JP2006271463A - 景品取得ゲーム機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】景品取得ゲーム機は、内部の景品G1を獲得孔24に落下させて外部に取り出すプッシャー式のクレーンゲーム機であって、獲得孔24方向に景品G1を搬送する固定テーブル18及びスライドテーブル19と、固定テーブル18の上方に設けられ、ジャックポット景品G2が引っ掛けられた景品懸架用バー33とを備え、スライドテーブル19によって押し出される景品G1にジャックポット景品G2が押し出され、そのジャックポット景品G2が景品懸架用バー33から外れ、獲得孔24に落下する。
【選択図】図2
Description
また、払い出し機構によってジャックポット景品が払い出された場合には、係員による景品の補充がない限り、再びジャックポットを期待することができなかった。
一方、店舗側では、ジャックポットが発生する度に、景品の補充を行わなければならず、手間となっていた。
請求項1の発明は、内部の景品(G1)を獲得孔(24)に落下させて外部に取り出す景品取得ゲーム機であって、前記獲得孔(24)方向に前記景品(G1)を搬送する搬送手段(18、19)と、前記搬送手段(18、19)の上方に設けられ、大当たり景品(G2)を移動可能に保持する保持手段(30)とを備え、前記搬送手段(18、19)によって搬送される前記景品(G1)に前記大当たり景品(G2)が押し出され、その大当たり景品(G2)が前記保持手段(30)から外れること、を特徴とする景品取得ゲーム機である。
請求項2の発明は、請求項1に記載の景品取得ゲーム機において、前記保持手段(30)は、前記搬送手段(18、19)の上方に所定間隔を隔てて設けられ、その所定間隔は、変更可能であること、を特徴とする景品取得ゲーム機である。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の景品取得ゲーム機において、前記保持手段(30)は、前記大当たり景品(G2)を保持する保持領域を備え、その保持領域は、変更可能であること、を特徴とする景品取得ゲーム機である。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の景品取得ゲーム機において、前記保持手段(30)は、前記大当たり景品(G2)の外れやすさを調整する調整部材(34)を備えること、を特徴とする景品取得ゲーム機である。
請求項5の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の景品取得ゲーム機において、前記保持手段(30)は、前記搬送手段(18、19)の搬送方向と略直交する幅方向に、前記大当たり景品(G2)を保持する複数の保持領域を備えること、を特徴とする景品取得ゲーム機である。
請求項6の発明は、請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の景品取得ゲーム機において、前記搬送手段(18、19)は、固定テーブル(18)上でスライドテーブル(19)が往復移動するものであること、を特徴とする景品取得ゲーム機である。
請求項7の発明は、請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の景品取得ゲーム機において、前記保持手段(30)は、前記搬送手段(18、19)の搬送方向に沿って伸び、前記大当たり景品(G2)を引っ掛けるバー部材(33)を備えること、を特徴とする景品取得ゲーム機である。
請求項8の発明は、請求項7に記載の景品取得ゲーム機において、前記保持手段(30)は、前記バー部材(33)の高さを調整する支柱部材(31)を備えること、を特徴とする景品取得ゲーム機である。
請求項9の発明は、請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の景品取得ゲーム機において、前記保持手段(30)は、前記バー部材(33)を固定し、そのバー部材(33)の長さ及び/又は本数を調整する梁部材(32)を備えること、を特徴とする景品取得ゲーム機である。
請求項10の発明は、請求項9に記載の景品取得ゲーム機において、前記梁部材(32)は、伸縮によって前記支柱部材(31)に着脱自在な着脱部を備えること、を特徴とする景品取得ゲーム機である。
請求項11の発明は、請求項9又は請求項10に記載の景品取得ゲーム機において、前記梁部材(32)は、伸縮によって前記バー部材(33)を固定する固定部(32d)を備えること、を特徴とする景品取得ゲーム機である。
請求項12の発明は、請求項1から請求項11までのいずれか1項に記載の景品取得ゲーム機において、前記大当たり景品(G2)は、前記保持手段(30)に引っ掛けるためのフック部(H)を備えること、を特徴とする景品取得ゲーム機である。
