JP2006263672A - 液体磁気処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
配管への巻回を容易に行うことが出来る液体磁気処理装置を提供すること。
【解決手段】
所定量の磁束を発生する永久磁石を収納する非磁性体の収納ケースを複数備え、これら複数の収納ケースが連接手段によって線状に保持されて、活性化対象物たる液体が流れる配管の周囲に沿って巻き付けられるようにしてなる液体磁気処理装置において、前記連接手段を、相互に隣接する収納ケース間の凹凸嵌合及び前記凹凸嵌合がなされる部位に挿脱自在に嵌着されて前記凹凸嵌合を維持するピン部材とから構成したようにする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、液体が流れる配管等に取付けて、永久磁石の磁力によって配管内の流体を改質する液体磁気処理装置に関し、特に、シャワートイレ、水洗式便器、浴槽、洗車装置、食器洗浄機、洗濯機、クライオポンプ装置、ガスヒートポンプ式空気調和装置その他の流体配管を備える機器に装着される液体磁気処理装置に関する。
近年、永久磁石などを使って水などを活性化させるようにした磁気活性化装置ないしは液体磁気処理装置が種々提案されている。その一例が、特許文献1に開示されている。この磁気活性化装置は、収納部と蓋部からなる収容容器に永久磁石を密閉した磁石収容体と、該磁石収容体の複数を線状に保持する保持体で構成されており、一端側の前記磁石収容体と他端側の磁石収容体とを吸着させることにより、任意の大きさの対象物の周囲に捲回して設置させている。また前記収容部と蓋部とを密着させることによって、収容部内への浸水を防止している。
特開2004−57961号公報
ところが、前記特許文献1に開示される磁気活性化装置においては、帯状保持体の弾性剛性だけに依って永久磁石を所定の位置に保持しようとするため、磁束密度やパーミアンス係数の高い高性能永久磁石を使用した場合、隣り合う前記永久磁石同士の吸引力や反発力が強くなるため磁石収納体を所定の位置に保持させることが非常に困難となるだけでなく、意図せず任意の前記永久磁石の相互異極が密着し合い、組付け作業や設置作業が非常に困難となる。
それ故に、本発明は、かような不具合がない液体磁気処理装置を提供することをその技術的課題とする。
上記技術的課題を解決するために、本発明の請求項1において講じた技術的手段(以下、第1の技術的手段と称する。)は、所定量の磁束を発生する永久磁石を収納する非磁性体の収納ケースを複数備え、これら複数の収納ケースが連接手段によって線状に保持されて、活性化対象物たる液体が流れる配管の周囲に沿って巻き付けられるようにしてなる液体磁気処理装置において、前記連接手段を、相互に隣接する収納ケース間の凹凸嵌合及び前記凹凸嵌合がなされる部位に挿脱自在に嵌着されて前記凹凸嵌合を維持するピン部材とから構成したことである。
尚、前記配管は、請求項2において講じた技術的手段(以下、第2の技術的手段と称する。)のように、温水洗浄便座装置の給水部、便器への洗浄水供給配管、浴槽への給湯配管、食器洗浄器の散水配管、洗車装置の洗浄水噴射配管、洗濯機への給水配管、クライオポンプ装置のヘリウム圧縮機の冷却水パイプ及びエンジン水回路系の冷却水配管の何れかであることが最適である。
上記第1の技術的手段による作用は、以下のようである。
すなわち、所定量の磁束を発生する永久磁石を収納する非磁性体の収納ケースを複数連接して線状に保持せしめた後、これら複数の収納ケースを配管の周囲に巻回する場合、前記連接は、相互に隣接する収納ケース間の凹凸嵌合及び前記凹凸嵌合がなされる部位に挿脱自在に嵌着されて前記凹凸嵌合を維持するピン部材とから行っているので、収納ケースの数を調整するだけで、配管の外径に応じた複数の収納ケースを配管の周囲に巻回することが出来る。
以下、本発明にかかる液体磁気処理装置の実施形態例及びその適用例について具体的に説明する。
図1及び図2は、夫々、液体磁気処理装置の主たる構成要素たる磁石収納体30を上から見た平面図及び図1のG−G線から見た正面図である。これらの図面で示すように、磁石収納体30は、複数の連接部21、22を一体に成形した非磁性体の収納ケース2と、所定の磁束量を放出する永久磁石1だけで構成されており、連接部21には連接用の孔21aと連接部22には連接用の孔22aがそれぞれ設けられている。また永久磁石の大きさは横寸法Aと縦寸法B高さCで示されており、取付け対象物に近い方の磁極をN極とし、反対側をS極と表示してある。
