JP2006256445A - ダンプトラックの速度表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 現在の走行制御モードを容易に確認できるとともにオートクルーズ制御とオートリタード制御における目標速度をそれぞれ容易に設定し確認可能なダンプトラックの速度表示装置を提供する。
【解決手段】 車体速度を速度スケール上で表示する速度メータ(20)は、現在の走行制御モードを表示する走行制御モード表示手段(C3)を有するとともに、走行制御モードに応じてオートクルーズ制御における目標速度及びオートリタード制御における目標速度のいずれか一方を速度スケール上に表示する目標速度表示手段(C2, C21, C22)を有する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、ダンプトラックの速度表示装置に係り、詳しくは、ダンプトラックのオートクルーズ制御とオートリタード制御における目標速度の設定と確認を行う技術に関する。
近年、通常走行の他、アクセルを自動制御するオートクルーズ制御やリタードブレーキを自動制御するオートリタード制御に走行制御モードを切り換えて走行可能なダンプトラックが開発され実用化されている。
このようなダンプトラックでは、鉱山や採石現場において、ダンプトラックのオペレータが作業場のレイアウト等に応じて通常走行からオートクルーズ制御やオートリタード制御に適宜切り換えるようにしている。
そして、オートクルーズ制御における目標速度やオートリタード制御における目標速度は、走行する路面の状況等により違ってくるため、当該ダンプトラックでは、オペレータが目標速度を路面の状況等に応じて適宜設定するようにしている。
ところで、このように目標速度を設定する際には、現在の走行制御モードや現在の目標速度に関する情報を簡単に知ることができることが望ましい。
そこで、例えば制限速度を数値入力により設定し表示するようなダンプトラックの車速制限装置や(特許文献1参照)、実際の車体速度とともに目標速度をも表示可能にした速度表示装置(特許文献2参照)が開示されている。
特許第3212234号公報 特許第3381026号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示される技術では、数値入力された制限速度を速度メータとは別の表示装置に表示するようにしており、ダンプトラックのオペレータが速度メータと車速制限の設定速度とを別々に確認しなければならないという問題がある。
また、特許文献2に開示される技術では、実際の車体速度と目標速度とを一つの表示装置に切り換えて表示しているため、実際の車体速度と目標速度とを同時に確認することができないという問題がある。
さらに、これら特許文献1、2に開示される技術の場合、走行制御の目標となる速度は一つであるため、オートクルーズ制御とオートリタード制御とで別々の目標速度設定が必要な場合には、現在の走行制御モードや現在の目標速度の確認等を含め、十分に対応できないという問題もある。
本発明はこのような問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、現在の走行制御モードを容易に確認できるとともにオートクルーズ制御とオートリタード制御における目標速度をそれぞれ容易に設定し確認可能なダンプトラックの速度表示装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1のダンプトラックの速度表示装置では、走行制御モードを通常走行モードとアクセルを自動制御するオートクルーズ制御モードとリタードブレーキを自動制御するオートリタード制御モードとに切り換えて車体速度を制御可能な制御手段を有したダンプトラックの速度表示装置であって、前記車体速度を速度スケール上で表示する速度メータを備え、該速度メータは、現在の走行制御モードを表示する走行制御モード表示手段を含んでなることを特徴する。
即ち、ダンプトラックが現在通常走行モード、オートクルーズ制御モード、オートリタード制御モードのいずれの走行制御モードであるかが速度メータ上に併せて表示される。
また、請求項2のダンプトラックの速度表示装置では、請求項1において、前記制御手段には、前記オートクルーズ制御における目標速度及び前記オートリタード制御における目標速度を設定する目標速度設定手段が接続され、前記速度メータは、さらに、走行制御モードに応じて前記オートクルーズ制御における目標速度及び前記オートリタード制御における目標速度のいずれか一方を前記速度スケール上に表示する目標速度表示手段を含んでなることを特徴する。
