JP2006263194A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 遊技盤上に遊技領域をより広く確保することが可能な弾球遊技機を提供する。
【解決手段】 前面側に遊技領域15が設けられた遊技盤12と、遊技球を発射する発射手段11と、発射手段11により発射された遊技球を遊技領域15の上部側に案内する発射案内通路91と、遊技領域15の前側に対応する透視窓80を有する開閉扉4とを備えた弾球遊技機で、透視窓80には、前後に所定の間隔をあけて略平行に配設された2枚の透明板85,86が装着され、発射案内通路91のうち、少なくとも遊技領域15の前側に対応する部分を2枚の透明板85,86の間に配置したものである。
【選択図】 図5

Description

本発明は、パチンコ機、アレンジボール機等、遊技球を発射する発射手段と、この発射手段により発射された遊技球を遊技領域の上部側に案内する案内レールとを備えた弾球遊技機に関するものである。
パチンコ機やアレンジボール機等の弾球遊技機は、各種の遊技部品が装着された遊技盤と、遊技球を遊技盤側に発射する発射手段と、この発射手段により発射された遊技球を案内する発射案内レールとを備えており、発射手段で発射された遊技球は発射案内レールに案内されて遊技盤側の遊技領域の上部側に案内されるようになっている。
この種の弾球遊技機では、発射案内レールは、例えば遊技盤の前面に沿って、遊技盤の下部側から左側部を経て上部側に至る略円弧状に配設されており、例えば遊技盤の右下に配置された発射手段から発射された遊技球は、この発射案内レールに案内されて遊技盤の前面に沿って遊技領域の上部側に到達するようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−263165号公報
このように、従来の弾球遊技機では、発射案内レールが遊技盤の前面側に配設され、発射球が遊技盤の前面に沿って案内されて遊技領域の上部側に到達するように構成されているため、遊技盤の前面側に遊技領域の他に発射球の案内通路の領域を確保する必要があり、遊技領域を十分に広くできない欠点があった。
特に近年の弾球遊技機では、遊技領域内に配置される液晶表示装置等の表示画面が大型化する傾向にあるため、それに伴って遊技領域を広く確保する必要性が益々高まっている。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、遊技盤上に遊技領域をより広く確保することが可能な弾球遊技機を提供することを目的とする。
本発明は、前面側に遊技領域15が設けられた遊技盤12と、遊技球を発射する発射手段11と、該発射手段11により発射された遊技球を前記遊技領域15の上部側に案内する発射案内通路91と、前記遊技領域15の前側に対応する透視窓80を有する開閉扉4,4′とを備えた弾球遊技機において、前記透視窓80には、前後に所定の間隔をあけて略平行に配設された2枚の透明板85,86が装着され、前記発射案内通路91のうち、少なくとも前記遊技領域15の前側に対応する部分を前記2枚の透明板85,86の間に配置したものである。
本発明によれば、発射案内通路によって遊技盤12の前面側の領域が圧迫されることがなく、その分だけ遊技領域15を広く確保することが可能である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図9は本発明をパチンコ機として具現化した第1の実施形態を例示している。なお、以下の説明では、パチンコ機に向かって右側を右側、向かって左側を左側とする。
図1〜図3において、1は矩形状の外枠で、その前側には前枠2が上下一対のヒンジ3を介して開閉自在に枢着されている。4はガラス扉(開閉扉)、5は上皿扉で、これらは前枠2の窓孔6に対応して上下に配置され、前枠2に開閉自在に枢支されている。7は発射用の遊技球を貯留する上皿で、上皿扉5の前側に装着され、上皿カバー8により覆われている。また、9は余剰球等を貯留する下皿で、上皿扉5の下側で前枠2の前側に配置され、下皿カバー10により覆われている。下皿9の一側、例えば右側には、後述する発射手段11を操作するための発射ハンドル11aが、前枠2の前側に突出状に配置されている。
12は遊技盤で、前枠2の窓孔6に対応するように、前枠2の裏側の遊技盤装着枠13に裏側から着脱自在に装着され、窓孔6の下部側で前枠2の裏側に装着された下部支承板14により下側から支持されている。
