常停電処理が行われたこと(前回の停電時にチェックデータがRAM123bの退避領域に書き込まれたこと)を示しているか否かを判別する。例えば、正常停電処理が実行されなかった場合には第1の値、正常停電処理が実行された場合には第2の値が設定される停電処理データが停電処理情報としてRAM123bの停電処理情報領域に書き込まれる場合には、RAM123bの停電処理情報領域に書き込まれている停電処理情報が第2の値と一致しているか否かを判別する。また、正常停電処理が実行されなかった場合にはリセット、正常停電処理が実行された場合にはセットされる停電処理フラグが停電処理情報としてRAM123bの停電処理情報領域に書き込まれる場合には、RAM123bの停電処理情報領域に書き込まれている停電処理情報がセットされているか否かを判別する。停電処理情報が正常停電処理が実行されたことを示している場合には、前回の停電時に正常に停電処理が行われたものと判断し、ステップA7に進む。一方、停電処理情報が正常停電処理が実行されなかったことを示している場合には、制御電源の電源配線(例えば、図2に示す電源配線L3)が不正に短絡された後に復帰された虞、あるいは停電予告検出信号の信号配線(例えば、図2〜図4に示す信号配線L5)が不正に短絡された状態で制御電源が遮断された後に投入された虞があると判断し、ステップA10に進む。
ステップA7では、停電処理情報をクリア(正常停電処理が実行されなかったことを示す停電処理情報を書き込む)した後、ステップA8に進む。
ステップA8では、RAM123bに書き込まれているチェックデータが正常であるか否かを判別する。RAM123bに書き込まれているチェクデータが正常である場合には、停電前の遊技状態から開始してもよいと判断してステップA11に進み、正常でない(異常である)場合にはRAM123bに書き込まれている遊技情報が変化していると判断してステップA9に進む。
チェックデータとしてパリティデータが用いられている場合には、例えば、以下の方法でパリティデータが正常であるか否かを判別する。すなわち、RAM123bのパリティデータ領域に書き込まれている演算データとRAM123bの退避領域に書き込まれている遊技情報を用いて、演算データを算出した順と逆の順に排他的論理演算を行って演算データを算出する。例えば、RAM123bのパリティデータ領域に書き込まれている演算データとRAM123bの退避領域に書き込まれている2番目の遊技情報との排他的論理和演算を行って演算データを算出し、算出した演算データと退避領域に書き込まれている1番目の遊技情報との排他的論理和演算を行って演算データを算出する。そして、最後に算出した演算データが、RAM123bの退避領域に書き込まれている初期データと一致しているか否かを判別する。最後に算出した演算データがRAM123bの退避領域に書き込まれている初期データと一致している場合にはチェックデータが正常であることを判別し、一致していない場合にはチェックデータが異常であることを判別する。
また、チェックデータとしてサム値が用いられている場合には、例えば、以下の方法でサム値が正常であるか否かを判別する。すなわち、RAM123bの退避領域に書き込まれている遊技情報のサム値を算出する。そして、算出したサム値とRAM123bのサム値領域に書き込まれているサム値が一致するか否かを判別する。算出したサム値がRAM123bのサム値領域に書き込まれているサム値と一致する場合にはチェックデータが正常であることを判別し、一致していない場合にはチェックデータが異常であることを判別する。
ステップA9では、RAM123bの全領域をクリア(RAM123bに書き込まれている全ての遊技情報をクリア)した後、ステップA11に進む。
RAM123bの全領域のクリアによって、RAM123bの所定の領域の大当たり判定用乱数カウンタのカウント値(大当たり判定用乱数)は“0”に設定される。このため、電源復帰処理後の1サイクル目では、大当たり判定用乱数カウンタは“0”からカウントを開始する(図12参照)。
