JP2006266621A - 風呂装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 半身浴時に勝手に給湯器が追焚運転モードになって熱い湯が当り不快な思いをすることがなく、かつ半身浴時に給湯器の自動運転モードを解除しなくてもよい、使い勝手にすぐれた風呂装置を提供する。
【解決手段】
本願発明の風呂装置は、浴槽14と、半身浴時の着座のために浴槽14に設けられた半身浴用ステップ15と、追焚機能付き給湯器20と、追焚機能付き給湯器20からの追焚用の湯を吐出する追焚吐出口26、27を備え、半身浴と全身浴を行うことができるものであり、半身浴がなされている状態を検知する検知部を構成する着座センサー16又は人体検知センサー18と、着座センサー16又は人体検知センサー18により半身浴がなされている状態が検知されたときには追焚機能付き給湯器20の追焚機能を制御することとする。
【選択図】図1
【解決手段】
本願発明の風呂装置は、浴槽14と、半身浴時の着座のために浴槽14に設けられた半身浴用ステップ15と、追焚機能付き給湯器20と、追焚機能付き給湯器20からの追焚用の湯を吐出する追焚吐出口26、27を備え、半身浴と全身浴を行うことができるものであり、半身浴がなされている状態を検知する検知部を構成する着座センサー16又は人体検知センサー18と、着座センサー16又は人体検知センサー18により半身浴がなされている状態が検知されたときには追焚機能付き給湯器20の追焚機能を制御することとする。
【選択図】図1
Description
本願発明は、半身浴と全身浴を行うことができ、半身浴がなされている場合は追焚用の熱い湯が利用者に直接当らないようにした風呂装置に関するものである。
従来より、浅底部と深底部を有する半身浴用浴槽を備えた風呂装置が知られている(例えば特許文献1等)。この風呂装置は半身浴専用であり、その半身浴用浴槽では、浅底部に利用者が着座し、深底部に脚を入れて半身浴を行うようになっている。
一方、半身浴と全身浴の両方を行えるようにした浴槽を備えた風呂装置も知られており、最近ではユニットバス化が広まっている。このような両方の種類の入浴が行える風呂装置において、半身浴をする際に利用者が着座する半身浴用ステップを浴槽の一方側に設けたものがある。このタイプの風呂装置では、半身浴をする場合には、利用者は半身浴用ステップに着座して脚を浴槽の半身浴ステップ以外の所に入れて半身浴を行う。また、全身浴をする場合には、半身浴用ステップが設けられている側とは反対側から入浴して全身浴を行うようになっている。
実開平6−84987号公報
しかしながら、上記のような半身浴と全身浴を行える風呂装置の浴槽では、給湯器の吐出口は通常全身浴を行った場合に足元位置となる部分に設けられていることが多い。そのため、半身浴ステップに着座して脚を浴槽に入れて半身浴を行う場合、給湯器の吐出口が脚に非常に近くなってしまう。そしてこのような風呂装置で半身浴がなされる場合、給湯器を自動運転モードに設定していると、浴槽の湯の温度が下がって自動的に追焚運転モードになり、不意に利用者に追焚の非常に熱い湯が当り、不快な思いをすることが多々ある。そのため、半身浴時には給湯器の自動運転モードを解除しておく必要があった。
本願発明は、以上のとおりの事情に鑑みてなされたもので、半身浴時に勝手に給湯器が追焚運転モードになって熱い湯が当り不快な思いをすることがなく、かつ半身浴時に給湯器の自動運転モードを解除しなくてもよい、使い勝手にすぐれた風呂装置を提供することを課題とする。
本願発明の風呂装置は、上記課題を解決するため、第1には、浴槽と、半身浴時の着座のために浴槽に設けられた半身浴用ステップと、追焚機能付き給湯器と、追焚機能付き給湯器からの追焚用の湯を吐出する追焚吐出口を備え、半身浴と全身浴を行うことができる風呂装置において、半身浴がなされている状態を検知する検知部と、検知部により半身浴がなされている状態が検知されたときには追焚機能付き給湯器の追焚機能を制御する追焚制御部を設けたことを特徴とする。
また、第2には、上記第1の発明において、追焚制御部は、検知部が半身浴がなされていることを検知したときには、追焚を禁止するように追焚機能付き給湯器を制御することを特徴とする。
また、第3には、上記第1の発明において、通常使用時用の追焚吐出口に加えて、半身浴時用の追焚吐出口が、半身浴用ステップが設けられている場所から離れた位置に設けられ、追焚機能付き給湯器からの追焚用の湯の配管が通常使用時用の追焚吐出口への配管と半身浴時用の追焚吐出口への配管に分岐し、その分岐位置において追焚用の湯の供給路を切換えるための切換弁が設けられ、追焚制御部により切換弁の切換えが行われ、かつ、半身浴時用の追焚吐出口が、半身浴用ステップが設けられている場所から離れた位置に配置されていることを特徴とする。
