JP2006257517A - 金属微粒子分散体の製造方法、該方法で製造された金属微粒子分散体を用いた導電性インキ、および非接触型メディア - Google Patents
金属微粒子分散体の製造方法、該方法で製造された金属微粒子分散体を用いた導電性インキ、および非接触型メディア Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006257517A JP2006257517A JP2005078428A JP2005078428A JP2006257517A JP 2006257517 A JP2006257517 A JP 2006257517A JP 2005078428 A JP2005078428 A JP 2005078428A JP 2005078428 A JP2005078428 A JP 2005078428A JP 2006257517 A JP2006257517 A JP 2006257517A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal
- particle dispersion
- fine particle
- acrylate
- conductive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Manufacture Of Metal Powder And Suspensions Thereof (AREA)
- Electrodes Of Semiconductors (AREA)
- Conductive Materials (AREA)
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
Abstract
【解決手段】還元剤を含む非水性溶媒中に、金属化合物を添加して金属化合物を還元する金属微粒子分散体の製造方法、該方法で製造される金属微粒子分散体および金属粉を含む導電性インキ、および該導電性インキを用いて形成された導電回路と、該導体回路に導通された状態で実装されたICチップとを具備する非接触型メディア。
【選択図】なし
Description
また、最近ではナノオーダーの金属微粒子を併用することによって、0.1〜5μm程度の薄膜で10-6Ω・cmオーダーの体積抵抗値が得られることが知られているが、この抵抗値を発現させるためには、200℃以上の高温で1時間程度焼成しなければならず、ICカードやICタグ用途で通常使用されるプラスチック基材や紙基材への適用が困難であった。
また、本発明は、流動性および安定性に優れ、低温かつ短時間の乾燥(硬化)条件で、優れた導電性と塗膜性能を持った導電回路を形成できる導電性インキの提供を目的とする。
また、本発明は、薄膜で高い導電性を発現する導体回路を具備する非接触型メディアの提供を目的とする。
本発明の金属微粒子分散体の製造方法において、金属化合物を水溶液として添加し、金属化合物を還元した後に、水相を除去することが好ましく、さらに、非水性溶媒が顔料分散剤を含むことが好ましい。また、金属化合物を構成する金属は、IB族またはVIII族の金属であることが好ましい。
また、本発明の非接触型メディアは、基材上に、本発明の導電性インキを用いて形成された導電回路と、該導体回路に導通された状態で実装されたICチップとを具備することを特徴とする。
本発明の導電性インキを使用することによって、非接触型メディアの実用性が高まり、低コスト化が可能になった。
まず、本発明の金属微粒子分散体の製造方法について説明する。
本発明の金属微粒子分散体の製造方法では、還元剤を含む非水性溶媒中に、金属化合物を添加して金属化合物を還元する。金属化合物は、水溶液として添加することが好ましく、金属化合物を水溶液として添加した場合には、金属化合物を還元した後に水相を除去する。また、金属化合物の還元を行う際には、顔料分散剤等の分散剤が存在していることが好ましい。
金属化合物の具体例としては、塩化金酸、塩化白金酸、塩化銀等の塩化物、硝酸銀等の硝酸塩、酢酸銀、酢酸銅(II)等の酢酸塩、過塩素酸銀等の過塩素酸塩、硫酸銅(II)等の硫酸塩が挙げられる。
金属化合物は、一種を単独で、または2種以上を組み合わせて用いることができる。
また、非水性溶媒としては、反応性有機溶剤を用いることもできる。反応性有機溶剤としては特に限定されず、例えば、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリレート化合物、ビニルエーテル化合物、ポリアリル化合物等が挙げられる。非水性溶媒として反応性有機溶剤を使用した場合は、必要に応じて他の導電性粉末や、光重合開始剤等の添加剤を金属微粒子分散体に加えて、紙、フィルム等の上に塗布し、加熱、活性エネルギー線の照射等により硬化させることで、溶剤を乾燥させる工程を経ずに塗膜化することが可能である。
非水性溶媒は、1種を単独で、または2種以上を組み合わせて用いることができる。
還元剤は、そのまま添加しても、水に溶解して水溶液として添加してもよい。そのまま添加する場合の還元剤の濃度は特に限定されないが、効率よく還元反応を進めるためには、非水性溶媒と還元剤の合計重量を基準(100重量%)として5〜70重量%であることが好ましい。また、還元剤を水溶液として添加する場合の濃度も特に制限されないが、効率よく還元反応を進めるためには、非水性溶媒と還元剤と水との合計重量を基準(100重量%)として1〜50重量%であることが好ましい。
