JP2006258186A - 管接続用治具 - Google Patents

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Norio Tanno
範男 丹野
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Abstract

【課題】 物差し等を必要とすることなく、一人で管路の配管敷設作業を行える管接続用治具を提供する。
【解決手段】 接続される一方の管2の端部外周に着脱自在に装着される管接続用治具1であって、軸方向に沿って2分割された円弧状の分割把持片111、112同士の一端がヒンジ結合され、他端同士が開閉可能に嵌合連結され、一方の分割把持片111の端面から、異径ソケット継手3の径大側受口31内に挿入接続される管の挿入長さを示す表示部12が一体に延設されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、塩化ビニル樹脂等の樹脂管同士を管継手を用いて接続する際に、継手内に挿入される管の挿入長さを、確実にかつ容易に所定長さにすることができる管接続用治具に関する。
例えばビル等の壁面に、長尺の塩化ビニル樹脂管(以下、塩ビ管という)の雨水排水管路を上下方向に配管敷設する場合、所定長さの定尺管同士を同径タイプのソケット継手で接着接続し、所定の個所を固定バンド等の管固定具で固定して管路としている。しかしながら、外気温の変動によって雨水排水管路の長さが伸び縮みするので、同管路の一部にその伸縮を吸収する手段を設ける必要がある。
雨水排水管路の一部で伸縮を吸収させるには、一般的にはつぎのようにしている。なお、管路の配管敷設作業は下側から上側に向かって行っていくという前提で説明する。まず、下側から塩ビ管同士を同径タイプのソケット継手を用いて接着接続していき、接着が完了したら予め壁面の所定位置に固定されている固定バンドにて管路を固定する。そして、途中で、下側の塩ビ管の上端部に同径タイプのソケット継手の下部受口を接着接続する。つぎに、このソケット継手の上部受口内に異径ソケット継手の径小側差口を接着接続する。そして、この異径ソケット継手の径大側受口内に上側の塩ビ管の下端部を所定の長さ位置まで差し込み、固定バンドにて同塩ビ管を固定する。なお、この場合は、異径ソケット継手と塩ビ管との接続は接着剤を用いない。つぎに、同塩ビ管の上端部に同径タイプのソケット継手の下部受口を接着接続し、同ソケット継手の上部受口に上側に隣接する塩ビ管を順番に接着接続していくことで配管敷設作業を完了する。なお、必要であれば、上記と同様に異径ソケット継手を用いて、管路の途中にさらに伸縮吸収部を形成する。
ところで、上記従来のやり方では、異径ソケット継手の径大側受口内に差し込まれる塩ビ管の差込長さを物差しを用いて測定し、塩ビ管の外周面にその目印線を罫書く作業が必要となる。また、管路の配管敷設作業を行う時期によって、すなわち冬場にやるのか、あるいは夏場にやるのかによって、塩ビ管の差込長さも変化させる必要がある。しかも、塩ビ管を差し込んで位置決めしてから、同塩ビ管を固定バンドにて固定するには一人で行うことはできず、二人で行わなければならなかった。このため施工費用がかさむという問題点があった。
なお、ステンレス等の金属管(たてとい)を接続する場合、例えば、外パイプと内パイプより構成され、外パイプの内周に内パイプが摺動自在に配置され、この外パイプと内パイプの間にたてとい差し込み用の隙間が周設されている金属製たてとい継手が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平9−4154号公報(請求項1、図1)
本発明は、物差し等を必要とすることなく、一人で管路の配管敷設作業を行える管接続用治具を提供する目的でなされたものである。
請求項1記載の本発明は、管同士を管継手を用いて接続する際に、接続される一方の管の端部外周に着脱自在に装着される管接続用治具であって、軸方向に沿って2分割された分割把持片同士の一端がヒンジ結合され、他端同士が開閉可能に嵌合連結され、一方の分割把持片の端面から、前記管継手内に挿入接続される管の挿入長さを示す表示部が一体に延設されていることを特徴とする管接続用治具。
本発明の管接続用治具は、一方の分割把持片の端面から、管継手内に挿入接続される管の挿入長さを示す表示部が一体に延設されているので、接続される一方の管の端部外周に本発明の管接続用治具を装着するだけで、管の挿入長さの位置決めを正確かつ簡単に行うことができる。そして、管接続用治具が2分割された分割把持片からなり、2つの分割把持片同士の一端がヒンジ結合され、他端同士が開閉可能に嵌合連結されて、管の端部に着脱自在に装着可能とされているので、管接続用治具の位置替えが容易であり、固定バンド等による管の固定作業を一人で行うことができる。
