JP2006271556A - 引出し付整理箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】引出しを収納すれば各引出しがガタツキなく自然と配列し、整然とした外観を呈するとともに、引出しを押し込む際の使用感も良好となる新規有用な引出し付整理箱を提供する。
【解決手段】頂板2、底板3及び左右の側板1を具備する筐体Aの内部に収納空間Sを形成し、この収納空間Sに引出し5を出し入れ可能に支持させたものである。そして、側板1の前端面100aの少なくとも一部に、側板1の外面側から内面側に向けて斜め後方に傾斜する傾斜面100aを形成するとともに、引出し5の鏡板53の左右両端部における背面側に、前記傾斜面100aと平行をなす傾斜面56を形成し、引出し5を押し込んだ際にこれらの傾斜面100a、56同士を当接させて、鏡板53の前面を前方に表出する左右の側板1の前端面100a、100a間に位置づけるようにした。
【選択図】図2

Description

本発明は、オフィス等において好適に使用される引出し付整理箱に関するものである。
この種の引出し付整理箱として、例えば特許文献1等に示すものが知られている。このものは、左右の側板の間を頂板で接続した金属素材からなる収納装置本体の側板の内面に樹脂製のレール部材を配置し、これら左右のレール部材に上下非対称な形態をなすレールを鏡面対称となるように複数段に亘り列設して、収納装置本体に底板及び背板を嵌め合わせて筐体を構成している。そして、同じ段に位置することとなる左右のレール間に引出しを支持させて引出し付整理箱としての利用を可能にしている。収納装置本体の側板は、前方にレール部材の厚みに対応させて直角に折り曲げ形成した前端面が設けてあり、引出しの左右両端部はこれに前後方向に重合することなく、左右の側板の内方に入り込んで内面間に収まった状態で収納されるようになっている。
実公平6−36766号公報
ところが、このようなものであると、引出しのレールに対する遊びから、押し込んだ際に引出しと側板のクリアランスが必ずしも一定とはならず、引出しの鏡板の位置が左右にずれて不揃いになり易い。特に引出しの一部に把手が設けてあると、把手が目立ちやすいために全体とし乱雑な感を助長することとなる。しかも、引出しは硬質樹脂で作られるのが通例であり、かたや収納装置本体は金属製であるため、引出しの鏡板が収納家具本体の側板に衝突して安っぽい異音を発するという問題もある。
本発明は、このような課題を好適に解決した引出し付整理箱を提供することを目的としている。
本発明は、かかる目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。
すなわち、本発明の引出し付整理箱は、少なくとも頂板、底板及び左右の側板からなる筐体の内部に収納空間を形成し、この収納空間に引出しを出し入れ可能に支持させてなる引出し付整理箱であって、前記側板の前端面の少なくとも一部に、当該側板の外面側から内面側に向けて斜め後方に傾斜する傾斜面を形成するとともに、引出しの鏡板の左右両端部における背面側に、前記傾斜面と平行をなす傾斜面を形成し、引出しを押し込んだ際にこれらの傾斜面同士を当接させて、鏡板の前面を前方に表出する左右の側板の前端面間に位置づけてなることを特徴とする。
このようなものであると、引出しを押し込む際に、傾斜面によるガイド作用によって引出しが筐体の中心部に誘導されるため、無造作に操作しても複数の引出しを整然と配列することができ、しかも傾斜面同士がテーパ係合するため、ガタつきのない良好な収納状態を得ることができる。その上、引出しを押し込んでも左右の側板の前端面が前方に表出した状態にあるため、押し込み位置が一目で了知でき、出し入れ操作を的確な操作感の下に行うことが可能となる。
使用感を良好なものにするためには、側板を、硬質素材からなる側板部材と、この側板部材の前縁に沿って取り付けた軟質素材からなる平断面略三角形状の当接部材とから構成し、この当接部材の傾斜面に硬質素材からなる引出しの傾斜面を当接させるようにしていることが望ましい。