ステップA8からステップA9に進む場合には、停電処理情報が、正常停電処理が実行されたことを、すなわち、前回の停電時に正常に停電処理が実行されたことを示している。この場合には、前回の停電が電源配線(例えば、図2に示す電源配線L3)が不正に短絡された後に復帰されたことに起因する虞、あるいは停電予告検出信号の信号配線(例えば、図2〜図4に示す信号配線L5)が不正に短絡された状態で制御電源が遮断された後に投入されたことに起因する虞はない。したがって、電源復帰処理後の1サイクル目で、大当たり判定用乱数カウンタのカウントを“0”から開始させても問題はない。
なお、閉店時に高確率状態で終了したパチンコ機では、電源をオフにした際に、前記した停電処理により、RAM123bの退避領域に高確率状態を示す遊技情報が書き込まれる。この状態で、翌日の開店時に、当該パチンコ機に電源が投入されると、高確率状態で開始される場合がある。そこで、このような場合には、パチンコ店の係員等は、RAMクリアスイッチを操作した状態でパチンコ機の電源を投入する。これにより、前記ステップA9でRAM123bがクリアされ、高確率状態が解消される。
すなわち、ステップA5からステップA9に進む場合には、パチンコ店の係員等の意思によってRAM123bのクリアが処理されるため、電源復帰処理後の1サイクル目で、大当たり判定用乱数カウンタのカウントを“0”から開始させても問題はない。
ステップA10では、RAM123bの領域のうち、大当たり判定用乱数(大当たり判定用乱数カウンタのカウント値)が書き込まれる領域以外の領域をクリアした後、ステップA11に進む。
この場合、停電処理情報が正常停電処理が実行されたことを示していないため、前回の停電が、5V制御電源の電源配線(例えば、図2に示す、第1の実施の形態の電源配線L4)を不正に短絡及び復帰させたことや、停電予告検出信号の信号配線(例えば、図2〜図4に示す、第1〜第3の実施の形態の信号配線L5)を不正に短絡させたことに起因する虞がある。このため、大当たり判定用乱数ンタのカウンタ値をクリアして“0”に設定し、大当たり判定用乱数カウンタのカウントを“0”から開始させると、大当たり判定用乱数が当たり値となるタイミングを予測することができる(図12参照)。
したがって、この場合には、RAM123bの領域のうち、大当たり判定用乱数(大当たり判定用乱数カウンタのカウント値)が書き込まれる領域以外の領域をクリアする。すなわち、RAM123bに書き込まれている大当たり判定用乱数以外の遊技情報を“0”にクリアする。
これにより、電源復帰処理後の1サイクル目では、大当たり判定用乱数カウンタは任意の値(“0”の場合にあるが確率は非常に低い)からカウントを開始するため、大当たり判定用乱数が当たり値と一致するタイミングを予測するのが困難となる。
ステップA11では、タイマ割込みの禁止を解除した後、ステップA12の処理に進む。
ステップA12では、停電検出回路112から出力される停電予告検出信号がオンであるか否かを判別する。すなわち、電源の電圧値が停電電圧検出値以下に低下したか否かを判別する。停電予告検出信号がオンである場合には、前述した、図7に示す停電処理Bを実行する。一方、停電予告検出信号がオンでない(オフである)場合には、大当たり判定用乱数以外の乱数の更新処理Cを実行する。大当たり判定用の乱数以外の乱数としては、例えば、抽選結果の表示時間、抽選結果を演出表示する演出パターンを決定する演出パターン用乱数、演出図柄を決定する演出図柄用乱数等が用いられる。
ステップA13では、タイマ割込が発生したか否かを判別する。タイマ割込が発生した場合には、図8に示すタイマ割込処理を実行した後にステップA12に戻る。一方、タイマ割込が発生していない場合には、ステップA12に戻る。本実施の形態では、タイマ割込処理Dは4ms毎に実行される。
次に、タイマ割込処理Dの概要を図8のフローチャート図により説明する。
図8に示すタイマ割込処理Dでは、入力信号取得処理D1、タイマ減算処理D2、大あたり判定用乱数更新処理D3、賞球制御処理D4、賞球チェック処理D5、大入賞口制御処理D6、抽選結果出力制御処理D7等を実行する。
入力信号取得処理D1では、始動入賞検出信号、入賞検出信号等の入力信号を取得する処理を実行する。
