JP2006271532A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 複数種類の図柄を表示した複数のリール31L、31C及び31Rと、役の抽選処理を行う役抽選部103と、役抽選部103の役の抽選処理に係る多段階の設定を行う設定変更スイッチ83及び設定管理部101と、設定変更スイッチ83及び設定管理部101で設定された設定値に応じて、リールの停止制御を行うリール制御部106とを備えるようにする。
【選択図】 図3
Description
態様に想到した。
なお、以下の説明において、「遊技」とはメダル(遊技媒体)の投入からストップスイッチの操作を経た次のメダルの投入までの一連の動作をいう。
本実施形態に係るスロットマシン10の筐体の前面部には、フロントパネル20が設けられ、このフロントパネル20には、透明な表示窓21が設けられている。一方、筐体内部であって表示窓21の後方には、3つのリール(回胴)31L、31C及び31Rが配置されている。遊技者から見て左側から、左リール31L、中リール31C、右リール31Rが配置されている。リール31L、31C及び31Rはリング状体であり、その外周面には複数の入賞図柄(入賞役を構成する図柄)を印刷したリールテープが貼られている。1つのリールには、例えば21個の複数種類の図柄が等間隔で配列されている。但し、図柄の配列はリールごとに異なっている。そして、表示窓21内から、リール31L、31C及び31Rの上下方向で連続する3つの図柄が見えるようになっている。
スロットマシン10の筐体内部には、メイン制御基板50、並びにこのメイン制御基板50に接続されたサブ制御基板60、リール基板11、中央表示基板12及び電源装置基板13が配置されている。
メイン制御基板50には、メインCPU51、ROM52、RAM53及びインタフェース回路(I/F回路)54が設けられており、これらはバス55を介して互いに接続されている。
サブ制御基板60には、サブCPU61、ROM62、RAM63、画像制御プロセッサ64、画像データROM65、ビデオRAM66、音源回路67、アンプ68及びインタフェース回路(I/F回路)69が設けられている。サブCPU61、ROM62、制御用RAM63、画像制御プロセッサ64、音源回路67及びI/F回路69はバス70を介して互いに接続されている。また、画像データROM65及びビデオRAM66は画像制御プロセッサ64に接続され、アンプ68は音源回路67に接続されている。
リール基板11には、左リール31L、中リール31C及び右リール31Rを駆動するためのステッピングモータ(図示せず)が接続されている。これらのリール31L、31C及び31Rの動作の制御は、リール基板11を介してメインCPU51によって行われる。
中央表示基板12は、例えばフロントパネル20の裏側の中央部に取り付けられる。中央表示基板12には、セレクタ81、1ベット・2ベットスイッチ43a、MAXベットスイッチ(3ベットスイッチ)43b、スタートスイッチ(レバー)41、左ストップスイッチ(ボタン)42L、中ストップスイッチ(ボタン)42C、右ストップスイッチ(ボタン)42R、設定表示部82及び設定変更スイッチ83が接続されている。
電源装置基板13には、設定変更有効化スイッチ91、電源スイッチ92、ホッパ装置93及び電源装置94が接続されている。設定変更有効化スイッチ91は、設定変更スイッチ83を用いた設定値の変更を可能な状態にする際に操作するスイッチである。即ち、設定変更有効化スイッチ91がオンの状態になっているときに限り、設定変更スイッチ83を用いた設定値の変更が可能になる。電源スイッチ92は、電源装置94のオン/オフを切り替えるためのスイッチである。ホッパ装置93は、メダルの貯蔵及び払い出しを行う装置であり、電源装置基板13を介したメインCPU51からの指示に基づいて、予め貯蔵しておいたメダルから所定枚数のメダルを遊技者に払い出す。
本実施形態においては、例えばメインCPU51及びROM52内に記録されるプログラムから、以下の各部101、103、104、106、107、108及び109が構成され、例えばRAM53に、以下のフラグ情報記憶部105及び設定値記憶部110が備えられ、例えばROM52に、以下の抽選テーブル102及び制御パターンテーブル111のデータが記憶されている。
設定管理部101は、設定変更有効化スイッチ91がオンの状態になった場合にこれを検知し、設定変更スイッチ83を用いた設定値の変更を可能な状態とする。また、設定管理部101は、設定値変更スイッチ83による設定値の操作入力を検知した場合、操作入力後の設定値を設定値記憶部110に格納する。ここで、本実施形態では、設定値変更スイッチ83により最後に設定された設定値のみが設定値記憶部110に記憶されるものとする。