金属化合物に対する還元剤の使用量については、還元剤の種類や濃度によっても異なるが、通常は金属化合物の溶液から金属が還元析出するのに必要な、化学量論比で金属化合物の1倍以上の量を使用すればよい。還元後に水相を除去する際には余剰の還元剤も一緒に除去できるため、その上限は特に定められるものではないが、洗浄工程やコストを考えると、還元剤の使用量は化学量論比で金属化合物の6倍以下であることが好ましい。
顔料分散剤としては、一般に顔料分散剤として市販されているものを使用することができる。
リン酸基を有する市販の顔料分散剤としては、例えば、ビックケミー・ジャパン株式会社製のDisperbyk−110、Disperbyk−111、Disperbyk−180、Disperbyk−182、Disperbyk−2000、Disperbyk−2001等が挙げられる。
その他の顔料分散剤としては、例えば、味の素ファインテクノ株式会社製のPN411、アジスパーPA111、コグニスジャパン株式会社製のTEXAPHOR−UV20、TEXAPHOR−UV21、TEXAPHOR−UV61、ビックケミー・ジャパン株式会社製のDisperbyk−103、Disperbyk−106等が挙げられる。
顔料分散剤は、1種を単独で、または2種以上を組み合わせて用いることができる。
また、本発明の金属微粒子分散体の製造方法において、金属化合物の還元反応は、大気中で行っても差し支えないが、生成した金属微粒子の酸化や硫化を防ぐ、または酸素が存在することによる副反応の生成を防ぐため、窒素雰囲気下で行うことが好ましい。
さらに、金属化合物を還元する際には、紫外線、超音波等を照射し、還元反応を促進させてもよい。
また、非水性溶媒を完全に除去した後、目的に応じて合成時と異なる溶媒を加えて再分散させ、任意の濃度の金属微粒子分散体に調整することも可能である。このときの溶媒は非水性溶媒でも水性溶媒でもよいが、顔料分散剤を用いる場合には顔料分散剤が溶解する溶媒が好ましい。
本発明の方法で製造される金属微粒子の粒子径は、必要に応じて調節可能であるが、0.1〜200nmであることが好ましく、さらに好ましくは1〜100nmである。粒子径は、粒子合成時の反応条件、還元剤、顔料分散剤、原料濃度等により調整が可能である。
本発明の導電性インキは、本発明の方法で製造される金属微粒子分散体および金属粉を含むものである。金属粉は、箔状、フレーク状、球状、針状、鱗片状、板状、樹枝状、その他いずれの形状のものでもよく、これらの混合物を使用することもできる。
インキの導電性、流動性の点からは、フレーク状、球状、箔状の金属粉が好ましい。フレーク状の金属粉としては、平均円相当径(金属粉の投影面積と同じ面積を持つ円の直径の平均値)が1〜10μmのものが好ましく、球状の金属粉としては、平均粒子径が1〜10μmのものが好ましい。さらに、フレーク状の場合は、タップ密度が2.0〜6.0g/cm3、比表面積が0.2〜2.0m2/gの粉末が好ましく、球状の場合は、タップ密度が1.5〜6.0g/cm3、比表面積が0.1〜2.5m2/gの粉末が好ましい。
箔状金属粉の平均円相当径:aは、金属粉の電子顕微鏡画像をLUZEX(株式会社ニレコ製)等の画像解析装置で解析することにより求めることができる。また、平均厚さ:bは、例えば箔状金属粉を含む塗膜の電子顕微鏡写真をLUZEX等の画像解析装置で画像解析することにより求めることができる。
本発明で使用される金属粉の金属の種類としては、例えば、金、銅、白金、パラジウム、タングステン、チタン、インジウム、イリジウム、ロジウム、コバルト、鉄、ニッケル、銀メッキ銅、銀−銅複合体、銀−銅合金、アモルファス銅等の金属を用いることができる。なかでも、導電性、コストの点で銀が好ましい。
導電性インキ中の金属微粒子と金属粉の混合比は、印刷適性に優れた導電性インキを得て、導電回路として十分な抵抗値を得ることができることから、重量比で金属微粒子/金属粉=5/95〜50/50であることが好ましく、5/95〜40/60であることがより好ましい。金属微粒子の混合比が上記範囲より少ない場合は、導電性インキの流動性向上効果が不十分であり、上記範囲より多い場合は、塗膜物性が低下する。
本発明の導電性インキには、他の導電性物質、例えば、金属で被覆した無機物粉末、酸化銀、酸化インジウム、酸化アンチモン、酸化亜鉛、酸化スズ、アンチモンドープ酸化スズ、インジウム−スズ複合酸化物等の金属酸化物、またはカーボンブラック、グラファイト等を含有させることができる。これらの導電性物質は、2種類以上を組み合わせて用いてもよい。
樹脂としては、例えば、ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、アルキッド樹脂、ブチラール樹脂、アセタール樹脂、ポリアミド樹脂、アクリル樹脂、スチレン−アクリル樹脂、スチレン樹脂、ニトロセルロース、ベンジルセルロース、スチレン−無水マレイン酸樹脂、ポリブタジエン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、塩化ビニル酢酸ビニル共重合体樹脂、フッ素樹脂、シリコン樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、マレイン酸樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、ケトン樹脂、ロジン、ロジンエステル、塩素化ポリオレフィン樹脂、変性塩素化ポリオレフィン樹脂、塩素化ポリウレタン樹脂等から選ばれる1種または2種以上を、印刷方法の種類及び使用基材の種類や、非接触メディアの用途に応じて使用することができる。