しかして、図3及び図4に示すように、複数の磁石収納体30を収納ケースの連接部の孔21a、22aに複数の連接棒体4を貫通させて必要な数だけ順次連接させることができる。連接棒体4はセミチューブラリベット状をしており容易に端部4aのハトメ作業ができる。
図5は連接棒体4によって連接された複数の磁石収納体30を薄い肉厚Dの配管6に取付けた液体磁気処理装置300の正面図であり、図6は同じく連接された複数の磁石収納体30を外径が小さくかつ薄い肉厚D1の配管61に取付けた液体磁気処理装置300の正面図である。これらの図面で示すように配管6、61は強磁性体としているため複数の磁石収納体30を配管6、61に取付けた場合、複数の磁石収納体30は配管6、61に吸着するため任意の場所に移動することは無いが、一応捲回した磁石収納体30の外側には市販の非磁性製ホースバンド5を取付けてある。
図7は連接棒体4によって連接された複数の磁石収納体30を太い配管62に取付けた液体磁気処理装置301の正面図であり、図8は図7の状態における太い配管62だけを拡大表示したものである。図7に示すように、太い配管62は強磁性体としているため複数の磁石収納体30を配管62に取付けた場合、複数の磁石収納体30は配管62に吸着するため任意の場所に移動することは無いが、一応捲回した磁石収納体30の外側には市販の非磁性製ホースバンド51を取付けてある。なお太い配管62の厚さD2における磁束Fは磁気飽和を超えて配管の内径と外径に漏洩している状態を示している。また図8に示すように、複数の磁石収納体30を太い配管62に取付けた状態では該配管の外径側はS極となり内径側はN極となることを示している。
図9は図7のE−E線断面図である。図9に示すように、液体7が太い配管62の中を流れ、太い配管62の厚さD2における磁束Fは軸方向にも磁気飽和を超えて前記配管62の内径と外径に漏洩している。液体7は配管62の内径側に漏洩して来た磁束Fを受けて磁気処理効果を発揮する。なお2組の磁気処理装置301は永久磁石1同士の間隔Lを隔てて太い配管62に取付けられている。
上記配管6・61・62の内壁には、樹脂コーティングが施されている。しかして、その理由は、次の通りである。一般に磁性体で形成される配管内を流体が常時流れている場合は格別、流体が断続的に流れる場合は、赤錆が発生することが知られている。これを防止するために、樹脂コーティングがなされる。尚、コストの点を捨象すれば、配管内壁に金メッキやチタンメッキしても良い。
以上をまとめると、液体磁気処理装置は、所定量の磁束を発生する永久磁石1を収納する非磁性体の収納ケース2を複数備え、これら複数の収納ケース2が連接手段によって線状に保持されて、活性化対象物たる液体が流れる配管6・61・62の周囲に沿って巻き付けられるようにしてなる液体磁気処理装置において、前記連接手段を、相互に隣接する収納ケース間の凹凸嵌合(連接部22・22間の空間に連接部21が嵌合う)及び前記凹凸嵌合がなされる部位に挿脱自在に嵌着されて前記凹凸嵌合を維持するピン部材4とから構成したことが特徴事項である。
上記した液体磁気処理装置は、配管6・61・62の周囲に沿って巻き付けられて、配管6・61・62内を流れる液体を活性化するものである。しかして、ここにおける「液体の活性化」とは、洗浄効果の促進、防錆、殺菌、脱臭等、当該液体が本来備えるべき属性の維持・向上をいうが、液体の活性化を実効あらしめるためには、次の(1)から(3)に示す条件を備えることが要請される。
(1)磁石1から発生する磁束の量が配管6・61・62の磁気飽和を超えていること。そうでなければ、磁力が配管6・61・62を流れる液体に及ばないことになり、液体の磁力による活性化が達成できないからである。別の観点からすれば、配管6・61・62の肉厚は薄ければ薄い程良い。配管内部に多くの磁気が作用することによって、液体の磁力による活性度が高まるからである。
(2)配管6・61・62を流れる液体の速度は、許容される範囲において高速であること。高速であればある程効果がある(ただし、液体の流速が大きいと、圧力損出が惹起されるので送液動力が増大してポンプ損傷の危惧があるので、かような危惧が惹起されない限度までの高速化が許される)。何が最適の液体流速であるかは、管径と磁束量と液体の種類によって決定される。
