JP2006265990A - 逆流事故防止メーターセット - Google Patents

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Takayuki Seki
隆幸 関
Hiroyuki Kanai
宏之 金井
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Maezawa Kyuso Industries Co Ltd
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Maezawa Kyuso Industries Co Ltd
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Abstract

【課題】従来の水道メーターセットは、2次側に付設した逆止弁のみにより消費端末からメーターセットへの逆流を防止するようにしてきたが、万一、逆止弁の劣化等により逆止性能が失われ、そのままの状態で給水管内に負圧が発生するなどした場合、給水管内の逆流を防止することができなくなる問題があった。
【解決手段】メーターセットの1次側に第1逆止弁を設定すると共に、第1逆止弁とメーターセットの1次側端部間の通水路に事故時に発生する超過水圧を排圧する逃し弁を設定し、メーターセットの2次側に第2逆止弁を付設するように構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、水道メーターに付設された逆止弁の故障により発生する逆流事故を極力回避し、更に、事故の発生をいち早く発見して対応できるようにした逆流事故防止メーターセットに関するものである。
従来、水道メーターセットは、例えば特許文献1に記載されるように2次側に逆止弁ユニットを付設して消費端末からメーターセットへの逆流を防止するようにしてきている。
この2次側逆止弁は、8年毎に行われるメーターの法定交換時に一緒に取り替えられるべきであるが、逆止弁の耐用年数がメーターよりも長く、交換作業に手間が掛かる等の理由によりそのまま使用されることが多い。
特開2003−83778号公報
しかしながら、万一、逆止弁の劣化等により逆止性能が失われ、そのままの状態で給水管内に負圧が発生するなどした場合、給水管内の逆流を防止することができなくなる。
また、2次側逆止弁だけでは逆流防止効果が完全でなく、これが故障した場合にはメーター内だけでなく、その先の給水本管内にまで汚水等が流入してしまう恐れがあり、その被害は甚大なものとなってしまう。
更に、逆流が防止されるだけで逆止性能の低下が発見されずに放置されれば、メーターの他のセット機器にも影響が生ずるので、逆止性能低下の早期発見が不可欠である。
本発明は上記した問題に鑑みこれに対応しようとするものであり、メーターセットの1次側に第1逆止弁を設定すると共に、第1逆止弁とメーターセットの1次側端部間の通水路に事故時に発生する超過水圧を排圧する逃し弁を設定し、メーターセットの2次側に第2逆止弁を付設するようにした。
また、超過水圧を排圧する逃し弁を、第1逆止弁の下部に設けた減圧室の側部に張設したダイアフラムによって受圧し、この受圧によって弁体を作動させるように構成し、減圧室内の水圧の変化を敏感に捉えて逆止性能低下による異常水圧の調整が迅速に行われるようにした。
更に、逃し弁の排水ドレーン機構部に警報装置を付設するようにして、逃し弁の排水ドレーンに継続的な少量の排水現象が見られるような発見し難い逆止性能低下についても早期発見が可能なようにした。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。Aは水道メーターで、給水管Bからの供給水を第1逆止弁1、逃し弁4を設定した減圧室2を介して受け、1次側端部a1から2次側端部a2に供給水を流して消費水量を計測し表示するものである。
水道メーターAの2次側端部a2には第2逆止弁3が設定され、これを介して消費端末に水道水が供給される。即ち、第2逆止弁3によって消費端末からの水の逆流を防止しているものである。
第1逆止弁は、給水管継手部bの2次側に設定された弁室内に弁体11を閉弁方向に引張する引張バネ12により設定嵌装され、減圧室2の隔壁に設定された弁孔13を開閉するように構成されており、常時は弁体11が閉弁しているが、消費端末が開栓されると、給水管からの給水圧により引張バネ12に抗して弁体11が開弁され、弁孔13を通じてメーター1次側端部a1から2次側端部a2に流れて消費水量が計測され、第2逆止弁3を経て消費端末に供給される。