タイマ減算処理D2では、抽選結果表示装置や演出表示装置に変動パターンを表示する場合等のように実行時間が設定されている場合に、実行時間の減算処理を実行する。
大当たり判定用乱数更新処理D3では、例えば、RAMの所定領域に書き込まれる大当たり判定用乱数カウンタの値を更新する処理を実行する。
賞球制御処理D4では、始動入賞検出信号や入賞検出信号等の入賞を示す検出信号の入力に応答して、払出装置から払い出す賞球数を指示する賞球コマンド信号を払出制御回路に出力する。
賞球チェック処理D5では、払出装置からの払い出しに関する異常状態(例えば、大当たり遊技状態でないにも関わらず、大入賞口入賞検出器から大入賞口入賞検出信号が出力されている状態)をチェックする処理を実行する。
大入賞口制御処理D6では、始動入賞検出信号の入力により行った抽選の結果が当たりであり、特別遊技状態を発生させる場合に大入賞口を開閉制御する開閉部材を駆動する開閉駆動装置に制御信号を出力する処理を実行する。
抽選結果出力制御処理では、始動入賞検出信号の入力により行った抽選の結果を抽選結果表示装置に表示させるための制御信号を抽選結果表示装置に出力する処理や、抽選結果を演出表示装置に表示する演出図柄、スピーカから発生する音、LED等のランプから発光する光等を用いた演出によって報知するための副コマンド信号を副制御回路に出力する処理を実行する。
以上のように、本実施の形態では、停電検出回路から停電予告検出信号が出力された場合には、チェックデータを生成してRAMに書き込む停電処理を実行するとともに、停電処理を実行したことを示す停電処理情報をRAMに書き込むように構成されている。
そして、電源投入時(電源復帰時)に制御電源の電圧値が制御回路の動作電圧値に達すると、RAMクリアスイッチの操作状態、RAMに書き込まれているチェックデータ及び停電処理情報に基づいてRAMに書き込まれている遊技情報の処理の態様を決定する。
すなわち、RAMクリアスイッチが操作されている場合には、RAMの全領域をクリアする。これにより、遊技店の係員等によるRAMクリアスイッチの操作によってRAMの全領域をクリアすることができる。
また、RAMクリアスイッチは操作されていないが、停電処理情報が正常停電処理が実行されなかったことを示している場合には、RAMの領域のうち大当たり判定用乱数(大当たり判定用乱数カウンタの値)が書き込まれている領域以外の領域がクリアする。これにより、電源配線(例えば、図2に示す電源配線L3)が不正に短絡された後に復帰された虞、あるいは停電予告検出信号の信号配線(例えば、図2〜図4に示す信号配線L5)が不正に短絡された状態で制御電源が遮断された後に投入された虞がある場合には、大当たり判定用乱数がクリアされないため、大当たり判定用乱数が当たり値となるタイミングを予測するのが困難となる。したがって、不正に特別遊技状態が発生するのを防止することができる。
また、RAMクリアスイッチが操作されてなく、停電処理情報も正常停電処理が実行されたことを示しているが、チェックデータが異常である場合には、RAMの全領域をクリアする。すなわち、前回の停電時には正常に停電処理が実行されたが、停電中に、何らかの原因でRAMに書き込まれている遊技情報が変化した場合には、RAMの全領域がクリアされる。この場合には、前回の停電時に正常に停電処理が実行されているため、RAMの全領域をクリアしても特に問題はない。
また、RAMクリアスイッチが操作されてなく、停電処理情報が正常停電処理が実行されたことを示し、チェックデータも正常な場合には、RAMはクリアされない。これにより、停電前の遊技状態から遊技を継続することができる。
したがって、本実施の形態のパチンコ機では、通電中に、バックアップ電源用の電源配線L4(併せて、図2参照)が短絡された際に、CPU123a及びRAM123bに供給される制御電源の電圧値(主制御回路部123の端子123c、及び端子123dの電圧値)が、CPU123a及びRAM123bの動作電圧未満とならないように設定された抵抗値を有する抵抗器R124が、主制御基板120に設けられている。これによって、通電中にバックアップ電源用の電源配線L4を故意に短絡しても、抵抗器R124の両端にかかる電圧により、主制御基板120の5V制御電源が短絡することがなく、CPU123a及びRAM123bの動作電圧以上の電圧の電源をCPU123a及びRAM123bに供給することができる。したがって、バックアップ電源用の電源配線L4を故意に短絡して5V制御電源を短絡した後に5V制御電源を復帰させることにより、RAM123bがクリアされ初期化されるのを防止することができる。