また、第4には、上記第1の発明において、追焚制御部は、検知部が半身浴がなされていることを検知したときには、追焚用の湯の流量を増加させるとともに、追焚用の湯の温度を低下させるように追焚機能付き給湯器を制御することを特徴とする。
さらに、第5には、上記第1の発明において、追焚制御部は、検知部が半身浴がなされていることを検知したときには、追焚用の能力を低下させることにより追焚用の湯の温度を低下させるように追焚機能付き給湯器を制御することを特徴とする。
本願請求項1の発明によれば、半身浴中には追焚機能付き給湯器の追焚機能が制御されるので、半身浴と全身浴が行える風呂装置において、不意に利用者に追焚の非常に熱い湯が当り、不快な思いをすることがなくなり、また半身浴時に給湯器の自動運転モードを解除しなくてもよくなり、使い勝手がすぐれたものとなる。
本願請求項2の発明によれば、半身浴中には追焚が禁止されるため、本願請求項1と同様な効果を得ることができる。
本願請求項3の発明によれば、半身浴中には利用者から遠い位置に配置された半身浴時用の追焚吐出口から追焚用の湯が吐出するため本願請求項1の効果に加え、適切な温度での半身浴ができる利点がある。
本願請求項4の発明によれば、半身浴中には追焚用の湯の流量が増加し、湯の温度を低下させるので、本願請求項3と同様な効果が得られる。
本願請求項5の発明によれば、半身浴中には追焚用の能力を低下させることにより追焚用の湯の温度を低下させるので、本願請求項3と同様な効果が得られる。
本願発明は上記のとおりの特徴をもつものであるが、以下にその実施の形態について説明する。
図1は、本願発明による一実施形態の風呂装置を備えたユニットバスルームを模式的に示す平面図、図2は、本願発明の風呂装置の追焚用の湯の供給方法を説明するための模式的平面図、図3は、本願発明による追焚制御の概念を示す機能ブロック図である。
本実施形態のユニットバスルーム10は浴槽側部分11と洗い場側部分12を有し、半身浴と全身浴を行うことができるようになっている。洗い場側部分12にはドア13が取り付けられている。浴槽側部分11には浴槽14が設置されている。浴槽14には半身浴用ステップ15が固定配置され、半身浴用ステップ15には半身浴がなされている状態を検知する着座センサ16が取り付けられている。半身浴用ステップ15の高さ位置は湯に適当につかる位置でも、湯につからない位置でもよい。着座センサ16の代わりに、ユニットバスルームの壁17の半身浴用ステップ15が配置されている近傍に人体検知センサ18を取り付けるようにしてもよい。着座センサ16としては光センサや圧力センサ等を用いることができる。また、人体検知センサ18としては光センサ等を用いることができる。着座センサ16や人体検知センサ18は図3の検知部Aの役割を行う。
本実施形態の風呂装置は、追焚機能付き給湯器20(図3のC)を備えており、追焚機能付き給湯器20から供給される追焚用の湯は配管21を通り、分岐点22の所で配管23と配管24に分岐している。分岐点22には電磁弁25(図3のD)が設けてある。配管23は通常使用時用の追焚吐出口26に接続され、配管24は半身浴時用の追焚吐出口27に接続されている。半身浴時用の追焚吐出口27は、半身浴用ステップ15から、すなわち半身浴利用者から離れた位置に取り付けられている。
図3の検知部Aである着座センサ16と人体検知センサ18は、図3の追焚制御部Bに接続され、追焚制御部Bは追焚機能付き給湯器20(C)の追焚機能を制御するとともに、電磁弁25(D)の切換えを制御するようになっている。追焚機能付き給湯器20(C)は、図示しないコントロール手段により、「自動」運転モード、「追焚」運転モード、「手動」運転モード等の各種モードで給湯制御が行われるようになっている。図示しないコントロール手段に、追焚制御部Bの制御機能を持たせてもよい。
本実施形態における半身浴時の追焚動作について述べると、利用者が半身浴を行うときには、半身浴用ステップ15に着座し、脚等を湯につける。利用者が着座すると着座センサ16あるいは人体検知センサ18が検知部Aとして、半身浴がなされていることを検知し、その検知信号が追焚制御部Bに送られる。追焚制御部Bは検知信号を受け取ると、例えば次のいずれかのような方法で追焚機能付き給湯器20(C)の追焚機能を制御する。
(i)追焚機能付き給湯器20(C)の「自動」運転モードを解除し、追焚を禁止する。
(ii)電磁弁25(D)を半身浴時用の追焚用の湯の供給路に切換え、配管24を介して半身浴時用の追焚吐出口27から追焚用の湯が出るようにする。
(iii)追焚機能付き給湯器20(C)の循環ポンプ(図示せず)の出力を上げて追焚用の湯の流量を増加させるとともに、追焚用の湯の吐出温度を低下させる。
(iv)追焚機能付き給湯器20(C)の追焚の能力を低下させることにより追焚用の湯の吐出温度を低下させる。