(メタ)アクリレート化合物のうち、単官能(メタ)アクリレート化合物としては、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)アクリレート、ブタンジオールモノアクリレート、2−(ジメチルアミノ)エチル(メタ)アクリレート、2−(ジエチルアミノ)エチルメタクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、2−メトキシエチルアクリレート、N−ビニルカプロラクタム、N−ビニルピロリドン、アクリロイルモルフォリン、N−ビニルホルムアミド、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、ジシクロペンタニル(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレート、イソボニル(メタ)アクリレート、フェノキシ(メタ)アクリレート、イソデシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、2−フェノキシエチル(メタ)アクリレート、イソオクチル(メタ)アクリレート、メトキシトリエチレングリコールアクリレート、2−エトキシエチルアクリレート、3−メトキシブチルアクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、2−(2−エトキシエトキシ)エチルアクリレート、ブトキシエチルアクリレート、エトキシジエチレングリコールアクリレート、メトキシジプロピレングリコールアクリレート、メチルフェノキシエチルアクリレート、ジプロピレングリコール(メタ)アクリレート、2−アクリロイロキシエチルヘキサヒドロフタレート、(メタ)アクリロイロキシエチルサクシネート、2−(メタ)アクリロイロキシエチル2−ヒドロキシプロピルフタレート、2−ヒドロキシ−3−アクリロイロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−メタクリロイロキシエチルイソシアネート等が挙げられる。
多官能のビニルエーテル化合物としては、エチレングリコールジビニルエーテル、ジエチレングリコールジビニルエーテル、トリエチレングリコールジビニルエーテル、ペンタエリスリトールジビニルエーテル、プロピレングリコールジビニルエーテル、ジプロピレングリコールジビニルエーテル、ネオペンチルグリコールジビニルエーテル、1,4−ブタンジオールジビニルエーテル、1,6−ヘキサンジオールジビニルエーテル、トリメチロールプロパンジビニルエーテル、1,4−ジヒドロキシシクロヘキサンジビニルエーテル、1,4−ジヒドロキシメチルシクロヘキサンジビニルエーテル、ビスフェノールAジエトキシジビニルエーテル、グリセロールトリビニルエーテル、ソルビトールテトラビニルエーテル、トリメチロールプロパントリビニルエーテル、ペンタエリスリトールトリビニルエーテル、ペンタエリスリトールテトラビニルエーテル、ジペンタエリスリトールヘキサビニルエーテル、ジトリメチロールプロパンテトラビニルエーテル等が挙げられる。
液状媒体としては、担体として用いる樹脂、導電回路を形成する基材、印刷方法等の種類に応じて、エステル系溶剤、ケトン系溶剤、グリコールエーテル系溶剤、脂肪族系溶剤、芳香族系溶剤、アルコール系溶剤、水等を使用することができ、2種類以上を混合して使用することもできる。
光重合開始剤としては、ベンゾフェノン系、チオキサントン系、アセトフェノン系、ベンゾイン系、アシルフォスフィンオキサイド系、ビスイミダゾール系、アクリジン系、カルバゾール−フェノン系、トリアジン系、オキシム系等の光重合開始剤を使用することができる。
また、樹脂の前駆体を含む本発明の導電性インキには、導電性インキの安定性を高める目的で、(熱)重合禁止剤を含ませることができる。(熱)重合禁止剤としては、例えば、ハイドロキノン、ハイドロキノンモノメチルエーテル、p−ベンゾキノン、2,6−t−ブチル−p−クレゾ−ル、2,3−ジメチル−6−t−ブチルフェノール、アンスラキノン、フェノチアジン、N−ニトロソフェニルヒドロキシルアミンアルミニウム塩等が挙げられる。
本発明の導電性インキは、金属微粒子分散体と、金属粉を秤取った後、用途、基材に応じて選択した樹脂および/または樹脂の前駆体を加え、更に必要に応じて可塑剤、滑剤、分散剤、レベリング剤、消泡剤、耐電防止剤、酸化防止剤、キレート剤等の添加剤を混合して、従来公知の方法で、例えばミキサー、ディソルバー、フーバーマーラー、3本ロールミル、サンドミル等を用いて分散することにより製造することができる。本発明の導電性インキは、金属微粒子および金属粉を含むことで、流動性、分散安定性が容易に確保されるため、簡単に分散することができる。
本発明の導電性インキを、使用用途に応じて紙、プラスチック等の基材の片面または両面上に、フレキソ印刷、グラビア印刷、グラビアオフセット印刷、オフセット印刷、ロータリースクリーン印刷、レタープレス等、従来公知の印刷方法を用いて印刷することで導電回路を形成することができる。
