JP2006269697A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006269697A
JP2006269697A JP2005085042A JP2005085042A JP2006269697A JP 2006269697 A JP2006269697 A JP 2006269697A JP 2005085042 A JP2005085042 A JP 2005085042A JP 2005085042 A JP2005085042 A JP 2005085042A JP 2006269697 A JP2006269697 A JP 2006269697A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drain
source
gate
memory cell
memory device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005085042A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4783044B2 (ja
Inventor
Natsuo Ajika
夏夫 味香
Shoji Yadori
章二 宿利
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Genusion Inc
Original Assignee
Genusion Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Genusion Inc filed Critical Genusion Inc
Priority to JP2005085042A priority Critical patent/JP4783044B2/ja
Publication of JP2006269697A publication Critical patent/JP2006269697A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4783044B2 publication Critical patent/JP4783044B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Abstract

【課題】 不揮発性半導体メモリセルのゲート長を短縮化して集積度を高めた不揮発性半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】 メモリセル内のゲート電極18のゲート長方向の幅を、ソース線コネクト31の中心からドレインコンタクト32の中心までの長さであるセルピッチCの1/2未満とする。ゲート電極18およびONO膜の線幅はデザインルールFの形成後、細線化により、たとえば0.5Fまで細線化する。また、酸化膜換算実効ゲート絶縁膜厚の膜厚に対するゲート長の比をほぼ10未満とする。
【選択図】 図5