即ち、オートクルーズ制御における目標速度やオートリタード制御における目標速度が走行制御モードに応じて速度メータ上に併せて表示される。
また、請求項3のダンプトラックの速度表示装置では、請求項2において、前記目標速度表示手段は、前記速度スケール上に目盛り方向に延びる発色表示部を含み、前記オートクルーズ制御における目標速度及び前記オートリタード制御における目標速度を境界として該発色表示部を色分け表示することを特徴する。
即ち、速度スケール上の発色表示部がオートクルーズ制御における目標速度やオートリタード制御における目標速度を境に色分け表示される。
また、請求項4のダンプトラックの速度表示装置では、請求項2または3において、前記目標速度設定手段は、前記オートクルーズ制御における目標速度及び前記オートリタード制御における目標速度を前記速度スケール上に表示される目標速度の位置を移動させることで設定することを特徴する。
即ち、ダンプトラックが走行中であっても停車中であっても、オートクルーズ制御における目標速度やオートリタード制御における目標速度が速度スケール上に表示される目標速度の位置を移動させることで容易に設定される。
請求項1のダンプトラックの速度表示装置によれば、ダンプトラックが現在通常走行モード、オートクルーズ制御モード、オートリタード制御モードのいずれの走行制御モードであるかを速度メータを視るだけで容易に確認することができる。
請求項2のダンプトラックの速度表示装置によれば、オートクルーズ制御における目標速度やオートリタード制御における目標速度を速度メータを視るだけで容易に確認することができる。
請求項3のダンプトラックの速度表示装置によれば、オートクルーズ制御における目標速度やオートリタード制御における目標速度を発色表示部の色分け表示によって極めて容易に確認することができる。
請求項4のダンプトラックの速度表示装置によれば、オートクルーズ制御における目標速度やオートリタード制御における目標速度を速度スケール上に表示される目標速度の位置を移動させて設定するので、ダンプトラックが走行中であっても停車中であっても、目標速度を目視により確認しながら簡単な操作で容易に設定することができる。
以下、本発明に係るダンプトラックの速度表示装置の実施形態を図面に基づき説明する。
ダンプトラックは、例えば採石場等で使用される大型のダンプトラックであり、エンジン或いはモータにより駆動され、通常走行の他、アクセルを自動制御するオートクルーズ制御走行とリタードブレーキを自動制御するオートリタード制御走行とが可能に構成されている。
図1は、このようにオートクルーズ制御とオートリタード制御とが可能に構成された本発明に係るダンプトラックの速度表示装置を示すブロック図である。
同図に示すように、速度表示装置は、電子コントロールユニット(以下、ECU)10の入力インターフェース11に各種センサ類及びスイッチ類が接続される一方、出力インターフェース13に速度メータ20等が接続されて構成されている。
ECU10は、上記入力インターフェース11や出力インターフェース13の他、データの演算処理を行うCPU12、データを記憶するROM14及びRAM15を備えて構成されている。
詳しくは、入力インターフェース11には、車体速度(以下、車速ともいう)を検出する車速センサ2、エンジン或いはモータの動力を車輪に伝達する動力伝達装置を前進、後退及びニュートラルに切り換えるシフトレバー3のシフト位置センサ部が接続され、さらに、走行制御モードを通常走行モード、オートクルーズ制御モード(以下、オートクルーズモードともいう)、オートリタード制御モード(以下、オートリタードモードともいう)のいずれかのモードに切り換えるモードスイッチSW1、オートクルーズ制御及びオートリタード制御において目標速度を設定する設定スイッチSW2、オートクルーズ制御及びオートリタード制御において前回と同じ目標速度を再設定する再設定スイッチSW3、目標速度を加算するためのアップスイッチSW4、目標速度を減算するためのダウンスイッチSW5等(目標速度設定手段)が接続されている。
一方、出力インターフェース13には、速度メータ20の他、オートクルーズ制御の制御対象であるアクセル30及びオートリタード制御の制御対象であるリタードブレーキ40が接続されている。なお、アクセル30やリタードブレーキ40の構成については種々公知のものが適用され、ここでは説明を省略する。
速度メータ20は、運転室内の例えばインストルメントパネル(図示せず)にオペレータが視認し易いように設けられている。ここでは、表示装置として例えばカラー液晶ディスプレイがインストルメントパネルに設置されており、速度メータ20は当該カラー液晶ディスプレイ上に画像表示されている。
図2は速度メータ20の表示内容の一例を示す図である。同図に示すように、速度メータ20は、現在の車体速度を示す指針C1、車体速度を示す速度スケールを有するとともに予め設定された複数の色(例えば、緑色及び黄色)を一定の速度範囲毎(例えば、1km/h毎)に色分けして発色可能な目盛り領域(目標速度表示手段、発色表示部)C2、走行制御モードを示すための制御モード表示領域(走行制御モード表示手段)C3、オートクルーズ制御及びオートリタード制御の目標速度を設定するために適宜表示されるカーソルC4、当該カーソルC4を表示するカーソル表示領域C5から構成されている。
ROM14には、CPU12において走行制御処理を行うためのプログラムや速度メータ20の速度表示処理を行うためのプログラムとが保存されている。
RAM15は、上記入力インターフェース11からの情報に基づきCPU12で演算処理された上記目標速度や前回の目標速度等の種々のデータを一時的に記憶する機能を有している。
以下、このように構成された本発明に係るダンプトラックの速度表示装置の作用について説明する。
図3〜図5にはROM14に記憶された速度メータ20の速度表示処理ルーチンがフローチャートで示されており、図6乃至図9には速度表示処理ルーチンの実行結果に応じた速度メータ20の表示内容が示されており、以下、図6乃至図9を参照しながら図3〜図5のフローチャートに沿い説明する。
図3のステップS10では、車速センサ2からの車体速度情報に基づき現在の車体速度を更新する。そして、ステップS12において、指針C1を目盛り領域C2上で動かし、指針C1が当該車体速度に応じた目盛りを指し示すようにする。
ステップS14では、モードスイッチSW1の状態を判別する。即ち走行制御モードが通常走行モード、オートクルーズモード、オートリタードモードのいずれのモードであるかを判別する。判別により通常走行モードと判定された場合には、走行中では図6(a)に示すように、停車中では図7(a)に示すように、オートクルーズ制御とオートリタード制御を実行していないことを示すべく領域C3に例えば「OFF」を表示するとともに、目盛り領域C2の全域(0km/hから最大値まで)を同一色(例えば、緑色)とし、ステップS10に戻る。
[オートクルーズメータ処理:走行中]
ステップS14の判別により走行制御モードがオートクルーズモードと判定された場合には、ステップS16に進み、図4のオートクルーズメータ処理のルーチンを実行する。
オートクルーズメータ処理が開始されると、先ず、ステップS20では、図6(b)に示すように、領域C3にオートクルーズ制御を実行していることを示すべく例えば「Auto Cruise」を表示する(走行制御モード表示手段)。そして、前回設定されたオートクルーズ速度(目標速度、例えば20km/h)をRAM15から読出し、当該オートクルーズ速度を目盛り境界速度として目盛り領域C2を当該目盛り境界速度を境に色分け表示する。具体的には、例えば0km/hから目盛り境界速度(例えば、20km/h)までの目盛り領域C21を黄色とし、当該目盛り境界速度から最大値までの目盛り領域C22を緑色で表示する。さらに、オートクルーズモードをオートクルーズ速度を設定する速度設定モードに設定する。
ステップS22では、上記更新された現在の車体速度が0km/hであって且つシフトレバー3がニュートラル位置であるか否か、即ちダンプトラックが停車中であるか否かを判別する。判別結果が偽(No)で、ダンプトラックが走行中と判定された場合には、ステップS24に進む。
オートクルーズモードが速度設定モードであって、ダンプトラックが走行中である場合には、ステップS24において、現在の車体速度(例えば、15km/h)をカーソル速度とし、図6(b)に示すように、カーソルC4を指針C1に合わせるようにして領域C5に表示する。
ステップS26では、現在の車体速度を改めて更新するとともに、モードスイッチSW1、設定スイッチSW2、再設定スイッチSW3、アップスイッチSW4、ダウンスイッチSW5の操作内容を更新する。
ステップS28では、上記更新内容に基づき、オートクルーズモードが速度設定モードにあるか否かを判別する。オートクルーズメータ処理が開始された直後には、上述したようにオートクルーズモードは速度設定モードにあるため、判別結果は真(Yes)となり、ステップS29において速度メータ20をオートクルーズ速度設定メータ表示とし、ステップS30以降に進む(目標速度設定手段)。
ステップS30では、アップスイッチSW4またはダウンスイッチSW5が操作されたか否かを判別する。判別により、アップスイッチSW4及びダウンスイッチSW5のいずれも操作されていないと判定された場合には、そのままステップS36に進む。
一方、ステップS30の判別により、アップスイッチSW4が操作(ON)されたと判定された場合には、ステップS32に進み、カーソル速度を操作毎に所定量だけ加算し(例えば、+1km/h)、図6(c)に矢印で示すように、カーソルC4の表示位置を移動させる。
また一方、ステップS30の判別により、ダウンスイッチSW5が操作(ON)されたと判定された場合には、ステップS34に進み、カーソル速度を操作毎に所定量だけ減算し(例えば、−1km/h)、やはり図6(c)に矢印で示すように、カーソルC4の表示位置を移動させる。
ステップS36では、設定スイッチSW2或いは再設定スイッチSW3が操作されたか否かを判別する。判別により設定スイッチSW2及び再設定スイッチSW3のいずれも操作されていないと判定された場合には、ステップS26に戻り、当該ルーチンを繰り返し実行する。
一方、ステップS36の判別により、設定スイッチSW2が操作されたと判定された場合には、ステップS38に進み、目盛り境界速度をカーソル速度に設定する。即ち、アップスイッチSW4及びダウンスイッチSW5のいずれも操作されていない場合には、目盛り境界速度を現在の車体速度(例えば、15km/h)に設定し、アップスイッチSW4及びダウンスイッチSW5の少なくともいずれか一方が操作された場合には、目盛り境界速度を加算或いは減算されたカーソル速度に設定する。そして、ステップS40において、目盛り境界速度をオートクルーズ速度としてRAM15に記憶し、図6(d)に示すように、カーソルC4を消すとともに、例えば0km/hから目盛り境界速度(例えば、15km/h)までの目盛り領域C21を黄色とし、当該目盛り境界速度から最大値までの目盛り領域C22を緑色で表示し、オートクルーズモードを制御表示モードとする。
また一方、ステップS36の判別により、再設定スイッチSW3が操作されたと判定された場合には、そのままステップS40に進み、目盛り境界速度をカーソル速度とせず、前回設定されたオートクルーズ速度(例えば、20km/h)を再びオートクルーズ速度としてRAM15に記憶し、オートクルーズモードを制御表示モードとする。即ち、再設定スイッチSW3が操作された場合には、図6(e)に示すように、カーソルC4を消すとともに、例えば0km/hから目盛り境界速度(例えば、20km/h)までの目盛り領域C21を黄色のままに保持し、当該目盛り境界速度から最大値までの目盛り領域C22を緑色のままに保持する。
オートクルーズモードが制御表示モードとされると、ステップS28の判別結果は偽(No)となり、この場合には、ステップS41において速度メータ20をオートクルーズ制御メータ表示とし(目標速度表示手段)、当該ルーチンを終了する。
[オートクルーズメータ処理:停車中]
上記ステップS22の判別結果が真(Yes)で、ダンプトラックが停車中と判定された場合には、ステップS25に進む。
オートクルーズモードが速度設定モードであって、ダンプトラックが停車中である場合には、指針C1は動かないため、ステップS25において、図7(b)に示すように、目盛り境界速度、即ち前回設定されたオートクルーズ速度(例えば、15km/h)をカーソル速度とし、カーソルC4を当該目盛り境界速度に合わせるようにして領域C5に表示する。
そして、ダンプトラックが停車中である場合においても、ステップS26〜ステップS29を経た後、ステップS30において、アップスイッチSW4またはダウンスイッチSW5が操作されたか否かを判別する。判別により、アップスイッチSW4及びダウンスイッチSW5のいずれも操作されていないと判定された場合には、そのままステップS36に進む。
一方、ステップS30の判別により、アップスイッチSW4が操作(ON)された或いはダウンスイッチSW5が操作(ON)されたと判定された場合には、ステップS32或いはステップS34に進み、上記同様にカーソル速度を操作毎に所定量だけ加算或いは減算し(例えば、+1km/hまたは−1km/h)、図7(c)に矢印で示すように、カーソルC4の表示位置を移動させる。
そして、ステップS36の判別により、設定スイッチSW2が操作されたと判定された場合には、ステップS38に進み、上記同様に目盛り境界速度をカーソル速度に設定する。さらに、ステップS40において、目盛り境界速度をオートクルーズ速度としてRAM15に記憶し、図7(d)に示すように、カーソルC4を消すとともに、例えば0km/hから目盛り境界速度までの目盛り領域C21を黄色とし、当該目盛り境界速度から最大値までの目盛り領域C22を緑色で表示し、オートクルーズモードを制御表示モードとする。
また一方、ステップS36の判別により、再設定スイッチSW3が操作されたと判定された場合には、上記同様にそのままステップS40に進み、前回設定されたオートクルーズ速度(例えば、15km/h)を再びオートクルーズ速度としてRAM15に記憶し、オートクルーズモードを制御表示モードとする(図示せず)。
[オートリタードメータ処理:走行中]
ステップS14の判別により走行制御モードがオートリタードモードと判定された場合には、ステップS18に進み、図5のオートリタードメータ処理のルーチンを実行する。
オートリタードメータ処理が開始されると、先ず、ステップS50では、図8(a)に示すように、領域C3にオートリタード制御を実行していることを示すべく例えば「Auto Retard」を表示する(走行制御モード表示手段)。そして、前回設定されたオートリタード速度(目標速度、例えば20km/h)をRAM15から読出し、当該オートリタード速度を目盛り境界速度として目盛り領域C2を当該目盛り境界速度を境に色分け表示する。具体的には、上記オートクルーズ制御とは逆に、例えば0km/hから目盛り境界速度(例えば、20km/h)までの目盛り領域C21を緑色とし、当該目盛り境界速度から最大値までの目盛り領域C22を黄色で表示する。さらに、オートリタードモードをオートリタード速度を設定する速度設定モードに設定する。
ステップS52では、上記更新された現在の車体速度が0km/hであって且つシフトレバー3がニュートラル位置であるか否か、即ちダンプトラックが停車中であるか否かを判別する。判別結果が偽(No)で、ダンプトラックが走行中と判定された場合には、ステップS54に進む。
オートリタードモードが速度設定モードであって、ダンプトラックが走行中である場合には、ステップS54において、現在の車体速度(例えば、15km/h)をカーソル速度とし、図8(a)に示すように、カーソルC4を指針C1に合わせるようにして領域C5に表示する。
ステップS56では、現在の車体速度を改めて更新するとともに、モードスイッチSW1、設定スイッチSW2、再設定スイッチSW3、アップスイッチSW4、ダウンスイッチSW5の操作内容を更新する。
ステップS58では、上記更新内容に基づき、オートリタードモードが速度設定モードにあるか否かを判別する。オートリタードメータ処理が開始された直後には、上述したようにオートリタードモードは速度設定モードにあるため、判別結果は真(Yes)となり、ステップS59において速度メータ20をオートリタード速度設定メータ表示とし、ステップS60以降に進む(目標速度設定手段)。
ステップS60では、アップスイッチSW4またはダウンスイッチSW5が操作されたか否かを判別する。判別により、アップスイッチSW4及びダウンスイッチSW5のいずれも操作されていないと判定された場合には、そのままステップS66に進む。
一方、ステップS60の判別により、アップスイッチSW4が操作(ON)されたと判定された場合には、ステップS62に進み、カーソル速度を操作毎に所定量だけ加算し(例えば、+1km/h)、図8(b)に矢印で示すように、カーソルC4の表示位置を移動させる。
また一方、ステップS60の判別により、ダウンスイッチSW5が操作(ON)されたと判定された場合には、ステップS64に進み、カーソル速度を操作毎に所定量だけ減算し(例えば、−1km/h)、やはり図8(b)に矢印で示すように、カーソルC4の表示位置を移動させる。
ステップS66では、設定スイッチSW2或いは再設定スイッチSW3が操作されたか否かを判別する。判別により設定スイッチSW2及び再設定スイッチSW3のいずれも操作されていないと判定された場合には、ステップS56に戻り、当該ルーチンを繰り返し実行する。
一方、ステップS66の判別により、設定スイッチSW2が操作されたと判定された場合には、ステップS68に進み、目盛り境界速度をカーソル速度に設定する。即ち、アップスイッチSW4及びダウンスイッチSW5のいずれも操作されていない場合には、目盛り境界速度を現在の車体速度(例えば、15km/h)に設定し、アップスイッチSW4及びダウンスイッチSW5の少なくともいずれか一方が操作された場合には、目盛り境界速度を加算或いは減算されたカーソル速度に設定する。そして、ステップS70において、目盛り境界速度をオートリタード速度としてRAM15に記憶し、図8(c)に示すように、カーソルC4を消すとともに、例えば0km/hから目盛り境界速度(例えば、15km/h)までの目盛り領域C21を緑色とし、当該目盛り境界速度から最大値までの目盛り領域C22を黄色で表示し、オートリタードモードを制御表示モードとする。
また一方、ステップS66の判別により、再設定スイッチSW3が操作されたと判定された場合には、そのままステップS70に進み、目盛り境界速度をカーソル速度とせず、前回設定されたオートリタード速度(例えば、20km/h)を再びオートリタード速度としてRAM15に記憶し、オートリタードモードを制御表示モードとする。即ち、再設定スイッチSW3が操作された場合には、図8(d)に示すように、カーソルC4を消すとともに、例えば0km/hから目盛り境界速度(例えば、20km/h)までの目盛り領域C21を緑色のままに保持し、当該目盛り境界速度から最大値までの目盛り領域C22を黄色のままに保持する。
オートリタードモードが制御表示モードとされると、ステップS58の判別結果は偽(No)となり、この場合には、ステップS71において速度メータ20をオートリタード制御メータ表示とし(目標速度表示手段)、当該ルーチンを終了する。
[オートリタードメータ処理:停車中]
上記ステップS52の判別結果が真(Yes)で、ダンプトラックが停車中と判定された場合には、ステップS55に進む。
オートリタードモードが速度設定モードであって、ダンプトラックが停車中である場合には、指針C1は動かないため、ステップS55において、図9(a)に示すように、目盛り境界速度、即ち前回設定されたオートリタード速度(例えば、15km/h)をカーソル速度とし、カーソルC4を当該目盛り境界速度に合わせるようにして領域C5に表示する。
そして、ダンプトラックが停車中である場合においても、ステップS56〜ステップS59を経た後、ステップS60において、アップスイッチSW4またはダウンスイッチSW5が操作されたか否かを判別する。判別により、アップスイッチSW4及びダウンスイッチSW5のいずれも操作されていないと判定された場合には、そのままステップS66に進む。
一方、ステップS60の判別により、アップスイッチSW4が操作(ON)された或いはダウンスイッチSW5が操作(ON)されたと判定された場合には、ステップS62或いはステップS64に進み、上記同様にカーソル速度を操作毎に所定量だけ加算或いは減算し(例えば、+1km/hまたは−1km/h)、図9(b)に矢印で示すように、カーソルC4の表示位置を移動させる。
そして、ステップS66の判別により、設定スイッチSW2が操作されたと判定された場合には、ステップS68に進み、上記同様に目盛り境界速度をカーソル速度に設定する。さらに、ステップS70において、目盛り境界速度をオートリタード速度としてRAM15に記憶し、図9(c)に示すように、カーソルC4を消すとともに、例えば0km/hから目盛り境界速度までの目盛り領域C21を緑色とし、当該目盛り境界速度から最大値までの目盛り領域C22を黄色で表示し、オートリタードモードを制御表示モードとする。
また一方、ステップS66の判別により、再設定スイッチSW3が操作されたと判定された場合には、上記同様にそのままステップS70に進み、前回設定されたオートリタード速度(例えば、15km/h)を再びオートリタード速度としてRAM15に記憶し、オートリタードモードを制御表示モードとする(図示せず)。
以上説明したように、本発明に係るダンプトラックの速度表示装置では、速度メータ20の領域C3に現在の走行制御モードを表示するようにしているので、ダンプトラックのオペレータは速度メータ20を視るだけで現在の走行制御モードが通常走行モード、オートクルーズモード及びオートリタードモードのいずれであるかを容易に確認することができる。
また、オートクルーズモード及びオートリタードモードにおいては、設定されたオートクルーズ速度或いはオートリタード速度(目標速度)を目盛り境界速度とし、当該目盛り境界速度を境に速度メータ20の目盛り領域C2を色分け表示するようにしているので、オペレータは速度メータ20を視るだけでオートクルーズ速度或いはオートリタード速度を極めて容易に確認することができる。
さらに、オートクルーズモードやオートリタードモードが速度設定モードにあるときには、オートクルーズ速度或いはオートリタード速度(目標速度)を速度メータ20の領域C5に表示されるカーソルC4を移動させて目盛り領域C2の目盛り境界速度の位置を移動させることで設定するので、ダンプトラックが走行中であっても停車中であっても、オートクルーズ速度やオートリタード速度を目視により確認しながら簡単な操作で容易に設定することができる。
以上で本発明の実施形態の説明を終えるが、実施形態は上記に限られるものではない。
例えば、上記実施形態では、カーソルC4を移動させて目盛り領域C2の目盛り境界速度の位置を移動させることによりオートクルーズ速度やオートリタード速度(目標速度)を設定するようにしたが、カーソルC4を用いることなく目盛り領域C2で直接目盛り境界速度の位置を移動させながらオートクルーズ速度やオートリタード速度を設定するようにしてもよい。この場合、設定中であることを例えば目盛り領域C2を点滅等させて表示するのがよい。
また、上記実施形態では、オートクルーズ速度或いはオートリタード速度(目標速度)を目盛り境界速度とし、当該目盛り境界速度を境に速度メータ20の目盛り領域C2を色分け表示することでオートクルーズ速度やオートリタード速度を視認可能としたが、これに限られるものではなく、速度メータ20の速度スケール上に走行制御モードに応じてオートクルーズ速度やオートリタード速度を直接表示するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、速度メータ20がカラー液晶ディスプレイ上に画像表示される場合を例に説明したが、これに限られるものではなく、速度メータ20はCRT上に表示されるものであってもよいし、従来のアナログ式の速度メータを利用したものであってもよい。
本発明に係るダンプトラックの速度表示装置を示すブロック図である。 速度メータの表示内容の一例を示す図である。 速度メータの速度表示処理ルーチンを示すフローチャートである。 図3のフローチャートのうちオートクルーズメータ処理のルーチンを示す図である。 図3のフローチャートのうちオートリタードメータ処理のルーチンを示す図である。 走行中のオートクルーズメータ処理に伴う速度メータの表示内容を示す図である。 停車中のオートクルーズメータ処理に伴う速度メータの表示内容を示す図である。 走行中のオートリタードメータ処理に伴う速度メータの表示内容を示す図である。 停車中のオートリタードメータ処理に伴う速度メータの表示内容を示す図である。
符号の説明
2 車速センサ
3 シフトレバー
10 電子コントロールユニット(ECU)
20 速度メータ
30 アクセル
40 リタードブレーキ
SW1 モードスイッチ
SW2 設定スイッチ
SW3 再設定スイッチ
SW4 アップスイッチ
SW5 ダウンスイッチ
C1 指針
C2 目盛り領域(目標速度表示手段、発色表示部)
C3 制御モード表示領域(走行制御モード表示手段)
C4 カーソル
C5 カーソル表示領域

Claims (4)

  1. 走行制御モードを通常走行モードとアクセルを自動制御するオートクルーズ制御モードとリタードブレーキを自動制御するオートリタード制御モードとに切り換えて車体速度を制御可能な制御手段を有したダンプトラックの速度表示装置であって、
    前記車体速度を速度スケール上で表示する速度メータを備え、
    該速度メータは、現在の走行制御モードを表示する走行制御モード表示手段を含んでなることを特徴するダンプトラックの速度表示装置。
  2. 前記制御手段には、前記オートクルーズ制御における目標速度及び前記オートリタード制御における目標速度を設定する目標速度設定手段が接続され、
    前記速度メータは、さらに、走行制御モードに応じて前記オートクルーズ制御における目標速度及び前記オートリタード制御における目標速度のいずれか一方を前記速度スケール上に表示する目標速度表示手段を含んでなることを特徴する、請求項1記載のダンプトラックの速度表示装置。
  3. 前記目標速度表示手段は、前記速度スケール上に目盛り方向に延びる発色表示部を含み、前記オートクルーズ制御における目標速度及び前記オートリタード制御における目標速度を境界として該発色表示部を色分け表示することを特徴する、請求項2記載のダンプトラックの速度表示装置。
  4. 前記目標速度設定手段は、前記オートクルーズ制御における目標速度及び前記オートリタード制御における目標速度を前記速度スケール上に表示される目標速度の位置を移動させることで設定することを特徴する、請求項2または3記載のダンプトラックの速度表示装置。
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