(3)液体が導電性であること。そうでなければ、溶液が磁力の影響を受けて活性化しないからである(液体に溶け込んでいる電解質において磁力の作用により電流が惹起され、この電流による電解質の分解ができないからである)。導電性でない液体としては、蒸留水や純水があるが、これらも配管の中を流れる間、バルブの継ぎ手等から金属イオンが溶け込むこともあるので、処理ないしは活性化の対象となる。
上記した特徴の液体磁気処理装置の適用例を示すと、以下の通りである。
図10は便器と便器に内蔵されたシャワー機構部を有するシャワートイレ8の概要を示した断面図である。図10に示すように、便器本体81に便座82が設置されており、またシャワー機構部83が前記便器本体81に設けられている。該シャワー機構部83からシャワーパイプ84が出入りしており、シャワー水供給配管63が前記シャワー機構部83に接続されている。液体磁気処理装置300は前記シャワー水供給配管63に具備されており、該シャワー水供給配管63は内壁に樹脂コーティングされた強磁性体で成っている。前記配管63に供給された洗浄水71は前記シャワー機構部83を介してシャワーパイプ84へ到達した後、シャワーノズル84aから磁気処理水71aとなって肛門へ噴出される。前記磁気処理水71aで洗浄された肛門は通常の水で洗浄された場合よりも更に清浄化され、洗浄時間も短くすることができる。なお前記噴水圧力が高くて肛門に対して刺激が強過ぎる場合はバイパスノズル84bからバイパス水71bが排出される。
上記配管63の内壁が樹脂コーティングされているのは、次の理由による。一般に磁性体で形成される配管内を流体が常時流れている場合は格別、流体が断続的に流れる場合は、赤錆が発生することが知られている。これを防止するために、樹脂コーティングがなされる。
図11は水洗式便器80の概要を示した断面図である。図11に示すように、便器本体81に便座82が設置されており、また貯水タンク9と前記便器本体81は水洗パイプ65を介して連通されており、樹脂コーティングされた強磁性体の前記水洗パイプ65には液体磁気処理装置300が具備されている。外部から供給された水72は給水パイプ64を介してフロート91で開閉される開閉弁92を経由して前記貯水タンク9内へ磁気処理水72aとなって送水される。前記給水パイプ64には液体磁気処理装置300が具備されている。またレバー93を操作すると鎖94につながれたボール95が連動して貯水タンク9内の貯水が前記水洗パイプ65を通って便器本体81内に磁気処理洗浄水72bとなって流入する。前記水洗パイプ65は内壁に樹脂コーティングされた強磁性体で成っている。前記磁気処理水72aが流入した貯水タンク9は内部に付着したヌメリや汚れが清浄化され、前記磁気処理水72bで洗浄された便器本体81は通常の水で洗浄された場合よりも更に清浄化され、洗浄水量も少なくすることができる。
図12は浴槽の概要を示した断面図である。図12に示すように、浴槽10には図示せぬ加熱装置から湯水73が給水栓11を介して供給される。前記浴槽10に貯溜された一部の湯水74は取水パイプ66から循環ポンプ12を介して送水パイプ67を経由して浴槽10へ磁気処理水74aとなって戻される。内壁に樹脂コーティングがなされた強磁性体の前記送水パイプ67には液体磁気処理装置300が具備されている。前記磁気処理水74aが流入した浴槽10は内部に付着したヌメリや垢や汚れが清浄化されるので使用の度に清潔な浴槽が得られると共に、使用後の浴槽洗浄作業が軽減される。また入浴中は肌に付着した垢や汚れまたは残留石鹸成分をより良く清浄化できるだけではなく、より良い石鹸の泡立ちを得ることができる。
図13は洗車装置の概要を示した断面図である。図13に示すように、門形枠体13の内側には図示せぬ洗車対象車両が置かれ、前記門形枠体13には複数のキャスター14が設けられて必要に応じて移動できるように構成されている。機器箱38には界面活性剤タンク33と貯水タンク76および送給ポンプ121などが収納されており前記門形枠体13に取付けられている。外部から供給される界面活性剤31は供給パイプ32を通って前記界面活性剤タンク33へ貯溜された後、電磁開閉弁34と供給パイプ35を介して前記送給ポンプ121へ流れて行く。前記電磁弁34は制御装置37からの開閉指示を信号線36によって伝達され必要に応じて開閉される。また外部から供給される洗浄水75は給水パイプ78を通って前記貯水タンク76へ貯溜された後、供給パイプ77を介して前記送給ポンプ121へ流れて行く。該送給ポンプ121へ流入した界面活性剤あるいは洗浄水は前記門形枠体13に取付けられた噴射パイプ68へ送給され噴射ノズル68aから磁気処理水75aとなって図示せぬ対象車両へ噴射される。内壁に樹脂コーティングがなされた強磁性体の前記噴射パイプ68には液体磁気処理装置300が具備されている。図示省略の洗車対象車両に対し前記磁気処理水75aが噴射された場合、前記対象車両の表面に付着した雨水汚れや砂塵汚れなどの頑固な汚れが良く除去され、通常の水で洗浄された場合よりも早く清浄化されるので、洗浄水量や界面活性剤の量も少なくすることができる。