Description

この発明は、不揮発性半導体メモリセルのゲート長の短縮化を実現した不揮発性半導体記憶装置に関するものである。
近年、ランダムアクセス読み出しが可能な所謂コードストレージ用のNORフラッシュメモリのスケーリングの限界について懸念が高まってきている。
ITRS(InternationalTechnology Roadmap for Semiconductors) の2004年での技術予測によれば、半導体プロセス技術としては20nmプロセスの時代になっていると予測される2018年においても、NOR型フラッシュメモリのメモリセルのゲート長は130nmを実現することが困難であると指摘されている。
ここで、従来のNOR接続アレイ構造(以下「NOR型」という。)のメモリセルの2つの寸法例を図15・図16に示す。
図15・図16において、(B)はメモリセルの主要部の断面図、(A)はその各部の寸法を示すための模式図である。(B)中の数値の単位はμm、(A)中の数値は、デザインルールをFとしたときの値(係数)である。
このメモリセルは、半導体基板上に形成したセルウェルの表面付近に所定の間隔を開けてソースおよびドレインを備え、そのソースおよびドレインの間のチャンネル領域の上方にONO膜およびゲート電極18を備えている。また、ドレインに接するドレインコンタクト32を備えている。図15はF=120nmプロセスの例、図16はF=90nmプロセスの例である。ここで、デザインルールとは、集積回路のレイアウト設計を行うにあたり、製造面から見た平面上の最小寸法の制約であり、デザインルールFのプロセスとは、半導体プロセスの前半工程における素子分離・ゲート形成等での最小ライン/スペースをF/Fで形成するプロセスである。F=120nmプロセスの場合、図15に示したように、ゲートピッチ4.17F、ゲート長が2Fである。また、F=90nmプロセスの場合、図16に示したように、ゲートピッチ3.8F、ゲート長が1.9Fである。
NOR型フラッシュメモリのゲート長がスケーリングできない大きな要因の一つは、書き込み動作にチャネルホットエレクトロン(CHE)注入を用いていることにある。すなわち、チャネルホットエレクトロンを効率よく発生させるためには、メモリセルのソース−ドレイン間にトンネル絶縁膜(シリコン酸化膜)の障壁電圧以上の比較的大きな電位差が必要とされる。この電位差によってドレインからソースに向けて比較的大きな空乏層が形成されるため、ゲート長を短くすると、ドレインからソースへ空乏層がつながってしまい(パンチスルー)、ホットエレクトロンが発生しなくなってしまうという問題があるからである。
これに対して、トンネル絶縁膜としてシリコン酸化膜よりも障壁電圧の低い材質のものを用いることでソース−ドレイン間の電位差Vdsを小さくする提案がなされている(たとえば特許文献1)。また、書き込み動作をチャネルホットエレクトロン注入以外の方式で行うNOR型フラッシュメモリも提案されている(たとえば特許文献2)。
特開2001−237330号公報 特開平9−008153号公報
しかしながら、特許文献1のものは、前記材質の電荷リーク特性がシリコン酸化膜に比べて劣る等の理由のために、不揮発性半導体メモリのトンネル絶縁膜として実用にいたっていない。
また、特許文献2のものは、チャネルホットエレクトロン注入に代えてバンド間トンネルで誘起したホットエレクトロン(BBHE)注入で書き込みを行うものであるが、この方式であっても、ホットエレクトロンのエネルギをトンネル絶縁膜の障壁電位以上にするためにはソース−ドレイン間の電位差Vdsを比較的大きな値(たとえば4V)にする必要があり、これによってゲート長の短縮化が制約をうけるという問題点があった。
この発明の目的は、不揮発性半導体メモリセルのゲート長を短縮化して集積度を高めた不揮発性半導体記憶装置を提供することにある。
(1)半導体基板に形成されたウェルと、前記ウェルに形成されたソースおよびドレインと、前記ソース−ドレイン間に形成されたチャンネル領域と、前記チャンネル領域の上方にトンネル絶縁膜を介して形成された電荷蓄積層と、前記電荷蓄積層の上方に絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、を有する1つのトランジスタをメモリセルとして備えるとともに、ゲート長方向に隣接する前記トランジスタのソース同士およびドレイン同士が連続するように複数の前記メモリセルを前記半導体基板に配列してなる不揮発性半導体記憶装置において、
前記絶縁膜が酸化膜であるものとして換算した、前記ゲート電極から見た電気的な実効ゲート絶縁膜厚に対して前記ゲート長の比をほぼ10未満とする。
(2)前記メモリセル内のゲート電極のゲート長方向の幅を、ソース線(前記複数のトランジスタのソース同士を前記ゲート長方向に対して直交する方向に接続する導体配線)の中心からドレインコンタクト(コンタクトプラグ)の中心までの長さであるセルピッチの1/2未満とする。
(3)前記メモリセル内のゲート長を、前記メモリセル以外の周辺部の回路で外部電源電圧をハンドリングするトランジスタのゲート長より短くする。
(4)また、この発明の不揮発性半導体記憶装置は、前記メモリセルに対するビットデータの書き込み時に、pチャネルの場合に「Vg>Vsub>Vs>Vd」、nチャネルの場合に「Vg<Vsub<Vs<Vd」の関係を有し、「Vg−Vd」を前記チャンネル領域におけるバンド間トンネル電流の発生に必要な電位差以上である電圧とし、Vg、Vsub、VsおよびVdを、それぞれゲート電極、ウェル、ソースおよびドレインにそれぞれ印加することにより、ドレイン付近にバンド間トンネリングによるホットエレクトロンを発生させ、このホットエレクトロンを前記電荷蓄積層に注入してビットデータの書き込みを行う回路に用いられる装置とする。
(5)また、前記メモリセル内のドレインコンタクトの径を前記メモリセル以外の周辺部の回路で外部電源電圧をハンドリングするトランジスタにおけるドレインコンタクトの径のほぼ1/3までの大きさに定める。
(1)ゲート電極から見た電気的な実効ゲート絶縁膜厚(以下「酸化膜換算実効ゲート絶縁膜厚」という。)に対するゲート長の比をほぼ10未満としたことにより、半導体プロセス技術の向上によりトンネル絶縁膜の膜厚が小さくなるに伴ってゲート長も短くなり、高集積化が可能となる。
(2)メモリセル内のゲート電極のゲート長方向の幅をソース線の中心からドレインコンタクトの中心までの長さであるセルピッチの1/2未満としたことにより、メモリセルの大幅な縮小化が可能となり高集積化できるようになる。
