JP2006271086A - 充電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】2次電池に充電をするための充電装置において、充電における電力損失および発熱を低減すること。
【解決手段】充電入力電圧を降圧するDC−DCコンバータと、2入力、1出力の各端子を有し、DC−DCコンバータによって降圧された電圧から出力される充電電流に基づいた電圧を両入力端子間に印加可能で、かつ出力端子の電圧が、上記降圧された電圧から出力される充電電流を制御する制御電圧となる充電電流制御部とを具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は、2次電池に充電をするための充電装置に係り、特に、充電における電力損失の低減に好適な充電装置に関する。
2次電池は種々の用途で用いられている。例えば携帯電話で用いられている2次電池は容量が大きくなる傾向にあり、このため充電時間を節約し使い勝手をよくするため充電電流が大電流になっている。充電回路に電力損失はつきものであるが、充電電流が大電流になると、充電回路での電力損失:「充電電流I」×「充電回路での電圧降下V」が大きくなり発熱が見逃せなくなる。発熱は、放熱のほか、部品選択やその実装などさまざまな影響をもたらす。
充電回路には、例えば下記特許文献1、2に開示のものがあるがいずれも充電回路での発熱を問題としているものではない。
特開2003−111292号公報 特開2004−364393号公報
本発明は、上記の事情を考慮してなされたもので、2次電池に充電をするための充電装置において、充電における電力損失および発熱を低減することが可能な充電装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る充電装置は、充電入力電圧を降圧するDC−DCコンバータと、2入力、1出力の各端子を有し、前記DC−DCコンバータによって降圧された電圧から出力される充電電流に基づいた電圧を前記両入力端子間に印加可能で、かつ前記出力端子の電圧が前記降圧された電圧から出力される前記充電電流を制御する制御電圧となる充電電流制御部とを具備することを特徴とする。
すなわち、この充電装置では、充電入力電圧がDC−DCコンバータによって降圧される。DC−DCコンバータでの降圧では、変換効率が一般に100%ではないので少しの電力損失が生じるがその程度は小さい。そして、充電電流制御部は、その出力端子の電圧が、この降圧された電圧による電流(充電電流)の制御をするための電圧となる。したがって、その制御において、電力損失は、充電入力電圧がDC−DCコンバータによって降圧された分だけ小さくなる。よって充電における電力損失および発熱を低減できる。
本発明によれば、2次電池に充電をするための充電装置において、充電における電力損失および発熱を低減することができる。
本発明の実施態様として、前記充電電流制御部は、前記両入力端子に、前記DC−DCコンバータによって降圧された前記電圧と、該降圧された電圧から出力される前記充電電流に基づいてさらに電圧降下された電圧とがそれぞれ印加される、とすることができる。DC−DCコンバータによって降圧された電圧から出力される充電電流に基づいた電圧を充電電流制御部の両入力端子間に印加するための一つの態様である。この場合は、DC−DCコンバータの出力において充電電流が検出されていることになる。
また、実施態様として、前記充電電流制御部が、前記両入力端子に、前記制御された充電電流の流入先である充電対象の電圧と、前記制御された充電電流に基づいた電圧の分だけ前記充電対象の電圧より大きな電圧とがそれぞれ印加される、とすることもできる。これも、DC−DCコンバータによって降圧された電圧から出力される充電電流に基づいた電圧を充電電流制御部の両入力端子間に印加するための一つの態様である。この場合は、充電対象の入力(電流流入口)において充電電流が検出されていることになる。
また、実施態様として、前記DC−DCコンバータによって降圧された電圧から出力される充電電流に基づいた前記電圧を、両端電圧として発生する抵抗器をさらに具備する、としてもよい。これは、例えば、充電電流を検出するための抵抗器を充電装置として内蔵または備えるものである。