さらに、主制御基板120に電源基板110から5V制御電源を供給する電源配線(例えば、図2に示す、第1の実施の形態の電源配線L4)を不正に短絡及び復帰させたことや、停電予告検出信号の信号配線(例えば、図2〜図4に示す、第1〜第3の実施の形態の信号配線L5)を不正に短絡させたことによりRAM123bがクリアされ初期化されるのを防止することができる。
RAM123bが初期化されると、抽選結果が当たりとなるタイミングが予測可能となり、パチンコ機1を故意に大当たり遊技状態にする不正が行われる虞があった。本実施の形態のパチンコ機1を用いれば、このように、パチンコ機1を、遊技者に有利な特別遊技状態にする不正を防止することができる。
本発明は、実施の形態で説明した構成に限定されず、種々の変更、追加、削除が可能である。
本実施の形態では、説明の便宜上、主制御回路部123に設けられているCPUとRAMが別々に構成されているものとして説明したが、実際にはCPUとRAMは制御用ICとして一体的に構成されている。
本実施の形態では、本発明をパチンコ機1に適用した場合について説明したが、スロット等他の遊技機に適用することもできる。
また、本発明は、以下のように構成することもできる。
例えば、「(態様1) 主制御基板に電源を供給する電源回路及び予備電源回路が設けられた電源基板と、
遊技機の動作を制御する主制御回路、遊技時に変化する遊技情報を記憶する主記憶回路、前記電源基板から供給された電源の電圧値を前記主制御回路及び前記主記憶回路用の制御電源の電圧値に変換する電圧変換回路が設けられた主制御基板と、
前記主制御基板と前記電源基板の間に設けられた予備電源用の電源配線を備え、
前記電圧変換回路で変換された制御電源が、前記主制御回路、前記主記憶回路及び前記予備電源用の電源配線に供給されるように構成されている遊技機であって、
前記主制御基板には、前記予備電源用の電源配線が短絡された時に、前記主制御回路及び前記主記憶回路に供給される制御電源の電圧値が、前記主制御回路及び前記主記憶回路の動作電圧値未満とならないように設定された抵抗値を有する抵抗器が設けられている、
ことを特徴とする遊技機。」として構成することができる。
電源基板の電源回路から供給された電源電圧の電圧値を制御電源の電圧値に変換する電圧変換装置としては、例えば、DC12VをDC5Vに変換する3端子レギュレータが用いられる。
本態様の遊技機では、通電中に、主制御電源を予備電源回路に接続する予備電源用の電源線が短絡された際に、主制御回路及び主記憶回路に供給される制御電源の電圧値が、主制御回路及び主記憶回路の動作電圧値未満とならないように設定された抵抗値を有する抵抗器が、主制御基板に設けられている。これによって、通電中に、予備電源回路を充電するための予備電源用の電源線が短絡されても、主制御回路及び主記憶回路には、主制御回路及び主記憶回路の動作電圧値以上の電圧値を有する制御電源が供給される。したがって、例えば、不正者が、遊技機の通電中に当該電源線を故意に短絡した後に復帰させても、主記憶回路がクリアされて初期化されることがない。
また、本態様の遊技機によれば、主制御基板の主制御回路や主記憶回路の制御電源を、電源回路から供給された電源を、主制御基板に設けられている電圧変換回路により変換して得ている。したがって、制御電源を供給する電源配線を、電源基板と主制御基板間に設ける必要がない。これにより、制御電源を供給する電源配線を故意に短絡して、停電処理を行わずに動作を停止した主制御回路に、電源復帰時に記憶回路をクリアさせ初期化させる不正を防止することができる。