或いは、他の構成としては、引出しを、硬質素材からなる引出し本体と、この引出し本体の左右両端部における背面に取り付けた軟質素材からなる平断面略三角形状の当接部材とから構成し、この当接部材の傾斜面を硬質素材からなる側板の傾斜面に当接させるようにしているものが挙げられる。
量産性を向上するためには、上記硬質素材と軟質素材を樹脂製のものとしておくことが望ましい。
なお、本発明でいう「硬質素材」と「軟質素材」は、一方が他方より相対的な硬度の差があればよく、軟質素材側と硬質素材側とが当接するときに軟質素材側が衝突を吸収して操作感を向上させ、これにより前記課題を解決する硬度の差を有することを想定している。
本発明は、以上のような構成であるから、引出しを収納すれば各引出しがガタツキなく自然と配列し、整然とした外観を呈するとともに、引出しを押し込む際の使用感も良好となる新規有用な引出し付整理箱を提供することが可能となる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
この実施形態の引出し付整理箱は、図1及び図2に示すように組立式のもので、硬質樹脂素材からなる側板部材10を主体とする左右の側板1に同じく硬質樹脂素材からなる頂板2、底板3及び背板4を相互に組み付けることによって筐体Aを構成し、この筐体A内に形成される収納空間Sに引出し5を、左右の側板1に設けたレール11、12を介して支持させるようにしている。
具体的に説明すると、側板1はその上縁近傍及び下縁近傍における奥行き方向間欠位置に、図2、図3及び図5に示すように階段状に内空を狭めながら上下方向に貫通する略矩形状の係合孔13aを有するブロック体状の突起13を上縁と下縁で逆向きとなるように設けたもので、この係合孔13aに頂板2及び底板3の対応部位に垂下させ或いは突出させて設けた係合部23、33を図4及び図6に示すように離脱し得ない状態で差し込んで係合させるようにしている。係合部23、33は、図3及び図5に示すように、板状をなすベース23a、33aに3条の爪23b、33bを平行に形成したもので、奥行き方向に沿って突起13の1つおきに、真ん中の爪23b、33bから下方又は上方に延出する鉤状部23c、33cを延出させている。そして、鉤状部23c、33cのない爪23b、33bは図4(b)及び図6(b)に示すように単に係合孔13aの内部に収まった状態に止どまるのに対して、鉤状部23c、33cのある爪23b、33bは図4(a)及び図6(a)に示すように係合孔13aを通過した位置で開口縁に係合して係合部22,33が係合孔13aから抜脱するのを禁止する戻り止めの役割を果たしている。
一方、側板1には、図2に示すようにそれらの上縁近傍及び側縁近傍に被係合部1xが設けてあり、これらの被係合部1xに、頂板2及び底板3の外側面における対応部位に設けた係合部2x、3xを係合させて、側板1と頂板2、側板1と底板3をそれぞれ分離し得ないように組み付けるようにしている。また、側板1及び頂板2には、それらの後縁近傍に別異の被係合部1y、2yが設けてあり、これらの被係合部1y、2yに、背板4の対応部位に設けた係合部4yを係合させて、側板1と背板4、頂板2と背板4をそれぞれ分離し得ないように組み付けるようにしている。図示しないが、底板3と背板4における関係も同様である。分離し得ないようにとは、特殊な工具等を用いなければ分離することが困難な程度を言う。このような構造は、例えば、組をなす係合部若しくは被係合部の一方が経過的に弾性変形して係合の深い位置で復元し、再び工具を用いて弾性変形させなければ係合が解除し得ないような適宜の構成によって容易に実現することができる。
次に正面視左側の側板1に着目すると、図2及び図7(a)に示すように、レール11はその前端側に上方に向けて起立しそこから前方に向けて部分円弧状に湾曲する膨出部11aを有し、レール12はその前端側に下方に向けて垂下しそこから前方に向けて湾曲する膨出部12aを有したもので、これらを高さ方向に交互に配置している。この左側の側板1を上下倒置して右側の側板1として使用するとき、図2に示すように左側に位置する側板1のレール11の対応部位に右側の側板1のレール12が、また左側に位置する側板1のレール12の対応部位に右側の側板1のレール11がそれぞれ同一高さで対峙して、これら左右のレール11、12同士、レール12,11同士が鏡面対称をなすように構成している。このとき、左側のレール12と右側のレール11が図9に示すように実際に引出し5を支持する「使用されるレール」となり、左側のレール11と右側のレール12が「使用されないレール」となる。
