JP2006265854A - 車両の施錠装置 - Google Patents

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Yasuo Asaga
康夫 浅賀
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Abstract

【課題】
人体の接近の有無を検出できるアンテナ部を使用することで簡素化が可能な車両の施錠装置を提供する。
【解決手段】
携帯機1と車両側に取り付けられたセンサ付きアンテナ部10との間で信号を交信して携帯機1の識別コードを車両側で照合すると共に、人体の車両への接近の有無を検出して車両のドアを施錠又は解錠する車両の施錠装置である。
そして、センサ付きアンテナ部10はコイル10aとコンデンサ10bとによって直列共振回路に形成され、その直列共振回路の静電容量の変化によって人体の車両への接近の有無を検出する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、携帯機と車両側に取り付けられたアンテナ部との間で信号を交信して、該携帯機の識別コードを車両側で照合すると共に、人体の前記車両への接近の有無を検出することによって車両のドアを施錠又は解錠する車両の施錠装置に関するものである。
従来、特許文献1などに示されているように、乗員が所持する携帯機1の識別コード(IDコード)と車両に記憶させた識別コードとの照合をおこなうと共に、携帯機1や車両側のスイッチ等を操作することなしに乗員が車両に接近したことを検出してドアロックの解錠をおこなう施錠装置が知られている。
この施錠装置では、図5に示すように車両のドア(図示せず)の開閉時に乗員が手で握るドアハンドル2には送信アンテナ部3が組み込まれており、この送信アンテナ部3から周期的に送信される信号を携帯機1が受信して識別コードを車両の受信アンテナ部(図示せず)に向けて送信して認証をおこなう。
さらに、このドアハンドル2の孔2aを介してセンサ電極5が接続されており、このセンサ電極5に乗員の手が近づくと静電容量が変化して人体の接近を感知することができ、この接近を解錠の意思表示とみなして車両の施錠状態を解除する。
特開2002−121946号公報
しかしながら、前記した従来の車両の施錠装置は、送信アンテナ部3とは別にセンサ電極5などから構成されるセンサ部(図示せず)を必要とするため、部品数が多くなると共に回路構成が複雑となる。
そこで本発明は、人体の接近の有無を検出できるアンテナ部を使用することで簡素化が可能な車両の施錠装置を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明は、携帯機と車両側に取り付けられたアンテナ部との間で信号を交信して前記携帯機の識別コードを車両側で照合すると共に、人体の前記車両への接近の有無を検出して車両のドアを施錠又は解錠する車両の施錠装置であって、前記アンテナ部はコイルとコンデンサとによって直列共振回路に形成され、該直列共振回路の静電容量の変化によって前記人体の前記車両への接近の有無を検出する車両の施錠装置であることを特徴とする。
また、携帯機と車両側に取り付けられたアンテナ部との間で信号を交信して前記携帯機の識別コードを車両側で照合すると共に、人体の前記車両への接近の有無を検出して車両のドアを施錠又は解錠する車両の施錠装置であって、前記アンテナ部はコイルとコンデンサとによって直列共振回路に形成され、前記コイルのインダクタンス変化に基づいて前記人体の前記車両への接近の有無を検出する車両の施錠装置であることを特徴とする。
このように構成された本発明は、アンテナ部がコイルとコンデンサとによって形成される直列共振回路であって、アンテナ部としての機能に加えて人体の接近の有無を検出するセンサとしての機能を有している。
すなわち、前記コイルに人体が接近すると、コイルのインダクタンスを変化させる現象が発生し、これによって直列共振回路の静電容量が変化するため、この変化を抽出することで人体の接近の有無を検出することができる。
このため、部品数が削減された簡単な回路構成の車両の施錠装置とすることができるので経済的である。
以下、本発明の最良の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、前記従来例と同一乃至均等な部分については、同一符号を付して説明する。
図1乃至図3は、最良の実施の形態による車両の施錠装置の構成を示している。
まず、全体の構成から説明すると、このような実施の形態の車両の施錠装置は、図2に示すように乗員が所持する携帯機1へ信号を送信する車外用のアンテナ部としてのセンサ付きアンテナ部10と、携帯機1から送信される信号を受信する受信アンテナ部12とを車両側に備えている。
そして、このセンサ付きアンテナ部10は、送信部11を介して制御部としてのECU14に接続され、受信アンテナ部12は受信部13を介してECU14に接続される。
また、ECU14にはイグニッションスイッチ等の操作の有無を検出する操作検出部15、及びドアロックを行う第1コード、エンジン始動を行う第2コード、トランスポンダの識別コード等の各種のコードを記憶するメモリ16などが接続されている。
さらに、ECU14から送信される信号によってすべてのドアのロック(施錠)又はアンロック(解錠)をおこなうドアロック部17がECU14には接続されている。
また、図3に示すように携帯機1は、送信アンテナ部1aと、受信アンテナ部1bと、それらのアンテナ部1a,1bが接続される送受信回路部1cと、制御部1dと、第1及び第2コードや識別コード等を記憶したメモリ1eとによって主に構成されている。
この携帯機1では、受信アンテナ部1bで車両側のセンサ付きアンテナ部10から送信された信号を受信すると、送受信回路部1cにおいて復調されて制御部1dに送られる。
この入力信号に対して制御部1dでは、メモリ1eに記憶された第1及び第2コードや識別コード等を読み出して送受信回路部1cに出力し、変調された後に送信アンテナ部1aから車両側の受信アンテナ部12に向けて信号が送信される。