(3)メモリセル内のゲート長をメモリセル以外の周辺部の回路におけるトランジスタのゲート長より短くしたことにより、メモリセル部分の低電圧化に伴って、半導体プロセス技術のデザインルールとは別にメモリセル部分のスケーリングが可能となり、全体の集積化が可能となる。
(4)書き込み時の電圧が「Vg>Vsub>Vs>Vd(pチャネル)」または「Vg<Vsub<Vs<Vd(nチャネル)」の関係になるように設定したことにより、すなわち、ソース電圧Vsをセルウェル電圧Vsubとドレイン電圧Vdの間の電圧にしたことにより、バンド間トンネリングによるホットエレクトロンまたはホットホールを効率よく発生させることができるとともに、ソース−ドレイン間の電位差Vdsを小さくしてメモリセルのゲート長を短くできるようにしたことにより、高集積化が可能となる。
(5)コンタクト抵抗が高くてもよいメモリセル内のドレインコンタクトの径を、メモリセル以外の周辺部の回路におけるドレインコンタクトの径の1/3までの大きさに定めたことにより、ドレインコンタクトの寸法が必要最低限なものとなり、全体の高集積化が可能となる。
各図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1はこの発明が適用されるpチャンネルMONOSメモリセルの構造図を示す図である。このメモリセルは、p型半導体基板11上に形成されたn型ウェル(セルウェル)12、このn型ウェル12の表面付近に所定の間隔を開けて形成されたp+領域(ソース)13およびp+領域(ドレイン)14、これら2つのp型領域13,14の間に形成されたチャンネル領域20、および、このチャンネル領域20の上方にチャンネル領域20を覆うように形成されたONO膜およびゲート電極18を備えている。
ONO膜は、酸化シリコンからなるトンネル絶縁膜15、窒化シリコンからなり注入された電荷(電子)を蓄積する電荷トラップ層16、および、酸化シリコンからなる絶縁膜17から構成している。これら3層の膜厚は、トンネル絶縁膜15が約2.5〜5nm程度、電荷トラップ層16が約10nm程度、絶縁膜17が約5nm程度である。また、ゲート電極18はポリシリコンで構成している。このメモリセルに対する書き込み時に、後述する書込電位配置で書き込みを行うことにより、ゲート長は極めて短くすることができ、60nm以下が実現可能である。
次に、図2を参照して上記pチャネルMONOSメモリセルをNOR接続のアレイ状に接続した構造の不揮発性半導体記憶装置のアーキテクチャについて説明する。
この不揮発性半導体記憶装置では、2つのセルウェル12がペアになっている。各セルウェル12には、X方向1kB=8k(8192)個×Y方向64個=512k(524288)個のメモリセルを形成している。メインビットライン21は8k本であり、セレクトゲート24を介して2つのセルウェル12のうちの一方のサブビットライン25に接続している。8k本のメインビットライン21には、それぞれラッチを接続している。このラッチは書き込み動作のベリファイ等にも用いる。セレクトゲート24は、セルウェル12とは別のセレクトゲートウェル(n型ウェル)26内に形成していて、pチャネルMOSトランジスタで構成している。セレクトゲートウェル26の電位は通常VCC(たとえば1.8V)に設定している。セレクトゲート24のゲート電極は、非選択時にVCCを印加し、選択時に−2.2Vを印加する。−2.2Vを印加すると、ゲートが導通し、メインビットライン21を各メモリセルのドレインにつながるサブビットライン25に接続する。ワード線は、各メモリセルのゲート電極をX方向に接続していて、各セルウェル12毎に64本設けている。ソース線23は、各セルウェル12内の512k個のメモリセルに共通である。
なお、電圧VCCおよび電圧GND(接地電圧)は、メモリセル外部の電源回路から供給する。
図2のNOR接続の不揮発性半導体記憶装置において、書き込み(プログラム・ベリファイ)、読み出し、消去を行う動作を図3・図4を参照して説明する。図3・図4は、書き込み(プログラム・ベリファイ)、読み出し、消去動作時の電位配置および動作原理を示す図である。
この不揮発性半導体記憶装置では、BBHE注入(BBHE:Band-to-Band tunneling induced Hot Electron)による書き込み時に、ソース電圧Vsをセルウェル電圧Vsubよりも低くしてドレイン電圧Vdに近づけ、ドレイン−ソース間の電位差を小さくしたことにより、且つ、セルウェルに適切なバックゲート電圧を印加したことによるバックゲート効果によって等価的にしきい値電圧Vth(絶対値)を高くしたことにより、ソース−ドレイン間でパンチスルーしにくくしている。これにより、ゲート長を0.1μm以下、たとえば60nm程度にまで短くしたセル構造を実現している。
まず書き込み動作のうちのプログラム動作について説明する。先に説明したようにMONOSメモリセルでは、電荷トラップ層16として導電性が低い窒化膜を用いているため、トラップされた電子が膜内で移動せず、トラップされた位置に留まる。
メモリセルへの書き込み(プログラム)は、電荷トラップ層16へ電子を注入することによって行う。電子の注入は、ゲート電極18とドレイン14の間に正負の高電圧を印加することによるBBHE注入で行い、電子を電荷トラップ層16へホットエレクトロンを注入する。すなわち、正電位のゲート電極18と負電位のドレイン14との高い電位差によって生じる空乏層の高電界を利用したバンド間トンネリングによるBBHE注入で電荷トラップ層16へ電荷を注入する。ただし、ドレイン(=ビット線)を正電位の範囲で制御できるようにするため、セルウェル12に正のバックゲート電圧を印加する。これにより、ドレインの接地電位は相対的に負電位となる。
具体的には、図3・図4に示すように、セルウェル12にバックゲート電圧Vsubwとして+4Vを印加し、ドレイン14(ビット線)を接地電位とする(Vdw=0)。そして、ゲート電極18(ワード線)にゲート電圧Vgwとして10Vを印加する。このときソース13(ソース線)には、VCC(=1.8V)を印加しておく。
この書き込み時に、ドレイン14とセルウェル12との接合面に空乏層が発生するとともに、ドレイン14内でバンド間トンネリング(BTBT)によるエレクトロン(電子)/ホールペアが生成される。この電子が、上記空乏層の強電界によって加速され、高エネルギを持ったホットエレクトロンとなる。その一部がゲート電極18に印加された正電圧に吸引されて、トンネル絶縁膜15を乗り越えて電荷トラップ層16に注入される。