そして、本実施形態では、使用されるレール11(12)と使用されないレール12(11)の前端部間及び後端部間を図2及び図7等に示すようにリブ15a、15bによって接続しており、このうちのリブ15bを筐体Aの嵌め合い構造の一部として利用している。具体的には、後端部のリブ15bの後面における上端近傍部及び下端近傍部に後方に向けて突起15cを設け、この突起15cに背板4の対応位置に設けたボス穴45cを係合させるようにしている。これらと同様に、頂板2及び底板3にも突起25c、35cを設け、背板4の対応部位にボス穴45cを設けている。
一方、引出し5は、図1及び図2に示すように、左右の側板51の間を底板52、鏡板53及び後板54で接続した硬質樹脂素材からなる扁平箱状の引出し本体5aを主体とするもので、この引出し本体5aの側板51の外面に前後方向に延びて本発明の突起部として機能する突条51aを設けるとともに、鏡板53の前方に把手55を突設している。引出し本体5aの側板51の外面は、図9に示すように左右の側板1の内面に形成したレール11,12と干渉しない状態に配置され、この引出し本体5aの側面から外方に突出する前記突条51aを対応する左側の側板1のレール12と右側の側板1のレール11の上に添接支持させるようにしている。なお、引出し5の突条51aの後端近傍の下方には、図2及び図14に示すように、引出し5を引き出した際にレール12(11)の膨出部12a(11a)の後向面に当接して抜け止めを図る突起51bが設けてある。引出し5は突条51aの前端側の下面がレール12,11の膨出部12a(11a)の上面に支持され、後端側を突起51bの下面を介してレール12(11)の平坦部の上面に支持される。引出し5を抜き取る際は、持ち上げて突条51a及び突起51bをレール12(11)とその上段側に位置するレール11(12)との隙間に通さない限りこれらのレール11,12間から外れない構造となっている。また、引出し5には、前記突起51bの更に後下方に突起51cが設けてあるが、この突起51cは引出し5を最大限に引き出した際にレール12(11)の下面に添接して引出し2の前垂れを防止する役割を果たすものである。この突起51bは、レール11,12の前端部間を接続するリブ15aの突出量の少ない部分(図14における符号15ax部分)から挿脱される。
ところで、この引出し付整理箱は、前記筐体Aの開口縁に位置することとなる頂板3及び左右の側板2の各縁部に図2に示す薄板素材を塑性変形加工した補強材6、7を付帯させ、これらを嵌め合わせる際に、コーナー部において相隣接する補強材6,7同士を相互に係わり合わせることによって、補強材全体を3辺において連なった状態にしている。
具体的に説明すると、補強材6は、図2、図7(a)、図9及び図11に示すように、水平板部61の左右両端部に垂下片62を連設したもので、図7(b)に示すように当該補強材6の長手方向に沿った仮想軸回りに水平板部61を回転させて頂板2に非平行となる姿勢に保持した状態で、水平板部61の前縁を頂板2の下面に設けた差込部26aに差し込み、その位置で図7(c)に矢印で示すように頂板2に対し平行となる位置まで回転させることによって、水平板部61の後向面61aを頂板2の下面に設けた突起26bの内側に圧入して密着状態で装着するようにしている。
一方、補強材7は、図2、図7(a)、図8〜図12に示すように、上下両端部に屈曲部7a,7bを設けたもので、側板1の内面に上下に離間させて設けた袋状の差込部17a、17bに補強材7を、上端部7a(図9中矢印参照)→下端部7b(図10中矢印参照)の順でけんどん方式により差し込み、差し込み終えた段階で当該補強材7の中間部に設けたテーパ状をなす窓7c(図7(a)、図8参照)に側板1の内面に設けた突起17cを楔作用によって食い込ませるようにしている。