遊技盤12の前側には遊技領域15が形成されており、この遊技領域15は、その周囲を取り囲むように前向きに立設された遊技領域周壁部16により外側の領域と区分されている。遊技領域15内には、図6に示すように、中央表示装置17、特別図柄始動手段18、大入賞手段19、普通図柄始動手段20、普通入賞手段21等の各種遊技部品が配置され、その最下部にはアウト口22が設けられている。
遊技盤12の裏側には、図3に示すように、中央表示装置17等の遊技部品を裏側から覆う裏カバー31が装着されている。裏カバー31の背面側には、主制御基板32を収納する主基板ケース33、音声制御基板34を収納する音声基板ケース35、ランプ制御基板36を収納するランプ基板ケース37等が着脱自在に装着されている。
遊技盤装着枠13は門形状であって、前枠2の窓孔6に沿って前枠2の裏側に固定され、この遊技盤装着枠13の下端部間に、上皿扉5の裏側に対応するように下部支承板14が前枠2の裏側に固定されている。遊技盤装着枠13には、遊技盤12を裏側から押圧して固定するように、裏機構板41が上下一対のヒンジ42により開閉自在に枢着され、閉状態で締結具43により遊技盤装着枠13に締結されるようになっている。
裏機構板41には、その略中央部に裏カバー31が嵌合する開口部44が形成され、この開口部44の上側に遊技球タンク45が、左右一側に払い出し手段46が、下側に通路ユニット47が夫々設けられており、遊技球が大入賞手段19等に入賞したとき、或いは図外の自動球貸し機から球貸し指令があったときに、遊技球タンク45内の遊技球を払い出し手段46により払い出し、その遊技球を通路ユニット47等を経て上皿7側に案内するようになっている。
通路ユニット47の後側には、設置部49を介して、払い出し制御基板50を収納する払い出し基板ケース51と、電源基板52を収納する電源基板ケース53とが着脱自在に取り付けられている。
下部支承板14は例えば合成樹脂製であって、図2に示すように、遊技盤12の下側を支持する遊技盤支持部54、遊技盤12の下部前面側に当接する起立板部55等が一体に形成されており、更に例えばその前側で且つ左右方向略中央位置に発射手段11が配置されている。
発射手段11は、図2等に示すように、遊技球を発射方向に案内する発射レール61、揺動自在に支持された打撃槌62、この打撃槌62を揺動駆動する発射駆動ソレノイド63、それら発射レール61、打撃槌62、発射駆動ソレノイド63等を下部支承板14に固定する取付板64等を備えており、発射ハンドル11aが操作されたときに、発射駆動ソレノイド63により打撃槌62を揺動させて、後述する球送り手段72により発射レール61上に1個ずつ供給される遊技球を発射レール61に沿って打撃することにより下流側に発射するようになっている。
発射レール61は、下部支承板14の前側に着脱自在に装着された取付板64の前側に、打撃槌62側の上流側端部よりも下流側端部が高くなるように傾斜した状態で固定されている。また、発射レール61の上流側端部の上側には、後述する球送り手段72により発射レール61上に供給された遊技球の上部側に当接してその遊技球を発射待機位置で保持する発射球ストッパー65が配置され、取付板64の前側に固定されている。
発射レール61の下流側には、ファール球を下皿9側に案内するファール球案内通路66と、発射手段11により発射されて発射レール61側からファール球案内通路66上を通過した遊技球を下流側に案内する中継レール67とが、例えば下部支承板14の前側に一体に設けられている。なお、ファール球案内通路66と中継レール67とは、例えば下部支承板14と一体に設けられた前カバー体68によりその前側を覆われている。
なお、中継レール67は、その発射方向下流側端部がガラス扉4側の後述する透明板受けレール84の下側近傍に位置するように配置されている。
上皿扉5は、下部支承板14の前側に対応して設けられており、ヒンジ3と同じ側のヒンジ70により前枠2側に枢支された上皿台板71の前側に、上皿7及びそれを覆う上皿カバー8が装着され、更に上皿7側の遊技球を発射手段11側に供給する球送り手段72が装着されている。
球送り手段72は、発射レール61の前側に対応して例えば上皿台板71に装着されており、発射手段11側の発射動作と同期して球送り駆動手段73が作動することにより、上皿7側の遊技球を、球送り排出口74を介して発射レール61上に1個ずつ供給するようになっている。