この電荷の注入は、ソース13−ドレイン14間がオフしている状態で行われるため、10-2程度の注入効率を確保することができ、従来のチャネルホットエレクトロン注入方式に比べて×103 程度に高効率化できる。
この場合において、ソース13にはVCC(=1.8V)を印加していて、ソース−ドレイン間の電位差は1.8V程度であるため、ゲート長を短くしてもドレイン14近傍の空乏層がソース13に到達して導通(パンチスルー)してしまうことがない。また、セルウェル12に4Vのバックゲート電圧が印加されているため、ソース−ドレイン間のしきい値電圧Vth(絶対値)が相対的に高くなるバックゲート効果が生じて、書き込み時の導通をさらに抑制することができる。
また、上記のように、プログラム時にセルウェル12に適当な正のバックゲート電圧を印加することにより、ドレイン(ビット線)を0V〜VCC(正電位)の範囲で制御すればよくなり、書き込み時に高速な動作を要求されるY系(ビット線)の周辺回路を高性能のVCCトランジスタを用いた正電圧回路で形成することができ、高速書き込みおよび回路構成の簡略化が実現できる。
ここで、ビットの書き込み(電子の注入)は、しきい値Vthが所定の電圧になるまでベリファイしながら少しずつ繰り返し行うため、書き込みが行われたビットのしきい値はほぼ同一であり、電子を注入しすぎて、セルがデプレッション化してしまうことはない。
次に、書き込み動作のうちのベリファイ時の動作について説明する。ベリファイは、ビットの書き込み時に、しきい値Vthが所定電位になっているかを確認するため、プログラムと交互に繰り返し実行される動作である。
高速書き込みを実現するためには、上記プログラムとベリファイの動作切り換えを高速に行う必要がある。上記プログラム時の動作では、セルウェル12にバックゲート電圧を印加していて、プログラム/ベリファイの切り換え時に寄生容量の大きいセルウェルの電圧をVCC〜4Vに高速に変化させることは困難である。そこで、この実施形態では、セルウェル12にバックゲート電圧(4V)を印加したままベリファイを行う。
ベリファイ動作では、セルウェル12の電圧が4Vのままであるため、ワード線22(ゲート電極18)は、通常の読み出し時の電圧(−2.2V;後述)よりも高い電圧、例えば−5Vに設定される。この状態で、ソース線23とビットライン21,25をVCCに充電したのち、ソース線23をGNDに駆動する。プログラム完了の場合には、チャネルが導通するため、ビットライン21,25は放電され、GNDになる。プログラムが完了していない場合にはビットライン21,25はVCCのままである。このビットラインの電位をラッチに取り込み、これに基づいて次のプログラムパルス印加時のビットライン電圧を決定する。すなわち、ラッチされた電位がVCCのビットラインのみ次のプログラムパルス印加時に再度電子の注入を行うようにする。
このように、セルウェル12にバックゲート電圧(4V)が印加された状態でベリファイを行うようにしたことにより、プログラム/ベリファイの切り換えが高速に行われ、ビットの高速書き込みを実現することができる。
一方、読み出し(リード)動作は、書き込み動作に比べて高速の動作が要求され、ビット線のみならずワード線の高速切り換えも必要であるため、セルウェル12に印加されるバックゲート電圧を通常の電圧(VCC=1.8V)とし、ワード線に印加する読み出し電圧を−2.2Vとしている。
次に、読み出し動作について説明する。読み出し時には、セルウェル12にバックゲート電圧としてVCCを印加し、ソース線23(ソース13)にVCC(=1.8V)を印加する。読み出し対象のビットライン21,25(ドレイン14)をGNDにしたのち、読み出し対象のワード線22(ゲート電極18)をVCCから読み出し電圧Vgr=−2.2Vに変化させる。これにより、この電位配置でセルがプログラム状態であればビットライン21,25はVCCに上昇し、非プログラム状態であればGNDのままである。
次に、消去動作について説明する。消去の方法は、FN(Fowler-Nordheim)トンネルによる引き抜きと、基板ホットホール注入による消去方法とがある。
まず、FNトンネルによる引き抜きについて説明する。消去は、セルウェル12単位で行う。セルウェル12およびソース線23はVCCのまま、または6Vを印加し、ワード線22(ゲート電極18)に−13Vまたは−8Vの高電圧を印加し、サブビットライン25(ドレイン14)をフローティングにする。これにより、ゲート電極18とセルウェル12との間に大きな電位差が生じ、電荷トラップ層16にトラップされている電子がFNトンネル効果によってトンネル絶縁膜15を通過してセルウェル12に飛び移ることにより引き抜かれる。
次に、基板ホットホール注入による消去方法を説明する。セルウェル12は−1V、セレクトゲートを閉じてサブビットライン25(ドレイン14)をオープンにする。ワード線22(ゲート電極18)に−13Vを印加し、ソース線23(ソース13)に−4Vを印加する。このように電圧を印加することにより、p型基板11、nウェル12およびソース13がpnpバイポーラトランジスタとして機能し、p型半導体基板11からソース13に向けてホールが放出される。一方、ゲート電極18には負の高電圧が印加されているため、ホールの一部はゲート電極方向に引き寄せられトンネル絶縁膜15を通過して電荷トラップ層16に突入する。このホールの正電荷により電子の負電荷がキャンセルされ、その結果電荷トラップ層16の電荷はイレーズされる。
以上の電位配置および動作により、Y系の回路をGND−VCCで動作する高速の回路で構成することができる。
以上説明したように、この実施形態では、バックゲート電圧を印加してソースにドレイン電圧とソース電圧の中間の電圧を印加して、Vg<Vsub<Vs<Vdの関係としたことにより、ドレイン−ソース間に掛かる電圧が下がることと、バックゲート効果により等価的にVth(絶対値)が高くなるためにパンチスルーしにくくなり、これによって、ゲート長のスケーラビリティ(短ゲート化)を大幅に改善することが可能になり、NOR型の構造において、0.1μm以下のゲート長を実現することも困難でなくなった。
なお、pチャンネルの場合には、Vg>Vsub>Vs>Vdの関係となるように定めることによって、上記のnチャンネルの場合と同様の作用効果を奏する。
