JP2006267864A - 広視野角補償フィルム及びそれを用いてなる透過型液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 面内位相差(Re1)が60〜220nm、配向パラメータ(Nz)が0±0.05の範囲内である負の複屈折性を示す光学補償フィルム及び偏光板よりなり、該負の複屈折性を示す光学補償フィルムの遅相軸と該偏光板の吸収軸とを直交方向または平行方向に積層してなる広視野角補償フィルム、及び、液晶セルの少なくとも片面に、該広視野角補償フィルムを配置してなる透過型液晶表示装置。
【選択図】 選択図なし
Description
Re1=(nx1−ny1)×d1 (1)
Nz=(nx1−nz1)/(nx1−ny1) (2)
(ここで、nx1、ny1、nz1はそれぞれ、光学補償フィルムの遅相軸方向をフィルム面内のx軸とした際の該x軸方向の屈折率、該x軸と直交するフィルム面内方向をy軸とした際の該y軸方向の屈折率、該x軸と直交するフィルム面外方向をz軸とした際の該z軸方向の屈折率を示し、d1は光学補償フィルムの厚みを示す。)
以下に、本発明に関し詳細に説明する。
以下に、本発明の広視野角補償フィルムに用いられる負の複屈折性を示す光学補償フィルムの構成原料として、好ましい一態様である共重合体(a)に関して詳細に説明する。
Rth={(nx2+ny2)/2−nz2}×d2 (4)
前記透明保護フィルムが偏光子と触れない面、つまり偏光板表面には、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて必要に応じて熱安定剤、紫外線安定剤等の添加剤や可塑剤を配合されたものであってもよく、これら可塑剤や添加剤としては樹脂材料用として公知のものを使用することができる。また、ハードコート処理、反射防止処理、粘着防止処理、拡散ないしアンチグレアを目的とした処理を施したものであってもよい。ハードーコート処理は偏光板表面の傷つき防止などを目的に施されるものであり、ハードコート剤として公知のものを用いることができる。反射防止処理は偏光板表面での外光の反射防止を目的に施されるものであり、公知の反射防止膜の形成により達成することができる。また、粘着防止処理は隣接層との密着防止を目的に施される。また、アンチグレア処理は偏光板表面での外光反射による偏光板透過光の視認を阻害することを防止する目的に施されるものであり、公知のサンドブラスト加工やエンボス加工による祖面化や透明微粒子の配合方式などの適宜な方式にて透明保護フィルムの表面に微細な凹凸構造を付与させることにより形成することができる。アンチグレア層は偏光板透過光を拡散して視覚拡大するための拡散層を兼ねるものであっても良い。なお、前記反射防止層、粘着防止層、拡散層やアンチグレア層等は、透明保護フィルムそのものに設けることができるほか、別途光学機能フィルムとして透明保護フィルムに積層して設けることもできる。
ゲル・パーミエイション・クロマトグラフィー(GPC)(東ソー(株)製、商品名HLC−802A)を用い測定した溶出曲線により、標準ポリスチレン換算値として重量平均分子量(Mw)、数平均分子量(Mn)及びその比である分子量分布(Mw/Mn)を測定した。
示差走査型熱量計(セイコー電子工業(株)製、商品名DSC2000)を用い、10℃/min.の昇温速度にて測定した。
透明性の一評価として、JIS K 7361−1(1997年版)に準拠して光線透過率の測定を行った。
透明性の一評価として、JIS K 7136(2000年版)に準拠してヘーズの測定を行った。
JIS K 7142(1981年版)に準拠して測定した。
高分子素材の偏光顕微鏡入門(粟屋裕著,アグネ技術センター版,第5章,pp78〜82,(2001))に記載の偏光顕微鏡を用いたλ/4板による加色判定法により複屈折性の正負判定を行った。
試料傾斜型自動複屈折計(王子計測機器(株)製、商品名KOBRA−WR)を用いて仰角を変えて3次元屈折率を測定した。さらに、3次元屈折率よりフィルム面内の位相差Re1、Re2、フィルム面外の位相差Rth、配向パラメータNzを計算した。