また、実施態様として、前記充電電流制御部の前記出力端子の電圧が制御電圧として印加されて、前記降圧された電圧から出力される前記充電電流を制御する電流制御素子をさらに具備する、としてもよい。これは、例えば、充電電流を制御する電流制御素子を充電装置として内蔵または備えるものである。
また、実施態様として、充電対象の電圧を監視する電圧監視部をさらに具備し、該電圧監視部が、前記充電対象の電圧の監視結果として所定の電圧に達した場合に、前記充電電流制御部に対して該充電電流制御部の前記出力端子の電圧を前記充電電流が抑制される電圧となるようにはたらきかける、としてもよい。充電対象(2次電池)への充電の進行に応じて、充電電流を抑制(ディジタル的にオンオフする場合もある)するものである。2次電池の特性に応じて円滑に充電を終了させることができる。
また、実施態様として、前記DC−DCコンバータが、その降圧された電圧として前記充電入力電圧の値にかかわらずほぼ一定である、とすることができる。このようにすれば、充電入力電圧の値が仮に上下しても充電装置における電力損失・発熱はほとんど変動しない。
また、実施態様として、前記DC−DCコンバータが、その降圧された電圧の値を規定するための参照電圧入力部を有し、該参照電圧入力部に印加される電圧に充電対象の電圧がフィードバックされている、とすることもできる。このような構成にすれば、充電対象の電圧が未だ小さい場合には、DC−DCコンバータでの降圧後の電圧が小さく、充電対象の電圧が充電で大きくなるに従って、DC−DCコンバータでの降圧後の電圧が大きくなる。よって、充電対象での充電の進行に応じて、充電時の電力損失および発熱をさらに低減できる。典型的には、前記DC−DCコンバータの前記参照電圧入力部に印加される前記電圧は、前記充電対象の電圧に一定電圧を加えた電圧である、とすることができる。
また、実施態様として、前記充電入力電圧を前記DC−DCコンバータに導くように順方向に挿入されたダイオードをさらに具備する、としてもよい。これは、例えば、電流の逆流を防止するためのダイオードを充電装置として内蔵または備えるものである。
以上を踏まえ、以下では本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る充電装置の構成を示す回路・ブロック図である。図1に示すように、この充電装置は、充電回路チップ10と、これに外づけされた各部品:ダイオード21、インダクタ22、コンデンサ23、抵抗器24(以下、「抵抗器」の代わりに「抵抗」という場合がある。)、pチャネルFET(field effect transistor)25を有する。
充電回路チップ10は、DC−DCコンバータ11、参照電圧源12、充電電流制御部13、バッテリ電圧監視部14を内蔵する。充電電流制御部13は、演算増幅回路13aと電圧源13bとを有する。充電回路チップ10は、上記の各外づけ部品と、外部接続端子10a、10b、10c、10d、10e、10fで電気的に接続されている。
DC−DCコンバータ11は、端子10aに供給される電圧を降圧して端子10bに出力するものである。一般には、端子10aに供給される電圧をチョッピング(オンオフのスイッチング)して端子10bに出力する。降圧の程度は、そのスイッチングのオンオフのデューティ比で決まる。このDC−DCコンバータ11は、端子10cから出力電圧をフィードバックして参照電圧源12の電圧Vref(参照電圧入力部への電圧)と比較し、これらが等しくなるように電圧出力する機能を有する。すなわち、オンオフのデューティ比は、端子10cに発生する電圧が電圧Vrefと等しくなるように決まり、例え端子10aに印加される電圧が変化しても端子cに発生する電圧は変化しない。