そして、受信アンテナ部12で受信した信号は受信部13を介してECU14に送られ、メモリ16に記憶された識別コード等との照合が行われる。
次に、本実施の形態におけるセンサ付きアンテナ部10の構成について図1を参照して説明する。
センサ付きアンテナ部10は、コイル10aとコンデンサ10bとよって形成される直列共振回路である。ここで、図1ではコンデンサ10bの一端に抵抗10cを接続したが、コイル10a自体の内部抵抗であってもよい。
この回路には交流電源である発振器20から発振された周波数f0(例えば125kHz)の矩形波が入力される。ここで、この発振器20の周波数f0がセンサ付きアンテナ部10の共振周波数となる。
この矩形波は、ハイパスフィルタ21aと、バンドパスフィルタ21bと、ローパスフィルタ21cとによって構成されるフィルタ部21に入力され、そこからゲインアンプ部22に送信される。
このゲインアンプ部22には、非反転アンプ部23と反転アンプ部25とが接続されており、非反転アンプ部23側にはドライバ部24を介してセンサ付きアンテナ部10のコイル10aの一端を接続し、反転アンプ部25側にはドライバ部26と抵抗10cを介してセンサ付きアンテナ部10のコンデンサ10bの一端が接続される。
そして、このコイル10aとコンデンサ10bとの間の信号を抽出させるために検波回路部27をコイル10aとコンデンサ10bとの間に接続し、検波回路部27にはフィルタアンプ部28、比較回路部29を接続する。
このセンサ付きアンテナ部10は、ドアハンドル2に取り付けられており、その周囲は樹脂製カバーによって覆われているので人体とセンサ付きアンテナ部10は電気的に非接触の状態が確保される。
そして、乗員が車両に乗り込むためにドアハンドル2を握ると、人体とコイル10aが接近することになってコイル10aのインダクタンスが変化する。
このコイル10aのインダクタンスの変化によってセンサ付きアンテナ部10の交流インピーダンスが低下すると共に、人体の接近によってセンサ付きアンテナ部10の静電容量が増加し、検波回路部27に抽出される電圧は低下する。
この検波回路部27では、コイル10aとコンデンサ10bとの間から抽出された電圧を直流成分に検波し、フィルタアンプ部28で検波電圧の変化が検出され、比較回路部29で基準電圧と比較される。
そして、比較される出力電圧が基準電圧より高い場合は人体が接近していないことを示すセンサ信号を、基準電圧より低い場合は人体が接近していることを示すセンサ信号をECU14に送る。
次に、図4に示したフローチャートを参照しながら、本実施の形態における車両の施錠装置の処理の流れを説明すると共に、その作用について説明する。
まず、操作検出部15においてイグニッションキーがオン(IGN ON)となっているかどうかを確認する(S1)。イグニッションキーがオンのとき(Yes)は、乗員が車両の中にいるときなので、以下の処理を行なわない。
そして、イグニッションキーがオフ(No)であれば、車両の全ドアが施錠(全ドアロック)されているか否かを確認する(S2)。ここで、全ドアがロックされていなければ解錠処理をおこなう必要がないため、次のステップには進まない。
ステップS2で全ドアがロックされていることが確認されると、携帯機1の保有する識別コードの認証が開始される(S3)。この認証は、周期的(ここでは500ms)にセンサ付きアンテナ部10から送信される信号に起因しておこなわれるので、500ms経過していないとき認証開始後まで戻って時間が経過するのを待つ(S4)。
そして、500ms経過後にセンサ付きアンテナ部10から送信された信号に対して携帯機1が送信した信号を車両の受信アンテナ部12で受信し、携帯機1の識別コードと車両が保有する識別コードの照合をおこない(S5)、識別コードが正規のものであることが認証できたとき(Yes)にタイマーの作動を開始させる(S6)。
さらに、センサ付きアンテナ部10の静電容量が変化しているかどうかを検出する処理を開始して(S7)、変化が検出されれば(S8)ドアアンロック処理によってドアの施錠を解除する(S9)。
また、ステップS8で変化が検出されない場合(No)は、ステップS6で計測を開始したタイマーの時間が一定時間を経過しているかどうかを判定(S10)して、経過していなければ変化の検出を継続し、経過した場合は所定時間内に解錠の意思表示がなされなかったものとしてステップS1まで戻る。
以上において説明した本実施の形態では、センサ付きアンテナ部10がコイル10aとコンデンサ10bとによって形成される直列共振回路であって、アンテナ部としての機能に加えて人体の接近の有無を検出するセンサとしての機能を有している。
すなわち、コイル10aに人体が接近すると、コイル10aのインダクタンスを変化させる現象が発生し、これによって直列共振回路の静電容量が変化するため、この変化を抽出することで人体の接近の有無を検出することができる。
このため、少ない部品数の簡単な回路によって車両の施錠装置を構成することができるので経済的である。
以上、図面を参照して、本発明の最良の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は、これらの実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、前記実施の形態ではドアロックを解錠する処理について説明したが、これに限定されるものではなく、全ドアがドアアンロックの状態のときに所定時間内に人体の接近が確認されない、すなわち乗員が車両から離間していると判断されるときには全ドアを施錠するという処理であってもよい。
本発明の実施の形態のセンサ付きアンテナ部の構成を説明するための回路ブロック図である。 本発明の実施の形態の車両の施錠装置の概略構成を説明するためのブロック図である。 乗員が所持する携帯機の構成を説明するためのブロック図である。 本発明の最良の実施の形態の車両の施錠装置の処理の流れを説明するためのフローチャートである。 従来の車両の施錠装置の構成を説明するための斜視図である。
符号の説明
1 携帯機
10 センサ付きアンテナ部(アンテナ部)
10a コイル
10b コンデンサ