ガラス扉4は、図1,図2,図7,図8等に示すように、遊技盤12側の遊技領域15の前側に対応する透視窓80を有し、扉枠81と、この扉枠81の前面側に装着された合成樹脂製の扉カバー82と、扉枠81の裏側に固定された左右一対の透明板保持レール83,83と、この透明板保持レール83,83の下端部間で扉枠81の裏側に固定された透明板受けレール84と、左右の透明板保持レール83,83間に上側から挿入された前透明板85及び後透明板86とを備えている。
扉枠81は、ステンレス等の金属板により例えば略矩形状に形成されると共に、その略中央に、透視窓80を構成する開口部87が形成されている。
透明板保持レール83,83及び透明板受けレール84は例えば金属板を折り曲げることによって形成され、図8等に示すように、前後の透明板85,86に対応する平行な2個の嵌合溝88a,88bが設けられており、前縁側の固定部89において扉枠81の背面側に固定されている。なお、嵌合溝88a,88bの間隔は、遊技球の直径よりも若干大きく形成されている。また、嵌合溝88a,88b内には、透明板85,86を夫々所定方向、例えば前透明板85を前向き、後透明板86を後向きに夫々付勢してそれら透明板85,86を嵌合溝88a,88b内で安定させるための固定バネ(図示省略)が複数箇所に配置されている。
なお、透明板受けレール84には、中継レール67の発射方向下流端側に対応して、長手方向(左右方向)の所定位置、例えば中央よりも左寄りの位置に所定長さの欠落部84aが設けられている。
扉カバー82は、扉枠81を前側から覆うもので、合成樹脂材料により例えば一体に成形されており、扉枠81の背面側から例えばネジ止め等により着脱自在に固定されている。扉カバー82の内周には、扉枠81の開口部87に内側から嵌合する内縁部82aが一体に形成されている。内縁部82aは、扉枠81が内側から見えないように覆っており、その後端は前透明板85に近接する位置まで延設されている。
前透明板85及び後透明板86は、透視窓80に装着されて遊技領域15を前側から透視可能に覆うもので、後透明板86が後側、即ち遊技領域15側となるように前後に略平行に配置されている。
前透明板85は一定厚さで矩形状に形成された透明なガラス板で、透明板保持レール83,83に形成された前側の嵌合溝88aに沿って上側から挿入され、透明板受けレール84により下側から支持されている。
後透明板86は例えば透明な合成樹脂製で、前透明板85と略同じ一定厚さの矩形状に形成されており、透明板保持レール83,83に形成された後側の嵌合溝88bに沿って上側から挿入され、透明板受けレール84により下側から支持されている。
これら前透明板85と後透明板86との間には、遊技球の直径よりも若干大きな隙間が形成されており、その隙間には、発射手段11により発射された遊技球を遊技領域15の上部側に案内するための発射案内通路91が設けられている。発射案内通路91は、2つの透明板85,86と、後透明板86の前側に例えば一体に設けられた通路壁部材90とで形成されている。
即ち、前透明板85と後透明板86との間には、通路壁部材90を構成する一対の側壁部92,93が、両透明板85,86に略垂直で且つ少なくとも遊技球の直径よりも大きい間隔で略平行に配置されており、前後の透明板85,86と、それら一対の側壁部92,93とで囲まれた断面略矩形状の空間が、発射案内通路91のうち、発射手段11により発射された遊技球を上向きに案内する上向き案内通路部91aを構成している。
一対の側壁部92,93は、例えば後透明板86側に一体に形成されており、各透明板85,86を透明板保持レール83,83に装着したとき、それら側壁部92,93の前縁側が前透明板85の背面側に近接又は当接するようになっている。
一対の側壁部92,93間に形成される上向き案内通路部91aは、例えば透明板85,86の下部側における左右方向所定位置、例えば中央よりも若干左寄りの位置と、透明板85,86の上部側で且つ遊技領域15の最上部よりも若干左側の位置とを結ぶように外向きに膨らむ略円弧状に配置されている。
その上向き案内通路部91aは、少なくともその発射方向下流側端部近傍については遊技盤12側の遊技領域周壁部16の内周側に沿って配置されている。また、上向き案内通路部91aの発射方向上流側端部は、発射手段11側からの遊技球が流入する発射案内通路流入口94となっており、この発射案内通路流入口94は、ガラス扉4を閉じたとき、透明板受けレール84側の欠落部84aを介して中継レール67の発射方向下流側端部と近接して、遊技球を案内可能に連結されるようになっている。