次に、メモリセルの構造および寸法関係について図5を基に説明する。
図5は図2に示したY方向の複数のメモリセル部分の断面図である。p型半導体基板(不図示)上に形成されたn型ウェル(セルウェル)12の表面付近には、p+領域(ソース)13およびp+領域(ドレイン)14、これら2つのp型領域13,14の間に形成したチャンネル領域20およびこのチャンネル領域20の上方にチャンネル領域20を覆うようにONO膜およびゲート電極18を形成している。また、p領域13,14には隣接するセルとの境界部分にソース線コネクト31およびドレインコンタクト32を形成している。さらにドレインコンタクト32の上部にはコンタクトプラグ33を形成していて、さらにその上部には、図2に示したY方向に伸びるサブビットライン25でそれらのコンタクトプラグ33同士を順に接続している。
図5において、ソース線コネクト31の中心線からドレインコンタクト32の中心線までの範囲(セルピッチ)Cが1つのメモリセルの単位となる。ここで、プロセス技術で決まるデザインルールをFとすると、上記セルピッチCの幅を2Fで構成する。このとき、チャンネル領域20の幅(ゲート長)を0.5F、ソース線コネクト31およびドレインコンタクト32の幅をそれぞれ0.5F、さらにチャンネル領域20とソース線コネクト31,ドレインコンタクト32までの間隔をそれぞれ0.5Fで構成する。
既に述べたように、デザインルールFのプロセスとは、半導体プロセスの前半工程における素子分離・ゲート形成での最小ライン/スペースをF/Fで形成するプロセスであるが、ラインのみをF以下にすることは後述するように可能であり、ここではゲート長をF以下とする。具体的には、ゲート長をセルピッチCの1/2未満(望ましくは1/3〜1/4)とする。
一方、メモリセルのゲートとそれに隣接するメモリセルのゲートとの間にはソース線コネクト31およびドレインコンタクト32を形成する必要があるため、ゲート−ゲート間のスペースはF以上(最小1.5F程度)とする。この第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の書き込み方法によれば、書き込み時の電流が小さいため、通常のNOR型フラッシュメモリに比べてコンタクト抵抗が大きくても許容できる。そのため、通常のNOR型フラッシュメモリよりも、ソース線コネクト31およびドレインコンタクト32の径を小さくできる。たとえば、書き込み時のドレイン電流は従来100μAとして、コンタクト抵抗が1kΩであってもコンタクト部分での降下電圧が0.1Vにもなるので、コンタクト抵抗は1kΩ程度に抑える必要がある。この第1の実施形態では、書き込み時よりも読み出し時の電流が多く流れるが、それでも数μ〜10μA程度であるので、コンタクト抵抗は10kΩ程度で良い。そのため、ドレインコンタクト32のコンタクト径は従来の1/3程度とすることができる。このことは、メモリセル内のコンタクトホールの径を、メモリセル外の周辺部の回路におけるトランジスタのコンタクトホールの径の1/3の大きさにする、と言うことと実質的に等価である。
メモリセル以外の周辺部の回路で外部電源をハンドリングするトランジスタについては、通常のデザインルールに従って、チャンネル領域20の幅(ゲート長)をF、ソース線コネクト31およびドレインコンタクト32の幅をそれぞれF、さらにチャンネル領域20とソース線コネクト31,ドレインコンタクト32までの間隔をそれぞれFで構成する。したがって、このトランジスタのセルピッチCは4Fとなる。このようなメモリセル以外の周辺部の回路で外部電源をハンドリングするトランジスタについては、メモリセルのトランジスタと異なり、必要なドレイン電流を100μAとしても、コンタクト部分での降下電圧を0.1V程度に抑えるためには、コンタクト抵抗を1kΩ程度に抑える必要がある。そのため、逆にドレインコンタクトの径をデザインルールFとして定めるのが一般的である。
図6はデザインルールF以下のゲート長を実現するためのプロセスの例を示す図である。(A1),(B1)で示す方法では、まず(A1)のように、n型ウェル12の上部にONO膜を形成し、さらにその表面にゲート電極膜18´を形成し、その表面のゲート形成用のフォトレジスト膜PRをパターンニングする。
その後、(B1)のように、等方性エッチングによってフォトレジストPRのパターンを、線幅が0.5F、隣接するゲート間のスペースが1.5Fとなるように細線化する。
その後、ゲート電極18´およびONO膜をエッチングすることによって、図5に示したようなONO膜およびゲート電極18を形成する。
また図6の(A2),(B2)で示す方法では、まず(A2)のように、丁度(A1)で示す状態でゲート電極18´およびONO膜をエッチングし、ライン/スペースがF/Fのパターンを形成する。その後、(B2)に示すように、ゲート電極18´およびONO膜部分を等方性エッチングによって細線化する。これにより、線幅0.5F、スペース1.5Fのパターン化を行う。
次に、第2の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置について図7〜図10を基に説明する。
この第2の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、セルフアラインコンタクトによって径がF以下のコンタクトを形成するようにしたものである。
図7は、連続する複数のメモリセル部分の断面図である。(A)に示す状態は、図6で示した方法によってONO膜およびゲート電極18およびゲート電極18上のシリコン窒化膜SiNをパターニングした後、その両側部にシリコン窒化膜SiNサイドウォールを形成した状態である。この時、窒化膜サイドウォールSWの下端部の幅は0.5Fとし、隣接する窒化膜サイドウォールとの間隔も0.5Fとなるように形成している。
その後(B)に示すように、ゲート電極18の上部の窒化膜の上面から所定の高さまで
CVDによってSiO2膜を製膜する。
その後、図8の(A)に示すように、コンタクトホール形成のためのフォトレジストPRのパターニングを行う。この時、フォトレジストPRのライン、スペースおよびホール径はそれぞれFである。そしてSiO2膜をエッチングにより除去する。この時、シリコン窒化膜SiNはエッチングされない。
その後、(B)に示すようにソース線ストライプ部分およびドレインコンタクト部分にCVDでタングステンをデポジションし、その後CMPなどによってエッチバックする。これにより同図の(B)に示すようにソース線コネクト31とドレインコンタクト32を形成する。