端子10aに接続されたダイオード21は、電流の逆流を防止するための素子であり、端子10a側がカソードである。ダイオード21は、充電回路チップ10内に内蔵することもできる。ダイオード21のアノード側には例えばアダプタからの電圧が、充電入力電圧として供給される。アダプタからの電圧値は例えば6Vである。端子10bに一端が接続されたインダクタ22およびその他端に接続されたコンデンサ23は、DC−DCコンバータ11のスイッチング出力波形を低域濾波する(平滑直流化する)LPFを構成する。LPFの出力である端子10cの電圧(=参照電圧源12の電圧Vref)は、例えば4.5Vから5V程度に設定される。
なお、DC−DCコンバータ11のスイッチング周波数は、例えば100kHzから1MHz程度にすることができる。さらに高周波化することも、LPFを構成するインダクタ22およびコンデンサ23を小さな部品で構成することを可能とする意味で好ましい。
充電電流制御部13は、充電電流となるpチャネルFET25のソースドレイン電流を所定に制御するものである。このため、充電電流が流れる抵抗24の電圧降下を充電電流量に応じた大きさとして、その両端電圧を端子10c、10dを介して2つの入力端子に入力している。2つの入力のうち電圧の高い方(端子10cの側)の入力には電圧源13bの正極側が接続され、さらに電圧源13bの負極側が演算増幅回路13bの非反転入力として入力される。演算増幅回路13bのもう一方の入力(反転入力)には端子10dの電圧が供給される。演算増幅回路13bの出力は、端子10eを介してpチャネルFET25のゲートに接続される。なお、抵抗24の値は具体的には例えば0.33Ωである。
このような充電電流制御部13周りの構成によれば、抵抗24の両端電圧が電圧源13bの電圧に等しくなるように制御される。これは、演算増幅回路13aの両入力端子間がいわゆるイマジナリショートとなることからわかる。すなわち、電圧源13bの加減により、充電電流であるpチャネルFET25のソースドレイン電流が制御されている。ここで実際には、電圧源13bの加減は、バッテリ電圧監視部14からの指令によりなされる。制御された結果として、電流制御素子であるpチャネルFET25のソースドレイン電流(=充電電流)は例えば最大時で0.5Aから1.0Aである。
バッテリー電圧監視部14は、pチャネルFET25のドレインに接続されるバッテリー26(充電対象)の電圧を監視し、その監視結果をもとに上述の充電電流制御部13の電圧源13bを所定に加減するものである。このため、端子10fを介してバッテリー26の電圧がバッテリー電圧監視部14の入力として導かれている。一般には、バッテリー26の放電が進み電圧が低いときには、最大の充電電流が常時バッテリー26に流入するように電圧源13bを制御する。そして、バッテリー26電圧が所定値に上昇し充電が終わりに近づいたときに、アナログ的に電圧源13b電圧を小さくして充電電流を小さくするか、またはオンオフ的に電圧源13b電圧を加減して充電電流のオンオフ的な制御を行う。
バッテリー26は、pチャネルFET25のドレインに接続されて電流が供給され充電される。バッテリー26として各種の2次電池が適用可能であるが、携帯電話用途では例えばリチウムイオン電池が多い。
図2は、図1を補足するための図であり、図1中に示したDC−DCコンバータ11の最終出力構成例を示す説明図である。図2において、図1に示したものと同一のものには同一符号を付している。図2(a)に示す例は、電流をチョッピングする最終出力用FET11aの電流出力端子が端子10bに接続されているが、さらにフライホイールダイオード11bが図示のように接続されている。フライホイールダイオード11bがあることで、FET11aがオフ状態になったときには、フライホイールダイオード11bがオンし電流出力を連続させる。なお、フライホイールダイオード11bは、電力損失を小さくする意味で順方向電圧が小さいもの(例えばショットキーダイオード)が好ましい。
図2(b)に示す例は、最終出力用FET11aの電流出力端子にローサイドのFET11cが図示するように接続されている。この場合、FET11cがあることで、FET11aがオフ状態になったときにはFET11cをオンさせて電流出力を連続させる。すなわち、FET11aとFET11cとは排他的にオンとなるように制御される。この図2(b)に示す場合は、FET11cがオンのときソースドレイン間の残留電圧が非常に小さく、その分ダイオードを用いた場合より電力損失が小さく好ましい。
