JP2017205394A - 内視鏡洗浄装置 - Google Patents
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Abstract
Description
このような内視鏡洗浄装置であって、洗浄液等を噴射する方式の内視鏡洗浄装置に関する技術が、特許文献1によって開示されている。
一方で、洗浄においては、特許文献1のように洗浄液を噴射することにより、洗浄液の運動エネルギーを利用することができ、洗浄効率を高めることができる。
内視鏡を洗浄・消毒するための槽である洗浄消毒槽と、前記洗浄消毒槽内に配され、噴流によって洗浄消毒槽内の液体に第1の回流を与える第1回流ノズルと、前記洗浄消毒槽内に配され、前記第1の回流と異なる回転方向である第2の回流を与える第2回流ノズルと、を備えることを特徴とする内視鏡洗浄装置。
内視鏡の洗浄工程において、前記第1回流ノズルからの噴流と、前記第2回流ノズルからの噴流を、交互に噴出させるように構成されていることを特徴とする構成1に記載の内視鏡洗浄装置。
前記前記第1回流ノズルと前記第2回流ノズルの交互噴出において、それぞれのノズルの噴出時間が2〜5秒であることを特徴とする構成2に記載の内視鏡洗浄装置。
内視鏡の消毒工程、若しくはすすぎ工程、又はこれら双方において、前記第1回流ノズルからの噴流と、前記第2回流ノズルからの噴流を、同時に噴出させるように構成されていることを特徴とする構成1から構成3の何れかに記載の内視鏡洗浄装置。
前記内視鏡のすすぎ工程において、前記第1回流ノズル及び第2回流ノズルからの同時噴出を所定期間行った後に、前記第1回流ノズルからの噴流と、前記第2回流ノズルからの噴流を、交互に噴出させるように構成されていることを特徴とする構成4に記載の内視鏡洗浄装置。
前記第1の回流又は第2の回流の中央付近にオーバーフロー口が形成されていることを特徴とする構成1から構成5の何れかに記載の内視鏡洗浄装置。
前記第1回流ノズル及び第2回流ノズルの噴射口が、前記洗浄消毒槽の内側側面であって、内視鏡の洗浄工程における洗浄液の液面より低い位置に形成されていることを特徴とする構成1から構成6の何れかに記載の内視鏡洗浄装置。
前記洗浄消毒槽が、主に内視鏡の操作部や接続部が載置される深底部と、主に内視鏡の挿入部が載置される浅底部と、を備え、前記第1回流ノズル及び第2回流ノズルの噴射口が、前記洗浄消毒槽の内側側面であって、前記浅底部より高い位置に形成されていることを特徴とする構成1から構成7の何れかに記載の内視鏡洗浄装置。
前記第1回流ノズルが、前記洗浄消毒槽の略対角線上となる位置に配される2つの噴流ノズルを有し、前記第2回流ノズルが、前記洗浄消毒槽の他の略対角線上となる位置に配される2つの噴流ノズルを有することを特徴とする構成1から構成8の何れかに記載の内視鏡洗浄装置。
前記第1回流ノズルの軸線と、前記第2の回流ノズルの軸線が、同一直線とならないようにしたことを特徴とする構成1から構成9の何れかに記載の内視鏡洗浄装置。
洗浄消毒槽11に内視鏡をセットする際には、内視鏡の吸引口、送気・送水口、鉗子口に、洗浄消毒槽11の配管(洗浄液・消毒液・すすぎ水や、エアーを内視鏡内に供給するチューブ)を接続し、中央部の島111に巻き付けるように、内視鏡を載置する。
これにより、洗浄消毒槽11内に洗浄液・消毒液が溜まった状態で内視鏡の外部が洗浄・消毒されると共に、内部も同時に洗浄・消毒される。
図2、3に示されるように、洗浄消毒槽11は、中央付近に形成される島111と、装置手前側(図2における左側)において形成される、主に内視鏡の操作部や接続部が載置される深底部112と、装置奥側(図2における右側)において形成される、主に内視鏡の挿入部が載置される浅底部113と、を備える。
内視鏡の操作部や接続部は嵩張るが、挿入部は基本的に単なる管であるため、それぞれを収納(浸漬)するのに必要十分なだけの深さとしているものである。また、基本的に長い管状である内視鏡を洗浄消毒槽11に収める際には、これをとぐろ状に巻くことになり、その中心部には空間が生じることになるが、島111によってその空間を埋めている。これらにより、本実施形態の内視鏡洗浄装置1では、内視鏡を浸漬するための液体の量を必要最小限とすることができ、ランニングコスト(必要となる消毒剤等の量)の低減、洗浄・消毒時間の短縮(注水や排水時間の短縮)等が図られる。