その後、図9の(A)に示すように、図8の(B)に示した状態から表面にSiO2膜を形成し、上記ドレインコンタクト32部分にコンタクトホールを形成し、図9の(B)に示すようにコンタクトプラグ33を形成する。その後、配線層(メタルインターコネクト)のデポジションを行い、それをサブビットライン25としてパターニングする。
図10はこのようにして構成した不揮発性半導体記憶装置の各部の断面図である。(C)はY軸方向(ビット線に平行方向)な断面図、(A)は(C)に示すA−A部分の断面図、(B)は(C)に示すB−B部分の断面図である。ここで、ゲート電極は(A)に示すようにワード線WLでX方向に連続している。また、ソースは(B)に示すようにソース線コネクト31でX方向に連続している。
なお、各メモリセルのX方向の隣接する間にはSTI(shallow trench isolation)を設けて素子分離を行っている。
出願人は、pチャネルMONOSメモリセルを試作して、各部寸法の実現性と書込性能を評価した。図11,図12は、試作したメモリセルの縦断面の透過型電子顕微鏡(TEM)写真である。図12は、図11の写真のONO膜付近の拡大写真である。
このメモリセルは、F=180nmプロセスによるものであり、トンネル絶縁膜、電荷トラップ層、電荷トラップ層上の絶縁膜の膜厚が、それぞれ3nm、8nm、6nmであり、図1において説明したスケールとほぼ一致している。ゲート長は62nmである。ポリシリコンのゲート電極は、導電性を確保するために200nmの厚みに製膜している。
この構造のメモリセルに、ゲート電圧Vg=11V、セルウェル電圧(バックゲート電圧)Vsub=4.2V、ソース電圧Vs=1.8V、ドレイン電圧Vd=0Vの条件で書込テストを行ったところ、1μ秒で書込が完了し、ゲート長の短縮化および書き込み速度の高速化の双方を満足していることがわかった。
次に、従来の不揮発性半導体記憶装置と本発明の不揮発性半導体記憶装置について、その酸化膜換算実効ゲート絶縁膜厚に対するゲート長の関係を、図13・図14を基に説明する。
図13は酸化膜換算実効ゲート絶縁膜厚に対するゲート長の数値表、図14はそれをグラフ化したものである。図14において、菱形マークはフローティングゲートのNOR型のITRS予測、四角マークはMONOS型のITRS予測、三角マークはフローティングゲートNOR型の実在する例、アスタリスクマークはMONOS型の実在するものの例である。さらに丸マークは本発明による不揮発性半導体記憶装置の例である。
ここでMONOS型の例は、ボトム酸化膜厚、窒化膜厚、トップ酸化膜厚から、酸化膜換算実効ゲート絶縁膜厚を算出する際、窒化膜SiNの比誘電率が酸化膜SiO2の比誘電率の約2倍であるので、窒化膜厚を等価的に1/2とし、この3層の合計膜厚を「実効ゲート絶縁膜厚」として表している。また、フローティングゲートNORについては、容量結合比(カップリング比)が約0.7であるので、トンネル絶縁膜厚をカップリング比0.7で除したものを実効ゲート絶縁膜厚としている。データ番号No30は図15に示した不揮発性半導体記憶装置、No28は図16に示した不揮発性半導体記憶装置にそれぞれ対応している。
従来の不揮発性半導体記憶装置においては、酸化膜換算実効ゲート絶縁膜厚はデータ保持特性によって下限が定まり、ゲート長はパンチスルー限界によって定まる。そのため、従来の不揮発性半導体記憶装置においては、酸化膜換算実効ゲート絶縁膜厚とゲート長とはほぼ比例関係にある。図14に示すように、従来技術による不揮発性半導体記憶装置では、酸化膜換算実効ゲート絶縁膜厚に対するゲート長の比が10以上(10以上22未満)の範囲に存在している。これに対し、本発明では、酸化膜換算実効ゲート絶縁膜厚が13nm、ゲート長が62nmであるので、酸化膜換算実効ゲート絶縁膜厚に対するゲート長の比が10未満である。
従来の不揮発性半導体記憶装置における酸化膜換算実効ゲート絶縁膜厚に対するゲート長の関係を示すプロット点の一群と、本発明の不揮発性半導体記憶装置の酸化膜換算実効ゲート絶縁膜厚に対するゲート長の関係を示すプロット点(丸マーク)とを対比すると、本発明の不揮発性半導体記憶装置の酸化膜換算実効ゲート絶縁膜厚に対するゲート長は、従来の不揮発性半導体記憶装置の酸化膜換算実効ゲート絶縁膜厚に対するゲート長に比べて明らかに短い。したがって、本発明によれば、従来にものに比べて突出して集積度の高い不揮発性半導体記憶装置を構成できることがわかる。
この発明が適用されるpチャンネルMONOSメモリセルの構造を示す図である。 同pチャネルMONOSメモリセルをXYに配列してNOR接続アレイを構成した場合のアーキテクチャを示す等価回路図である。 同NOR接続アレイにおける書込(プログラム)時、ベリファイ時、消去時、読出時の電位配置を示す図である。 プログラム時の断面構造における電位配置を示す図である。 Y方向の複数のメモリセル部分の断面図である。 デザインルールF以下のゲート長を実現するためのプロセスの例を示す図である。 連続する複数のメモリセル部分の所定の製造工程での断面図である。 連続する複数のメモリセル部分の所定の製造工程での断面図である。 連続する複数のメモリセル部分の所定の製造工程での断面図である。 不揮発性半導体記憶装置の各部の断面図である。 試作したpチャネルMONOSメモリセルの縦断面の透過型電子顕微鏡写真を示す図である。 同透過型電子顕微鏡写真の拡大図である。 従来の不揮発性半導体記憶装置と本発明の不揮発性半導体記憶装置について、その酸化膜換算実効ゲート絶縁膜厚の膜厚に対するゲート長の関係を数値で示す図である。 従来の不揮発性半導体記憶装置と本発明の不揮発性半導体記憶装置について、その酸化膜換算実効ゲート絶縁膜厚の膜厚に対するゲート長の関係をグラフ化した図である。 従来のNOR構造のメモリセルの寸法例を示す図である。 従来のNOR構造のメモリセルの寸法例を示す図である。
符号の説明
11−p型半導体基板
12−n型ウェル(セルウェル)
13−ソース(p+領域)
14−ドレイン(p+領域)
15−トンネル絶縁膜
16−電荷トラップ層(窒化膜)
17−上部絶縁層
18−ゲート電極
20−チャンネル領域
21−メインビット線
22−ワード線
23−ソース線
24−セレクトゲート
25−サブビット線
26−セレクトゲートウェル(n型ウェル)
31−ソース線コネクト
32−ドレインコンタクト
33−コンタクトプラグ