(i)追焚機能付き給湯器20(C)の「自動」運転モードを解除し、追焚を禁止する。
(ii)電磁弁25(D)を半身浴時用の追焚用の湯の供給路に切換え、配管24を介して半身浴時用の追焚吐出口27から追焚用の湯が出るようにする。
(iii)追焚機能付き給湯器20(C)の循環ポンプ(図示せず)の出力を上げて追焚用の湯の流量を増加させるとともに、追焚用の湯の吐出温度を低下させる。
(iv)追焚機能付き給湯器20(C)の追焚の能力を低下させることにより追焚用の湯の吐出温度を低下させる。
上記(ii)と(iii)、(ii)と(iv)は組み合わせてもよい。また、追焚用の湯の流量増加量や温度の低下量、追焚用の能力の低下による温度の低下量は図示しないコントロールパネルにより設定できるようにする。さらに、上記(i)の制御を行う場合には、半身浴時用の追焚吐出口27と電磁弁25(D)、配管24を設ける必要はない。
なお、全身浴を行う場合には、半身浴用ステップ15の反対側から入浴する。
以上、本願発明を一実施形態に基づいて説明したが、もちろん本願発明はこの実施形態に限定されるものではなく、種々の変形、変更が可能である。
例えば、上記実施形態では半身浴用ステップ15を図1のような形状としたが、本願発明によれば、浴槽14の両側部をまたがるような形状等適宜の形状とすることができる。
また、本願発明によれば、半身浴時用の追焚吐出口を図1の位置でなく、利用者に追焚用の熱い湯が当らない位置であれば任意の位置とすることができる。
10 ユニットバスルーム
11 浴槽側部分
12 洗い場側部分
14 浴槽
15 半身浴用ステップ
16(A) 着座センサ
18(A) 人体検知センサ
20(C) 追焚機能付き給湯器
21、23、24 配管
25(D) 電磁弁
26 通常使用時用の追焚吐出口
27 半身浴時用の追焚吐出口
B 追焚制御部
11 浴槽側部分
12 洗い場側部分
14 浴槽
15 半身浴用ステップ
16(A) 着座センサ
18(A) 人体検知センサ
20(C) 追焚機能付き給湯器
21、23、24 配管
25(D) 電磁弁
26 通常使用時用の追焚吐出口
27 半身浴時用の追焚吐出口
B 追焚制御部
Claims (5)
- 浴槽と、半身浴時の着座のために浴槽に設けられた半身浴用ステップと、追焚機能付き給湯器と、追焚機能付き給湯器からの追焚用の湯を吐出する追焚吐出口を備え、半身浴と全身浴を行うことができる風呂装置において、半身浴がなされている状態を検知する検知部と、検知部により半身浴がなされている状態が検知されたときには追焚機能付き給湯器の追焚機能を制御する追焚制御部を設けたことを特徴とする風呂装置。
- 追焚制御部は、検知部が半身浴がなされていることを検知したときには、追焚を禁止するように追焚機能付き給湯器を制御することを特徴とする請求項1記載の風呂装置。
- 通常使用時用の追焚吐出口に加えて、半身浴時用の追焚吐出口が、半身浴用ステップが設けられている場所から離れた位置に設けられ、追焚機能付き給湯器からの追焚用の湯の配管が通常使用時用の追焚吐出口への配管と半身浴時用の追焚吐出口への配管に分岐し、その分岐位置において追焚用の湯の供給路を切換えるための切換弁が設けられ、追焚制御部により切換弁の切換えが行われることを特徴とする請求項1記載の風呂装置。
- 追焚制御部は、検知部が半身浴がなされていることを検知したときには、追焚用の湯の流量を増加させるとともに、追焚用の湯の温度を低下させるように追焚機能付き給湯器を制御することを特徴とする請求項1記載の風呂装置。
- 追焚制御部は、検知部が半身浴がなされていることを検知したときには、追焚用の能力を低下させることにより追焚用の湯の温度を低下させるように追焚機能付き給湯器を制御することを特徴とする請求項1記載の風呂装置。
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JP2005087254A JP2006266621A (ja) | 2005-03-24 | 2005-03-24 | 風呂装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017119011A (ja) * | 2015-12-28 | 2017-07-06 | 株式会社Lixil | 浴槽 |
JP2018165609A (ja) * | 2017-03-28 | 2018-10-25 | 東京瓦斯株式会社 | 浴室システム |
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2005
- 2005-03-24 JP JP2005087254A patent/JP2006266621A/ja active Pending
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