洗浄消毒槽11には、洗浄工程等において洗浄消毒槽11に溜められた洗浄液等に回流を与える回流ノズル20(正転回流ノズル201、逆転回流ノズル202)や、洗浄槽カバー13の裏面を洗浄・消毒するための蓋裏ノズル21、消毒液を洗浄消毒槽11に供給する消毒蛇口18、水(給水元から供給される水道水)を洗浄消毒槽11に供給する給水口19が備えられる。
また、洗浄消毒槽11の深底部112には循環口114が形成され、浅底部113には洗浄消毒槽の液面レベルを検知するフロートスイッチ17が配される。
その他、洗浄消毒槽11には、洗浄液・消毒液・すすぎ水や、エアーを内視鏡内に供給するチューブを接続するための各カプラ等の各種の部材も備えられるが、本発明に直接的に関係するものではないため、ここでの説明を省略する。
図2(a)に示されるように、正転回流ノズル201は、洗浄消毒槽11の略対角線上となる位置に配されて第1の回流(図2(a)において反時計回り)を与える2つの噴流ノズルを有し、逆転回流ノズル202は、前記洗浄消毒槽のもう一方の略対角線上となる位置に配されて第2の回流(図2(a)において時計回り)を与える2つの噴流ノズルを有する。
また、図2(b)に示されるように、正転回流ノズル201及び逆転回流ノズル202は、その噴射口が、内視鏡の洗浄工程における洗浄液の液面LLより低くなるように、且つ、洗浄消毒槽11の浅底部113より高くなるように配置される。
さらに、図2(a)に示されるように、正転回流ノズル201の軸線と、逆転回流ノズル202の軸線が同一直線とならないように配される。
また、島111には、洗浄槽カバー13の裏面を洗浄・消毒するために、洗浄液や消毒液等を、洗浄槽カバー13の裏面に対して噴出させる蓋裏ノズル21が配される。
同図に示されるように、内視鏡洗浄装置1は、消毒液(消毒剤)が溜められる消毒タンク22、排水する液体を一時的に溜めるバッファである排水タンク23、洗浄液(洗剤)が溜められる洗剤タンク24、アルコールが溜められるアルコールタンク25、内視鏡の吸引口、送気・送水口、鉗子口に、洗浄消毒槽11の配管(洗浄液・消毒液・すすぎ水や、エアーを内視鏡内に供給するチューブ)を接続するための各接続カプラ26等を備える。
また、SV・MV・HV・CV・RVで表わされる各種のバルブ(電磁バルブ、モータバルブ、ハンドバルブ、逆止弁、圧力調整バルブ)や、Pで表わされる各ポンプ(P,YPは液体ポンプ、APはエアポンプ)、Frで表わされる各フィルター、Ftsで表わされる各フロートスイッチ(液面センサ)、PsMで表わされる各圧力センサ等を備える。
なお、各バルブ(手動バルブを除く)やポンプは図示しない制御部(マイコン等)によって制御され、各センサからの信号は制御部に入力されるものである。
使用済みの内視鏡を用手で洗浄した後、内視鏡洗浄装置1の洗浄消毒槽11にセットし、洗浄槽カバー13を閉めた上で、スタートボタンが押されると、先ず、洗浄消毒槽11への注水が行われる(ステップ501)。注水処理では、排水経路のバルブ(MV1及びMV2)を閉めた上で、給水口19からの水の供給(SV1開ける)と、洗剤タンク24からの所定量の洗浄液の供給(ポンプYP1稼働)が行われ、フロートスイッチ17によって測定される液面が所定レベルに達したら、注水を停止する。
図6(a)は、回流洗浄処理(ステップ502)の概略を示すフローチャートである。
回流洗浄処理は予め設定された洗浄時間(通常1〜2分程度。ユーザによって任意に設定されるものであってよい)の間実行される(ループ1)。
