JP2007032451A - ポンプのスイングバルブ構造体 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来、スイングバルブ構造体としては、送水方向と逆方向に液体等が流れるのを防止するための逆止弁としてのスイングバルブを設けたものや、コンクリート、モルタルを圧送するポンプの圧送口にスイングバルブを設けたものが公知となっているが、それらはスイングバルブ自体の性能を向上させるためのものであり、スイングバルブにおいて、作業時の利便性に着眼したものはなかった。
【解決手段】ポンプケーシングの吸水口に窪みを設けてなり、該窪みにスイングバルブと弁座を嵌装してなるとともに、スイングバルブ周縁部を前記ポンプケーシングと弁座との隙間に嵌め込んでなるスイングバルブ構造体により、取り付け作業あるいは修理時にスイングバルブが手にひっかかって落下したりすることがない。
【選択図】図2
【解決手段】ポンプケーシングの吸水口に窪みを設けてなり、該窪みにスイングバルブと弁座を嵌装してなるとともに、スイングバルブ周縁部を前記ポンプケーシングと弁座との隙間に嵌め込んでなるスイングバルブ構造体により、取り付け作業あるいは修理時にスイングバルブが手にひっかかって落下したりすることがない。
【選択図】図2
Description
本発明はポンプのスイングバルブ構造体に関する。
従来、スイングバルブ構造体としては、送水方向と逆方向に液体等が流れるのを防止するための逆止弁としてのスイングバルブを設けたものや、コンクリート、モルタルを圧送するポンプの圧送口にスイングバルブを設けたもの等が公知となっている。
特開平11−128145号公報
しかしながら、これらはポンプのスイングバルブ自体の性能を向上させるものであり、ポンプ据え付け作業時の利便性に着眼したものはなかった。たとえば、図5に示す構造のものだと、スイングバルブが吸水フランジ側に嵌め込まれているために、取り外したときにスイングバルブ本体部101が突出部となり、ポンプの配管時や修理時にスイングバルブが落下したり、弁座が損傷したりしたのだが、それを防ぐためのものは提案されていなかった。
本発明は、上記問題点に鑑み、作業性に優れたスイングバルブの構造体を提供するものである。
本発明は、上記問題点に鑑み、作業性に優れたスイングバルブの構造体を提供するものである。
請求項1に係る発明は、ポンプに液体を吸い込む吸水口とポンプから液体を吐出する吐出口とを備えてなるポンプケーシングと、液体を前記ポンプケーシングの吸水口に送水可能に固定してなる吸水フランジと、吸水フランジの一部としてあるいは別体として吸水フランジと一体あるいは密接して設けられた円環状の凸状部を備えてなる弁座と、該弁座の凸状部に当接あるいは非当接して吸水口を開閉可能に設けてなるスイングバルブとで構成してなるスイングバルブ構造体において、前記ポンプケーシングの吸水口に窪みを設けてなり、該窪みにスイングバルブと弁座を嵌装してなるとともに、スイングバルブ周縁部を前記ポンプケーシングと弁座との隙間に嵌め込んでなることを特徴とするスイングバルブ構造体である。
請求項2に係る発明は、前記スイングバルブ周縁部がポンプケーシング面より突出してなることを特徴とする請求項1記載のスイングバルブ構造体である。
請求項1に係る発明によれば、スイングバルブや弁座がポンプケーシング内に収納されるので、ポンプケーシングの吸水口に接合してなる吸水フランジの取り付け時あるいは修理時に吸水フランジや手にスイングバルブが引っかかって落下したり、弁座が損傷したりすることがない。
請求項2に係る発明によれば、スイングバルブや弁座がポンプケーシング内に収納されているのに加えて、スイングバルブの周縁部がポンプケーシング面より突出しているので、吸水フランジ締め付け時に前記スイングバルブ周縁部がフランジパッキンの役割をするので、別部材としてパッキンを必要としない。また、突出しているといっても周縁部の一部なので、吸水フランジの取り付け時や修理時の作業性が劣ることはない。
[第1の実施形態]
以下、本発明の第1の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の第1の実施形態の側断面図である。
以下、本発明の第1の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の第1の実施形態の側断面図である。
円環状の凸状体である弁座1に非当接あるいは当接するスイングバルブ2が吸水口3からの水流に押されて矢印A方向に開き、水流が止まると矢印B方向に閉じて開閉が行なわれる。図1においては弁座1とスイングバルブ2がポンプケーシング4に設けた窪み5に嵌装されており、ポンプケーシング側面4aより突出していないので、吸水フランジ6をポンプケーシング4から外して修理したり配管したりするときに弁座1やスイングバルブ2が吸水フランジ6や手に引っかかって落下したり、損傷したりすることが防止される。但し、水漏れ防止用のパッキン7が必要となる。
[第2の実施形態]