UV可視分光光度計(日本分光(株)製、商品名UVIDEC−650)を用い、波長450nm、500nm、550nm、600nm、650nm、700nmの可視領域の範囲において、広視野角補償フィルムの視野角補償効果を測定した。この時偏光板の吸収軸から方位角45°、法線方向から仰角60°とし、視野角補償効果は該広視野角補償フィルムを偏光子とし、クロスニコルに検光子を配置した時の光漏れ量を測定した。
偏光子としてポリビニルアルコール系フィルムにヨウ素を吸着させて延伸した厚さ20μmのフィルムを用い、該偏光子の両面に透明保護フィルムとして厚さ80μmのトリアセチルセルロースフィルムを積層し、偏光板1を調製した。なお、透明保護フィルムの面内位相差Re2は1nmであり、面外方向位相差Rthは69nmであった。
1リットルオートクレーブ中に重合溶媒としてトルエン400ml、重合開始剤としてパーブチルネオデカノエート0.001モル、N−フェニルマレイミド0.42モル、イソブテン4.05モルを仕込み、重合温度60℃、重合時間5時間の重合条件にて重合反応を行い、N−フェニルマレイミド−イソブテン共重合体(重量平均分子量(Mw)=162,000、重量平均分子量(Mw)/数平均分子量(Mn)で示される分子量分布(Mw/Mn)=2.6)を得た。
合成例1で得られたN−フェニルマレイミド・イソブテン共重合体50重量%及びアクリロニトリル−スチレン共重合体(ダイセルポリマー製、商品名セビアンN050、重量平均分子量(Mw)=130000、アクリロニトリル残基単位:スチレン残基単位(重量比)=24.5:75.5)50重量%からなるブレンド物を調整し、該ブレンド物の濃度が25重量%となるように塩化メチレン溶液を調整し、該塩化メチレン溶液をポリエチレンテレフタレートフィルム(以下、PETフィルムと略記する。)上に流延し、溶剤を揮発させて固化、剥離させることによりフィルムを得た。得られた剥離後のフィルムを更に100℃にて4時間、110℃から130℃にかけて10℃間隔にてそれぞれ1時間乾燥し、その後、真空乾燥機にて120℃で4時間乾燥して約100μmの厚みを有するフィルム(以下、フィルム(1)と称す。)を得た。
合成例1で得られたN−フェニルマレイミド・イソブテン共重合体50重量%及びアクリロニトリル−スチレン共重合体(旭化成製、商品名スタイラックAS727、重量平均分子量(Mw)=128000、アクリロニトリル残基単位:スチレン残基単位(重量比)=37.5:62.5)50重量%からなるブレンド物を調整し、該ブレンド物をシリンダー温度140℃〜240℃に設定した二軸押出機(東洋精機製、商品名ラボプラストミル)により溶融混練してペレットを調製した。そして、シリンダー温度200℃〜270℃に設定したフィルム成形用ダイスを装着した二軸押出機(東洋精機製、商品名ラボプラストミル)により、約120μmの厚みを有するフィルム(以下、フィルム(2)と称す。)を得た。
ポリカーボネート(帝人(株)製、商品名パンライトL1225)25重量%、塩化メチレンを75重量%とした塩化メチレン溶液を調整し、該塩化メチレン溶液をPETフィルム上に流延し、溶剤を揮発させて固化、剥離させることによりフィルムを得た。得られた剥離後のフィルムを更に100℃にて4時間、110℃から130℃にかけて10℃間隔にてそれぞれ1時間乾燥し、その後、真空乾燥機にて120℃で4時間乾燥して約100μmの厚みを有するフィルム(以下、フィルム(3)と称す。)を得た。
フィルム作成例1で得られたフィルム(1)から5cm×5cmの小片を切り出し、二軸延伸装置(井元製作所製)を用いて、温度145℃、延伸速度100mm/min.の条件にて自由幅一軸延伸を施し+100%延伸することにより光学補償フィルム(以下、延伸フィルム(1a)と称す。)を得た。
延伸フィルム(1a)の遅相軸と偏光板1の吸収軸とを平行方向とする代わりに直交方向した以外は、実施例1と同様の方法により広視野角補償フィルムを得た。