図3は、やはり図1を補足するための図であり、図1中に示した電圧源13bの経時的な出力電圧変化例を示す説明図である。図3(a)に示す場合は、電圧源13bの電圧をある値に設定(バッテリー電圧監視部14による)して充電を開始し、これによりバッテリー26の電圧が上昇しその電圧値が所定の値に達したら電圧源13b電圧をアナログ的に下降させる。これにより、充電電流がアナログ的に小さくなりバッテリー26電圧の上昇も緩やかになり充電が円滑に終了する。
図3(b)に示す場合は、電圧源13bの電圧をある値に設定して充電を開始し、これによりバッテリー26の電圧が上昇しその電圧値が所定の値に達したら電圧源13bの電圧出力をオン−オフ(ゼロ)スイッチング状態に移行する。これにより、充電電流がオンオフし、バッテリー26電圧の上昇も緩やかになって充電が円滑に終了する。図3(a)、(b)に示すような充電電流制御は、バッテリー26が有する内部抵抗(およびその変化)を考慮した場合に好ましい態様である。
以上、図1に示した充電装置の構成および動作を説明したが、このような構成の充電装置では次のような利点がある。すなわち、pチャネルFET25のドレイン損失が、DC−DCコンバータ11で電圧降下されている分だけ小さくなっている。これは、DC−DCコンバータ11がない場合の動作と比較するとよくわかる。したがって、充電における電力損失および発熱が低減された充電装置となる。
次に、本発明の別の実施形態に係る充電装置について図4を参照して説明する。図4は、本発明の別の実施形態に係る充電装置の構成を示す回路・ブロック図である。同図において、すでに説明した構成要素には同一符号を付している。その部分の説明は省略する。
この充電装置では、充電電流を検出するための抵抗24に代えて同機能の抵抗24Aを有している。抵抗24Aは、pチャネルFET25のソース側ではなくドレイン側にシリーズに挿入される。抵抗24Aの両端電圧が充電電流制御部13の2つの入力端子に導かれる点は図1に示した実施形態における抵抗24と同じである。抵抗24に代えて抵抗24Aを有することにより、充電回路チップ10Aは、pチャネルFET25のソースに接続された端子10dではなくドレインに接続するための端子10gを有する。この実施形態の充電装置の動作は、ほぼ図1に示した充電装置と同様である。
次に、本発明のさらに別の実施形態に係る充電装置について図5を参照して説明する。図5は、本発明のさらに別の実施形態に係る充電装置の構成を示す回路・ブロック図である。同図において、すでに説明した構成要素には同一符号を付している。その部分の説明は省略する。
この充電装置では、充電電流を検出するための抵抗24および充電電流の制御素子であるpチャネルFET25を充電回路チップ10B内に内蔵させてそれぞれ抵抗24B、pチャネルFET25Bとして有する。したがって、動作として図1に示した実施形態の充電装置と同様であるが、内蔵させている分だけ充電回路チップ10Bとして付加価値が高い。このような内蔵が容易に考えられるのは、すでに説明したように、pチャネルFET25Bとして電力損失が小さくされており発熱も小さくなっていることによる。これらの内蔵により、充電回路チップ10Bとして、端子10d、同10eは不要となる。なお、当然ながら、抵抗24B、pチャネルFET25Bのうち一方を外づけとしたチップ構成も考えられる。
次に、本発明のさらに別の実施形態に係る充電装置について図6を参照して説明する。図6は、本発明のさらに別の実施形態に係る充電装置の構成を示す回路・ブロック図である。同図において、すでに説明した構成要素には同一符号を付している。その部分の説明は省略する。
この充電装置は、図4に示した実施形態の充電装置に対して、図5に示したような素子内蔵化を図ったものである。したがって、pチャネルFET25、抵抗24Aに代えて、それぞれ内蔵化されたpチャネルFET25B、抵抗24Cを有する充電回路チップ10Cとなっている。この充電装置は、動作としてほぼ図4に示した実施形態と同じであり、利点として図5に示した実施形態とほぼ同様である。