減圧室2には側部に逃し弁4の弁軸42を作動するダイヤフラム41が張設されると共に、ダイヤフラム41に対向して弁軸42を開弁方向に付勢するバネ46が設定され、減圧室の内圧が一定に保持されている場合には、バネ46の付勢力に勝るダイヤフラムの張設力と減圧室の内圧によって逃し弁4は閉弁状態に維持される。
逃し弁の逃がし弁孔43には排水ドレーン機構44が設けられ、超過水圧の排圧による内圧水が排水されるようになっている。更に、排水ドレーン機構44には排圧による内圧水の排水を感知して警報音、或いは点滅発光する適宜の警報装置が付設される。
第2逆止弁3に逆止性能低下が発生した場合、第2逆止弁3から逆流が発生してメーター1次側端部a1から減圧室2まで逆流するが、第1逆止弁1によって逆流が阻止されるので、減圧室2の内圧が上昇してダイヤフラム41を右側に押して開弁方向に付勢されたバネ46が働いて弁体45が右側に移動して逃し弁孔43が開弁される。
逃し弁孔43が開弁されると超過内圧水が弁孔43から排水され、警報装置が作動するが逆流水量が少量の場合は暫くすると減圧室2の内圧が下がり、ダイヤフラム41が左側に復帰して逃し弁4は閉弁する。しかし、逆流の発生自体は止まらないので減圧室2の内圧が高まれば再び逃し弁2が開弁する。
第1逆止弁1に逆止性能低下が発生した場合、消費端末側からの逆流は第2逆止弁3によって阻止されるが、第1逆止弁1に逆止力がないため、メーター2次側端部a2から給水管Bへの1次側水路の逆流は阻止されないため、減圧室2に負圧が発生するので、開弁方向に付勢されたバネ46の付勢力がダイヤフラムの張設力と減圧室の内圧より勝る状態となり、弁体45が右側に移動して逃し弁孔43が開弁される。
逃し弁孔43の開弁によって減圧室2内に大気が導入され、減圧室2内が大気圧に達すると、負圧が解消されてダイヤフラムの張設力と減圧室の内圧がバネ46の付勢力より勝る状態となり、ダイヤフラム41が左側に復帰して逃し弁4が閉弁し、内圧のバランスにより逆流は阻止される。
第1逆止弁1及び第2逆止弁3双方の逆止性能低下が発生した場合、第2逆止弁3から逆流が発生してメーター1次側端部a1から減圧室2まで逆流するが、第1逆止弁1によっても逆流が阻止されないので、第1逆止弁1次側弁室内の内圧と減圧室2内の内圧が同一となりバネ46の付勢力がダイヤフラムの張設力と減圧室の内圧より勝る状態となるので、弁体45が右側に移動して逃し弁孔43が開弁される。
逃し弁孔43の開弁によって減圧室2内に大気が導入され、減圧室2内が大気圧に達すると、負圧が解消されてダイヤフラムの張設力と減圧室の内圧がバネ46の付勢力より勝る状態となり、ダイヤフラム41が左側に復帰して逃し弁4が閉弁し、内圧のバランスにより逆流は阻止される。
本発明は以上のように構成したので、第1逆止弁、第2逆止弁の様々な態様による逆止性能低下に対応して逆流を防止することができ、更に、事故の発生をいち早く発見して対応できてメーターセットの故障から給水本管への逆流事故をほぼ完全に防止することができたものである。
本発明による逆流事故防止メーターセットの実施例を示すもので、メーターセットの要部を縦断面とした全体構造側面図である。 同じく、第1逆止弁、逃し弁を設定した減圧室の構造を示す減圧弁箱の要部拡大縦断面側面図であって第1逆止弁については左半分を開弁状態、右半分を閉弁状態とし、逃し弁については下半分を開弁状態、上半分を閉弁状態として示したものである。
符号の説明
1 第1逆止弁
11 第1逆止弁の弁体
12 第1逆止弁の弁体引張バネ
13 第1逆止弁の弁孔
2 減圧室
3 第2逆止弁
4 逃し弁
41 ダイヤフラム
42 逃し弁の弁軸
43 逃し弁の逃がし弁孔
44 排水ドレーン機構
45 逃し弁の弁体
46 逃し弁の弁軸付勢バネ
A 水道メーター
a1 水道メーターの1次側端部
a2 水道メーターの2次側端部
B 給水管
b 給水管継手部

Claims (3)

  1. メーターセットの1次側に第1逆止弁を設定すると共に、第1逆止弁とメーターセットの1次側端部間の通水路に事故時に発生する超過水圧を排圧する逃し弁を設定し、メーターセットの2次側に第2逆止弁を付設したたことを特徴とする逆流事故防止メーターセット
  2. 超過水圧を排圧する逃し弁を、第1逆止弁の2次側に設けた減圧室の側部に張設したダイアフラムの受圧と、逃し弁体を開弁方向に付勢するバネの付勢力のバランスによって弁体を作動させるように構成した請求項1記載の逆流事故防止メーターセット
  3. 逃し弁の排水ドレーン機構部に警報装置を付設するようにした請求項1又は請求項2記載の逆流事故防止メーターセット
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