図14は食器洗浄機の概要を示した断面図である。図14に示すように、内槽容器16の内部には食器受皿18が設けられ該食器受皿18には洗浄対象物の食器17が乗せられている。外部から供給される洗浄水79は供給パイプ19を通って前記内槽容器16へ注入された後、給水パイプ60を介して循環ポンプ122へ流れて行く。該循環ポンプ122へ流入した洗浄水は散水パイプ69を経てノズルパイプ69bへ送給され散水ノズル69aから磁気処理水79aとなって食器17へ散水される。内壁に樹脂コーティングがなされた強磁性体の前記散水パイプ69には液体磁気処理装置300が具備されている。前記のこれらの部材は外槽容器15の中に収納されている。前記食器17に対し前記磁気処理水79aが散水された場合、前記食器17の表面に付着した油汚れや頑固な汚れが良く除去され、通常の水で洗浄された場合よりも早く清浄化されるので、洗浄水量や界面活性剤の量も少なくすることができる。
図15は洗濯機の概要を示した断面図である。図15に示すように、外部から供給される洗浄水45は給水栓111と供給パイプ46を通って磁気処理水45aとなって洗濯槽42へ貯溜された後、一部の洗浄水47は循環ポンプ123へ流れて行く。内壁に樹脂コーティングがなされた強磁性体の前記供給パイプ46には液体磁気処理装置300が具備されている。前記循環ポンプ123へ流入した洗浄水は循環パイプ48を通って磁気処理水47aとなって洗濯槽42へ戻って行く。該循環パイプ48は樹脂コーティングされた強磁性体から成り、液体磁気処理装置300が具備されている。なお該洗濯槽42の内側には脱水槽43が設置されており、該脱水槽43は電動機44によって駆動される。前記のこれらの部材は外槽容器41の中に収納されており、該外槽容器41には複数のキャスター141が設けられて必要に応じて移動できるように構成されている。図示省略の洗濯対象物に対し前記磁気処理水45aや47aが供給された場合、前記洗濯対象物に付着した油汚れや垢汚れなどの頑固な汚れが良く除去され、通常の水で洗浄された場合よりも早く清浄化されるので、洗浄水量や界面活性剤の量も少なくすることができる。
図16はクライオポンプ装置の概要を示した断面図である。図16に示すように、冷凍機部52の冷却ステージ52aで極低温を発生させるためにヘリウムガスをヘリウム圧縮機53で圧縮する。該ヘリウム圧縮機53で発生した圧縮熱は熱交換器53aにおいて冷却水を介して前記ヘリウム圧縮機53の外部へ持ち出される。クーリングタワー54において冷却ファン54aで冷却された冷却水57は循環ポンプ124によって送給配管55を通って前記熱交換器53aへ送給される。該熱交換器53aにおいて圧縮熱を受取った冷却水は戻り配管56を通って前記クーリングタワー54へ磁気処理水57aとなって戻ってくる。前記送給配管55と戻り配管56は内壁に樹脂コーティングされた強磁性体から成り、該両配管には液体磁気処理装置300が具備されている。前記送給配管55と戻り配管56において前記液体磁気処理装置300によって磁気処理された冷却水は、前記熱交換器53aと、前記クーリングタワー54と、前記循環ポンプ124と、前記送給配管55と、前記戻り配管56の全内部を清浄化していく。
図17はガスヒートポンプ式空気調和装置の構成の一部を示した概要図である。図17に示すように、該装置は大きくはエンジン水回路23と冷媒回路90に分かれている。ガスエンジン本体24にはガス燃料源25から燃料が供給され、前記ガスエンジン本体24で発生した排気ガス熱の一部は排気ガス熱交換器86で冷却水に回収される。また低温時に冷却水を加温する必要がある場合には適宜切換弁28を操作させて加熱装置85において冷却水を加熱する。ラジエータ87においてはエンジン冷却水の熱を外気へ放出させて冷却する。水熱交換器88においては冷媒が冷却水の熱を回収する。またリザーバタンク27では冷却水系を流れるエンジン冷却水を一時貯蔵しておく。水ポンプ26はエンジン冷却水系23の冷却水を該冷却水系に循環させるための機器で、冷却水は内壁が樹脂コーティングされた冷却水配管29を介して前記冷却水系23全体に送給されている。なお前記冷却水配管29には液体磁気処理装置300が具備されている。前記冷却水配管29において液体磁気処理装置300によって磁気処理された冷却水は、図示省略のエンジンジャケットと、前記排気ガス熱交換器86と、前記加熱装置85と、前記ラジエータ87と、前記水熱交換器88と、前記リザーバタンク27と、前記水ポンプ26と、前記冷却水配管29を含む全配管の内部を清浄化していく。