フィルム作成例1で得られたフィルム(1)から5cm×5cmの小片を切り出し、二軸延伸装置(井元製作所製)を用いて、温度148℃、延伸速度100mm/min.の条件にて自由幅一軸延伸を施し+100%延伸することにより光学補償フィルム(以下、延伸フィルム(1b)と称す。)を得た。
フィルム作成例1で得られたフィルム(1)から5cm×5cmの小片を切り出し、二軸延伸装置(井元製作所製)を用いて、温度150℃、延伸速度100mm/min.の条件にて自由幅一軸延伸を施し+100%延伸することにより光学補償フィルム(以下、延伸フィルム(1c)と称す。)を得た。
フィルム作成例1で得られたフィルム(1)から5cm×5cmの小片を切り出し、二軸延伸装置(井元製作所製)を用いて、温度152℃、延伸速度100mm/min.の条件にて自由幅一軸延伸を施し+100%延伸することにより光学補償フィルム(以下、延伸フィルム(1d)と称す。)を得た。
フィルム作成例1で得られたフィルム(1)から5cm×5cmの小片を切り出し、二軸延伸装置(井元製作所製)を用いて、温度155℃、延伸速度100mm/min.の条件にて自由幅一軸延伸を施し+100%延伸することにより光学補償フィルム(以下、延伸フィルム(1e)と称す。)を得た。
フィルム作成例1で得られたフィルム(1)から5cm×5cmの小片を切り出し、二軸延伸装置(井元製作所製)を用いて、温度157℃、延伸速度30mm/min.の条件にて自由幅一軸延伸を施し+100%延伸することにより光学補償フィルム(以下、延伸フィルム(1f)と称す。)を得た。
フィルム作成例2で得られたフィルム(2)から5cm×5cmの小片を切り出し、二軸延伸装置(井元製作所製)を用いて、温度165℃、延伸速度90mm/min.の条件にて自由幅一軸延伸を施し+100%延伸することにより光学補償フィルム(以下、延伸フィルム(1g)と称す。)を得た。
負の複屈折性を示す光学補償フィルムを用いず偏光板のみとして、視野角補償効果の測定を行った。
フィルム作成例1で得られたフィルム(1)から5cm×5cmの小片を切り出し、二軸延伸装置(井元製作所製)を用いて、温度144℃、延伸速度120mm/min.の条件にて自由幅一軸延伸を施し+100%延伸することにより光学補償フィルム(以下、延伸フィルム(1h)と称す。)を得た。
延伸フィルム(1c)の遅相軸と偏光板1の吸収軸とを平行方向となるように粘着剤で積層した代わりに、延伸フィルム(1c)の遅相軸と偏光板1の吸収軸とを10度となるように粘着剤で積層した以外は、実施例4と同様の方法によりフィルムを得た。
フィルム作成例1で得られたフィルム(1)から5cm×5cmの小片を切り出し、二軸延伸装置(井元製作所製)を用いて、温度152℃、延伸速度105mm/min.の条件にて自由幅一軸延伸を施し+100%延伸することにより光学補償フィルム(以下、延伸フィルム(1i)と称す。)を得た。
フィルム作成例3で得られたフィルム(3)から5cm×5cmの小片を切り出し、二軸延伸装置(井元製作所製)を用いて、温度175℃、延伸速度5mm/min.の条件にて自由幅一軸延伸を施し+10%延伸することにより光学補償フィルム(以下、延伸フィルム(3b)と称す。)を得た。
(b);延伸配向した光学補償フィルムの遅相軸方向
(c);偏光板及び/または光学補償フィルム面に対する仰角
(d);偏光板及び/または光学補償フィルム面に対する方位角
(e);偏光板の吸収軸と光学補償フィルムの遅相軸とを直交方向に積層した広視野角補償フィルム
(f);偏光板の吸収軸と光学補償フィルムの遅相軸とを平行方向に積層した広視野角補償フィルム
(g);視認側に偏光板の吸収軸と光学補償フィルムの遅相軸が直交方向で積層された広視野角補償フィルムが配置された透過型液晶表示装置
(h);入射側に偏光板の吸収軸と光学補償フィルムの遅相軸が直交方向で積層された広視野角補償フィルムが配置された透過型液晶表示装置
(i);視認側に偏光板の吸収軸と光学補償フィルムの遅相軸が平行方向で積層された広視野角補償フィルムが配置された透過型液晶表示装置