洗浄は、洗浄消毒槽11に溜めた洗浄液をポンプP3によって循環させて行われる。当該循環において、洗浄消毒槽11内に洗浄液を戻す際に、回流ノズル20と蓋裏ノズル21から洗浄液を噴出させると共に、各接続カプラ26から内視鏡内部へと洗浄液を送液する。内視鏡内部への送液は常時行われ(各接続カプラ26へ経路の各バルブ開)、回流ノズル20(正転回流ノズル201、逆転回流ノズル202)と蓋裏ノズル21からの洗浄液の噴出は交互に行われる。即ち、t1時間(10〜15秒程度)の蓋裏ノズル21からの噴射(ステップ601)、t2時間(3秒程度)の正転回流ノズル201からの噴射(ステップ602)、t3時間(3秒程度)の逆転回流ノズル202からの噴射(ステップ602)を、交互に繰り返す(SV2〜SV4の開閉を切り替える)。ステップ601〜603の各ノズルの噴射では、該当ノズル以外のノズルからの噴射は行わない(なお、内視鏡内部には各接続カプラ26から常時送液)。
これにより、正転回流ノズル201と逆転回流ノズル202から交互に洗浄液が噴出され、洗浄消毒槽11内の洗浄液に、正転と逆転の回流が交互に生じ、高い洗浄効果を得ることができる。
洗浄時間を経過したらループ1を抜けて洗浄を終了する。
なお、t1やt2、t3は適宜設定されるものであってよいが、回流の切替え(t2、t3)は2〜5秒程度が好適である。あまりに短すぎると(2秒未満)、回流の変化が激しく、洗浄液が過度に発泡してしまうおそれがあるためこれを抑止するものである。一方で、定常的な流れ(回流)よりも、流れが動的に変化している方が高い洗浄効果を期待できるため、5秒以下での切替とすることで、洗浄効果を高めるものである。
ステップ502の回流洗浄処理が終わったら、すすぎ処理を行う(ステップ503〜505)。洗浄後すすぎ処理の基本動作は、OF弁121を開けて給水口19からの水の供給を継続しつつ(ステップ503)、ポンプP3による循環を行う事によって行う(ステップ504)。
図6(b)は、洗浄後すすぎ処理(ステップ504)の概略を示すフローチャートである。
洗浄後すすぎ処理は、前半(ループ2:初期すすぎ時間)と後半(ループ3:後期すすぎ時間)で異なる動作となる。
前半では、初期すすぎ時間(発泡の恐れがなくなるまで希釈される時間、例えば60秒程度)の間、t1時間(10〜15秒程度)の蓋裏ノズル21からの噴射(ステップ611)と、t4時間(3秒程度)の正転回流ノズル201と逆転回流ノズル202からの同時噴射(ステップ612)と、を交互に行い、初期すすぎ時間を経過したらループ2を抜けてループ3(後期すすぎ)へ移行する。
後半では、後期すすぎ時間の間、正転回流ノズル201、逆転回流ノズル202、蓋裏ノズル21からの噴出を交互に行う(前述の回流洗浄処理におけるループ1と同様の処理(ステップ601〜603)であり、ここでの説明を省略する)。
なお、前半(ループ2:初期すすぎ時間)と後半(ループ3:後期すすぎ時間)の何れにおいても、内視鏡内部には各接続カプラ26から常時送液を行う。
上記処理により、すすぎの前半においては、正転回流ノズル201と逆転回流ノズル202からの同時噴射とし、洗浄消毒槽11内に回流を起こさせないようにしている。これは、すすぎの開始当初は洗剤の濃度が高い状態であるため、回流の発生及びその正逆転を繰り返すことにより洗浄消毒槽11内ですすぎ液が発泡し、泡切れが悪くなってしまう事を抑止するものである(正転回流ノズル201と逆転回流ノズル202の同時噴射により圧力も低下するため、より発泡を低減できる)。また、すすぎ処理では、水の供給を継続しつつオーバーフロー口を開けることにより、オーバーフローした洗浄液を排水タンクへと排出している。これは、オーバーフローによって排出される液と一緒に液面上に浮いている汚れやゴミ(洗浄工程で内視鏡からとれた汚れやゴミ)も排出するためであるが、回流を発生させると、遠心力によって液面に傾き等が生じ、中心部にあるオーバーフロー口からの排出機能が低下してしまうおそれがあるため、これを抑止するものである。
ステップ504の洗浄後すすぎ処理が終わったら、給水を停止し(SV1を閉める)、排水経路のバルブMV2を開けて、洗浄消毒槽11の排水を行う(ステップ505)。
排水終了後、排水経路のバルブMV2とOF弁121を閉めて、消毒蛇口18からの消毒液の供給(ポンプP1稼働)が行われ、フロートスイッチ17によって測定される薬液面が所定レベルに達したら、注液を停止し(ステップ506)、消毒処理(消毒液に浸漬)を行う(ステップ507)。
