JP2006253652A - 不揮発性メモリ素子及びその製造方法 - Google Patents

不揮発性メモリ素子及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】選択ゲートがフローティングゲートの両方の壁に形成されて不揮発性メモリセルのチャネル長が増加するのを防止して、セル電流が減少することを防止しながら、セルの面積を減少させることのできる不揮発性メモリ素子、その製造方法及びこれを利用した半導体素子の製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明の不揮発性メモリ素子は、基板と、該基板上に形成されたトンネル絶縁膜と、該トンネル絶縁膜上に形成されたフローティングゲートと、前記フローティングゲートの上部と一方の壁を覆うように形成された誘電体膜と、前記誘電体膜の一方の壁に形成された選択ゲートと、該選択ゲートと前記フローティングゲートとの一方に露出された前記基板に形成されたソース/ドレイン領域とを含む。
【選択図】図5

Description

本発明は、不揮発性メモリ素子、その製造方法及びこれを利用した半導体素子の製造方法に関し、特に、スプリットゲート型(split gate type)セル構造を有する不揮発性メモリ素子、その製造方法及びこれを利用した半導体素子の製造方法に関する。
通常、不揮発性メモリ素子(nonvolatile memory device)は、電源が遮断されてもメモリセルに格納されたデータが損失されないという長所を持っているので、PCバイアス用、セットトップボックス、プリンタ及びネットワークサーバなどのデータ格納用に多く使用されている。特に、最近では、大衆的に広く普及して使用されているデジタルカメラ、携帯電話及びスマートカードなどでも多く使用されている。
代表的な不揮発性メモリ素子には、フラッシュメモリ素子とEEPROM(Electrical Erasable Programmable Read Only Memory)素子が広く使用されている。このうち、EEPROM素子のセルのプログラム動作は、熱電子(hot electron)注入方式を利用して行い、消去動作は、F−N(Fouler Nordheim)トンネルリング方式を利用して行う。
熱電子注入方式は、セルのドレインに電圧を印加して、ドレイン側に熱電子を形成させた後、コントロールゲートに高電圧を印加して、ドレイン側に形成された熱電子をフローティングゲートに注入させて、セルのしきい電圧を高める方式である。F−Nトンネルリング方式は、ソースまたは基板に高電圧を印加して、プログラム動作によりフローティングゲートに注入された電子を放出させて、セルのしきい電圧を低くする方式である。
EEPROM素子のセルは、単純積層構造のETOX(Electrically Tunneling Oxide)セルと1セル当たり2つのトランジスタからなるスプリットゲート型セルに区分される。
ETOXセルは、ゲートを構成する電荷格納用フローティングゲート及び駆動電源が印加されるコントロールゲートが積層された構造からなる。これに対し、スプリットゲート型セルは、選択トランジスタとセルトランジスタの2つを1つの選択ゲートで利用し、選択ゲートの一部がフローティングゲートとオーバーラップされ、選択ゲートの他の部分が基板表面に水平に配置された構造からなる。
ETOXセルは、セルのサイズがスプリットゲート型セルに比べて非常に小さくて高集積化に有利であり、プログラム動作の際、熱電子注入方式を使用するため、プログラム電流が非常に大きいという利点はあるが、プログラム及び読み出し動作の際、セル間の干渉が発生し、消去動作の際、過消去が発生して、素子の動作信頼性が低下されるという短所がある。
これに対し、スプリットゲート型セルは、セルのサイズが大きくて、高集積メモリ素子には適していないが、いろいろな動作信頼性が優れているため、半導体業界でメモリ素子に多く使用されつつある。スプリットゲート型セルは、ETOXセルで問題となる過消去問題がほとんど発生しなという大きな利点がある。これは、選択トランジスタがセルのしきい電圧を一定に維持させるためである。すなわち、消去動作後フローティングゲートが空乏(depletion)特性を示すとしても、単位セル全体は、選択トランジスタのしきい電圧を認識するためである。
このような利点のため、スプリットゲート型セルは、半導体メモリ素子に広く私用されている。しかし、スプリットゲート型セルは、選択トランジスタのチャネル長(channel lengh)がリソグラフィ(lithography)工程により決定されるので、リソグラフィ装備の整列技術によって選択トランジスタのチャネル長が不均一な分布を有するようになる。
したがって、前記のような問題点を解決するための1つの方法として、従来には、スプリットゲート型セルの選択トランジスタをセルフアライメント(self-align)方式で形成する技術、すなわちセルフアライメント形成された選択トランジスタを有するスプリットゲート型セルが提案された。
以下では、図1、図2Aないし図2Iを参照して、従来の技術に係るセルフアライメント方式で形成されたスプリットゲート型セルの構造及びその製造方法を簡略に説明する。
図1は、従来の技術に係るセルフアライメントスプリットゲート型セルの単位セルを示す平面図であり、図2Aないし図2Iは、従来の技術に係るセルフアライメントスプリットゲート型セルの製造方法を説明するための工程断面図である。ここでは、その一例として、2個のスプリットゲート型セルが1対で動作し、ロジック素子が同時に形成される半導体素子の製造方法を示した。また、図2Aないし図2Iにより形成された1つのスプリットゲート型セルは、図1に示されたX−X´断面図により図示される。
図1及び図2Aに示されているように、半導体基板10に素子分離膜11を形成して、スプリットゲート型セルが形成される領域CELL(以下、「セル領域」と記す)と、ロジック素子が形成されるロジック領域または周辺回路領域PERI(以下、「ペリー領域」と記す)を画定する。
次に、図2Bに示されているように、素子分離膜11が形成された半導体基板10上にトンネル酸化膜12を形成する。そして、トンネル酸化膜12上にフローティングゲート用の第1ポリシリコン膜13、IPD(Inter-Poly Dielectric)膜(図示せず)及びハードマスク層14を順次蒸着する。
次に、図2Cに示されているように、マスク工程を行って、ハードマスク層14上にフローティングゲートを形成するための第1フォトレジストパターン15を形成する。
次に、第1フォトレジストパターン15を利用したエッチング工程16を行って、セル領域CELLの半導体基板10上に第1フローティングゲート17A及び第2フローティングゲート17Bを形成する。ここで、図面符号12X、13X、14Xは、パターニングされたトンネル酸化膜、パターニングされた第1ポリシリコン膜、パターニングされたハードマスク層を示す。
次に、図2Dに示されているように、ストリップ工程を行って、第1フォトレジストパターン15を除去した後、エッチング工程を行って、残っているパターニングされたハードマスク層14X及びパターニングされたIPD膜を除去する。
次に、絶縁膜を蒸着した後、ドライエッチング工程を行って、第1フローティングゲート17A及び第2フローティングゲート17Bをそれぞれ覆うように、IPD膜で誘電体膜18を形成する。
次に、図2Eに示されているように、半導体基板10の上部にゲート絶縁膜19を形成する。この時、ゲート絶縁膜19は、セル領域CELLとペリー領域PERIでそれぞれ異なる厚さで形成できる。例えば、まずセル領域CELL及びペリー領域PERIの半導体基板10上に第1ゲート絶縁膜19Aを形成した後、写真エッチング工程を行って、ペリー領域PERIの半導体基板10上に存在する第1ゲート絶縁膜19Aを除去する。次に、ペリー領域PERIの半導体基板10上に酸化工程を行って、第1ゲート絶縁膜19Aと異なる厚さで第2ゲート絶縁膜19Bを形成する。