また、複数の大当たり景品を保持手段に保持させることによって、遊戯者は、何度もジャックポットを期待したり、一度に複数の大当たり景品を取得したりすることができ、店舗側は、大当たり景品の補充の回数を減らすことができる。
さらに、大当たり景品の外れやすさを調整する調整部材を備えるので、景品取得の難易度を調整することができる。
図1は、本発明による景品取得ゲーム機の実施例を示す図である。
本実施例による景品取得ゲーム機10は、4つの遊戯領域2A〜2Dを有し、回転テーブル12に配置された内部の景品G1を獲得孔24に落下させて外部に取り出すプッシャー式のクレーンゲーム機である。なお、以下の説明において、主に遊戯領域2Aについて説明するが、他の遊戯領域2B〜2Dについても同様な構造である。
4つの固定テーブル18は、クレーン部13によって運ばれた景品G1を蓄積するためのテーブルであり、矩形の板状に形成されている。固定テーブル18は、その表面が上側を向くように、また、その長手方向が本体ケース11の径方向を向くように、本体ケース11に固定されている。
保持手段30は、上述した通り、ジャックポット景品G2を保持するものであり、高さ調整用支柱31と、バー固定用台座32と、景品懸架用バー33と、バー先端部部品34とを備える。
図3は、保持手段30の各部を示す図であり、図4及び図5は、バー固定用台座32及び景品懸架用バー33を示す図であり、図6は、景品懸架用バー33及びバー先端部部品34を示す図である。
図3に示すように、保持手段30は、それぞれのパーツ(高さ調整用支柱31、バー固定用台座32、景品懸架用バー33、バー先端部部品34)に分解することができ、組立時には、景品懸架用バー33をバー固定用台座32で挟み込み、左右の高さ調整用支柱31のダボ孔31aに、バー固定用台座32のダボ(ピン)32bを差し込んで組み立てる(構造の詳細は、後述)。
これにより、バー固定用台座32は、設置時には、スプリング32aの力でしっかりと高さ調整用支柱31に固定され、景品懸架用バー33の高さ調整時には、取り外し用ツマミ32cを用いて、バー固定用台座32に景品懸架用バー33を挟み込んだまま、景品懸架用バー33の高さを調整できる。
これにより、ジャックポット景品G2の移動につられて、景品懸架用バー33が不用意に回転したりずれたりすることがなく、また、景品懸架用バー33の長さ調整時には、景品懸架用バー33をつまんで回転させるだけで、固定用シャッター32dが押し戻されて固定が解除されるので、バー固定用台座32に景品懸架用バー33を挟み込んだまま、景品懸架用バー33の長さを調整できる。
角度で難易度を調整するには、3側面の傾斜が異なるものを用いて、以下のような難易度の調整ができる。
A部分が頂点にきた場合:景品懸架用バー33とバー先端部部品34とが略平行となるので、ジャックポット景品G2が取得しやすい(難易度:低)
B部分が頂点にきた場合:若干角度がついて難しくなる(難易度:中)
C部分が頂点にきた場合:さらに角度がついて一番難しい状態となる(難易度:高)
図7及び図8は、景品取得ゲーム機10の動作を示す図であり、図9〜図12は、景品懸架用バー33にジャックポット景品が引っ掛かっている様子を示す図である。
まず、図1に示すように、遊戯者は、回転テーブル12に配置された景品G1とクレーン部13との位置関係、タイミング等を見計らって開始ボタン21を押す。これにより、クレーン部13のアーム部材15が回転を始める。そして、掴み部17のハンド17aが移動範囲の最下点付近に移動して景品G1を掴み、景品G1は、ハンド17aに掴まれた状態で上側に上昇する。
さらに、図8(A)に示すように、ジャックポット景品G2が景品懸架用バー33の先端方向に移動していき、バー先端部部品34を越えると、図8(B)に示すように、そのジャックポット景品G2が景品懸架用バー33から外れ、獲得孔24に落下する。
最後に、遊戯者は、景品取り出し口23からジャックポット景品G2を取り出し、そのジャックポット景品G2を獲得することができる。
(1)固定テーブル18上の景品G1に押し出されてジャックポット景品G2が落下するので、使用する景品は、払い出し機構の形状に制限されることなく自由に選択可能である。
(6)ジャックポット景品G2は、景品懸架用フックHを備えるので、景品懸架用バー33の任意の位置にジャックポット景品G2を引っ掛けることができ、レイアウトの変更や景品の補充が簡便となる。
(7)景品取得ゲーム機10を稼動している状態であっても、バー先端部部品34を回転させるだけで、簡単に難易度を調整できる。
以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
(1)景品取得ゲーム機は、プッシャー式のクレーンゲーム機の例で説明したが、景品G1を搬送する搬送手段(例えば、ベルトコンベア)の上方に、ジャックポット景品G2がぶら下がっているようなシンプルなゲーム機であってもよく、また、メダルゲーム機であってもよい。