プラスチック基材としては、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、セロハン、塩化ビニル、塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリビニルアルコール、エチレン−ビニルアルコール共重合体、ナイロン、ポリイミド、ポリカーボネート等の通常のタグ、カードとして使用されるプラスチックからなる基材を使用することができる。
また、導電回路上に接着剤を塗布し、そのまま絵柄等を印刷した紙基材やプラスチックフィルムを接着、またはプラスチックの溶融押出し等によりラミネートして非接触メディアを得ることもできる。勿論、あらかじめ粘着剤、接着剤が塗布された基材を使用することもできる。
加熱は、熱ロールまたは熱プレスロールを通して行っても良い。熱ロールまたは熱プレスロールを通して加熱することによって、導電回路の抵抗値が安定し、ひいては非接触型メディアとして電波の送受信の安定化につながるため好ましい。
[実施例1]
セパラブル4口フラスコに冷却管、温度計、窒素ガス導入管、攪拌装置を取り付け、窒素ガスを導入しながらトルエン91.1部、および顔料分散剤としてソルスパース36000(アビシア株式会社製、重量平均分子量約50000)1.9部を仕込み溶解させた。35%ジメチルアミノエタノール水溶液54.3部を室温で攪拌しながら滴下し、均一な液滴を生成させた後、1M硝酸銀水溶液100部を滴下し、50℃に昇温して反応を進行させた。水相を取り出し、数回蒸留水で洗浄・分離を繰返すことで過剰の還元剤と不純物の洗浄を行い、銀微粒子分散体を得た。得られた銀微粒子分散体は、流動性があり、417nmに強い吸収を持ち、銀微粒子の平均粒子径が5nm±2nmと均一であり、銀濃度は65%であった。この銀微粒子分散体は、40℃で1ヶ月保存した後でも、吸収、粒子径ともに安定であった。
顔料分散剤をソルスパース32000(アビシア株式会社製、重量平均分子量約50000)に変更した以外は、実施例1と同様にして銀微粒子分散体を得た。得られた銀微粒子分散体は、流動性があり、420nmに強い吸収を持ち、銀微粒子の平均粒子径が7nm±3nmと均一であり、銀濃度は80%であった。この銀微粒子分散体は、40℃で1ヶ月保存した後でも、吸収、粒子径ともに安定であった。
35%ジメチルアミノエタノール水溶液54.3部を30%ヒドラジン水溶液39.0部に変更した以外は、実施例2と同様にして銀微粒子分散体を得た。得られた銀微粒子分散体は、流動性があり、418nmに強い吸収を持ち、銀微粒子の平均粒子径が5nm±2nmと均一であり、銀濃度は70%であった。この銀微粒子分散体は、40℃で1ヶ月保存した後でも、吸収、粒子径ともに安定であった。
顔料分散剤の添加量を1.9部から0.5部に変更した以外は、実施例2と同様にして銀微粒子分散体を得た。得られた銀微粒子分散体は、440nmにブロードな吸収を持ち、銀微粒子の平均粒子径が20nm±10nmであり、銀濃度は65%であった。この銀微粒子分散体は、40℃で1ヶ月保存した後でも、吸収、粒子径ともに安定であった。
セパラブル4口フラスコに冷却管、温度計、窒素ガス導入管、攪拌装置を取り付け、窒素ガスを導入しながらトルエン95部、およびソルスパース32000(アビシア株式会社製、重量平均分子量約50000)3.3部を仕込み溶解させた。35%ジメチルアミノエタノール水溶液27.1部を室温で攪拌しながら滴下し、均一な液滴を生成させた後、1M塩化金酸水溶液100部を滴下し、50℃に昇温して反応を進行させた。水相を取り出し、数回蒸留水で洗浄・分離を繰返すことで過剰の還元剤と不純物の洗浄を行い、金微粒子分散体を得た。得られた金微粒子分散体は、流動性があり、530nmに強い吸収を持ち、金微粒子の平均粒子径が10nm±5nmと均一であり、金濃度は55%であった。この金微粒子分散体は、40℃で1ヶ月保存した後でも、吸収、粒子径ともに安定であった。
セパラブル4口フラスコに冷却管、温度計、窒素ガス導入管、攪拌装置を取り付け、窒素ガスを導入しながら1M硝酸銀水溶液を100部仕込み、攪拌しながらソルスパース32000(アビシア株式会社製、重量平均分子量約50000)1.9部を、トルエン10.8部中に溶解させた溶液を滴下した。室温で30分攪拌した後、ジメチルアミノエタノール38.1部を滴下し、そのまま室温で一晩攪拌し反応を進行させた。水相を取り出し、数回蒸留水で洗浄・分離を繰返すことで過剰の還元剤と不純物の洗浄を行い、銀微粒子分散体を得た。得られた銀微粒子分散体は、ペースト状であり、希釈すると430nmにブロードな吸収を持ち、銀微粒子の平均粒子径が25nm±10nmであり、銀濃度は50%であった。この銀微粒子分散体は、40℃で1ヶ月保存すると粒子径が50nmとなった。
セパラブル4口フラスコに冷却管、温度計、窒素ガス導入管、攪拌装置を取り付け、窒素ガスを導入しながら1M硝酸銀水溶液を100部仕込み、攪拌しながらソルスパース32000(アビシア株式会社製、重量平均分子量約50000)3.8部を、トルエン10.8部中に溶解させた溶液を滴下した。室温で30分攪拌した後、30%ヒドラジン水溶液39.0部を滴下し、そのまま室温で一晩攪拌し反応を進行させたところ、反応中から沈殿物が生じた。水相を取り出し、数回蒸留水で洗浄・分離を繰返すことで過剰の分散剤と不純物の洗浄を行行い、銀微粒子分散体を得た。得られた銀微粒子分散体は、ペースト状であり、稀釈すると430nm近辺にブロードな吸収を持ち、銀微粒子の平均粒子径が60nm±30nmで粗大粒子を含むものであり、銀濃度は40%であった。この銀微粒子分散体は、40℃で1ヶ月保存すると凝集し、沈殿した。