主記憶回路が初期化されると、抽選結果が当たりとなるタイミングが予測可能となり、遊技機を故意に大当たり遊技状態にする不正が行われる虞があった。本発明の遊技機を用いれば、このように、遊技機を、遊技者に有利な特別遊技状態にする不正を防止することができる。
また、「(態様2)請求項1又は態様1に記載の遊技機であって、
前記制御電源は、前記主記憶回路に供給されるとともに、整流素子及び前記抵抗器を介して前記予備電源用の電源配線に供給されている、
ことを特徴とする遊技機。」として構成することができる。
整流素子は、典型的にはダイオードを用いて構成される。
本態様の遊技機によれば、通電時には、制御電源により予備電源回路を充電するとともに制御電源を主記憶回路に供給し、通電されていない時には、充電した予備電源回路から予備電源を記憶回路に供給する回路を簡単に構成することができる。また、予備電源用の電源配線が短絡した際の、当該抵抗器の制御電源側(整流素子側)の一端の電位を、主制御回路及び主記憶回路の動作電圧以上に維持することができれば、すなわち、そのような抵抗値を有する抵抗器を選択すれば、予備電源用の電源配線が短絡されても、1つの抵抗器で主制御回路及び主記憶回路の動作を維持することができる。
また、「(態様3)請求項1、態様1、態様2のいずれかに記載の遊技機であって、
メモリクリアスイッチを備え、
前記主制御回路は、前記メモリクリアスイッチが操作されている状態で前記制御電源が復帰した場合には、前記主記憶回路に記憶されている遊技情報をクリアする、
ことを特徴とする遊技機。」として構成することができる。
メモリクリアスイッチの操作によって、主記憶回路に記憶されている遊技情報がクリアされるタイミングは、一般的には、メモリクリアスイッチが操作されている状態で、制御電源が主制御回路の動作電圧に立ち上がったタイミングが用いられる。
本態様の遊技機によれば、遊技場のスタッフ等による主記憶回路のクリア操作を許容しながら、不正防止効果を高めることができる。
また、「(態様4) 態様3に記載の遊技機であって、
前記メモリクリアスイッチは、前記主制御基板に設けられている、
ことを特徴とする遊技機。」として構成することができる。
態様4の遊技機によれば、メモリクリア信号を出力する信号配線を、電源基板と主制御基板間に設ける必要がない。これにより、メモリクリア信号を出力する信号配線に不正なメモリクリア信号を入力した状態で、電源基板から主制御基板に供給する電源の配線を短絡して、主記憶回路を故意にクリアして初期化する不正を防止することができる。
また、「(態様5) 請求項1、態様1〜4のいずれかに記載の遊技機であって、
停電検出回路を備え、
前記停電検出回路は、前記電源回路から供給される電源の電圧値と設定値との比較結果に基づいて停電予告検出信号を出力し、
前記主制御回路は、前記停電検出回路から停電予告検出信号が出力されると、前記主記憶回路に記憶されている遊技情報を用いて判定情報を生成して前記主記憶回路に書き込む停電処理を行い、前記主制御電源が復帰すると、前記主記憶回路に書き込まれている判定情報に基づいて、前記主記憶回路に書き込まれている遊技情報が正常であるか否かを判定し、判定結果に基づいて前記主記憶回路に書き込まれている遊技情報の処理方法を決定する停電復帰処理を行う、
ことを特徴とする遊技機。」として構成することができる。
「判定情報」としては、主記憶回路に書き込まれている遊技情報が、停電処理を行ってから電源が復帰するまでの間に変化したか否かを判定することが可能な情報が用いられる。例えば、主記憶回路に書き込まれている遊技情報に基づいて生成したパリティデータやサム値が用いられる。判定情報として、主記憶回路に書き込まれている遊技情報に基づいて生成したパリティデータを用いる場合には、例えば、電源復帰時の停電復帰処理で、主記憶回路に書き込まれているパリディデータが所定の値であるか否か、主記憶回路に書き込まれているパリティデータに基づいて生成したデータが所定のデータと一致しているか否か等によって、記憶回路に書き込まれている遊技情報が正常であるか否かを判定して、遊技情報の処理方法を決定する。また、判定情報として、主記憶回路に書き込まれている遊技情報に基づいて生成したサム値を用いる場合には、例えば、電源復帰時の停電復帰処理で主記憶回路に書き込まれている遊技情報に基づいて生成したサム値が主記憶回路に書き込まれているサム値と一致するか否かによって、主記憶回路に書き込まれている遊技情報が正常であるか否かを判定して、遊技情報の処理方法を決定する。