(j);入射側に偏光板の吸収軸と光学補償フィルムの遅相軸が平行方向で積層された広視野角補償フィルムが配置された透過型液晶表示装置
1 ;透明保護フィルム
2 ;偏光子
3 ;光学補償フィルム
4 ;偏光板
5 ;広視野角補償フィルム
LC:液晶セル
Claims (9)
- 下記式(1)により示される面内位相差(Re1)が60〜220nm、下記式(2)により示される配向パラメータ(Nz)が0±0.05の範囲内である負の複屈折性を示す光学補償フィルム及び偏光板よりなり、該負の複屈折性を示す光学補償フィルムの遅相軸と該偏光板の吸収軸とを直交方向または平行方向に積層してなることを特徴とする広視野角補償フィルム。
Re1=(nx1−ny1)×d1 (1)
Nz=(nx1−nz1)/(nx1−ny1) (2)
(ここで、nx1、ny1、nz1はそれぞれ、光学補償フィルムの遅相軸方向をフィルム面内のx軸とした際の該x軸方向の屈折率、該x軸と直交するフィルム面内方向をy軸とした際の該y軸方向の屈折率、該x軸と直交するフィルム面外方向をz軸とした際の該z軸方向の屈折率を示し、d1は光学補償フィルムの厚みを示す。) - 光学補償フィルムが、下記の式(i)で表されるオレフィン残基単位と下記の式(ii)で表されるN−フェニル置換マレイミド残基単位からなり、標準ポリスチレン換算の重量平均分子量5×103以上5×106以下である共重合体(a)20〜95重量%及びアクリロニトリル残基単位:スチレン残基単位=20:80〜50:50(重量比)であり、標準ポリスチレン換算の重量平均分子量5×103以上5×106以下であるアクリロニトリル−スチレン共重合体(b)80〜5重量%よりなり、ガラス転移温度130℃以上である負の複屈折性を示す光学補償フィルムであることを特徴とする請求項1に記載の広視野角補償フィルム。
- 共重合体(a)がN−フェニルマレイミド・イソブテン共重合体であることを特徴とする請求項2に記載の広視野角補償フィルム。
- 光学補償フィルムが一軸延伸フィルム及び/または二軸延伸フィルムであることを特徴とする請求項1〜3に記載の広視野角補償フィルム。
- 偏光板が、偏光子の両面に、下記式(3)により示される面内位相差(Re2)が10nm以下、下記式(4)により示される面外位相差(Rth)が40〜100nmであることを満足する透明保護フィルムを積層してなる偏光板であることを特徴とする請求項1〜4に記載の広視野角補償フィルム。
Re2=(nx2−ny2)×d2 (3)
Rth=((nx2+ny2)/2−nz2)×d2 (4)
(ここで、nx2、ny2、nz2はそれぞれ、透明保護フィルムの遅相軸方向をフィルム面内のx軸とした際の該x軸方向の屈折率、該x軸と直交するフィルム面内方向をy軸とした際の該y軸方向の屈折率、該x軸と直交するフィルム面外方向をz軸とした際の該z軸方向の屈折率を示し、d2は透明保護フィルムの厚みを示す。) - 液晶セルの少なくとも片面に、請求項1〜5に記載の広視野角補償フィルムを配置してなることを特徴とする透過型液晶表示装置。
- 液晶セルの両面に互いの吸収軸を直交した状態の偏光板を配置してなる透過型液晶表示装置において、該偏光板の少なくとも一方を請求項1〜6に記載の広視野角補償フィルムとすることを特徴とする透過型液晶表示装置。
- 透過型液晶表示装置における一対の偏光板のうち、少なくとも一方の偏光板の吸収軸に対し、負の複屈折性を示す光学補償フィルムを遅相軸が直交方向または平行方向となるように積層することを特徴とする透過型液晶表示装置における視野角の広角化方法。
- 光学補償フィルムが、上記式(1)により示される面内位相差(Re1)が60〜220nm、上記式(2)により示される配向パラメータ(Nz)が0±0.05の範囲内である負の複屈折性を示す光学補償フィルムであることを特徴とする請求項8に記載の透過型液晶表示装置における視野角の広角化方法。
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