実施例1で得られた銀微粒子分散体6.2部、フレーク状金属粉(福田金属箔粉工業株式会社製「AgC−A」、平均円相当径3.7μm、タップ密度3.1g/cm3、比表面積0.8m2/g)76部、ポリエステルアクリレート(ダイセル・ユーシービー株式会社製「Ebecryl80」)17.8部、光重合開始剤(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ株式会社製「イルガキュア907」)2部を混合し、ディソルバーを用いて30分間撹拌して導電性インキを得た。次に、この導電性インキを用いて、CI型フレキソ印刷機(W&H社製「SOLOFLEX」、アニロックス:120線/インチ)でポリエステルフィルム(ユニチカ株式会社製「エンブレットSA」、厚さ50μm)に、幅3mmの導電回路パターンを印刷し紫外線を照射して導電回路を形成した。なお、この時の紫外線照射量は300mJ/cm2とした。更に、この導電回路に、ロール温度:120℃、プレス圧力:5kg/cm、ライン速度:15m/分の条件で、圧着機を用いて熱ロールプレス処理を行った。
実施例2で得られた銀微粒子分散体10.6部、球状金属粉(METALOR社製、「C−0083P」、平均粒子径1.3μm、タップ密度2.5g/cm3、比表面積1.7m2/g)76.5部、ポリウレタン樹脂(荒川化学工業株式会社製、「ポリウレタン75」)12.9部、液状媒体(イソプロピルアルコール/酢酸エチル=85/15、重量比)42.9部を混合し、ディソルバーを用いて30分間撹拌して導電性インキを得た。次に、この導電性インキを用いて、実施例6と同様にして導電回路パターンをフレキソ印刷、乾燥して導電回路を形成した。なお、印刷機の乾燥温度は実測値で50℃に設定した。
実施例3で得られた銀微粒子分散体5.4部、箔状金属粉(福田金属箔粉工業株式会社製「ナノメルトAg−XF301」、平均円相当径6.0μm、平均厚さ0.1μm)71.3部、ポリウレタン樹脂(荒川化学工業株式会社製、「KL424」)23.4部、液状媒体(トルエン/メチルエチルケトン=1/1、重量比)53.8部を混合し、ディソルバーを用いて30分間撹拌して導電性インキを得た。次に、この導電性インキを用いて、小型グラビア印刷機でポリエステルフィルム(ユニチカ株式会社製「エンブレットSA」、厚さ50μm)に、幅3mmの導電回路パターンを印刷、乾燥して導電回路を形成した。なお、この時の乾燥機の温度は実測値で50℃に設定した。更に、実施例6と同様に導電回路に熱ロールプレス処理を行った。
実施例4で得られた銀微粒子分散体13.8部、球状金属粉(METALOR社製、「C−0083P」、平均粒子径1.3μm、タップ密度2.5g/cm3、比表面積1.7m2/g)25部、箔状金属粉(福田金属箔粉工業株式会社製「ナノメルトAg−XF301」、平均円相当径6.0μm、平均厚さ0.1μm)56部、ポリウレタン樹脂(荒川化学工業株式会社製、「KL424」)5.2部、液状媒体(トルエン/メチルエチルケトン=1/1、重量比)53.8部を混合し、ディソルバーを用いて30分間撹拌して導電性インキを得た。次に、この導電性インキを用いて、実施例8と同様にして導電回路を形成した。
実施例5で得られた金微粒子分散体7.3部、フレーク状金属粉(福田金属箔粉工業株式会社製「AgC−A」、平均円相当径3.7μm、タップ密度3.1g/cm3、比表面積0.8m2/g)76部、ポリエステルアクリレート(ダイセル・ユーシービー株式会社製「Ebecryl80」)16.7部、光重合開始剤(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ株式会社製「イルガキュア907」)2部を混合し、ディソルバーを用いて30分間撹拌して導電性インキを得た。次に、この導電性インキを用いて、実施例6と同様にして導電回路を形成した。
比較例1で得られた銀微粒子分散体17部、球状金属粉(METALOR社製、「C−0083P」)、平均粒子径1.3μm、タップ密度2.5g/cm3、比表面積1.7m2/g)76.5部、ポリウレタン樹脂(荒川化学工業株式会社製、「ポリウレタン75」)6.5部、液状媒体(イソプロピルアルコール/酢酸エチル=85/15、重量比)42.9部を混合し、ディソルバーを用いて30分間撹拌して導電性インキを得た。次に、この導電性インキを用いて、実施例6と同様にして導電回路を形成した。
比較例2で得られた銀微粒子分散体10部、フレーク状金属粉(福田金属箔粉工業株式会社製、「AgC−A」、平均円相当径3.7μm、タップ密度3.1g/cm3、比表面積0.8m2/g)76部、ポリエステルアクリレート(ダイセル・ユーシービー株式会社製「Ebecryl80」)14部、光重合開始剤(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ株式会社製「イルガキュア907」)2部を混合し、ディソルバーを用いて30分間撹拌して導電性インキを得た。次に、この導電性インキを用いて、実施例6と同様にして導電回路を形成し、同様に熱ロールプレス処理を行った。
[インキ流動性]