Claims (2)

  1. 携帯機と車両側に取り付けられたアンテナ部との間で信号を交信して前記携帯機の識別コードを車両側で照合すると共に、人体の前記車両への接近の有無を検出して車両のドアを施錠又は解錠する車両の施錠装置であって、
    前記アンテナ部はコイルとコンデンサとによって直列共振回路に形成され、該直列共振回路の静電容量の変化によって前記人体の前記車両への接近の有無を検出することを特徴とする車両の施錠装置。
  2. 携帯機と車両側に取り付けられたアンテナ部との間で信号を交信して前記携帯機の識別コードを車両側で照合すると共に、人体の前記車両への接近の有無を検出して車両のドアを施錠又は解錠する車両の施錠装置であって、
    前記アンテナ部はコイルとコンデンサとによって直列共振回路に形成され、前記コイルのインダクタンス変化に基づいて前記人体の前記車両への接近の有無を検出することを特徴とする車両の施錠装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010163756A (ja) * 2009-01-13 2010-07-29 Aisin Seiki Co Ltd 車両用ドアハンドル及びロッキングシステム
US9989829B2 (en) 2010-05-21 2018-06-05 E Ink Corporation Multi-color electro-optic displays
JP2021188300A (ja) * 2020-05-27 2021-12-13 株式会社東海理化電機製作所 認証システム、制御装置、およびコンピュータプログラム

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