「遊技情報の処理方法」としては、例えば、主記憶回路に書き込まれている遊技情報が正常であることが判定されれば、主制御回路は、現在記憶回路に記憶されている遊技情報を用いて遊技動作を実行する方法が用いられる。また、主記憶回路に書き込まれている遊技情報が正常ではないことが判定されれば、主制御回路は、現在記憶回路に記憶されている遊技情報をクリアして初期化する方法が用いられる。
停電検出回路が停電予告検出信号を出力するための「設定値」としては、停電等により電源回路から供給される電源の電圧値が「設定値」まで低下しても、主制御回路が停電処理を行う間は、電源基板の電源回路、あるいは主制御基板の電圧変換装置が、主制御回路の動作電圧以上の電圧値の制御電源を出力することができる値が設定される。
本態様の遊技機によれば、電源復帰時に停電前の遊技状態を継続することができる場合(電源復帰時の停電復帰処理でチェックデータのチェック結果がOKであった場合)があるという機能を許容しながら、不正防止効果を高めることができる。
また、「(態様6) 態様5に記載の遊技機であって、
前記主制御回路は、
前記停電検出回路から停電予告検出信号が出力されると、前記判定情報を前記主記憶回路に書き込むとともに、判定情報が前記主記憶回路に書き込まれたことを示す停電処理情報を前記主記憶回路に書き込み、
また、前記制御電源が復帰すると、前記主記憶回路に書き込まれている前記停電処理情報が判定情報が前記主記憶回路に書き込まれたことを示しているか否かを判定し、前記停電処理情報が判定情報が前記主記憶回路に書き込まれなかったことを示していることを判定した場合には、前記主記憶回路に書き込まれている遊技情報のうち、遊技者に特典を付与するか否かを決定する際に用いられる遊技情報以外の遊技情報をクリアし、前記停電処理情報が判定情報が前記主記憶回路に書き込まれたことを示し、且つ、前記主記憶回路に書き込まれている判定情報に基づいて前記主記憶回路に書き込まれている遊技情報が正常であるか否かを判定し、前記主記憶回路に書き込まれている遊技情報が異常であることを判定した場合には、前記主記憶回路に書き込まれている遊技情報をクリアする、
ことを特徴とする遊技機。」として構成することができる。
「遊技者に特典を付与するか否かを決定する際に用いられる遊技情報」としては、典型的には、遊技媒体が始動入賞口に入賞したことに起因して読み取る大当たり判定用乱数が用いられる。
「停電処理情報」としては種々の情報を用いることができる。例えば、判定情報が主記憶回路に書き込まれなかった場合には第1の値、判定情報が主記憶回路に書き込まれた場合には第2の値に設定される情報を用いることができる。この場合には、電源復帰時に、停電処理情報が第1の値であるか第2の値であるかを判定することによって、停電処理情報が判定情報が主記憶回路に書き込まれたことを示しているか否かを判定する。あるいは、判定情報が主記憶回路に書き込まれなかった場合にはリセット、判定情報が主記憶回路に書き込まれた場合にはセットされるフラグ情報を用いることができる。この場合には、電源復帰時に、停電処理情報がセットされているかリセットされているかを判定することによって、停電処理情報が判定情報が主記憶回路に書き込まれたことを示しているか否かを判定する。
「主記憶回路に書き込まれている遊技情報のうち、遊技者に特典を付与するか否かを決定する際に用いられる遊技情報以外の遊技情報をクリアする」処理では、遊技者に特典を付与するか否かを決定する際に用いられる遊技情報は、そのままの値を用いてもよいし、RAMのクリア時に設定される値以外の任意の値に設定してもよい。
本態様の遊技機を用いれば、主制御回路に制御電源を供給する電源配線を故意に短絡させて復帰させる不正や、主制御回路に入力される停電予告検出信号の信号配線を故意に短絡させる不正が行われた虞がある場合には、判定情報が主記憶回路に書き込まれたことを示す停電処理情報が主記憶回路に書き込まれないため、電源復帰時に、遊技者に特典を付与するか否かを決定する際に用いられる遊技情報がクリアされない。