上向き案内通路部91aの発射方向下流側端部近傍には、後透明板86上に排出孔95が形成されると共に、上向き案内通路部91aにより案内されてきた遊技球をその排出孔95を介して遊技領域15内に案内する排出案内部91bが設けられている。
この排出案内部91bは、一対の側壁部92,93と共に通路壁部材90を構成するもので、例えば一対の側壁部92,93間を接続するように一体に形成された板状部材で構成され、前透明板85の背面側に近接又は当接する位置と排出孔95の発射方向下流側縁部とをなめらかな曲面で接続している。なお、側壁部92,93の発射方向下流側端部近傍は、排出案内部91bの曲面に沿うようにその前縁側が曲線状に形成されている。
また、排出孔95には、遊技領域15側から発射案内通路91側への遊技球の戻りを防止する戻り防止部材97が設けられている。この戻り防止部材97は、例えば面外方向に容易に弾性変形可能な例えば金属製の薄板で、排出孔95を略塞ぐように例えば後透明板86側に固定されている。
上記構成のパチンコ機において、遊技者が発射ハンドル11aを操作すると、発射手段11の発射駆動ソレノイド63が作動して、打撃槌62がその発射ハンドル11aの操作量に対応する所定の強さで間欠的に揺動を繰り返すと共に、これと連動して球送り手段72により上皿7側の遊技球が球送り排出口74を介して発射レール61上に1個ずつ供給され、これによって遊技球が発射レール61に沿って発射される。
発射された遊技球は、発射レール61からファール球案内通路66上を通過し、更に中継レール67を経て、透明板受けレール84側の欠落部84aを介して発射案内通路流入口94からガラス扉4側の上向き案内通路部91aに流入する。そして、十分な速度で上向き案内通路部91aを上向きに走行した遊技球は、その上端側で排出案内部91bにより後ろ向きに進路を変えつつ後透明板86側の排出孔95を介して遊技領域周壁部16の内面側に沿って遊技領域15の上部側に排出される。
以上のように、本発明のパチンコ機では、発射手段11により発射された遊技球を遊技領域15の上部側に案内する発射案内通路91のうち、少なくとも遊技領域15の前側に対応する部分を、ガラス扉4に装着された2枚の透明板85,86の間に配置しているため、発射された遊技球が通過する領域によって遊技盤12側の遊技領域15が圧迫されることがなく、その分だけ遊技領域15を広く確保することが可能である。
また、発射案内通路91が遊技盤12とは別に設けられているため、遊技盤12を交換して機種変更を行う場合に、発射案内通路91は交換することなく引き続き使用することができ、機種変更時のコストを削減できる利点もある。
発射案内通路91は、発射手段11により発射された遊技球を上向きに案内する上向き案内通路部91aと、この上向き案内通路部91aの発射方向下流端側に接続され且つ上向き案内通路部91aにより案内されてきた遊技球を後透明板86側に設けられた排出孔95を介して遊技領域15内に案内する排出案内部91bとを備えているため、発射案内通路91を2枚の透明板85,86の間に配置しつつ、発射された遊技球を遊技領域15側に案内できる。
2枚の透明板85,86と、それら2枚の透明板85,86の間に配置され且つそれらに略垂直な一対の側壁部92,93とで上向き案内通路部91aが形成されているため、構成が簡単で、しかも上向き案内通路部91a内については、通常のパチンコ機と同じく、遊技者の遊技領域15への視線を遮るものは2枚の透明板85,86のみであるため、遊技者は上向き案内通路部91aの後側の遊技領域15内を従来通り視認できる利点がある。
2枚の透明板85,86のうちの後透明板86が合成樹脂により形成され、側壁部92,93をその後透明板86側に一体に形成しているため、部品点数は増加せず、また組み立て工程も簡略化できる。
排出案内部91bは、一対の側壁部92,93間を接続するように形成された板状部材で構成され、2枚の透明板85,86のうちの前透明板85の背面側に近接又は当接する位置と排出孔95の発射方向下流側縁部とを滑らかに接続する曲面状に形成されているため、簡単な構成で、発射球をガラス扉4側の2枚の透明板85,86間からその後側の遊技領域15側にスムーズに案内できる。
更に、排出案内部91bを、合成樹脂製の後透明板86側に一体に形成しているため、部品点数は増加せず、組み立て工程も簡略化できる。