図18は機械加工した2種類の部品を洗浄装置で洗浄した後の残留油分を調査した結果を示すグラフである。グラフに示すように、供試体サンプル甲とサンプル乙に関して本発明の液体磁気処理装置を使った場合と使わなかった場合の残留油分量がわかる。先ず洗浄前に各サンプルに付着している油分を測定した結果は135mgと94mgであった。前記部品を磁気処理していない50℃のアルカリ洗浄液で洗浄した後の残留油分量は3.3mgと1.2mgであった。同様に洗浄前の付着油分量を135mgと94mgとした同じサンプルを磁気処理した20℃のアルカリ洗浄液で洗浄した後の残留油分量は4.3mgと1.4mgであった。前記液体磁気処理装置を使った場合と使わなかった場合の残留油分量の値は絶対量として差があるものの残留率としての差は何れの場合も1%以下で実用上全く問題が無いことが明らかとなった。斯様に液体磁気処理装置を使った場合は、アルカリ洗浄液の洗浄効果を上げるための加温を行なわなくても常温で略同等の洗浄効果を発揮させることができる。
本発明の実施形態例の磁石収容体を上から見た平面図。 図1のG−G線から見た正面図。 本発明の実施形態例の磁石収容体を連接した平面図。 図3のH−H線から見た正面図。 本発明の実施形態例の液体磁気処理装置を配管に取付けた正面図。 本発明の実施形態例の液体磁気処理装置を細い配管に取付けた正面図。 本発明の実施形態例の液体磁気処理装置を太い配管に取付けた正面図。 図7の太い配管の拡大詳細図。 図7のE−E線断面図。 本発明の実施形態例の液体磁気処理装置をシャワートイレの配管に取付けたけた断面図。 本発明の実施形態例の液体磁気処理装置を水洗式便器の配管に取付けた断面図。 本発明の実施形態例の液体磁気処理装置を浴槽の配管に取付けた断面図。 本発明の実施形態例の液体磁気処理装置を洗車装置の配管に取付けた断面図。 本発明の実施形態例の液体磁気処理装置を食器洗浄機の配管に取付けた断面図。 本発明の実施形態例の液体磁気処理装置を洗濯機の配管に取付けた断面図。 本発明の実施形態例の液体磁気処理装置をクライオポンプ装置の配管に取付けた断面図。 本発明の実施形態例の液体磁気処理装置をガスヒートポンプ式空気調和装置の配管に取付けた概要図。 本発明の実施形態例の液体磁気処理装置を使った場合と使わなかった場合の残留油分量を示すグラフ。
符号の説明
1…永久磁石
2…収納ケース
4…連接棒体
6…配管
8…シャワートイレ
9…貯水タンク
10…浴槽
21、22…連接部
23…エンジン水回路
29…冷却水配管
30…磁石収納体
42…洗濯槽
46…供給パイプ
48…循環パイプ
53…ヘリウム圧縮機
55…送給配管
56…戻り配管
61…小さな配管
62…太い配管
63…シャワー水供給配管
64…給水パイプ
65…水洗パイプ
67…送水パイプ
68…噴射パイプ
69…散水パイプ
80…水洗式便器
83…シャワー機構部
300、301…液体磁石処理装置

Claims (2)

  1. 所定量の磁束を発生する永久磁石を収納する非磁性体の収納ケースを複数備え、これら複数の収納ケースが連接手段によって線状に保持されて、活性化対象物たる液体が流れる配管の周囲に沿って巻き付けられるようにしてなる液体磁気処理装置において、前記連接手段を、相互に隣接する収納ケース間の凹凸嵌合及び前記凹凸嵌合がなされる部位に挿脱自在に嵌着されて前記凹凸嵌合を維持するピン部材とから構成した、液体磁気処理装置。
  2. 前記配管は、温水洗浄便座装置の給水部、便器への洗浄水供給配管、浴槽への給湯配管、食器洗浄器の散水配管、洗車装置の洗浄水噴射配管、洗濯機への給水配管、クライオポンプ装置のヘリウム圧縮機の冷却水パイプ及びエンジン水回路系の冷却水配管の何れかである、請求項1記載の液体磁気処理装置。
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