導電性インキを所定量容器に秤り取り、B型粘度計を使用して、6回転及び60回転の粘度を25℃環境下で測定した。次に、チキソトロピックインデックス値(TI値)、即ち(6回転時の粘度)÷(60回転時の粘度)の値をそれぞれ算出して、三段階で評価した。
○:流動性良好、TI値<2.0
△:使用可能な範囲、2.0≦TI値≦8.0
×:流動性悪い、TI値>8.0
導電回路を30mm間隔で4箇所はさみ、その抵抗値を四探針抵抗測定器(三和電気計器株式会社製「DR−1000CU型」)で測定した。導電回路の膜厚を膜厚計(株式会社仙台ニコン製「MH−15M型」)で測定し、得られた抵抗値と膜厚から体積抵抗値を算出した。
ポリエステルフィルム(ユニチカ株式会社製「エンブレットSA」、厚さ50μm)上に印刷によって形成された導電回路に、セロハン粘着テープ(ニチバン株式会社製、幅12mm)を貼り付け、セロハン粘着テープを急激に引き剥がした時、剥離した塗膜の程度を評価した。
○:ほとんど剥離しない(剥離面積10%未満)
△:部分的に剥離した(剥離面積10%以上50%未満)
×:ほとんど剥離した(剥離面積50%以上)
導電回路の抵抗値を測定後に、導電回路面を内側にして180°折り曲げ、ついで導電回路面を外側にして180°折り返してから、再び抵抗値を測定して体積抵抗値を算出し、折り曲げ前後での体積抵抗値の変化を三段階で評価した。
○:体積抵抗値の変化が20%未満
△:体積抵抗値の変化が20%以上30%未満
×:体積抵抗値の変化が30%以上
導電回路に、Alien Technology社製ICストラップを用いてICチップを実装してICタグを作製し、同社製2.45GHzパッシブ開発キットを使用して、得られたICタグとの通信可能距離(cm)を測定した。
一方、比較例3、4においては、比較例1および2で得られた粒径分布の広い金属微粒子分散体を用いているため、流動性向上の効果が得られず、また、折り曲げ後の抵抗値変化も大きく、基材密着性、耐折り曲げ性、体積抵抗値、およびICタグ通信距離において十分な性能が得られなかった。
b:平均厚さ
Claims (8)
- 還元剤を含む非水性溶媒中に、金属化合物を添加して金属化合物を還元することを特徴とする金属微粒子分散体の製造方法。
- 金属化合物を水溶液として添加し、金属化合物を還元した後に、水相を除去することを特徴とする請求項1記載の金属微粒子分散体の製造方法。
- 非水性溶媒が顔料分散剤を含む請求項1または2記載の金属微粒子分散体の製造方法。
- 金属化合物を構成する金属が、IB族またはVIII族の金属である請求項1〜3いずれか記載の金属微粒子分散体の製造方法。
- 請求項1〜4いずれか記載の方法で製造される金属微粒子分散体。
- 請求項5記載の金属微粒子分散体および金属粉を含む導電性インキ。
- 金属粉が銀粉である請求項6記載の導電性インキ。
- 基材上に、請求項6または7記載の導電性インキを用いて形成された導電回路と、該導体回路に導通された状態で実装されたICチップとを具備する非接触型メディア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005078428A JP4993869B2 (ja) | 2005-03-18 | 2005-03-18 | 金属微粒子分散体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005078428A JP4993869B2 (ja) | 2005-03-18 | 2005-03-18 | 金属微粒子分散体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006257517A true JP2006257517A (ja) | 2006-09-28 |
JP4993869B2 JP4993869B2 (ja) | 2012-08-08 |
Family
ID=37097094
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005078428A Expired - Fee Related JP4993869B2 (ja) | 2005-03-18 | 2005-03-18 | 金属微粒子分散体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4993869B2 (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008088253A (ja) * | 2006-09-29 | 2008-04-17 | Fujifilm Corp | インク組成物 |
JP2008088228A (ja) * | 2006-09-29 | 2008-04-17 | Fujifilm Corp | インクジェット用インク組成物、及び、これを用いた画像形成方法並びに記録物 |
JP2009191320A (ja) * | 2008-02-14 | 2009-08-27 | Ne Chemcat Corp | パラジウムサブナノ粒子の製造方法 |
JP2010520934A (ja) * | 2007-03-09 | 2010-06-17 | ドウジン セミケム カンパニー リミテッド | 黒色導電性ペースト組成物、これを含む妨害電磁波遮蔽フィルター、及び表示装置 |