図10及び図11は本発明の第2の実施形態を例示し、透視窓80を有する開閉扉側に発射手段11を設けた例を示している。
本実施形態のパチンコ機は、前枠2の前側に、第1の実施形態におけるガラス扉4と上皿扉5とが一体化された開閉扉4′が装着されている。即ち、開閉扉4′は、遊技盤12側の遊技領域15の前側に対応する透視窓80を有し、遊技盤12の前側に対応するように配置される扉枠81と、この扉枠81の前面側に装着された合成樹脂製の扉カバー82と、扉枠81の裏側に固定された左右一対の透明板保持レール83,83と、この透明板保持レール83,83の下端部間で扉枠81の裏側に固定された透明板受けレール84と、左右の透明板保持レール83,83間に上側から挿入された前透明板85及び後透明板86と、下部支承板14の前側に対応して設けられる上皿台板71と、その上皿台板71の前側に配置される上皿7及びそれを覆う上皿カバー8とを備え、扉枠81と上皿台板71とが例えば1枚の金属板を成形することにより一体に形成されている。
そして、球送り手段72だけでなく、発射手段11、中継レール67についても開閉扉4′側に装着されている。
即ち、発射手段11を構成する打撃槌62、発射駆動ソレノイド63、発射球ストッパー65等が、取付板64を介して例えば上皿台板71の背面側に装着されている。また、球送り手段72は、発射レール61の前側に対応して例えば上皿台板71の前面側に装着されており、発射手段11側の発射動作と同期して球送り駆動手段73が作動することにより、上皿7側の遊技球を、上皿台板71に設けられた球送り排出口74を介して発射レール61上に1個ずつ供給するようになっている。
また、発射レール61の下流側には、ファール球案内通路66を挟んで中継レール67が配置され、例えば上皿台板71の背面側に固定されている。
以上説明した以外の部分、例えば透明板85,86及びそれらの間に配置された発射案内通路91等については、第1の実施形態と略同様に構成されている。
このように、発射経路を形成する発射手段11、中継レール67、発射案内通路91等を1つの開閉扉4′上に設けることで、それら各部の相対位置にズレが生じ難く、発射精度のバラツキ等を防止できる利点がある。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、実施形態では、2枚の透明板85,86について、前透明板85をガラス板、後透明板86を合成樹脂板としたが、例えば透明板85,86の両方とも合成樹脂により形成してもよい。
前透明板85を合成樹脂で形成し、通路壁部材90をこの前透明板85側に一体に設け、後透明板86側に設けた排出孔95を介して遊技領域15側に排出するように構成してもよい。
また、通路壁部材90は透明板85,86に一体に設ける必要はなく、透明板85,86のうちの少なくとも一方に着脱可能に装着してもよい。
また、通路壁部材90は、開閉扉側の所定部分、例えば透明板保持レール83、透明板受けレール84等に一体に形成し、又は着脱可能に装着してもよい。
また、通路壁部材90の支持構造は任意であり、例えば透明板85,86ではなく開閉扉の透明板保持レール83、透明板受けレール84等に固定してもよい。
通路壁部材90を透明板85,86に一体に設けない場合には、透明板85,86を共にガラス板とし、後透明板86側に排出孔95を設けてもよい。
通路壁部材90の構成は任意であり、断面コの字型に形成して前後の透明板85,86の何れか一方との間に発射案内通路91を形成するようにしてもよいし、単独で発射案内通路91を構成するように筒状に形成してもよい。
発射案内通路91の配置形状や配置位置は、遊技領域15の形状や発射手段11の配置位置等に応じて適宜変更すればよい。例えば、発射手段11を左側端部近傍に設ける場合には、発射案内通路91の発射方向上流側が略垂直上向きとなるように配置すればよい。
透明板85,86の支持構造や装着方向等は任意であり、例えば透視窓80に対して横向きに着脱するようにしてもよいし、透視窓80に対して後側から前後方向に着脱するように構成してもよい。
更に、実施形態ではパチンコ機を例に挙げて説明したが、アレンジボール機、雀球遊技機、その他の各種の弾球遊技機においても同様に実施可能であることは言うまでもない。
