JP2006266909A5 - - Google Patents

Claims (11)

1. 抵抗変化により磁気を検出する磁気センサと、
   前記磁気センサに交流磁界を印加する磁界発生手段と、
   印加された前記交流磁界に対応する出力電圧に基づいて前記磁気センサの検出状態を判定する判定手段と、
   前記判定手段の判定結果に基づいて、前記交流磁界の振幅を制御する振幅制御手段と、前記磁気センサに重畳された、検出対象である外部磁界をキャンセルする分の直流電流を前記磁界発生手段に供給する磁界キャンセル手段と、
   前記直流電流から前記外部磁界の強度を求めて出力する出力手段と、
   を具備することを特徴とする磁気検出装置。
2. 前記振幅制御手段は、前記磁気センサの検出範囲内でない場合に、前記交流磁界の振幅を大きくすることを特徴とする請求項１記載の磁気検出装置。
3. 前記磁気発生手段はコイルを含み、前記コイルに電流を与えることにより前記磁気センサに交流磁界を印加し、前記振幅制御手段は前記コイルに与える電流の電流偏差を変えることにより前記交流磁界の振幅を制御することを特徴とする請求項１記載の磁気検出装置。
4. 前記判定手段は、特定電流を前記コイルに与えた際の第１の電圧、前記特定電流から電流偏差を減算した電流を前記コイルに与えた際の第２の電圧、及び前記特定電流に前記電流偏差を加算した電流を前記コイルに与えた際の第３の電圧を用いて判定を行うことを特徴とする請求項３記載の磁気検出装置。
5. 前記判定手段は、前記第１から第３の電圧が略等しい場合に前記磁気センサの検出範囲外であると判定することを特徴とする請求項４記載の磁気検出装置。
6. 前記磁界キャンセル手段は、前記第１の電圧が前記第２及び第３の電圧よりも大きく、かつ、前記第２の電圧と前記第３の電圧が略等しい場合に磁界がキャンセルされたと判定することを特徴とする請求項４記載の磁気検出装置。
7. 前記磁気センサは、磁界に対して対称性のある抵抗変化を示す磁気抵抗素子であることを特徴とする請求項１記載の磁気検出装置。
8. 前記磁気センサは、単一の磁気抵抗素子であることを特徴とする請求項１記載の磁気検出装置。
9. 前記磁気抵抗素子に所定の電流を与える定電流回路と、前記磁気抵抗素子の端子電圧に基づいて前記所定の電流が略一定となるように制御する電流設定値制御手段と、を具備することを特徴とする請求項８記載の磁気検出装置。
10. 前記磁気抵抗素子は、ＧＩＧ素子又はＭＲ素子であることを特徴とする請求項７記載の磁気検出装置。
11. 請求項１記載の複数の磁気検出装置と、前記複数の磁気検出装置により求められたそれぞれの出力値を用いて方位を求める方位算出手段と、を具備することを特徴とする電子方位計。