(4)景品懸架用バー33は、直線のものの例で説明したが、上下や左右に波打つようなものであってもよい。上下に波打てば、難易度が増し、左右に波打てば、面白さが増す。
10 景品取得ゲーム機
11 本体ケース
12 回転テーブル
13 クレーン部
14 支柱
15 アーム部材
16 クレーンケース部材
17 掴み部
17a ハンド
18 固定テーブル
19 スライドテーブル
20 操作部
21 開始ボタン
22 落下ボタン
23 景品取り出し口
24 獲得孔
25 カバー部材
30 保持手段
31 高さ調整用支柱(支柱部材)
31a ダボ孔
32 バー固定用台座(梁部材)
32a スプリング
32b ダボ
32c 取り外し用ツマミ
32d 固定用シャッター(固定部)
33 景品懸架用バー(バー部材)
33a 長さ調整用スリット
34 バー先端部部品(調整部材)
34a 凹部
G1 景品
G2〜G4 ジャックポット景品(大当たり景品)
H 景品懸架用フック(フック部)
Claims (12)
- 内部の景品を獲得孔に落下させて外部に取り出す景品取得ゲーム機であって、
前記獲得孔方向に前記景品を搬送する搬送手段と、
前記搬送手段の上方に設けられ、大当たり景品を移動可能に保持する保持手段とを備え、
前記搬送手段によって搬送される前記景品に前記大当たり景品が押し出され、その大当たり景品が前記保持手段から外れること、
を特徴とする景品取得ゲーム機。 - 請求項1に記載の景品取得ゲーム機において、
前記保持手段は、前記搬送手段の上方に所定間隔を隔てて設けられ、その所定間隔は、変更可能であること、
を特徴とする景品取得ゲーム機。 - 請求項1又は請求項2に記載の景品取得ゲーム機において、
前記保持手段は、前記大当たり景品を保持する保持領域を備え、その保持領域は、変更可能であること、
を特徴とする景品取得ゲーム機。 - 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の景品取得ゲーム機において、
前記保持手段は、前記大当たり景品の外れやすさを調整する調整部材を備えること、
を特徴とする景品取得ゲーム機。 - 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の景品取得ゲーム機において、
前記保持手段は、前記搬送手段の搬送方向と略直交する幅方向に、前記大当たり景品を保持する複数の保持領域を備えること、
を特徴とする景品取得ゲーム機。 - 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の景品取得ゲーム機において、
前記搬送手段は、固定テーブル上でスライドテーブルが往復移動するものであること、
を特徴とする景品取得ゲーム機。 - 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の景品取得ゲーム機において、
前記保持手段は、前記搬送手段の搬送方向に沿って伸び、前記大当たり景品を引っ掛けるバー部材を備えること、
を特徴とする景品取得ゲーム機。 - 請求項7に記載の景品取得ゲーム機において、
前記保持手段は、前記バー部材の高さを調整する支柱部材を備えること、
を特徴とする景品取得ゲーム機。 - 請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の景品取得ゲーム機において、
前記保持手段は、前記バー部材を固定し、そのバー部材の長さ及び/又は本数を調整する梁部材を備えること、
を特徴とする景品取得ゲーム機。 - 請求項9に記載の景品取得ゲーム機において、
前記梁部材は、伸縮によって前記支柱部材に着脱自在な着脱部を備えること、
を特徴とする景品取得ゲーム機。 - 請求項9又は請求項10に記載の景品取得ゲーム機において、
前記梁部材は、伸縮によって前記バー部材を固定する固定部を備えること、
を特徴とする景品取得ゲーム機。 - 請求項1から請求項11までのいずれか1項に記載の景品取得ゲーム機において、
前記大当たり景品は、前記保持手段に引っ掛けるためのフック部を備えること、
を特徴とする景品取得ゲーム機。
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JP2010068915A (ja) * | 2008-09-17 | 2010-04-02 | Aq Interactive Inc | 景品取得ゲーム装置 |
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CN106358399A (zh) * | 2016-08-31 | 2017-01-25 | 昆山邦泰汽车零部件制造有限公司 | 一种用于机器人控制柜的柜门壳体机构 |
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