次に、本発明のさらに別の実施形態に係る充電装置について図7を参照して説明する。図7は、本発明のさらに別の実施形態に係る充電装置の構成を示す回路・ブロック図である。同図において、すでに説明した構成要素には同一符号を付している。その部分の説明は省略する。
この実施形態の充電回路チップ10Dは、上記各実施形態との大きな違いとして、DC−DCコンバータ11に与えるVrefの発生態様が異なる。すなわち、図示するように、一定電圧の電圧源12aの電圧にバッテリー26の電圧が加えられた電圧がVrefとしてDC−DCコンバータ11に供給されている(換言すると、バッテリー26の電圧がDC−DCコンバータ11にフィードバックされている。)。このような構成によると、DC−DCコンバータ11の出力電圧である端子10cの電圧は、バッテリー26の電圧に追従して変化することになる。
すなわち、バッテリー26の充電の初期段階ではバッテリー26の電圧が低いのでDC−DCコンバータ11の出力電圧である端子10cの電圧も低い。バッテリー20の充電が進むほどにその電圧が大きくなるのでこれに追従してDC−DCコンバータ11の出力電圧である端子10cの電圧が大きくなる。したがって、充電の全期間を通してpチャネルFET25のソースドレイン間の電圧は一定しており、つまりこれはバッテリー26の電圧の高低にかかわらない。ゆえに、pチャネルFET25の充電時のドレイン損失が図1などに示した実施形態より累積的に大きく減少しており、充電での電力損失および発熱がさらに低減された充電装置となる。
なお、電圧源12aの電圧は、充電電流が最大になっているときにpチャネルFET25のソースドレイン間に小さな電圧(例えば0.数V)が生じるぐらいに設定すればよい。
次に、本発明のさらに別の実施形態に係る充電装置について図8、図9、図10を参照して順次説明する。図8、図9、図10は、それぞれ本発明のさらに別の実施形態に係る充電装置の構成を示す回路・ブロック図である。これらの図において、すでに説明した構成要素には同一符号を付している。その部分の説明は省略する。これらの図に示す実施形態は、考え方ととして、図1に対する図4、図5、図6の各実施形態の関係を、図7に示した実施形態に適用したものである。
図8に示す充電装置では、充電電流を検出するための抵抗24に代えて同機能の抵抗24Aを有している。抵抗24Aは、pチャネルFET25のソース側ではなくドレイン側にシリーズに挿入される。抵抗24Aの両端電圧が充電電流制御部13の2つの入力端子に導かれる点は図7に示した実施形態における抵抗24と同じである。抵抗24に代えて抵抗24Aを有することにより、充電回路チップ10Eは、pチャネルFET25のソースに接続された端子10dではなくドレインに接続するための端子10gを有する。この実施形態の充電装置の動作は、ほぼ図7に示した充電装置と同様である。
図9に示す充電装置では、充電電流を検出するための抵抗24および充電電流の制御素子であるpチャネルFET25を充電回路チップ10F内に内蔵させてそれぞれ抵抗24B、pチャネルFET25Bとして有している。したがって、動作として図7に示した実施形態の充電装置と同様であるが、内蔵させている分だけ充電回路チップ10Fとして付加価値が高い。このような内蔵が容易に考えられるのは、すでに説明したように、pチャネルFET25Bとして電力損失が小さくされており発熱も小さくなっていることによる。これらの内蔵により、充電回路チップ10Fとして、端子10d、同10eは不要となる。なお、当然ながら、抵抗24B、pチャネルFET25Bのうち一方を外づけとしたチップ構成も考えられる。
図10に示す充電装置は、図8に示した実施形態の充電装置に対して、図9に示したような素子内蔵化を図ったものである。したがって、pチャネルFET25、抵抗24Aに代えて、それぞれ内蔵化されたpチャネルFET25B、抵抗24Dを有する充電回路チップ10Gとなっている。この充電装置は、動作としてほぼ図8に示した実施形態と同じであり、利点として図9に示した実施形態とほぼ同様である。