本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の全体斜視図である。 本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の上皿扉を除いた状態での正面図である。 本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の背面図である。 本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の横断面図である。 本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の縦断面図である。 本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の遊技盤の正面図である。 本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機のガラス扉の背面図である。 本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機のガラス扉の分解斜視図である。 本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の発射案内通路の要部拡大断面図である。 本発明の第2の実施形態を示すパチンコ機の縦断面図である。 本発明の第2の実施形態を示すパチンコ機の開閉扉の背面図である。
符号の説明
4 ガラス扉(開閉扉)
4′ 開閉扉
11 発射手段
12 遊技盤
15 遊技領域
80 透視窓
85 前透明板(透明板)
86 後透明板(透明板)
90 通路壁部材
91 発射案内通路
91a 上向き案内通路部
91b 排出案内部
92 側壁部
93 側壁部
95 排出孔

Claims (7)

  1. 前面側に遊技領域(15)が設けられた遊技盤(12)と、遊技球を発射する発射手段(11)と、該発射手段(11)により発射された遊技球を前記遊技領域(15)の上部側に案内する発射案内通路(91)と、前記遊技領域(15)の前側に対応する透視窓(80)を有する開閉扉(4)(4′)とを備えた弾球遊技機において、前記透視窓(80には、前後に所定の間隔をあけて略平行に配設された2枚の透明板(85)(86)が装着され、前記発射案内通路(91)のうち、少なくとも前記遊技領域(15)の前側に対応する部分を前記2枚の透明板(85)(86)の間に配置したことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記2枚の透明板(85)(86)のうちの少なくとも一方と、それら2枚の透明板(85)(86)の間に配置された通路壁部材(90)とで前記発射案内通路(91)が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 前記2枚の透明板(85)(86)のうち、前記遊技領域(15)側の後透明板(86)が合成樹脂により形成され、前記通路壁部材(90)を前記後透明板(86)側に一体に形成したことを特徴とする請求項2に記載の弾球遊技機。
  4. 前記通路壁部材(90)は、前記発射手段(11)により発射された遊技球を上向きに案内する上向き案内通路部(91a)と、該上向き案内通路部(91a)の発射方向下流端側に接続され且つ前記上向き案内通路部(91a)により案内されてきた遊技球を、前記2枚の透明板(85)(86)のうち、前記遊技領域(15)側の後透明板(86)側に設けられた排出孔(95)を介して前記遊技領域(15)内に案内する排出案内部(91b)とを備えたことを特徴とする請求項2又は3に記載の弾球遊技機。
  5. 前記上向き案内通路部(91a)は、前記2枚の透明板(85)(86)に略垂直な一対の側壁部(92)(93)により構成されていることを特徴とする請求項4に記載の弾球遊技機。
  6. 前記排出案内部(91b)は、前記一対の側壁部(92)(93)間を接続するように形成された板状部材で構成され、前記後透明板(86)の前側の前透明板(85)の背面側に近接又は当接する位置と前記排出孔(95)の発射方向下流側縁部とをなめらかに接続する曲面状に形成されていることを特徴とする請求項5に記載の弾球遊技機。
  7. 前記開閉扉(4)(4′)側に前記発射手段(11)を設けたことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の弾球遊技機。
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