以下、図面を参照して本発明を説明する。
図1は、本発明の管接続用治具の一例を示すものであり、(a)は平面図、(b)は正面図である。管接続用治具1は硬質塩化ビニル樹脂製のものであり、短管状の把持環11が軸方向に沿って2分割された分割把持片111、112同士が突き合わされて、突き合わされた分割把持片の一端同士がヒンジ状に開閉自在に連結され、一方、分割把持片の他端同士が受け掛け構造で掛け止めされるようにされている。従って、分割把持片111、112同士を容易に開閉できるので、管接続用治具1を管2の外周に着脱できる。なお、分割把持片111、112はともに射出成形法で成形されたものである。
把持環11の内径は、適用される管2の外径に合わせて決められる。管接続用治具1は硬質塩化ビニル樹脂製のものであるから弾力性に富み、従って、管の端部21に掛り止めされた場合に、確実に固定されて位置ずれが生じない。
一方の分割把持片111の端面から、異径ソケット継手3の径大側受口31内に挿入接続される管の挿入長さを示す表示部12が軸方向に一体に延設されている。この場合、把持環11の底辺から表示部12の先端までの長さが、異径ソケット継手3の径大側受口31内に挿入接続される管の挿入長さに対応するようになっている。従って、この管接続治具1の底辺を接続される管2の端面21と一致するように管2の外周に装着することで、表示部12が物差しとして機能するのである。なお、表示部12には目盛り13が付されている。
図2は図1の管接続用治具1を挿入接続する管2の端部外周に仮固定した状態を示す正面図、図3は図2の状態から管2の挿入長さに対応する分だけ管接続用治具1の固定位置をずらして管接続用治具1を装着固定した状態を示す正面図、図4は図3の状態の管端部を異径ソケット継手3の径大側受口31内に挿入接続した状態を示す半縦断面図、図5は図4の状態から管接続治具1を取り外して接続が完了した状態を示す半縦断面図である。
先ず、図2に示されるように、管接続治具1の把持環11の掛り止めを開き、接続される管2の管端面21と管接続用治具1の底面とを一致させて、分割片111と112とを掛り止めし、管接続用治具1を仮固定する。
異径ソケット継手3に差し込まれる長さを、表示部12の先端面を目印として計測し、管2の端部外表面の計測された位置に目印線22を罫書く。
次いで、図3に示されるように、管接続用治具1の仮止めを外し、管接続用治具1の底面を、管2の外表面に罫書かれた目印線22と一致するように移動させて再び装着固定する。
図3に示す状態の管2の下端部21を、図4に示されるように、異径ソケット継手3の径大側受口31内に、接着剤を塗布せずに、差し込む。その際、管接続用治具1の下端面(底面)が異径ソケット継手3の径大側受口313の端面に突き当たり、それ以上は異径ソケット継手3の奥側に下端部21は差し込まれず、管2の差し込み長さが固定され確定する。
この状態で、管2の要所を予め壁面の所定位置に固定されている固定バンド(図示せず)で固定する。このように、管2の異径ソケット継手3の径大側受口31内への差し込み長さが固定されているので、取り付け作業中は、管2と異径ソケット継手3との相対的な位置が変わらず、一人で取り付け作業を行える。
固定バンドによる管2の固定が完了したら、図5に示されるように、管接続用治具1を取り外し、管2の接続が完了する。
本発明の管接続用治具の一例を示す平面図および側面図である。 図1の管接続用治具を挿入接続する管の端部外周に仮固定した状態を示す正面図である。 図2の状態から管の挿入長さに対応する分だけ管接続用治具の固定位置をずらして管接続用治具を装着固定した状態を示す正面図である。 図3の状態の管端部を異径ソケット継手内に挿入接続した状態を示す半縦断面図である。 図4の状態から管接続治具を取り外して接続が完了した状態を示す半縦断面図である。
符号の説明
1 管接続用治具
11 把持環
111、112 分割把持片
12 表示部
14 底辺
2 管
21 管端面
22 目印線
3 異径ソケット継手
31 管接続口

Claims (1)

  1. 管同士を管継手を用いて接続する際に、接続される一方の管の端部外周に着脱自在に装着される管接続用治具であって、軸方向に沿って2分割された分割把持片同士の一端がヒンジ結合され、他端同士が開閉可能に嵌合連結され、一方の分割把持片の端面から、前記管継手内に挿入接続される管の挿入長さを示す表示部が一体に延設されていることを特徴とする管接続用治具。
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