CN101870832A (zh) * | 2010-05-06 | 2010-10-27 | 复旦大学 | 一种纳米银导电墨水的制备方法 |
JP2012184404A (ja) * | 2011-02-16 | 2012-09-27 | Fujifilm Corp | インクジェットインク組成物及びその製造方法、並びに、インクジェット記録方法 |
JP2013196997A (ja) * | 2012-03-22 | 2013-09-30 | Toray Ind Inc | 導電性組成物 |
WO2015163076A1 (ja) * | 2014-04-25 | 2015-10-29 | 株式会社ダイセル | 銀粒子塗料組成物 |
CN109517444A (zh) * | 2017-09-16 | 2019-03-26 | 施乐公司 | 使用光引发剂进行导电金属印刷的分子有机反应性油墨 |
CN113941711A (zh) * | 2021-09-28 | 2022-01-18 | 广东风华高新科技股份有限公司 | 一种强流动性微米银颗粒的制备方法及装置 |
JP7150962B1 (ja) | 2021-10-15 | 2022-10-11 | 信越化学工業株式会社 | ポリウレタン、ポリウレタンの製造方法、導電性ペースト組成物、導電配線および導電配線の製造方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63125605A (ja) * | 1986-11-14 | 1988-05-28 | Daido Steel Co Ltd | 金属微粉末の製造方法 |
JPH03253506A (ja) * | 1990-03-01 | 1991-11-12 | Titan Kogyo Kk | エマルション型液膜法を利用する貴金属微粒子の製造方法 |
JPH11319538A (ja) * | 1998-05-20 | 1999-11-24 | Nippon Paint Co Ltd | 貴金属又は銅のコロイドの製造方法 |
JP2004052042A (ja) * | 2002-07-19 | 2004-02-19 | Fuji Photo Film Co Ltd | 多元系合金ナノ粒子の製造方法 |
-
2005
- 2005-03-18 JP JP2005078428A patent/JP4993869B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63125605A (ja) * | 1986-11-14 | 1988-05-28 | Daido Steel Co Ltd | 金属微粉末の製造方法 |
JPH03253506A (ja) * | 1990-03-01 | 1991-11-12 | Titan Kogyo Kk | エマルション型液膜法を利用する貴金属微粒子の製造方法 |
JPH11319538A (ja) * | 1998-05-20 | 1999-11-24 | Nippon Paint Co Ltd | 貴金属又は銅のコロイドの製造方法 |
JP2004052042A (ja) * | 2002-07-19 | 2004-02-19 | Fuji Photo Film Co Ltd | 多元系合金ナノ粒子の製造方法 |
Cited By (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008088253A (ja) * | 2006-09-29 | 2008-04-17 | Fujifilm Corp | インク組成物 |
JP2008088228A (ja) * | 2006-09-29 | 2008-04-17 | Fujifilm Corp | インクジェット用インク組成物、及び、これを用いた画像形成方法並びに記録物 |
JP2010520934A (ja) * | 2007-03-09 | 2010-06-17 | ドウジン セミケム カンパニー リミテッド | 黒色導電性ペースト組成物、これを含む妨害電磁波遮蔽フィルター、及び表示装置 |
JP2009191320A (ja) * | 2008-02-14 | 2009-08-27 | Ne Chemcat Corp | パラジウムサブナノ粒子の製造方法 |
CN101870832A (zh) * | 2010-05-06 | 2010-10-27 | 复旦大学 | 一种纳米银导电墨水的制备方法 |
JP2012184404A (ja) * | 2011-02-16 | 2012-09-27 | Fujifilm Corp | インクジェットインク組成物及びその製造方法、並びに、インクジェット記録方法 |
JP2013196997A (ja) * | 2012-03-22 | 2013-09-30 | Toray Ind Inc | 導電性組成物 |
CN106232268A (zh) * | 2014-04-25 | 2016-12-14 | 株式会社大赛璐 | 银粒子涂料组合物 |
WO2015163076A1 (ja) * | 2014-04-25 | 2015-10-29 | 株式会社ダイセル | 銀粒子塗料組成物 |
KR20160149220A (ko) * | 2014-04-25 | 2016-12-27 | 주식회사 다이셀 | 은 입자 도료 조성물 |