図7(a)は、消毒処理(ステップ507)の概略を示すフローチャートである。
消毒処理は予め設定された消毒時間(消毒剤毎に定められた時間。ユーザによって任意に設定されるものであってよい)の間、蓋裏ノズル21からの噴射と、正転回流ノズル201と逆転回流ノズル202からの同時噴射と、を交互に行う(ループ4)。なお、ループ4内の処理(ステップ611〜612)は、ループ2と同様であるので、ここでの説明を省略する。
正転回流ノズル201と逆転回流ノズル202からの同時噴射としている理由は、消毒液の発泡を抑制しつつ、物理的エネルギーを与えることで消毒効果を高めるためである。
ステップ507の消毒処理が終わったら、バルブMV1を開けて消毒タンク22に消毒液を回収する(ステップ508)。
消毒液回収後は、消毒後のすすぎ処理を行う(ステップ509)。
図7(b)は、消毒後すすぎ処理(ステップ509)の概略を示すフローチャートである。
消毒後のすすぎ処理では、先ず洗浄消毒槽11への注排水を2回繰り返す処理を行う(ループ5)。注水は排水経路のバルブ(MV1及びMV2)を閉めた上で、給水口19からの水の供給を行う(ステップ711)。液面が所定レベルに達したら、蓋裏ノズル21からの噴射を行い、t5時間(数秒程度)の正転回流ノズル201と逆転回流ノズル202からの同時噴射を行う(ステップ712)。その後洗浄消毒槽11を排水する(ステップ713)。
洗浄消毒槽11への注排水を繰り返す(ループ5)ことにより、消毒剤の濃度を迅速に低減することができる。なお、ここでは注排水を2回繰り返すものを例としているが、2回以上の複数回繰り返すものであっても良い。また、1回で消毒剤の濃度が所望のレベルまで低減できる場合には、1回でもよい。
洗浄消毒槽11への注排水の後に、洗浄後すすぎ処理(図6(b))と同様の処理を行う(ループ5→ループ2→ループ3)。ループ2、3の処理は、図6(b)と同様であるため、ここでの説明及び図示を省略する。
ステップ509の消毒後すすぎ処理が終わったら、各接続カプラ26から内視鏡内部へアルコールを所定量(数十ml程度)噴出し(ポンプYP2を稼働)、その後に各接続カプラ26から内視鏡内部へ送気して(エアポンプAP1稼働)、内視鏡内部を乾燥させる処理を行う(ステップ510)。アルコールを内視鏡内部に通すのは、消毒及び乾燥促進のためである。
また、洗浄消毒槽11の中央付近には、円筒状の島111を備えてられているため、これを中心とした回流がより形成され易くなり、効率的な洗浄等が行われる。
さらに、洗浄消毒槽11の略対角線上となる位置に第1の回流を与える2つの噴流ノズル(正転回流ノズル201)を配し、他の略対角線上となる位置に第2の回流を与える2つの噴流ノズル(逆転回流ノズル202)を配しているため、これによって効率的に回流が形成され、洗浄等が高効率となる。
加えて、回流ノズル20(正転回流ノズル201、逆転回流ノズル202)は、その噴射口が、内視鏡の洗浄工程における洗浄液の液面LLより低くなるように、且つ、洗浄消毒槽11の浅底部113より高くなるように配置されるため、噴射エネルギーを洗浄消毒槽11内の液体に対して効率よく伝搬することができる(液面より高いと、液体にエネルギーが伝搬しに難く、深底部のノズルを浅底部より低くすると噴射流が壁面に当たってエネルギーがそがれるため)。洗浄液の液面LLは消毒液の液面でもあり、ノズルが消毒液に浸漬され、ノズルが消毒される点でも有利である。
また、正転回流ノズル201の軸線と、逆転回流ノズル202の軸線が同一直線とならないように配されているため、双方を同時噴射した際に、噴射流が直接ぶつかることが抑制され、発泡が低減される。
また、オーバーフロー口からの排出機能が低下してしまうことも抑止される。洗浄時には、洗浄によって内視鏡からとれた汚れやゴミが液面に浮くが、このような液面上の汚れやゴミが排出され難いという問題がある(洗浄液等の排出は洗浄槽の底に設けられる排出口から行われるため、液面上に浮いている汚れやゴミは最後まで残ってしまう傾向にあるため)。このような問題に対して、オーバーフローは、液面上に浮いている汚れやゴミを効率的に排出できるため非常に有効なものであり、本実施形態の内視鏡洗浄装置1によれば、当該機能を有効に維持することができる。