Claims (5)

  1. 半導体基板に形成されたウェルと、前記ウェルに形成されたソースおよびドレインと、前記ソース−ドレイン間に形成されたチャンネル領域と、前記チャンネル領域の上方にトンネル絶縁膜を介して形成された電荷蓄積層と、前記電荷蓄積層の上方に絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、を有する1つのトランジスタをメモリセルとして備えるとともに、ゲート長方向に隣接する前記トランジスタのソース同士およびドレイン同士が連続するように複数の前記メモリセルを前記半導体基板に配列してなる不揮発性半導体記憶装置において、
    前記絶縁膜が酸化膜であるものとして換算した、前記ゲート電極から見た電気的な実効ゲート絶縁膜厚に対して前記ゲート長の比をほぼ10未満とした不揮発性半導体記憶装置。
  2. 半導体基板に形成されたウェルと、前記ウェルに形成されたソースおよびドレインと、前記ソース−ドレイン間に形成されたチャンネル領域と、前記チャンネル領域の上方にトンネル絶縁膜を介して形成された電荷蓄積層と、前記電荷蓄積層の上方に絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、を有する1つのトランジスタをメモリセルとして備えるとともに、ゲート長方向に隣接する前記トランジスタのソース同士およびドレイン同士が連続するように複数の前記メモリセルを前記半導体基板に配列してなる不揮発性半導体記憶装置において、
    前記メモリセル内のゲート電極のゲート長方向の幅を、ソース線の中心からドレインコンタクトの中心までの長さであるセルピッチの1/2未満(望ましくは1/3〜1/4)とした不揮発性半導体記憶装置。
  3. 半導体基板に形成されたウェルと、前記ウェルに形成されたソースおよびドレインと、前記ソース−ドレイン間に形成されたチャンネル領域と、前記チャンネル領域の上方にトンネル絶縁膜を介して形成された電荷蓄積層と、前記電荷蓄積層の上方に絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、を有する1つのトランジスタをメモリセルとして備えるとともに、ゲート長方向に隣接する前記トランジスタのソース同士およびドレイン同士が連続するように複数の前記メモリセルを前記半導体基板に配列してなる不揮発性半導体記憶装置において、
    前記メモリセル内のゲート長を、前記メモリセル以外の周辺部の回路で外部電源電圧をハンドリングするトランジスタのゲート長より短くした不揮発性半導体記憶装置。
  4. 前記不揮発性半導体記憶装置は、前記メモリセルに対するビットデータの書き込み時に、pチャネルの場合に「Vg>Vsub>Vs>Vd」、nチャネルの場合に「Vg<Vsub<Vs<Vd」の関係を有し、「Vg−Vd」を前記ドレインの端部におけるバンド間トンネル電流の発生に必要な電位差以上である電圧とし、Vg、Vsub、VsおよびVdを、それぞれゲート電極、ウェル、ソースおよびドレインにそれぞれ印加することにより、ドレイン付近にバンド間トンネリングによるホットエレクトロンを発生させ、このホットエレクトロンを前記電荷蓄積層に注入してビットデータの書き込みを行う回路に用いられる装置である請求項1〜3のいずれかに記載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 前記メモリセル内のドレインコンタクトの径を前記メモリセル以外の周辺部の回路で外部電源電圧をハンドリングするトランジスタにおけるドレインコンタクトの径のほぼ1/3までの大きさに定めた請求項4に記載の不揮発性半導体記憶装置。
JP2005085042A 2005-03-23 2005-03-23 不揮発性半導体記憶装置 Expired - Fee Related JP4783044B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005085042A JP4783044B2 (ja) 2005-03-23 2005-03-23 不揮発性半導体記憶装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005085042A JP4783044B2 (ja) 2005-03-23 2005-03-23 不揮発性半導体記憶装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006269697A true JP2006269697A (ja) 2006-10-05
JP4783044B2 JP4783044B2 (ja) 2011-09-28