本発明の一実施形態に係る充電装置の構成を示す回路・ブロック図。 図1中に示したDC−DCコンバータ11の最終出力構成例を示す説明図。 図1中に示した電圧源13bの経時的な出力電圧変化例を示す説明図。 本発明の別の実施形態に係る充電装置の構成を示す回路・ブロック図。 本発明のさらに別の実施形態に係る充電装置の構成を示す回路・ブロック図。 本発明のさらに別の実施形態に係る充電装置の構成を示す回路・ブロック図。 本発明のさらに別の実施形態に係る充電装置の構成を示す回路・ブロック図。 本発明のさらに別の実施形態に係る充電装置の構成を示す回路・ブロック図。 本発明のさらに別の実施形態に係る充電装置の構成を示す回路・ブロック図。 本発明のさらに別の実施形態に係る充電装置の構成を示す回路・ブロック図。
符号の説明
10,10A,10B,10C,10D,10E,10F,10G…充電回路チップ、10a,10b,10c,10d,10e,10f,10g…外部接続端子、11…DC−DCコンバータ、11a…最終出力用FET、11b…フライホイールダイオード、11c…ローサイドFET、12…参照電圧源、12a…電圧源、13…充電電流制御部、13a…演算増幅回路、13b…電圧源、14…バッテリー電圧監視部、21…ダイオード、22…インダクタ、23…コンデンサ、24,24A,24B,24C…抵抗器、25,25B…pチャネルFET、26…バッテリー。

Claims (10)

  1. 充電入力電圧を降圧するDC−DCコンバータと、
    2入力、1出力の各端子を有し、前記DC−DCコンバータによって降圧された電圧から出力される充電電流に基づいた電圧を前記両入力端子間に印加可能で、かつ前記出力端子の電圧が、前記降圧された電圧から出力される前記充電電流を制御する制御電圧となる充電電流制御部と
    を具備することを特徴とする充電装置。
  2. 前記充電電流制御部が、前記両入力端子に、前記DC−DCコンバータによって降圧された前記電圧と、該降圧された電圧から出力される前記充電電流に基づいてさらに電圧降下された電圧とがそれぞれ印加されることを特徴とする請求項1記載の充電装置。
  3. 前記充電電流制御部が、前記両入力端子に、前記制御された充電電流の流入先である充電対象の電圧と、前記制御された充電電流に基づいた電圧の分だけ前記充電対象の電圧より大きな電圧とがそれぞれ印加されることを特徴とする請求項1記載の充電装置。
  4. 前記DC−DCコンバータによって降圧された電圧から出力される充電電流に基づいた前記電圧を、両端電圧として発生する抵抗器をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の充電装置。
  5. 前記充電電流制御部の前記出力端子の電圧が制御電圧として印加されて、前記降圧された電圧から出力される前記充電電流を制御する電流制御素子をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の充電装置。
  6. 充電対象の電圧を監視する電圧監視部をさらに具備し、
    該電圧監視部が、前記充電対象の電圧の監視結果として所定の電圧に達した場合に、前記充電電流制御部に対して該充電電流制御部の前記出力端子の電圧を前記充電電流が抑制される電圧となるようにはたらきかけることを特徴とする請求項1記載の充電装置。
  7. 前記DC−DCコンバータが、その降圧された電圧として前記充電入力電圧の値にかかわらずほぼ一定であることを特徴とする請求項1記載の充電装置。
  8. 前記DC−DCコンバータが、その降圧された電圧の値を規定するための参照電圧入力部を有し、該参照電圧入力部に印加される電圧に充電対象の電圧がフィードバックされていることを特徴とする請求項1記載の充電装置。
  9. 前記充電入力電圧を前記DC−DCコンバータに導くように順方向に挿入されたダイオードをさらに具備することを特徴とする請求項1記載の充電装置。
  10. 前記DC−DCコンバータの前記参照電圧入力部に印加される前記電圧が、前記充電対象の電圧に一定電圧を加えた電圧であることを特徴とする請求項8記載の充電装置。
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