次に、ゲート絶縁膜19が形成された全体構造の上部の段差に沿って、セル領域CELLの選択ゲート用(または、ペリー領域PERIのゲート電極用)第2ポリシリコン膜20を蒸着する。
次に、図2Fに示されているように、マスク工程を行って、第2ポリシリコン膜20上にペリー領域PERIのゲート電極形成のための第2フォトレジストパターン21を形成する。
次に、第2フォトレジストパターン21をマスクとして利用したエッチング工程22を行って、第2ポリシリコン膜20及び第2ゲート絶縁膜19Bをエッチングする。これにより、ペリー領域PERIの半導体基板10上にロジック素子用トランジスタのゲート電極23が形成される。ここで、図面符号20´と19B´は、それぞれパターニングされた第2パターニングされた第2ポリシリコン膜とパターニングされた第2ゲート絶縁膜を示す。
次に、図2Gに示されているように、ストリップ工程を行って、第2フォトレジストパターン21を除去した後、マスク工程を行って、セル領域CELLの選択ゲート形成のための第3フォトレジストパターン24を形成する。
次に、第3フォトレジストパターン24をマスクとして利用したエッチング工程25を行って、第1フローティングゲート17A及び第2フローティングゲート17Bそれぞれの誘電体膜18を覆うように、上部及び両方の壁に第1選択ゲート20A及び第2選択ゲート20Bを形成する。この時、第1選択ゲート20A及び第2選択ゲート20Bは、ワードラインWLとして機能する。ここでは、エッチング工程25の際、フローティングゲート17A及び17Bの両方の壁に選択ゲート(20A及び20B)が一定の厚さでセルフアライメント方式で形成される。ここで、図面符号19Cは、パターニングされた第1ゲート絶縁膜を示す。
次に、図2Hに示されているように、ストリップ工程を行って、第3フォトレジストパターン24を除去する。
次に、LDD(Lightly Doped Drain)イオン注入工程を行って、第1選択ゲート20A及び第2選択ゲート20Bとゲート電極23の両側に露出された半導体基板10にLDDイオン注入領域26を形成する。
次に、第1選択ゲート20A、第2選択ゲート20B及びゲート電極23の両方の壁に絶縁膜からなるスペーサ27を形成する。
次に、スペーサ27をマスクとするソース/ドレインイオン注入工程を行って、スペーサ27の両側に露出されたLDDイオン注入領域26内にLDDイオン注入領域26より深いソース/ドレイン領域28A/28Bを形成する。これにより、セル領域CELLの半導体基板10上には、2つのスプリットゲート型セルが形成される。
次に、サリサイド工程を行って、シリコンが露出された領域すなわち、第1選択ゲート20A及び第2選択ゲート20Bの上部、ソース/ドレイン領域28A/28B及びゲート電極23の上部にシリサイド層29を形成する。
次に、図2Iに示されているように、シリサイド層29が形成された結果物上に層間絶縁膜30を蒸着した後、エッチング工程を行って、ソース/ドレイン領域28A/28Bを露出させる複数のコンタクトホール(図示せず)を形成する。
次に、複数のコンタクトホールを埋め込む導電層(図示せず)を蒸着して、複数のコンタクトプラグ31を形成し、写真エッチング工程を行って、複数のコンタクトプラグ31上に各々導電層からなる配線層を形成する。
すなわち、2個のスプリットゲート型セル間の半導体基板10に存在する共通ソース領域28Aと接続される第1配線層32Aと、2個のスプリットゲート型セルの一方のコンタクトプラグ31を介してドレイン領域28Bとそれぞれ接続される第2配線層32Bを形成する。また、ペリー領域PERIのコンタクトプラグ31を介してドレイン領域28Bと接続される第3配線層32Cを形成する。この時、第1配線層32Aは、ソースラインSL(接地ライン)の役割を果たし、第2配線層32Bは、ビットラインBLの役割を果たす。
一方、図3は、図2Aないし図2Iを介して製造された従来の技術に係るメモリセルアレイを示す平面図である。図3に示されているように、従来の技術に係るメモリセルアレイは、ビットラインBLとソースラインSLとがセル領域全体にかけて最小線幅を有し、互いに平行に配置されることが分かる。未説明の図面符号「A」は、アクティブ領域である。
しかし、上記のような従来の技術に係るスプリットゲート型セル製造方法により製造されたスプリットゲート型セルでは、次のような様々な問題点が発生する。
第1に、選択ゲート用第2ポリシリコン膜のエッチング工程の際、ポリマーが発生して、セル領域CELLに形成される選択ゲートパターンに異常(図4の「B」部分参照)が発生する。このような異常ゲートパターンが異質物として作用して、製品の不良を誘発するという問題がある。
第2に、上述したポリマーを除去するために過度エッチングを行う場合、選択ゲートの両方の壁が不規則に形成されて、選択ゲートの側壁にスペーサが形成されない。したがって、後続工程により形成されるシリサイド層により選択ゲートと半導体基板とが短絡(図4の「C」部分参照)されるという問題がある。
第3に、上述した短絡(図4の「C」部分参照)を防止するために、シリサイド層を形成しない場合、ソース/ドレイン領域のコンタクト抵抗及び選択ゲートの抵抗が増加するようになる。一方、コンタクト抵抗を減少させるためには、コンタクト面積を増加させなければならない。このようなコンタクト面積の増加は、半導体素子の全体的な面積増加を誘発する。
第4に、フローティングゲートの上部にも選択ゲートが積層されるので、全体的なメモリセルの高さが増加する。したがって、ソース/ドレイン形成のためにチルト(tilt)イオン注入工程を行うことができず、コンタクトプラグの高さが増加して、後続工程であるコンタクト及び配線工程の難易度が増加するという問題がある。これは結局、半導体素子の歩留まり及び信頼性を減少させるという問題を誘発する。
第5に、セルフアライメント方式で選択ゲートを形成することは可能であるが、工程変化及び装備状況により、選択ゲートがフローティングゲートとミスアライメント(図4の「D」部分参照)されて形成されることができる。このようなミスアライメント(図4の「D」部分参照)現象は、選択ゲートの厚さが薄いほど増加するが、最近では、半導体素子の微細化傾向にしたがい、選択ゲートの厚さが薄くなる傾向にある。したがって、ミスアライメント(図4の「D」部分参照)現象が次第に増加して、選択ゲートの大きさが変化するので、メモリセルの均一度が低下するという問題がある。
第6に、セル構造上の配線工程を行う時、コンタクトホール及び金属配線が最小の大きさに形成される。これによって、高電圧が印加されるビットラインと接地されるソースラインとが、セル領域全体にかけて最小線幅を有して互いに平行に配置され、これによりビットラインとソースラインとの間の寄生キャパシタンス(capacitance)によるカップリング(coupling)現象が発生する。さらに、このようなカップリング現象により、ビットラインとソースラインとの間に干渉現象が発生する。このような干渉現象は、半導体素子の誤動作を起こすか、プログラム及び消去動作速度を低下させるだけでなく、読み出し動作のためのアクセス時間を増加させる。
第7に、単位セル当たり選択ゲートがフローティングゲートの両方の壁に位置して、単位セルのチャネル長(フローティングゲート長+(選択ゲート長×2))が増加する。これにより、チャネル領域に流れる電流量が減少するようになる。特に、半導体素子の微細化傾向にしたがい、読み出し電圧が減少されれば、メモリセルの電流量が急激に減少する。
したがって、本発明は、上記した従来の技術の問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、選択ゲートがフローティングゲートの両方の壁に形成されて、不揮発性メモリセルのチャネル長が増加することを防止して、セル電流が減少することを防止しながらセルの面積を減少させることのできる不揮発性メモリ素子及びその製造方法を提供することにある。