そして、図3に矢印で示すように頂板2に垂下させて設けた係合部23を側板1の対応位置に設けた係合孔13aに差し込んで係合させる際、補強材6の垂下片62を図11に矢印で示すように側板1の対応位置に設けた挿通孔18に挿し通すことによって、補強材6の頂板2に対する逆回転をこの挿通孔18を囲繞する周壁によって禁止しつつ図7(a)及び図9に示すように前記垂下片62を補強材7の上端側の屈曲片7aに厚み方向に重合させるようにしている。
上記補強材6は、その水平板部61の大半が頂板2の下面に凹設した差込部26aに収容され、垂下片62も挿通孔18に入り込んで、正面から殆ど視認されない状態となる。補強材7も、その屈曲部7a、7bが差込部17a、17bに入り込み、中央部分が側板1のリブ15a及びその前方に立設したリブ15cの間に形成される溝に入り込んで、前方から殆ど視認されない状態となる。
また、この引出し付整理箱は、図2に示すように、前記筐体Aの開口縁に位置することとなる底板3の端部近傍にも薄板素材を塑性変形加工した補強材8を付帯させており、コーナー部において相隣接する補強材7,8同士を相互に係わり合わせるようにしている。
具体的に説明すると、補強材8は、図2、図8、図10及び図12に示すように、水平板部81から起立片82をアングル状に起立させたもので、水平板部81を図12に示すように底板3に設け差込部38に小口方向から差し込み、起立片82を底板3から起立させるようにしている。
そして、図5に矢印で示すように底板3に突出させて設けた係合部33を側板1の対応位置に設けた係合孔13aに差し込んで係合させる際、補強材8の起立片82を図12に矢印で示すように側板1の対応位置に設けた挿通孔18に挿し通すことによって、図8及び図10に示すように前記起立片82を補強材7の下端側の屈曲片7bに厚み方向に重合させるようにしている。
補強材8は、その水平板部81が底板3の厚み内に入り込み、起立片82も側板1の挿通孔18に入り込んで、前方から殆ど視認されない状態となる。
さらに、この実施形態は、引出し5を筐体Aの収納空間Sに適切に押し込むことを可能にするために、図2及び図13に示すように、前記筐体Aの側板1を構成する側板部材10の前縁に沿って軟質樹脂素材からなる平断面略三角形状の当接部材100を取り付け、この当接部材100によって側板1の前端面100aに当該側板1の外面1p側から内面1q側に向けて斜め後方に傾斜する傾斜面100bを形成している。
一方、引出し5の鏡板53の左右両端部における背面53aから後方に向けて、前記傾斜面100bと平行をなす傾斜面56を形成している。
そして、引出し5を押し込んだ際にこれらの傾斜面100b、56同士を当接させ、かつ側板1の前端面100aを鏡板53が完全には覆わないようにして、一部において前方(図13における矢印X方向)に表出させた左右の側板1の前端面100a、100a間に鏡板53を位置づけるようにしている。換言すれば、引出し5を押し込んでも筐体Aを構成する側板1の前端面100aが前方から視認可能な状態となる。本実施形態の傾斜面56は内部に中空部56aを成形したブロック体状のものであるが、水平板状のリブによって傾斜面56を形成することも勿論可能である。
なお、ここに言う硬質、軟質は相対的な硬さを表したものである。また、側板1、頂板2、底板3及び背板4の内面には必要に応じて適宜のリブを設けるようにするとよい。
以上のようにして、本実施形態の引出し付整理箱は、頂板2、底板3及び左右の側板1を具備する筐体Aの内部に収納空間Sを形成し、この収納空間Sに引出し5を出し入れ可能に支持させたものである。そして、側板1の前端面100aの少なくとも一部に、側板1の外面側から内面側に向けて斜め後方に傾斜する傾斜面100aを形成するとともに、引出し5の鏡板53の左右両端部における背面側に、前記傾斜面100aと平行をなす傾斜面56を形成し、引出し5を押し込んだ際にこれらの傾斜面100a、56同士を当接させて、鏡板53の前面を前方に表出する左右の側板1の前端面100a、100a間に位置づけるようにしている。