これにより、遊技者に特典を付与するか否かを決定する際に用いられる遊技情報が不正にクリアされるのを防止することができる。
また、「(態様7) 態様6に記載の遊技機であって、
遊技媒体が入賞可能な始動入賞口と、
遊技媒体が前記始動入賞口に入賞したことを検出して始動入賞検出信号を出力する始動入賞検出回路を備え、
前記主記憶回路に書き込まれる遊技情報には大当たり判定用乱数が含まれており、
前記主制御回路は、前記始動入賞検出回路から始動入賞検出信号が出力されると、前記主記憶回路に書き込まれている大当たり判定用乱数に基づいて遊技者に特典を付与するか否かを判定し、
また、前記主制御回路は、前記停電処理情報が判定情報が前記主記憶回路に書き込まれなかったことを示していることを判定した場合には、前記主記憶回路に書き込まれている大当たり判定用乱数以外の遊技情報をクリアする、
ことを特徴とする遊技機。」として構成することができる。
態様7の遊技機では、記憶回路には、始動入賞検出信号が出力された場合に読み取り、遊技者に特典を付与するか否かを判定する際に用いられる大当たり判定用乱数を含む遊技情報が書き込まれている。そして、主制御回路は、停電処理情報が判定情報が主記憶回路に書き込まれなかったこと(前回の停電時に停電処理が実行されなかったこと)を示している場合には、主記憶回路に書き込まれている大当たり判定用乱数以外の遊技情報をクリアする。
態様7の遊技機を用いれば、主制御回路に制御電源を供給する電源配線を故意に短絡させて復帰させる不正や、主制御回路に入力される停電予告検出信号の信号配線を故意に短絡させる不正が行われた場合であっても、大当たり判定用乱数をクリアしないため、不正防止効果が高い。
また、「(態様8)態様5〜7のいずれかに記載の遊技機であって、
前記停電検出回路は、前記主制御基板に設けられている、
ことを特徴とする遊技機。」として構成することができる。
本態様の遊技機では、主制御基板に停電検出回路が設けられている。したがって、停電予告検出信号を出力する信号配線を、電源基板と主制御基板間に設ける必要がない。これにより、停電予告検出信号の信号配線を短絡あるいは断線した状態で、制御電源の供給を停止した後に復帰させ、停電予告検出信号が入力されなかったために停電処理を行わずに動作を停止した制御回路に、電源復帰時の停電復帰処理で、記憶回路をクリアし初期化させる不正が行われ難い。
パチンコ機1が遊技場に配置されている状態で、パチンコ機1を裏側から見た図である。 第1の実施の形態の電源基板110と主制御基板120の構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態の電源基板110と主制御基板120の構成を示すブロック図である。 第3の実施の形態の電源基板110と主制御基板120の構成を示すブロック図である。 第4の実施の形態の電源基板110と主制御基板120の構成を示すブロック図である。 第5の実施の形態で、CPU123aが実行する処理を示すフローチャート図である。 第5の実施の形態で、CPU123aが実行する処理を示すフローチャート図である。 第5の実施の形態で、CPU123aが実行する処理を示すフローチャート図である。 従来の電源基板110と主制御基板120の構成を示すブロック図である。 停電の場合の5V制御電源の状態を示すタイミングチャート図を示す。 従来のパチンコ機で、バックアップコンデンサ114の電源配線L4が短絡され、主制御基板120の5V制御電源が短絡した状態を説明する図である。 初期値更新型乱数カウンタを説明する図である。
符号の説明
1 パチンコ機
110 電源基板
111 電源回路
112 停電検出回路
125 電圧変換装置
113 RAMクリアスイッチ
114 バックアップコンデンサ
120 主制御基板
123 主制御回路部
123a CPU
123b RAM
300 一点鎖線部
L1,L2,L3,L4 電源配線
L5,L6 信号配線
R124 抵抗器
Vs 閾値
D12 ダイオード