本発明のさらなる目的は、ビットラインとワードラインとの間に発生するカップリング現象による干渉現象を防止して、素子の誤動作を防止できる不揮発性メモリ素子及びその製造方法を提供することにある。
本発明のさらなる目的は、ビットラインとワードラインとの間に発生するカップリング現象による干渉現象を防止して、素子のプログラム及び消去動作速度の低下を防止できる不揮発性メモリ素子及びその製造方法を提供することにある。
本発明のさらなる目的は、ビットラインとワードラインとの間に発生するカップリング現象による干渉現象を防止して、素子の読み出しアクセスタイムを減少させ得る不揮発性メモリ素子及びその製造方法を提供することにある。
本発明のさらなる目的は、不揮発性メモリセルの高さを減少させて、後続工程を行う際の不便さを減少させ得る不揮発性メモリ素子及びその製造方法を提供することにある。
本発明のさらなる目的は、半導体素子の微細化にともない、選択ゲートの厚さが減少しても選択ゲートがミスアライメントされることを防止できる不揮発性メモリ素子及びその製造方法を提供することにある。
本発明のさらなる目的は、不揮発性メモリ素子のセルとロジック素子のトランジスタとが1つのチップ内に同時に具現された半導体素子の製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明の第1の側面は、基板と、該基板上に形成されたトンネル絶縁膜と、該トンネル絶縁膜上に形成されたフローティングゲートと、フローティングゲートの上部と一方の壁を覆うように形成された誘電体膜と、誘電体膜の一方の壁に形成された選択ゲートと、該選択ゲートと前記フローティングゲートとの一方に露出された前記基板に形成されたソース/ドレイン領域とを含む不揮発性メモリ素子を提供する。
また、上記目的を達成するための本発明の第2の側面は、基板と、該基板上に一定の距離が離隔されて形成された第1トンネル絶縁膜及び第2トンネル絶縁膜と、該第1トンネル絶縁膜及び第2トンネル絶縁膜上にそれぞれ形成された第1フローティングゲートと、該第1フローティングゲートと分離されて、前記第2トンネル絶縁膜上に形成された第2フローティングゲートと、前記第1フローティングゲートの上部と一方の壁を覆うように形成された第1誘電体膜と、前記第2フローティングゲートの上部と一方の壁を覆うように形成された第2誘電体膜と、前記第1誘電体膜の一方の壁を覆うように形成された第1選択ゲートと、前記第2誘電体膜の一方の壁を覆うように形成された第2選択ゲートと、前記第1フローティングゲートと第2フローティングゲートとの間に露出された前記基板に形成された共通ソース領域と、前記第1選択ゲートの一方に露出された前記基板に形成された第1ドレイン領域と、前記第2選択ゲートの一方に露出された前記基板に形成された第2ドレイン領域とを含む不揮発性メモリ素子を提供する。
また、上記目的を達成するための本発明の第3の側面は、第1フローティングゲートと第2フローティングゲートとの間に形成された共通ソース領域を共有する第1セル及び第2セルと、該第1セルを選択するために、前記第1セルの第1選択ゲートと接続された第1ワードラインと、前記第2セルを選択するために、前記第2セルの第2選択ゲートと接続された第2ワードラインと、前記第1ワードラインと第2ワードラインとの間に形成された前記共通ソース領域と接続されたソースラインと、前記第1ワードライン、前記第2ワードライン及び前記ソースラインと交差し、前記第1セルの第1ドレイン領域と前記第2セルの第2ドレイン領域とそれぞれ接続されたビットラインとを含む不揮発性メモリ素子を提供する。
また、上記目的を達成するための本発明の第4の側面は、基板上にトンネル絶縁膜と第1ポリシリコン膜とを順次形成するステップと、前記第1ポリシリコン膜と前記トンネル絶縁膜とをエッチングするステップと、エッチングされた前記第1ポリシリコン膜と前記トンネル絶縁膜とを覆うように、誘電体膜を形成するステップと、前記誘電体膜の両方に露出される前記基板上にゲート絶縁膜を形成するステップと、前記誘電体膜を覆うように、第2ポリシリコン膜を蒸着するステップと、前記第2ポリシリコン膜、前記誘電体膜、前記第1ポリシリコン膜及び前記トンネル絶縁膜をエッチングして、互いに一定の距離で2分割される第1フローティングゲート及び第2フローティングゲートを形成するステップと、エッチング工程を行って、前記第1フローティングゲート及び第2フローティングゲートの一方の壁とそれぞれ重なり、前記ゲート絶縁膜により前記基板と分離されるように、前記誘電体膜の側壁にそれぞれ第1選択ゲート及び第2選択ゲートを形成するステップと、前記第1選択ゲートの一方、前記第2選択ゲートの一方及び前記第1フローティングゲートと第2フローティングゲートとの間に露出された前記基板にソース/ドレイン領域を形成するステップとを含む不揮発性メモリ素子の製造方法を提供する。
また、上記目的を達成するための本発明の第5の側面は、セル領域とペリー領域とに画定された基板を提供するステップと、前記基板上にトンネル絶縁膜と第1ポリシリコン膜とを順次形成するステップと、前記第1ポリシリコン膜と前記トンネル絶縁膜とをエッチングして、前記ペリー領域に形成された前記第1ポリシリコン膜と前記トンネル絶縁膜とを全て除去するステップと、エッチングされた前記第1ポリシリコン膜と前記トンネル絶縁膜とを覆うように、誘電体膜を形成するステップと、前記誘電体膜の両方に露出される前記基板上にゲート絶縁膜を形成するステップと、誘電体膜を覆うように、第2ポリシリコン膜を蒸着するステップと、前記ペリー領域に蒸着される前記第2ポリシリコン膜と前記ゲート絶縁膜とをエッチングして、ゲート電極を形成するステップと、前記セル領域に蒸着される第2ポリシリコン膜、前記誘電体膜、前記第1ポリシリコン膜及び前記トンネル絶縁膜をエッチングして、互いに一定の距離で2分割される第1フローティングゲート及び第2フローティングゲートを形成するステップと、エッチング工程を行って、前記セル領域に前記第1フローティングゲート及び第2フローティングゲートの一方の壁と各々重なり、前記ゲート絶縁膜により前記基板と分離されるように、前記誘電体膜の側壁にそれぞれ第1選択ゲート及び第2選択ゲートを形成するステップと、前記第1選択ゲートの一方、前記第2選択ゲートの一方及び前記第1フローティングゲートと第2フローティングゲートとの間に露出された前記基板に第1ソース/ドレイン領域を形成すると共に、前記ゲート電極の両方に露出された前記基板に第2ソース/ドレイン領域を形成するステップとを含む不揮発性メモリ素子の製造方法を提供する。
本発明によれば、第1に、単位セル当たり選択ゲートをフローティングゲートの一方の壁だけに形成することによって、全体的なメモリセルのチャネル長を減少させながら、メモリ素子の面積を減少させることができる。すなわち、従来の技術に係る不揮発性メモリ素子の単位セルでは、チャネル長が「フローティングゲート長+(選択ゲート長×2)」であるのに対し、本発明の好ましい実施の形態に係る単位セルのチャネル長は、「フローティングゲート長+選択ゲート長」となる。したがって、単位セル当たり1つの選択ゲート長だけチャネル長を減少させることができる。
第2に、単位セルのチャネル長の減少は、全体メモリセルの面積を減少させるだけでなく、セル電流を増加させる。この時、セル面積の減少率は、少なくとも20%程度となる。
第3に、2つの単位セルが1つのソース領域を共同に使用するによって、ビットラインとソースラインとの間の間隔が広くなる。これにより、両ライン間に寄生キャパシタンスによるカップリング現象が発生しなくなり、これによって干渉現象が発生しない。したがって、プログラム及び消去動作のエラーを防止し、読み出しアクセスタイムを減少させることができる。
第4に、フローティングゲートの上部に選択ゲートが存在しないため、メモリセルの全体的な高さを減少させることが可能であり、これにより後続イオン注入工程及びエッチング工程の際の困難さを減少させることができる。また、フローティングゲートと選択ゲートとの間のカップリング比(Coupling ratio)を増加させるために、フローティングゲートの高さを自由に調整できる。