役抽選部103は、役(特別役、小役、リプレイ等)の抽選を行う。ここで、特別役とは、通常遊技とは異なる遊技であって遊技者に有利な複数回の特別遊技に移行させるための役である。小役とは、その小役の種類に応じて枚数のメダルを遊技者に払い出す役である。リプレイとは、前の遊技で投入したメダル枚数を維持した再遊技を行う権利を遊技者に与える役である。
タイミング制御部104は、役抽選部103や、後述のリール制御部106及び入賞判定部107等の動作タイミングを制御する。例えば、タイミング制御部104は、スタートスイッチ41が操作されたことを条件として、役抽選部103に役の抽選を行わせるとともに、リール制御部106にリール群31の回転を開始させ、また、ストップスイッチ群42が操作されたことを条件として、リール制御部106にリール群31の停止制御を行わせ、更に、リール群31が停止したことを条件として、入賞判定部107に入賞判定を行わせる。なお、タイミング制御部104の動作はこれらに限定されるものではない。
フラグ情報記憶部105は、役抽選部103の抽選結果によって何らかの役又はハズレ1に対するフラグがオンになった場合に、当選した役等の種類及びそのフラグがオンになったことを記憶する。
リール制御部106は、タイミング制御部104からの指示に基づいて、リール群31(リール31L、31C及び31R)の回転及び停止の制御を行う。より詳細には、リール制御部106は、設定変更スイッチ83により設定された設定値(設定値記憶部110に記憶されている設定値)、遊技状態(例えば、通常遊技状態、特別遊技状態等)、役抽選部103による抽選の結果、並びにストップスイッチ群42(ストップスイッチ42L、42C及び42R)が操作されたタイミング等に基づいて、リール31L、31C及び31Rの停止位置を決定するとともに、ステッピングモータの駆動を制御して、その決定した位置でリール31L、31C及び31Rの回転を停止させる。図3において、制御パターンテーブル111は、設定変更スイッチ83により設定された設定値(設定値記憶部110に記憶されている設定値)に応じたリール群31の停止制御パターンを複数格納するデータテーブルである。
図5に示すように、リール制御部106は、パターン選択部1061、リール始動・停止制御部1602の構成により、リール群31の始動及び停止の制御を行う。
図3の入賞判定部107は、有効ライン群22のうち、有効になっている有効ラインの何れかに役の図柄の組合せが並んでいるか否かを判定し、並んでいるものがあれば当該遊技でその役に入賞したと判定する。このとき、入賞判定部106は、例えばステッピングモータの停止時の角度やステップ数等を検知することにより、有効ラインに位置する図柄を判定し、これに基づいて、役の入賞の有無を判定する。
遊技状態制御部108は、入賞判定部107による判定の結果、特別役に入賞していた場合に、次遊技から所定の終了条件が満たされるまでの間、特別遊技の制御を行う。例えば、遊技状態制御部108は、特別遊技中における役抽選部103の抽選結果に応じて、リール制御部106に特別遊技用のリール制御を行わせたり、サブ制御基板60に特別遊技用の演出を行わせたりする。
払出制御部109は、入賞判定部107による判定の結果、入賞している役に応じたメダルの払い出しをホッパ装置93に行わせる。
図6は、サブ制御基板60の機能的な構成を示す機能ブロック図である。本実施形態においては、例えば、サブCPU61及びROM62内に記録されるプログラムから、以下の演出パターン選択部201が構成され、サブCPU61及びROM62内に記録されるプログラム、並びに、画像制御プロセッサ64及び画像データROM65内に記録されるプログラム等から演出制御部202が構成される。
演出パターン選択部201は、遊技状態に応じて演出のパターンを選択する。具体的には、演出パターン選択部201は、メイン制御基板50の役抽選部103からの信号を受けて、当選役等に応じた演出パターンを選択したり、メイン制御基板50の入賞判定部107及び遊技状態制御部108からの信号を受けて、入賞役や遊技状態に応じた演出パターンを選択したりする。
演出制御部202は、演出パターン選択部201によって選択された演出パターンに基づく演出の制御を行う。即ち、演出制御部202は、演出パターン選択部201によって選択された演出パターンに基づいて仮想的な三次元空間内にオブジェクトを配置して画像データを作成し、演出表示装置40上に表示させる。また、演出制御部202は、音源回路67を制御することにより、音源回路67によって音信号が生成され、アンプ68によって増幅された後、スピーカ71から出力される。