Claims (1)

  1. 遊技機の動作を制御する主制御回路及び遊技時に変化する遊技情報を記憶する主記憶回路が設けられた主制御基板と、
    前記主制御回路及び前記主記憶回路用の制御電源を供給する電源回路及び予備電源回路が設けられた電源基板と、
    前記主制御基板と前記電源基板の間に設けられた予備電源用の電源配線を備え、
    前記電源基板から前記主制御基板に供給された制御電源が、前記主制御回路、前記主記憶回路及び前記予備電源用の電源配線に供給されるように構成されている遊技機であって、
    前記主制御基板には、前記予備電源用の電源配線が短絡された時に、前記主制御回路及び前記主記憶回路に供給される制御電源の電圧値が、前記主制御回路及び前記主記憶回路の動作電圧値未満とならないように設定された抵抗値を有する抵抗器が設けられている、
    ことを特徴とする遊技機。
JP2005095030A 2005-03-29 2005-03-29 遊技機 Active JP4803704B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005095030A JP4803704B2 (ja) 2005-03-29 2005-03-29 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005095030A JP4803704B2 (ja) 2005-03-29 2005-03-29 遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006271680A true JP2006271680A (ja) 2006-10-12
JP4803704B2 JP4803704B2 (ja) 2011-10-26

Family

ID=37206997

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005095030A Active JP4803704B2 (ja) 2005-03-29 2005-03-29 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4803704B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009172297A (ja) * 2008-01-28 2009-08-06 Fujishoji Co Ltd 遊技機
JP2011104261A (ja) * 2009-11-20 2011-06-02 Newgin Co Ltd 遊技機
JP2011125754A (ja) * 2011-03-30 2011-06-30 Fujishoji Co Ltd 遊技機
JP2011125755A (ja) * 2011-03-30 2011-06-30 Fujishoji Co Ltd 遊技機
JP2013059601A (ja) * 2011-08-23 2013-04-04 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2019126598A (ja) * 2018-01-25 2019-08-01 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機
JP2019126587A (ja) * 2018-01-25 2019-08-01 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08184668A (ja) * 1994-12-28 1996-07-16 Yokogawa Electric Corp 防爆型移動体識別装置
JP2003174767A (ja) * 2001-12-06 2003-06-20 Canon Inc 高圧電源装置
JP2004254919A (ja) * 2003-02-26 2004-09-16 Daiman:Kk 遊技機

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08184668A (ja) * 1994-12-28 1996-07-16 Yokogawa Electric Corp 防爆型移動体識別装置
JP2003174767A (ja) * 2001-12-06 2003-06-20 Canon Inc 高圧電源装置
JP2004254919A (ja) * 2003-02-26 2004-09-16 Daiman:Kk 遊技機

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009172297A (ja) * 2008-01-28 2009-08-06 Fujishoji Co Ltd 遊技機
JP4719232B2 (ja) * 2008-01-28 2011-07-06 株式会社藤商事 遊技機
JP2011104261A (ja) * 2009-11-20 2011-06-02 Newgin Co Ltd 遊技機
JP2011125754A (ja) * 2011-03-30 2011-06-30 Fujishoji Co Ltd 遊技機
JP2011125755A (ja) * 2011-03-30 2011-06-30 Fujishoji Co Ltd 遊技機
JP2016155014A (ja) * 2011-08-23 2016-09-01 株式会社三洋物産 遊技機
JP2013059601A (ja) * 2011-08-23 2013-04-04 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2018138269A (ja) * 2011-08-23 2018-09-06 株式会社三洋物産 遊技機
JP2020062562A (ja) * 2011-08-23 2020-04-23 株式会社三洋物産 遊技機
JP2019126598A (ja) * 2018-01-25 2019-08-01 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機
JP2019126587A (ja) * 2018-01-25 2019-08-01 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機
JP7060966B2 (ja) 2018-01-25 2022-04-27 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機
JP7060965B2 (ja) 2018-01-25 2022-04-27 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP4803704B2 (ja) 2011-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5250804B2 (ja) 遊技機
JP5178130B2 (ja) 遊技機
JP4378791B2 (ja) 遊技機
JP4803704B2 (ja) 遊技機
JP2010082261A (ja) 遊技機
JP2006271685A (ja) 遊技機
JP2006218091A (ja) 遊技機
JP2008035945A (ja) 遊技機
JP5256424B2 (ja) 遊技機
JP5252174B2 (ja) 遊技機
JP3811794B2 (ja) 遊技機
JP5595429B2 (ja) 遊技機
JP2006271687A (ja) 遊技機
JP3856613B2 (ja) 遊技機
JP2003275429A (ja) 弾球遊技機
JP2008035947A (ja) 遊技機
JP2001017620A (ja) パチンコ遊技機
JP4548079B2 (ja) 遊技機
JP4724898B2 (ja) 遊技機
JP5090011B2 (ja) 遊技機
JP2008035946A (ja) 遊技機
JP2006026441A (ja) 遊技機
JP4684214B2 (ja) 遊技機
JP7453592B1 (ja) 遊技機
JP7436884B2 (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080325

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20090319

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110113

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110113

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110311

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110711

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110805

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4803704

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140819

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250