以下、本発明の第2の実施形態を図面に基づいて説明する。図2は本発明の第2の実施形態の側断面図、図3は第2の実施形態におけるポンプケーシングの吸水口部の正面図、図4は第2の実施形態に使用されるスイングバルブの斜視図である。
以下、本発明の第2の実施形態を図面に基づいて説明する。図2は本発明の第2の実施形態の側断面図、図3は第2の実施形態におけるポンプケーシングの吸水口部の正面図、図4は第2の実施形態に使用されるスイングバルブの斜視図である。
図2においては弁座11とスイングバルブ8がポンプケーシング10に設けた窪み12に嵌装されており、スイングバルブ8のスイングバルブ周縁部9がポンプケーシング面10aよりやや突出してなるので、図3に示すようにスイングバルブ周縁部9がポンプケーシング面で目視でき、これがパッキンの役割をするので、パッキンは不要となる。僅かな突出なので、作業時の利便性に変わりはない。
本発明によれば、井戸ポンプの据え付け時や修理時において、スイングバルブ周辺で作業する際の利便性が高くなる。
1、11 弁座
2、8 スイングバルブ
3 吸水口
4、10 ポンプケーシング
5、12 窪み
6 吸水フランジ
9 スイングバルブ周縁部
2、8 スイングバルブ
3 吸水口
4、10 ポンプケーシング
5、12 窪み
6 吸水フランジ
9 スイングバルブ周縁部
Claims (2)
- ポンプに液体を吸い込む吸水口とポンプから液体を吐出する吐出口とを備えてなるポンプケーシングと、液体を前記ポンプケーシングの吸水口に送水可能に固定してなる吸水フランジと、吸水フランジの一部としてあるいは別体として吸水フランジと一体あるいは密接して設けられた円環状の凸状部を備えてなる弁座と、該弁座の凸状部に当接あるいは非当接して吸水口を開閉可能に設けてなるスイングバルブとで構成してなるスイングバルブ構造体において、前記ポンプケーシングの吸水口に窪みを設けてなり、該窪みにスイングバルブと弁座を嵌装してなるとともに、スイングバルブ周縁部を前記ポンプケーシングと弁座との隙間に嵌め込んでなることを特徴とするスイングバルブ構造体。
- 前記スイングバルブ周縁部がポンプケーシング面より突出してなることを特徴とする請求項1記載のスイングバルブ構造体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005218147A JP2007032451A (ja) | 2005-07-28 | 2005-07-28 | ポンプのスイングバルブ構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005218147A JP2007032451A (ja) | 2005-07-28 | 2005-07-28 | ポンプのスイングバルブ構造体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007032451A true JP2007032451A (ja) | 2007-02-08 |
Family
ID=37791985
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005218147A Pending JP2007032451A (ja) | 2005-07-28 | 2005-07-28 | ポンプのスイングバルブ構造体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007032451A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103038554A (zh) * | 2010-07-26 | 2013-04-10 | 谢夫勒科技股份两合公司 | 止回阀以及具有内置的止回阀的液压阀 |
CN110785594A (zh) * | 2017-06-30 | 2020-02-11 | 贝亲株式会社 | 防回流阀 |
-
2005
- 2005-07-28 JP JP2005218147A patent/JP2007032451A/ja active Pending
Cited By (4)
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CN103038554A (zh) * | 2010-07-26 | 2013-04-10 | 谢夫勒科技股份两合公司 | 止回阀以及具有内置的止回阀的液压阀 |
CN110785594A (zh) * | 2017-06-30 | 2020-02-11 | 贝亲株式会社 | 防回流阀 |
EP3647638A4 (en) * | 2017-06-30 | 2021-03-10 | Pigeon Corporation | CHECK VALVE |
US11168800B2 (en) | 2017-06-30 | 2021-11-09 | Pigeon Corporation | Check-valve |
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