第5に、ドレイン領域だけに選択ゲートが形成されることによって、プログラム動作の際、チャネル熱電子注入方式を使用することができるため、プログラム動作速度をF−Nトンネルリング方式に比べて1000倍以上速くすることができる。
第6に、ビットラインとソースライン(接地ライン)との間の間隔が、従来の技術に比べて広いため、後続工程が簡便となり、導電性微細異物による歩留まり低下を防止できる。
第7に、エッチバック工程を行って、選択ゲートを形成するによって、選択ゲートの一方の壁が均一な形状になって、スペーサが選択ゲートの一方の壁に均一に形成されることによって、後続工程により金属シリサイド層を形成するとしても、均一に形成されたスペーサにより選択ゲートと基板とが互いに短絡される現象は起こらない。
第8に、金属シリサイド層を形成することによって、選択ゲートの抵抗及びコンタクト抵抗を減少させて、全体的なメモリセル面積を減少させることができる。
第9に、エッチバック工程によりセルフアライメント方式で選択ゲートを形成することによって、素子の高集積化にともない選択ゲートとして機能する第2ポリシリコン膜を減少させるとしても、安定して選択ゲートを形成できる。
以下、本発明の最も好ましい実施の形態を添付した図面を参照しながら説明する。
以下で説明され、本発明の好ましい実施の形態によって図に示された図面符号のうち、同じ図面符号は、同じ機能を果たす同じ構成要素である。
図5は、本発明の好ましい実施の形態に伴う不揮発性メモリ素子の単位セルを示す平面図であり、図6は、図5に示されたX−X´断面図であり、図7は、図5に示されたY−Y´断面図である。ここで、図6及び図7は、本発明の好ましい実施の形態に係る不揮発性メモリ素子を説明するための一例であって、1対をなす2個のメモリセルとロジック素子を同時に示した断面図である。
図5、図6及び図7に示されているように、本発明の好ましい実施の形態に係る不揮発性メモリ素子は、半導体基板210上に2個の単位セルが形成され、2個の単位セルは、1つのソース領域228Aを共通に使用して1対で形成される。この共通ソース領域228A上には、ソースコンタクト231が形成される。この時、ソースコンタクト231は、全てのメモリセルに共通に接続されて、1つのソースラインSLとして機能する。
まず、図6において、左側に示された単位セル(以下、「第1セル」と記す)は、トンネル酸化膜212により基板210と分離されたフローティングゲート213と、フローティングゲート213の上部と一方の壁を覆う誘電体膜218と、誘電体膜218の一方の壁にそれぞれ形成され、ゲート絶縁膜219Aにより基板210と分離された選択ゲート220Aと、選択ゲート220Aの一方と選択ゲート220Aが形成されないフローティングゲート213の一方とに露出された基板210に形成されたソース/ドレイン領域228A、228Bとを含む。ここで、ソース領域228Aは、図6において、右側に示された単位セル(以下、「第2セル」と記す)のソース領域としても機能し、ソースラインSLと接続される。ここで、図面符号217Aは、フローティングゲート電極を示す。
また、第2セルは、第1セルと共にソース領域228Aを共有する。このような第2セルは、第1セルと対称的に形成される。第2セルは、トンネル酸化膜212により基板210と分離されたフローティングゲート213と、フローティングゲート213の上部と一方の壁を覆う誘電体膜218と、誘電体膜218の一方の壁にそれぞれ形成され、ゲート絶縁膜219Bにより基板210と分離された選択ゲート220Bと、選択ゲート220Bの一方に露出されたドレイン領域228Bと、第1セルと共通に使用するソース領域228Aとを含む。ここで、図面符号217Bは、フローティングゲート電極を示す。
上記で説明した通り、第1セルと第2セルとは、ソース領域228Aを間に置いて互いに対称的に形成され、互いに対向する方向の反対側のフローティングゲート213の各側壁と重なるように、それぞれ誘電体膜218の一方の壁に選択ゲート220A、220Bが形成される。そして、各セルは共通にソース領域228Aを共有する。
一方、図8に示されているように、第1セル及び第2セルが1対からなるメモリセルアレイが示されている。ここで、図5ないし図7と同じ要素に対しては、同じ図面符号を付するものとする。本発明の好ましい実施の形態に係る不揮発性メモリ素子のメモリセルアレイは、ソースラインSLと垂直した一方向に交差するように複数のビットラインBLが形成され、各セルのフローティングゲート213の外側の側壁を覆うように、ワードラインWLが形成される。ここで、ワードラインWLは、選択ゲート220A、220Bである。
同図に示されているが、説明していない「A」は、アクティブ領域である。
上記した構造の本発明の好ましい実施の形態に係る不揮発性メモリ素子は、次のような利点がある。
第1に、単位セル当たり選択ゲートをフローティングゲートの一方の壁だけに形成することによって、全体的なメモリセルのチャネル長を減少させながら、メモリ素子の面積を減少させることができる。すなわち、従来の技術に係る不揮発性メモリ素子の単位セルでは、チャネル長が「フローティングゲート長+(選択ゲート長×2)」であるのに対し、本発明の好ましい実施の形態に係る単位セルのチャネル長は、「フローティングゲート長+選択ゲート長」となる。したがって、単位セル当たり1つの選択ゲート長だけチャネル長を減少させることができる。
第2に、単位セルのチャネル長の減少は、全体メモリセルの面積を減少させるだけでなく、セル電流を増加させる。この時、セル面積の減少率は、少なくとも20%程度となる。
第3に、2つの単位セルが1つのソース領域を共同に使用するによって、ビットラインとソースラインとの間の間隔が広くなる。これにより、両ライン間に寄生キャパシタンスによるカップリング現象が発生しなくなり、これによって干渉現象が発生しない。したがって、プログラム及び消去動作のエラーを防止し、読み出しアクセスタイムを減少させることができる。
第4に、フローティングゲートの上部に選択ゲートが存在しないため、メモリセルの全体的な高さを減少させることが可能であり、これにより後続イオン注入工程及びエッチング工程の際の困難さを減少させることができる。また、フローティングゲートと選択ゲートとの間のカップリング比(Coupling ratio)を増加させるために、フローティングゲートの高さを自由に調整できる。
第5に、ドレイン領域だけに選択ゲートが形成されることによって、プログラム動作の際、チャネル熱電子注入方式を使用することができるため、プログラム動作速度をF−Nトンネルリング方式に比べて1000倍以上速くすることができる。
第6に、ビットラインとソースライン(接地ライン)との間の間隔が、従来の技術に比べて広いため、後続工程が簡便となり、導電性微細異物による歩留まり低下を防止できる。
以下では、図9Aないし図9Jを参照して、本発明の好ましい実施の形態に係る不揮発性メモリ素子の製造方法を説明する。ここでは、説明の便宜上、2つの単位セルと1つのロジック素子用トランジスタとが共に具現された半導体素子の製造方法を説明する。
まず、図9Aに示されているように、半導体基板110に素子分離膜111を形成して、スプリットゲート型セルが形成される領域CELL(以下、「セル領域」と記す)と、ロジック素子が形成されるロジック領域または周辺回路領域PERI(以下、「ペリー領域」と記す)とを画定する。この時、素子分離膜111は、LOCOS(LOCal Oxidation of Silicon)工程または変更された(Modified)LOCOS工程により形成する。しかし、サブクォーターミクロン(Sub-quarter micron)級半導体素子では、STI(Shallow Trench Isolation)工程により形成する。
次に、図9Bに示されているように、素子分離膜111が形成された半導体基板110の全面にトンネル絶縁膜112を形成させる。この時、トンネル絶縁膜112は、酸化膜、窒化膜またはこれらが混合された酸化窒化膜で形成する。酸化窒化膜は、酸化膜に窒素成分が一定量含有される。このようなトンネル絶縁膜112は、50ないし500Åの厚さに形成する。好ましくは、60ないし250Åの厚さに形成する。例えば、酸化膜である場合には、半導体基板110に熱酸化工程を行って形成できる。
次に、トンネル絶縁膜112上にフローティングゲート用の第1ポリシリコン膜113を蒸着する。この時、第1ポリシリコン膜113は、ドープまたはドープされていないポリシリコン膜を利用して、100Åないし5000Åの厚さに形成する。例えば、ドープされたポリシリコン膜の場合、SiHとPHまたはSiとPHガスを利用したLPCVD(Low Pressure Chemical Vapor Deposition)方式で1500ないし5000Åの厚さに形成する。これに対し、ドープされていないポリシリコン膜の場合には、SiHまたはSiガスを利用したLPCVD方式で形成した後、後続不純物イオン注入工程を行って、ドープされていないポリシリコン膜を不純物イオンでドープさせる。
次に、トンネル絶縁膜112上にIPD膜(図示せず)を蒸着する。この時、IPD膜は、酸化膜、窒化膜またはこれらが積層された積層膜で形成する。例えば、ON(Oxide/Nitride)膜またはONO(Oxide-Nitride-Oxide)膜で形成する。
次に、IPD膜上にハードマスク層114を蒸着する。この時、ハードマスク層114は、酸化膜、窒化膜またはこれらが積層された積層膜であって、100Åないし5000Åの厚さに形成する。例えば、ON(Oxide-Nitride)構造で形成するか、酸化窒化膜で形成する。
次に、図9Cに示されているように、マスク工程を行って、ハードマスク層114上にセル領域CELLにおけるフローティングゲート形成のための第1フォトレジストパターン115を形成する。
次に、第1フォトレジストパターン115を利用したエッチング工程116を行って、ハードマスク層114、IPD膜(図示せず)、第1ポリシリコン膜113及びトンネル絶縁膜112を順次にエッチングする。ここで、図面符号112X、113X、114Xは、それぞれパターニングされたトンネル絶縁膜、パターニングされたポリシリコン膜、パターニングされたハードマスク層を示す。この時、エッチング工程116は、第1フォトレジストパターン115を利用してハードマスク層114、IPD膜(図示せず)、第1ポリシリコン膜113及びトンネル絶縁膜112を全てエッチングするか、第1フォトレジストパターン115により残られたパターニングされたハードマスク層114X及び残られたパターニングされたIPD膜をエッチングマスクとして利用して、第1ポリシリコン膜113及びトンネル絶縁膜112をエッチングすることも可能である。
次に、図9Dに示されているように、ストリップ工程を行って第1フォトレジストパターン115を除去した後、残留されたパターニングされたハードマスク層114X及びパターニングされたIPD膜(図示せず)を除去して、セル領域CELLの半導体基板110上にパターニングされた第1ポリシリコン膜113Xを露出させる。
次に、スペーサ用IPD膜(図示せず)を蒸着した後、ドライエッチング工程を行って、エッチングされた第1ポリシリコン膜113Xを覆うように誘電体膜118を形成する。この時、誘電体膜118は、酸化膜、窒化膜またはこれらが積層された積層膜で形成する。その厚さは50Åないし500Åになるようにする。
次に、図9Eに示されているように、露出された半導体基板110の上部にゲート絶縁膜119を形成する。この時、ゲート絶縁膜119は、酸化工程またはCVD(Chemical Vapor Deposition)工程により、50Åないし500Åの厚さに形成する。ゲート絶縁膜119は、セル領域CELLとペリー領域PERIでそれぞれ異なる厚さで形成することもできる。例えば、ペリー領域PERIに形成されるトランジスタが高電圧素子である場合、厚く形成する。このように、セル領域CELLとペリー領域PERIでゲート絶縁膜119の厚さを異なるように形成するためには、まず、セル領域CELL及びペリー領域PERIの半導体基板110上に第1ゲート絶縁膜119Aを形成した後、写真エッチング工程を行って、ペリー領域PERIの半導体基板110上に存在する第1ゲート絶縁膜119Aを除去する。その後、ペリー領域PERIの半導体基板110上に第1ゲート絶縁膜119Aと異なる厚さで第2ゲート絶縁膜119Bを形成する。他の方法には、セル領域CELLとペリー領域PERIとの半導体基板110上に酸化工程を行って、第1ゲート絶縁膜119Aを形成した後、ペリー領域PERIのみに再び酸化工程を行って、第2ゲート絶縁膜119Bを形成する。ここで、第1ゲート絶縁膜119Aは、選択ゲートと基板110とを電気的に分離させる機能を果たし、ペリー領域PERIに形成された第2ゲート絶縁膜119Bは、ロジック素子用トランジスタのゲート絶縁膜として機能する。
次に、ゲート絶縁膜119が形成された全体構造の上部の段差に沿って、セル領域CELLの選択ゲート用及びペリー領域PERIのゲート電極用第2ポリシリコン膜120を蒸着する。この時、第2ポリシリコン膜120は、第1ポリシリコン膜113と同様に、LPCVD法を利用してドープされていないポリシリコン膜またはドープされたポリシリコン膜で500ないし4000Åの厚さに蒸着する。好ましくは、1500ないし4000Åの厚さに形成する。
次に、図9Fに示されているように、マスク工程を行って、第2ポリシリコン膜120上にペリー領域PERIのゲート電極形成のための第2フォトレジストパターン121を形成する。この時、第2フォトレジストパターン121は、ペリー領域PERIはもちろん、セル領域CELLの第2ポリシリコン膜120の一部が開放されるように形成する。
次に、第2フォトレジストパターン121をマスクとして利用したエッチング工程122を行う。これにより、ペリー領域PERIでは、第2ポリシリコン膜120及び第2ゲート絶縁膜119Bがエッチングされて、ゲート電極123が形成され、セル領域CELLでは、誘電体膜118の上部が一部露出される。ここで、図面符号119B´と120´は、パターニングされた第2ゲート絶縁膜とパターニングされた第2ポリシリコン膜とを示す。
次に、図9Gに示されているように、ストリップ工程を行って、第2フォトレジストパターン121を除去した後、マスク工程を行って、ペリー領域PERIを覆う第3フォトレジストパターン124を形成する。
次に、ポリシリコン膜と誘電体膜とのエッチング選択比を利用したエッチング工程125を行って、ハードマスクとして機能する誘電体膜118をまずエッチングした後、パターニングされた第1ポリシリコン膜113Xを露出させる。ここで、パターニングされた誘電体膜は、図面符号118Xで示す。その後、エッチバックのような全面エッチング工程によりパターニングされた第1ポリシリコン膜113Xとパターニングされたトンネル絶縁膜112Xとをエッチングして、2分割された2ビット用第1、第2フローティングゲート電極117A、117Bを形成し、エッチングされた各誘電体膜118の一方の壁を覆う第1選択ゲート120A及び2選択ゲート120Bを形成する。以下、図面符号113Yは、フローティングゲートと言う。一方、前記エッチング工程及びエッチバック工程の際、ペリー領域PERIのゲート電極123は、第3フォトレジストパターン124により覆われているので、エッチングされない。ここで、図面符号119Cは、パターニングされた第1ゲート絶縁膜を示す。また、図面符号112Yは、さらにパターニングされたトンネル絶縁膜を示す。
次に、図9Hに示されているように、ストリップ工程を行って、第3フォトレジストパターン124を除去する。
次に、低濃度LDD(Lightly Doped Drain)イオン注入工程を行って、セル領域CELLに第1選択ゲート120A及び第2選択ゲート120Bとフローティングゲート113Yとの間に露出された基板110にLDDイオン注入領域126を形成すると共に、ペリー領域PERIのゲート電極123の両側に露出された基板110にLDDイオン注入領域126を形成する。ここでは、一例で、セル領域CELLとペリー領域PERIとに同時にLDDイオン注入領域126を形成したが、互いに異なるイオン注入エネルギーとドーピング濃度にて形成することもできる。
次に、LDDイオン注入領域126が形成された全体構造の上部に絶縁膜(図示せず)を蒸着した後、エッチバックのような全面エッチング工程を行って、選択ゲート120A、120Bの側壁と、フローティングゲート113Yの側壁と、ゲート電極123の両方の壁にスペーサ127をそれぞれ形成する。この時、スペーサ127は、酸化膜、窒化膜またはこれらが積層された積層膜で形成する。
次に、スペーサ127をマスクとして利用した高濃度ソース/ドレインイオン注入工程を行って、スペーサ127の両側に露出された基板110内にLDDイオン注入領域126より深いソース/ドレイン領域128A/128Bを形成する。これにより、セル領域CELLの半導体基板110上には、2個の単位セルが共通に共有するソース領域128Aが形成される。この時、ソース領域128Aとドレイン領域128Bとは互いに同じ濃度で形成されるか、プログラム方式やセル特性に合せてそれぞれ異なる濃度で形成することもできる。
次に、サリサイド工程を行って、シリコンが露出された領域、すなわち第1選択ゲート120A及び第2選択ゲート120Bの上部、ソース/ドレイン領域(128A/128B)及びゲート電極(123)の上部に金属シリサイド層129を形成する。この時、金属シリサイド層129はチタニウム、コバルト、ニッケル、チタニウムとコバルトとニッケルの混合物及びチタニウムとコバルトとニッケルの化合物のうち、いずれかを使用して形成する。
次に、図9Iに示されているように、金属シリサイド層129が形成された全体構造の上部に酸化膜系の物質で第1層間絶縁膜130を蒸着した後、リソグラフィ工程を行って、セル領域CELLのソース領域128Aを露出させるコンタクトホール(図示せず)を形成する。
次に、CMP工程または高温熱処理工程を行って、第1層間絶縁膜130を平坦化できる。
次に、コンタクトホールが埋め込まれるように、全体構造の上部に導電層(図示せず)を蒸着して、ソースコンタクト131を形成する。この時、ソースコンタクト131は、ソースラインSLとして機能する。そして、ソースコンタクト131を形成するための導電層には、タングステン、アルミニウム、チタニウム、窒化チタニウム、白金、ルセニウム、これらの混合物及び化合物のうち、いずれかを使用する。
次に、CVDまたはPVD法を利用して、ソースコンタクト131が形成された第1層間絶縁膜130上に第2層間絶縁膜132を蒸着する。
この時、第2層間絶縁膜132及び第1層間絶縁膜130は、酸化膜系の物質で形成する。例えば、第1層間絶縁膜130及び第2層間絶縁膜132は、HDP(High Density Plasma)酸化膜、BPSG(Boron Phosphorus Silicate Glass)膜、PSG(Phosphorus Silicate Glass)膜、PETEOS(Plasma Enhanced Tetra Ethyle Ortho Silicate)膜、PECVD(Plasma Enhanced Chemical Vapor Deposition)膜、USG(Un-doped Silicate Glass)膜、FSG(Fluorinated Silicate Glass)膜、CDO(Carbon Doped Oxide)膜及びOSG(Organo Silicate Glass)膜のうち、いずれかを利用して、断層膜またはこれらが積層された積層膜で形成する。
次に、CMP工程または高温熱処理工程を行って、第2層間絶縁膜132を平坦化できる。
次に、図9Jに示されているように、リソグラフィ工程を行って、セル領域CELL及びペリー領域PERIのドレイン領域128Bを露出させる複数のコンタクトホール(図示せず)を形成した後、複数のコンタクトホールを埋め込む複数のコンタクトプラグ133を形成する。
次に、リソグラフィ工程を行って、複数のコンタクトプラグ133上に導電層からなる複数の配線層134A、134Bを形成する。
すなわち、セル領域CELLのコンタクトプラグ133上には、第1配線層134Aを形成し、ペリー領域PERIのコンタクトプラグ133上には、第2配線層134Bを形成する。この時、第1配線層134Aは、ビットラインBLとして機能し、第2配線層134Bは、ロジック素子の配線として機能する。
上述した本発明の好ましい実施の形態に係る不揮発性メモリ素子の製造方法では、エッチバック工程を行って、選択ゲート120A、120Bを形成するため、選択ゲート120A、120Bの側壁が均一した形状となって、スペーサ127が選択ゲート120A、120Bの側壁に均一に形成される。したがって、後続工程により金属シリサイド層129を形成するとしても、均一に形成されたスペーサ127により選択ゲート120A、120Bと基板110とが互いに短絡される現象は起こらない。これにより、本発明の好ましい実施の形態では、金属シリサイド層129を全てのセルの選択ゲート120A、120B上に形成することが可能である。周知のように、金属シリサイド層129は、選択ゲート120A、120Bの抵抗及びコンタクト抵抗を減少させて、全体的なメモリセル面積を減少させることができる。また、素子の高集積化にともない、選択ゲートとして機能する第2ポリシリコン膜120を減少させるとしても、エッチバック工程により、セルフアライメント方式で選択ゲート120A、120Bを安定的に形成できる。
なお、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明に係る技術的思想から逸脱しない範囲内で様々な変更が可能であり、それらも本発明の技術的範囲に属する。
従来の技術に係るセルフアライメントスプリットゲート型セルの単位セルを示した平面図である。 従来の技術に係るセルフアライメントスプリットゲート型セルの製造方法を説明するための工程断面図である。 従来の技術に係るセルフアライメントスプリットゲート型セルの製造方法を説明するための工程断面図である。 従来の技術に係るセルフアライメントスプリットゲート型セルの製造方法を説明するための工程断面図である。 従来の技術に係るセルフアライメントスプリットゲート型セルの製造方法を説明するための工程断面図である。 従来の技術に係るセルフアライメントスプリットゲート型セルの製造方法を説明するための工程断面図である。 従来の技術に係るセルフアライメントスプリットゲート型セルの製造方法を説明するための工程断面図である。 従来の技術に係るセルフアライメントスプリットゲート型セルの製造方法を説明するための工程断面図である。 従来の技術に係るセルフアライメントスプリットゲート型セルの製造方法を説明するための工程断面図である。 従来の技術に係るセルフアライメントスプリットゲート型セルの製造方法を説明するための工程断面図である。 従来の技術に係るセルフアライメントスプリットゲート型メモリセルのメモリセルアレイを示した平面図である。 従来の技術に係る問題点を説明するための断面図である。 本発明の好ましい実施の形態に係る不揮発性メモリセルの単位セルを示した平面図である。 図5に示したX−X´断面図である。 図5に示したY−Y´断面図である。 本発明の好ましい実施の形態に係る不揮発性メモリセルのメモリセルアレイを示した平面図である。 本発明の好ましい実施の形態に係る不揮発性メモリセルの製造方法及びこれを利用した半導体素子の製造方法を説明するための工程断面図である。 本発明の好ましい実施の形態に係る不揮発性メモリセルの製造方法及びこれを利用した半導体素子の製造方法を説明するための工程断面図である。 本発明の好ましい実施の形態に係る不揮発性メモリセルの製造方法及びこれを利用した半導体素子の製造方法を説明するための工程断面図である。 本発明の好ましい実施の形態に係る不揮発性メモリセルの製造方法及びこれを利用した半導体素子の製造方法を説明するための工程断面図である。 本発明の好ましい実施の形態に係る不揮発性メモリセルの製造方法及びこれを利用した半導体素子の製造方法を説明するための工程断面図である。 本発明の好ましい実施の形態に係る不揮発性メモリセルの製造方法及びこれを利用した半導体素子の製造方法を説明するための工程断面図である。 本発明の好ましい実施の形態に係る不揮発性メモリセルの製造方法及びこれを利用した半導体素子の製造方法を説明するための工程断面図である。 本発明の好ましい実施の形態に係る不揮発性メモリセルの製造方法及びこれを利用した半導体素子の製造方法を説明するための工程断面図である。 本発明の好ましい実施の形態に係る不揮発性メモリセルの製造方法及びこれを利用した半導体素子の製造方法を説明するための工程断面図である。 本発明の好ましい実施の形態に係る不揮発性メモリセルの製造方法及びこれを利用した半導体素子の製造方法を説明するための工程断面図である。
符号の説明
BL ビットライン
WL ワードライン
SL ソースライン
A アクティブ領域
CELL セル領域
PERI ペリー領域
110 半導体基板
111 素子分離膜
112 トンネル絶縁膜
113 第1ポリシリコン膜
114 ハードマスク層
115 第1フォトレジストパターン
116、122 エッチング工程
125 全面エッチング工程
118 誘電体膜
119 ゲート絶縁膜
119A 第1ゲート絶縁膜
119B 第2ゲート絶縁膜
120 第2ポリシリコン膜
121 第2フォトレジストパターン
123 ゲート電極
124 第3フォトレジストパターン
117A 第1フローティングゲート
117B 第2フローティングゲート
120A 第1選択ゲート
120B 第2選択ゲート
126 LDDイオン注入領域
127 スペーサ
128A/128B ソース/ドレイン領域
129 シリサイド層
130 第1層間絶縁膜
131 ソースコンタクト
132 第2層間絶縁膜
133 コンタクトプラグ
134A 第1配線層
134B 第2配線層

Claims (39)

  1. 基板と、
    該基板上に形成されたトンネル絶縁膜と、
    該トンネル絶縁膜上に形成されたフローティングゲートと、
    該フローティングゲートの上部と一方の壁を覆うように形成された誘電体膜と、
    該誘電体膜の一方の壁に形成された選択ゲートと、
    該選択ゲートと前記フローティングゲートとの一方に露出された前記基板に形成されたソース/ドレイン領域と
    を含むことを特徴とする不揮発性メモリ素子。
  2. 前記選択ゲートと前記基板との間に形成されて、前記選択ゲートと前記基板とを電気的に分離させるゲート絶縁膜をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の不揮発性メモリ素子。
  3. 前記選択ゲートの上部と前記ソース/ドレイン領域の上部とに形成された金属シリサイド層をさらに含むことを特徴とする請求項1または2に記載の不揮発性メモリ素子。
  4. 前記トンネル絶縁膜と前記ゲート絶縁膜とは、互いに異なる厚さに形成されたことを特徴とする請求項1に記載の不揮発性メモリ素子。
  5. 前記ゲート絶縁膜は、前記トンネル酸化膜より厚く形成されたことを特徴とする請求項4に記載の不揮発性メモリ素子。
  6. 前記選択ゲートの一部に形成されたスペーサをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の不揮発性メモリ素子。
  7. 前記スペーサが形成されない前記選択ゲートの一方部に形成された金属シリサイド層をさらに含むことを特徴とする請求項6に記載の不揮発性メモリ素子。
  8. 前記スペーサは、前記誘電体膜が形成されずに露出された前記フローティングゲートの一方の壁に形成されたことを特徴とする請求項6に記載の不揮発性メモリ素子。
  9. 基板と、
    該基板上に一定の距離が離隔されて形成された第1トンネル絶縁膜及び第2トンネル絶縁膜と、
    該第1トンネル絶縁膜及び第2トンネル絶縁膜上にそれぞれ形成された第1フローティングゲートと、
    該第1フローティングゲートと分離されて、前記第2トンネル絶縁膜上に形成された第2フローティングゲートと、
    前記第1フローティングゲートの上部と一方の壁を覆うように形成された第1誘電体膜と、
    前記第2フローティングゲートの上部と一方の壁を覆うように形成された第2誘電体膜と、
    前記第1誘電体膜の一方の壁を覆うように形成された第1選択ゲートと、
    前記第2誘電体膜の一方の壁を覆うように形成された第2選択ゲートと、
    前記第1フローティングゲートと第2フローティングゲートとの間に露出された前記基板に形成された共通ソース領域と、
    前記第1選択ゲートの一方に露出された前記基板に形成された第1ドレイン領域と、
    前記第2選択ゲートの一方に露出された前記基板に形成された第2ドレイン領域と
    を含むことを特徴とする不揮発性メモリ素子。
  10. 前記第1選択ゲートと前記基板との間に形成されて、前記第1選択ゲートと前記基板とを電気的に分離させる第1ゲート絶縁膜をさらに含むことを特徴とする請求項9に記載の不揮発性メモリ素子。
  11. 前記第2選択ゲートと前記基板との間に形成されて、前記第2選択ゲートと前記基板とを電気的に分離させる第2ゲート絶縁膜をさらに含むことを特徴とする請求項9または10に記載の不揮発性メモリ素子。
  12. 前記第1ゲート絶縁膜及び第2ゲート絶縁膜は、互いに同じ厚さに形成されたことを特徴とする請求項11に記載の不揮発性メモリ素子。
  13. 前記第1選択ゲート及び第2選択ゲートと、前記共通ソース領域と、前記第1ドレイン領域及び第2ドレイン領域上にそれぞれ形成された金属シリサイド層とをさらに含むことを特徴とする請求項9に記載の不揮発性メモリ素子。
  14. 前記第1トンネル絶縁膜及び第2トンネル絶縁膜は、互いに同じ厚さに形成されたことを特徴とする請求項9に記載の不揮発性メモリ素子。
  15. 前記第1選択ゲート及び第2選択ゲートの一部に形成されたスペーサをさらに含むことを特徴とする請求項14に記載の不揮発性メモリ素子。
  16. 前記スペーサが形成されない前記第1選択ゲート及び第2選択ゲートの一方部にそれぞれ形成された金属シリサイド層をさらに含むことを特徴とする請求項15に記載の不揮発性メモリ素子。
  17. 前記スペーサは、前記誘電体膜が形成されずに露出された前記第1フローティングゲート及び第2フローティングゲートの一方の壁を覆うようにそれぞれ形成されたことを特徴とする請求項15に記載の不揮発性メモリ素子。
  18. 第1フローティングゲートと第2フローティングゲートとの間に形成された共通ソース領域を共有する第1セル及び第2セルと、
    該第1セルを選択するために、前記第1セルの第1選択ゲートと接続された第1ワードラインと、
    前記第2セルを選択するために、前記第2セルの第2選択ゲートと接続された第2ワードラインと、
    前記第1ワードラインと第2ワードラインとの間に形成された前記共通ソース領域と接続されたソースラインと、
    前記第1ワードライン、前記第2ワードライン及び前記ソースラインと交差し、前記第1セルの第1ドレイン領域と前記第2セルの第2ドレイン領域とそれぞれ接続されたビットラインと
    を含むことを特徴とする不揮発性メモリ素子。
  19. 前記第1フローティングゲートと前記第1選択ゲートとの間に形成された第1誘電体膜をさらに含むことを特徴とする請求項18に記載の不揮発性メモリ素子。
  20. 前記第1誘電体膜は、前記第1フローティングゲートの上部と一方の壁とに形成されたことを特徴とする請求項19に記載の不揮発性メモリ素子。
  21. 前記第2フローティングゲートと前記第2選択ゲートとの間に形成された第2誘電体膜をさらに含むことを特徴とする請求項18に記載の不揮発性メモリ素子。
  22. 前記第2誘電体膜は、前記第2フローティングゲートの上部と一方の壁とに形成されたことを特徴とする請求項21に記載の不揮発性メモリ素子。
  23. 前記第1選択ゲート及び第2選択ゲート上にそれぞれ形成された金属シリサイド層をさらに含むことを特徴とする請求項18に記載の不揮発性メモリ素子。
  24. 前記第1セル及び第2セルは、互いに対称的に形成されたことを特徴とする請求項18に記載の不揮発性メモリ素子。
  25. 前記第1選択ゲート及び第2選択ゲートと前記基板とを分離させるために、前記第1選択ゲート及び第2選択ゲートと前記基板との間にそれぞれ形成された第1ゲート絶縁膜及び第2ゲート絶縁膜をさらに含むことを特徴とする請求項18に記載の不揮発性メモリ素子。
  26. 基板上にトンネル絶縁膜と第1ポリシリコン膜とを順次形成するステップと、
    前記第1ポリシリコン膜と前記トンネル絶縁膜とをエッチングするステップと、
    エッチングされた前記第1ポリシリコン膜と前記トンネル絶縁膜とを覆うように、誘電体膜を形成するステップと、
    前記誘電体膜の両方に露出される前記基板上にゲート絶縁膜を形成するステップと、
    前記誘電体膜を覆うように、第2ポリシリコン膜を蒸着するステップと、
    前記第2ポリシリコン膜、前記誘電体膜、前記第1ポリシリコン膜及び前記トンネル絶縁膜をエッチングして、互いに一定の距離で2分割された第1フローティングゲート及び第2フローティングゲートを形成するステップと、
    エッチング工程を行って、前記第1フローティングゲート及び第2フローティングゲートの一方の壁とそれぞれ重なり、前記ゲート絶縁膜により前記基板と分離されるように、前記誘電体膜の側壁にそれぞれ第1選択ゲート及び第2選択ゲートを形成するステップと、
    前記第1選択ゲートの一方、前記第2選択ゲートの一方及び前記第1フローティングゲートと第2フローティングゲートとの間に露出された前記基板にソース/ドレイン領域を形成するステップと
    を含むことを特徴とする不揮発性メモリ素子の製造方法。
  27. 前記ソース/ドレイン領域を形成する前に、
    前記第1選択ゲートの一方、前記第2選択ゲートの一方及び前記第1フローティングゲートと第2フローティングゲートとの間に露出された前記基板にLDDイオン注入領域を形成するステップと、
    前記第1選択ゲート及び第2選択ゲートの側壁と、前記第1フローティングゲート及び第2フローティングゲートの一方の壁とにそれぞれスペーサを形成するステップと
    をさらに含むことを特徴とする請求項26に記載の不揮発性メモリ素子の製造方法。
  28. 前記ソース/ドレイン領域を形成した後、
    前記第1選択ゲート及び第2選択ゲートと前記ソース/ドレイン領域上とに金属シリサイド層を形成するステップをさらに含むことを特徴とする請求項26または27に記載の不揮発性メモリ素子の製造方法。
  29. 前記エッチング工程は、エッチバック工程で行うことを特徴とする請求項26に記載の不揮発性メモリ素子の製造方法。
  30. 前記第1ポリシリコン膜を形成した後、
    前記第1ポリシリコン膜上にIPD膜とハードマスク層とを順次形成するステップをさらに含むことを特徴とする請求項26に記載の不揮発性メモリ素子の製造方法。
  31. 前記第1ポリシリコン膜と前記トンネル絶縁膜とをエッチングする前に、
    前記IPD膜と前記ハードマスク層とをエッチングするステップをさらに含むことを特徴とする請求項30に記載の不揮発性メモリ素子の製造方法。
  32. 前記第1ポリシリコン膜と前記トンネル絶縁膜とのエッチング工程の際エッチングされた前記ハードマスク層と前記IPD膜とを、エッチングマスクとして利用することを特徴とする請求項31に記載の不揮発性メモリ素子の製造方法。
  33. セル領域とペリー領域とに画定された基板を提供するステップと、
    前記基板上にトンネル絶縁膜と第1ポリシリコン膜とを順次形成するステップと、
    前記第1ポリシリコン膜と前記トンネル絶縁膜とをエッチングして、前記ペリー領域に形成された前記第1ポリシリコン膜と前記トンネル絶縁膜とを全て除去するステップと、
    エッチングされた前記第1ポリシリコン膜と前記トンネル絶縁膜とを覆うように、誘電体膜を形成するステップと、
    前記誘電体膜の両方に露出される前記基板上にゲート絶縁膜を形成するステップと、
    誘電体膜を覆うように、第2ポリシリコン膜を蒸着するステップと、
    前記ペリー領域に蒸着された前記第2ポリシリコン膜と前記ゲート絶縁膜とをエッチングして、ゲート電極を形成するステップと、
    前記セル領域に蒸着された第2ポリシリコン膜、前記誘電体膜、前記第1ポリシリコン膜及び前記トンネル絶縁膜をエッチングして、互いに一定の距離で2分割される第1フローティングゲート及び第2フローティングゲートを形成するステップと、
    エッチング工程を行って、前記セル領域に前記第1フローティングゲート及び第2フローティングゲートの一方の壁と各々重なり、前記ゲート絶縁膜により前記基板と分離されるように、前記誘電体膜の側壁にそれぞれ第1選択ゲート及び第2選択ゲートを形成するステップと、
    前記第1選択ゲートの一方、前記第2選択ゲートの一方及び前記第1フローティングゲートと第2フローティングゲートとの間に露出された前記基板に第1ソース/ドレイン領域を形成すると共に、前記ゲート電極の両方に露出された前記基板に第2ソース/ドレイン領域を形成するステップと
    を含むことを特徴とする不揮発性メモリ素子の製造方法。
  34. 前記第1ソース/ドレイン領域及び第2ソース/ドレイン領域を形成する前に、
    前記第1選択ゲートの一方、前記第2選択ゲートの一方及び前記第1フローティングゲートと第2フローティングゲートとの間に露出された前記基板に第1LDDイオン注入領域を形成すると共に、前記ゲート電極の両方に露出された前記基板に第2LDDイオン注入領域を形成するステップと、
    前記第1選択ゲート及び第2選択ゲートの側壁と、前記第1フローティングゲート及び第2フローティングゲートの一方の壁と、前記ゲート電極の両方の壁にそれぞれスペーサを形成するステップと、
    をさらに含むことを特徴とする請求項33に記載の不揮発性メモリ素子の製造方法。
  35. 前記第1ソース/ドレイン領域及び第2ソース/ドレイン領域を形成した後、
    前記第1選択ゲート及び第2選択ゲートと、前記ゲート電極と、前記第1ソース/ドレイン領域及び第2ソース/ドレイン領域上にそれぞれ金属シリサイド層を形成するステップをさらに含むことを特徴とする請求項33または34に記載の不揮発性メモリ素子の製造方法。
  36. 前記エッチング工程は、エッチバック工程で行うことを特徴とする請求項33に記載の不揮発性メモリ素子の製造方法。
  37. 前記第1ポリシリコン膜を形成した後、
    前記第1ポリシリコン膜上にIPD膜とハードマスク層とを順次形成するステップをさらに含むことを特徴とする請求項33に記載の不揮発性メモリ素子の製造方法。
  38. 前記第1ポリシリコン膜と前記トンネル絶縁膜とをエッチングする前に、
    前記IPD膜と前記ハードマスク層とをエッチングするステップをさらに含むことを特徴とする請求項37に記載の不揮発性メモリ素子の製造方法。
  39. 前記第1ポリシリコン膜と前記トンネル絶縁膜とのエッチング工程の際エッチングされた前記ハードマスク層と前記IPD膜とを、エッチングマスクとして利用することを特徴とする請求項38に記載の不揮発性メモリ素子の製造方法。
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