このように構成すると、引出し5を押し込む際に、傾斜面100a、56同士のガイド作用によって引出し5が筐体Aの中心部に誘導されるため、無造作に操作しても複数の引出し5を整然と配列することができ、しかも傾斜面100a、56同士がテーパ係合するため、ガタつきのない良好な収納状態を実現することができる。特に引出し付整理箱は机上を始めとして目立ち易い位置に配置され、頻繁に使用されるため、本発明による効果は極めて大きいものである。その上、引出し5を押し込んでも左右の側板1の前端面100aが前方に表出した状態にあるため、当該前端面100aとの位置関係から適切な押し込み位置にあるか否かが一目で了知でき、出し入れ操作を的確な操作感の下に行うことが可能となる。
特に、側板1を、硬質素材からなる側板部材10と、この側板部材10の前縁に沿って取り付けた軟質素材からなる平断面略三角形状の当接部材100とから構成し、この当接部材100の傾斜面100bに硬質素材からなる引出し5の傾斜面56を当接させるようにしているため、側板部材10及び引出し5は剛性の高いものであっても、これらが直接接触することによる異音の発生を効果的に防止することができ、安っぽい使用感を払拭することが可能となる。
また、上記硬質素材と軟質素材を樹脂製のものとしているため、成形で簡単に量産することが可能となる。
なお、各部の具体的な構成は、上述した実施形態のみに限定されるものではない。
例えば、引出しを、硬質素材からなる引出し本体と、この引出し本体の左右両端部における後向き面に取り付けた軟質素材からなる平断面略三角形状の当接部材とから構成し、この当接部材の傾斜面を硬質素材からなる側板の傾斜面に当接させるようにしても、上記実施形態と同様の効果が奏される。
勿論、この場合にも硬質素材と軟質素材を樹脂製のものとすることで、量産性を有効に高めることが可能となる。
その他の構成も、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明の一実施形態を示す斜視図。 同分解斜視図。 同実施形態における頂板と側板の係合構造を示す部分分解斜視図。 図3に対応した部分組立斜視図。 同実施形態における底板と側板の係合構造を示す部分分解斜視図。 図5に対応した部分組立斜視図。 同実施形態における頂板と側板のコーナー部分を示す部分側断面図。 同実施形態における底板と側板のコーナー部分を示す部分側断面図。 同実施形態における頂板と側板のコーナー部分を示す部分正断面図。 同実施形態における底板と側板のコーナー部分を示す部分正断面図。 図7及び図9に対応した部分分解斜視図。 図8及び図10に対応した部分分解斜視図。 同実施形態における引出しの部分平断面図。 同実施形態における引出しとレールの関係を示す部分側断面図。 同実施形態の頂板及び底板を共用した高さ違いの収納装置ユニットを示す図。
符号の説明
A…筐体
S…収納空間
1…側板
2…頂板
3…底板
5…引出し
10…側板部材
53…鏡板
56…傾斜面
100…当接部材
100a…前端部
100b…傾斜面

Claims (4)

  1. 少なくとも頂板、底板及び左右の側板からなる筐体の内部に収納空間を形成し、この収納空間に引出しを出し入れ可能に支持させてなる引出し付整理箱であって、
    前記側板の前端面の少なくとも一部に、当該側板の外面側から内面側に向けて斜め後方に傾斜する傾斜面を形成するとともに、引出しの鏡板の左右両端部における背面側に、前記傾斜面と平行をなす傾斜面を形成し、引出しを押し込んだ際にこれらの傾斜面同士を当接させて、鏡板の前面を前方に表出する左右の側板の前端面間に位置づけてなることを特徴とする引出し付整理箱。
  2. 側板を、硬質素材からなる側板部材と、この側板部材の前縁に沿って取り付けた軟質素材からなる平断面略三角形状の当接部材とから構成し、この当接部材の傾斜面に硬質素材からなる引出しの傾斜面を当接させるようにしている請求項1記載の引出し付整理箱。
  3. 引出しを、硬質素材からなる引出し本体と、この引出し本体の左右両端部における背面に取り付けた軟質素材からなる平断面略三角形状の当接部材とから構成し、この当接部材の傾斜面を硬質素材からなる側板の傾斜面に当接させるようにしている請求項1記載の引出し付整理箱。
  4. 上記硬質素材と軟質素材は樹脂である請求項2又は3記載の引出し付整理箱。




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