遊技者によってメダルが投入された後、まず、ステップS1では、タイミング制御部106は、スタートスイッチ41がオンになったか否かを判断する。この判断の結果、スタートスイッチ41がオンになっていないと判断された場合には、スタートスイッチ41がオンになったと判断されるまで、ステップS1の処理を繰り返す。一方、ステップS1での判断の結果、スタートスイッチ41がオンになったと判断された場合には、ステップS2に進む。
図8は、制御パターンテーブル111に格納されている停止制御パターンの一例を示した図である。図8には、例えば、左リール31Lにおけるリール配列が示されており、当該左リール31Lの回転によって図柄は上から下へと移動するものとする。
図9(a)は、設定値記憶部110に記憶されている設定値が1又は2の場合に用いられる選択テーブルであり、図8(a)に示した第1の停止制御パターンの選択領域が多くの割合を占めて構成されている。図9(b)は、設定値記憶部110に記憶されている設定値が3又は4の場合に用いられる選択テーブルであり、図8(b)に示した第2の停止制御パターンの選択領域が多くの割合を占めて構成されている。図9(c)は、設定値記憶部110に記憶されている設定値が5又は6の場合に用いられる選択テーブルであり、図8(c)に示した第3の停止制御パターンの選択領域が多くの割合を占めて構成されている。すなわち、図9の各選択テーブルは、ストップスイッチが所定のタイミングでオンとなった際に、表示窓21から表示される停止図柄が設定値に応じて異なるように設定されている。
図8(a)の第1の停止制御パターンが選択された場合には、図柄が1つだけ移動して停止することになり、図8(b)の第2の停止制御パターンが選択された場合には、図柄が2つ移動して停止することになり、図8(c)の第3の停止制御パターンが選択された場合には、図柄が3つ移動してから停止することになる。すなわち、図9の各選択テーブルは、ストップスイッチが所定のタイミングでオンとなった場合に、リールが停止する際の図柄の移動数(スベリ)が設定値に応じて異なるように設定されている。
11:リール基板
12:中央表示基板
13:電源装置基板
40:演出表示装置
41:スタートスイッチ
42L、42C、42R:ストップスイッチ
43a、43b:ベットスイッチ
50:メイン制御基板
51:メインCPU
52、62:ROM
53、63:RAM
54、69:I/F回路
55、70:バス
60:サブ制御基板
61:サブCPU
64:画像制御プロセッサ
65:画像データROM
66:ビデオRAM
67:音源回路
68:アンプ
71:スピーカ
81:セレクタ
82:設定表示部
83:設定値変更スイッチ
91:設定変更有効化スイッチ
92:電源スイッチ
93:ホッパ装置
94:電源装置
101:設定管理部
102:抽選テーブル
103:役抽選部
104:タイミング制御部
105:フラグ情報記憶部
106:リール制御部
1061:パターン選択部
1062:リール始動・停止制御部
107:入賞判定部
108:遊技状態制御部
109:払出制御部
110:設定値記憶部
111:制御パターンテーブル
Claims (3)
- 複数種類の図柄を表示した複数のリールと、
役の抽選処理を行う役抽選手段と、
前記役抽選手段の役の抽選処理に係る多段階の設定を行う設定手段と、
前記設定手段で設定された設定値に応じて、前記リールの停止制御を行うリール制御手段と
を有することを特徴とする遊技機。 - 前記各リールに対応して設けられ、前記各リールの回転停止のために遊技者が操作する複数のストップスイッチを更に有し、
前記リール制御手段は、前記複数のストップスイッチのうち、少なくともいずれか1つのストップスイッチが所定のタイミングで操作された場合、当該操作されたストップスイッチに対応する前記リールに対して前記停止制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。 - 前記リールの停止制御パターンを複数格納するリール制御パターンテーブルを更に有し、
前記リール制御手段は、前記設定値に応じて、前記リール制御パターンテーブルの中から1つの停止制御パターンを選択し、当該選択した停止制御パターンに基づいて前記停止制御を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
Priority Applications (1)
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JP2005092149A JP2006271532A (ja) | 2005-03-28 | 2005-03-28 | 遊技機 |
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