液面上に浮いている汚れやゴミは、オーバーフローによって比較的簡単(早期)に排出することができ、且つ、すすぎ工程がある程度進むことで洗浄液等は希釈され、発泡もし難くなるため、本実施形態の内視鏡洗浄装置1では、すすぎ処理の後半においては正転及び逆転の回流を交互に与えることで、すすぎ効果を高めるようにしている(また、本実施形態の内視鏡洗浄装置1においては、内視鏡内への送液と各ノズルからの噴射が同一の動力(ポンプP3)に基づいており、内視鏡内への圧送する圧力を確保するため、すすぎ処理の後半においては正転回流ノズル201と逆転回流ノズル202からの同時噴射を行わないものである)。
11...洗浄消毒槽
111...島
112...深底部
113...浅底部
12...OF弁ユニット
13...洗浄槽カバー
20...回流ノズル
201...正転回流ノズル(第1回流ノズル)
202...逆転回流ノズル(第2回流ノズル)
21...蓋裏ノズル
Claims (10)
- 内視鏡を洗浄・消毒するための槽である洗浄消毒槽と、
前記洗浄消毒槽内に配され、噴流によって洗浄消毒槽内の液体に第1の回流を与える第1回流ノズルと、
前記洗浄消毒槽内に配され、前記第1の回流と異なる回転方向である第2の回流を与える第2回流ノズルと、
を備えることを特徴とする内視鏡洗浄装置。 - 内視鏡の洗浄工程において、前記第1回流ノズルからの噴流と、前記第2回流ノズルからの噴流を、交互に噴出させるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡洗浄装置。
- 前記前記第1回流ノズルと前記第2回流ノズルの交互噴出において、それぞれのノズルの噴出時間が2〜5秒であることを特徴とする請求項2に記載の内視鏡洗浄装置。
- 内視鏡の消毒工程、若しくはすすぎ工程、又はこれら双方において、前記第1回流ノズルからの噴流と、前記第2回流ノズルからの噴流を、同時に噴出させるように構成されていることを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の内視鏡洗浄装置。
- 前記内視鏡のすすぎ工程において、前記第1回流ノズル及び第2回流ノズルからの同時噴出を所定期間行った後に、前記第1回流ノズルからの噴流と、前記第2回流ノズルからの噴流を、交互に噴出させるように構成されていることを特徴とする請求項4に記載の内視鏡洗浄装置。
- 前記第1の回流又は第2の回流の中央付近にオーバーフロー口が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載の内視鏡洗浄装置。
- 前記第1回流ノズル及び第2回流ノズルの噴射口が、前記洗浄消毒槽の内側側面であって、内視鏡の洗浄工程における洗浄液の液面より低い位置に形成されていることを特徴とする請求項1から請求項6の何れかに記載の内視鏡洗浄装置。
- 前記洗浄消毒槽が、主に内視鏡の操作部や接続部が載置される深底部と、主に内視鏡の挿入部が載置される浅底部と、を備え、
前記第1回流ノズル及び第2回流ノズルの噴射口が、前記洗浄消毒槽の内側側面であって、前記浅底部より高い位置に形成されていることを特徴とする請求項1から請求項7の何れかに記載の内視鏡洗浄装置。 - 前記第1回流ノズルが、前記洗浄消毒槽の略対角線上となる位置に配される2つの噴流ノズルを有し、
前記第2回流ノズルが、前記洗浄消毒槽の他の略対角線上となる位置に配される2つの噴流ノズルを有することを特徴とする請求項1から請求項8の何れかに記載の内視鏡洗浄装置。 - 前記第1回流ノズルの軸線と、前記第2の回流ノズルの軸線が、同一直線とならないようにしたことを特徴とする請求項1から請求項9の何れかに記載の内視鏡洗浄装置。
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