Family

ID=37205345

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005085042A Expired - Fee Related JP4783044B2 (ja) 2005-03-23 2005-03-23 不揮発性半導体記憶装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4783044B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100760926B1 (ko) 2006-10-11 2007-09-21 동부일렉트로닉스 주식회사 다중 비트셀을 구현하는 비휘발성 반도체 메모리 장치 및그 제조방법
US8107300B2 (en) 2007-02-06 2012-01-31 Genusion, Inc. Non-volatile semiconductor memory device comprising capacitive coupling program inhibit circuitry
US8339862B2 (en) 2007-12-25 2012-12-25 Genusion, Inc. Nonvolatile semiconductor memory device
WO2013128864A1 (ja) * 2012-02-28 2013-09-06 セイコーエプソン株式会社 不揮発性半導体メモリー及び不揮発性半導体メモリーの製造方法

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09260518A (ja) * 1995-11-14 1997-10-03 Programmable Microelectron Corp ホットエレクトロン注入プログラミング及びトンネル動作消去を有するpmosメモリセル
JP2001168304A (ja) * 1999-12-03 2001-06-22 Toshiba Corp 不揮発性半導体記憶装置
JP2001230332A (ja) * 1999-12-06 2001-08-24 Sony Corp 不揮発性半導体記憶装置およびその動作方法
JP2001237330A (ja) * 1999-12-17 2001-08-31 Sony Corp 不揮発性半導体記憶装置およびその動作方法
JP2002298591A (ja) * 2001-03-30 2002-10-11 Toshiba Corp 半導体記憶装置
JP2002324400A (ja) * 2001-02-20 2002-11-08 Toshiba Corp 半導体記憶装置のデータ書き込み方法及び半導体記憶装置
JP2003068896A (ja) * 2001-08-30 2003-03-07 Sharp Corp メモリ膜およびその製造方法、並びにメモリ素子、半導体記憶装置、半導体集積回路および携帯電子機器

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09260518A (ja) * 1995-11-14 1997-10-03 Programmable Microelectron Corp ホットエレクトロン注入プログラミング及びトンネル動作消去を有するpmosメモリセル
JP2001168304A (ja) * 1999-12-03 2001-06-22 Toshiba Corp 不揮発性半導体記憶装置
JP2001230332A (ja) * 1999-12-06 2001-08-24 Sony Corp 不揮発性半導体記憶装置およびその動作方法
JP2001237330A (ja) * 1999-12-17 2001-08-31 Sony Corp 不揮発性半導体記憶装置およびその動作方法
JP2002324400A (ja) * 2001-02-20 2002-11-08 Toshiba Corp 半導体記憶装置のデータ書き込み方法及び半導体記憶装置
JP2002298591A (ja) * 2001-03-30 2002-10-11 Toshiba Corp 半導体記憶装置
JP2003068896A (ja) * 2001-08-30 2003-03-07 Sharp Corp メモリ膜およびその製造方法、並びにメモリ素子、半導体記憶装置、半導体集積回路および携帯電子機器

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100760926B1 (ko) 2006-10-11 2007-09-21 동부일렉트로닉스 주식회사 다중 비트셀을 구현하는 비휘발성 반도체 메모리 장치 및그 제조방법
US8107300B2 (en) 2007-02-06 2012-01-31 Genusion, Inc. Non-volatile semiconductor memory device comprising capacitive coupling program inhibit circuitry
US8339862B2 (en) 2007-12-25 2012-12-25 Genusion, Inc. Nonvolatile semiconductor memory device
US8897077B2 (en) 2007-12-25 2014-11-25 Genusion, Inc. Nonvolatile semiconductor memory device
WO2013128864A1 (ja) * 2012-02-28 2013-09-06 セイコーエプソン株式会社 不揮発性半導体メモリー及び不揮発性半導体メモリーの製造方法
JP2013179122A (ja) * 2012-02-28 2013-09-09 Seiko Epson Corp 不揮発性半導体メモリー及び不揮発性半導体メモリーの製造方法
US20150008500A1 (en) * 2012-02-28 2015-01-08 Seiko Epson Corporation Non-volatile semiconductor memory and method for producing non-volatile semiconductor memory
US9461138B2 (en) * 2012-02-28 2016-10-04 Seiko Epson Corporation Non-volatile semiconductor memory with nitride sidewall contacting nitride layer of ONO gate stack and methods for producing the same

Also Published As

Publication number Publication date
JP4783044B2 (ja) 2011-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8344443B2 (en) Single poly NVM devices and arrays
JP3962769B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置およびその書込方法
US9263463B2 (en) Semiconductor integrated circuit, programmable logic device, method of manufacturing semiconductor integrated circuit
JP5241485B2 (ja) Soc用途のための高密度トレンチ・ベース不揮発性ランダム・アクセスsonosメモリ・セルの構造及びこれを製造する方法
US7433243B2 (en) Operation method of non-volatile memory
EP0676811B1 (en) EEPROM cell with isolation transistor and methods for making and operating the same
US9196363B2 (en) Semiconductor device
KR100219331B1 (ko) 비휘발성 반도체 메모리 디바이스 및 이의 소거 및 생산방법
JP2007173821A (ja) プログラミング速度を改善したeeprom、その製造方法及びその駆動方法
TWI630623B (zh) 可編程可抹除的非揮發性記憶體
JP2011146612A (ja) 半導体記憶装置
US6801456B1 (en) Method for programming, erasing and reading a flash memory cell
KR100706071B1 (ko) 단일비트 비휘발성 메모리셀 및 그것의 프로그래밍 및삭제방법
US6774428B1 (en) Flash memory structure and operating method thereof
KR20020050094A (ko) 반도체장치 및 그 제조방법
JP4783044B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JP4113559B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置およびその書込方法
US7439133B2 (en) Memory structure and method of manufacturing a memory array
CN108039350B (zh) 改善闪存中高压器件栅极氧化层可靠性的工艺集成方法
JP2014096479A (ja) 半導体装置およびその製造方法
US7348625B2 (en) Semiconductor device and method of manufacturing the same
JP6232200B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JP5214700B2 (ja) 半導体装置
JP2006080567A (ja) 半導体集積回路装置およびその製造方法
JP2006041227A (ja) 半導体装置およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080319

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100617

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100629

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20100827

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100830

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100830

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110412

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110603

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110621

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110708

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140715

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R255 Notification that request for automated payment was rejected

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R2525

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees