JP2006255946A - 画像形成装置および画像形成方法 - Google Patents

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Shinichi Kawamura
慎一 河村
Masashi Torii
昌史 鳥居
Hitoshi Kondo
均 近藤
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Abstract

【課題】画像情報を印刷媒体に複写する際に、遠隔読み取り可能な所定の付加情報を簡易な構成で印刷媒体に記録可能な画像形成装置100を得ること。
【解決手段】印刷対象となる画像を印刷する画像形成装置100において、画像を用紙4に印刷するプリンタと、画像に付加された第1の付加情報を入力する情報入力部21と、情報入力部21に入力された第1の付加情報に基づいて、第2の付加情報を生成するとともに、生成した第2の付加情報を用紙4に付加する機密情報生成部24、タグ付加部16と、を備え、機密情報生成部24、タグ付加部16は、有機半導体素子を含む遠隔読み取り可能なICタグ8に第2の付加情報を入力し、第2の付加情報を入力したICタグ8を用紙4に付加する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、印刷媒体に画像情報とともに付加情報を付加する画像形成装置および画像形成方法に関するものである。
近年、機密文書の管理が重要となっている。機密文書の漏洩を防止するため、例えば印刷媒体(紙)に予め潜像を形成しておく方法や、機密文書を作成する際に印刷媒体に画像情報とともに潜像を形成する方法がある。そして、機密文書を複写等した場合に、画像情報とともに形成しておいた潜像を印刷媒体に現すことによって、印刷媒体が機密文書のコピー(不正コピー)であることを容易に識別させている。
しかしながら、このような方法では印刷媒体を視認できないような状況(機密文書のコピーを書類の間に挟んで外部に持ち出す)で不正コピー等を発見することができない。このため、機密文書のコピーが不正に外部に持ち出されても機密文書の漏洩を発見できないといった問題があった。
ところで、商品を販売する店舗等においては、磁性材で構成された情報装置を商品に取り付けておき、磁歪振動や大バルクハウゼン効果を用いて情報装置内の情報をリモートで検知する方法が採用されている。この方法では、店舗内の商品を持ち出す際に商品に取り付けられている情報装置から磁界が発生しないよう処理しなければ、店舗等の出口に設置される磁性材センサが磁性材から発せられる磁界をリモートで検知して商品の持ち出し(不正持ち出し)に警告を発している。これにより、商品が不正に店舗外に持ち出されることを防止している。
したがって、この技術を利用して機密文書に情報装置を取り付けておけば、機密文書が視認できない状況であっても、機密文書自体の不正な持ち出しを防止することが可能となる。しかしながら、このような技術を利用した場合であっても、機密文書が印刷媒体にコピーされてしまうと、コピーされた機密文書の不正な持ち出しを検出することができなくなる。
特許文献1に記載の付加情報記録装置は、プリンタに印刷された画像情報及びその画像情報に対応する機密管理情報を入力する情報入力部と、プリンタにより画像情報が印刷された用紙を取り込み、発熱抵抗体を通過させた後に排出する搬送機構と、磁性タグ形成部とを有している。そして、磁性タグ形成部が、搬送されてきた用紙に印刷された画像情報に対応する機密管理情報の内容に従って発熱抵抗体を発熱制御し、熱転写シートに含まれる磁性材を用紙に熱転写することによって機密管理情報の内容を表す磁性タグを用紙に形成している。
特開2004−110689号公報
しかしながら、上記従来技術では、付加情報を記録させるための装置構成が複雑となるため、装置が大型化したり製造コストがアップしたりするといった問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、画像情報を印刷媒体に複写する際に、遠隔読み取り可能な所定の付加情報を簡易な構成で印刷媒体に記録可能な画像形成装置および画像形成方法を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、印刷対象となる画像を印刷する画像形成装置において、前記画像を所定の用紙に印刷する印刷部と、前記画像に付加された第1の付加情報を入力する入力部と、前記入力部に入力された第1の付加情報に基づいて、第2の付加情報を生成するとともに、生成した第2の付加情報を前記用紙に付加する情報付加部と、を備え、前記情報付加部は、有機半導体素子を含む遠隔読み取り可能な情報記憶装置に前記第2の付加情報を入力し、前記第2の付加情報を入力した情報記憶装置を前記用紙に付加することを特徴とする。
また、請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、情報記憶装置は、無線ICタグであることを特徴とする。
また、請求項3にかかる発明は、請求項1または2に記載の画像形成装置において、印刷部は、電子写真画像形成手段によって前記画像を所定の用紙に印刷することを特徴とする。
また、請求項4にかかる発明は、印刷対象となる画像を印刷する画像形成方法において、前記画像を所定の用紙に印刷する印刷ステップと、前記画像に付加された第1の付加情報を入力する入力ステップと、前記入力部に入力された第1の付加情報に基づいて、第2の付加情報を生成するとともに、生成した第2の付加情報を前記用紙に付加する情報付加ステップと、を含み、前記情報付加ステップは、有機半導体素子を含む遠隔読み取り可能な情報記憶装置に前記第2の付加情報を入力し、前記第2の付加情報を入力した情報記憶装置を前記用紙に付加することを特徴とする。
請求項1にかかる発明によれば、印刷対象となる画像に付加された第1の付加情報に基づいて有機半導体素子を含む遠隔読み取り可能な情報記憶装置に第2の付加情報を入力するとともに、第2の付加情報を入力した情報記憶装置を画像を印刷する用紙に付加するので、情報記憶装置から第2の付加情報を容易に検出することが可能となる。したがって、機密文書の漏洩を容易に防止することが可能な画像のコピーを、簡易な構成で行うことが可能になるという効果を奏する。
また、請求項2にかかる発明によれば、情報記憶装置が無線ICタグであるので、無線電波を使った簡易な構成で情報記憶装置内の第2の付加情報を検出することが可能となる。したがって、機密文書の漏洩を容易に防止することが可能な画像のコピーを、より簡易な構成で行うことが可能になるという効果を奏する。
また、請求項3にかかる発明によれば、電子写真画像形成手段によって画像を所定の用紙に印刷するので、電子写真画像形成手段によって画像を印刷する場合であっても機密文書の漏洩を容易に防止することが可能な画像のコピーを、簡易な構成で行うことが可能になるという効果を奏する。
また、請求項4にかかる発明によれば、印刷対象となる画像に付加された第1の付加情報に基づいて有機半導体素子を含む遠隔読み取り可能な情報記憶装置に第2の付加情報を入力するとともに、第2の付加情報を入力した情報記憶装置を画像を印刷する用紙に付加するので、情報記憶装置から第2の付加情報を容易に検出することが可能となる。したがって、機密文書の漏洩を容易に防止することが可能な画像のコピーを、簡易な構成で行うことが可能になるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像形成装置の最良な実施の形態を詳細に説明する。なお、以下では印刷媒体(印刷用紙)に印刷する情報を画像情報とし、画像情報とともに記録媒体に付加される情報を付加情報として説明する。また、ここでの画像情報は情報漏洩を防止すべき機密文書を想定している。
(第1の実施の形態)
まず、本発明にかかる画像形成装置の概略と特徴を説明する。画像形成装置は、有機半導体装置(有機半導体素子)を含んで構成されるIC(Integrated Circuit)情報電子タグ(後述するICタグ8)を、画像情報を印刷した印刷媒体(後述する用紙4)に付加する。ICタグ8は、電子タグスマートカード等に適用されるICタグ8と同様の構成を有している。すなわち、ICタグ8は、半導体素子をエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂、プラスチック等の容器に埋め込むことによって構成している。
ICタグ8は、データの保存のための半導体メモリ(例えば64ビット)、処理ロジック、データを放送するためのアンテナを備えている。ICタグ8は、読み出し専用のROM(Read Only Memory)、電気的にプログラム可能又は消去可能なROM(EPROM(Erasable Programmable ROM)やEEPROM(Electronic EPROM))、フラッシュメモリ等を含んで構成されている。
ICタグ8は、入力されている情報の検出の信頼性を向上させるため、所定の無線周波数によってICタグ8内の情報が検出される。ICタグ8内の付加情報を読み出す際には、小型の電池、光起電性電力、熱変換器、外部から加えられた電磁エネルギに依存する誘導電力変換器、またはその他の適切な電源によってICタグ8に動力が供給される。そして、これらの起電力によってICタグ8内の付加情報をアンテナを介して送信する。ICタグ8内の付加情報を読み取るリーダ(読み取り装置)は、送信される付加情報を遠隔から読み取ることによって用紙4が機密文書のコピーであるか否かを判断する。
本実施の形態1においては、ICタグ8を有機半導体素子を用いた回路で形成することによって簡易な構成かつ低価格で用紙4に付加情報を付加する。例えば、ICタグ8の表面(貼り付け面)に熱溶融層を形成しておくとともに、熱溶融層とICタグ8の表面の間に粘着層を形成しておく。そして、ICタグ8を用紙4へ貼り付ける際には、熱溶融層を過熱することによって熱溶融層を溶融し、粘着層を介してICタグ8を用紙4に貼り付ける。
図1は、本発明の第1の実施の形態にかかる画像形成装置の構成を示すブロック図である。画像形成装置100は、原稿1の画像を画像情報として印刷媒体(以下、用紙4という)に印刷するプリンタ2、画像情報の印刷が完了した用紙4を搬送するとともに用紙4に付加情報(機密管理情報)を付加する情報付加部10を備えている。ここでの原稿1は、画像情報とともに機密情報を有している。なお、ここでのプリンタ2が特許請求の範囲に記載の印刷部に対応する。
情報付加部10は、タグ付加部16、制御回路20を備えている。制御回路20は、情報入力部21、搬送制御部22、機密情報生成部24を備えている。情報入力部21は、プリンタ2が読み取る原稿1の機密情報(機密管理情報)を入力する。ここでの機密情報は、画像情報が機密文書である旨を示す情報である。搬送制御部22は、プリンタ2から排出される用紙4のタグ付加部16における搬送に関する制御、ICタグ(情報記憶装置)8を用紙4に付加する際の制御を行なう。機密情報生成部24は、情報入力部21に入力された機密情報(第1の付加情報)に基づいて、有機半導体装置(有機半導体素子)を含んで構成されるICタグ8に付加情報(第2の付加情報)を入力する。ここでの付加情報は機密情報と同様の情報を含んでもよいし、機密情報がコピーされたことを示す情報を含んでもよい。タグ付加部16は、機密情報生成部24によって付加情報が入力されたICタグ8を用紙4に付加(貼り付ける)する。
図2は、タグ付加部16の構成を示す側面図である。タグ付加部16は、プリンタ2の用紙搬出側に設置されている。タグ付加部16は、用紙送りローラ12、ガイド用ローラ38、用紙搬出ローラ14、タグ貼り付けローラ34,36、発熱抵抗体32からなる。
用紙送りローラ12は、プリンタ2からの用紙4をタグ付加部16内に移動させる。ガイド用ローラ38は、用紙4にICタグ8を付加する際の用紙4を固定するとともに、用紙4を移動させる。用紙搬出ローラ14は、ICタグ8が付加された用紙4をタグ付加部16から搬出させる。タグ貼り付けローラ34,36、ICタグ8を用紙4に付加する際にICタグ8を移動させる。発熱抵抗体32は、発熱することによってICタグ8の熱溶融層を溶融させ、ICタグ8を用紙4に付加(貼り付け)する。
また、プリンタ2は、例えばトナー、インク等によって用紙4に情報を記録する印刷機構を有した製版装置等である。プリンタ2は、インクジェット法を用いて原稿1の画像情報を用紙4に印刷してもよいし、凸版印刷法を用いて原稿1の画像情報を用紙4に印刷してもよい。
つぎに、画像形成装置の動作手順について説明する。原稿1がプリンタ2に設定されると、プリンタ2が原稿1の機密情報を読み取り、読み取られた機密情報が情報入力部21に入力される。原稿1の機密情報の読み取りは、原稿1に印刷された機密情報を読み取ることとしてもよいし、原稿1に付加されたICタグから機密情報を読み取ることとしてもよい。
また、プリンタ2は、原稿1の画像情報に基づいて所定の画像(原稿1の画像)を用紙4に印刷する。プリンタ2で画像情報が印刷された用紙4は、プリンタ2から排出されてタグ付加部16に移動する。
制御回路20の機密情報生成部24は、情報入力部21に入力された機密情報に基づいてICタグ8に入力する付加情報を生成する。機密情報生成部24は、生成した付加情報をICタグ8に入力する。
搬送制御部22は、用紙送りローラ12を制御して用紙4をタグ付加部16内に移動させる。搬送制御部22は、ガイド用ローラ38、タグ貼り付けローラ34,36を制御して、用紙4をガイド用ローラ38とタグ貼り付けローラ34,36の間に移動させる。
搬送制御部22は、用紙4がガイド用ローラ38とタグ貼り付けローラ34,36の間に移動してくると、発熱抵抗体32を制御して付加情報が入力されたICタグ8を用紙4に貼り付ける。
ここでの搬送制御部22は、例えばICタグ8を用紙4上の所定の位置に配置する。そして、発熱抵抗体32を発熱させてICタグ8の熱溶融層を温め、熱溶融層を溶融させる。これにより、ICタグ8は粘着層を介して用紙4に貼り付けられる。
用紙4にICタグ8が貼り付けられると、搬送制御部22は、ガイド用ローラ38、用紙搬出ローラ14、タグ貼り付けローラ34,36を制御して、用紙4をタグ付加部16から搬出する。
ここで、ICタグ8内のIC基板の構成を説明する。図3は、IC基板の構成を説明するための図である。同図においては、ICタグ8内のIC基板の一部を図示している。なお、ここではトランジスタや誘電体メモリを1つしか図示していないが、ICタグ8内のIC基板(デバイス)は、複数のトランジスタや誘電体メモリが集積されて構成されている。また、図面に示す素子等は正確に縮尺したものではない。
IC基板には、基板52上に有機半導体層51を含む有機半導体素子が形成(積層)され、その積層方向上側に絶縁層53が形成される。絶縁層53の積層方向上側に下部電極55、誘電体層60、上部電極58からなる誘電体メモリが形成される。誘電体層60は、例えばFE(Ferroelectric)等の強誘電体によって構成される。
誘電体メモリは、絶縁層54によって、その積層方向上側および側面部が被覆される。さらに、絶縁層54の積層方向上側には、金属配線を絶縁するためのインターメタル誘電体層57が形成される。
なお、有機半導体層51によって形成される有機半導体素子は、金属配線層61によって接続されている。また、上部電極58は金属配線層59に接続され、下部電極55は金属配線層56によって接続されている。そして、金属配線層61,59は、金属配線層56によって接続されている。
図4は、有機半導体素子の構成の一例を示す図である。ここでは、有機半導体素子の一例として、代表的な有機TFT(Thin Film Transistor)の断面構造を示している。有機TFTは、基板46の積層方向上側にゲート電極45を積層し、ゲート電極45の積層方向上側に絶縁層44を積層している。そして、絶縁層44のの積層方向上側にソース電極41とドレイン電極42を配置し、有機半導体層43がソース電極41とドレイン電極42を被覆している。
ソース電極41とドレイン電極42の間に電圧をかけると、有機半導体層43を通じてソース電極41とドレイン電極42の間に電流が流れる。このとき、絶縁層44によって有機半導体層43と隔てられたゲート電極45に電圧を印加すると、電界効果によって有機半導体層43の電導度が変化する。これにより、ソース電極41とドレイン電極42の間に流れる電流を変調することが可能となる。
このように、本実施の形態1でのIC基板は、基板52の積層方向上部に有機半導体素子を形成し、さらにその積層方向上部に誘電体メモリを形成した構造になっている。ここでのIC基板は、例えば1つの有機誘電体メモリと2つのトランジスタを用いてメモリ動作させている。なお、同一平面状に無機の誘電体とトランジスタを組み合わせてIC基板を構成してもよい。また、1つの誘電体メモリと1つのトランジスタによってメモリ動作させてもよい。また、IC基板を、基板52の積層方向上部に誘電体メモリを形成し、さらにその積層方向上部に有機半導体素子を形成した構造としてもよい。
つぎに、コピーされた機密文書の持ち出しについて説明する。本実施の形態1の画像形成装置100は、例えば機密文書(原稿1)を保管する文書保管室等に設置される。また、文書保管室の出口にはICタグ8から送信される付加情報を読み取るリーダ装置が設置される。
画像形成装置100の使用者が、機密文書を画像形成装置100によって印刷すると、機密文書が印刷された用紙4にはICタグ8からなる付加情報が付加される。使用者が、付加情報の付加された用紙4を保管室から持ち出そうとすると、文書保管室の出口に設置されているリーダ装置によってICタグ8に入力されている付加情報が読み出される。このとき、リーダ装置と接続される警報装置から所定の警報音を発生させたり、警報装置が警告灯を点灯させることによって、機密文書のコピーが持ち出されることに対する警告を行う。
なお、本実施の形態1においては、ICタグ8を熱溶融層の溶融によって用紙4に貼り付けることとしたが、ICタグ8の用紙4への付加はこの方法に限られるものではない。例えば、ICタグ8の表面(貼り付け面)に粘着シールを形成しておき、粘着シールを介してICタグ8を用紙4に貼り付けてもよい。
また、本実施の形態1においては、画像形成装置100がタグ付加部16をプリンタ2を備える構成としたが、タグ付加部16を1つの装置として構成してもよい。また、本実施の形態1においては、画像情報を用紙4にコピーした後に、用紙4にICタグ8を付加することとしたが、用紙4にICタグ8を付加した後に、画像情報を用紙4にコピーしてもよい。
また、情報付加部10の制御回路20に原稿1の画像情報を入力し、入力された画像情報に基づいて、搬送制御部22が、印刷される画像の位置と重ならない位置にICタグ8を付加することとしてもよい。
このように、画像形成装置100がタグ付加部16を備えているので、用紙4に機密文書の画像情報を印刷した際に、コピーされた機密文書の不正な持ち出しを簡易に検出可能な付加情報をICタグ8によって用紙4に付加することが可能となる。
このように実施の形態1によれば、文書保管室等の特定領域からコピーされた機密文書を持ち出そうとした場合であっても、またコピーされた機密文書の存在を視認することができない場合にコピーされた機密文書を持ち出そうとした場合であっても、ICタグ8の付加情報をリーダ装置が読み取ることができるので、機密文書の漏洩を容易に未然防止することが可能となる。
(第2の実施の形態)
実施の形態1では、画像形成装置100がタグ付加部16を備える構成としたが、電子写真画像形成装置がタグ付加部16を備える構成としてもよい。電子写真画像形成装置としては、例えは高機能な複写機があげられる。すなわち、本実施の形態2においては、例えば複写機とタグ付加部16によって電子写真画像形成装置を構成する。
図5は、実施の形態2にかかる電子写真画像形成装置の概略構成図である。なお、ここではタグ付加部16を示さず、複写機等の画像情報を複写する部分を示している。電子写真画像形成装置101は、感光体71、除電ランプ72、帯電チャージャ73、イレーサ74、画像露光部75、現像ユニット76、転写前チャージャ77、レジストローラ78、転写紙79、転写チャージャ80、分離チャージャ81、分離爪82、クリーニング前チャージャ83、ファーブラシ84、クリーニングブラシ85を備えている。
感光体71は、導電層の支持体状に感光層とフィラーを含む最表層を有している。図5においては、感光体71がドラム状の形状である場合を示しているが、感光体71はシート状やエンドレスベルト状の形状であってもよい。
除電ランプ72は、除電を行う蛍光灯等の光源であり、画像露光部75は、画像の露光を行う蛍光灯等の光源である。画像露光部75には、例えば400〜450nmの範囲に発振波長を有するLD(Laser Diode)又はLED(Light Emitting Diode)を用いてもよい。また、画像露光部75は、所望の波長域の光のみを照射するために、シャープカットフィルター、バンドパスフィルター、近赤外カットフィルター、ダイクロイックフィルター、干渉フィルター、色温度変換フィルターなどの各種フィルターを用いてもよい。画像露光部75において、書き込み用の光源のビーム系は1200〜2400dpi相当の高解像度を達成するために10〜30μmであることが好ましい。これらの光源は、光照射を併用した転写工程、除電工程、クリーニング工程、または前露光などの工程の際に感光体71に光を照射する。
帯電チャージャ73、転写前チャージャ77、転写チャージャ80、分離チャージャ81、クリーニング前チャージャ83には、コロトロン、スコロトロン、固体帯電器(ソリッド・ステート・チャージャ)、帯電ローラ等の公知の手段が用いられる。転写手段には、前記固体帯電器を使用してもよいし、転写チャージャ80と分離チャージャ81を併用してもよい。
現像ユニット76は、感光体71上にトナーを現像し、転写紙79に転写する。ファーブラシ84、クリーニングブラシ85は、現像ユニット76によって転写されず感光体71上に残存したトナーを除去する。トナーのクリーニングは、クリーニングブラシ85だけで行なってもよい。また、クリーニングブラシ85にはファーブラシ、マグファーブラシ等の公知のものが用いられる。転写紙79は、実施の形態1で説明した用紙4に対応する。
電子写真感光体に正(負)帯電を施し、画像露光を行なうと、感光体表面上には正(負)の静電潜像が形成される。これを負(正)極性のトナー(検電微粒子)で現像すれば、ポジ画像が得られ、正(負)極性のトナーで現像すればネガ画像が得られる。これらの露光手段、現像手段には、公知の方法が適用される。また、除電手段にも公知の方法が用いられる。
電子写真画像形成装置の場合も、実施の形態1で説明した画像形成装置100と同様に、複写機等が複写対象の原稿1(機密文書)の画像情報を転写紙79に複写する。そして、複写機等が読み取った原稿1の機密情報に基づいて、タグ付加部16が付加情報を入力したICタグ8を転写紙79に付加する。
なお、本実施の形態2における電子写真画像形成装置101とは、電子写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するものである。そして、電子写真画像形成装置101は、例えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(レーザープリンタ、LEDプリンタ等)、ファクシミリ装置、ワードプロセッサ及びこれらの複合機(マルチファンクションプリンター等)が含まれる。
このように、実施の形態2によれば、実施の形態1と同様に、文書保管室等の特定領域からコピーされた機密文書を持ち出そうとした場合であっても、またコピーされた機密文書の存在を視認することができない場合にコピーされた機密文書を持ち出そうとした場合であっても、ICタグ8の付加情報をリーダ装置が読み取ることができるので、機密文書の漏洩を容易に未然防止することが可能となる。
第1の実施の形態にかかる画像形成装置の構成を示すブロック図である。 タグ付加部の構成を示す側面図である。 IC基板の構成を説明するための図である。 有機半導体素子の構成の一例を示す図である。 実施の形態2にかかる電子写真画像形成装置の概略構成図である。
符号の説明
1 原稿
2 プリンタ
4 用紙
8 ICタグ
10 情報付加部
12 用紙送りローラ
14 用紙搬出ローラ
16 タグ付加部
20 制御回路
21 情報入力部
22 搬送制御部
24 機密情報生成部
34,36 タグ貼り付けローラ
38 ガイド用ローラ
41 ソース電極
42 ドレイン電極
43,51 有機半導体層
44,53,54 絶縁層
45 ゲート電極
46,51 基板
55 下部電極
56,59,61 金属配線層
57 インターメタル誘電体層
58 上部電極
60 誘電体層
71 感光体
72 除電ランプ
73 帯電チャージャ
74 イレーサ
75 画像露光部
76 現像ユニット
77 転写前チャージャ
78 レジストローラ
79 転写紙
80 転写チャージャ
81 分離チャージャ
82 分離爪
83 クリーニング前チャージャ
84 ファーブラシ
85 クリーニングブラシ
100 画像形成装置
101 電子写真画像形成装置

Claims (4)

  1. 印刷対象となる画像を印刷する画像形成装置において、
    前記画像を所定の用紙に印刷する印刷部と、
    前記画像に付加された第1の付加情報を入力する入力部と、
    前記入力部に入力された第1の付加情報に基づいて、第2の付加情報を生成するとともに、生成した第2の付加情報を前記用紙に付加する情報付加部と、
    を備え、
    前記情報付加部は、有機半導体素子を含む遠隔読み取り可能な情報記憶装置に前記第2の付加情報を入力し、前記第2の付加情報を入力した情報記憶装置を前記用紙に付加することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記情報記憶装置は、無線ICタグであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記印刷部は、電子写真画像形成手段によって前記画像を所定の用紙に印刷することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 印刷対象となる画像を印刷する画像形成方法において、
    前記画像を所定の用紙に印刷する印刷ステップと、
    前記画像に付加された第1の付加情報を入力する入力ステップと、
    前記入力部に入力された第1の付加情報に基づいて、第2の付加情報を生成するとともに、生成した第2の付加情報を前記用紙に付加する情報付加ステップと、
    を含み、
    前記情報付加ステップは、有機半導体素子を含む遠隔読み取り可能な情報記憶装置に前記第2の付加情報を入力し、前記第2の付加情報を入力した情報記憶装置を前記用紙に付加することを特徴とする画像形成方法。
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