JPWO2015163076A1 (ja) * | 2014-04-25 | 2017-04-13 | 株式会社ダイセル | 銀粒子塗料組成物 |
KR102321619B1 (ko) * | 2014-04-25 | 2021-11-05 | 주식회사 다이셀 | 은 입자 도료 조성물 |
CN109517444A (zh) * | 2017-09-16 | 2019-03-26 | 施乐公司 | 使用光引发剂进行导电金属印刷的分子有机反应性油墨 |
CN109517444B (zh) * | 2017-09-16 | 2022-04-01 | 施乐公司 | 使用光引发剂进行导电金属印刷的分子有机反应性油墨 |
CN113941711A (zh) * | 2021-09-28 | 2022-01-18 | 广东风华高新科技股份有限公司 | 一种强流动性微米银颗粒的制备方法及装置 |
CN113941711B (zh) * | 2021-09-28 | 2023-10-31 | 广东风华高新科技股份有限公司 | 一种强流动性微米银颗粒的制备方法及装置 |
JP7150962B1 (ja) | 2021-10-15 | 2022-10-11 | 信越化学工業株式会社 | ポリウレタン、ポリウレタンの製造方法、導電性ペースト組成物、導電配線および導電配線の製造方法 |
WO2023062922A1 (ja) * | 2021-10-15 | 2023-04-20 | 信越化学工業株式会社 | ポリウレタン、ポリウレタンの製造方法、導電性ペースト組成物、導電配線および導電配線の製造方法 |
JP2023059658A (ja) * | 2021-10-15 | 2023-04-27 | 信越化学工業株式会社 | ポリウレタン、ポリウレタンの製造方法、導電性ペースト組成物、導電配線および導電配線の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4993869B2 (ja) | 2012-08-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4993869B2 (ja) | 金属微粒子分散体の製造方法 | |
JP4839767B2 (ja) | 金属微粒子分散体の製造方法、該方法で製造された金属微粒子分散体を用いた導電性インキ、および導電性パターン。 | |
JP5071105B2 (ja) | 導電性インキ、導電回路、及び非接触型メディア | |
JP4983150B2 (ja) | 導電性被膜の製造方法 | |
JP5212108B2 (ja) | 導電性インキ、導電回路および非接触型メディア | |
US9982155B2 (en) | Photocurable electroconductive ink composition | |
JP2005539390A (ja) | 印刷方法及びソルダーマスクインク組成物 | |
US20070106017A1 (en) | Energy-curable coating compositions | |
JP4935175B2 (ja) | 金属微粒子分散体およびその製造方法 | |
JP2010160989A (ja) | 導電性被膜の製造方法 | |
JP4595353B2 (ja) | 導電性インキ、及びそれを用いた非接触型メディア | |
JP4639661B2 (ja) | 金属微粒子分散体の製造方法、該方法で製造された金属微粒子分散体を用いた導電性インキ、および非接触型メディア | |
JP2008189758A (ja) | 導電性インキ、導電回路および非接触型メディア | |
JP5066885B2 (ja) | 導電性インキ、導電回路および非接触型メディア | |
JP2010235738A (ja) | 導電性インキ | |
JP4892989B2 (ja) | 導電性インキ、導電回路および非接触型メディア | |
JP2009054344A (ja) | 導電性被膜の製造方法 | |
JP5352973B2 (ja) | 導電性被膜の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070904 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090728 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090908 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091106 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100803 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120314 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120508 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150518 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4993869 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |